JP3245288B2 - トナー収納容器 - Google Patents

トナー収納容器

Info

Publication number
JP3245288B2
JP3245288B2 JP32673893A JP32673893A JP3245288B2 JP 3245288 B2 JP3245288 B2 JP 3245288B2 JP 32673893 A JP32673893 A JP 32673893A JP 32673893 A JP32673893 A JP 32673893A JP 3245288 B2 JP3245288 B2 JP 3245288B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
cap
discharge port
container
toner discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP32673893A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07181788A (ja
Inventor
秀男 市川
須那夫 池田
信広 巻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP32673893A priority Critical patent/JP3245288B2/ja
Publication of JPH07181788A publication Critical patent/JPH07181788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3245288B2 publication Critical patent/JP3245288B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置内へ略水平向きに取付けられると共に内部
に収納したトナーを現像部へ補給するトナー収納容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー収納容器には様々な形式の
ものがあり、例えば、特開昭59−102260号公報
や、実開平2−35149号公報に開示されたように、
トナー収納容器を略直立状態に画像形成装置に装着し、
トナー収納容器内のトナーを重力によりトナー吐出口か
ら吐出させて現像部へ補給するようにしたものがある。
なお、これらのトナー収納容器のトナー吐出口には着脱
可能なキャップが取付けられており、トナー収納容器を
画像形成装置に装着したりトナー収納容器を画像形成装
置から取外す際にはトナー吐出口をキャップで閉栓した
状態とすることにより、トナー吐出口からトナーのこぼ
れ出しを防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開昭59−
102260号公報や実開平2−35149号公報に開
示されたように、トナー収納容器を略直立状態で画像形
成装置内に装着する場合には、現像部の上方に大きなス
ペースを必要とし、画像形成装置の小型化を図ることが
できないと共に小型の画像形成装置においては採用する
ことができない。
【0004】また、トナー吐出口に着脱自在に取付けら
れているキャップの構造が複雑になると共に、トナー収
納容器の容器本体にキャップを取付けるための複雑な加
工を行なう必要があり、容器本体の製造コストがアップ
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
筒状の容器本体の一端側にトナー吐出口が形成されると
共に画像形成装置内に略水平向きに取付けられて中心線
方向回りに回転駆動されることにより前記トナー吐出口
から現像部へ向けてトナーを吐出するトナー収納容器に
おいて、前記画像形成装置内に設けられたキャップ内栓
開閉手段により押圧されて前記容器本体の内方に向けて
変位して前記トナー吐出口を開栓する開栓位置へスライ
ドすると共にこのキャップ内栓開閉手段による押圧力解
除により前記トナー吐出口を前記容器本体の内部から
栓する閉栓位置へスライドするキャップ内栓と、前記キ
ャップ内栓をスライド自在に保持すると共に前記トナー
吐出口に取付けられた保持体と、前記キャップ内栓を閉
栓方向に付勢するスプリングとを設けた。
【0006】
【0007】
【0008】
【作用】請求項1記載の発明では、画像形成装置内へ略
水平向きに取付けられたトナー収納容器のトナー吐出口
には保持体が取付けられ、この保持体にスライド自在に
保持されたキャップ内栓がスプリングの付勢力により閉
栓位置にスライドしてトナー吐出口を閉栓している。従
って、トナー吐出口へのキャップ内栓の取付構造が簡単
になっている。また、容器本体に対してはキャップ内栓
を取付けるための加工を施す必要がなく、容器本体の構
造も簡単になる。さらに、キャップ内栓は保持体にスラ
イド自在に保持されると共に閉栓位置へスライドしたと
きにトナー吐出口を閉栓する構造であればよく、キャッ
プ内栓の構造も簡単なものとなる。
【0009】請求項1記載の発明においては、トナー吐
出口内に嵌合される筒状のリングとこのリングの内周面
から内側に突出したリブとこのリブに固定されたボス部
とを有する保持体を設け、容器本体内のトナーを前記ト
ナー吐出口から吐出する向きに案内する螺旋状の案内部
を前記リングの内周面に形成しても良い。これにより、
容器本体内のトナーはトナー収納容器の回転に伴ってト
ナー吐出口から吐出されるが、このとき、リング内に入
り込んだトナーはリングの内周面に形成された案内部に
案内されてトナー吐出口側へ搬送されるため、トナー吐
出口からのトナーの吐出が安定して行なわれる。
【0010】請求項1記載の発明においては、トナー吐
出口を閉止する閉止板とこの閉止板の略中央部に位置す
るボス部とを有する保持体を設け、前記閉止板にこの閉
止板の中央部から偏心した位置に開口を形成し、前記開
口と略等しい形状のキャップ内栓を設けると共にこのキ
ャップ内栓を前記開口を閉止する位置と開放する位置と
へスライド自在に設けても良い。これにより、トナー吐
出口からのトナーの吐出は開口を通過して行なわれる
が、この開口が閉止板の中央部から偏心した位置に形成
されると共にキャップ内栓が開口と略等しい形状に形成
されてトナー吐出口の全体を閉栓する形状ではないた
め、トナー収納容器の回転に伴って開口とキャップ内栓
との間へトナーがスムーズに入り込み、従って、開口を
通過して行なわれるトナーの吐出が安定する。
【0011】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1乃至図6に基づ
いて説明する。まず、図2は画像形成装置である普通紙
複写機1の全体構造を簡略化して示した平面図であり、
図1はその普通紙複写機1におけるトナー補給ユニット
の構造を示したものである。前記普通紙複写機1には固
定ブラケット2が固定されており、この固定ブラケット
2にはトナーを収納したトナー収納容器3を略水平向き
に保持する可動ブラケット4が上下一対のピン5,6を
支点として水平面内で回動自在に取付けられている。ま
た、前記可動ブラケット4には略水平向きに保持された
前記トナー収納容器3をこのトナー収納容器3の中心線
方向回りに回転させる回転駆動手段7が取付けられてお
り、この回転駆動手段7は、モータ8、モータ8により
回転駆動されるギヤ群9、ギヤ群9の最終ギヤと噛み合
うギヤ10が形成されると共に前記トナー収納容器3の
先端側が挿入される筒状回転伝達部材11によって形成
されている。なお、前記筒状回転伝達部材11は前記可
動ブラケット4に固定的に保持されたトナー収納容器ス
トッパ12内に回転自在に保持されている。
【0012】ここで、前記トナー収納容器3の容器本体
13は円筒状に形成され、その一端側には渦巻状に次第
に縮径する渦巻状円筒部14が形成され、渦巻状円筒部
14の先端部にはトナー吐出口15が形成されている。
なお、前記容器本体13の内周面には螺旋状に巻回され
た2条の螺旋状突起16が形成され、渦巻状円筒部14
の内周面にも螺旋状突起17が形成されている。なお、
これらの螺旋状突起16,17は前記トナー収納容器3
がその中心線方向回りに回転駆動されることに伴って容
器本体13内のトナーを前記トナー吐出口15に向けて
搬送する向きに形成されている。
【0013】前記容器本体13における前記トナー吐出
口15が形成された側の外周部にはリング状の係合突起
18が形成され、この係合突起18に係合することによ
り前記可動ブラケット4に保持された前記トナー収納容
器3の取外しを規制する係合爪19が前記トナー収納容
器ストッパ12に取付けられている。また、前記可動ブ
ラケット4には、前記トナー吐出口15から吐出された
トナーを現像部(図示せず)へ供給するためのトナー導
入部20が設けられている。
【0014】前記渦巻状円筒部14の外周部には略十字
形にリブ21が形成され、これらのリブ21の一つに係
合凸部22が形成され、前記筒状回転伝達部材11の内
周面には前記係合凸部22と係合することによりこの筒
状回転伝達部材11からトナー収納容器3へ回転伝達す
る係合凹部23が形成されており、トナー収納容器3を
可動ブラケット4に保持させると共にトナー収納容器3
の先端側を筒状回転伝達部材11内へ挿入した際に係合
凸部22と係合凹部23とが係合される。
【0015】つぎに、前記トナー吐出口15には保持体
24が取付けられ、この保持体24にはトナー吐出口1
5を閉栓する閉栓位置と開栓する開栓位置とへスライド
自在なキャップ内栓25が保持されている。ここで、前
記保持体24は、トナー吐出口15内に嵌合される筒状
のリング26と、リング26の内周面から内側へ向けて
突出した複数個のリブ27と、これらのリブ27の先端
部に固定されたボス部28とにより形成されている。そ
して、前記キャップ内栓25に固定された軸部29が前
記ボス部28にスライド自在に貫通され、ボス部28を
貫通した軸部29の先端側にはワッシャ30が取付けら
れ、このワッシャ30と前記リブ27との間には前記キ
ャップ内栓25を閉栓方向へ付勢するスプリング31が
介装されている。なお、閉栓位置へスライドした前記キ
ャップ内栓25は前記渦巻状円筒部14におけるトナー
吐出口15側の内周面に当接してトナー吐出口15を閉
栓することになるが、キャップ内栓25における渦巻状
円筒部14の内周面に当接する部分には閉栓状態を確実
にするためのシール部材32がリング状に貼付けられて
いる。また、前記リング26の内周面には、容器本体1
3内のトナーをトナー吐出口15から吐出する向きに案
内する螺旋状の案内部33が形成されている。
【0016】つぎに、前記可動ブラケット4には前記キ
ャップ内栓25を開閉させるキャップ内栓開閉手段34
が取付けられており、このキャップ内栓開閉手段34
は、前記トナー収納容器ストッパ12のボス部12aに
スライド自在に保持されると共に前記キャップ内栓25
を開栓する開栓位置と閉栓する閉栓位置とへスライド自
在な押圧体35と、押圧体35の一端側に設けられると
共に前記可動ブラケット4の回動操作に伴ってこの押圧
体35を開栓位置と閉栓位置とへスライドさせるカム機
構36とにより形成されている。なお、前記押圧体35
の外周部にはこの押圧体35と一体にスライドする筒状
の中子37が嵌合されており、この中子37のフランジ
部37aとトナー収納容器ストッパ12の段部12bと
の間には押圧体35を開栓位置へ向けて付勢するスプリ
ング38が介装されている。また、前記カム機構36
は、前記押圧体35に固定されたコロ39と、前記可動
ブラケット4を前記ピン5,6を支点として回動させた
際にコロ39をガイドするガイドカム部40と、このガ
イドカム部40が形成されると共に前記固定ブラケット
2に固定されたブラケットヒンジ41とにより形成され
ている。
【0017】このような構成において、まず、トナー収
納容器3を普通紙複写機1内に取付ける手順について説
明する。可動ブラケット4をピン5,6を支点として図
2において二点鎖線で示した位置(トナー収納容器3の
着脱位置)に回動させ、トナー収納容器3におけるトナ
ー吐出口15が形成されている先端側をトナー収納容器
ストッパ12内に挿入すると共にトナー収納容器3を可
動ブラケット4により保持し、係合爪19を係合突起1
8に係合させる。ここで、トナー収納容器ストッパ12
内には筒状回転伝達部材11が回転自在に保持されてお
り、トナー収納容器3の先端側をトナー収納容器ストッ
パ12内に挿入することによりトナー収納容器3の係合
凸部22が筒状回転伝達部材11の係合凹部23に係合
され、筒状回転伝達部材11とトナー収納容器3とが一
体に回転するようになる。なお、可動ブラケット4をト
ナー収納容器3の着脱位置へ回動させている状態におい
ては、キャップ内栓25はスプリング31により付勢さ
れて図3(a)に示したようにトナー吐出口15を閉栓
する閉栓位置にスライドしている。
【0018】ついで、可動ブラケット4をピン5,6を
支点として図2において破線で示した位置(トナー補給
位置)へ回動させる。すると、この回動操作に伴ってコ
ロ39がガイドカム部40に沿って図3(b)に示した
位置から図4(b)に示した位置へ移動し、同時に、押
圧体35が図3(a)に示した位置(閉栓位置)から図
4(a)に示した位置(開栓位置)へスライドする。押
圧体35が開栓位置へスライドすることにより、押圧体
35の先端部に形成されたR形状の突起部35aが軸部
29を押圧し、キャップ内栓25が図4(a)に示した
ように開栓位置へスライドしてトナー吐出口15が開栓
されると共にトナー収納容器3の取付けが終了する。従
って、普通紙複写機1内へトナー収納容器3を取付ける
際にはキャップ内栓25を予め開栓する必要がなく、ト
ナー吐出口15からのトナーのこぼれ出しが防止される
と共にこぼれ出したトナーによって作業者の手や衣類及
び可動ブラケット4を汚すということが防止される。
【0019】ここで、キャップ内栓25の構造は、皿状
の本体部に軸部29を取付けた構造であり、簡単な構造
となっている。また、キャップ内栓25の取付構造とし
ては、トナー吐出口15内にリング26を嵌合し、この
リング26にキャップ内栓25をスライド自在に保持す
ると共にスプリング31により閉栓方向へ付勢したもの
であるために簡単な取付構造となっている。さらに、容
器本体13に対してキャップ内栓25を取付けるための
加工を施す必要がなく、容器本体13の構造も簡単なも
のとなっている。
【0020】つぎに、トナー収納容器3の取付けが終了
した後に複写を行なうことになるが、トナー導入部20
内のトナーが所定量以下であることをセンサ(図示せ
ず)が検出すると、その検出結果に基づいてモータ8が
駆動される。そして、モータ8の駆動によりギヤ群9と
ギヤ10とを介して筒状回転伝達部材11が回転駆動さ
れ、係合凸部22と係合凹部23との係合によりトナー
収納容器3がその中心線方向回りに筒状回転伝達部材1
1と一体的に回転駆動される。トナー収納容器3がその
中心線方向回りに回りに回転すると、容器本体13内の
トナーが螺旋状突起16,17によりトナー吐出口15
へ向けて搬送される。そして、螺旋状突起16,17に
より搬送されたトナーがリング26内に入り込むと、こ
のトナーはリング26の内周面に形成された案内部33
に案内されてトナー吐出口15側へ搬送されるため、ト
ナーがリング26内で停滞することなくトナー吐出口1
5からのトナーの吐出が安定して行なわれる。トナー吐
出口15から吐出したトナーはトナー導入部20を経て
現像部へ補給される。
【0021】つぎに、トナー収納容器3内にトナーが無
くなった場合には、可動ブラケット4をピン5,6を支
点として図2において二点鎖線で示したトナー収納容器
3の着脱位置へ回動させる。すると、この回動操作に伴
ってコロ39が図4(b)に示した位置からガイドカム
部40にそって図3(b)に示した位置へ向けて移動
し、同時に、押圧体35が図4(a)に示した開栓位置
から図3(a)に示した閉栓位置へ向けてスライドす
る。そして、押圧体35が閉栓位置へ向けてスライドす
ることによりキャップ内栓25を開栓させていた付勢力
が解除され、キャップ内栓25はスプリング31の付勢
力によりスライドして図3(a)に示した閉栓位置へ復
帰する。従って、可動ブラケット4をトナー収納容器3
の着脱位置へ回動させてこの可動ブラケット4からトナ
ー収納容器3を取外す場合には、トナー吐出口15はキ
ャップ内栓25により閉栓されているため、容器本体1
3内に僅かに残留しているトナーがトナー吐出口15か
らこぼれ出すということが防止され、こぼれ出したトナ
ーによって作業者の手や衣類及び可動ブラケット4を汚
すということが防止される。
【0022】なお、本実施例においては、容器本体13
の内周面に2条の螺旋状突起16を形成すると共に渦巻
状円筒部14の内周面に1条の螺旋状突起17を形成し
たものを例に挙げて説明したが、これらを共に1条又は
2条としたり、容器本体13側を1条として渦巻状円筒
部14を2条としてもよい。
【0023】また、本実施例においては、容器本体13
の内周面に螺旋状突起16を形成したトナー収納容器3
を例に挙げて説明したが、この螺旋状突起16は必ずし
も必要なものではなく、容器本体の内周面を平滑面とし
てもよい。そして、容器本体の内周面を平滑面とした場
合には、容器本体をトナー吐出口15側に向けて次第に
拡開する形状の円筒体とし、又は、容器本体をトナー吐
出口15が下側となるように僅かに傾斜させて取付ける
ことにより、回転に伴うトナーの搬送は螺旋状突起16
を形成した場合と同様に行なわれる。
【0024】ついで、本発明の第二の実施例を図7及び
図8に基づいて説明する。なお、図1乃至図6において
説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略
する。トナー収納容器3のトナー吐出口15には保持体
であるキャップ外栓42が取付けられており、このキャ
ップ外栓42におけるトナー吐出口15を閉止する閉止
板43の略中央部にはボス部44が形成されている。さ
らに、前記閉止板43にはこの閉止板43の中央部から
偏心した位置に半月状の開口45が形成されている。
【0025】一方、前記ボス部44には前記開口45を
開閉するキャップ内栓46の軸部47がスライド自在に
保持されており、ボス部44を貫通した軸部47の先端
側に取付けられたワッシャ30とキャップ外栓42の外
周面との間にはキャップ内栓46を開口45を閉止する
方向へ付勢するスプリング31が介装されている。な
お、前記キャップ内栓46は前記開口45と略等しい半
月状に形成されており、さらに、キャップ内栓46の開
口45に対向する側の面にはこのキャップ内栓46によ
る開口45の閉止状態を確実にするためのシール部材4
8が貼付けられている。
【0026】このような構成において、軸部47がキャ
ップ内栓開閉手段34の押圧体35により開栓方向へ付
勢されていない場合は、キャップ内栓46はスプリング
31の付勢力により図7において実線で示す位置へスラ
イドし、開口45を閉止している。そして、開口45が
閉止されることにより、トナー吐出口15が閉栓された
ことになる。
【0027】つぎに、軸部47をキャップ内栓開閉手段
34の押圧体35により開栓方向へ付勢した場合には、
キャップ内栓46は図7において二点鎖線で示す位置へ
スライドして開口45が開放され、開口45が開放され
ることによりトナー吐出口15が開栓されたことにな
る。
【0028】ここで、キャップ内栓46の構造は、半月
状の本体部に軸部47を取付けた構造であり、簡単な構
造となっている。また、キャップ内栓46の取付構造と
しては、トナー吐出口15にキャップ外栓42を取付
け、このキャップ外栓42にキャップ内栓46をスライ
ド自在に保持すると共にスプリング31により開口45
を閉止する方向へ付勢したものであるために簡単な取付
構造となっている。さらに、容器本体13に対してキャ
ップ内栓46を取付けるための加工を施す必要がなく、
容器本体13の構造も簡単なものとなっている。
【0029】つぎに、容器本体13内のトナーは開口4
5を通過してトナー吐出口15から吐出されることにな
るが、開口45が閉止板43の中央部から偏心した位置
に形成されていると共にキャップ内栓46が開口45と
略等しい形状に形成されてトナー吐出口15の全体を閉
栓する形状ではないため、トナー吐出口15側へ搬送さ
れたトナーが開口45とキャップ内栓46との間へスム
ーズに入り込み、開口45を通過して行なわれるトナー
の吐出が安定して行なわれる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述のように、筒
状の容器本体の一端側にトナー吐出口が形成されると共
に画像形成装置内に略水平向きに取付けられて中心線方
向回りに回転駆動されることにより前記トナー吐出口か
ら現像部へ向けてトナーを吐出するトナー収納容器にお
いて、前記画像形成装置内に設けられたキャップ内栓開
閉手段により押圧されて前記容器本体の内方に向けて変
位して前記トナー吐出口を開栓する開栓位置へスライド
すると共にこのキャップ内栓開閉手段による押圧力解除
により前記トナー吐出口を前記容器本体の内部から閉栓
する閉栓位置へスライドするキャップ内栓と、前記キャ
ップ内栓をスライド自在に保持すると共に前記トナー吐
出口に取付けられた保持体と、前記キャップ内栓を閉栓
方向に付勢するスプリングとを設けたので、トナー吐出
口へのキャップ内栓の取付構造を簡単なものとすること
ができ、また、キャップ内栓は保持体に閉栓位置と開栓
位置とへスライド自在に保持されると共に閉栓位置へス
ライドしたときにトナー吐出口を閉栓する構造であれば
よいためにキャップ内栓を簡単な構造とすることがで
き、さらに、容器本体に対してはキャップ内栓を取付け
るための加工が必要でなために容器本体も簡単な構造と
することができ、キャップ内栓の構造、キャップ内栓の
取付構造、容器本体の構造をそれぞれ簡単化することに
より製造コストの低減を図ることができる等の効果を有
する。
【0031】求項1記載の発明において、トナー吐出
口内に嵌合される筒状のリングとこのリングの内周面か
ら内側に突出したリブとこのリブに固定されたボス部と
を有する保持体を設け、容器本体内のトナーを前記トナ
ー吐出口から吐出する向きに案内する螺旋状の案内部を
前記リングの内周面に形成した場合には、トナー吐出口
側へ搬送されたトナーがリング内に入り込んだとき、こ
のトナーはリングの内周面に形成した案内部に案内され
てトナー吐出口側へ搬送されるため、トナー吐出口から
のトナーの吐出を安定して行なわせることができる等の
効果を有する。
【0032】求項1記載の発明において、トナー吐出
口を閉止する閉止板とこの閉止板の略中央部に位置する
ボス部とを有する保持体を設け、前記閉止板にこの閉止
板の中央部から偏心した位置に開口を形成し、前記開口
と略等しい形状のキャップ内栓を設けると共にこのキャ
ップ内栓を前記開口を閉止する位置と開放する位置とへ
スライド自在に設けた場合には、トナー吐出口からのト
ナーの吐出は開口を通過して行なわれるが、この開口が
閉止板の中央部から偏心した位置に形成されると共にキ
ャップ内栓が開口と略等しい形状に形成されてトナー吐
出口の全体を閉栓する形状ではないため、トナー収納容
器の回転に伴って開口とキャップ内栓との間へトナーが
スムーズに入り込み、従って、開口を通過して行なわれ
るトナーの吐出を安定して行なわせることができる等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるトナー補給ユニ
ットの構造を示した縦断正面図である。
【図2】普通紙複写機の全体構造を簡略化して示した平
面図である。
【図3】可動ブラケットをトナー収納容器の着脱位置へ
回動させた状態におけるキャップ内栓開閉手段を示した
もので、(a)は縦断正面図、(b)は平面図である。
【図4】可動ブラケットをトナー補給位置へ回動させた
状態におけるキャップ内栓開閉手段を示したもので、
(a)は縦断正面図、(b)は平面図である。
【図5】トナー吐出口に取付けられるリング及びキャッ
プ内栓等を示した分解斜視図である。
【図6】リングを示した斜視図である。
【図7】本発明の第二実施例におけるトナー吐出口ーの
キャップ内栓の取付状態を示した縦断正面図である。
【図8】トナー吐出口に取付けられるキャップ外栓及び
キャップ内栓等を示した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 3 トナー収納容器 13 容器本体 15 トナー吐出口 24 保持体 25 キャップ内栓 26 リング 27 リブ 28 ボス部 31 スプリング 33 案内部 34 キャップ内栓開閉手段 42 保持体 43 閉止板 44 ボス部 45 開口 46 キャップ内栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−6285(JP,A) 実開 平3−125357(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の容器本体の一端側にトナー吐出口
    が形成されると共に画像形成装置内に略水平向きに取付
    けられて中心線方向回りに回転駆動されることにより前
    記トナー吐出口から現像部へ向けてトナーを吐出するト
    ナー収納容器において、前記画像形成装置内に設けられ
    たキャップ内栓開閉手段により押圧されて前記容器本体
    の内方に向けて変位して前記トナー吐出口を開栓する開
    栓位置へスライドすると共にこのキャップ内栓開閉手段
    による押圧力解除により前記トナー吐出口を前記容器本
    体の内部から閉栓する閉栓位置へスライドするキャップ
    内栓と、前記キャップ内栓をスライド自在に保持すると
    共に前記トナー吐出口に取付けられた保持体と、前記キ
    ャップ内栓を閉栓方向に付勢するスプリングとを設けた
    ことを特徴とするトナー収納容器。
JP32673893A 1993-12-24 1993-12-24 トナー収納容器 Expired - Fee Related JP3245288B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32673893A JP3245288B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トナー収納容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32673893A JP3245288B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トナー収納容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07181788A JPH07181788A (ja) 1995-07-21
JP3245288B2 true JP3245288B2 (ja) 2002-01-07

Family

ID=18191133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32673893A Expired - Fee Related JP3245288B2 (ja) 1993-12-24 1993-12-24 トナー収納容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3245288B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5890040A (en) * 1997-01-14 1999-03-30 Konica Corporation Developer cartridge and developer replenishing apparatus
JP3697066B2 (ja) * 1997-07-31 2005-09-21 キヤノン株式会社 トナー補給容器、及び、電子写真画像形成装置
JP3450757B2 (ja) * 1998-09-22 2003-09-29 キヤノン株式会社 トナー補給容器
US6289182B1 (en) 2000-02-18 2001-09-11 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Method and apparatus for discriminating toner bottle types, stirring toner, and detecting the amount of remaining toner
JP2002268355A (ja) * 2001-03-12 2002-09-18 Ricoh Co Ltd 現像剤収容容器
US6405011B1 (en) * 2001-06-12 2002-06-11 Jui-Chi Wang Developer replenishing container
JP3997112B2 (ja) * 2002-05-24 2007-10-24 キヤノン株式会社 現像剤補給装置
CN103314331B (zh) 2010-12-03 2017-02-15 株式会社理光 粉末容器、粉末供给装置和成像设备
EP4095621A1 (en) 2011-11-25 2022-11-30 Ricoh Company, Ltd. Powder container and image forming apparatus
BR112014028842B1 (pt) 2012-06-03 2021-12-14 Ricoh Company, Ltd Recipiente de pó e aparelho de formação de imagem
US9465317B2 (en) 2013-02-25 2016-10-11 Ricoh Company, Ltd. Nozzle insertion member, powder container, and image forming apparatus
AU2014230442B2 (en) 2013-03-15 2017-04-06 Ricoh Company, Limited Powder container and image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07181788A (ja) 1995-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0856780B1 (en) Developing agent replenishing device and image forming apparatus with the device
JP3120723B2 (ja) トナー容器及びこれを用いた複写機
US5441177A (en) Toner container and toner replenishing device including a cap member having a shutter
JP3245288B2 (ja) トナー収納容器
JP3238998B2 (ja) トナー補給装置及び画像形成装置
JP3320152B2 (ja) トナー収納容器及びトナー補給装置
JP2001228693A (ja) 現像剤カートリッジおよび画像形成装置
JP3209833B2 (ja) トナー補給装置
JP4672889B2 (ja) トナー補給装置
JPH08220857A (ja) トナーボトル
JPH0720702A (ja) トナー補給装置
JP3245266B2 (ja) トナー補給装置
JP3365759B2 (ja) 画像形成装置のトナー収納ユニット
JP3314376B2 (ja) トナー補給装置及びトナー収納容器
JPH10319693A (ja) 画像形成装置
JP3217250B2 (ja) 現像剤補給装置
JP3116847B2 (ja) トナー容器及びこれを用いた複写機
JP3261238B2 (ja) トナー収納容器
JP3347219B2 (ja) 画像形成装置
JP3377618B2 (ja) 現像剤補給装置
JP3170391B2 (ja) トナー収納容器
JP3347222B2 (ja) 画像形成装置
JP3577257B2 (ja) トナーを収納したトナー収納容器
JPH10111596A (ja) トナーカートリッジ
JP3261240B2 (ja) トナー補給装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071026

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081026

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091026

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees