JP6037205B2 - 粉体補給装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体を補給する粉体補給装置、及び、その粉体補給装置を備えた画像形成装置に関するものである。に関するものである。
画像形成装置では、像担持体である感光体上に形成された潜像を現像装置のトナーで可視像化することが行われるが、潜像を現像することによりトナーが消費されるため、現像装置内にトナー補給を行う必要がある。そのため、画像形成装置に設けられたトナー補給装置によって、トナーを収納するトナーボトルから現像装置にトナーを搬送し、現像装置内へのトナー補給が行われる。また、トナーボトルはトナー補給装置に対して着脱可能となっており、内部に収納するトナーがなくなると、新たなトナーを収納するトナーボトルと交換する。
特許文献1に記載のトナー補給装置では、図11に示すように同色のトナーを収納する2つのトナーボトル101A,101Bが横並びで配置されている。また、トナーボトル101A,101Bの下方には、トナーを一時的に貯留するトナー貯留容器110が設けられている。そして、2つのトナーボトル101A,101Bから交互に、自由落下によってトナー貯留容器110にトナーを供給する。トナー貯留容器110内のトナーは、トナー搬送スクリュウ116によってトナー排出口117に向けて搬送され、トナー排出口117から現像装置にトナーが補給される。このようにトナー補給装置にトナー貯留容器110を設けることで、仮に2つのトナーボトル101A,101B内のトナーが無くなっても、一定時間はトナー貯留容器110内のトナーを現像装置に補給して印刷が可能である。
また、図11に示すように、一方のトナーボトル101Aよりもトナー搬送方向下流側にあるトナー排出口117近傍のトナー貯留容器110の内壁に、トナー貯留容器110内の所定高さでのトナー有無を検知するトナー検知センサ111が設けられている。このトナー検知センサ111の検知結果に基づいて、トナー貯留容器110内のトナーの嵩が一定の高さを下回らないように、トナーボトル101A,101Bからトナー貯留容器110にトナーが供給される。
通常、片方のトナーボトル内のトナーが無くなったら、もう片方のトナーボトルからトナーを供給するとともに、トナーが無くなり空になった前記片方のトナーボトルを、トナーが収納された新しいトナーボトルと交換する。
しかしながら、例えばトナーが無くなり空になった一方のトナーボトル101Aを新しいトナーボトルと交換するのを作業者が忘れてしまう虞がある。このように、空になった一方のトナーボトル101Aの交換が行われずに、他方のトナーボトル101Bからトナー供給が行われ、他方のトナーボトル101Bが空になっても、一定時間はトナー貯留容器110内にあるトナーを現像装置に補給して印刷が可能である。ところが、この間に、空になったトナーボトルを新しいトナーボトルと交換してトナー貯留容器110にトナーの供給が行われないと、トナー貯留容器110内のトナーが無くなってしまう。すると、トナー補給装置から現像装置内にトナー補給が行えず、現像に用いられるトナー量が不足し画像濃度が薄くなって画像不良が生じてしまう。
そのため、トナー検知センサ111によってトナー無と検知されてから、再びトナー有と検知されることなく、トナー貯留容器110内のトナーが無くなりきらない所定時間が経過したら、印刷動作を停止させる。これにより、現像装置内のトナー量が不足した状態で印刷が行われるのを防ぐことができる。
横並びで設けられた2つのトナーボトル101A,101Bからトナー貯留容器110に供給されるトナーは、トナー貯留容器110内での落下位置を頂点として山状に堆積し、トナーの嵩は前記落下位置が最も高く前記落下位置から遠ざかるほど低くなる。そのため、前記落下位置がトナー検知センサ111に近い、一方のトナーボトル101Aからトナー供給を行ったほうが、他方のトナーボトル101Bからトナー供給を行った場合よりも、トナー検知センサ111の高さまでトナーが早く堆積する。トナー検知センサ111によってトナー有を検知したときには、一方のトナーボトルAからトナー供給を行った場合、図中破線で示すようにトナーが堆積し、他方のトナーボトル101Bからトナー供給を行った場合、図中実線で示すようにトナーが堆積する。
トナー検知センサ111でトナー有と検知したときのトナー貯留容器110内のトナー量は、他方のトナーボトル101Bからトナー供給を行った場合よりも一方のトナーボトル101Aからトナー供給を行った場合のほうが少ない。よって、トナー検知センサ111でトナー有と検知したときのトナー貯留容器110内のトナー量は、一方のトナーボトル101Aと他方のトナーボトル101Bとのどちらからトナー貯留容器110にトナーを供給したかによってばらついてしまう。このばらつきは、各トナーボトル101A,101Bから供給されたトナーの落下位置とトナー検知センサ111との横並び方向での距離の差が大きくなるほど大きくなる。
トナー検知センサ111が検知するのは、あくまでも検知面でのトナー有無であり、トナー有検知時のトナー量が、どちらのトナーボトルからトナーが供給されたときのものかをトナー検知センサでは検知できない。そのため、前述したトナー量のばらつきを考慮し、トナー貯留容器110内のトナー量を適切に見積もって、前記所定時間を設定する必要がある。トナー貯留容器110内に残っているトナーを多く見積もり過ぎると、実際のトナー量が見積もったトナー量よりも少なくて、前記所定時間が経過するまでの間にトナー貯留容器110内のトナーが無くなり、前記画像不良が生じる虞がある。逆に、トナー貯留容器110内に残っているトナーを少なく見積もり過ぎると、前記所定時間が短くなり過ぎて、前記所定時間が経過するまでにトナーボトルの交換が間に合わず、印刷動作を停止させてしまい生産性を低下させてしまう虞がある。
このように、トナー貯留容器110内のトナー量を適切に見積もって前記所定時間を適切に設定しないと、前記画像不良が生じたり前記生産性が低下したりするといった問題が生じ得る。
また、横並びに設けられた2つ以上のトナーボトルからトナー貯留容器110にトナーを供給する構成であれば、上述したのと同様の問題が生じ得る。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、粉体貯留容器内の粉体が無くなりきらない所定時間を適切に設定できる粉体補給装置及びその粉体補給装置を備えた画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、装置本体に対して着脱可能であり横並びで配置された2つ以上の粉体収納容器と、前記粉体収納容器の下方に設けられ各粉体収納容器に対応させた粉体供給口を介して該粉体収納容器から供給された粉体を一時的に貯留し、該一時的に貯留した粉体を補給対象に向けて排出する粉体排出口が形成された粉体貯留容器と、前記粉体貯留容器の内壁に設置され、設置された高さにおける粉体の有無を検知する粉体検知手段とを備えた粉体補給装置において、前記粉体収納容器の横並び方向における、隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口の間に前記粉体検知手段が位置することを特徴とするものである。
本発明においては、横並び方向で隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口の間に粉体検知手段が位置するので、隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口の間に粉体検知手段が位置しない場合よりも、各粉体収納容器から供給された粉体の落下位置と粉体検知手段との横並び方向での距離の差が小さくなる。これにより、隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口から粉体貯留容器内に供給され堆積した粉体の嵩が、横並び方向で粉体検知手段を挟んで反転したような状態に近づく。よって、粉体検知手段により粉体有りを検知したときの、各粉体収納容器から粉体貯留容器内に供給し堆積した粉体の量のばらつきを低減させることができる。したがって、その分、粉体貯留容器内の粉体量を適切に見積もることができ、粉体貯留容器内の粉体が無くなりきらない所定時間を、長過ぎたり短過ぎたりすることなく適切に設定することができる。
以上、本発明によれば、粉体貯留容器内の粉体が無くなりきらない所定時間を適切に設定できるという優れた効果がある。
トナー検知センサによりトナーを検知した時点のトナー貯留容器内でのトナーの嵩を示した図。 実施形態に係る複写機の概略構成図。 トナー補給装置の外観斜視図。 トナー補給装置のトナーボトル軸方向の断面図。 構成例1に係るトナー補給装置に装着された状態のトナーボトルと、その周囲構成とを示す断面概略構成図。 構成例2に係るトナー補給装置に装着された状態のトナーボトルと、その周囲構成とを示す断面概略構成図。 攪拌手段に攪拌スクリュウを用いた場合のトナー補給装置の断面概略構成図。 横並び方向でトナーボトル軸中心間の中央にトナー検知センサを位置させた場合の説明図。 横並び方向でトナー充填口中心間の中央にトナー検知センサを位置させた場合の説明図。 実施形態2に係るトナー補給装置に装着された状態のトナーボトルと、その周囲構成とを示す断面概略構成図。 従来のトナー補給装置の断面概略構成図。
[実施形態1]
以下、本発明を適用した粉体補給装置を備えた画像形成装置の第一の実施形態について説明する。
図2は本実施形態に係る画像形成装置である複写機1の概略構成図である。
複写機1は、自動原稿送り装置(以下、ADFという)50と、従来公知の電子写真方式による画像形成を行うための露光部120、画像形成部130、給紙部140から構成されている。
露光部120は、ADF50あるいは手差しにてコンタクトガラス51上に載置された原稿(図示せず)に光を照射するための光源121と、原稿からの反射光像を画像形成部130の潜像担持体である感光体ドラム131上に露光するためのミラー122,123,124,126,127,128及びレンズ125からなる露光光学系によって構成されている。
画像形成部130は、感光体ドラム131とその周囲に配設された帯電装置132、現像装置106、レジストローラ対134、転写ベルト装置133、感光体クリーニング装置136と、定着装置137、排紙ローラ138、両面コピー用の転写紙反転搬送部139などによって構成されている。
画像形成部130の下方には、給紙部140が設けられている。給紙部140には、第一給紙カセット31、第二給紙カセット32、第三給紙カセット33、及び、第四給紙カセット34が鉛直方向に重なるように配設されている。これらの給紙カセット31,32,33,34内には、それぞれ、記録材である記録紙Pが複数枚重ねられた記録紙束の状態で収容されており、一番上の記録紙Pには、第一給紙ローラ31a、第二給紙ローラ32a、第三給紙ローラ33a、及び第四給紙ローラ34aがそれぞれ当接している。これらの給紙ローラ31a,32a,33a,34aが図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転駆動すると、それぞれの対応した給紙カセット31,32,33,34内の一番上の記録紙Pが、カセットの図中右側方において鉛直方向に延在するように配設された給紙路35に向けて排出される。給紙路35内には、複数の搬送ローラ対31b,32b,33b,34bが配設されており、給紙路35に送り込まれた記録紙Pは、これら搬送ローラ対31b,32b,33b,34bのローラ間に挟み込まれながら、給紙路35内を図中下側から上側に向けて搬送される。
給紙路35の記録紙搬送方向下流側の末端には、レジストローラ対134が配設されている。レジストローラ対134は、搬送ローラ対31b,32b,33b,34bから送られてくる記録紙Pをローラ間に挟み込むとすぐに、両ローラの回転を一旦停止させる。そして、記録紙Pを適切なタイミングで後述する転写部に向けて送り出す。
図2において、画像形成動作が開始されると、感光体ドラム131が帯電装置132により帯電され、露光部120からの原稿像が露光され静電潜像が形成される。この静電潜像は現像装置106の現像剤(2成分現像剤または1成分現像剤)によって現像され、感光体ドラム131上にトナー像が形成される。
感光体ドラム131上に形成されたトナー像は、給紙部140から給紙されレジストローラ対134を介して転写部(感光体ドラム131と転写ベルト135とのニップ部)に給紙された転写紙に転写され、トナー像が転写された転写紙は転写ベルト装置133の転写ベルト135で定着装置137に搬送され、定着装置137でトナー像が転写紙に定着される。定着後の転写紙は排紙ローラ138を介して図示しない排紙トレイ上に排紙される。
一方、トナー像転写後の感光体ドラム131は感光体クリーニング装置136により清掃され、残留トナーや紙粉等の異物が除去、回収される。また、転写紙搬送後の転写ベルト135も転写ベルト装置133内のクリーニング手段133aにより清掃され、残留トナーや紙粉等の異物が除去、回収される。
図2において、現像装置106としては、以下の説明ではトナーとキャリアを用いた2成分磁気ブラシ現像方式を用いた例を示す。
現像装置106の上方にトナー補給装置100が設けられている。トナー補給装置100では、黒色のトナーをそれぞれ収納する2つのトナーボトル101A,101Bが横並びで配置されており、このトナーボトル101A,101Bの下方にトナーを一時的に貯留するトナー貯留容器110が設けられている。そして、2つのトナーボトル101A,101Bから交互に、自由落下によってトナー貯留容器110にトナーを供給し、トナー貯留容器110内のトナーを現像装置106に排出してトナー補給を行っている。このようにトナー補給装置100にトナー貯留容器110を設けることで、仮に2つのトナーボトル101A,101B内のトナーが無くなっても、一定時間はトナー貯留容器110内のトナーを現像装置に補給して印刷することができる。
また、トナーボトル101A,101Bは、トナー補給装置100に対して着脱可能となっており、トナーボトル101A,101Bに収納されたトナーが無くなると、トナーが収納された新しいトナーボトル101と交換する。
しかしながら、例えばトナーが無くなり空になったトナーボトル101Aを新しいトナーボトルと交換するのを作業者が忘れてしまう虞がある。このように、空になったトナーボトル101Aの交換が行われないまま、トナーボトル101Bからトナー貯留容器110にトナー供給が行われ、トナーボトル101B内のトナーも無くなってしまっても、一定時間はトナー貯留容器110内にあるトナーを現像装置に補給して印刷が可能である。ところが、この間に、空になったトナーボトルを新しいトナーボトルと交換してトナー貯留容器110にトナーの供給が行われないと、トナー貯留容器110内のトナーが無くなり、現像装置106内にトナー補給が行えず現像に用いられるトナー量が不足し画像濃度が薄くなって画像不良が生じてしまう。
そのため、トナー検知センサ111によってトナー無と検知されてから、再びトナー有と検知されることなく、トナー貯留容器110内のトナーが無くなりきらない所定時間が経過したら、印刷動作を停止させる。これにより、現像装置106内のトナー量が不足した状態で印刷が行われるのを防ぐことができる。
トナー補給装置100から現像装置106へのトナー補給は、現像装置106に設けられた不図示のトナー残量検知手段により行う。すなわち、トナー残量検知手段トナー量がある定められた値以下であると、前述の駆動源を駆動し現像装置106へトナーを補給する。そして、現像装置106内のトナー量がある定められた値以上になるとトナー残量検知手段にて検知しトナー補給を停止する。これらの制御により、現像装置106内には常に一定量のトナーが収納され、安定した現像工程が保証される。
また、トナー残量検知手段にてトナー量がある定められた値以下であると検知し、これがあらかじめ定められた回数、時間等を越えると、トナー補給装置100内にトナーが無いと判断し、複写機1に設けられた図示しない操作部または表示部にオペレータにわかるような警告を発する。これらにより、トナー補給装置100へのトナー補充(トナーボトル101の交換)を適正な時期に行うことができる。
[構成例1]
図3はトナー補給装置100の外観斜視図である。図5はトナー補給装置100に装着された状態のトナーボトル101A,101Bと、その周囲構成とを示す断面概略構成図である。図4はトナー補給装置100のトナーボトル軸方向の断面図である。
装置に取り付けられたトナー容器としてのトナーボトル101A,101Bは、それぞれモータ103A,103Bを駆動源として回転し、連通部102A,102Bを通じてトナー貯留容器110にトナーを充填する。
同図において、トナーボトル101A,101Bは、ホルダー部74A,74Bの箇所で破断した横断面が示されている。ホルダー部74A,74Bに回転可能に取り付けられたトナーボトル101A,101Bが、モータ103A,103Bからの駆動によって回転することで、トナーボトル101A,101B内のトナーが連通部102A,102Bに排出される。連通部102A,102Bは、トナー充填口104A,104Bを介してトナー貯留容器110と連通している。
トナーボトル101A,101B内から連通部102A,102Bに排出されたトナーは、図中矢印で示すように自重によって連通部102A,102B内を落下しトナー充填口104A,104Bを通って、トナー貯留容器110に充填される。
トナー貯留容器110内では、モータ112からの回転駆動力によって回転する回転軸部材であるアジテータ軸114に固定されたアジテータ115が、アジテータ軸114とともに回転することで、トナー貯留容器110内のトナーが攪拌される。
トナー貯留容器110の下部には、トナー搬送スクリュウ116が回転可能に配設された横搬送路118を有しており、トナー搬送スクリュウ116の回転に伴ってトナーを横搬送路118の長手方向に沿って搬送する。
横搬送路の長手方向の一端部には、下方に向けて開口した排出口117が設けられており、不図示の落下案内管の上端と連通している。この落下案内管の下端は、現像装置106のトナー補給口に接続されている。横搬送路118内のトナー搬送スクリュウ116が回転すると、横搬送路118の長手方向の一端部まで搬送されたトナーが、排出口117から落下案内管に排出され落下案管とトナー補給口とを通って現像装置106内に落下しトナーが補給される。
トナー貯留容器110の壁部には、トナー貯留容器110内におけるトナーの有無を検知するトナー検知センサ111が固定されている。このトナー検知センサ111は圧電振動方式の圧電センサであり、板状の圧電セラミクスの両面に電極を設け、この両面の電極に交流信号を印加して発振させた状態で、負荷をかけると位相特性が変化するという原理を用いて負荷の有無を検知するものである。
このトナー検知センサ111でトナー貯留容器110内のトナー量を検知する場合には、両面の電極のうち一方の電極を検知面としてトナー貯留容器110の内壁面に配設し、トナー検知センサ111の検知面に直接トナーを接触させてトナーの有無を検知する。
このトナー検知センサ111は高感度であるため、検知面にトナーが付着したままになると、トナー貯留容器110にトナーが無いにもかかわらず、検知面に付着したトナーを検知してトナー有りと誤検知してしまうことがある。このため、検知面を定期的に清掃して検知面に付着したトナーを掻き落とすことが望ましい。
本構成例では、アジテータ軸114を中心にアジテータ115が回転することで、アジテータ115の軸方向中央部にある凸部115aがトナー検知センサ111と接触し、トナー検知センサ111に付着したトナーを掻き取って除去し、トナー検知センサ111が誤検知するのを抑制している。
また、図8に示すようにトナー検知センサ111は、横並び方向でトナーボトル101Aとトナーボトル101Bとの間に設置されている。そして、トナー検知センサ111の中心Oが、横並び方向でトナーボトル101Aの軸中心Oとトナーボトル101Bの軸中心Oそれぞれからの距離が同じとなる位置、すなわち、横並び方向で軸中心O−軸中心O間の中央に相当するトナー貯留容器110内の位置に位置している。このような位置に設けられたトナー検知センサ111によってトナー有と検知したときのトナー貯留容器110内でのトナーの嵩は、図1に示す通り、トナーボトル101Aからトナー充填口104Aを通して充填された場合には図中実線、トナーボトル101Bからトナー充填口104Bを通して充填された場合には図中点線のようになる。
このような位置にトナー検知センサ111を設けることで、各トナーボトル101A,101Bから充填されるトナーのトナー貯留容器110内での落下位置とトナー検知センサ110との横並び方向での距離が略同じになる。これにより、トナーボトル101Aとトナーボトル101Bとのどちらからの充填かによって、トナー貯留容器110内に堆積されたトナーの嵩に横並び方向で左右の偏りが生じても、剤面が横並び方向で概ね左右反転させた形状の嵩となる。本構成例においては、図1に示すように、トナー充填口104Aからトナーを充填したときの満杯時(トナー有検知時)の剤面(図中実線)と、トナー充填口104Bからトナーを充填したときの満杯時(トナー有検知時)の剤面(図中破線)とが交差する。
なお、トナー検知センサ111によってトナー有を検知したときの、各トナーボトル101A,101Bから充填されたトナー貯留容器110内のトナーの体積差が10[%]以下、好ましくは5[%]以下となるような位置にトナー検知センサ111を設けるのが良い。
トナーボトル101Aとトナーボトル100Bとのどちらからトナー貯留容器110にトナーを充填した場合でも、剤面が横並び方向で概ね左右反転させた形状の嵩となることで、トナー貯留容器110内のトナー量を概ね同量とすることができる。このように、トナー貯留容器110内のトナー量のばらつきを低減させることができるので、その分、トナー貯留容器110内のトナー量を適切に見積もって、上述したようなトナー貯留容器110内のトナーが無くなりきらない所定時間を、長過ぎたり短過ぎたりすることなく適切に設定することができる。
したがって、前記所定時間が長過ぎることで、トナー貯留容器110内に残っている実際のトナー量が見積もったトナー量よりも少ない場合にトナー貯留容器110内のトナーが無くなってしまい、トナー補給装置100から現像装置106にトナーを補給できずトナー不足によって画像濃度が薄くなって画像不良が生じるのを抑制することができる。また、前記所定時間が短過ぎることで、前記所定時間が経過するまでに、トナーボトルの交換が間に合わず、印刷動作を停止させてしまいダウンタイムが増えて生産性を低下させてしまうのを抑制することができる。
また、図9に示すように、横並び方向でトナー検知センサ111の中心Oが、横並び方向でトナー充填口104Aの中心Pとトナー充填口104Bの中心それぞれからの距離が同じとなる位置、すなわち、横並び方向で中心P−中心P間の中央に相当するトナー貯留容器110内の位置させて、トナー検知センサ111を設けても良い。この場合でも、トナー充填口104Aとトナー充填口104Bとのどちらを通してトナー貯留容器110にトナーを充填した場合でも、剤面が横並び方向で概ね左右反転させた形状の嵩となることで、トナー貯留容器110内のトナー量を概ね同量とすることができる。
また、本構成例では、アジテータ115が固定されたアジテータ軸114を回転させるモータ112と、トナー搬送スクリュウ116を回転させるモータ113とを別個で設けている。このようにアジテータ115を回転させるためのモータ112と、トナー搬送スクリュウ116を回転させるためのモータ113とを別個に設けることで、モータ112をモータ113とは別個に制御することができる。
アジテータ115とトナー搬送スクリュウ116とを同一のモータからの駆動力によって回転させる構成の場合には、トナー搬送スクリュウ116によってトナーを搬送しトナーを現像装置106に補給するときにしか、アジテータ115によってトナーを攪拌することができない。そのため、トナー補給動作をしていないとトナー充填口104A,104B付近にトナーが集中してしまい、使用するトナー充填口104によってトナー貯留容器110内のトナーの積もり方が変化してしまい、トナー検知センサ111えの充填量検知が安定しなくなってしまう。
一方、本構成例のように、モータ112とモータ113とを個別に駆動させて、アジテータ115とトナー搬送スクリュウ116とを別々に動作させることで、トナー補給動作時だけにかかわらず、トナー貯留容器110内のトナーを攪拌できる。これにより、トナー貯留容器110内のトナーの嵩(剤面)を平均化して充填量を安定させることができる。
[構成例2]
本構成例のトナー補給装置100の基本的な構成は、構成例1のトナー補給装置100と同じであるが、本構成例においては、アジテータ115にトナーの搬送能力を付加している。
すなわち、本構成例のトナー補給装置100においては、図6に示すように、アジテータ115の先端部に斜め形状を設けており、これをアジテータ軸軸方向でトナー検知センサ111を挟んで前記斜め形状を左右で反転させている。これにより、アジテータ115によってトナーをトナー検知センサ111の周囲に集めることができる構成になっている。
このようにアジテータ115によってトナー検知センサ111の周囲にトナーを集めることで、トナー貯留容器110内のトナーの嵩は、どちらのトナー充填口104A,104Bからトナー貯留容器110内にトナーを充填した場合にも、図6に示した実線のような形状となる。そのため、トナー貯留容器110内のトナー総量をより安定させることが可能になる。
また、図7に示すように、トナー貯留容器110内のトナーを撹拌する撹拌手段として、回転軸に螺旋状の羽が設けられたスクリュウ部材である攪拌スクリュウ119を用いても良い。この攪拌スクリュウ119の羽の巻き方向は、回転軸方向でトナー検知センサ111を挟んで逆向きになっている。これにより、攪拌スクリュウ119によってトナーをトナー検知センサ111の周囲に集めることができる構成になっている。
このように攪拌スクリュウ119によってトナー検知センサ111の周囲にトナーを集めることでも、トナー貯留容器110内のトナーの嵩を、どちらのトナー充填口104A,104Bからトナー貯留容器110内にトナーを充填した場合にも、図7に示した実線のような形状となる。そのため、トナー貯留容器110内のトナー総量をより安定させることが可能になる。
なお、攪拌スクリュウ119の羽のピッチは、トナー搬送スクリュウ116の羽のピッチよりも大きくなっている。また、攪拌スクリュウ119の回転速度は、トナー搬送スクリュウ116の回転速度よりも遅く、例えば、トナー搬送スクリュウ116の回転速度の1/10程度にしている。
[構成例3]
本構成例のトナー補給装置100の基本的な構成は、構成例1のトナー補給装置100と同じであるが、本構成例においては、アジテータ軸114を駆動するモータ112を、トナーボトル101A,101Bを駆動するモータ103A,103Bと連動させて駆動させる。そして、トナーボトル101A,101Bからトナー充填口104A,104Bを通ってトナー貯留容器110内に落ちたトナーを常に攪拌する。これにより、前述したトナー貯留容器110内でのトナーの嵩の左右の偏りを軽減し、より多くのトナーをトナー貯留容器110内に蓄えることができる。
なお、図7に示したようなトナー貯留容器110内のトナーを撹拌する撹拌手段として攪拌スクリュウ119を用いた場合でも、モータ103A,103Bによるトナーボトル101A,101Bの駆動に連動させて、モータ112により攪拌スクリュウ119を駆動させる。これにより、攪拌手段としてアジテータ115を用いた場合と同様に、トナー貯留容器110内でのトナーの嵩の左右の偏りを軽減し、より多くのトナーをトナー貯留容器110内に蓄えることができる。
[実施形態2]
以下、本発明を適用した粉体補給装置を備えた画像形成装置の第二の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係る画像形成装置である複写機の基本的な構成は、実施形態1に係る複写機1の構成と略同じであるので、その説明は省略する。
本実施形態においては、トナー補給装置100に、黒色のトナーをそれぞれ収納する3つのトナーボトル101A,101B,101Cが横並びで配置されており、このトナーボトル101A,101B,101Cの下方にトナーを一時的に貯留するトナー貯留容器110が設けられている。そして、3つのトナーボトル101A,101B,101Cから1つずつ順番に、自由落下によってトナー貯留容器110にトナーを供給し、トナー貯留容器110内のトナーを現像装置106に排出してトナー補給を行っている。
また、図10に示すようにトナー貯留容器110の内壁で、3つのトナーボトル101A,101B,101Cそれぞれの隣り合うトナーボトル間に、トナー検知センサ111Aとトナー検知センサ111Bとが設置されている。そして、トナー検知センサ111Aの中心Oが、横並び方向でトナーボトル101Aの軸中心Oとトナーボトル101Bの軸中心Oそれぞれからの距離が同じとなる位置、すなわち、横並び方向で軸中心O−軸中心O間の中央に相当するトナー貯留容器110内の位置に位置している。また、トナー検知センサ111Bの中心Oが、横並び方向でトナーボトル101Bの軸中心Oとトナーボトル101Cの軸中心Oそれぞれからの距離が同じとなる位置、すなわち、横並び方向で軸中心O−軸中心O間の中央に相当するトナー貯留容器110内の位置に位置している。
このような位置に設けられたトナー検知センサ111Aとトナー検知センサ111Bによってトナー有と検知したときのトナー貯留容器110内でのトナーの嵩は、図10に示す通り、トナーボトル101Aからトナー充填口104Aを通して充填された場合には図中実線、トナーボトル101Bからトナー充填口104Bを通して充填された場合には図中1点鎖線、トナーボトル101Cからトナー充填口104Cを通して充填された場合には図中2点鎖線のようになる。
これにより、トナーボトル101A,101B,101Cのいずれのトナーボトルからトナー貯留容器110にトナーを充填した場合でも、トナー貯留容器110内のトナー量を概ね同量とすることができる。このように、トナー貯留容器110内のトナー量のばらつきを低減させることができるので、その分、トナー貯留容器110内のトナー量を適切に見積もって、上述したようなトナー貯留容器110内のトナーが無くなりきらない所定時間を、長過ぎたり短過ぎたりすることなく適切に設定することができる。
したがって、前記所定時間が長過ぎることで、トナー貯留容器110内に残っている実際のトナー量が見積もったトナー量よりも少ない場合にトナー貯留容器110内のトナーが無くなってしまい、トナー補給装置100から現像装置106にトナーを補給できずトナー不足によって画像濃度が薄くなって画像不良が生じるのを抑制することができる。また、前記所定時間が短過ぎることで、前記所定時間が経過するまでに、トナーボトルの交換が間に合わず、印刷動作を停止させてしまいダウンタイムが増えて生産性を低下させてしまうのを抑制することができる。
なお、トナー検知センサ111A,111Bによってトナー有を検知したときの、各トナーボトル101A,101B,101Cから充填されたトナー貯留容器110内のトナーの体積差が10[%]以下、好ましくは5[%]以下となるような位置にトナー検知センサ111A,111Bを設けるのが良い。
本実施形態では、上述したようにトナー検知センサ101A,101Bを、横並び方向で、軸中心O−軸中心O間の中央、軸中心O−軸中心O間の中央に相当する位置に設けている。この場合、横並び方向で真ん中にあるトナーボトル101Bからトナーを充填したときのトナー貯留容器110内のトナー総量が、横並び方向で両側にあるトナーボトル101A,101Cからトナー充填をしたときの前記トナー総量よりも少し多くなる虞がある。そのため、トナー検知センサ111A,111Bそれぞれを各中央の位置から横並び方向で軸中心O側に寄せて設置させても良い。
これにより、トナーボトル101Bからトナーを充填した場合に、トナー検知センサ111A,111Bそれぞれが各中央の位置にあるときよりも、早い段階でトナー有と検知され、検知時におけるトナー貯留容器110内のトナー総量を低減させることができる。よって、トナーボトル101A,101B,101Cのいずれのトナーボトルからトナー貯留容器110にトナーを充填した場合でも、トナー貯留容器110内のトナー量のばらつきをより低減させることができる。
なお、本実施形態のおいても、実施形態1で説明した各構成例の構成を適用することができ、上述したのと同様の効果を得ることができる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
装置本体に対して着脱可能であり横並びで配置された2つ以上のトナーボトル101A,101Bなどの粉体収納容器と、粉体収納容器の下方に設けられ粉体収納容器から供給された粉体を一時的に貯留し、一時的に貯留したトナーなどの粉体を現像装置106などの補給対象に向けて排出する排出口117などの粉体排出口が形成されたトナー貯留容器110などの粉体貯留容器と、粉体貯留容器の内壁に設置され、設置された高さにおける粉体の有無を検知するトナー検知センサ111などの粉体検知手段とを備えたトナー補給装置100などの粉体補給装置において、粉体収納容器の横並び方向で隣り合う粉体収納容器間に粉体検知手段が位置する。これよれば、上記実施形態について説明したように、粉体貯留容器内の粉体が無くなりきらない所定時間を適切に設定できる。
(態様B)
態様Aにおいて、上記隣り合う粉体収納容器間の横並び方向中央に上記粉体検知手段が位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、概ね左右反転させた形状の嵩(剤面)となるため、いずれの粉体収納容器から粉体を供給した場合でも、粉体貯留容器内の粉体量を概ね同量とすることができる。
(態様C)
(態様A)において、上記粉体収納容器が3本横並びで配置されており、上記隣り合う粉体収納容器間の横並び方向中央、またはそれよりも並び方向で真ん中にある粉体収納容器側に寄った位置に、上記粉体検知手段が位置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、いずれの粉体収納容器から粉体を供給した場合でも、粉体貯留容器内の粉体量を概ね同量とすることができる。
(態様D)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、上記粉体貯留容器の上面には、各粉体収容容器に対応させた粉体供給口が横並び方向に沿って設けられており、上記粉体検知手段が位置する上記横並び方向中央を、各粉体供給口の横並び方向中心を基準にして設定する構成を採用することができる。
(態様E)
(態様A)、(態様B)または(態様C)において、上記粉体検知手段が位置する上記横並び方向中央を、各粉体収納容器に設けられた粉体を排出する排出口の横並び方向中心を基準にして設定する構成を採用することができる。
(態様F)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、隣り合う粉体収納容器それぞれから粉体を供給したときに粉体貯留容器内で堆積した粉体の上面が交わる位置に、上記粉体検知手段を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、いずれの粉体収納容器から粉体を供給した場合でも、粉体貯留容器内の粉体量を概ね同量とすることができる。
(態様G)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、上記粉体検知手段で粉体を検知したときに、各粉体収納容器から供給された粉体の容積比が10[%]以下となる位置に、前記粉体検知手段を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、いずれの粉体収納容器から粉体を供給した場合でも、粉体貯留容器内の粉体量を概ね同量とすることができる。
(態様H)
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、上記粉体貯留容器には粉体を撹拌する撹拌手段が設けられており、前記撹拌手段は粉体を上記粉体検知手段に向けて搬送する。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体貯留容器内のトナー量をより安定させることが可能になる。
(態様I)
(態様H)において、上記撹拌手段は回転軸に螺旋状の羽が設けられたスクリュウ部材を有しており、前記スクリュウ部材の羽の巻き方向が回転軸方向で上記粉体検知手段を挟んで逆向きになっている。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体を攪拌しつつ、粉体を粉体検知手段の周囲に集めることができる。
(態様J)
(態様H)において、前記撹拌手段は回転軸と前記回転軸に取り付けられた可撓性シートとを有しており、前記可撓性シートは回転軸方向で上記粉体検知手段を挟んで逆向きの傾きを持って前記回転軸に取り付けられている。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体を攪拌しつつ、粉体を粉体検知手段の周囲に集めることができる。
(態様K)
(態様H)、(態様I)または(態様J)において、上記粉体貯留容器内に貯留された粉体を上記粉体排出口に向けて搬送する粉体搬送手段を有しており、上記攪拌手段と前記粉体搬送手段とを個別に動作可能で。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体搬送手段の動作によらず攪拌手段を動作させて、粉体貯留容器内の粉体を攪拌することができるため、粉体貯留容器内の粉体の剤面を平均化して充填量を安定化させることができる。
(態様L)
(態様H)、(態様I)、(態様J)または(態様K)において、上記粉体収納容器から上記粉体貯留容器に粉体を供給するときに、上記攪拌手段を動作させる。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体貯留容器内での粉体の偏りを軽減し、より多くの粉体を粉体貯留容器内に蓄えることができる。
(態様M)
像担持体と、少なくともトナーを含む現像剤を用いて前記像担持体上の潜像を現像する現像手段と、前記現像手段で使用されるトナーを収容するトナー収納容器と、前記トナー収納容器内のトナーを前記現像手段に補給するトナー補給手段とを備えた画像形成装置において、前記トナー補給手段として、(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)、(態様H)、(態様I)、(態様J)、(態様K)または(態様L)の粉体補給装置を備えた。これによれば、上記実施形態について説明したように、粉体貯留容器内の粉体が無くなりきらない所定時間を適切に設定でき、画像濃度が薄くなって画像不良が生じたり、生産性が低下したりするのを抑制することができる。
1 複写機
31 第一給紙カセット
31a 第一給紙ローラ
31b 搬送ローラ対
32 第二給紙カセット
32a 第二給紙ローラ
32b 搬送ローラ対
33 第三給紙カセット
33a 第三給紙ローラ
33b 搬送ローラ対
34 第四給紙カセット
34a 第四給紙ローラ
34b 搬送ローラ対
35 給紙路
50 自動原稿送り装置(ADF)
51 コンタクトガラス
74A ホルダー部
74B ホルダー部
100 トナー補給装置
101 トナーボトル
101A トナーボトル
101B トナーボトル
102A 連通部
102B 連通部
103A モータ
103B モータ
104A トナー充填口
104B トナー充填口
106 現像装置
110 トナー貯留容器
111 トナー検知センサ
112 モータ
114 アジテータ軸
115 アジテータ
115a 凸部
116 トナー搬送スクリュウ
117 排出口
118 横搬送路
119 攪拌スクリュウ
120 露光部
121 光源
122 ミラー
123 ミラー
124 ミラー
125 レンズ
126 ミラー
127 ミラー
128 ミラー
130 画像形成部
131 感光体ドラム
132 帯電装置
133 転写ベルト装置
133a クリーニング手段
134 レジストローラ対
135 転写ベルト
136 感光体クリーニング装置
137 定着装置
138 排紙ローラ
139 転写紙反転搬送部
140 給紙部
特開2005−241865号公報

Claims (13)

  1. 装置本体に対して着脱可能であり横並びで配置された2つ以上の粉体収納容器と、
    前記粉体収納容器の下方に設けられ各粉体収納容器に対応させた粉体供給口を介して該粉体収納容器から供給された粉体を一時的に貯留し、該一時的に貯留した粉体を補給対象に向けて排出する粉体排出口が形成された粉体貯留容器と、
    前記粉体貯留容器の内壁に設置され、設置された高さにおける粉体の有無を検知する粉体検知手段とを備えた粉体補給装置において、
    前記粉体収納容器の横並び方向における、隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口の間に前記粉体検知手段が位置することを特徴とする粉体補給装置。
  2. 請求項1の粉体補給装置において、
    上記隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口間の横並び方向中央に上記粉体検知手段が位置することを特徴とする粉体補給装置。
  3. 請求項1の粉体補給装置において、
    上記粉体収納容器が3本横並びで配置されており、
    上記隣り合う粉体収納容器それぞれについての粉体供給口間の横並び方向中央、またはそれよりも並び方向で真ん中にある粉体収納容器側に寄った位置に、上記粉体検知手段が位置することを特徴とする粉体補給装置。
  4. 請求項1、2または3の粉体補給装置において、
    上記粉体供給口は上記粉体貯留容器の上面に、粉体収納容器横並び方向に沿って設けられており、
    上記粉体検知手段が位置する上記横並び方向中央は、各粉体供給口の横並び方向中心を基準にして設定したものであることを特徴とする粉体補給装置。
  5. 請求項1、2または3の粉体補給装置において、
    上記粉体検知手段が位置する上記横並び方向中央は、各粉体収納容器に設けられた粉体を排出する排出口の横並び方向中心を基準にして設定したことを特徴とする粉体補給装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5の粉体補給装置において、
    隣り合う粉体収納容器それぞれから粉体を供給したときに粉体貯留容器内で堆積した粉体の上面が交わる位置に、上記粉体検知手段を設けたことを特徴とする粉体補給装置。
  7. 請求項1、2、3、4、5または6の粉体補給装置において、
    上記粉体検知手段で粉体を検知したときに、各粉体収納容器から供給された粉体の容積比が10[%]以下となる位置に、該粉体検知手段を設けたことを特徴とする粉体補給装置。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7の粉体補給装置において、
    上記粉体貯留容器には粉体を撹拌する撹拌手段が設けられており、
    前記撹拌手段は粉体を上記粉体検知手段に向けて搬送することを特徴とする粉体補給装置。
  9. 請求項8の粉体補給装置において、
    上記撹拌手段は回転軸に螺旋状の羽が設けられたスクリュウ部材を有しており、
    前記スクリュウ部材の羽の巻き方向が回転軸方向で上記粉体検知手段を挟んで逆向きになっていることを特徴とする粉体補給装置。
  10. 請求項8の粉体補給装置において、
    前記撹拌手段は回転軸と該回転軸に取り付けられた可撓性シートとを有しており、
    前記可撓性シートは回転軸方向で上記粉体検知手段を挟んで逆向きの傾きを持って前記回転軸に取り付けられていることを特徴とする粉体補給装置。
  11. 請求項8、9または10の粉体補給装置において、
    上記粉体貯留容器内に貯留された粉体を上記粉体排出口に向けて搬送する粉体搬送手段を有しており、
    上記攪拌手段と前記粉体搬送手段とを個別に動作可能であることを特徴とする粉体補給装置。
  12. 請求項8、9、10または11の粉体補給装置において、
    上記粉体収納容器から上記粉体貯留容器に粉体を供給するときに、上記攪拌手段を動作させることを特徴とする粉体補給装置。
  13. 像担持体と、
    少なくともトナーを含む現像剤を用いて前記像担持体上の潜像を現像する現像手段と、
    前記現像手段で使用されるトナーを収容するトナー収納容器と、
    前記トナー収納容器内のトナーを前記現像手段に補給するトナー補給手段とを備えた画像形成装置において、
    前記トナー補給手段として、請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11または12の粉体補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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