JPH11231630A - トナー補給装置 - Google Patents

トナー補給装置

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JPH11231630A
JPH11231630A JP10044700A JP4470098A JPH11231630A JP H11231630 A JPH11231630 A JP H11231630A JP 10044700 A JP10044700 A JP 10044700A JP 4470098 A JP4470098 A JP 4470098A JP H11231630 A JPH11231630 A JP H11231630A
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JP
Japan
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toner
plug
opening
toner bottle
filter
Prior art date
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JP10044700A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー容器本体の開口部から上記トナー排出
口へと移動するトナーが外部に飛散しないように該開口
部及びトナー排出口近傍を気密に覆うカバー部材で覆わ
れた空間の少なくとも一部が、上記開口部を封止する栓
部材の開閉のための、該栓部材を保持した栓保持部材の
スライドによって体積が変化する閉空間であるようなト
ナー補給装置において、該閉空間の気圧と外気圧との差
によって、スムーズなスライドが妨げられるのを防止す
る。 【解決手段】 上記カバー部材としてのトナーボトルス
トッパ19の一部を、空気は通すがトナーは通さない、
圧抜きフィルタ101a,101bで構成する。これに
より、上記閉空間としてのチャックスライド部Sの気圧
と外気圧との差が解消される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置の現像装置にトナー
を補給するトナー補給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】容器本体及び該容器本体の開口部を封止
する栓を有するトナー収納容器と、該トナー収納容器を
保持し、現像装置のトナー受入れ口に対応するように設
けられたトナー排出口を有する容器保持ユニットと、該
栓部材を保持するための栓保持部材と、該栓保持部材で
該栓部材を保持させ且つ該栓保持部材及び該栓部材をス
ライドさせることで上記栓部材の開閉を行う栓開閉手段
と、上記容器本体の開口部から上記トナー排出口へと移
動するトナーが外部に飛散しないように該開口部及びト
ナー排出口近傍を気密に覆うカバー部材とを備えたトナ
ー補給装置が知られている。
【0003】図12は、トナー収納容器としてのトナー
ボトル7と、トナーボトル7を保持した容器保持ユニッ
トとしてのトナーボトルユニット8とからなるトナー補
給装置としてのトナー補給ユニットの従来例を示す説明
図である。上記トナーボトル7は円筒状の容器本体71
と、容器本体71の先端側(図中右側)の中央部に形成
されたトナー吐出口71aに着脱自在に取り付けられる
栓部材としてのキャップ内栓72とにより構成されてい
る。また、上記キャップ内栓72の中央部には、後述す
る栓保持部材としてのコレットチャックで摘むことがで
きるように底壁部72a側からボトル外側(図12中右
側)へ向かって突起した突起部72bが形成されてい
る。
【0004】また、上記トナーボトルユニット8は、ト
ナーボトルユニット8のケーシング13に固定的に保持
されたトナーボトルストッパ19を有している。該トナ
ーボトルストッパ19は、ケーシング13に形成された
現像剤排出口としてのトナー落下用開口13dに対応す
るように設けられたトナー落下用開口19dを有してい
る。また、該トナーボトルストッパはトナーボトル7の
トナー吐出口71a側である頭部を気密に覆っており、
該トナー吐出口71aから上記トナー落下用開口13d
へと移動するトナーが外部に飛散しないように該トナー
吐出口71a及びトナー排出口近傍を気密に覆うカバー
部材としての機能も有している。
【0005】また、上記トナーボトルユニット8には、
該ボトルユニット8に保持したトナーボトル7の容器本
体71のトナー吐出口71aに対してキャップ内栓72
を着脱するとともに、トナー吐出口71aから取り外し
たキャップ内栓72をトナー吐出口71aから所定距離
だけ離間させた近接位置で保持する栓開閉手段としての
キャップ内栓着脱手段21が設けられている。このキャ
ップ内栓着脱手段21は、キャップ内栓72の突起部7
2bを摘んだり離したりする栓保持部材としてのコレッ
トチャック22と、コレットチャック22で摘まれたキ
ャップ内栓72をコレットチャック22とともに開栓位
置若しくは閉栓位置に移動させることにより上記トナー
吐出口71aを開閉するカム機構23とにより構成され
ている。該コレットチャック22は、上記トナーボトル
ストッパ19のボス部19aにスライド自在に保持され
た中子24と、中子24内にスライド自在に嵌合された
シャフト25と、シャフト25の先端側(トナーボトル
側)の一端に固定された可撓性を有する摘み部26とに
より構成されている。
【0006】上記構成のトナーボトルユニット8を備え
た複写機においてトナーボトル7を装着する際には、コ
レットチャック22の一部であるシャフト25と摘み部
26とが図中矢印Dで示す向きにスライドする。このと
き、中子24及び摘み部26に摘まれたキャップ内栓7
2も一体的にスライドして円筒コイルバネ27を圧縮
し、図12に示すような開栓位置へ移動してトナー吐出
口71aが開栓される。
【0007】一方、上記トナーボトル7の容器本体71
内にトナーが無くなった場合など、トナーボトル7の取
り外しを行なう際には、シャフト25と摘み部26とが
キャップ内栓72とともに図中矢印Dと逆向きにスライ
ドする。このとき、円筒コイルバネ27により付勢され
ている中子24も一体的にスライドし、やがて、キャッ
プ内栓72が閉栓位置までスライドすることにより、ト
ナー吐出口71aが閉栓される。また、中子24のフラ
ンジ部24aがトナー吐出口71aの先端部へ当接した
直後に摘み部26が外方へ撓むことによって摘み部26
によるキャップ内栓の突起部72bの摘み状態が解除さ
れる。
【0008】ところが、上記構成のトナー補給装置にお
いて、トナーボトル7内にトナーが残っている状態で上
記キャップ内栓72の開閉動作を行うと、図13(a)
に示すように、トナー落下用開口19d近傍に溜まって
いるトナーが、上記コレットチャック22の中子24の
フランジ部から該トナーボトルストッパ19に向かって
突出した突出部24bと、該トナーボトルストッパ19
との間の空間(以下、チャックスライド部という)S、
特に該チャックスライド部Sの比較的下の部分に、白抜
きの矢印で示すように移動してしまうことがある。上記
突出部24bは、上記コレットチャック22のスライド
によって、トナーボトルストッパ19に向かって接近し
たり離間したりするので、該突出部24bがトナーボト
ルストッパ19に向かって接近する際に、該チャックス
ライド部Sに溜まったトナーが押し固められてしまい、
図13(b)に示すように、トナー溜りTが発生し、完
全にキャップ内栓72が閉栓される前の状態でスライド
不能となってしまうという問題点があった。
【0009】そこで、上記トナー溜りの発生を防止する
ために、図14に示すように、上記チャックスライド部
Sを密閉するという改良が検討されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記チャッ
クスライド部Sを密閉する構成では、図14(a)に示
すキャップ内栓が閉栓位置にある状態と、図14(b)
に示すキャップ内栓が開栓位置にある状態とで、空間S
2の体積が変化するため、該閉空間の気圧と外気圧との
間に差が生じ、上記キャップ内栓及びコレットチャック
のスライドを妨げるという問題が生じてしまう。例え
ば、キャップ内栓72を閉栓しようとする際には、該空
間の体積が大きくなることによってこの空間の気圧が外
気圧よりも低くなり、上記コレットチャック22のスラ
イドを妨げる向きに負荷が加わる。一方、キャップ内栓
72を開栓しようとする際には、上記空間の体積が小さ
くなることによってこの空間の気圧が外気圧よりも高く
なり、やはり上記コレットチャック22のスライドを妨
げる向きに負荷が加わる。このため、開栓閉栓のための
スライドがしづらくなってしまう。
【0011】このようなスライドが妨げられるという問
題は、図14の装置のように、上記カバー部材としての
トナーボトルストッパ19で覆われた空間における、上
記栓保持部材としてのコレットチャック22及び上記栓
部材としてのキャップ内栓72のスライドによって上記
トナーボトルストッパ19に対して接近又は離間する該
コレットチャック22の外壁あるいは該キャップ内栓7
2の外壁と上記カバー部材との間の空間部分にトナーが
入り込まないように、該部分を密閉した構成のトナー補
給装置のみならず、カバー部材で覆われた空間の少なく
とも一部が上記栓保持部材及び上記栓部材のスライドに
より体積が変化する閉空間となるようなトナー補給装置
であれば、生じ得るものである。
【0012】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、上記栓保持部材及び
上記栓部材のスライドにともなって発生する上記閉空間
の気圧と外気圧との差によって、スムーズなスライドが
妨げられるのを防止できるトナー補給装置を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、容器本体及び該容器本体の開口
部を封止する栓部材を有するトナー収納容器と、該トナ
ー収納容器を保持し、現像装置のトナー受入れ口に対応
するように設けられたトナー排出口を有する容器保持ユ
ニットと、該栓部材を保持するための栓保持部材と、該
栓保持部材で該栓部材を保持させ且つ該栓保持部材及び
該栓部材をスライドさせることで上記栓部材の開閉を行
う栓開閉手段と、上記容器本体の開口部から上記トナー
排出口へと移動するトナーが外部に飛散しないように該
開口部及びトナー排出口近傍を気密に覆うカバー部材と
を備え、該カバー部材で覆われた空間の少なくとも一部
が上記栓保持部材及び上記栓部材のスライドにより体積
が変化する閉空間となるようなトナー補給装置におい
て、上記スライドにともなって発生する、上記閉空間の
気圧と外気圧との差を解消するための気圧調整手段を設
けたことを特徴とするものである。
【0014】このトナー補給装置においては、該カバー
部材で覆われた空間の少なくとも一部である上記閉空間
の体積が上記栓保持部材及び上記栓部材のスライドによ
り変化することで該閉空間の気圧と外気圧とに生じる差
を、上記気圧調整手段によって解消する。これにより、
上記スライドによらず、該閉空間の気圧と外気圧とに差
が生じなくなる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1のトナー補給
装置において、上記閉空間が、上記カバー部材で覆われ
た空間における、上記栓保持部材及び上記栓部材のスラ
イドにより該カバー部材に対して接近又は離間する該栓
保持部材の外壁あるいは該栓部材の外壁と該カバー部材
との間の空間部分を含むことを特徴とするものである。
【0016】このトナー補給装置においては、上記カバ
ー部材で覆われた空間で、上記栓保持部材及び上記栓部
材のスライドにより該栓部材の外壁あるいは該栓保持部
材の外壁がカバー部材に対して接近又は離間する。そし
て、この接近又は離間する該栓部材の外壁あるいは該栓
保持部材の外壁と、該カバー部材との間の空間部分が密
閉されているので、該部分にトナーが侵入するのを防止
することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は2のトナ
ー補給装置において、上記閉空間を囲む壁部の少なくと
も一部を圧抜きフィルタにすることで、上記気圧調整手
段を構成したことを特徴とするものである。
【0018】このトナー補給装置においては、上記閉空
間を囲む壁部の少なくとも一部を構成する圧抜きフィル
タにより、この部分からトナーを通すことなく空気を吸
入あるいは排出して、該閉空間の気圧と外気圧との間に
生じる差を解消することができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3のトナー補給
装置において、上記圧抜きフィルタを交換可能としたこ
とを特徴とするものである。
【0020】このトナー補給装置においては、上記閉空
間に僅かにトナーが入り込んでしまい、上記圧抜きフィ
ルタに付着した場合や、該フィルタの性能が低下した場
合などに、上記圧抜きフィルタを交換することができ
る。
【0021】請求項5の発明は、請求項4のトナー補給
装置において、上記圧抜きフィルタを袋状に形成したこ
とを特徴とするものである。
【0022】このトナー補給装置においては、上記閉空
間に僅かにトナーが入り込んでしまった場合に、該圧抜
きフィルタから外に向かって空気が排出されるときに該
浮遊トナーが該圧抜きフィルタに溜まることとなる。そ
して、この圧抜きフィルタが袋状であるので、該トナー
を良好に保持することができる。
【0023】請求項6の発明は、請求項1又は2のトナ
ー補給装置において、上記気圧調整手段を、上記閉空間
を囲む壁部の少なくとも一部を複数の圧抜きフィルタに
することで構成し、少なくとも一つのフィルタには排出
用の弁を、それ以外のフィルタには吸入用の弁を設けた
ことを特徴とするものである。
【0024】このトナー補給装置においては、上記閉空
間に僅かにトナーが入り込んでしまった場合に、閉空間
から外部に向かって空気が排出されるときには、上記複
数の圧抜きフィルタのうちの排出用の弁が設けられてい
る圧抜きフィルタを介して空気が排出されることとな
る。このとき、該浮遊トナーが該圧抜きフィルタに溜ま
ることになる。一方、外部から閉空間に向かって空気が
吸入されるときには、上記複数の圧抜きフィルタのう
ち、吸入用の弁を設けたフィルタを介して空気が吸入さ
れることとなる。従って、上記排出用の弁が設けられて
いる圧抜きフィルタからは空気が吸入されないので、該
圧抜きフィルタに付着したトナーが該吸入される空気の
流れによって再度閉空間内を浮遊しにくくなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真複写機(以下、複写機という)のトナーボト
ルを保持するトナーボトルユニットを備えたトナー補給
装置としてのトナー補給ユニットに適用した一実施形態
について説明する。図1は上記複写機の概略構成を示す
正面図である。像担持体としての感光体1は矢印A方向
に回転し、帯電装置2により一様に帯電される。そし
て、コンタクトガラス(不図示)の上に載せた原稿に光
源(不図示)の光が走査され、その原稿からの反射光3
がミラー、レンズ等から構成される光学系(不図示)で
一様帯電された感光体1上に結像されることにより、静
電潜像が形成される。感光体1上の静電潜像は、現像装
置4により現像されてトナー像となる。そして、転写・
分離装置5により、感光体1上のトナー像が矢印B方向
に給送された転写紙に転写される。該転写紙は感光体1
表面から分離され、定着装置(不図示)に搬送されて定
着された後、排紙される。また、転写後の感光体1上に
残留したトナーはクリーニング装置6で除去され、次の
画像形成動作に備えられる。
【0026】図2は現像剤収納容器としてのトナーボト
ル7と、トナーボトル7を保持した容器保持ユニットと
してのトナーボトルユニット8とを備えたトナー補給装
置としてのトナー補給ユニットの平面図であり、図3は
同トナーボトルユニット8の斜視図であり、図4は同ト
ナーボトルユニット8の部分断面図である。なお、図1
ではトナーボトル7及びトナーボトルユニット8を2点
鎖線で示している。複写機本体側板9には固定ブラケッ
ト10が固定され、固定ブラケット10には開閉ブラケ
ット11が固定ネジ12でネジ止めされている。開閉ブ
ラケット11の上部支持板11aには円筒状の凸部11
bが形成され、下部支持板11cには開口11dが形成
されている。また、トナーを収容したトナーボトル7を
略水平向きに保持しているトナーボトルユニット8のケ
ーシング13の上部支持アーム13aには開閉ブラケッ
ト11の凸部11bに回動自在に係合する開口13bが
形成され、一方、同ボトルユニットの下部支持アーム1
3cには開閉ブラケット11の下支持板11cの開口1
1dに回動自在に係合する円柱状のピン14が固設され
ている。このピン14の下部には、図4及び図5に示す
ようにその中心軸に沿って一部が切り落とされたくびれ
部14aが形成されている。そして、固定ブラケット1
0には上記ピン14と略同じ直径の円形の開口10aが
形成され、さらに上記ピン14を開口10aに係合させ
る際にピン14のくびれ部14aが通過できる程度の幅
の切欠き部10bが形成されている。
【0027】上記トナーボトルユニット8を開閉ブラケ
ット10に取り付ける際には、トナーボトルユニット8
のピン14のくびれ部14aを開閉ブラケット10の下
支持板11cの切欠き部10bを通過させて該ピン14
を開口11dに挿入させるとともに、開閉ブラケットの
上部支持板11aの凸部11bを、トナーボトルユニッ
ト8の上部支持アーム13aの開口13bに挿入し、こ
れにより、トナーボトルユニット8が開閉ブラケット1
0の凸部11b及び開口11dの中心を結ぶ線を回動中
心軸として水平面内で回動自在に支持される。このよう
に支持されることにより、トナーボトルユニット8はト
ナーボトル7を着脱できるように該ユニットの左端部が
複写機の手前側に引き出された着脱位置(図2の1点鎖
線)と、トナーボトル7から現像装置4のトナーホッパ
4aへトナーを補給することができる現像剤補給位置と
してのトナー補給位置(図2の実線)との間で回動自在
になる。なお、図2において、上記複写機本体側板9側
から取り外したトナーボトルユニット8を2点鎖線で示
している。また、図4はトナーボトルユニット8が上記
トナー補給位置にあるときのトナーボトル7、トナーボ
トルユニット8などの部分断面図である。
【0028】また、図4に示すように、上記トナーボト
ル7は円筒状の容器本体71と、容器本体71の先端側
(図中右側)の中央部に形成されたトナー吐出口71a
に着脱自在に取り付けられる栓としてのキャップ内栓7
2により構成されている。上記容器本体71の内周面に
は螺旋状に巻回された螺旋状突起71bが形成されてい
る。また、上記キャップ内栓72の中央部には、後述す
るコレットチャックで摘むことができるように底壁部7
2a側からボトル外側(図4中右側)へ向かって突起し
た突起部72bが形成されている。
【0029】また、上記トナーボトルユニット8には、
略水平向きに保持されたトナーボトルの容器本体71を
その中心線回りに回転させる回転駆動手段15が設けら
れている。この回転駆動手段15は、モータ16と、モ
ータ16によって回転駆動されるギア群17と、ギア群
17の最終ギアと噛み合うギア18a及び容器本体71
のトナー吐出口71a側の開口凸部71eが挿入される
開口が形成された筒状の回転伝達部材18とにより構成
されている。ここで、上記回転伝達部材18は、トナー
ボトルユニット8のケーシング13に固定的に保持され
たトナーボトルストッパ19内に回転自在に保持されて
おり、この回転伝達部材18の内周面に形成された係合
凹部18bと、上記容器本体71のトナー吐出口側の端
面に形成された係合凸部71cとを係合させることによ
り、回転伝達部材18と容器本体71とを一体的に回転
させることができる。 (以下、余白)
【0030】また、上記トナーボトル7の容器本体71
の外周部のトナー吐出口71a側にはリング状の係合突
起71dが形成されており、トナーボトルユニット8に
は上記係合突起71dに係合する係合爪20aを有し、
支軸20bを中心に回動自在の係止部材20が取り付け
られている。この係止部材20は、係合爪20aが上記
容器本体71の係合突起71dに係合することによりト
ナーボトル7のトナーボトルユニット8からの取り外し
を禁止する禁止位置と、上記係合を解除することにより
上記トナーボトル7の取り外しを許容する許容位置との
間で回動できるように構成されている。また、上記禁止
位置に回動させるように係止部材20を付勢する付勢部
材としてのスプリング(不図示)が取り付けられてい
る。ここで、上記係止部材20が禁止位置に回動してい
る場合には、トナーボトル7をトナーボトルユニット8
に保持させることができず、トナーボトル7のトナーボ
トルユニット8への保持操作は係止部材20を許容位置
に回動させて行なわれる。
【0031】また、上記トナーボトルユニット8の上記
トナーボトルストッパ19は、ケーシング13に形成さ
れた現像剤排出口としてのトナー落下用開口13dに対
応するように設けられたトナー落下用開口19dを有し
ている。また、該トナーボトルストッパはトナーボトル
7のトナー吐出口71a側である頭部を気密に覆ってお
り、該トナー吐出口71aから上記トナー落下用開口1
3dへと移動するトナーが外部に飛散しないように該ト
ナー吐出口71a及びトナー排出口近傍を気密に覆うカ
バー部材としての機能も有している。
【0032】また、上記トナーボトルユニット8には、
該ボトルユニット8に保持したトナーボトル7の容器本
体71のトナー吐出口71aに対してキャップ内栓72
を着脱するとともに、トナー吐出口71aから取り外し
たキャップ内栓72をトナー吐出口71aから所定距離
だけ離間させた近接位置で保持する栓開閉手段としての
キャップ内栓着脱手段21が設けられている。このキャ
ップ内栓着脱手段21は、キャップ内栓72の突起部7
2bを摘んだり離したりするコレットチャック22と、
コレットチャック22で摘まれたキャップ内栓72をコ
レットチャック22とともに開栓位置若しくは閉栓位置
に移動させることにより上記トナー吐出口71aを開閉
するカム機構23とにより構成されている。
【0033】上記コレットチャック22は、上記トナー
ボトルストッパ19のボス部19aにスライド自在に保
持された中子24と、中子24内にスライド自在に嵌合
されたシャフト25と、シャフト25の先端側(トナー
ボトル側)の一端に固定された可撓性を有する摘み部2
6とにより構成されている。
【0034】上記カム機構23は、トナーボトルストッ
パ19の段部19bと中子24のフランジ部24aとの
間に介装されて中子24をトナーボトル8側へ付勢する
付勢部材としての円筒コイルバネ27と、上記シャフト
25の他端部に取り付けられたコロ28と、上記トナー
ボトルユニット8を着脱位置若しくはトナー補給位置に
回動させる際にコロ28をガイドするガイドカム部29
a及び上記中子24をロックするようにトナーボトルス
トッパ19の先端部に形成されたロック爪19cを押し
上げて解除するためのロック爪解除部29bを有するガ
イド部材29とにより構成されている。このガイド部材
29は、図2に示すように複写機本体側板9に固定され
ている。
【0035】上記構成のトナーボトルユニット8を備え
たトナー補給ユニットにおいてトナーボトル7を装着す
る手順は次のとおりである。まず、トナーボトルユニッ
ト8を図2の1点鎖線で示した着脱位置に回動させ、ト
ナーボトル7のトナー吐出口71aが形成されている先
端側をトナーボトルユニット8に挿入することにより、
トナーボトル7をトナーボトルユニット8に保持させ
る。次に、トナーボトルユニット8を図2の実線で示し
たトナー補給位置に回動させると、この回動操作に伴っ
て、コロ28がガイド部材29のガイドカム部29aに
沿って図6(a)に示した位置から図7(a)に示した
位置に移動し、同時にコレットチャック22が図6
(b)に示した位置から図7(b)に示した位置にスラ
イドする。ここで、コレットチャック22の一部である
シャフト25と摘み部26とが図7(b)に示した位置
に向けてスライドすることにより、中子24及び摘み部
26に摘まれたキャップ内栓72も一体的にスライドし
て円筒コイルバネ27を圧縮し、やがて、図7(b)に
示したようにキャップ内栓72が開栓位置へ移動してト
ナー吐出口71aが開栓され、トナーボトル7と現像装
置4のトナーホッパ4aとが連通されてトナーボトル7
の取り付けが終了する。
【0036】上記トナーボトル7の取り付けが終了した
後に前述の画像形成動作を行なうことになるが、トナー
ホッパ4a内のトナーが所定量以下であることをセンサ
(不図示)が検出すると、その検出結果に基づいてモー
タ16が駆動される。そして、モータ16の駆動により
ギア群17及びギア18aを介して回転伝達部材18が
回転駆動され、その係合凹部18bと容器本体71の係
合凸部71cとの係合により容器本体71がその中心線
回りに回転伝達部材18と一体的に回転駆動される。ト
ナーボトル7の容器本体71がその中心線回りに回転す
ると、容器本体71内のトナーが螺旋状突起71bによ
り導かれてトナー吐出口71a側へ次第に搬送され、や
がて、トナー吐出口71aから吐き出される。トナー吐
出口71aから吐き出されたトナーは、トナーボトルス
トッパ19及びケーシング13に形成されたトナー落下
用開口19d、13dを通過してトナーホッパ4a内に
供給される。
【0037】上記トナーボトル7の容器本体71内にト
ナーが無くなった場合には、トナーボトル7をトナーボ
トルユニット8から取り外して新しいものと交換するこ
とになる。このトナーボトル7の取り外しを行なうため
に、トナーボトルユニット8を図2の1点鎖線で示した
着脱位置に回動させる。この回動に伴ってコロ28がガ
イド部材29のガイドカム部29aに沿って図7(a)
に示した位置から図6(a)に示した位置に移動し、同
時にシャフト25と摘み部26とがキャップ内栓72と
ともに図7(b)に示した位置から図6(b)に示した
位置へ向けてスライドする。このとき、円筒コイルバネ
27により付勢されている中子24も一体的にスライド
し、やがて、図6(b)に示したようにキャップ内栓7
2が閉栓位置までスライドすることにより、トナー吐出
口71aが閉栓される。また、中子24のフランジ部2
4aがトナー吐出口71aの先端部へ当接した直後に摘
み部26が外方へ撓むことによって摘み部26によるキ
ャップ内栓の突起部72bの摘み状態が解除される。
【0038】また、メンテナンス等のために現像装置4
を複写機本体から取り外す際には、上記トナーボトルユ
ニット8を取り外すか、現像装置4が着脱できる位置ま
で退避させる必要がある。本実施形態の複写機において
は、固定ネジ12によるネジ止めを解除することによ
り、トナーボトルユニット8を開閉ブラケット11とと
もに複写機本体側板9に固定している固定ブラケット1
0から取り外すことができる。ここで、図3及び図5に
示すように、トナーボトルユニット8が上記着脱位置に
あるときのみ、ピン14のくびれ部14aが固定ブラケ
ット10の切欠き部10bを通過できるようにピン14
がトナーボトルユニット8のケーシング13に固設され
ているので、トナーボトルユニット8が着脱位置にある
ときでなければ、ピン14を固定ブラケット10の開口
10aに係合させてトナーボトルユニット8を固定ブラ
ケット10に着脱できないようになっている。更に、ト
ナーボトルユニット8が着脱位置にあるとき、及び図6
(b)においてトナーボトルユニット8複写機本体から
矢印方向に取り外している際にはトナーボトル7のキャ
ップ内栓72が閉じるように上記キャップ内栓着脱手段
が構成されているので、結果としてトナーボトル7のキ
ャップ内栓72が閉栓位置にあるときでなければトナー
ボトルユニット8を着脱できないようになっている。
【0039】また、図6(b)に示すようにトナーボト
ル7を保持しているトナーボトルユニット8を矢印方向
に複写機本体から取り外す際に、トナーボトルストッパ
19のロック爪19cによって中子24の先端部がロッ
クされ、コレットチャック22の移動が不可能になり、
キャップ内栓72の開栓動作が禁止されているので、取
り外したトナーボトルユニット8に保持されたトナーボ
トル7の内部のトナーが外部にこぼれ落ちることがなく
なる。トナーボトルユニット8を複写機本体に装着する
場合は、トナーボトルストッパ19のロック爪19cに
複写機本体側のガイド部材29のロック爪解除部29b
が当接することにより、上記中子24のロックが解除さ
れ、コレットチャック22の移動が可能となり、キャッ
プ内栓72の開栓動作を行なうことができるようにな
る。
【0040】また、本実施形態のトナー補給ユニットに
おいては、上記トナーボトルストッパ19で覆われた空
間において、上記コレットチャック22及び上記キャッ
プ内栓72のスライドにより、上記コレットチャック2
2の中子24のフランジ部から該トナーボトルストッパ
19に向かって突出した突出部24bが、トナーボトル
ストッパ19に対して接近又は離間する。そして、この
トナー補給ユニットにおいては、図8に示すように、該
トナーボトルストッパ19に対して接近又は離間する突
出部24bと上記トナーボトルストッパ19との間の空
間であるチャックスライド部Sに上記トナーが入り込ま
ないように、該チャックスライド部Sを密閉した構成を
採用している。これにより、チャックスライド部Sにト
ナーが入り込んでトナー溜りとなり、完全にキャップ内
栓72が閉栓される前の状態でスライド不能となってし
まうのを防止する。
【0041】ここで、上記チャックスライド部Sの気密
性が高いほど上記トナーの入り込みを良好に防止し、上
記トナー溜りの発生をより効果的に防止することが可能
である。しかしながら、上記コレットチャック22及び
キャップ内栓72のスライドにともなってチャックスラ
イド部Sの体積が変化するため、気密性が高いと、該チ
ャックスライド部Sの気圧と外気圧との間に差が生じて
しまう。そして、該スライドが妨げられる向きに負荷が
加わることとなり、該スライドがしづらくなってしま
う。
【0042】そこで、本実施形態に係るトナー補給ユニ
ットにおいては、上記コレットチャック22及び上記キ
ャップ内栓72のスライドにともなって発生する、上記
チャックスライド部Sの気圧と外気圧との差を解消する
ための気圧調整手段を設けた構成を採用している。具体
的には、上記トナーボトルストッパ19の一部を、空気
は通すがトナーは通さない、気圧調整手段としての圧抜
きフィルタで構成している。図8の装置においては該圧
抜きフィルタ101は上記トナーボトルストッパ19に
おけるコレットチャック22の上側の部分と下側の部分
との2カ所に設けられている。そして、上側の圧抜きフ
ィルタ101aの内側には吸入用の弁102aを、下側
の圧抜きフィルタ101bの内側には排出用の弁102
bを設けている。更に、上記排出用の弁が設けられた下
側の圧抜きフィルタ101bは、袋状に形成され、か
つ、交換可能に取り付けられている。なお、上側の圧抜
きフィルタ101aは、接着により固定されている。こ
のような構成により、図9(a)に示すようにキャップ
内栓72を閉栓するときには、チャックスライド部Sの
体積が大きくなっていくのにともなって上記2つの圧抜
きフィルタのうち吸入用の弁102aが設けられた上側
の圧抜きフィルタ101aを介して、図中白抜きの矢印
で示す向きに空気がチャックスライド部S内に吸入され
ることとなる。また、図9(b)に示すようにキャップ
内栓72を開栓するときには、チャックスライド部Sの
体積が小さくなっていくのにともなって上記2つの圧抜
きフィルタのうち排出用の弁102bが設けられた下側
の圧抜きフィルタ101bを介して、図中白抜きの矢印
で示す向きにチャックスライド部S内の空気が排出され
ることとなる。このように、上記チャックスライド部S
の気圧と外気圧との差が解消されるので、上記スライド
にともなって発生する上記チャックスライド部Sの気圧
と外気圧との差によって、スムーズなスライドが妨げら
れるという不具合を防止できる。
【0043】上記チャックスライド部Sの密閉性が不完
全であると、キャップ内栓72を閉栓する時に、図9
(a)中矢印Cのようにトナーがチャックスライド部S
内に吸入されてしまうことがある。しかしながら、上記
下側の圧抜きフィルタ101bの排出用の弁102bか
ら空気が排出されるときに上記トナーも同時に排出され
る。このとき、空気は該下側の圧抜きフィルタ101b
を通過するが、トナーは通過せずに留まる。該下側の圧
抜きフィルタ101bは袋状に形成されているので、該
トナー保持性が良く、トナーを良好に保持することがで
きる。さらに、空気の吸入時には上記排出用の弁102
bは閉じているので、該トナーがチャックスライド部S
に再度流入するのを防止することができる。
【0044】図示の装置においては、上記トナーが保持
される下側の圧抜きフィルタ101bをフレームに支持
させ、該フレームごとトナー補給ユニットに脱着可能に
取り付けることで該圧抜きフィルタ101bを交換可能
に構成している。図10は、該フレーム及び該フレーム
に支持された圧抜きフィルタ101bの斜視図である。
フレーム103は、トナー補給ユニットに取り付けるた
めのアーム104と、ピン105とを有している。さら
に、該アーム104には溝形状の係合部104aが形成
されている。この圧抜きフィルタ101bが取り付けら
れるトナーボトルストッパ19の所定の装着部には、図
11に示すように、前述の排出用の弁102bが張り付
けられている。また、該装着部には、上記ピン105に
係合する孔106が設けられている。上記圧抜きフィル
タ101bが支持されているフレーム103が上記装着
部に差し込まれると、上記ピン105が孔106と係合
するとともに、上記アーム104の係合部104aがト
ナー補給ユニット内部に設けられた図示しない突起部に
係合し、該フレーム103が上記装着部に固定される。
該圧抜きフィルタ101bにトナーが所定量以上溜まっ
た場合や、該フィルタ101bの性能が低下した場合な
どには、該フレーム103ごと圧抜きフィルタ101b
を取り外し、新しいものと交換する。このように、上記
排出側の圧抜きフィルタ101bが交換可能であるの
で、所定のフィルタ性能を保って、上記コレットチャッ
ク22及びキャップ内栓72のスムーズなスライドを維
持することができる。また、図示の例において上記フィ
ルター101bの交換時には上記フレーム103ごと交
換すればよいので、メンテナンスも容易である。
【0045】
【発明の効果】請求項1乃至6の発明によれば、上記栓
保持部材及び上記栓部材のスライドにともなって発生す
る上記閉空間の気圧と外気圧との差によって、スムーズ
なスライドが妨げられるのを防止できるという優れた効
果がある。
【0046】また、請求項2乃至6の発明によれば、上
記カバー部材で覆われた空間における、上記栓保持部材
及び上記栓部材のスライドにより該栓部材の外壁あるい
は該栓保持部材の外壁がカバー部材に対して接近又は離
間する部分にトナー溜りが発生して上記スライドが不能
となるのを防止できるという優れた効果がある。
【0047】また、請求項3乃至5の発明によれば、構
成が簡易であるという優れた効果がある。
【0048】また、請求項4乃至5の発明によれば、上
記圧抜きフィルタが交換できるのでメンテナンス性が良
く、所望のフィルタ性能を維持して、上記スムーズなス
ライドが妨げるのをより良好に防止できるという優れた
効果がある。
【0049】特に、請求項5の発明によれば、圧抜きフ
ィルタを通過できなかったトナーが再度上記閉空間内を
浮遊するのを防止することができるという優れた効果が
ある。
【0050】また、請求項6の発明によれば、圧抜きフ
ィルタを通過できなかったトナーが再度上記閉空間内を
浮遊するのをさらに防止することができるという優れた
効果がある。また、構成が簡易であるという優れた効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るトナー補給ユニットを備えた複
写機の概略構成を示す正面図。
【図2】実施形態に係るトナー補給ユニットの平面図。
【図3】同トナー補給ユニットのトナーボトルユニット
の斜視図。
【図4】同トナーボトルユニットの部分断面図。
【図5】同トナーボトルユニットの取り付け用ピンと該
ピンが係合する固定ブラケットの開口の説明図。
【図6】(a)はキャップ内栓を閉じた状態のコレット
チャックとガイド部材との関係を示す部分断面平面図。
(b)は同状態のトナーボトルユニットの部分断面側面
図。
【図7】(a)はキャップ内栓を開いた状態のコレット
チャックとガイド部材との関係を示す部分断面平面図。
(b)は同状態のトナーボトルユニットの部分断面側面
図。
【図8】本実施形態にかかるトナー補給装置の特徴部の
説明図。
【図9】本実施形態にかかるトナー補給装置の特徴部の
動作説明図。
【図10】同トナー補給装置の圧抜きフィルタ及び該フ
ィルタを支持するフレームの斜視図。
【図11】同圧抜きフィルタのトナー補給装置への装着
を説明する説明図。
【図12】トナー補給装置の従来例を示す説明図。
【図13】(a)及び(b)は、従来のトナー補給装置
の不具合を説明するための説明図。
【図14】同トナー補給装置の改良例を示す説明図。
【符号の説明】
4a トナーホッパ 4b トナー受入口 7 トナーボトル 8 トナーボトルユニット 10 固定ブラケット 10a 開口 10b 切欠き部 11 開閉ブラケット 11a 上部支持板 11b 凸部 11c 下部支持板 11d 開口 12 固定ネジ 14 ピン 14a くびれ部 19 トナーボトルストッパ 19a ボス部 19b 段部 19c ロック爪 19d トナー落下用開口 21 キャップ内栓着脱手段 22 コレットチャック 23 カム機構 24 中子 24a フランジ部 25 シャフト 26 摘み部 27 円筒コイルバネ 28 コロ 29 ガイド部材 29a ガイドカム部 29b ロック爪解除部 32a 上スライド部 32b 下スライド部 71 容器本体 71a トナー吐出口 72 キャップ内栓 72a 底壁部 72b 突起部 101a、101b 圧抜きフィルタ 102a、102b 弁 103 フレーム 104 アーム 105 ピン S チャックスライド部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体及び該容器本体の開口部を封止す
    る栓部材を有するトナー収納容器と、該トナー収納容器
    を保持し、現像装置のトナー受入れ口に対応するように
    設けられたトナー排出口を有する容器保持ユニットと、
    該栓部材を保持するための栓保持部材と、該栓保持部材
    で該栓部材を保持させ且つ該栓保持部材及び該栓部材を
    スライドさせることで上記栓部材の開閉を行う栓開閉手
    段と、上記容器本体の開口部から上記トナー排出口へと
    移動するトナーが外部に飛散しないように該開口部及び
    トナー排出口近傍を気密に覆うカバー部材とを備え、該
    カバー部材で覆われた空間の少なくとも一部が上記栓保
    持部材及び上記栓部材のスライドにより体積が変化する
    閉空間となるようなトナー補給装置において、 上記スライドにともなって発生する、上記閉空間の気圧
    と外気圧との差を解消するための気圧調整手段を設けた
    ことを特徴とするトナー補給装置。
  2. 【請求項2】請求項1のトナー補給装置において、 上記閉空間が、上記カバー部材で覆われた空間におけ
    る、上記栓保持部材及び上記栓部材のスライドにより該
    カバー部材に対して接近又は離間する該栓保持部材の外
    壁あるいは該栓部材の外壁と該カバー部材との間の空間
    部分を含むことを特徴とするトナー補給装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のトナー補給装置におい
    て、 上記閉空間を囲む壁部の少なくとも一部を圧抜きフィル
    タにすることで、上記気圧調整手段を構成したことを特
    徴とするトナー補給装置。
  4. 【請求項4】請求項3のトナー補給装置において、 上記圧抜きフィルタを交換可能としたことを特徴とする
    トナー補給装置。
  5. 【請求項5】請求項4のトナー補給装置において、 上記圧抜きフィルタを袋状に形成したことを特徴とする
    トナー補給装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2のトナー補給装置におい
    て、 上記気圧調整手段を、上記閉空間を囲む壁部の少なくと
    も一部を複数の圧抜きフィルタにすることで構成し、少
    なくとも一つのフィルタには排出用の弁を、それ以外の
    フィルタには吸入用の弁を設けたことを特徴とするトナ
    ー補給装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US10534289B2 (en) 2017-10-19 2020-01-14 Konica Minolta, Inc. Toner container and image forming device having a switching member in the structure of a shell

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