JP2016040592A - 粉体補給装置、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
これに対して、このような問題を解決するために、貯留部に対して複数の保持部をそれぞれ別々に着脱可能に構成する方策も考えられる。しかし、その場合には、上述したようなメンテナンスをおこなうときに、複数の保持部をその数の分だけ着脱しなければならないため、メンテナンスの作業性が充分に良くならない可能性がある。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4色の略筒状のトナー容器30Y、30M、30C、30K(粉体容器)がそれぞれ2つずつ着脱可能に設置されたトナー補給装置60Y、60M、60C、60K(粉体補給装置)が並設されている。また、4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60K(粉体補給装置)の下方には、それぞれ、4つの露光部7Y、7M、7C、7Kを挟んで、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが、中間転写ベルト装置15(中間転写ベルト8)に対向するように並設されている。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光部7Y(書込み装置)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、1次転写ローラ(9Y)の1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部26には、記録媒体Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1の反時計方向に回転駆動されると、一番上の記録媒体Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対によって装置外へと排出される。排紙ローラ対によって装置外に排出された記録媒体Pは、出力画像として、スタック部上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
被補給体としての現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに対向するドクターブレード52Yと、現像剤収容部に配設された2つの搬送スクリュ55Yと、現像剤収容部に開口を介して連通する補給経路43Yと、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56Yと、等で構成される。現像ローラ51Yは、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤Gが収容されている。
現像ローラ51Yのスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51Y上に担持された現像剤Gは、スリーブの回転にともない現像ローラ51Y上を移動する。
先に図1で説明したように、4つの粉体補給装置としてのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kには、4種類の粉体容器としてのトナー容器30Y、30M、30C、30Kが、2つずつ着脱可能に設置されている。トナー容器30Y、30M、30C、30Kは、それぞれ、寿命に達したとき(収容するトナーがほとんどすべて消費されて空になったときである。)に新品のものに交換される。そして、トナー容器30Y、30M、30C、30K内に収容された各色のトナーは、それぞれ、各トナー補給装置60Y、60M、60C、60K(粉体補給装置)によって、各作像部6Y、6M、6C、6Kの現像装置に適宜補給される。
本実施の形態では、同じ種類(同じ色)のトナー容器が、それぞれ、2つずつ設置されているため、1つ1つのトナー容器の容量をそれほど大きくすることなく、全体として大容量のトナーを収容することができる。
容器本体の頭部(装着方向奥側)には、容器本体と一体的に回転するボトル・ギア33と、開口部31(排出口)と、が設けられている(図3を参照できる。)。ボトル・ギア33は、トナー補給装置60Yの駆動ギア(不図示である。)と噛合して容器本体(トナー容器30Y)を図3の一点鎖線で示す回転軸を中心に矢印方向に回転駆動するためのものである。また、開口部31は、容器本体(トナー容器30Y)内に収容されたトナー(粉体)を受部63を介して貯留部66に向けて排出するためのものである。
また、図示は省略するが、トナー容器30Y(容器本体)の開口部31を開閉するキャップは、トナー補給装置60Yに対するトナー容器30Yの着脱動作に連動して、トナー補給装置60Yに設置されたチャックに挟持されて開口部31を開閉するように構成されている。すなわち、トナー補給装置60Yにトナー容器30Yが装着された状態では、開口部31からキャップが取り外されて、図3に示すようにトナー容器30Y内のトナーの排出が可能になる。これに対して、トナー補給装置60Yからトナー容器30Yが離脱されるときには、開口部31にキャップが嵌合されて、トナー容器30Yの開口部31が封止されることになる。このようなキャップの開閉機構としては、公知のもの(例えば、特開平11−231630号公報等に開示されたものである。)を用いることができる。
トナー容器30Yをトナー補給装置60Yに装着する場合は、まず、画像形成装置100の上方に設置された本体ドアを開放して、トナー補給装置60Yにおける保持部ユニット61のカバー部材62(図5を参照できる。)を前面に露出させる。そして、トナー容器30Yをカバー部材62の挿入口62b(図7をも参照できる。)から、トナー容器30Yを図5の矢印方向に押し込んで、受部63に開口部31の側が係合した状態で、保持部65上にトナー容器30Yが回転可能に載置されて、トナー容器30Yの装着が完了する。このとき、ボトル・ギア33は、トナー補給装置60Yの駆動ギア(不図示である。)と噛合することになる。これにより、トナー補給装置60Yに設置されたトナー容器30Y内のトナーを、トナー補給装置60Yによって、現像装置5Y(被補給体)に導くことが可能になる。
これに対して、トナー容器30Yをトナー補給装置60から離脱する場合には、上述した装着時の操作と逆の手順で操作がされることになる。
なお、図3では、簡単のため、トナー容器30Yに対する貯留部66の向きを90度回転して図示するとともに、貯留部66を構成する部材を簡略化して図示している。また、図7では、簡単のため、図1に記載した露光部7Yの図示を省略している。
また、各色にそれぞれ対応した4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60K(粉体補給装置)は、搬送されるトナー色が異なる以外はほぼ同一構造なので、図3〜図7においてイエロートナーを搬送するトナー補給装置60Yについてのみ図示するとともに、以下のトナー補給装置の説明において適宜にイエロー用のトナー補給装置60Yのみを用いることとする。
トナー補給装置60Y(粉体補給装置)には、2つのトナー容器30Yが保持される保持部ユニット61の下方に貯留部66が設けられている。この貯留部66は、2つのトナー容器30Yからそれぞれ排出されて受部63を介して落下したトナーが貯留される部分であって、第1搬送スクリュ67、撹拌部材68、第2搬送スクリュ69、トナー検知センサ70などが設置されている。貯留部66は、装置本体100の奥側(図1の紙面垂直方向奥側である。)に設置されている。
また、貯留部66の下方には、2つの流入口71から流入されて貯留されたトナーをそれぞれ中央部に向けて搬送する第1搬送スクリュ67や、貯留部66に貯留されたトナーを撹拌する撹拌部材68や、中央部にあるトナーを流出口72に向けて搬送する第2搬送スクリュ69、などが設けられている。第1搬送スクリュ67は、回転軸部上における一端側と他端側とに巻き方向が異なるスクリュ部がそれぞれ巻装されたものであって、所定方向に回転駆動されることにより、回転軸方向一端側にあるトナーを回転軸方向中央部に向けて搬送して、回転軸方向他端側にあるトナーを回転軸方向中央部に向けて搬送するものである(図6(A)の白矢印方向にトナーを搬送するものである)。第2搬送スクリュ69は、回転軸部上にスクリュ部が巻装されたものであって、所定方向に回転駆動されることにより貯留部66の下方の中央部から流出口72に向けてトナーを搬送するものである。図示は省略するが、貯留部66の流出口72は、図2に示す補給経路43Yを介して現像装置5Yに連通している。第2搬送スクリュ69が回転駆動されることで、貯留部66の流出口72からトナーが流出されて、補給経路43Yを介して現像装置5Yにトナーが補給されることになる。
撹拌部材68は、回転軸部上にコの字状(略U字状)の棒材を設置したアジテータであって、その棒材の中央部にはマイラーなどの可撓性部材68aが貼着されている。この可撓性部材68aは、撹拌部材68の回転にともないトナー検知センサ70の検知面に摺接して、検知面の清掃をおこなうためのものである。
トナー検知センサ70は、圧電センサなどであって、その位置におけるトナーの有無を検知する。そして、トナー検知センサ70によってトナーが検知されない場合には、トナー容器30Yが回転駆動されて、トナー容器30Yから貯留部66に向けてトナーが補充されることになる。また、そのような補充動作をおこなってもトナー検知センサ70によってトナーがない状態が連続して検知される場合には、トナー容器30Y内のトナーが空である状態(トナーエンド状態)であるものとして、その旨が装置本体100の表示パネルに表示されることになる。
そして、貯留部に貯留されたトナーは、適宜に流出口72から排出されて、補給経路43Yを経由して現像装置5Yに補給されることになる。
図3〜図8を参照して、本実施の形態におけるトナー補給装置60Yには、保持部ユニット61と貯留部66とが設けられている。
保持部ユニット61は、図5、図7を参照して、2つのトナー容器30Y(粉体容器)がそれぞれ着脱可能に保持される2つの保持部65が一体的に形成されたものである。保持部ユニット61は、2つの保持部65、2つの受部63、カバー部材62(インナーカバー)、ベース部64(トレイ)、などで構成されている。
貯留部66は、先に図6等を用いて説明したように、2つのトナー容器30Y(粉体容器)からそれぞれ排出されて落下したトナー(粉体)が貯留されるものであって、2つの受部63の下方に設置されている。
すなわち、トナー補給装置60Y(画像形成装置100)において、図3や図4にて破線で示す保持部ユニット61の部分が、一体的に独立して分離できるように構成されている。さらに換言すると、図7に示す保持部ユニット61が、トナー補給装置60Y(画像形成装置100)に対して着脱可能なユニットとして構成されている。
また、貯留部66や露光部7Yのメンテナンスが終了した後は、上述したものと逆の手順で保持部ユニット61がトナー補給装置60Y(画像形成装置100)に装着されることになる。
なお、このような保持部ユニット61の着脱作業は、図7に示すように保持部ユニット61単体でおこなうこともできるし、図5に示すようにトナー容器30Yが装着された状態でもおこなうこともできる。そのため、上述したメンテナンス時の作業性がさらに向上することになる。
このような2つの受部63を保持部ユニット61に一体的に設けることで、上述したメンテナンス時の作業性がさらに向上することになる。
カバー部材62には、保持部ユニット61に対してカバー部材62を着脱可能に設置したり、装置本体100に対してカバー部材62を固定したりするための、ネジ用穴部62aが形成されている。詳しくは、これらのネジ用穴部62aを介して保持部ユニット61のベース部64や装置本体100の本体側板に形成された雌ネジ部にネジが螺合されて、カバー部材62が保持部ユニット61と装置本体100に対して固定されることになる。
なお、上述した保持部ユニット61の離脱作業をおこなう場合に、保持部ユニット61(カバー部材62)の装着方向手前側を覆う本体ドア(トナー容器30Yの着脱時に開閉されるドアであって、不図示である。)を開放した状態で、ネジ用穴部62aに設置されたネジを取り除いてカバー部材62を外しておこなうこともできる。そのような場合であっても、カバー部材62が2つのトナー容器30Yの数だけ設けられているのではなく、1つのカバー部材62として一体的に設けられているため、その着脱時の作業性が高められることになる。
さらに、カバー部材62の装着方向手前側の面上には、着脱されるトナー容器30Yの色を区別するためのデカル62d(図5をも参照できる。)が貼着されている。
このように保持部ユニット61に取っ手64aを設けることで、先に説明した保持部ユニット61の着脱時の作業性が高められることになる。
そして、図8(A)に示すように、これらの一対の取っ手64aは、隣接する保持部ユニット61における一対の取っ手64aのうち一方の取っ手64aと着脱方向の位置が重ならないように、それぞれの取っ手64aが着脱方向の異なる位置に形成されている。詳しくは、各色の4つの保持部ユニット61は互いにほとんどの構成部品が共通化されていて、取っ手64aが形成されたベース部64も共通化されている。そして、ベース部64における短手方向(図8の左右方向である。)の両端部においてそれぞれ上方に起立するように形成された2つの取っ手64aは、長手方向(図8の上下方向である。)の同じ位置ではなくて、長手方向の異なる位置に配設されている。
このように構成することにより、図8(A)を参照して、本体カバー110(図1を参照できる。)が取り外されて4つの保持部ユニット61が上方に露呈した状態であるときに、いずれの保持部ユニット61の取っ手64aも、隣接する保持部ユニット61の取っ手64aに対して、長手方向に位置がずれることになるため、隣接する保持部ユニット61の取っ手64a同士の長手方向の位置が一致する場合に比べて、保持部ユニット61の着脱時の作業性が向上することになる。
また、一対の取っ手64aが長手方向にずれて配置されていることで、長手方向の長さが比較的長い場合であって、保持部ユニット61の重心が長手方向の一端側に偏っているような場合であっても、保持部ユニット61を比較的バランスよく把持することができる。
このような構成により、隣接する保持部ユニット61のカバー部材62同士の隙間を埋めるための部材を別に設ける場合に比べて、部品点数や組み付け工数を少なくすることができる。
なお、本実施の形態では、カバー部材62が略U字状に形成されているため、突出部62cの形状が、隣接する保持部ユニット61の上方への移動を妨げるようなものになっている。そのため、並設された4つの保持部ユニット61のうち左端のイエロー用の保持部ユニット61を着脱する場合を除いて、左方に隣接する保持部ユニット61のカバー部材62を取り外してから保持部ユニット61の着脱をおこなうか、又は、カバー部材32が設置された状態の保持部ユニット61を装着方向手前側にカバー部材32の厚さ分だけ移動させた後に保持部ユニット61を上下方向に移動させるか、することになる。
このようなカバー部材62の着脱や保持部ユニット61の装着方向の移動をおこなうことなく4つの保持部ユニット61の着脱をおこないたい場合には、カバー部材62の形状に対する制約の範囲内で、カバー部材62を略矩形状に形成したり、上方からみて隣接する保持部ユニット61のカバー部材62に突出部62cが重ならないように形成したりすることが好ましい。
これに対して、図9に示すように、保持部ユニット61を、貯留部66が設置された状態のトナー補給装置60Yの本体に対して、保持部ユニット61の長手方向を着脱方向として着脱可能に形成することもできる。すなわち、画像形成装置本体100に対する保持部ユニット61の着脱方向と、保持部ユニット61に対するトナー容器30Yの着脱方向と、を一致させることもできる。
そして、図9の例では、装置本体100の筐体95において、保持部ユニット61がトナー補給装置60Y(貯留部66)に完全に装着された保持状態(図9(A)の状態である。)と、保持部ユニット61がトナー補給装置60Y(貯留部66)から離脱された保持状態(図9(B)の状態である。)と、が切り替えられるように構成されている。すなわち、保持部ユニット61が貯留部66に対して離脱方向に所定位置(1つの取っ手64aが外部に露呈する位置であって、保持ユニット61の重心が筐体95の上方にある位置である。)まで移動した状態でも、保持部ユニット61が装置本体100から脱落しないで保持されるように構成されている。
また、図9の例においても、一対の取っ手64aが長手方向にずれて配置されているため、長手方向の長さが比較的長い場合であって、保持部ユニット61の重心が長手方向の一端側に偏っているような場合であっても、保持部ユニット61を比較的バランスよく把持することができる。なお、このような効果を確実に発揮するために、保持部ユニット61の重心の長手方向の位置が、一対の取っ手64aの長手方向の間の位置になるように、一対の取っ手64aを配置することが好ましい。
このように構成した場合には、トナー容器の交換作業時に画像形成装置本体100から露呈する4つのトナー補給装置60Y、60M、60C、60Kの挿入口62b近傍の見栄えが、さらに向上することになる。
また、本実施の形態では、略筒状の容器本体が回転駆動されるトナー容器30Yが複数設置されたトナー補給装置60Yに対して本発明を適用したが、トナー補給装置に設置される複数のトナー容器の形態はこれに限定されることなく、本実施の形態のものとは異なる形態のトナー容器(例えば、箱形状のトナー容器である。)が複数設置されたトナー補給装置に対しても本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、被補給体としての現像装置5Yに粉体を補給する粉体補給装置に対して本発明を適用したが、現像装置5Y以外の被補給体(例えば、トナー補給装置60Yと現像装置5Yとの間の補給経路を中継するサブホッパ等である。)に粉体を補給する粉体補給装置に対しても当然に本発明を適用することができる。
また、本実施の形態では、貯留部62Yから補給経路43Yを介して現像装置5Yに粉体を補給する粉体補給装置に対して本発明を適用したが、貯留部62Yから現像装置5Yに粉体を直接的に補給する粉体補給装置に対しても本発明を適用することができる。
そして、このように構成されたトナー補給装置60Yであっても、本実施の形態のものと同様の効果を得ることができる。
そして、そのように構成した場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
30Y、30M、30C、30K トナー容器(粉体容器)、
31 開口部、
32 突起(螺旋状の突起)、
60Y、60M、60C、60K トナー補給装置(粉体補給装置)、
61 保持部ユニット、
62 カバー部材(インナーカバー)、
62a 穴部(ネジ用穴部)、 62b 挿入口、
62c 突出部、 62d デカル、
63 受部、
64 ベース部(トレイ)、
64a 取っ手、
65 保持部、
66 貯留部、
67 第1搬送スクリュ、
68 撹拌部材(アジテータ)、 68a 可撓性部材、
69 第2搬送スクリュ、
70 トナー検知センサ(圧電センサ)、
71 流入口、 72 流出口、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)。
Claims (9)
- 粉体容器に収容された粉体を被補給体に向けて補給する粉体補給装置であって、
複数の前記粉体容器がそれぞれ着脱可能に保持される複数の保持部が一体的に形成された保持部ユニットと、
前記複数の粉体容器からそれぞれ排出されて落下した粉体が貯留される貯留部と、
を備え、
前記保持部ユニットは、前記貯留部が設置された状態の当該粉体補給装置の本体に対して着脱可能に形成されたことを特徴とする粉体補給装置。 - 前記保持部ユニットは、前記保持部への前記粉体容器の着脱を妨げない位置であって、前記複数の保持部に前記複数の粉体容器が保持された状態であっても把持可能な位置に取っ手を具備したことを特徴とする請求項1に記載の粉体補給装置。
- 前記粉体容器は、略筒状に形成されるとともに、内周面に螺旋状の突起が形成されて所定方向に回転駆動される容器本体を具備し、
前記保持部ユニットは、前記容器本体において回転軸方向一端側に形成された開口部の側を前記保持部に対する装着方向奥側として覆うように保持して、前記容器本体の内部から前記開口部を介して排出された粉体が前記貯留部に向けて落下するように形成された受部を、複数具備し、
前記貯留部は、複数の前記受部の下方に設置されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の粉体補給装置。 - 前記保持部ユニットは、前記複数の保持部への前記複数の粉体容器の着脱を妨げることなく前記複数の粉体容器の装着方向手前側を一体的に覆うカバー部材を具備したことを特徴とする請求項3に記載の粉体補給装置。
- 前記保持部ユニットは、前記貯留部が設置された状態の当該粉体補給装置の本体に対して、当該保持部ユニットの長手方向を着脱方向として着脱可能に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の粉体補給装置。
- 前記粉体は、トナーであって、
前記被補給体は、前記貯留部からトナーが補給されるように前記貯留部に直接的又は間接的に接続されて、像担持体上に形成された潜像を現像してトナー像を形成する現像装置であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の粉体補給装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の粉体補給装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の粉体補給装置を複数備え、
複数の前記粉体補給装置にそれぞれ設置された複数の前記保持部ユニットは、前記複数の粉体容器の着脱方向に対して直交する方向に並設されて、前記保持部への前記粉体容器の着脱を妨げない位置であって前記複数の保持部に前記複数の粉体容器が保持された状態であっても把持可能な位置において前記直交する方向の両側の上方に突出するように形成された一対の取っ手をそれぞれ具備し、
前記一対の取っ手は、隣接する前記保持部ユニットにおける前記一対の取っ手のうち一方の取っ手と前記着脱方向の位置が重ならないように、それぞれの前記取っ手が前記着脱方向の異なる位置に形成されたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の保持部ユニットは、それぞれ、前記複数の保持部への前記複数の粉体容器の着脱を妨げることなく前記複数の粉体容器の装着方向手前側を一体的に覆うカバー部材が取り外し可能に設置され、
前記カバー部材は、隣接する前記保持部ユニットの前記カバー部材との隙間を埋めるための突出部が形成されたことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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