JP4454984B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4454984B2
JP4454984B2 JP2003282815A JP2003282815A JP4454984B2 JP 4454984 B2 JP4454984 B2 JP 4454984B2 JP 2003282815 A JP2003282815 A JP 2003282815A JP 2003282815 A JP2003282815 A JP 2003282815A JP 4454984 B2 JP4454984 B2 JP 4454984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveying
waste toner
toner
transport
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003282815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005049689A5 (ja
JP2005049689A (ja
Inventor
輝明 津留崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003282815A priority Critical patent/JP4454984B2/ja
Priority to US10/900,338 priority patent/US7127207B2/en
Publication of JP2005049689A publication Critical patent/JP2005049689A/ja
Publication of JP2005049689A5 publication Critical patent/JP2005049689A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454984B2 publication Critical patent/JP4454984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/10Collecting or recycling waste developer
    • G03G21/105Arrangements for conveying toner waste

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

本発明は、例えば、電子写真方式の複写機・記録装置等の画像形成装置に関するものである。
例えば転写式電子写真方式の画像形成装置では、図示しないが、感光体上に記録材や中間転写ベルトに転写されずに排出される廃トナーが感光体クリーニング器内に発生する。
クリーニング器内に溜まる廃トナーの処置方については種々の手段構成が採られている。例えば、
1)画像形成装置がプロセスカートリッジ着脱式で、プロセスカートリッジに現像器とクリーニング器を包含させている場合には、クリーニング器の廃トナー収容容積をプロセスカートリッジが寿命に至るまでの間に生じ得る廃トナー総量に見合う容積に予め設計することでクリーニング器内にそのまま溜め置かれる。
プロセスカートリッジは現像器に付属させている現像トナー収納用ホッパー内に予め充填された所定量のトナーが消費し尽くされた時点で使用寿命に達したものとされ、新しいプロセスカートリッジと交換される。
2)プロセスカートリッジの場合でも、特許文献1には、トナーの消費に伴い逐次に空き空間を生じる現像トナー収納用ホッパー内に廃トナー収納部を配設し、クリーニング器内の廃トナーを現像トナー収納用ホッパー内の廃トナー収納部に送り込む構成にしてクリーニング器の廃トナー収容容積を削減してプロセスカートリッジの全体的な小型化を図ったものが提案されている。
この場合、クリーニング器側から現像トナー収納用ホッパー内の廃トナー収納部への廃トナーの送り込みは、クリーニング器の廃トナー排出口側と現像トナー収納用ホッパー内の廃トナー収納部側とを、図15のように、螺旋部のみで軸の無いフレキシブルスクリュー40を内蔵させた湾曲チューブ41で連絡させてクリーニング器側から現像トナー収納用ホッパー内の廃トナー収納部への上向きの廃トナー搬送路を具備させる。42は湾曲チューブ41のクリーニング器側端部に開口させた廃トナー入口部であり、クリーニング器の廃トナー排出口から送り出される廃トナーが上記の廃トナー入口部42から湾曲チューブ41内に落下投入される。そして、その廃トナーがフレキシブルスクリュー40の回転駆動により湾曲チューブ41内を現像トナー収納用ホッパー内の廃トナー収納部側へ掬い上げ搬送される。
3)特許文献2には、画像形成装置本体に対して着脱交換自在とした感光体、あるいは感光体を含むプロセスカートリッジにおいて、感光体内中空部を廃トナー容器として利用してクリーニング器の廃トナーを感光体内中空部に逐次に送り込む構成にしたものが提案されている。すなわち、クリーニング器の廃トナー排出部と感光体の筒状回転中心軸部とをフレキシブルスクリューを内蔵させた湾曲パイプで連絡させてクリーニング器側から感光体内中空部内への上向きの廃トナー搬送路を具備させる。そして、フレキシブルスクリューを回転駆動させることで廃トナーをクリーニング器側から感光体内中空部内へ送り込む構成としている。
4)トナー補給方式の画像形成装置、即ち、現像器の現像トナー収納用ホッパー内のトナーが逐次に消費されて所定の下限量に減少する度に現像トナー収納用ホッパー内にトナーのみを補給する操作をして装置寿命まで使用し続ける画像形成装置の場合には、画像形成装置内部に交換自在の廃トナー回収容器を配設し、この廃トナー回収容器内にクリーニング器の廃トナー排出口から排出される廃トナーを送り込んで回収する構成にされる。廃トナー回収容器は廃トナーで満杯になったら取り外して空の容器と交換される。
特許文献3や4には、クリーニング器の廃トナー排出口の下方に廃トナー回収容器を配設し、その廃トナー回収容器内にクリーニング器の廃トナー排出口から排出された廃トナーを落下させて貯留させる、あるいは廃トナー排出口とその下方の廃トナー回収容器の口とを廃トナーパイプで連通させ、その廃トナーパイプの内部に針金状の金属を螺旋形状に形成した搬送スクリューを配設してそれを回転駆動させて廃トナー排出口から排出された廃トナーを廃トナー回収容器の口に下方搬送するものが提案されている。
特許文献5〜7には、クリーニング器の廃トナー排出口よりも下位位置に廃トナー回収容器を配設しクリーニング器の廃トナー排出口側と廃トナー回収容器とをハードタイプの搬送スクリューあるいは湾曲しても回転可能なねじりコイルバネ状の搬送スクリューを内蔵させた廃トナー搬送パイプで連絡させてクリーニング器側から廃トナー回収容器への水平方向あるいは下向きの廃トナー搬送路を具備させ、クリーニング器の廃トナー排出口から排出された廃トナーをこの廃トナー搬送路の先端側下方に配設した廃トナー回収容器に送り込むものが提案されている。
5)特許文献8には中間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置において、中間転写ベルト上の転写残トナーをクリーニング器で掻き落し、クリーニング器内の廃トナーをクリーニング器の下方に配設した廃トナー回収容器に廃トナー搬送路としての連通パイプ内を通して落下させて貯留させるものが提案されている。
特開平9−281866号公報 特開平8−54808号公報 特開平10−153897号公報 特開平11−119619号公報 特開平11−174917号公報 特開平11−84971号公報 特開2002−6704号公報 特開2001−331071号公報
電子写真方式等の画像形成装置で使用されるトナーは使用前の状態であれば十分な流動性を持つため、トナーが凝集塊を形成する事はまれである。また、流動性も安定しているため、環境差やトナーのロット差による流動性の差もほとんど無い。しかし、画像形成プロセスを一旦通過した廃トナーは、充填材が分解されたり、紙粉が混じったりする事により使用前のトナーと違う性質を持つ事になる。すなわち、流動性は大きく低下しスクリュー等の搬送手段での搬送性も大きく低下する。凝集塊も形成しやすくなる為、搬送経路内部で塊って搬送手段をロックさせる頻度も極端に高くなる。紙粉が混じったりする事により廃トナーは成分が一定でない為、同じ廃トナーでも流動性が大きく異なり搬送性において非常に取り扱い辛いものとなっている。
特許文献1や2に記載のようなフレキシブルスクリューを用いた廃トナー搬送装置は廃トナー搬送路を曲線化することが出来る。しかし、廃トナー搬送路の屈曲がきつすぎたり、上方搬送でかつ廃トナー搬送路長が比較的長かったり、搬送する廃トナー量が多すぎたりすると、廃トナーの搬送性の悪さのために搬送経路内で廃トナーが凝集塊化して搬送手段であるフレキシブルスクリューの回転をロックさせる頻度が高まる。また、フレキシブルスクリューの外径を大きくして廃トナー搬送量を増やそうとすると、フレキシブルスクリューの柔軟性を失ってしまい搬送路が描く曲線のRが大きくなるという問題点があり、装置を小型化する場合に障害となる。また、フレキシブルスクリューは外壁となるチューブまたはパイプの内壁面と擦りを生じながら回転して廃トナーを搬送するため、フレキシブルスクリューとチューブまたはパイプの内壁面との接触部の磨耗による耐久性の低下が懸念され、装置寿命まで耐久を十分に維持する場合には磨耗に強いチューブまたはパイプを選ぶ必要があり、部品コストも高くなる。
そのため特許文献1や2のプロセスカートリッジもしくは画像形成装置は廃トナー搬送路の適度な曲率、適度な搬送路長、適度な廃トナー搬送量、適度な耐久性等の限られた条件範囲内においてフレキシブルスクリュー構成の採用を実現している。
しかし、廃トナーの搬送性の悪さに拘わらず、廃トナーを長期にわたって廃トナー詰まりを生じさせることなく安定に搬送させること、更には多量の廃トナーを安定に搬送させることが要求される、トナー補給方式の画像形成装置やフルカラー画像形成装置、特にフルカラー機においては現像器を4個設置するため廃トナーの量も大量となり、全ての廃トナーをまとめて廃トナー回収容器に上方搬送する廃トナー搬送装置として上記のようなフレキシブルスクリューを用いた廃トナー搬送装置は適切ではなかった。
そのため、トナー補給方式の画像形成装置やフルカラー画像形成装置の場合には、特許文献4〜9の画像形成装置のように、廃トナー回収容器をクリーニング器の廃トナー排出口部よりも下位に配設して(縦レイアウト)、クリーニング器の廃トナー排出口から排出された廃トナーを廃トナー回収容器内に落下させて貯留させる、あるいはクリーニング器の廃トナー排出口から排出された廃トナーを廃トナー回収容器にハードタイプの搬送スクリューあるいはフレキシブルスクリューを用いた廃トナー搬送装置により搬送するにしても、その廃トナー搬送装置を下向き搬送路、斜め下向き搬送路、あるいは略水平の直線的な搬送路として配設する縦レイアウト構成を採っている。
しかしトナー補給方式フルカラー機において発生する廃トナーを回収する大容量の廃トナー回収容器をクリーニング器の廃トナー排出口部よりも下部に配設して落下回収する縦レイアウト構成を採用すると画像形成装置そのものが大型をしてしまうという問題点があった。
そこで、画像形成装置の小型化を実現するには、廃トナー回収容器は現像器等と上下差無く並べたレイアウトを採用する必要があるが、その為にはクリーニング器の廃トナー排出口部より排出される廃トナーを現像器等と上下差無く並べた廃トナー回収容器の上部開口に対して上方搬送させ、廃トナー量が多量であっても画像形成装置本体寿命までの長期にわたって無清掃で搬送経路内で廃トナーを詰まらせる事なく安定に上方搬送させ続ける事が可能で、且つ小型で安価な廃トナー搬送装置が必要であった。
特にトナー補給方式フルカラー機においては、4個の現像器から排出される廃トナーをまとめて回収容器まで搬送可能で、画像形成装置本体寿命まで搬送手段を無清掃で廃トナーを詰まらせる事なく搬送可能で、且つ駆動源やロック検知機構等を複数個設置する必要なく、小型で低コストな廃トナー搬送手段が必要であった。
本発明はこの要求に応え得る廃トナー搬送手段を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は下記の構成を特徴とする画像形成装置である。
画像形成部と、前記画像形成部から排出された廃トナーを回収部に向けて搬送するための第一搬送路と、前記第一搬送路内に設けられ、前記第一搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第一搬送部材と、前記第一搬送路に設けられた排出口と接続し、前記第一搬送路から搬送されたトナーを搬送するための第二搬送路と、前記第二搬送路内に設けられ、前記第二搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第二搬送部材と、前記第二搬送路に設けられた排出口と接続し、前記第二搬送路から搬送されたトナーを搬送するための第三搬送路と、前記第三搬送路内に設けられ、前記第三搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第三搬送部材と、を有する画像形成装置であって、
前記第一搬送路のトナー搬送方向は、前記第二搬送路のトナー搬送方向よりも重力方向下方を向いており、単位駆動時間当りの前記第二搬送部材の搬送能力の方が、単位駆動時間当りの前記第一搬送部材の搬送能力よりも大きく、前記第二搬送路のトナー搬送方向は、重力方向上向きであり、前記第三搬送路のトナー搬送方向は、前記第二搬送路のトナー搬送方向よりも重力方向下方を向いており、単位駆動時間当りの前記第三搬送部材の搬送能力の方が、単位駆動時間当りの前記第二搬送部材の搬送能力よりも小さくなるように各搬送部材が同一駆動される構成であって、前記各搬送部材を駆動するための駆動電流が所定値以上の場合、画像形成動作を停止させて前記第一搬送部材のみを選択的に逆回転可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
上記の構成により、上方搬送路での搬送性の低下を抑制しながら、駆動源の大型化を抑制することができる。
(1)画像形成装置例
図1と図2は本発明に従う画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセスを用いた、タンデム型のカラーLPB(カラーレーザープリンタ)である。図1は作像機構部(画像形成部)の要部の側面模型図、図2は作像機構部の要部の上面模型図である。
20は画像形成装置本体の外装筐、20a・20b・20c・20d・20eはそれぞれこの外装筐20の前面板・後面板・左側板・右側板・上面板である。
Y・M・C・Bkはそれぞれフルカラー画像のイエロー成分・マゼンタ成分・シアン成分・ブラック成分の各色のトナー画像を形成する第1〜第4の4つの画像形成ユニットであり、画像形成装置本体内において後面板20b側から前面板20a側に向かって順に並べて配列(タンデム配列)してある。この場合、第1〜第4の4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkの上下位置を順次に少しずつ下げて4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkのタンデム配列面を前下がりの傾斜面に設定してある。この第1〜第4の4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkはそれぞれ、矢印の時計方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動されるドラム型の電子写真感光体(以下、感光ドラムと記す)a、帯電ローラb、現像器c、クリーニング器d等からなる。
21はエンドレスの中間転写ベルトであり、第1〜第4の4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkの上側にこの4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkに亘らせて配設してある。この中間転写ベルト21は外装筐前面板20a側の駆動ローラ21aと外装筐後面板20b側のターンローラ21bとの間に懸回張設されていて、駆動ローラ21aが回転駆動されることで矢印の反時計方向に所定の周速度(プロセススピード)で回動駆動される。そして、この中間転写ベルト21の下行側ベルト部分の下面と第1〜第4の4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkの各感光ドラムaの上面とが対向していて、各感光ドラムaの上面に対してそれぞれ中間転写ベルト21の下行側ベルト部分の内側に配設した一次転写ローラeにより中間転写ベルト21の下行側ベルト部分を当接させて各感光ドラムaの上面と中間転写ベルト21の下行側ベルト部分の下面との間に一次転写ニップ部を形成させている。
22は二次転写ローラであり、中間転写ベルト21の駆動ローラ21a側において該駆動ローラ21aとの間に中間転写ベルト21を挟ませて中間転写ベルト面に当接させて該二次転写ローラ22と中間転写ベルト21との間に二次転写ニップ部を形成させている。
23は中間転写ベルト21のクリーニング器(クリーナ)であり、中間転写ベルト21の従動ローラ21b側において該従動ローラ21aとの間に中間転写ベルト21を挟ませて中間転写ベルト面にクリーニング部材を当接させて配設してある。
そして、第1〜第4の4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkにおいて感光ドラムaが回転駆動される。これらの感光ドラムaは不図示のドラムモータ(直流サーボモータ)によって回転駆動されるが、各感光ドラムaにそれぞれ独立した駆動源を設けても良い。尚、ドラムモータの回転駆動は不図示のDSP(デジタルシグナルプロセッサ)によって制御され、その他の制御は不図示のCPUによって行われる。
各画像形成ユニットY・M・C・Bkにおいて各感光ドラムaはその回転過程で帯電ローラbにより所定の極性及び電位に一様に帯電処理され、その帯電処理面に対してレーザースキャナー24により光像露光がなされ、感光ドラムa上に画像情報の静電潜像が形成される。その静電潜像が現像器cによってトナー画像として現像されることで、第1〜第4の4つの各画像形成ユニットY・M・C・Bkの各感光ドラムaの面にそれぞれ電子写真プロセスによりフルカラー画像の色分解成分像である、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー画像が所定のシーケンス制御タイミングにて形成される。
そして第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkの感光ドラムaの面にそれぞれ所定のシーケンス制御タイミングにて形成されるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各トナー画像が回転駆動されている中間転写ベルト21の下行側ベルト部分の下面に対して各画像形成ユニットY・M・C・Bkの一次転写ニップ部にて順次に位置合わせされた状態で重畳転写されることで中間転写ベルト21の面に未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。
一方、画像形成装置本体内の下部に配設した用紙カセット25内の記録材(転写シート)Sが所定のシーケンス制御タイミングにて給紙ローラ26により1枚分離給送され、シートパス27に導入され、このシートパス27中に配設した不図示のレジストローラにて同期が取られて二次転写ニップ部に給送される。この二次転写ニップ部において中間転写ベルト21の面に合成形成されている未定着のフルカラートナー画像が二次転写ローラ22により記録材Sの面に一括転写される。
二次転写ニップ部で未定着フルカラートナー画像の一括転写を受けた記録材Sは中間転写ベルト21の面から分離されて定着器28に導入され、該定着器28にてトナー画像の加熱定着処理を受けてフルカラー画像形成物として排紙口29から外装筐上面板20eを排紙トレーとして排出される。
第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkにおいて、一次転写ニップ部で中間転写ベルト21へトナー画像を転写した後の感光ドラムaの面はそれぞれのクリーニング器dによって転写残トナー等の残存付着物が除去され、繰り返して作像に供される。また二次転写ニップ部で記録材Sへ未定着フルカラートナー画像を一括転写した後の中間転写ベルト21の面はクリーニング器23によって転写残トナー等の残存付着物が除去され、繰り返して作像に供される。
第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkの感光ドラムクリーニング器dは例えばクリーニングブレード式であり、クリーニングブレードで感光ドラムaの面から掻き落された転写残トナーは該クリーニング器内に設けたドリル型のトナー搬送スクリューの回転駆動によりクリーニング器内を外装筐右側板20d側の端部側に搬送されてクリーニング器のこの側の端部に設けた廃トナー排出口部から下向きのトナー排出路fを介して、本発明に従う廃トナー搬送装置1の第1搬送管2a内に落下排出される。
また中間転写ベルトクリーニング器23も例えばクリーニングブレード式であり、クリーニングブレードで中間転写ベルト21の面から掻き落された転写残トナーは該クリーニング器内に設けたドリル型のトナー搬送スクリューの回転駆動によりクリーニング器内を外装筐右側板20d側の端部側に搬送されてクリーニング器のこの側の端部に設けた廃トナー排出口部から下向のトナー排出路fを介して廃トナー搬送装置1の第1搬送管2a内に落下排出される。
上記のように第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkの感光ドラムクリーニング器dおよび中間転写ベルトクリーニング器23から廃トナー搬送装置1の第1搬送管2a内に落下排出された廃トナーはまとめて、該第1搬送管2a内、第2搬送管2b内、第3搬送管2c内を順次に搬送されて、大容量の回収容器(廃トナーボックス)3内に落下投入されて貯留される。廃トナー回収容器3は廃トナーで満杯になったら、開閉扉にした外装筐前面板20aを開いて装置内から取り外して空の容器と交換される。
上記の廃トナー搬送装置1については次の(2)項で詳述する。
本例の画像形成装置において、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkはそれぞれ、感光ドラムa、帯電ローラb、現像器c、クリーニング器d等を包含させたプロセスカートリッジとしてあり、開閉扉とした外装筐左側面板20cを開くことで画像形成装置本体に対して着脱操作できるようになっている。またプロセスカートリッジ化した各画像形成ユニットY・M・C・Bkの各現像器cはトナー使い切り方式にすることもできるし、トナー補給方式にすることもできる。勿論、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkはプロセスカートリッジ化していない画像形成装置構成にすることもできる。
(2)廃トナー搬送装置1
廃トナー搬送装置1は、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bと装置外装筐20の右側面板20dとの間に配設してある。図3はこの廃トナー搬送装置1の全体的な外観斜視模型図である。この廃トナー搬送装置1は、前記したように、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkの感光ドラムクリーニング器dおよび中間転写ベルトクリーニング器23より排出される廃トナー(画像形成部から排出された廃トナー)を受取りまとめて矢印A方向に搬送する第1搬送管2aと、該第1搬送管より廃トナーを受取り、矢印B方向に上方搬送を行なう第2搬送管2bと、該第2搬送管より廃トナーを受取り矢印C方向に水平搬送して回収容器3(回収部)に廃トナーを落下投入する第3搬送管2cにて搬送経路が構成されている。上記において、第1搬送管2aがトナー搬送方向が重力方向下方を向いている第一搬送路である。第2搬送管2bが、トナー搬送方向が重力方向上向きの第二搬送路である。第3搬送管2cが、トナー搬送方向が第二搬送路である第2搬送管2bのトナー搬送方向よりも重力方向下方を向いている第三搬送路である。
第1〜第3の搬送管2a・2b・2cはそれぞれ分割構成されており、一体成形はされておらず、それぞれ基本的には内部に廃トナー搬送手段を収納し、側面に廃トナーの入口開口部と出口開口部を設けたものであり、上下流隣接の上流側搬送管の廃トナー出口開口部と下流側搬送管の廃トナー入口開口部同士を対向させて搬送管相互を連通させ複数の搬送管を組み合わせて接続することで全体で所要の三次元的廃トナー搬送経路を構成するように各搬送管を画像形成装置本体フレームや支持板にビス等により固定して配置している。
上記において、上下流隣接の上流側搬送管の廃トナー出口開口部と下流側搬送管の廃トナー入口開口部同士の対向連通接続は、シール材無しトナー漏れを防止できれば、対向開口部の開口稜線同士を直接接するようにして対向連通接続させることができる。対向開口部間にトナー漏れ防止用の厚さ1mm程度の軟質のシール材を介在させて開口部同士を対向させて(開口部同士を合わせて)対向連通接続した形態にすることもできる。
1)第1搬送管2a
第1搬送管2aは内部に搬送手段を収納したハードな直管部材であり、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・B及び中間転写ベルトクリーニング器23と装置外装筐20の右側面板20dとの間において、中間転写ベルトクリーニング器23および4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkの全体に亘らせて、該画像形成ユニットY・M・C・Bk及び中間転写ベルトクリーニング器23よりも下位に、4つの画像形成ユニットY・M・C・Bkのタンデム配列面の前下がりの傾斜角度に略対応させた前下がりの傾斜角度姿勢にして画像形成装置本体側の支持板や装置フレーム等にビス等により固定支持させて配設してある。
第1搬送管2aの上面には、図3のように、長手に沿って中間転写ベルトクリーニング器23および第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bの各クリーニング器dの廃トナー排出口部より排出される廃トナーを受取るための合計5箇所の廃トナー入口開口部4a・4b・4c・4d・4eを設けてある。
中間転写ベルトクリーニング器23の廃トナー排出口部および第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bの各感光ドラムクリーニング器dの廃トナー排出口部と、それらの各廃トナー排出口部が対応する第1搬送管2a側の上記の廃トナー入口開口部4a・4b・4c・4d・4eとはそれぞれ下向のトナー排出路f(図2)を介して連通させてあり、中間転写ベルトクリーニング器23および第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bの各感光ドラムクリーニング器dの廃トナー排出口部から排出される廃トナーを下向のトナー排出路fと廃トナー入口開口部4a・4b・4c・4d・4eを通して重力により第1搬送管2aの内部に落下案内させている。第1搬送管2a側の廃トナー入口開口部4a・4b・4c・4d・4eにはそれらに接続される下向きのトナー排出路fとの接続部からの廃トナー漏れを防止する為に厚さ1mm程度のモルトプレン(商品名)の様なシール材5が接着されている。
第1搬送管2aの内部には廃トナー搬送手段として、図4・図5のように、軸周囲に螺旋を設けたドリル型の第1搬送スクリュー7a(第一搬送部材)をその両端側軸部を第1搬送管2aの両端部に配設した軸受18間に回転自在に軸支させて収納させてある。この第1搬送スクリュー7aの廃トナー搬送方向下流側の軸部をその側の軸受18より外方に突出させてギヤ7を固着させてあり、このギヤ7に図3・図6のようにモーター9の駆動力が複数のギヤにて構成されている第1駆動ギヤ列8aを介して伝達されることで第1搬送スクリュー7aが回転駆動される。モーター9および第1駆動ギヤ列8aは画像形成装置本体側の支持板や装置フレーム等にビス等により固定支持させて配設してある。
搬送スクリュー7aの外径端部と搬送管2aの内径壁とのクリアランスは、搬送スクリュー7aが搬送管2aの内径壁に接触しない程度に最小限に抑えられている。軸受18の内側にもモルトプレインの様なシール材(不図示)を設けており、軸受部18より廃トナーが漏れる事を防止している。
第1搬送管2aの廃トナー搬送方向下流側の端部の下面には、図4・図5・図9のように、第2搬送管2bへ廃トナーを渡す為の廃トナー出口開口部(角穴)6を設けてある。また、第1搬送管2aの下面のこの廃トナー出口開口部6の周囲面には、該廃トナー出口開口部6と後述する第2搬送管2b側の廃トナー入口開口部10との接続部からの廃トナー漏れ防止の為の厚さ1mm程度のモルトプレンの様なシール材17を接着してある。
また、第1搬送管2a内の廃トナー搬送手段としての第1搬送スクリュー7aの螺旋部16の廃トナー搬送方向下流側は図4・図5・図11のように廃トナー出口開口部6の一部に掛かる位置で途切れさせてある。すなわち、第2搬送管2bに廃トナーを渡す出口開口部6は第1搬送管2aの側面に開けられ、且つ第1搬送スクリュー7aが螺旋部16を有する部分と、螺旋部16が無い部分に掛かる位置に設けられる。ここで螺旋部16が無い部分とは、返しスクリューを設けて搬送方向が変化するものや、スクリューピッチが変更され搬送力が変化するものも含める。
モーター9が正転駆動(通常駆動)されると、その駆動力が第1駆動ギヤ列8aを介して第1搬送管2aのギヤ7に伝達され、第1搬送スクリュー7aが廃トナー搬送方向に回転駆動される。これにより、第1〜第4の各画像形成ユニットY・M・C・Bkの感光ドラムクリーニング器dおよび中間転写ベルトクリーニング器23から第1搬送管2a内に排出された廃トナーがまとめられて第1搬送管2a内を排出搬送されて廃トナー搬送方向下流側端部の下面に設けた下向きの廃トナー出口開口部6から第2搬送管2b側の上向きの廃トナー入口開口部10(図9)を通して第2搬送管2b内に重力落下する。
2)第2搬送管2b
第2搬送管2bも内部に搬送手段として、軸周囲に螺旋を設けたドリル型の搬送スクリューを収納したハードな直管部材である。図7のように、この第2搬送管2bの内部に第2搬送スクリュー7b(第二搬送部材)をその両端側軸部を第2搬送管2bの両端部に配設した軸受18間に回転自在に軸支させて収納させてある。またこの第2搬送スクリュー7bの廃トナー搬送方向上流側と下流側の軸部はそれぞれその側の軸受18より外方に突出させて、廃トナー搬送方向上流側の突出軸部にはワンウェイクラッチ29(図3・図8)を介してギヤ13を配置してあり、廃トナー搬送方向下流側の突出軸部にはギヤ14を固着して配置してある。廃トナー搬送方向上流側のギヤ13にモーター9の正転駆動力が第1駆動ギヤ列8aを介して伝達されることで第2搬送スクリュー7bがワンウェイクラッチ29を介して回転駆動される。またこの第2搬送スクリュー7bと一緒に廃トナー搬送方向下流側のギヤ14も回転する。
搬送スクリュー7bの外径端部と搬送管2bの内径壁とのクリアランスは、搬送スクリュー7bが搬送管2bの内径壁に接触しないで回転する程度に最小限に抑えられている。軸受18の内側にモルトプレインの様なシール材(不図示)を設けており、軸受部18より廃トナーが漏れる事を防止している。
第2搬送管2bの廃トナー搬送方向上流側の端部の上面には、図7〜図9のように、第1搬送管2a側の廃トナー出口開口部6より廃トナーを受取る廃トナー入口開口部(角穴)10を設けてあり、廃トナー搬送方向下流側の端部の下面部には、第3搬送管2cに廃トナーを渡す廃トナー出口開口部(円穴)11を設けてある。廃トナー入口開口部10は本実施例では第1搬送管2a側の廃トナー出口開口部6より大きい開口部としてある。
第1搬送管2a側の廃トナー出口開口部6より廃トナーを受け取る第2搬送管2a側の廃トナー入口開口部10は、第2搬送管2aの側面であって、且つ図7・図8・図12のように第2搬送管2b内の廃トナー搬送手段としての第2搬送スクリュー7bの螺旋部分16が軸に切ってあり廃トナー搬送力がある位置に設けられている。また第2搬送スクリュー7bの螺旋部16の廃トナー搬送方向下流側は図7・8のように廃トナー出口開口部11の一部に掛かる位置で途切れさせてある。
上記の第2搬送管2bは、廃トナー搬送方向上流側の端部を第1搬送管2aの廃トナー搬送方向下流側の端部の下側に位置させて該第2搬送管2b側の上向きの廃トナー入口開口部10と第1搬送管2a側の下向きの廃トナー出口開口部6とをシール材17をはさませて接触させて第1と第2搬送管2a・2bを連通させて接続状態にし、かつ廃トナー搬送方向下流側を外装筐右側面板20dの方向に向かって所定の上向きの姿勢状態にして、画像形成装置本体側の支持板や装置フレーム等にビス等により固定支持させて配設してある。
この第2搬送管2b内の第2搬送スクリュー7bは、モーター9が正転駆動されることで、その駆動力が第1駆動ギヤ列8a、ギヤ13、ワンウェイクラッチ29介して伝達されて廃トナー搬送方向に回転駆動される。この第2搬送スクリュー7bの回転により、上記のように、第1搬送管2aの下向きの廃トナー出口開口部6から第2搬送管2b側の上向きの廃トナー入口開口部10を通して第2搬送管2b内に落下した廃トナーが該第2搬送管2b内を上方搬送されていき、廃トナー搬送方向下流側端部の下面に設けた下向きの廃トナー出口開口部11から、次に説明する第3搬送管2c側の上向きの廃トナー入口開口部12(図19)を通して第3搬送管2c内に落下する。
図10〜図12により第1搬送管2aから第2搬送管2bへの廃トナー受渡し部(両管2a・2bの接続部)の詳細を説明する。
第1搬送管2aの廃トナー出口開口部6、第2搬送管2bの廃トナー入口開口部10は共に角穴となっており、入口、出口それぞれの角穴を対向させて連通接続状態にして第2搬送管2bを固定する。その接続部には粉体漏れ防止の為のモルトプレンの様なシール材17を挟む事はするが、搬送管開口部6・10同士に距離を取る様な接続補助部材は設置しない。この様に開口部同士を対向させて連通接続させる事により、第1搬送管2aの廃トナー出口開口部付近に粉体排出補助部材を設置する必要が無くなる。
上記の様な開口部6・10同士の接続方法と廃トナーの入口開口部6と出口開口部10とスクリュー7b・7aの位置関係は、第1搬送管7aと第2搬送管7bの成す角度や、上方搬送や水平搬送といった搬送方向に関わらず搬送安定性に効果があり、搬送管同士の接続部の詰まりを防止でき、粉体搬送装置全体の省スペース化が実現可能となる。
図11・図12に第1搬送管2aと第2搬送管2bの受渡し部の透視図を示す。本実施例の様に第2搬送管2bにより廃トナーの上方搬送を行なう場合は、図11の矢印Dの様に第1搬送管2aの廃トナー出口開口部6にて搬送スクリュー7aに螺旋部16が無い部分まで搬送されてきた廃トナーは搬送力を失い移動を停止するが、後方から続けて搬送されてくる廃トナーにより第1搬送管2aの廃トナー出口開口部6方向に押し出され、第2搬送管2bの内部へ案内される。図12の矢印Eの様に案内された廃トナーは重力により、第2搬送管2b内部の下端面に落下する。第2搬送管2bの廃トナー入口開口部10の下側稜線よりも下部に第2搬送スクリュー7bの螺旋部16を有するため、落下した廃トナーは再度掬い上げられて第2搬送スクリュー7bにて第2搬送管2b内部を上昇する。
搬送スクリュー7a・7bのピッチやスクリュー外径、軸径といった搬送速度に関する寸法を第1搬送管2aと第2搬送管2bにて同一となっており、搬送管の搬送速度差は、搬送スクリューの回転数にて決定している。第2搬送管2bによる廃トナー搬送速度は第1搬送管2aによる廃トナー搬送速度の2倍として受け渡し部での廃トナー詰まりを防止している。
3)第3搬送管3c
第3搬送管2cも、内部に搬送手段としてのドリル型の搬送スクリューを収納したハードな直管部材である。図13のように、この第3搬送管2cの内部には搬送手段としてドリル型の第3搬送スクリュー7c(第三搬送部材)をその両端側軸部を第3搬送管2cの両端部に配設した軸受18間に回転自在に軸支させて収納させてある。またこの第3搬送スクリュー7cの廃トナー搬送方向上流側の軸部はその側の軸受18より外方に突出させてギヤ30を固着させてあり、このギヤ30と、第2搬送管3bの第2搬送スクリュー7bの廃トナー搬送方向下流側端部に配設したギヤ14とを第2駆動ギヤ列8b(図3・図8・図13・図14)を介して連結させている。第2駆動ギヤ列8bは画像形成装置本体側の支持板や装置フレーム等にビス等により固定支持させて配設してある。
第3搬送管2cの第3搬送スクリュー7cは第2搬送管2bの第2搬送スクリュー7bの回転に連動して回転する。即ち、前記の第2搬送管2b側において第2搬送スクリュー7bの回転に伴い回転するギヤ14の回転駆動力が第2駆動ギヤ列8bを介してギヤ30に伝達されることで第3搬送スクリュー7cが回転駆動される。搬送スクリュー7cの外径端部と搬送管2cの内径壁とのクリアランスは、搬送スクリュー7cが搬送管2cの内径壁に接触しないで回転する程度に最小限に抑えられている。軸受18の内側にモルトプレインの様なシール材(不図示)を設けており、軸受部18より廃トナーが漏れる事を防止している。
第3搬送管2cの廃トナー搬送方向上流側の端部の上面には、図9・図13のように、第2搬送管2b側の廃トナー出口開口部11より廃トナーを受取る上向きの廃トナー入口開口部(円穴)12を、廃トナー搬送方向下流側の端部の下面部に、回収容器3に廃トナーを落下投入する下向きの廃トナー出口開口部13を設けてある。本実施例では廃トナー入口開口部12は第2搬送管2b側の廃トナー出口開口部11より大きい開口部としてある。また、第3搬送管2cの上面のこの廃トナー入口開口部12の周囲面には第2搬送管2bの廃トナー出口部11との接続部からの廃トナー漏れ防止の為のモルトプレンの様なシール材17を接着してある。
また、第3搬送管2cの廃トナー入口開口部12は、第3搬送管2c内の廃トナー搬送手段としての第3搬送スクリュー7cが廃トナー搬送力を有している位置、すなわち図13のように第3搬送スクリュー7cの螺旋部16に対応する位置に設けてある。また第3搬送スクリュー7cの螺旋部16の廃トナー搬送方向下流側は図13のように廃トナー出口開口部13の一部に掛かる位置で途切れさせてある。
上記の第3搬送管2cは、廃トナー搬送方向上流側の端部を前記の第2搬送管2bの廃トナー搬送方向下流側の端部の下側に位置させて該第2搬送管2b側の下向きの廃トナー出口開口部11と第3搬送管2c側の上向きの廃トナー入口開口部12とをその間にシール材17を挟ませて対向させて第2と第3搬送管2b・2cを連通させて接続状態にし、かつ廃トナー搬送方向下流側を外装筐前面板20aの方向に向かって略水平の姿勢状態にして、画像形成装置本体側の支持板や装置フレーム等にビス等により固定支持配設してある。
第2搬送管2b内の第2搬送スクリュー7bの回転により廃トナーが該第2搬送管2b内を上方搬送されていき、廃トナー搬送方向下流側端部の下面に設け下向きの廃トナー出口開口部11から、第3搬送管2c側の上向きの廃トナー入口開口部を通して第3搬送管2c内に落下する。第3搬送管2c内に落下した廃トナーは第3搬送管2c内を第3搬送スクリュー7cにより回収容器3の方向に水平搬送されて第3搬送管2cの廃トナー搬送方向下流側端部の下面に設けた下向きの廃トナー出口開口部13から回収容器3内に落下して収容される。
第2搬送管2bから第3搬送管2cへの廃トナー受渡し部(両管2b・2cの接続部)の構造は、前述した第1搬送管2aから第2搬送管2bへの廃トナー受渡し部(両管2a・2bの接続部)の構造と同様である。すなわち、本実施例においては第2搬送管2bの廃トナー出口開口部11、第3搬送管2cの廃トナー入口開口部12は共に円穴となっており、入口、出口それぞれの円穴の稜線同士を接する様に合わせて固定接続する。その接続部には粉体漏れ防止の為のモルトプレンの様なシール材17を挟む事はするが、搬送管開口部11・12同士に距離を取る様な接続補助部材は設置しない。この様に開口部の稜線同士を合わせる事により、第2搬送管2bの廃トナー出口開口部付近に粉体排出補助部材を設置する必要が無くなる。
開口部11・12同士の接続方法と廃トナーの入口開口部12と出口開口部11とスクリュー7c・7bの位置関係も前述した第1搬送管2aから第2搬送管2bの場合と同様であり、第2搬送管7bと第3搬送管7cの成す角度や、上方搬送や水平搬送といった搬送方向に関わらず搬送安定性に効果があり、搬送管同士の接続部の詰まりを防止でき、粉体搬送装置全体の省スペース化が実現可能となる。第2搬送管2bにより上方搬送された廃トナは出口開口部11にて第2搬送スクリュー7bに螺旋部16が無い部分まで搬送されて搬送力を失い移動を停止するが、後方から続けて搬送されてくる廃トナーにより第2搬送管2bの廃トナー出口開口部11方向に押し出され、第3搬送管2cの内部へ案内されて重力により、第3搬送管2c内部の下端面に落下する。第3搬送管2cの廃トナー入口開口部12の下側稜線よりも下部に第3搬送スクリュー7cの螺旋部16を有するため、落下した廃トナーは廃トナー出口開口部13方向に搬送され、廃トナー出口開口部13から回収容器3内に落下して収容される。
4)回収容器3
回収容器3は、例えばプラスチック成形容器であり、開閉扉にした外装筐前面板20aを開いて画像形成装置内の所定の装着位置に着脱交換自在である。3aは回収容器3の上部に設けられたトナー搬送路受け部(容器入口フード部)である。この回収容器3の画像形成装置内への装着は、外装筐前面板20aを開き、回収容器3のトナー搬送路受け部3a内に第3搬送管2cの廃トナー搬送方向下流側端部を第3搬送管2cの途中位置に設けた鍔座部(フランジ部)31にトナー搬送路受け部3aが受け止められるまで所定に入り込ませた状態にして容器セット部(不図示)に載置保持させ、外装筐前面板20aを閉じ込むことでなされる。取り外しは上記の装着とは逆の手順でなされる。
5)駆動系
本実施例の廃トナー搬送装置1においては、該装置を構成させている上記第1〜第3の3本の搬送管2a・2b・2cについて、それぞれに収納させている廃トナー搬送手段としての第1〜第3搬送スクリュー7a・7b・7cの全てを同一駆動源としての一個のモーター9により駆動する駆動系構成にしてある。
図3において、100は制御回路、101はモーター9の電源回路ある。制御回路100は、第1〜第3搬送スクリュー7a・7b・7cの全てを廃トナー排出搬送方向に正転駆動する連動制御モード(通常駆動時)と、第1搬送スクリュー7aだけを廃トナー戻し搬送方向に逆転駆動する非連動制御モードの2種類の動作制御モードを有する。
すなわち、制御回路100は通常時は連動制御モード状態に保持されており、画像形成装置の作像動作時においてモーター9を正転駆動するように電源回路101を制御する。モーター9の正転駆動力が第1駆動ギヤ列8a・ギヤ7を介して第1搬送管2aの第1搬送スクリュー7aに伝達されて該第1搬送スクリュー7aが廃トナー排出搬送方向に正転駆動される。また、モーター9の正転駆動力が第1駆動ギヤ列8a・ギヤ13を介して第2搬送管2bの第2搬送スクリュー7bに伝達されて該第2搬送スクリュー7bが廃トナー排出搬送方向に正転駆動される。更にこの第2搬送スクリュー7bの正転駆動力がギヤ14・第2駆動ギヤ列8b・ギヤ30を介して第3搬送管2cの第3搬送スクリュー7cに伝達されて該第3搬送スクリュー7cが廃トナー排出搬送方向に正転駆動される。すなわち、廃トナー搬送装置1を構成させている第1〜第3の3本の搬送管2a・2b・2cについて、それぞれに収納させている廃トナー搬送手段としての第1〜第3搬送スクリュー7a・7b・7cの全てが同一駆動源としての一個のモーター9により駆動される。
非連動制御モードは、第1搬送管2aと第2搬送管2bとの接続部で廃トナー詰まりを生じたときにその廃トナー詰まりを除去する制御モードである。

第1搬送管2aと第2搬送管2bとの接続部での廃トナー詰まりは次のようにして検知される。
すなわち、本実施例で使用するモーター9はDCモーターであり、DCモーターは駆動負荷に応じて電流値が変動する特徴がある。モーター9は通常駆動時には設計されたある電流値で駆動している。そこで本実施例では、図3のように、モーター9に対する通電路にモーター9に流れる電流値を読み取る電流計103を介入させてあり、この電流計103で検知される電流値が一定以上になったとき制御回路100を介して電源回路101をオフにしてモーター9を停止させる停止装置104を設置している。電流計103と停止装置104組合せて搬送スクリューのロック検知機構102とする。
第1〜第3の搬送管2a・2b・2c内部の何れかの場所で廃トナーが詰まり、第1〜第3の搬送スクリュー7a・7b・7cの回転負荷が大きくなると、その負荷に応じて電流計103で検知される電流値が大きくなる。スクリューロックをする程の過負荷時の電流値を予め停止装置104にしきい値として記憶させておき、電流計103がしきい値を越えた値を検出した場合モーター9を停止させる。
ここで、廃トナー搬送装置1の第1搬送管2aから回収容器3に至る廃トナー搬送経路において廃トナー詰まりはほとんどの場合第1搬送管2aと第2搬送管2bとの接続部で発生しており、従って搬送スクリューのロック検知機構102の作動でモーター9が停止したときは第1搬送管2aと第2搬送管2bとの接続部で廃トナー詰まりが生じたとみなしても実際上問題はない。
制御回路100は、ロック検知機構102作動でモーター9の停止がなされると、これと同時的に画像形成装置のプリント動作を緊急停止させ、操作部等の表示部106に廃トナー詰まりが生じた旨のエラー表示を行なう。操作者はそのエラー表示に基づいて、モードの選択キー105により非連動制御モードを選択する。これにより、制御回路100はモーター9を逆転駆動するように電源回路101を制御する。モーター9の逆転駆動力が第1駆動ギヤ列8aとギヤ7を介して第1搬送管2aの第1搬送スクリュー7aに伝達されて該第1搬送スクリュー7aが廃トナー戻し搬送方向に逆転駆動される。この場合、モーター9の逆転駆動力が第1駆動ギヤ列8aを介して第2搬送管2b側のギヤ13にも伝達されて該ギヤ13が逆転駆動されるけれどもこのギヤ13と第2搬送スクリュー7bの軸との間に介在させているワンウェイクラッチ29がギヤ13の逆転方向の駆動力を第2搬送スクリュー7bの軸には伝達しない構造となっていることで第2搬送スクリュー7bは逆回転駆動されず回転停止状態に保持される。また第2搬送スクリュー7bの回転駆動に連動して回転駆動される第3搬送管2cの第3搬送スクリュー7cも回転停止状態に保持される。従って非連動制御モード時は第1搬送管2aの第1搬送スクリュー7aのみが廃トナー戻し搬送方向に逆転駆動され、これにより、第1搬送管2aと第2搬送管2bとの接続部で詰まりを生じている廃トナーが第1搬送管2a内を逆搬送されて廃トナー詰まりが除去される。制御回路100は廃トナー詰まりを除去するに十分な所定のタイマ時間だけモーター9を逆転駆動した後はエラー表示を消し、非連動制御モードを連動制御モードに自動切換えし、画像形成装置の緊急停止状態を解除し、プリント再開可能を表示部106に表示して操作者にプリント再開を促す。
尚、廃トナー詰まり除去方法としては、モーター9を利用せずに搬送スクリューの軸部に溝を切りマイナスドライバーやコインを利用して搬送スクリュー回す方法もある。図示していないがこの場合には、第1搬送スクリュー7aとギヤ7の間にワンウェイクラッチを入れる。マイナスドライバーやコインにて第1搬送スクリュー7bの軸を廃トナー搬送方向と逆方向に回転させる事により、第1搬送スクリュー7aのみが逆回転する非連動制御モードを持つ構成として第1搬送管2aと第2搬送管2bの接続部の廃トナー詰まりを除去する事が可能となる。
非連動制御モードとして、第1搬送スクリュー7aを回転させずに第2搬送スクリュー7bのみを搬送方向に回転させる構成もある。第2搬送スクリュー7bのみが回転する事により、接続部の廃トナーを搬送する事が出来、詰まりを除去する事ができる。本方法ではモーター9を逆回転させる必要は無いが、クラッチ等の駆動切換え手段を設置することになる。
本実施例では、同一モーター9にて全ての搬送スクリュー7a・7b・7cを駆動するため、上記の様なロック検知機構102が1個で済み、装置の小型化、低コスト化が可能となる。
尚、本実施例ではDCモ−ターの電流値を読取り負荷変動を検知してロック検知したが、モーターとエンコーダの組合せにより、モーター回転数変動を読取る手段を設けて、回転数が低下すると過負荷になっているとして、ロック検知をする機構とする事も可能である。
DCモーターでなく、ステッピングモーター等のACモーターを使用する場合には、過負荷になるとモーターが脱調する事を利用してロック検知とする事が出来る。しかし、ステッピングモーターでは脱調限界を超えると直ぐに脱調して駆動がロックしてしまう為、実際に起こり得る負荷変動やバラツキに対応するのが難しく、モーター脱調限界トルクが低いモーターを選ぶと、外乱などにより負荷が少し重くなっただけでロックしてしまう。また、モーター脱調限界トルクが高いモーターを選ぶと過負荷になってもロックせずに、結果的にギヤが破損してしまう等の問題が発生ある。
また、本実施例では、上記第1〜第3の搬送管2a・2b・2cによって構成された廃トナー搬送経路に於いて廃トナー詰まりを防止する為に、第2搬送管2b(第二搬送路)における第2搬送スクリュー7b(第二搬送部材)の廃トナー搬送量(単位駆動時間当たりの搬送能力)は第1搬送管2a(第一搬送路)における第1搬送スクリュー7a(第一搬送部材)の廃トナー搬送量の2倍の設定をしており、第3搬送管2c(第三搬送路)における第3搬送スクリュー7c(第三搬送部材)の廃トナー搬送量は第1搬送管2aにおける第1搬送スクリュー7aの廃トナー搬送量とほぼ同じとする設定をしている。即ち、単位駆動時間当りの第三搬送部材7cの搬送能力の方が、単位駆動時間当りの第二搬送部材7bの搬送能力よりも小さい。また、単位駆動時間当りの第二搬送部材7bの搬送能力の方が、単位駆動時間当りの第一搬送部材7aの搬送能力よりも大きい。
尚、本実施例では第1搬送スクリュー7aと第2搬送スクリュー7bの軸径、スクリュー外径、スクリューピッチは同じものである略同一形状のものを使用しており、スクリュー一回転当たりの搬送量は第1搬送スクリュー7aと第2搬送スクリュー7bは同等である。第1搬送スクリュー7aと第2搬送スクリュー7bの単位時間当たりの搬送量比の設定はスクリューの回転数比のみで行っている。回転数比は第1駆動ギヤ列8aのギヤ比のみで設計でき、設計が容易である事とスクリューの種類を減らすことが可能となる。
また、同一モーター9により駆動されているため、モーター9の回転数の変動影響は第1搬送スクリュー7aと第2搬送スクリュー7b共に同等に与えられる。モーター9の回転数が低下した場合には第1搬送スクリュー7a、第2搬送スクリュー7bの廃トナー搬送量が同等に低下するため、第1駆動ギヤ列8aの減速比にて設定された搬送量比が崩れにくくなっている。モーターを複数個持ち各搬送スクリューが独立駆動されていると、何れか一つのモーター回転数が変動した場合には、他のモーターとの回転数比が変化して第1搬送スクリュー7aと第2搬送スクリュー7bの廃トナー搬送量比が崩れスクリューロックを引き起こし易くなる問題点がある。
6)その他
a:搬送管内に収納させる搬送手段としては、実施例の装置のように軸両端を軸支させた両軸支持スクリューでなく、駆動を受ける側のみを支持する片持ちスクリューや、螺旋部のみで軸のないフレキシブルスクリューでも構成は可能だが、その場合は駆動源であるモーターが複数となるといった問題もある。搬送量の安定性や駆動負荷変動が少ない事を考慮すると両軸支持スクリューが最も効果的である。
b:粉体搬送装置を構成させる搬送管の本数は、実施例の第1〜第3の3本に限られず、2本以上の任意の本数を用いて粉体搬送装置を構成させることができる。また枝分かれさせた形態の粉体搬送路を持つ粉体搬送装置を構成させることも出来る。
c:本発明の粉体搬送装置は、実施例の画像形成装置における廃トナー搬送装置としてばかりでなく、塩、小麦、米等の他の粉粒体を支障無くスムーズに搬送させることができる装置として有効である。
実施例の画像形成装置の作像機構部の要部の側面模型図である。 作像機構部の要部の上面模型図である。 廃トナー搬送装置の全体的な外観斜視模型図である。 第1搬送管の廃トナー搬送方向下流側端部部分の一部切欠き斜視図である。 第1搬送管の廃トナー搬送方向下流側端部部分の下面側を見せた図である。 第1駆動ギヤ列部分の斜視図である。 第2搬送管の構成説明図(その1)である。 第2搬送管の構成説明図(その2)である。 第1〜第3の搬送管の接続部の廃トナー出口用の開口部と廃トナー入口用の開口部との対応説明図である。 第1搬送管と第2搬送管の接続部を第2搬送管の下面側から見た斜視図である。 第1搬送管と第2搬送管の接続部を第1搬送管の上面側から見た一部切欠き斜視図である。 第1搬送管と第2搬送管の接続部を第2搬送管の下面側から見た一部切欠き斜視図である。 第3搬送管の構成説明図である。 第3搬送管と廃トナー収容容器部分の斜視図である。 従来例として、フレキシブルスクリューを用いた廃トナー搬送装置の説明図である。
符号の説明
1.粉体搬送装置 2a.第1搬送管 2b.第2搬送管 2c.第3搬送管 3.回収容器 7a.第1搬送スクリュー 7b.第2搬送スクリュー 7c.第3搬送スクリュー 8a.第1駆動ギヤ列 8b.第2駆動ギヤ列 9.モーター 17.シール材 18.軸受 29.ワンウェイクラッチ 100.制御回路 101.電源回路 102.ロック検知機構 103.電流計 104.停止装置

Claims (1)

  1. 画像形成部と、前記画像形成部から排出された廃トナーを回収部に向けて搬送するための第一搬送路と、前記第一搬送路内に設けられ、前記第一搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第一搬送部材と、前記第一搬送路に設けられた排出口と接続し、前記第一搬送路から搬送されたトナーを搬送するための第二搬送路と、前記第二搬送路内に設けられ、前記第二搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第二搬送部材と、前記第二搬送路に設けられた排出口と接続し、前記第二搬送路から搬送されたトナーを搬送するための第三搬送路と、前記第三搬送路内に設けられ、前記第三搬送路内のトナーを前記回収部に向けて搬送する第三搬送部材と、を有する画像形成装置であって、
    前記第一搬送路のトナー搬送方向は、前記第二搬送路のトナー搬送方向よりも重力方向下方を向いており、単位駆動時間当りの前記第二搬送部材の搬送能力の方が、単位駆動時間当りの前記第一搬送部材の搬送能力よりも大きく、前記第二搬送路のトナー搬送方向は、重力方向上向きであり、前記第三搬送路のトナー搬送方向は、前記第二搬送路のトナー搬送方向よりも重力方向下方を向いており、単位駆動時間当りの前記第三搬送部材の搬送能力の方が、単位駆動時間当りの前記第二搬送部材の搬送能力よりも小さくなるように各搬送部材が同一駆動される構成であって、前記各搬送部材を駆動するための駆動電流が所定値以上の場合、画像形成動作を停止させて前記第一搬送部材のみを選択的に逆回転可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
JP2003282815A 2003-07-30 2003-07-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4454984B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003282815A JP4454984B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 画像形成装置
US10/900,338 US7127207B2 (en) 2003-07-30 2004-07-28 Image forming apparatus featuring upward and downward toner carrying paths

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003282815A JP4454984B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005049689A JP2005049689A (ja) 2005-02-24
JP2005049689A5 JP2005049689A5 (ja) 2006-09-14
JP4454984B2 true JP4454984B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=34267906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003282815A Expired - Fee Related JP4454984B2 (ja) 2003-07-30 2003-07-30 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7127207B2 (ja)
JP (1) JP4454984B2 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100607998B1 (ko) * 2004-07-30 2006-08-02 삼성전자주식회사 폐토너재활용수단을 구비하는 화상형성장치 및폐토너재활용방법
JP4663296B2 (ja) * 2004-11-12 2011-04-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4684624B2 (ja) * 2004-11-12 2011-05-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4725308B2 (ja) * 2005-11-30 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2008040223A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 廃トナー搬送機構
JP4298733B2 (ja) * 2006-09-25 2009-07-22 シャープ株式会社 現像剤回収装置およびそれを備える画像形成装置
JP4380706B2 (ja) 2007-01-04 2009-12-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
US7894760B2 (en) * 2007-09-10 2011-02-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Disposed toner collecting device of image forming apparatus
JP5247236B2 (ja) * 2008-05-19 2013-07-24 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20100290824A1 (en) * 2008-07-25 2010-11-18 Keisuke Tanaka Image forming apparatus
JP4858519B2 (ja) * 2008-09-26 2012-01-18 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置および粉体搬送装置
JP5239695B2 (ja) * 2008-09-29 2013-07-17 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4941489B2 (ja) * 2009-03-19 2012-05-30 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5455058B2 (ja) * 2010-03-17 2014-03-26 株式会社リコー 画像形成装置
JP5821369B2 (ja) * 2011-07-29 2015-11-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5919916B2 (ja) * 2012-03-16 2016-05-18 富士ゼロックス株式会社 駆動伝達構造、現像剤搬送装置及び画像形成装置
JP5915423B2 (ja) * 2012-07-09 2016-05-11 富士ゼロックス株式会社 トナー状態予測装置及びプログラム
JP6217297B2 (ja) * 2013-10-11 2017-10-25 富士ゼロックス株式会社 トナー強制排出制御装置及びトナー強制排出制御プログラム
JP6102693B2 (ja) 2013-11-26 2017-03-29 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6201685B2 (ja) 2013-11-26 2017-09-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6119576B2 (ja) 2013-11-26 2017-04-26 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
US9134687B1 (en) * 2014-03-18 2015-09-15 Lexmark International, Inc. Waste toner bottle for uniform distribution of residual toner from an image forming device
JP6311518B2 (ja) 2014-07-31 2018-04-18 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6464642B2 (ja) * 2014-09-30 2019-02-06 ブラザー工業株式会社 クリーニングユニットおよび画像形成装置
JP6464641B2 (ja) * 2014-09-30 2019-02-06 ブラザー工業株式会社 クリーニングユニットおよび画像形成装置
JP6724494B2 (ja) 2016-03-31 2020-07-15 ブラザー工業株式会社 ドラムユニット
JP7268378B2 (ja) * 2019-02-07 2023-05-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP7327095B2 (ja) * 2019-09-03 2023-08-16 株式会社リコー 廃トナー回収容器及び画像形成装置
JP7413853B2 (ja) * 2020-03-12 2024-01-16 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 粉体回収装置および画像形成装置
JP7494513B2 (ja) * 2020-03-26 2024-06-04 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 粉体搬送装置および粉体使用装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4894688A (en) * 1987-03-03 1990-01-16 Mita Industrial Co., Ltd. Device for circulating developer
US5036369A (en) * 1988-06-30 1991-07-30 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP2856785B2 (ja) * 1989-10-27 1999-02-10 株式会社東芝 現像剤搬送装置
JP2827137B2 (ja) * 1989-12-05 1998-11-18 株式会社リコー クリーナ・トナー・マガジン及び電子写真式記録装置
JPH04116869A (ja) 1990-09-06 1992-04-17 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体素子およびその製造方法
JPH0854808A (ja) 1991-04-15 1996-02-27 Canon Inc 画像形成装置の廃トナー回収装置
KR0153385B1 (ko) * 1995-07-29 1998-12-15 김광호 전자사진 프로세서의 화상 형성 장치
JP3301306B2 (ja) * 1996-04-15 2002-07-15 カシオ電子工業株式会社 トナー回収装置及びこれを備えたプロセスユニット
JP3750483B2 (ja) * 2000-04-17 2006-03-01 富士ゼロックス株式会社 トナー補給装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050058475A1 (en) 2005-03-17
JP2005049689A (ja) 2005-02-24
US7127207B2 (en) 2006-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4454984B2 (ja) 画像形成装置
US5960246A (en) Image forming apparatus with powder pump
US6937838B2 (en) Waste toner collecting device, and image forming apparatus including the waste toner collecting device
JP3985753B2 (ja) 画像形成装置
JP4859139B2 (ja) 画像形成装置
US5815784A (en) Cleaning device for an image forming apparatus and a toner collecting device therefor
JP2008083630A (ja) 廃トナー回収装置
JP4617094B2 (ja) 画像形成装置
JP5873518B2 (ja) トナー供給装置及び画像形成装置
CN107229209B (zh) 废调色剂回收装置和具有该废调色剂回收装置的图像形成装置
JP3931961B2 (ja) 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、現像装置
JP2006201474A (ja) 現像装置およびそれを用いた画像形成装置
JP5300002B2 (ja) トナー搬送機構及び該トナー搬送機構を備える現像装置、並びに画像形成装置
JP2005062649A (ja) 画像形成装置
JP2005091715A (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
JP6037205B2 (ja) 粉体補給装置及び画像形成装置
JP2002214893A (ja) トナー補給装置・現像装置・画像形成装置
JP2008309995A (ja) トナー補給装置および画像形成装置
JPH1097130A (ja) 画像形成装置
JP3935760B2 (ja) 画像形成装置
JP7501087B2 (ja) 廃トナー収容容器、画像形成装置
JP4914516B2 (ja) 画像形成装置
JP7344465B2 (ja) 現像剤補給装置、及び、画像形成装置
JP3869119B2 (ja) 画像形成装置
JP3593252B2 (ja) 画像形成装置におけるトナー回収装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060727

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060727

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees