JP7327095B2 - 廃トナー回収容器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、廃トナー回収容器及び画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンタ、ファクシミリなどの電子写真式の画像形成装置は、印刷動作時に感光体の表面に電荷を与えて帯電させ、帯電した感光体表面を露光して静電潜像を形成する。そして、その静電潜像にトナーを付着させて転写材に転写し、その転写材に熱と圧力を加えてトナーを定着するという手順で印刷を行う。
転写材にトナーを転写した後の感光体表面には、未転写トナー(感光体上に付着したものの転写されなかったトナー)などが残留しているため、その表面をクリーニング装置などによって清掃する必要がある。このようなクリーニング装置により、未転写トナー(現像部で付着させたトナー量の約5%~20%にあたる)を回収している。
また、クリーニング装置で除去された廃トナーを回収する廃トナー回収容器も既に知られている。この廃トナー回収容器は、クリーニング装置から離れた下方向位置に回収用容器を備え、その容器はクリーニング装置と廃トナー回収経路で連結され、回収経路内に設けられた搬送部材によってクリーニング装置から排出された廃トナーを回収用容器に収容する。
画像形成装置が複数色で印刷可能な構成の場合、複数箇所から排出された廃トナーが廃トナー回収経路に搬入される。例えば、色数に合わせた複数のPCU(感光体ユニット)、及び各色を重ねて用紙に転写する転写ユニットが、それぞれ廃トナーを排出する。
ところで、廃トナー回収容器は、画像形成装置の仕様に合わせて容量が設定される。近年、装置本体の小型化に伴うレイアウト上の制約から、廃トナー回収容器にあまり大きな容量を確保できなくなっている。しかしその一方、長寿命化から交換頻度を減らしたいという要求もある。
そのため、廃トナー回収容器を単純な直方体ではなく、装置本体内の空きスペースに合わせた凸部分(突出部分)を部分的に設け、廃トナーの収納容量を増加させるといった工夫が行われている。
しかし、凸部分を設けることで、廃トナー回収容器の形状が複雑化すると、別の問題が生じる。例えば、廃トナーを搬送する搬送部材の長さが廃トナー回収容器全長より短くなる場合、搬送部材で搬送可能な範囲では、トナーを十分に搬送・収容できるが、追加した凸部分といった搬送可能な範囲外には、トナーを十分に搬送できない。したがって、廃トナー回収容器の全域に廃トナーを収容できず、空きスペースが残った状態で満杯であると検知(満杯検知)し易くなる。
特に、用紙と直接接触する中間転写ユニットの廃トナーは、紙粉が混入しやすく、流動性が悪くなりやすい。そのため、廃トナー回収容器内で廃トナーの偏りが生じ、空きスペースが一層残った状態で満杯検知し易くなるという問題があった。
これに対し、特許文献1には、廃トナー回収容器全体に廃トナーを充填させる目的で、廃トナー回収容器内に設けられた廃トナー搬送部材の搬送方向切り替え位置を、トナー量検知手段から見て廃トナー回収口よりも近傍に配置する構成が開示されている。
この特許文献1の廃トナー回収容器は、廃トナー充填率を増加させることができる。しかし、中間転写ユニットの廃トナーのように流動性が悪いトナーが入力された場合は、トナーの偏りが生じ、空きスペースが残った状態で満杯検知するおそれがある。
そこで本発明は、異なる流動性を有する2種の廃トナーを回収可能で、廃トナー充填率を比較的高くできる廃トナー回収容器の提供を目的とする。
上記課題は、第1排出口から排出される第1廃トナーと、前記第1排出口に対し水平方向に離間した第2排出口から排出される、前記第1廃トナーよりも流動性の低い第2廃トナーとを回収する廃トナー回収容器であって、前記廃トナー回収容器は、前記第1、第2廃トナーを受容し、共通の廃トナー回収口を通して、前記廃トナー回収容器内に搬送する廃トナー搬送部と、前記廃トナー回収容器の内部の前記第1、第2廃トナーを搬送する廃トナー搬送手段と、前記廃トナー回収容器の内部の廃トナー量を検知するトナー量検知手段と、を備え、前記廃トナー回収口は、廃トナー搬送部の下側に設けられ、前記第1排出口と前記第2排出口の間に位置すること、前記廃トナー搬送手段は、前記廃トナー回収口の下方に、前記廃トナーの搬送方向を切り替える搬送方向切り替え位置を有し、前記搬送方向切り替え位置から、前記第1排出口側に位置する前記廃トナー回収容器の第1端部に向けて前記第1廃トナーを搬送するとともに、前記第2排出口側に位置する前記廃トナー回収容器の第2端部に向けて前記第2廃トナーを搬送すること、及び前記トナー量検知手段は、前記廃トナー回収容器の前記第2端部に配置されていることを特徴とする廃トナー回収容器によって、解決される。
本発明の廃トナー回収容器は、廃トナー搬送手段により、第1廃トナーを第1端部に向けて搬送し、第1廃トナーよりも流動性の低い第2廃トナーをトナー量検知手段が設けられている第2端部に向けて搬送する。第1廃トナーがトナー量検知手段の方向に搬送されることを防止して、廃トナー回収容器全体に廃トナーを充填するため、廃トナー充填率を比較的高くできる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面構成図である。 本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その1)である。 本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その2)である。 本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その3)である。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示す断面構成図である。この画像形成装置は、一般的なタンデム方式のカラー画像形成装置であり、各プロセスカートリッジ102が、画像形成装置100本体に着脱自在に取り付けられている。各プロセスカートリッジ102は、それぞれ像担持体としての感光体ドラムを備え、その感光体ドラムの周りに、帯電手段、現像装置、クリーニング手段などが配置されている。各プロセスカートリッジ102は、それぞれイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(Bk)に対応する画像を形成可能である。
また、画像形成装置100の内部には、書込装置103、中間転写ユニット101、給紙トレイ104、定着装置110などが設けられている。
続いて、画像形成動作について説明する。プロセスカートリッジ102が画像形成装置100の所定の位置にセットされ、プロセスカートリッジ102内でトナー像が形成される。次いでそのトナー像は、被転写部材である中間転写ベルト1に一次転写される。
一方、給紙トレイ104に保持されている転写紙は、給紙ローラ105によってレジストローラ107まで搬送される。そして、レジストローラ107により、その転写紙の先端が中間転写ベルト1に形成されたトナー像の先端と二次転写ローラ109の位置で一致するように調整された後、転写紙にトナー像が二次転写される。
その後、トナー像が転写された転写紙は、定着装置110に搬送され、熱と圧力によりトナー像を定着され、機外の排紙トレイ106に排紙される。
ここで、二次転写後の中間転写ベルト1上の転写残トナーは、ベルトに当接するクリーニングブレード3によって掻き落とされ、搬送手段4によって搬送される。なお、クリーニングブレード3及び搬送手段4は、中間転写ベルトクリーニング装置2内に設けられている。このように、中間転写ベルトクリーニング装置2から排出された廃トナーは、廃トナー搬送部5に送られ、廃トナー回収容器6内に回収される。
また、一次転写後の感光体上の転写残トナーは、プロセスカートリッジ102内の、感光体に当接するクリーニングブレードによって掻き落とされ、プロセスカートリッジ102内の搬送手段によって搬送される。プロセスカートリッジ102から排出された廃トナーは、廃トナー搬送部5に送られ、廃トナー回収容器6内に回収される。
図2は、本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その1)である。廃トナー回収容器6の上方に、廃トナー搬送部5が水平方向に延在して配置され、複数のプロセスカートリッジ102の第1排出口102aから排出される第1廃トナーと、中間転写ベルトクリーニング装置2の第2排出口2aから排出される第2廃トナーを受容する。なお、第1排出口102aと第2排出口2aは水平方向に互いに離間している。
廃トナー搬送部5は、廃トナー搬送スクリュー5aを有し、受容した第1、第2廃トナーを、共通の廃トナー回収口5bを通して廃トナー回収容器6の内部に搬送する。
廃トナー回収口5bは、廃トナー搬送部5の下側に設けられ、廃トナー搬送部5と廃トナー回収容器6を連通する。また、廃トナー回収口5bは、プロセスカートリッジ102の第1排出口102aと中間転写ベルトクリーニング装置2の第2排出口2aの間に位置している。
廃トナー搬送スクリュー5aは、廃トナー回収口5bの上方位置において、搬送方向が切り替わる構成となっており、第1排出口102a及び第2排出口2aからの廃トナーを廃トナー回収口5bに搬送できる。
中間転写方式の画像形成装置(図1参照)では、転写時に中間転写ベルト1が転写紙に接触するため、中間転写ベルト1に紙粉が付着する。一方、プロセスカートリッジ102は転写時に転写紙との接触が無い。したがって、中間転写ベルトクリーニング装置2から排出される第2廃トナーは、プロセスカートリッジ102からの第1廃トナーと比較して紙粉混入率が高く、流動性が低い(悪い)。
そのため、流動性の悪いトナー(第2廃トナー)を排出する第2排出口2aから廃トナー回収口5bまでの搬送距離は、第1廃トナーを排出する第1排出口102aから廃トナー回収口5bまでの搬送距離よりも短いことが望ましい。流動性の悪い第2廃トナーの搬送距離を短くすることで、廃トナー詰まりの発生を防止できる。
また、第2排出口2a側に位置する廃トナー搬送スクリュー5aの搬送スクリュー径を、第1排出口102a側の搬送スクリュー径よりも大きくし、廃トナーを搬送する搬送力を大きくしてもよい。同様に、第2排出口2a側に位置する廃トナー搬送スクリュー5aのスクリューピッチを、第1排出口102a側のスクリューピッチよりも大きくし、搬送力を大きくしてもよい。これらも、廃トナー詰まりの発生を防止できる。
廃トナー回収容器6の構成について説明を続ける。廃トナー回収容器6の内部には、廃トナー搬送手段である搬送スクリュー6aが配置され、搬送方向切り替え位置6bによって廃トナーの送り方向が変わる構成となっている。この搬送方向切り替え位置6bは、廃トナー回収口5bの真下に位置している。
また、廃トナー回収容器6の図中左方向の第1端部16には、搬送スクリュー6aの端部よりも水平方向外側(左側)に突出した突出部22が設けられている。さらに、廃トナー回収容器6の図中右方向の第2端部18には、廃トナー量を検知するトナー量検知手段20が設けられている。
廃トナー回収口5bから落下した廃トナー(第1、第2廃トナー)は、廃トナー回収容器6の内部に堆積する。その堆積した廃トナーが搬送スクリュー6aの高さにまで達した時点で、搬送スクリュー6aにより廃トナー回収容器6の両端部に向けて搬送される。
図3は、本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その2)であり、廃トナー回収容器の内部に廃トナーが堆積した状態を示す。
図3に示すように、第1廃トナー12は、搬送スクリュー6aによって廃トナー回収容器6の図中左方向、すなわち、第1排出口102a側に位置する廃トナー回収容器6の第1端部16に向けて搬送される。
一方、第1廃トナー12よりも流動性の悪い第2廃トナー14は、搬送スクリュー6aによって廃トナー回収容器6の図中右方向、すなわち、第2排出口2a側に位置する廃トナー回収容器6の第2端部18に向けて搬送される。
流動性の異なる廃トナーは、廃トナー回収容器6の内部で堆積状態に差異が生じる。紙粉を含まない第1廃トナー12は傾斜を流れ易く、高さ方向よりも幅方向に広がりながら堆積する。一方、紙粉を含み、(第1廃トナー12よりも)流動性の悪い第2廃トナー14は、幅方向に広がりにくく、高さ方向に堆積していく。
この堆積状態の差により、第2廃トナー14はトナー量検知手段20側に堆積して、第1廃トナー12がトナー量検知手段20側へ広がるのを阻害し、代わりにトナー量検知手段20の逆側、すなわち、廃トナー回収容器6の第1端部16への搬送を促進する。
このように本実施形態は、異なる流動性を有する2種の廃トナーを廃トナー回収容器6内全体に回収(充填)でき、廃トナー充填率を比較的高くできる。また、廃トナー回収容器6の第1端部16に設けられた突出部22にも十分に廃トナーを送ることができる。
また本実施形態は、廃トナー回収容器6の充填率を上げる目的で、搬送スクリュー6aが強制的に廃トナーを送り込む必要がない。そのため、高トルク出力に起因する異音や、破損のおそれがない。
さらに、搬送スクリュー6aの全長は、廃トナー回収容器6の全長より短くできるので、画像形成装置100のレイアウト自由度が向上する。したがって、廃トナー回収容器6の容量を確保し易く、交換頻度を減すことができる。
続いて、他の有利な構成について説明する。
廃トナー回収容器6の突出部22は、搬送スクリュー6aの長手方向(図中左方向)に突出する構成に限定されない。廃トナー回収容器本体からの着脱に影響しなければ、搬送スクリュー6aに対して直交方向(紙面垂直方向)に突出してもよい。突出部22を両方向に突出する構成とすれば、廃トナー回収容器6の容量をさらに大きく、廃トナー充填率をさらに高くできる。よって、廃トナー回収容器6の交換頻度をさらに減らすことができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る廃トナー回収容器を示す断面構成図(その3)である。図4において、図2、3と同一物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態では、廃トナー充填率をより高くするため、篩い(ふるい)部材と、仕切り部材とを備える。
(篩い部材)
図4に示すように、廃トナー回収口5bに、廃トナーの流動性によって廃トナーの排出位置(落下位置)を異ならせる篩い部材5cが設けられている。この篩い部材5cは、例えば、密度(開孔率)が部分により異なるメッシュなどで構成され、廃トナー回収口5bを塞ぐ形で配置される。
本実施形態の篩い部材5cは、図中左側のメッシュの密度を密とし、図中右側のメッシュの密度を疎とする。複数のプロセスカートリッジ102から排出される第1廃トナーは、篩い部材5cの図中左側のメッシュ(密のメッシュ)をすり抜けて、廃トナー回収口5bの図中左側から落下する。そして、搬送スクリュー6aによって廃トナー回収容器6の図中左方向、すなわち、第1端部16に向けて搬送される。
一方、中間転写ベルトクリーニング装置2から排出される、(第1廃トナー12よりも)流動性の悪い第2廃トナーは、篩い部材5cの図中右側のメッシュ(疎のメッシュ)のみでしかすり抜けることができず、廃トナー回収口5bの図中右側から落下する。そして、搬送スクリュー6aによって廃トナー回収容器6の図中右方向、すなわち、第2端部18に向けて搬送される。
この篩い部材5cにより、異なる流動性を有する2種の廃トナーを廃トナー回収容器6に入る段階で分離できるので、第1廃トナー12の第1端部16への搬送と、第2廃トナー14の第2端部18への搬送が促進される。したがって、トナー量検知手段20側に流動性の良い第1廃トナー12が送られる量を減らして早期の満杯検知を防止し、廃トナー回収容器6の充填率を上げることができる。
また、複数のプロセスカートリッジ102の中には、他のプロセスカートリッジ102に比べて流動性の悪いトナーを排出する場合がある。これは、装置のレイアウト(定着ユニットに近いプロセスカートリッジは、高温になり易い)、及び、少ない使用頻度(印字率が低く、トナーの出入りが少ないと、負荷を受けたトナーが劣化する)などが要因である。
その場合、プロセスカートリッジ102からの流動性の悪い廃トナーは、篩い部材5cの図中左側のメッシュ(密のメッシュ)でなく、右側のメッシュ(疎のメッシュ)をすり抜け、廃トナー回収口5bの図中右側に落下することになる。
したがって、流動性の悪い廃トナーのみをトナー量検知手段20側に搬送することができ、早期の満杯検知を防止して廃トナー回収容器6の充填率を上げることができる。
(仕切り部材)
図4に示すように、廃トナー回収口5bの直下で、廃トナー回収容器6の底部に、第1廃トナー12と第2廃トナー14とを隔てる仕切り部材7が設けられている。この仕切り部材7は、廃トナー回収容器6内の搬送スクリュー6aに干渉しない高さに設定されている。
この仕切り部材7により、第1廃トナー12は図中右側(トナー量検知手段20の側)への移動が制限され、第2廃トナー14は図中左側の第1端部16への移動が制限される。
また、この仕切り部材7により、第1廃トナー12は図中左側の第1端部16への移動が促進されるため、第1端部16にある突出部22にも十分に廃トナーが送られることになる。したがって、早期の満杯検知を防止し、廃トナー回収容器6の充填率を上げることができる。
なお、仕切り部材7は、廃トナー回収口5bの直下に配置されることに限定しないが、この直下への配置がもっとも効果が高い。
また、仕切り部材7の形状は、廃トナー回収容器6の底部から廃トナー回収口5bに向うにつれて細くなる三角形状となっているが、これに限定しない。仕切り部材7の形状(及び、その配置)は、廃トナー回収容器6の仕様、廃トナーの性質などにより様々に変更してよい。
さらに、本実施形態では、篩い部材5c及び仕切り部材7の両方を備えているが、これに限定しない。どちらか一方を備える構成であってもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を詳細に説明した。この実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して使用できる。また、画像形成装置としては、本発明を適用可能であれば任意な構成を採用可能である。画像形成装置としては複写機あるいはプリンタに限らず、ファクシミリや複数の機能を備える複合機であっても良い。
1 中間転写ベルト
2 中間転写ベルトクリーニング装置
2a 第2排出口
3 クリーニングブレード
4 搬送手段
5 廃トナー搬送部
5a 廃トナー搬送スクリュー
5b 廃トナー回収口
5c 篩い部材
6 廃トナー回収容器
6a 搬送スクリュー
6b 搬送方向切り替え位置
7 仕切り部材
12 第1廃トナー
14 第2廃トナー
16 第1端部
18 第2端部
20 トナー量検知手段
22 突出部
100 画像形成装置
101 中間転写ユニット
102 プロセスカートリッジ
102a 第1排出口
103 書込装置
104 給紙トレイ
105 給紙ローラ
106 排紙トレイ
107 レジストローラ
109 二次転写ローラ
110 定着装置
特開2011-85734号公報

Claims (7)

  1. 第1排出口から排出される第1廃トナーと、前記第1排出口に対し水平方向に離間した第2排出口から排出される、前記第1廃トナーよりも流動性の低い第2廃トナーとを回収する廃トナー回収容器であって、
    前記廃トナー回収容器は、
    前記第1、第2廃トナーを受容し、共通の廃トナー回収口を通して、前記廃トナー回収容器内に搬送する廃トナー搬送部と、
    前記廃トナー回収容器の内部の前記第1、第2廃トナーを搬送する廃トナー搬送手段と、
    前記廃トナー回収容器の内部の廃トナー量を検知するトナー量検知手段と、
    を備え、
    前記廃トナー回収口は、廃トナー搬送部の下側に設けられ、前記第1排出口と前記第2排出口の間に位置すること、
    前記廃トナー搬送手段は、前記廃トナー回収口の下方に、前記廃トナーの搬送方向を切り替える搬送方向切り替え位置を有し、前記搬送方向切り替え位置から、前記第1排出口側に位置する前記廃トナー回収容器の第1端部に向けて前記第1廃トナーを搬送するとともに、前記第2排出口側に位置する前記廃トナー回収容器の第2端部に向けて前記第2廃トナーを搬送すること、及び
    前記トナー量検知手段は、前記廃トナー回収容器の前記第2端部に配置されていることを特徴とする廃トナー回収容器。
  2. 前記廃トナー搬送部は、前記第2廃トナーを前記廃トナー回収口まで搬送する搬送力が、前記第1廃トナーを前記廃トナー回収口まで搬送する搬送力よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の廃トナー回収容器。
  3. 前記第2排出口から前記廃トナー回収口までの搬送距離は、前記第1排出口から前記廃トナー回収口までの搬送距離よりも短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の廃トナー回収容器。
  4. 前記廃トナー回収容器の前記第1端部に、前記廃トナー搬送手段の端部よりも水平方向外側に突出した突出部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の廃トナー回収容器。
  5. 前記廃トナー回収口に、前記廃トナーの流動性によって前記廃トナーの排出位置を異ならせる篩い部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の廃トナー回収容器。
  6. 前記廃トナー回収容器の内部に、前記第1廃トナーと前記第2廃トナーとを隔てる仕切り部材を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の廃トナー回収容器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の廃トナー回収容器を備える画像形成装置。
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