JP2005241865A - トナー補給装置及びこれを用いた現像装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特別な機構を設けることなく、カートリッジの交換作業に伴う画質保証とトナーの空検知とを適切に実現する。
【解決手段】 カートリッジ受部3に対するカバー3aの開閉を検知するカバー開閉検知手段6と、カバー閉を検知した条件では、カートリッジ4及びリザーブタンク5を通常動作可能とし、カバー開を検知した条件では、カートリッジ4の駆動を停止し、リザーブタンク5を通常動作可能とする駆動制御手段7と、リザーブタンク5に設けられ且つリザーブタンク5内にトナーが貯蔵された状態で少なくともカートリッジ4内のトナーの有無について検知可能なトナー有無センサ8と、このトナー有無センサ8の検知信号に基づいてトナーの空検知を判定するトナー空検知手段9とを備え、トナー空検知手段9の判定手段12の判定処理をカバー開閉検知手段6の検知情報に基づいて変更するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、現像装置にトナーを補給するトナー補給装置に係り、特に、交換可能なカートリッジと、カートリッジ内のトナーを一時的に貯蔵するリザーブタンクとを備えた態様のトナー補給装置及びこれを用いた現像装置、画像形成装置の改良に関する。
一般に、トナー及びキャリアが含まれる二成分現像剤を使用した現像装置としては、感光体ドラム等の像担持体に対向して開口する現像ハウジングを有し、この現像ハウジング内に二成分現像剤を収容すると共に、現像ハウジングの開口に面して現像ロールを配設し、現像ロール上に現像剤を担持搬送させ、像担持体と現像ロールとの間の現像部位にて像担持体上に形成された静電潜像をトナー現像するようにしたものがある。
この種の現像装置にあっては、静電潜像を可視像化することに伴ってトナーが消費されることから、現像性能を良好に保つために、現像装置にトナー補給装置を付設し、トナーの消費量に伴って現像ハウジング内にトナーを適宜タイミングで補給する方式が採用されている。
従来におけるトナー補給装置としては、画像形成装置本体のカートリッジ受部にカートリッジを着脱自在に装着し、このカートリッジ内のトナーをリザーブタンク(トナーバッファ)に一時的に貯蔵すると共に、現像ハウジング内でのトナー消費に応じてリザーブタンク内のトナーを現像ハウジングに補給するものが既に提案されている(例えば特許文献1参照)。
この種のトナー補給装置においては、カバー(ディスペンスドア)の開閉とカートリッジの着脱とが連動するように構成し、カバーの開閉を検知することによってカートリッジの着脱状態を検知するようにし、プリントジョブ実行中にカートリッジが外されたと判断された場合には、プリントジョブを実行すると共に、カートリッジの装着を促すための警告表示を行うようになっている。
このようなトナー補給装置によれば、カートリッジを交換する必要性から、カバーを開放する際に、例えばカバーの開放動作に連動してカートリッジをセット位置からずらすことにより、カートリッジの駆動を停止させることでカートリッジ駆動部の破損を防止する方式が採られている。また、プリントジョブ実行中にカートリッジを取り外したとしても、プリントジョブを実行する態様であるため、リザーブタンク内のトナーが現像ハウジングに補給されることになり、カーリッジ交換作業中の画像濃度低下を防止することが可能である。
また、この種のトナー補給装置にあっては、カートリッジの交換を可能にするために、カートリッジ内のトナーの有無が検知されるトナー空検知システムが採用されている(例えば特許文献2参照)。
この種のトナー空検知システムは、例えばリザーブタンクを駆動するディスペンスモータON時にトナー有無センサを読み、連続して所定時間トナー無を検知した時にトナーの空状態を判定するようにして段階的に警告表示を行うものであり、例えばカートリッジがトナー空である状態に相当する段階でニアエンプティ(Near Empty)とした後、所定時間後にリザーブタンクもトナー空である状態に至った段階でエンプティ(Empty)としてM/C(マシン)を停止するものである。
特開2000−162925号公報(発明の実施の形態,図13) 特開平4−251880号公報(実施例,図3)
しかしながら、カートリッジ交換後、閉め忘れ等によりカバー(ディスペンスドア)を開いたまま放置したような場合には、安全上の観点から、カートリッジの駆動を停止しているため、カートリッジを交換しているにもかかわらず、カートリッジからリザーブタンクへのトナーの補充が行われず、再び「Near Empty」、「Empty」という誤ったトナーの空検知(誤検知)が行われてしまう。
また、カラー画像形成装置のように、特に、複数の現像装置が搭載されるモデルでは、夫々にトナー補給装置を付設することが必要になるが、複数のカートリッジに跨って開閉するカバー(ディスペンスドア)を設けることがあり得る。
このような態様にあっては、例えばカートリッジの交換に当たってカバーを開放する際に、交換の必要のないカートリッジについても「Near Empty」、「Empty」という誤ったトナーの空検知(誤検知)が行われてしまう。
このような場合、ユーザーインターフェースにカートリッジの交換を促す誤表示が行われるという懸念がある。
このように、従来のトナー補給装置にあっては、カートリッジ交換時でも、リザーブタンク内のトナーを使用可能とすることで画質保証を実現する態様が採られているが、上述したように、カバーを閉め忘れたような場合に、カートリッジに対し誤ったトナーの空検知が行われるという新たな技術的課題が見出された。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、特別な機構を設けることなく、カートリッジの交換作業に伴う画質保証とトナーの空検知とを適切に実現することができるトナー補給装置及びこれを用いた現像装置、画像形成装置を提供するものである。
すなわち、本発明は、図1に示すように、現像装置1にトナーを補給するトナー補給装置において、画像形成装置本体のカートリッジ受部3に着脱自在に装着され、内部にトナーを収容し且つトナー搬送可能な搬送部材4aを有するカートリッジ4と、このカートリッジ4と現像装置1との間に配設され、カートリッジ4からのトナーを一時的に貯蔵し且つ内部にトナー搬送可能な搬送部材5aを有するリザーブタンク5と、カートリッジ受部3に対するカバー3aの開閉を検知するカバー開閉検知手段6と、このカバー開閉検知手段6にてカバー閉を検知した条件では、カートリッジ4及びリザーブタンク5を通常動作可能とする一方、カバー開を検知した条件では、カートリッジ4の駆動を停止し、リザーブタンク5を通常動作可能とする駆動制御手段7と、前記リザーブタンク5に設けられ且つリザーブタンク5内にトナーが貯蔵された状態で少なくともカートリッジ4内のトナーの有無について検知可能なトナー有無センサ8と、このトナー有無センサ8の検知信号に基づいてトナーの空検知を判定するトナー空検知手段9とを備え、トナー空検知手段9には、トナー有無センサ8にてトナー無を検知した条件でリザーブタンク5の駆動時間を累積する累積カウンタ11と、この累積カウンタ11の計数値と設定された閾値とを比較することでトナーの空検知状態を判定する判定手段12と、前記カバー開閉検知手段6の検知情報に基づいて前記判定手段12の判定処理を変更する判定変更手段13とを具備させたものであることを特徴とする。
このような技術的手段において、本件のトナー補給装置は、トナーを単独で補給する態様に限らず、例えばトリクル方式を採用する現像装置1についてはトナー及びキャリアからなる現像剤を補給する態様をも含む。
ここで、現像装置1としては各種態様のものを含むが、例えば現像剤が収容可能な現像ハウジング1aを有し、この現像ハウジング1aの開口に面して現像剤担持体1bを配設すると共に、この現像剤担持体1bの背面側には例えば現像剤撹拌搬送用の撹拌搬送部材1cを配設した態様のものが用いられる。
また、本件は、カートリッジ4とリザーブタンク5とを備えた態様を前提とする。
この場合において、カートリッジ4及びリザーブタンク5は共に搬送部材4a,5aを有しており、夫々の搬送部材4a,5aを駆動することによりトナーを搬送供給可能とするものである。
更に、トナーの空検知についてはカートリッジ4内のトナーの有無を検知可能であれば、カートリッジ4毎に設けるなど適宜選定して差し支えないが、本件では、リザーブタンク5にトナー有無センサ8を具備させ、カートリッジ4のトナー空検知を容易に実現する方式が採用されている。
このトナー有無センサ8としては、圧電素子を用いた方式を始め適宜選定して差し支えなく、また、トナー有無センサ8の配設箇所としては、リザーブタンク5内にトナーが貯蔵された状態で少なくともカートリッジ4内のトナーの有無について検知可能な箇所であれば適宜選定して差し支えない。この場合、トナー有無センサ8は、少なくともリザーブタンク5内にトナーが貯蔵されている状態でカートリッジ4のトナー有無を検知するものであればよく、トナー無検知後に現像装置1へのトナー補給量を多く稼ぐという観点からすれば、リザーブタンク5内のトナーが満杯に近い状態にてトナー有無センサ8によりトナー無を検知する態様が好ましい。
また、駆動制御手段7については、カバー3aの開閉状態に依存し、カートリッジ4及びリザーブタンク5の駆動の継続、停止を制御するものであればよく、少なくとも、カバー3a開時に安全上の観点からカートリッジ4の駆動を停止させるものであればよい。
更に、複数の現像装置1を有する態様においては、複数の現像装置1に夫々対応するトナーを補給する複数のトナー補給装置を配設することが必要である。この場合、各カートリッジ4のカバー3aは夫々のカートリッジ4毎に設けても差し支えないが、構成の簡略化や操作性を考慮すれば、全カートリッジ4に対して一つのカバー3aを設けたり、例えば四つのカートリッジ4に対して二つのカバー3aを設ける等複数のカートリッジ4に跨って開閉するカバー3aを設けることが好ましい。
このような態様では、駆動制御手段7としては、安全上及び構成の簡略化という観点から、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、当該開状態のカバー3aに対応する全てのカートリッジ4の駆動を停止することが好ましい。このようにすれば、交換予定のないカートリッジ4に対してトナー空検知の誤検知が起こり易くなるため、これらを回避することを企図した本発明は特に有効である。
トナー空検知手段9としては、累積カウンタ11とトナー空検知状態の判定手段12とを含み、カバー3a開時に判定変更手段13にて判定手段12の判定処理を変更することを要する。これは、カバー3aの開閉状態に応じて同じトナー空検知処理を行う態様を除外する趣旨であり、カバー3a開時に、通常のトナー空検知を行わないようにし、誤検知を回避するものである。
ここで、判定変更手段13の代表的態様としては、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、カバー閉を検知した条件で行う通常判定処理の少なくとも一つを実施しないことが挙げられる。この場合、カバー開時に通常判定処理の少なくとも一つを実施しないことにより、カバー開から閉に戻した際にトナー空検知処理を継続して行うことが可能である。
より具体的なモデル例を挙げると、判定手段12は、トナー空検知状態がトナー空レベル(カートリッジ4及びリザーブタンク5がトナー空状態に相当)の直前レベル(カートリッジ4がトナー空状態に相当)に相当するニアエンプティ判定用閾値を有し、累積カウンタ11の計数値とニアエンプティ判定用閾値との比較判定にてニアエンプティを判定可能であり、判定変更手段13は、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、前記ニアエンプティの通常判定処理を実施しないものであればよい。この場合、カバー開時にニアエンプティ判定処理を実施しないことにより、カバー開から閉に戻した際にニアエンプティ判定処理を継続して行うことができる。
また、判定変更手段13の別の代表的態様としては、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、カバー閉を検知した条件で行う通常判定処理の閾値を変更することが挙げられる。この場合、カバー開時に通常判定処理の閾値を変更することにより、カバー開から閉に戻した際にトナー空検知処理を継続して行うことが可能である。
より具体的なモデル例を挙げると、判定手段12は、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティ判定用閾値を有し、累積カウンタ11の計数値とエンプティ判定用閾値との比較判定にてエンプティを判定可能であり、判定変更手段13は、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、前記エンプティの通常判定処理のエンプティ判定用閾値を当該閾値より小さい値に変更するものであればよい。この場合、カバー開時にエンプティ判定処理の閾値を小さくして行うので、カバー開から閉に戻した際に、エンプティ判定閾値が通常判定処理の閾値に戻ることに伴い、エンプティ判定処理を継続して行うことができる。
また、累積カウンタ11の数については適宜選定して差し支えなく、例えば二つの累積カウンタ11を用いる態様と、一つの累積カウンタ11を用いる態様とが代表的に挙げられる。
前者の代表的態様としては、累積カウンタ11は、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティであることを判定するためのエンプティ用累積カウンタと、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティであることを判定するためのニアエンプティ用累積カウンタとを個別に備えているものが挙げられる。
また、後者の代表的態様としては、累積カウンタ11は、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティであること、及び、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティであることを判定するために共用されるものが挙げられる。
このような累積カウンタ11を使用した態様において、判定手段12による好ましい判定処理としては、カバー開閉検知手段6がカバー閉を検知した条件で、ニアエンプティの判定処理、及び、エンプティの判定処理を行うものが挙げられる。このように、トナー空検知を段階的に検知することにより、カートリッジ4の空トナー状態をより正確に把握することができる。
また、上述したような累積カウンタ11を使用した態様において、判定変更手段13による好ましい変更処理としては、カバー開閉検知手段6がカバー開を検知した条件で、ニアエンプティの判定処理を行わず、エンプティの判定処理についてはエンプティ判定用閾値を当該閾値より小さい値に変更して行うものが挙げられる。
本態様においては、カバー開時にはニアエンプティ判定を行わず、エンプティ判定用閾値より小さな閾値にてエンプティ判定を行い、例えば画像形成動作を禁止するか否かの判定を行うことができる。また、エンプティ判定用閾値より小さな値に変更したのは、カバー閉め忘れ時などにカバー3aを閉じることにより復帰させ、かつ、復帰後処理(復帰後のトナー空検知処理)を可能にすることによる。
また、判定手段12及び判定変更手段13による好ましい閾値の設定態様としては、ニアエンプティ判定用閾値をT1、通常判定処理時のエンプティ判定用閾値をT2、カバー開時の判定処理時のエンプティ判定用閾値をT3とした場合に、T2−T3>T1を満たすものが挙げられる。このように設定すれば、例えばカバー3aの閉め忘れによるM/C(マシン)停止後の復旧時に必ずニアエンプティ、エンプティの処理を踏むことができる。
また、トナー空検知手段9による空検知処理を解除するには、所定の空検知解除手段を備えていることが必要である。この空検知解除手段としては、トナー有無センサ8にてトナー有を検知した条件で、累積カウンタ11の計数値を0以外の規定値に初期化した後、リザーブタンク5の駆動時間に応じて累積カウンタ11を減算するものが好ましい。
ここで、空検知解除時に累積カウンタ11を直ちに0にしてもよいが、本態様であれば、トナー有無センサ8のトナー有判定が一時的である場合(実際にはトナー無)があったとしても、画質保証を有効に行うことができる。
このように、本発明に係るトナー補給装置は、図2(a)に示すように、カバー3aの開閉に応じて、駆動制御手段7及びトナー空検知手段9による各処理が相違する。
具体的には、例えばカバー3a閉時には、図2(b)に示すように、駆動制御手段7はカートリッジ4及びリザーブタンク5を通常動作させ、トナー空検知手段9は通常処理、つまり、判定変更手段13による変更処理を伴わずに判定手段12にて通常判定処理を行う。
一方、カバー3a開時には、図2(c)に示すように、駆動制御手段7はカートリッジ4の駆動を停止し、リザーブタンク5を通常動作させる一方、トナー空検知手段9は特別処理、つまり、判定変更手段13による変更処理を行った後に判定手段12にて通常判定処理とは異なる特別判定処理を行う。
本発明は、上述したトナー補給装置に限られるものではなく、これらのトナー補給装置を組み込んだ現像装置1をも対象とする。
更に、本発明は、上述したトナー補給装置を組み込んだ画像形成装置をも対象とする。
この場合、本発明は、図1に示すように、静電潜像を担持する像担持体2と、この像担持体2上の静電潜像をトナーにて可視像化する現像装置1とを備えた態様において、現像装置1に上述したトナー補給装置を組み込むようにすればよい。
ここで、画像形成装置に組み込まれるトナー補給装置の好ましい態様としては、駆動制御手段7は、トナー空検知手段9がトナー空レベルに相当するエンプティを判定した条件で、カバー開閉検知手段6による検知結果にかかわらず、少なくとも対応する色トナーが含まれる画像形成動作を禁止するものが挙げられる。このように、カートリッジ4のトナー空検知により、少なくとも対応する色トナーが含まれる画像形成動作を禁止するようにすれば、画質を保証することができる。
本発明に係るトナー補給装置によれば、カバー開閉検知手段にてカバー閉を検知した条
件では、カートリッジ及びリザーブタンクを通常動作可能とし、カバー開を検知した条件では、カートリッジの駆動を停止し、リザーブタンクを通常動作可能としたので、カートリッジ交換時にカバーを開放したとしても、リザーブタンクを通じてトナーの補給動作を継続的に行うことが可能であり、その分、画質保証を確実に行うことができる。
特に、本発明によれば、トナー空検知手段の判定手段の判定処理をカバー開閉検知手段の検知情報に基づいて変更するようにしたので、カバー開時には、トナー空検知手段による判定処理を通常判定処理と異なる処理にすることができ、通常判定処理と区別化することができる。このため、カバーの閉め忘れ等の誤操作が生じたとしても、トナー空検知手段によって、判定処理が変更された適切なトナー空検知処理を行うことが可能になり、交換の必要のないカートリッジに対して誤ったトナー空検知を行う等の弊害を有効に回避することができる。
それゆえ、本発明によれば、特別な機構を設けることなく、カートリッジの交換作業に伴う画質保証とトナー空検知とを適切に実現することができる。
また、このようなトナー補給装置を組み込んだ現像装置、画像形成装置によれば、カートリッジの交換作業に伴う画質不良やカートリッジ交換の誤表示を確実に改善できるため、現像装置、画像形成装置の性能改善を適切に行うことができる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図3は本発明が適用された画像形成装置の実施の形態1を示す。
同図において、画像形成装置の基本的構成は、装置本体20の上部に画像読取ユニット21を配設する一方、装置本体20内には例えばタンデム型の作像エンジンが搭載された作像ユニット22を配設すると共に、この作像ユニット22の下部にはシート供給装置23,24を配設し、このシート供給装置23,24から供給されたシートをシート搬送路25を通じて作像ユニット22に送り、この作像ユニット22にてシート上に画像を形成した後、シート搬送路25を通じて装置本体20外に画像が形成されたシートを排出するようにしたものである。
本実施の形態において、作像ユニット22は、例えばイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色画像を形成する作像エンジン30(30Y〜30K)を有しており、各作像エンジン30の下方には中間転写ベルト36を配設すると共に、この中間転写ベルト36上に転写された画像を一括転写装置40にてシートに一括転写するものである。
ここで、作像エンジン30は例えば電子写真方式を採用したもので構成されており、感光体ドラム31の周囲に、感光体ドラム31を帯電する帯電装置32と、帯電された感光体ドラム31上に静電潜像を書き込む図示外の露光装置と、感光体ドラム31上に書き込まれた静電潜像を所定の色トナーにて可視像化する現像装置33と、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト36上に一次転写する一次転写装置34と、感光体ドラム31上の残留トナーを清掃するクリーニング装置35とを順次配設したものである。
また、中間転写ベルト36は複数の張架ロール37に掛け渡されており、一括転写装置40は例えば転写バイアスが印加されるバイアスロールからなり、前記張架ロール37の一つをバックアップロールとして対向配置されている。
更に、シート搬送路25の一括転写部位の手前にはシート位置決め用のレジストレーションロール(レジロール)41が配設されており、前記一括転写部位通過後には例えば搬送ベルト42が配設され、その下流側にはシート上の未定着像を定着する定着装置43が配設されている。尚、符号44はシート搬送路25の一要素であり、シートの両面記録を可能とするために片面記録済みシートを作像ユニット22の一括転写部位に戻すシート戻し搬送路、45はシート搬送路25に適宜数配設される搬送ロール、46は各シート供給装置23,24のシートを送出するフィーダである。
特に、本実施の形態では、各作像エンジン30(30Y〜30K)の現像装置33には夫々トナー補給装置100(100Y〜100K)が付設されている。
ここで、本実施の形態において、現像装置33は、図3及び図5に示すように、感光体ドラム31側に開口した現像ハウジング61を有し、この現像ハウジング61内にトナー及びキャリアが含まれる現像剤を収容する一方、現像ハウジング61の開口に面した箇所には現像ロール62を配設すると共に、この現像ハウジング61の背面側には撹拌搬送オーガー63,64を配設し、更に、現像ロール62の周囲には現像剤層厚規制のトリミング部材65を設けておき、現像ロール62に撹拌搬送用オーガー63,64にて撹拌搬送された現像剤を担持させた後、トリミング部材65にて層厚規制して現像ロール62と感光体ドラム31との間の現像部位に現像剤を供給するものである。
尚、図5中、符号66は現像ハウジング61内のトナー濃度検知用の濃度センサ、67は感光体ドラム31側に転移したキャリアを回収するキャリア回収ロール、68はキャリア回収ロール67に付設されたスクレーパである。
また、トナー補給装置100(100Y〜100K)は、図3ないし図7に示すように、各色トナーTNが収容されているカートリッジ110と、このカートリッジ110内のトナーTNを一時的に貯蔵するリザーブタンク120とを備えている。
ここで、カートリッジ110の数については色トナー毎に一つずつ設けるなど適宜選定して差し支えないが、本実施の形態では、トナーの使用頻度に応じてブラックトナー用に二つのカートリッジ110K1,110K2(110)を使用し、他の色トナー用には一つのカートリッジ110C(110M,110Y)を使用するようにしたものである。
本実施の形態において、カートリッジ110はトナーが収容される収容搬送路111を有しており、この収容搬送路111には適宜数(例えば二つ)の搬送部材112を配設すると共に、この搬送部材112をカートリッジモータ115にて駆動可能とし、更に、収容搬送路111の一端側下部に連通口113を開設したものである。ここでいう搬送部材112としては、例えばコイル状のアジテータとクランク状のパドルとが用いられるが、これに限られるものではなく適宜選定して差し支えない。尚、装置本体20にはカートリッジ110を装着する際に開放する開閉自在なカバー(ディスペンスドア)180(図8(a)〜(c)参照)が設けられている。
一方、装置本体20を構成するフレーム105にはカートリッジ受枠106が設けられており、このカートリッジ受枠106内にカートリッジ110の一部が嵌合可能なカートリッジ受部107が形成されており、このカートリッジ受部107の一部にはカートリッジ110装着時に開放可能なシャッタ108が設けられ、カートリッジ110の連通口113が前記シャッタ108開口に面して配置されるようになっている。
また、リザーブタンク120は、上記カートリッジ受枠106の下部に配設され、上方に開口し且つカートリッジ110と直交する方向に延びる容器状に形成されており、このリザーブタンク120内にはカートリッジ110の連通口113と連通し且つトナーが移動可能な移動搬送路121が設けられている。そして、この移動搬送路121内には適宜数(例えば三つ)の搬送部材が配設されており、この搬送部材としては、移送搬送路121の中央にて所定方向に回転する搬送オーガー122と、この搬送オーガー122の両側に配設されるコイル状のアジテータ123とが用いられ、これらの搬送部材122,123はリザーブタンクモータ(ディスペンスモータに相当)125からの駆動力をギア列126を介して駆動可能になっている。また、移動搬送路121の移動搬送方向下流側には例えばシャッタにて開閉可能な補給口124が設けられ、この補給口124と現像ハウジング61とが連通管127を介して連通接続されている。
更にまた、リザーブタンク120の補給口124の近傍にはトナー有無センサ(Low Toner Sensor)130が配設されている。
このトナー有無センサ130は、リザーブタンク120内にトナーが貯蔵されている状態でカートリッジ110がトナー空状態であることを検知するセンサであり、本例では、リザーブタンク120内のトナー充填量が満杯レベル近傍にある状態でトナー無を検知するように配設されている。
このトナー有無センサ130としては、例えばピエゾ素子等の圧電素子にて構成され、周囲にトナーが充填されている条件ではその押圧力にて振動子の振動が抑えられるのに対し、周囲にトナーが無くなった条件ではトナーによる押圧力が作用しなくなる分、振動子の振動が顕在化し電気信号として取り出されるものが用いられる。
また、本実施の形態では、例えば図4及び図8(a)(b)に示すように、カートリッジ110がカートリッジ受枠106のカートリッジ受部107に完全に嵌合装着されると、カートリッジ110が所定のセット位置に装着された状態に至るが、このカートリッジ受部107に対応した部位にはカバー(ディスペンスドア)180が開閉自在に設けられている。
本例では、カバー180は、複数のトナー補給装置100(100Y〜100K)の各カートリッジ110(110Y〜110K)に跨って配設され、装置本体20のフレーム105に揺動軸181を介して揺動自在に支承されている。
そして、カバー180とフレーム105のカバー開口縁との間には、図8(c)に示すように、カバー180の開閉状態を検知するためのカバー開閉センサ140が設けられている。
このカバー開閉センサ140としては、例えばフレーム105のカバー開口縁側にマイクロスイッチ141を設ける一方、カバー180の一部にはスイッチ動作片143を突出配置し、カバー180が閉鎖した状態でスイッチ動作片143がマイクロスイッチ141のスイッチ接片142を導通位置に押し込むようにしたものが挙げられる。尚、この種のカバー開閉センサ140としては、マイクロスイッチ141を用いた態様に限られるものではなく、光学的センサを用いた態様など適宜選定して差し支えない。
更に、本実施の形態では、図9に示すようなトナー補給制御系が設けられている。
このトナー補給制御系は、マイクロコンピュータからなる制御装置170を有し、この制御装置170には、各トナー補給装置100(100Y〜100K)のトナー有無センサ130及び各現像装置33内の濃度センサ66(図5参照)からの各検知信号並びにカバー開閉センサ140からの検知信号などを取り込み、例えば図11に示すようなトナー補給制御処理及び図12〜図15に示すような補給トナー有無判定処理を実行し、各トナー補給装置100のカートリッジモータ115、リザーブタンクモータ(ディスペンスモータ)125及び各現像装置33に所定の制御信号を送出するほか、各作像エンジン30(図2参照)による画像形成動作を継続するか禁止するかの決定信号を送出するようになっている。
特に、本実施の形態では、補給トナー有無判定処理を実現するために、制御装置170は、図10に示すように、トナー有無センサ(Low Toner Sensor)130にてトナー無を検知した条件でリザーブタンク120の駆動時間を累積する累積カウンタ171と、この累積カウンタ171の計数値と設定された閾値とを比較することでトナーの空検知状態を判定する判定部172と、カバー開閉センサ140からのカバー開閉情報に基づいて前記判定部172の判定処理を変更する判定変更部173とを備えている。
そして、本例では、累積カウンタ171は、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティ(Near Empty)であることを判定するニアエンプティ用累積カウンタ(累積カウンタI)と、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティ(Empty)であることを判定するためのエンプティ用累積カウンタ(累積カウンタII)とで構成されている。
ここで、判定部172は、カバー閉鎖時において累積カウンタIの計数値がニアエンプティ(Near Empty)閾値T1に達した時点でニアエンプティを判定する。また、判定部172は、カバー180閉鎖時において累積カウンタIIの計数値がエンプティ(Empty)閾値T2(T1<T2)に達した時点でエンプティを判定し、カバー180開放時において累積カウンタIIの計数値がカバー(Disp Door)開放時M/C停止閾値T3(T1<T3<T2)に到達した時点でM/C(マシン)を停止させる必要があると判定するものである。
特に、本実施の形態では、カバー180の閉め忘れによるM/C(マシン)停止後の復旧時に必ずニアエンプティ、エンプティの判定手順を踏めるように、各閾値はT2−T3>T1の関係を満たすように設定されている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動を、特にカートリッジ110の交換に伴うトナー補給動作過程を中心に説明する。
今、カバー180(図11〜図15ではDisp Doorと表示)が閉じている状態、言い換えれば、各トナー補給装置100の各カートリッジ110がカートリッジ受部107のセット位置にセットされている状態にあると仮定すれば、図11に示すように、制御装置170(図9参照、以下同様)は、カバー開閉センサ140の検知信号としてオン信号を受け付け、カバー180が閉じている(Disp Door:Close)と判断するため、各トナー補給装置100のカートリッジ110、リザーブタンク120に対して通常動作を行わせる。
このため、各現像装置33の濃度センサ66からの検知信号に基づいて、現像装置33側のトナー濃度が低下傾向になると、トナー補給装置100が働いて所定量のトナーを補給し、現像装置33内のトナー濃度の低下を補正する。
また、カバー180(Disp Door)が開放された状態では、図11に示すように、制御装置170は、カバー開閉センサ140の検知信号としてオフ信号を受け付け、カバー180が開いている(Disp Door:Open)と判断するため、各トナー補給装置100のカートリッジ110の駆動を停止し、夫々のリザーブタンク120に対してのみ通常動作を行わせる。
このような動作過程において、制御装置170は、補給トナー有無判定処理(図12〜図15参照)を行い、カバー180(Disp Door)閉鎖時には、図11に示すように、「Near Empty」の判定を経て警告表示(例えば「カートリッジの交換時期が近づきました。」というメッセージ表示など)を行い、「Empty」の判定を経て警告表示(例えば「カートリッジを交換して下さい。」というメッセージ表示など)を行い、かつ、M/C(マシン)を停止させる。
一方、制御装置170は、カバー180(Disp Door)開放時には、図11に示すように、「Disp Door 開放時M/C停止」の判定を経て警告表示(例えば「プリントできません。ディスペンスドアを閉めて下さい。」というメッセージ表示など)を行い、かつ、M/C(マシン)を停止させる。
次に、図12〜図15に基づいて補給トナー有無判定処理について詳述する。
本実施の形態では、所定のプリントジョブ中、又は、一色でもトナーステータス(Toner Status)が『Low Toner』、『Near Empty』、『Empty』である(詳細は後述する)場合には、トナー有無センサ(Low Toner Sensor)130にてサンプリングを開始する。
そして、制御装置170は、トナー有無センサ130のサンプリング結果に基づいてトナー有/無を判定し、トナー無を判定した場合には、トナー空検知処理を行う。
このトナー空検知処理では、制御装置170は、先ず、ディスペンスモータ(Disp Motor)125の駆動時間をトリガカウンタLow CNT1,Low CNT2にてカウンタする。この後、カバー(ディスペンスドア)180の開閉をチェックし、カバー180が閉じていれば通常のトナー空検知処理を継続し、カバー180が開いていればカバー開放時の特別処理へと移行する。
ここでは、先に通常のトナー空検知処理について説明すると、図13,図14に示すように、制御装置170は、トリガカウンタLow CNT1が規定値T01(例えばT01=0.5sec.)に達すれば、カートリッジモータ115を所定時間X(例えばX=10sec.)だけ駆動すると共に、トリガカウンタLow CNT1を初期化する。また、トリガカウンタLow CNT1が規定値に達しない場合又はカートリッジモータ115駆動後、トリガカウンタLow CNT2が規定値T02(例えばT02=2sec.)に達すれば、トナーステータス(Toner Status)に『Low Toner』(補給トナー少量に相当)を設定し、累積カウンタI,IIにてディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間を累積開始し、ディスペンスモータ125の駆動時間を加算する。尚、トリガカウンタLow CNT2が規定値T02に到達しなければ、規定値に到達した際に行う処理ステップをスキップする。
そして、累積カウンタIによる累積時間IがNear Empty判定閾値(Near Empty閾値)T1(例えばT1=25sec.)に到達すると、トナーステータス(Toner Status)に『Near Empty』を設定し、前記閾値T1に到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
更に、累積カウンタIIによる累積時間IIがEmpty判定閾値(Empty閾値)T2(例えばT2=70sec.)に到達すると、トナーステータス(Toner Status)に『Empty』を設定すると共に、プリント(Print)禁止とし、M/C(マシン)を停止させ、前記閾値T2に到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
一方、カバー開放時の特別処理について説明すると、図15に示すように、制御装置170は、トナーステータス(Toner Status)が『Toner Full』(『Low Toner』に至っていない状態に相当)であるか否かをチェックし、『Toner Full』であれば、トナーステータス(Toner Status)に『Low Toner』を設定した後、『Toner Full』でなければ直ちに、累積カウンタIによるディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間Iの累積を停止し、累積カウンタIIによるディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間IIを累積する。
この後、制御装置170は、累積カウンタIIによる累積時間IIがDisp Motor開放時M/C停止時間(Disp Motor開放時M/C停止閾値)T3(例えばT3=40sec.)に到達したか否かをチェックし、前記閾値T3に到達した場合には、プリント(Print)禁止とし、M/C(マシン)を停止させ、前記閾値T3に到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
尚、プリント禁止処理後に、例えば開放状態のカバー180を閉じた場合には、プリント動作を再開するようになっている。
また、トナー有無センサ130によるサンプリング判定にてトナー有を判定した場合には、制御装置170は、図12に示すように、トリガカウンタLow CNT1,Low CNT2を初期化した後、各累積カウンタI,IIによるディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間I,IIについてディスペンスモータ125の駆動時間を減算し、0で減算を停止する。また、トナーステータス(Toner Status)に『Toner Full』を設定し、『Near Empty』、『Empty』を解除し、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。尚、『Near Empty』、『Empty』の解除時の処理例については後述する(図19参照)。
ここで、補給トナー有無判定処理の具体例について説明する。
先ず、通常処理(通常のトナー空検知処理)の場合、すなわち、カバー180閉鎖時でトナー有無センサ130によるサンプリング結果がトナー無である場合には、トリガカウンタLow CNT2がT02に到達すると、図16(a)に示すように、各累積カウンタI,IIによる計数動作が開始し、その累積時間I,II(空検累積値I,II)が共に増加していく。
そして、図16(b)に示すように、累積カウンタIによる累積時間I(空検累積値I)がNear Empty閾値T1に到達すると、『Near Empty』の判定がなされる。
この後、図16(c)に示すように、累積カウンタIIによる累積時間II(空検累積値II)がEmpty閾値T2に到達すると、『Empty』の判定がなされ、M/C(マシン)が停止する。
ユーザーは、『Empty』の警告表示(カートリッジ110の交換要請メッセージなど)を見て、カートリッジ110の交換作業を行う。
ここで、例えばイエロ用のカートリッジ110Yを交換する場合を想定する。
今、カバー180を開放し、イエロ用のカートリッジ110Yをセット位置から取り外したとすると、制御装置170は、カバー180が開放されたことに伴って、イエロ用のカートリッジ110Y以外の各カートリッジ110の駆動を停止するが、リザーブタンク120については通常動作を行わせる(図11参照)。
このとき、イエロ用のカートリッジ110Y以外のカートリッジ、例えばマゼンタ用のカートリッジ110Mに着目してみるに、仮に、カートリッジ110Mについても通常のトナー空検知処理が始まっていた場合には、カバー180(Disp Door)が開放されると、図17(a)に示すように、累積カウンタIによる累積動作が停止し、累積カウンタIIによる累積動作が継続し、累積カウンタIIによる累積時間II(空検累積値II)のみがディスペンスモータ125の駆動時間に応じて増加する。
そして、図17(b)に示すように、空検累積値IIがDisp Motor開放時M/C停止閾値T3(T1<T3<T2)に到達すると、制御装置170は、プリントを禁止してM/C(マシン)を停止させる。
また、開放状態のカバー180(Disp Door)を閉じると、制御装置170は、各トナー補給装置100の各カートリッジ110及びリザーブタンク120を通常動作させる。
今、図18(a)に示すように、累積カウンタIによる累積時間I(空検累積値I)がNear Empty閾値T1の手前にあるとすれば、カバー180(Disp Door)が閉じられると、もし、カートリッジ110がトナー無の状態である場合には、累積カウンタIによる累積が再び開始され、一方、累積カウンタIIによる累積は継続され、各累積カウンタI,IIによる累積時間I,II(空検累積値I,II)が共に増加していく。
このとき、各閾値は、T2−T3>T1の関係を満たしているため、仮に、累積カウンタIIによる累積時間IIがDisp Motor開放時M/C停止閾値T3若しくはその手前近傍にあるとしても、制御装置170は、図18(b)(c)に示すように、カバー180を閉じた後には、空検累積値IがNear Empty閾値T1に到達し、『Near Empty』の判定を行った後、空検累積値IIがEmpty閾値T2に到達し、『Empty』の判定を行い、プリントを禁止してM/C(マシン)を停止する。
よって、例えばカバー180を閉め忘れたまま、例えばマゼンタ用のカートリッジ110MがDisp Motor開放時M/C停止状態になったとしても、カバー180を閉じると、少なくとも当該カートリッジ110Mについては、『Near Empty』、『Empty』の判定ステップが踏まれるため、復旧時にカートリッジ110Mを継続して使用することができる。
また、例えば新しいイエロ用のカートリッジ110Yを交換した後、開放状態のカバー180を閉じた場合には、制御装置170は、イエロ用のカートリッジ110Y(110)及びリザーブタンク120を通常動作させるため、リザーブタンク120にはカートリッジ110側からトナーが補充される。この場合、トナー有無センサ130によるサンプリング結果がトナー有と判定されるため、図18(a)に点線矢印で示すように、各累積カウンタI,IIによる計数動作はディスペンスモータ125の駆動時間に応じて減算していき、0に到達した時点で減算を停止する。
更に、通常のトナー空検知処理が行われている過程で、例えば累積カウンタIによる累積時間IがNear Empty閾値T1に到達した場合、又は、累積カウンタIIによる累積時間IIがEmpty閾値T2に到達した場合には、夫々『Near Empty』、『Empty』の判定処理が行われるが、この後、トナー有無センサ130によるサンプリング結果がトナー有を判定すると、各累積カウンタI,IIによる累積時間I,II(空検累積値I,II)は解除される。このときの解除処理は、図19に示すように、各空検累積値I,IIに夫々「Near Empty閾値T1−α」、「Empty閾値T2−α」(但し、αはα<T1を満たす規定値)を設定した後、ディスペンスモータ125の駆動時間に応じて減算するものである。このように、直ちに初期化しないのは、トナー有無センサ130によるトナー有判定が一時的である場合(実際にはトナー無)を想定し、画質保証を有効に行うためである。
◎実施の形態2
図20は本発明が適用されたトナー補給装置の実施の形態2の要部を示す。
同図において、トナー補給装置100の基本的構成は、実施の形態1と略同様であるが、実施の形態1(二つの累積カウンタ171、判定部172及び判定変更部173を具備)と異なり、一つの累積カウンタ171、判定部172及び判定変更部173を具備した補給トナー有無判定処理部を備えており、図21〜図24に示す補給トナー有無判定処理を行うようになっている。
次に、本実施の形態に係る補給トナー有無判定処理について詳述する。
本実施の形態では、所定のプリントジョブ中、又は、一色でもトナーステータス(Toner Status)が『Low Toner』、『Near Empty』、『Empty』である場合には、トナー有無センサ(Low Toner Sensor)130にてサンプリングを開始する。
そして、制御装置170(図9参照、以下同様)は、トナー有無センサ130のサンプリング結果に基づいてトナー有/無を判定し、トナー無を判定した場合には、トナー空検知処理を行う。
このトナー空検知処理では、制御装置170は、先ず、ディスペンスモータ(Disp Motor)125の駆動時間をトリガカウンタLow CNT1,Low CNT2にてカウンタする。この後、カバー(ディスペンスドア)180の開閉をチェックし、カバー180が閉じていれば通常のトナー空検知処理を継続し、カバー180が開いていればカバー開放時の特別処理へと移行する。
ここでは、先に通常のトナー空検知処理について説明すると、図22,図23に示すように、制御装置170は、トリガカウンタLow CNT1が規定値T01(例えばT01=0.5sec.)に達すれば、カートリッジモータ115を所定時間X(例えばX=10sec.)だけ駆動すると共に、トリガカウンタLow CNT1を初期化する。また、トリガカウンタLow CNT1が規定値に達しない場合又はカートリッジモータ115駆動後、トリガカウンタLow CNT2が規定値T02(例えばT02=2sec.)に達すれば、トナーステータス(Toner Status)に『Low Toner』を設定し、累積カウンタにてディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間を累積開始し、ディスペンスモータ125の駆動時間を加算する。尚、トリガカウンタLow CNT2が規定値T02に到達しなければ、規定値に到達した際に行う処理ステップをスキップする。
そして、累積カウンタによる累積時間がNear Empty判定閾値(Near Empty閾値)T1(例えばT1=25sec.)+T(後述する)に到達すると、トナーステータス(Toner Status)に『Near Empty』を設定し、前記閾値T1+Tに到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
更に、累積カウンタによる累積時間がEmpty判定閾値(Empty閾値)T2(例えばT2=70sec.)に到達すると、トナーステータス(Toner Status)に『Empty』を設定すると共に、プリント(Print)禁止とし、M/C(マシン)を停止させ、前記閾値T2に到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
一方、カバー開放時の特別処理について説明すると、図24に示すように、制御装置170は、トナーステータス(Toner Status)が『Toner Full』(『Low Toner』に至っていない状態に相当)であるか否かをチェックし、『Toner Full』であれば、トナーステータス(Toner Status)に『Low Toner』を設定した後、『Toner Full』でなければ直ちに、累積カウンタによるディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間Tを累積し、Near Empty判定閾値にディスペンスモータ125の動作時間Tを加算し、T1+Tとする。
この後、制御装置170は、累積カウンタによる累積時間がDisp Motor開放時M/C停止時間(Disp Motor開放時M/C停止閾値)T3(例えばT3=40sec.)に到達したか否かをチェックし、前記閾値T3に到達した場合には、プリント(Print)禁止とし、M/C(マシン)を停止させ、前記閾値T3に到達しなれば、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
尚、プリント禁止処理後に、例えば開放状態のカバー180を閉じた場合には、プリント動作を再開するようになっている。
また、トナー有無センサ130によるサンプリング判定にてトナー有を判定した場合には、制御装置170は、図21に示すように、トリガカウンタLow CNT1,Low CNT2を初期化した後、累積カウンタによる駆動累積時間からディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間を減算し、0で減算を停止する。また、Near Empty判定閾値T1+Tからディスペンスモータ(Disp Motor)125の動作時間を減算し、0で減算を停止する。更に、トナーステータス(Toner Status)に『Toner Full』を設定し、『Near Empty』、『Empty』を解除し、トナー有無センサ130によるサンプリング判定ステップ直前に戻る。
◎実施の形態3
図25は本発明に係るトナー補給装置の実施の形態3の要部を示す。
同図において、トナー補給装置100の基本的構成は、実施の形態1又は2と略同様であるが、これらの実施の形態1,2と異なり、各カートリッジ110(110Y〜110K1,110K2)側に応答可能な不揮発性メモリ161を搭載し、カートリッジ受枠106には、カートリッジ110を所定のセット位置に装着した際に前記不揮発性メモリ161と通信可能な通信アンテナ162を適宜数配設し、前記不揮発性メモリ161をトナーステータスなどの各種情報が記録可能な情報記録媒体160として使用し、制御装置170(図9参照)にて通信アンテナ162を介して情報記録媒体160の所定の情報の読取、書込動作を行い、各カートリッジ110のトナーステータスなどを把握できるようにしたものである。
このようにすれば、トナー空検知処理等の処理結果が、カートリッジ110側に確実に反映されるため、各カートリッジ110のトナーステータスが正確に把握されることになり、例えば誤って古いカートリッジ110を誤装着するという事態は有効に回避される。
本発明に係るトナー補給装置及びこれを用いた現像装置、画像形成装置の概要を示す説明図である。 (a)はカバーの開閉動作状態を示す説明図、(b)はカバー閉時の駆動制御手段及びトナー空検知手段の処理内容を示す説明図、(c)はカバー開時の駆動制御手段及びトナー空検知手段の処理内容を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるトナー補給装置の全体構成を示す斜視説明図である。 実施の形態1で用いられるトナー補給装置の構造を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるカートリッジとリザーブタンクとの関係を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるカートリッジ受部及びリザーブタンクの詳細を示す説明図である。 (a)は実施の形態1で用いられるカバー(ディスペンスドア)の開閉構造を示す説明図、(b)はカバーの平面説明図、(c)はカバー開閉センサの一例を示す説明図である。 実施の形態1で用いられるトナー補給制御系を示す説明図である。 実施の形態1で用いられる補給トナー有無判定処理部の機能ブロックを示す説明図である。 実施の形態1で用いられるトナー補給制御処理を示すフローチャートである。 実施の形態1で用いられる補給トナー有無判定処理を示すフローチャート(1)である。 同フローチャート(2)である。 同フローチャート(3)である。 同フローチャート(4)である。 (a)〜(c)はカバー閉時の通常処理における累積カウンタの計数動作過程を示す説明図である。 (a)(b)はカバー開時の特別処理における累積カウンタの計数動作過程を示す説明図である。 (a)〜(c)はカバー開状態から閉状態に移行した際の通常処理における累積カウンタの計数動作過程を示す説明図である。 空検解除時処理の一例を示す説明図である。 実施の形態2で用いられる補給トナー有無判定処理部の機能ブロックを示す説明図である。 実施の形態2で用いられる補給トナー有無判定処理を示すフローチャート(1)である。 同フローチャート(2)である。 同フローチャート(3)である。 同フローチャート(4)である。 実施の形態3に係るトナー補給装置の全体構成を示す斜視説明図である。
符号の説明
1…現像装置,1a…現像ハウジング,1b…現像剤担持体,1c…撹拌搬送部材,2…像担持体,3…カートリッジ受部,3a…カバー,4…カートリッジ,4a…搬送部材,5…リザーブタンク,5a…搬送部材,6…カバー開閉検知手段,7…駆動制御手段,8…トナー有無センサ,9…トナー空検知手段,11…累積カウンタ,12…判定手段,13…判定変更手段

Claims (15)

  1. 現像装置にトナーを補給するトナー補給装置において、
    画像形成装置本体のカートリッジ受部に着脱自在に装着され、内部にトナーを収容し且つトナー搬送可能な搬送部材を有するカートリッジと、
    このカートリッジと現像装置との間に配設され、カートリッジからのトナーを一時的に貯蔵し且つ内部にトナー搬送可能な搬送部材を有するリザーブタンクと、
    カートリッジ受部に対するカバーの開閉を検知するカバー開閉検知手段と、
    このカバー開閉検知手段にてカバー閉を検知した条件では、カートリッジ及びリザーブタンクを通常動作可能とする一方、カバー開を検知した条件では、カートリッジの駆動を停止し、リザーブタンクを通常動作可能とする駆動制御手段と、
    前記リザーブタンクに設けられ且つリザーブタンク内にトナーが貯蔵された状態で少なくともカートリッジ内のトナーの有無について検知可能なトナー有無センサと、
    このトナー有無センサの検知信号に基づいてトナーの空検知を判定するトナー空検知手段とを備え、
    トナー空検知手段は、トナー有無センサにてトナー無を検知した条件でリザーブタンクの駆動時間を累積する累積カウンタと、この累積カウンタの計数値と設定された閾値とを比較することでトナーの空検知状態を判定する判定手段と、前記カバー開閉検知手段の検知情報に基づいて前記判定手段の判定処理を変更する判定変更手段とを備えたものであることを特徴とするトナー補給装置。
  2. 請求項1記載のトナー補給装置において、
    判定変更手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、カバー閉を検知した条件で行う通常判定処理の少なくとも一つを実施しないことを特徴とするトナー補給装置。
  3. 請求項1記載のトナー補給装置において、
    判定変更手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、カバー閉を検知した条件で行う通常判定処理の閾値を変更することを特徴とするトナー補給装置。
  4. 請求項2記載のトナー補給装置において、
    判定手段は、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティ判定用閾値を有し、累積カウンタの計数値とニアエンプティ判定用閾値との比較判定にてニアエンプティを判定可能であり、
    判定変更手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、前記ニアエンプティの通常判定処理を実施しないものであることを特徴とするトナー補給装置。
  5. 請求項3記載のトナー補給装置において、
    判定手段は、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティ判定用閾値を有し、累積カウンタの計数値とエンプティ判定用閾値との比較判定にてエンプティを判定可能であり、
    判定変更手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、前記エンプティの通常判定処理のエンプティ判定用閾値を当該閾値より小さい値に変更するものであることを特徴とするトナー補給装置。
  6. 請求項1記載のトナー補給装置において、
    累積カウンタは、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティであることを判定するためのエンプティ用累積カウンタと、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティであることを判定するためのニアエンプティ用累積カウンタとを個別に備えていることを特徴とするトナー補給装置。
  7. 請求項1記載のトナー補給装置において、
    累積カウンタは、トナー空検知状態がトナー空レベルに相当するエンプティであること、及び、トナー空検知状態がトナー空レベルの直前レベルに相当するニアエンプティであることを判定するために共用されるものであることを特徴とするトナー補給装置。
  8. 請求項6又は7記載のトナー補給装置において、
    判定手段は、カバー開閉検知手段がカバー閉を検知した条件で、ニアエンプティの判定処理、及び、エンプティの判定処理を行うものであることを特徴とするトナー補給装置。
  9. 請求項6又は7記載のトナー補給装置において、
    判定変更手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、ニアエンプティの判定処理を行わず、エンプティの判定処理についてはエンプティ判定用閾値を当該閾値より小さい値に変更して行うものであることを特徴とするトナー補給装置。
  10. 請求項9記載のトナー補給装置において、
    ニアエンプティ判定用閾値をT1、通常判定処理時のエンプティ判定用閾値をT2、カバー開時の判定処理時のエンプティ判定用閾値をT3とした場合に、T2−T3>T1を満たすことを特徴とするトナー補給装置。
  11. 請求項1記載のトナー補給装置において、
    トナー空検知手段は、トナー有無センサにてトナー有を検知した条件で、累積カウンタの計数値を0以外の規定値に初期化した後、リザーブタンクの駆動時間に応じて累積カウンタを減算する空検知解除手段を備えていることを特徴とするトナー補給装置。
  12. 複数の現像装置に夫々対応するトナーを補給する複数の請求項1記載のトナー補給装置において、
    複数のカートリッジに跨って開閉するカバーを有し、
    駆動制御手段は、カバー開閉検知手段がカバー開を検知した条件で、当該開状態のカバーに対応する全てのカートリッジの駆動を停止するものであることを特徴とするトナー補給装置。
  13. 請求項1ないし12いずれかに記載のトナー補給装置を付設したことを特徴とする現像装置。
  14. 静電潜像を担持する像担持体と、この像担持体上の静電潜像をトナーにて可視像化する請求項13記載の現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14記載の画像形成装置において、
    駆動制御手段は、トナー空検知手段がトナー空レベルに相当するエンプティを判定した条件で、カバー開閉検知手段による検知結果にかかわらず、少なくとも対応する色トナーが含まれる画像形成動作を禁止するものであることを特徴とする画像形成装置。
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