JPH08190265A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH08190265A JPH08190265A JP355295A JP355295A JPH08190265A JP H08190265 A JPH08190265 A JP H08190265A JP 355295 A JP355295 A JP 355295A JP 355295 A JP355295 A JP 355295A JP H08190265 A JPH08190265 A JP H08190265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- discharge duct
- photosensitive drum
- toner cloud
- image forming
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トナークラウドに起因する被転写材のトナー汚
れの発生しない、小型で、かつ、低コストの画像形成装
置を提供する。 【構成】現像ロール40と転写ロール50との間に感光
体ドラム10に近接して上方を向いた、感光体ドラム1
0の軸方向に長尺の開口14を有し、下方もしくは斜め
下方に延びるトナークラウド排出ダクト15を備え、ト
ナークラウド排出ダクト15の開口14の感光体ドラム
10の回転方向の幅を、開口14の転写ロール50側の
端部と感光体ドラム10表面との間の距離13よりも大
きくした。
れの発生しない、小型で、かつ、低コストの画像形成装
置を提供する。 【構成】現像ロール40と転写ロール50との間に感光
体ドラム10に近接して上方を向いた、感光体ドラム1
0の軸方向に長尺の開口14を有し、下方もしくは斜め
下方に延びるトナークラウド排出ダクト15を備え、ト
ナークラウド排出ダクト15の開口14の感光体ドラム
10の回転方向の幅を、開口14の転写ロール50側の
端部と感光体ドラム10表面との間の距離13よりも大
きくした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用し
た画像形成装置に関するものである。
た画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した画像形成装置に
おいて、現像器から飛散したトナークラウドによって、
あるいは現像器から飛散して画像形成装置内の他の場所
に堆積したトナーによって、被転写材の表面あるいは裏
面が汚されるトナー汚れが発生することがある。そのた
め、従来から、種々のトナークラウド防止方法が提案さ
れている。例えば、特開平4−223484号公報、特
開昭59−187373号公報、及び特開平5−534
25号公報には、現像器下部にキャッチパンのようなト
ナー回収容器を設けて落下するトナーを回収する方法
や、強制排気装置を用いて現像器下部に開口するダクト
からトナークラウドを吸引し排出する方法等が提案され
ている。
おいて、現像器から飛散したトナークラウドによって、
あるいは現像器から飛散して画像形成装置内の他の場所
に堆積したトナーによって、被転写材の表面あるいは裏
面が汚されるトナー汚れが発生することがある。そのた
め、従来から、種々のトナークラウド防止方法が提案さ
れている。例えば、特開平4−223484号公報、特
開昭59−187373号公報、及び特開平5−534
25号公報には、現像器下部にキャッチパンのようなト
ナー回収容器を設けて落下するトナーを回収する方法
や、強制排気装置を用いて現像器下部に開口するダクト
からトナークラウドを吸引し排出する方法等が提案され
ている。
【0003】しかし、キャッチパンのような方式では、
落下してきたトナーの回収はできるが、トナークラウド
自体を積極的に排出することはできない。また、強制排
気装置による排出方法を採用すると、画像形成装置が大
型化し、コスト高を招く恐れがある。
落下してきたトナーの回収はできるが、トナークラウド
自体を積極的に排出することはできない。また、強制排
気装置による排出方法を採用すると、画像形成装置が大
型化し、コスト高を招く恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑み、強制排気装置を用いずにトナークラウドを排出
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
に鑑み、強制排気装置を用いずにトナークラウドを排出
することのできる画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の画像形成装置は、潜像を担持して回転する感光体
ドラム、感光体ドラムに隣接して配置され、感光体ドラ
ムに最近接した部分が感光体ドラム上の潜像と同一方向
に移動するように回転し潜像を現像して感光体ドラム上
にトナー像を形成する現像ロール、及び感光体ドラム上
のトナー像を所定の被転写材上に転写する転写ロールを
備えた画像形成装置において、現像ロールと転写ロール
との間に感光体ドラムに近接して上方を向いた感光体ド
ラムの軸方向に長尺の開口を有し、下方もしくは斜め下
方に延びるトナークラウド排出ダクトを備え、トナーク
ラウド排出ダクトの開口の感光体ドラムの回転方向の幅
が、その開口の転写ロール側の端部と、感光体ドラム表
面との間の距離よりも大きい寸法に形成されてなること
を特徴とする。
発明の画像形成装置は、潜像を担持して回転する感光体
ドラム、感光体ドラムに隣接して配置され、感光体ドラ
ムに最近接した部分が感光体ドラム上の潜像と同一方向
に移動するように回転し潜像を現像して感光体ドラム上
にトナー像を形成する現像ロール、及び感光体ドラム上
のトナー像を所定の被転写材上に転写する転写ロールを
備えた画像形成装置において、現像ロールと転写ロール
との間に感光体ドラムに近接して上方を向いた感光体ド
ラムの軸方向に長尺の開口を有し、下方もしくは斜め下
方に延びるトナークラウド排出ダクトを備え、トナーク
ラウド排出ダクトの開口の感光体ドラムの回転方向の幅
が、その開口の転写ロール側の端部と、感光体ドラム表
面との間の距離よりも大きい寸法に形成されてなること
を特徴とする。
【0006】ここで、上記のトナークラウド排出ダクト
は、そのトナークラウド排出ダクト内壁の開口近傍に立
設された、そのトナークラウド排出ダクト内に流入する
風の向きを規制する風向板を備えたものであることが好
ましい。また、上記のトナークラウド排出ダクトは、ト
ナークラウド排出ダクト内壁に立設された、トナークラ
ウド排出ダクト内壁との間にトナーを貯留するトナース
トッパ板を備えたものであることも好ましい態様であ
る。
は、そのトナークラウド排出ダクト内壁の開口近傍に立
設された、そのトナークラウド排出ダクト内に流入する
風の向きを規制する風向板を備えたものであることが好
ましい。また、上記のトナークラウド排出ダクトは、ト
ナークラウド排出ダクト内壁に立設された、トナークラ
ウド排出ダクト内壁との間にトナーを貯留するトナース
トッパ板を備えたものであることも好ましい態様であ
る。
【0007】
【作用】本発明の画像形成装置は、現像ロールと転写ロ
ールとの間に配置されたトナークラウド排出ダクトの開
口の感光体ドラムの回転方向の幅が、その開口の転写ロ
ール側の端部と、感光体ドラム表面との間の距離よりも
大きい寸法に形成されているため、感光体ドラム及び現
像ロールの回転に伴って発生する気流は圧力差により殆
ど全て上記開口からトナークラウド排出ダクト内に流入
する。そのため、現像ロール近傍で発生するトナークラ
ウドはこの気流と共に上記トナークラウド排出ダクト内
に流入する。
ールとの間に配置されたトナークラウド排出ダクトの開
口の感光体ドラムの回転方向の幅が、その開口の転写ロ
ール側の端部と、感光体ドラム表面との間の距離よりも
大きい寸法に形成されているため、感光体ドラム及び現
像ロールの回転に伴って発生する気流は圧力差により殆
ど全て上記開口からトナークラウド排出ダクト内に流入
する。そのため、現像ロール近傍で発生するトナークラ
ウドはこの気流と共に上記トナークラウド排出ダクト内
に流入する。
【0008】ここで、上記のトナークラウド排出ダクト
が、トナークラウド排出ダクト内壁の開口近傍に立設さ
れた、トナークラウド排出ダクト内に流入する風の向き
を規制する風向板を備えたものである場合は、トナーク
ラウド排出ダクトの開口付近の感光体ドラムの軸方向の
気流分布をより均一にすることができるので、空気の流
れの悪い部分が形成されるのを避けることができ、より
効果的にトナークラウドを排出することができる。
が、トナークラウド排出ダクト内壁の開口近傍に立設さ
れた、トナークラウド排出ダクト内に流入する風の向き
を規制する風向板を備えたものである場合は、トナーク
ラウド排出ダクトの開口付近の感光体ドラムの軸方向の
気流分布をより均一にすることができるので、空気の流
れの悪い部分が形成されるのを避けることができ、より
効果的にトナークラウドを排出することができる。
【0009】また、上記のトナークラウド排出ダクト
が、トナークラウド排出ダクト内壁に立設された、トナ
ークラウド排出ダクト内壁との間にトナーを貯留するト
ナーストッパ板を備えたものである場合は、このトナー
ストッパ板とトナークラウド排出ダクト内壁との間に、
トナークラウド中のトナーが貯留され、外部に排出され
るトナーを低減することができる。
が、トナークラウド排出ダクト内壁に立設された、トナ
ークラウド排出ダクト内壁との間にトナーを貯留するト
ナーストッパ板を備えたものである場合は、このトナー
ストッパ板とトナークラウド排出ダクト内壁との間に、
トナークラウド中のトナーが貯留され、外部に排出され
るトナーを低減することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施例の断面図であ
る。最近の画像形成装置においては、装置全体を小型化
して、低コスト化を図り、かつ、保全性を向上させるた
めに、感光体ユニットと現像器ユニットとを一体化し、
ユーザ側に画像形成装置を設置した状態で、感光体ユニ
ットや現像器ユニットを簡単に交換できるようにした、
いわゆる、CRU(カストマ・リプレーサブル・ユニッ
ト)方式が広く採用されている。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施例の断面図であ
る。最近の画像形成装置においては、装置全体を小型化
して、低コスト化を図り、かつ、保全性を向上させるた
めに、感光体ユニットと現像器ユニットとを一体化し、
ユーザ側に画像形成装置を設置した状態で、感光体ユニ
ットや現像器ユニットを簡単に交換できるようにした、
いわゆる、CRU(カストマ・リプレーサブル・ユニッ
ト)方式が広く採用されている。
【0011】本実施例は、このCRU方式の画像形成装
置に本発明を適用した一例である。このCRU方式の場
合、CRUを画像形成装置本体から取り外した際に、感
光体が外光によって光疲労を起こすのを防止するため、
感光体ドラムを外光から保護する必要がある。そのた
め、光疲労防止シャッタで感光体ドラムを遮蔽する方式
が採用されることが多い。この方式の場合、光疲労防止
シャッタの機構とトナークラウド排出機構とを如何にコ
ンパクトに組み込むかが重要な問題となる。
置に本発明を適用した一例である。このCRU方式の場
合、CRUを画像形成装置本体から取り外した際に、感
光体が外光によって光疲労を起こすのを防止するため、
感光体ドラムを外光から保護する必要がある。そのた
め、光疲労防止シャッタで感光体ドラムを遮蔽する方式
が採用されることが多い。この方式の場合、光疲労防止
シャッタの機構とトナークラウド排出機構とを如何にコ
ンパクトに組み込むかが重要な問題となる。
【0012】図1に示すように、画像形成装置1には、
潜像を担持して矢印X方向に回転する感光体ドラム1
0、感光体ドラム10に隣接して配置され、感光体ドラ
ム10と接触して一次帯電させる帯電ロール11、感光
体ドラム10に隣接して配置され、感光体ドラム10上
の潜像と同一の矢印Y方向に移動するように回転し潜像
を現像して感光体ドラム上にトナー像を形成する現像ロ
ール40、及び感光体ドラム10上のトナー像を所定の
被転写材上に転写する、矢印Z方向に回転する転写ロー
ル50及び矢印P2方向に送り出された転写後の被転写
材を定着処理する図示しない定着装置が備えられてい
る。
潜像を担持して矢印X方向に回転する感光体ドラム1
0、感光体ドラム10に隣接して配置され、感光体ドラ
ム10と接触して一次帯電させる帯電ロール11、感光
体ドラム10に隣接して配置され、感光体ドラム10上
の潜像と同一の矢印Y方向に移動するように回転し潜像
を現像して感光体ドラム上にトナー像を形成する現像ロ
ール40、及び感光体ドラム10上のトナー像を所定の
被転写材上に転写する、矢印Z方向に回転する転写ロー
ル50及び矢印P2方向に送り出された転写後の被転写
材を定着処理する図示しない定着装置が備えられてい
る。
【0013】感光体ドラム10、帯電ロール11等によ
り感光体ユニット3が構成され、また、現像ロール40
及びその他の部材により現像器ユニット4が構成されて
いる。そしてこの両ユニットが一体となってCRU2が
構成されている。なお、この両ユニットの間に形成され
た間隙Gを通じて図示しない露光装置からのレーザ光3
1が感光体ドラム10に照射されて、感光体ドラム10
上に潜像が形成される。
り感光体ユニット3が構成され、また、現像ロール40
及びその他の部材により現像器ユニット4が構成されて
いる。そしてこの両ユニットが一体となってCRU2が
構成されている。なお、この両ユニットの間に形成され
た間隙Gを通じて図示しない露光装置からのレーザ光3
1が感光体ドラム10に照射されて、感光体ドラム10
上に潜像が形成される。
【0014】現像ロール40と転写ロール50との間
に、感光体ドラム10に近接して上方を向いた、感光体
ドラム10の軸方向に長尺の開口14を有し、全体とし
て斜め下方に延びるトナークラウド排出ダクト15が備
えられている。トナークラウド排出ダクト15は、現像
器ユニット4を覆う現像器ハウジング17と感光体光疲
労防止シャッタ16とから形成されている。感光体光疲
労防止シャッタ16はピボット20に軸支され、更に、
ピボット20は図示しないCRUハウジングに取り付け
られている。感光体光疲労防止シャッタ16は、図1に
示すように、CRU2が画像形成装置1に装着された状
態の時には、現像器ハウジング17と共にトナークラウ
ド排出ダクト15を形成する。そして、CRU2が画像
形成装置1から取り外された際には、感光体光疲労防止
シャッタ16は図示しないCRUハウジングに沿って移
動し、感光体光疲労防止シャッタ16の湾曲した内面1
6Sが感光体ドラム10の露出部分を覆う。このように
感光体光疲労防止シャッタ16が感光体ドラム10の露
出部分を覆うことによって外光による感光体の光疲労が
防止される。
に、感光体ドラム10に近接して上方を向いた、感光体
ドラム10の軸方向に長尺の開口14を有し、全体とし
て斜め下方に延びるトナークラウド排出ダクト15が備
えられている。トナークラウド排出ダクト15は、現像
器ユニット4を覆う現像器ハウジング17と感光体光疲
労防止シャッタ16とから形成されている。感光体光疲
労防止シャッタ16はピボット20に軸支され、更に、
ピボット20は図示しないCRUハウジングに取り付け
られている。感光体光疲労防止シャッタ16は、図1に
示すように、CRU2が画像形成装置1に装着された状
態の時には、現像器ハウジング17と共にトナークラウ
ド排出ダクト15を形成する。そして、CRU2が画像
形成装置1から取り外された際には、感光体光疲労防止
シャッタ16は図示しないCRUハウジングに沿って移
動し、感光体光疲労防止シャッタ16の湾曲した内面1
6Sが感光体ドラム10の露出部分を覆う。このように
感光体光疲労防止シャッタ16が感光体ドラム10の露
出部分を覆うことによって外光による感光体の光疲労が
防止される。
【0015】トナークラウド排出ダクト15の開口14
の感光体ドラム10の回転方向の幅14aは、開口14
の転写ロール50側の端部と、感光体ドラム10表面と
の間の距離13よりも大きい寸法に形成されている。そ
のため、感光体ドラム10及び現像ロール40の回転に
伴って発生する気流の殆ど全ては圧力差により開口14
からトナークラウド排出ダクト15内に流入し、現像ロ
ール40近傍で発生する殆ど全てのトナークラウドが、
この気流と共に排出される。
の感光体ドラム10の回転方向の幅14aは、開口14
の転写ロール50側の端部と、感光体ドラム10表面と
の間の距離13よりも大きい寸法に形成されている。そ
のため、感光体ドラム10及び現像ロール40の回転に
伴って発生する気流の殆ど全ては圧力差により開口14
からトナークラウド排出ダクト15内に流入し、現像ロ
ール40近傍で発生する殆ど全てのトナークラウドが、
この気流と共に排出される。
【0016】また、本実施例では、トナークラウド排出
ダクト15の内壁16Sにトナーストッパ板18を備え
ているため、トナークラウド排出ダクト15の内壁16
Sとトナーストッパ板18との間にトナーを貯留するト
ナーポケット19が形成される。従って、トナークラウ
ド排出ダクト15の内壁16Sに当たって落下するトナ
ーはこのトナーポケットの中に貯留される。
ダクト15の内壁16Sにトナーストッパ板18を備え
ているため、トナークラウド排出ダクト15の内壁16
Sとトナーストッパ板18との間にトナーを貯留するト
ナーポケット19が形成される。従って、トナークラウ
ド排出ダクト15の内壁16Sに当たって落下するトナ
ーはこのトナーポケットの中に貯留される。
【0017】なお、感光体光疲労防止シャッタ16は、
矢印P1方向に導入される被転写材が、感光体ドラム1
0と転写ロール50によって挟まれた転写位置に進入す
るのを案内するための被転写材ガイドを兼ねている。こ
のように、本実施例では、トナークラウド排出ダクトを
構成する部材が、感光体光疲労防止シャッタ及び被転写
材ガイドを兼ねているので、画像形成装置を小型化し、
低コスト化することに有効である。
矢印P1方向に導入される被転写材が、感光体ドラム1
0と転写ロール50によって挟まれた転写位置に進入す
るのを案内するための被転写材ガイドを兼ねている。こ
のように、本実施例では、トナークラウド排出ダクトを
構成する部材が、感光体光疲労防止シャッタ及び被転写
材ガイドを兼ねているので、画像形成装置を小型化し、
低コスト化することに有効である。
【0018】図2(a)は、感光体光疲労防止シャッタ
の平面図、また、図2(b)は、図2(a)に示す矢印
A−A’に沿って切断した断面図である。図2(a),
(b)に示すように、感光体光疲労防止シャッタ16の
トナークラウド排出ダクト側のダクト開口部に相当する
部分近傍には風向板21が備えられている。そのため、
トナークラウド排出ダクト15の開口14付近の感光体
ドラム10の軸方向の気流分布を均一にすることができ
るので、空気が滞留してそこにトナーが堆積されてしま
うのを防ぐことができ、トナークラウドが、より効果的
に排出される。また、感光体光疲労防止シャッタ16の
内壁16Sのピボット20側に近い場所にトナーストッ
パ板18が備えられ、トナーポケット19が形成されて
いる。
の平面図、また、図2(b)は、図2(a)に示す矢印
A−A’に沿って切断した断面図である。図2(a),
(b)に示すように、感光体光疲労防止シャッタ16の
トナークラウド排出ダクト側のダクト開口部に相当する
部分近傍には風向板21が備えられている。そのため、
トナークラウド排出ダクト15の開口14付近の感光体
ドラム10の軸方向の気流分布を均一にすることができ
るので、空気が滞留してそこにトナーが堆積されてしま
うのを防ぐことができ、トナークラウドが、より効果的
に排出される。また、感光体光疲労防止シャッタ16の
内壁16Sのピボット20側に近い場所にトナーストッ
パ板18が備えられ、トナーポケット19が形成されて
いる。
【0019】風向板21の寸法、形状、数及び感光体光
疲労防止シャッタ16への取り付け角度等はダクト開口
部近傍の部材の形状、構造及び動作条件等に合わせて適
切に設定する必要がある。
疲労防止シャッタ16への取り付け角度等はダクト開口
部近傍の部材の形状、構造及び動作条件等に合わせて適
切に設定する必要がある。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、強制排気装置を用いずに、感光体ドラム
及び現像ロールの回転に伴って発生する気流を利用して
トナークラウドを排出することができるので、トナーク
ラウドによる被転写材のトナー汚れの発生しない、小型
で、かつ、低コストの画像形成装置を得ることができ
る。
装置によれば、強制排気装置を用いずに、感光体ドラム
及び現像ロールの回転に伴って発生する気流を利用して
トナークラウドを排出することができるので、トナーク
ラウドによる被転写材のトナー汚れの発生しない、小型
で、かつ、低コストの画像形成装置を得ることができ
る。
【0021】また、トナークラウド排出ダクト内壁に、
風の向きを規制する風向板を備えた場合は、トナークラ
ウド排出ダクトの開口付近の感光体ドラムの軸方向の気
流分布がより均一になり、空気の流れの悪い部分が形成
されるのを避けることができ、被転写材の部分的な汚れ
を発生することなく、トナークラウドを排出することが
できる。
風の向きを規制する風向板を備えた場合は、トナークラ
ウド排出ダクトの開口付近の感光体ドラムの軸方向の気
流分布がより均一になり、空気の流れの悪い部分が形成
されるのを避けることができ、被転写材の部分的な汚れ
を発生することなく、トナークラウドを排出することが
できる。
【0022】また、トナークラウド排出ダクト内壁に、
トナーストッパ板を備えた場合は、トナークラウド中の
トナーをトナークラウド排出ダクト内壁とトナーストッ
パ板との間に貯留することができるので、円滑にトナー
を回収することができ、また、トナーによる機内汚染を
防止することができる。
トナーストッパ板を備えた場合は、トナークラウド中の
トナーをトナークラウド排出ダクト内壁とトナーストッ
パ板との間に貯留することができるので、円滑にトナー
を回収することができ、また、トナーによる機内汚染を
防止することができる。
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の画像形成装置の一実施例における感光
体光疲労防止シャッタの平面図及び断面図である。
体光疲労防止シャッタの平面図及び断面図である。
1 画像形成装置 2 CRU 3 感光体ユニット 4 現像器ユニット 10 感光体ドラム 11 帯電ロール 13 トナークラウド排出ダクトの端部と感光体ドラ
ム表面との間の距離 14 開口 14a 開口の感光体ドラムの回転方向の幅 15 トナークラウド排出ダクト 16 感光体光疲労防止シャッタ 16S トナークラウド排出ダクトの内壁 17 現像器ハウジング 18 トナーストッパ板 19 トナーポケット 20 ピボット 21 風向板 31 レーザ光 40 現像ロール 50 転写ロール
ム表面との間の距離 14 開口 14a 開口の感光体ドラムの回転方向の幅 15 トナークラウド排出ダクト 16 感光体光疲労防止シャッタ 16S トナークラウド排出ダクトの内壁 17 現像器ハウジング 18 トナーストッパ板 19 トナーポケット 20 ピボット 21 風向板 31 レーザ光 40 現像ロール 50 転写ロール
Claims (3)
- 【請求項1】 潜像を担持して回転する感光体ドラム、
該感光体ドラムに隣接して配置され、該感光体ドラムに
最近接した部分が該感光体ドラム上の潜像と同一方向に
移動するように回転し該潜像を現像して該感光体ドラム
上にトナー像を形成する現像ロール、及び該感光体ドラ
ム上のトナー像を所定の被転写材上に転写する転写ロー
ルを備えた画像形成装置において、 前記現像ロールと前記転写ロールとの間に前記感光体ド
ラムに近接して上方を向いた該感光体ドラムの軸方向に
長尺の開口を有し、下方もしくは斜め下方に延びるトナ
ークラウド排出ダクトを備え、 該トナークラウド排出ダクトの前記開口の前記感光体ド
ラムの回転方向の幅が、該開口の前記転写ロール側の端
部と、前記感光体ドラム表面との間の距離よりも大きい
寸法に形成されてなることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナークラウド排出ダクトが、前記
トナークラウド排出ダクト内壁の前記開口近傍に立設さ
れた、該トナークラウド排出ダクト内に流入する風の向
きを規制する風向板を備えたことを特徴とする請求項1
記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記トナークラウド排出ダクトが、該ト
ナークラウド排出ダクト内壁に立設された、該トナーク
ラウド排出ダクト内壁との間にトナーを貯留するトナー
ストッパ板を備えたことを特徴とする請求項1記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP355295A JPH08190265A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP355295A JPH08190265A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190265A true JPH08190265A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11560594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP355295A Withdrawn JPH08190265A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08190265A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011123361A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015079134A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
JP2016035516A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019028347A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
JP2020052101A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
US10761473B2 (en) | 2018-09-26 | 2020-09-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Developing device capable of suppressing the passing of a relatively large amount of developer and image forming apparatus therewith |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP355295A patent/JPH08190265A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011123361A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Ricoh Co Ltd | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JP2015079134A (ja) * | 2013-10-17 | 2015-04-23 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
JP2016035516A (ja) * | 2014-08-04 | 2016-03-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019028347A (ja) * | 2017-08-01 | 2019-02-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置および画像形成装置 |
US10684572B2 (en) | 2017-08-01 | 2020-06-16 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Developing device and image forming apparatus |
JP2020052101A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成ユニットおよび画像形成装置 |
US10761473B2 (en) | 2018-09-26 | 2020-09-01 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Developing device capable of suppressing the passing of a relatively large amount of developer and image forming apparatus therewith |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7068962B2 (en) | Image forming apparatus | |
US5873012A (en) | Image forming apparatus having process cartridge with specific arrangement of electrical contacts | |
JPH08190265A (ja) | 画像形成装置 | |
AU646243B2 (en) | Moisture condensation prevention structure for laser scanning optical system | |
JP4457260B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPS58203458A (ja) | プロセスキット及びプロセスキットを有する画像形成装置 | |
JP2021039208A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006030856A5 (ja) | ||
JPS6275657A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0339756A (ja) | 電子写真感光体のアース方法 | |
JP3364536B2 (ja) | 複写機内の気流制御方法 | |
JP2018146924A (ja) | 現像装置、画像形成装置及び気流制御装置 | |
JPH0682247B2 (ja) | プロセスカートリッジ及び前記プロセスカートリッジを着脱可能な画像形成装置 | |
JPS6343167A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2018146925A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP3344130B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007071954A (ja) | 露光装置および画像形成装置 | |
JPS62265680A (ja) | 電子プリンタ装置 | |
JP3014151B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2744372B2 (ja) | 電子写真式記録装置 | |
JPH0211158B2 (ja) | ||
JPH02272464A (ja) | 感光ドラムカバー | |
CA1256484A (en) | Process unit and an image forming apparatus using the same | |
JPH03266876A (ja) | トナー落下口構造 | |
JPH041557Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |