JP3238998B2 - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents
トナー補給装置及び画像形成装置Info
- Publication number
- JP3238998B2 JP3238998B2 JP31462393A JP31462393A JP3238998B2 JP 3238998 B2 JP3238998 B2 JP 3238998B2 JP 31462393 A JP31462393 A JP 31462393A JP 31462393 A JP31462393 A JP 31462393A JP 3238998 B2 JP3238998 B2 JP 3238998B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- storage container
- container
- engaging
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
画像形成装置のトナー補給装置へトナー収納容器をセッ
トする際に、そのトナー収納容器内に収納されたトナー
の色や種類を間違えることなくトナー収納容器のセット
を行なえるようにしたトナー補給装置及び画像形成装置
に関する。
装置はコストダウンのために各機種間で共通化が図られ
ている。しかし、完全に共通化すると、色や種類が異な
るトナーを収納したトナー収納容器を誤セットするとい
う弊害が生ずる。このため、特開昭60−146265
号公報や実開昭61−24755号公報等に開示された
ように、トナー収納容器の誤セットを防止するための手
段が講じられている。
ットを防止する手段としては、構造が簡単で、かつ、僅
かな設計変更により多種類のトナー収納容器について誤
セットを防止できるものであることが望ましい。特に、
多種類のトナー収納容器を共通の型を用いて形成できる
ようにすれば、大幅なコストの低減を図ることができ
る。
一端にトナー吐出口を形成した筒状のトナー収納容器を
設け、このトナー収納容器の一端側を画像形成装置内に
設けた筒状回転伝達部材内に挿入してこの筒状回転伝達
部材と一体に中心線方向回りに回転させることにより前
記トナー収納容器内のトナーを前記トナー吐出口から吐
出して現像部へ補給するトナー補給装置において、前記
トナー収納容器の外周面にリング状突起を形成すると共
にこのリング状突起の前記トナー吐出口の反対側におけ
る前記トナー収納容器の外周面に取付部を形成し、この
取付部に前記トナー収納容器内に収納するトナーの色や
種類に応じて幅寸法が定められた係止リングを前記リン
グ状突起で位置決めして取付け、前記トナー収納容器の
前記係止リングに係合する係止部材を前記画像形成装置
内に設けた。
明において、トナー収納容器の一端側外周部端面にこの
トナー収納容器内に収納するトナーの色や種類に応じて
異なる位置に係合凸部を形成し、前記トナー収納容器の
前記係合凸部に係合する係合凹部を筒状回転伝達部材の
内周部端面に形成した。請求項3記載の発明は、請求項
1又は2記載のトナー補給装置において、トナー収納容
器の一端側外周部端面にこのトナー収納容器の径方向に
そって複数個の係合凸部を形成し、前記トナー収納容器
の前記係合凸部に係合する係合凹部を筒状回転伝達部材
の内周部端面に形成し、前記トナー収納容器内に収納す
るトナーの色や種類に応じた一つの係合凸部のみを残し
て他の係合凸部を除去した。 請求項4記載の発明は、ト
ナーが収納された、請求項1、2又は3記載のトナー補
給装置である。 請求項5記載の発明は、請求項4に記載
のトナー補給装置が搭載された画像形成装置である。
ットしようとするトナー収納容器がそのトナー補給装置
からの補給が行なわれる現像部で使用するトナーを収納
したものである場合には、係止部材がリング状突起で位
置決めされた係止リングに係合する。一方、トナー補給
装置にセットしようとするトナー収納容器がそのトナー
補給装置からの補給が行なわれる現像部で使用するトナ
ーを収納したものでない場合には、係止部材が係止リン
グに係合せず、トナー収納容器の誤セットが防止され
る。また、リング状突起の位置を全てのトナー収納容器
において共通化し、必要に応じてリング状突起である係
止リングを取付ければよく、従って、トナー収納容器を
同一の型を用いて形成でき、型コストが安価になると共
に型管理が容易になる。
にセットしようとするトナー収納容器がそのトナー補給
装置からの補給が行なわれる現像部で使用するトナーを
収納したものである場合には、係合凸部と係合凹部とが
係合する。一方、トナー補給装置にセットしようとする
トナー収納容器がそのトナー補給装置からの補給が行な
われる現像部で使用するトナーを収納したものでない場
合には、係合凸部と係合凹部との係合が行なわれず、ト
ナー収納容器の誤セットが防止される。 請求項3記載の
発明では、係合凸部の形成位置が異なるトナー収納容器
を同一の型を用いて形成でき、型コストが安価になると
共に型管理が容易になる。請求項4記載の発明では、ト
ナーが収納されたトナー収納容器のセットを誤りなく行
うことができる。 請求項5記載の発明では、トナー収納
容器の誤セットの虞がない画像形成装置を得ることがで
きる。
いて説明する。まず、図2は画像形成装置である普通紙
複写機1の全体構造を簡略化して示した縦断正面図と平
面図であり、普通紙複写機1の本体ケース2内の略中央
部にはドラム状の感光体3が設けられ、この感光体3の
周囲には、帯電器4、現像部5、転写器6、クリーニン
グ器7等が配置され、感光体3の上方にはコンタクトガ
ラス8上の原稿を読取ると共に読取った画像を感光体3
上へ書込む光書込み器9が配置されている。
ケット10が固定されており、この固定ブラケット10
にはトナーを収納したトナー収納容器11を略水平向き
に保持する可動ブラケット12が上下一対のピン13,
14を支点として水平面内で回動自在に取付けられてい
る。なお、前記可動ブラケット12は、この可動ブラケ
ット12に対して前記トナー収納容器11を着脱する着
脱位置(図2(b)において二点鎖線で図示)と、トナ
ー収納容器11から現像部5へトナー補給を行なうトナ
ー補給位置(図2(b)において破線で図示)とへ回動
自在に設けられている。また、前記トナー収納容器11
は、円筒状の容器本体15の一端側中央部にトナー吐出
口16が形成され、容器本体15の内周面には螺旋状に
巻回された螺旋状突起17が形成されている。
に保持された前記トナー収納容器11をその中心線方向
回りに回転させる回転駆動手段18が取付けられてお
り、この回転駆動手段18は、モータ19と、モータ1
9により回転駆動されるギヤ群20と、ギヤ群20の最
終ギヤと噛み合うギヤ21が形成されると共に前記トナ
ー収納容器11の一端側が挿入される筒状回転伝達部材
22とによって形成されている。なお、前記筒状回転伝
達部材22は、前記可動ブラケット12に固定的に保持
されたトナー収納容器ストッパ23内に回転自在に保持
されている。
は図8に示したように同一円周上に位置する多数の係合
凹部24が形成されており、前記トナー収納容器11の
一端側外周部端面にはいずれかの前記係合凹部24に係
合する一個の係合凸部25が形成されている。そして、
係合凸部25と係合凹部24とが係合することにより、
前記トナー収納容器11が前記筒状回転伝達部材22と
一体にその中心線方向回りに回転するようになる。ま
た、前記トナー収納容器11における前記トナー吐出口
16が形成された側の外周面にはリング状突起26が形
成されており、前記トナー収納容器ストッパ23には前
記リング状突起26に係合する係止部材27が回動自在
に取付けられている。なお、前記係止部材27の前記ト
ナー収納容器ストッパ23への取付けは一本のピン28
により行なわれており、このピン28には係止部材27
をリング状突起26に係合する方向へ付勢するスプリン
グ29が取付けられている。
のトナー収納容器11内に収納するトナーの色や種類に
応じて異なり、前記係合凹部24の形成位置も前記現像
部5で使用するトナーの色や種類に応じて異なる。ま
た、前記リング状突起26の形成位置はこのトナー収納
容器11内に収納するトナーの色や種類に応じて異な
り、係止部材27における腕部の長さ寸法も前記現像部
5で使用するトナーの色や種類に応じて異なる。そし
て、現像部5で使用するトナーとトナー収納容器11内
に収納されたトナーとが一致した場合にのみ、係合凸部
25と係合凹部24とが係合すると共に係止部材27が
リング状突起26に係合される。
プ内栓30が着脱自在に取付けられており、このキャッ
プ内栓30には蓋面部31から外方へ向けて吐出した突
起部32が形成されている。また、前記可動ブラケット
12には、この可動ブラケット12の回動動作に伴って
可動ブラケット12に保持された前記トナー収納容器1
1のトナー吐出口16に対してキャップ内栓30を脱着
すると共に、トナー吐出口16から取外したキャップ内
栓30をトナー吐出口16から所定寸法離間した近接位
置で保持するキャップ内栓脱着手段33が設けられてい
る。なお、このキャップ内栓脱着手段33は、前記突起
部32を摘んだり離したりするコレットチャック34
と、コレットチャック34により突起部32を摘まれた
キャップ内栓30をコレットチャック34と共に開栓位
置と閉栓位置とへ移動させることにより前記トナー吐出
口16を開閉させるカム機構35とにより形成されてい
る。
収納容器ストッパ23のボス部23aにスライド自在に
保持された筒状の中子36と、中子36内にスライド自
在に嵌合されたシャフト37と、シャフト37の先端側
に固定された可撓性を有する摘み部38とによって形成
されている。また、前記カム機構35は、前記トナー収
納容器ストッパ23の段部23bと前記中子36のフラ
ンジ部36aとの間に介装されて中子36をトナー収納
容器11側へ付勢する円錐コイルバネ39と、前記シャ
フト37の他端側に取付けられたコロ40と、前記可動
ブラケット12を前記ピン13,14を支点として回動
させた際に前記コロ40をガイドするガイドカム部41
と、このガイドカム部41が形成されると共に前記固定
ブラケット10に固定されたブラケットヒンジ42とに
よって形成されている。
納容器11を普通紙複写機1内に取付ける手順について
説明する。可動ブラケット12をピン13,14を支点
として図2において二点鎖線で示した着脱位置に回動さ
せ、トナー収納容器11におけるトナー吐出口16が形
成されている一端側をトナー収納容器ストッパ23内に
挿入する。このとき、トナー収納容器11内に収納され
ているトナーの色及び種類が現像部5で使用するトナー
の色及び種類と一致する場合には、係合凸部25と係合
凹部24とが係合すると共に、係止部材27がリング状
突起26に係合される。なお、トナー収納容器11を可
動ブラケット12に取付ける際にはトナー吐出口16を
キャップ内栓30で閉栓した状態で行ない、キャップ内
栓30の突起部32は図3(a)に示したようにコレッ
トチャック34の摘み部38の間に入り込むと共にキャ
ップ内栓30は閉栓状態に維持される。
るトナーの色又は種類が現像部5において使用するトナ
ーの色や種類と異なる場合には、係合凸部25と係合凹
部24とが係合せず、又は、リング状突起26が係止部
材27に係合しない。従って、現像部5で使用するトナ
ーと色や種類が異なるトナーを収納したトナー収納容器
11を誤セットするということが防止される。
14を支点として図2において破線で示したトナー補給
位置へ回動させる。すると、この回動操作に伴ってコロ
40がガイドカム部41に沿って図3(b)に示した位
置から図4(b)に示した位置へ移動し、同時にコレッ
トチャック34が図3(a)に示した位置から図4
(a)に示した位置へスライドする。ここで、コレット
チャック34の一部であるシャフト37と摘み部38と
が図4(a)の位置へ向けて僅かにスライドしたときに
摘み部38の外周部が中子36に当接して内側に撓み、
摘み部38がキャップ内栓30の突起部32を摘む。そ
して、引き続きシャフト37と摘み部38とが図4
(a)の位置へ向けてスライドすることにより、中子3
6と摘み部38に摘まれたキャップ内栓30も一体的に
スライドして円錐コイルバネ39を圧縮し、やがて、図
4(a)に示したようにキャップ内栓30が開栓位置へ
移動してトナー吐出口16が開放され、トナー収納容器
11がトナー吐出口16を介して現像部5に連通され、
トナー収納容器11の取付けが終了する。従って、普通
紙複写機1内へトナー収納容器11を取付ける際には、
予めキャップ内栓30を開栓する必要がなく、トナー吐
出口16からのトナーのこぼれ出しが防止されると共
に、こぼれ出したトナーによって作業者の手や衣類及び
可動ブラケット12を汚すということが防止される。
複写を行なうことになるが、現像部5内のトナーが所定
量以下であることをセンサ(図示せず)が検出すると、
その検出結果に基づいてモータ19が駆動される。そし
て、モータ19の駆動によりギヤ群20とギヤ21とを
介して筒状回転伝達部材22が回転駆動され、係合凸部
25と係合凹部24との係合によりトナー収納容器11
が中心線方向回りに筒状回転伝達部材22と一体に回転
駆動される。トナー収納容器11が中心線方向回りに回
転すると、トナー収納容器11内のトナーが螺旋状突起
17により案内されてトナー吐出口16側へ次第に搬送
され、やがて、トナー吐出口16から吐出されて現像部
5へ供給される。
た場合にはこのトナー収納容器11を可動ブラケット1
2から取外して新しいものに交換することになるが、ト
ナー収納容器11を可動ブラケット12から取外す際に
は、可動ブラケット12をピン13,14を支点として
図2において二点鎖線で示したトナー収納容器11の着
脱位置へ回動させる。すると、この回動操作に伴ってコ
ロ40が図4(b)に示した位置からガイドカム部41
にそって図3(b)に示した位置へ向けて移動し、同時
に、シャフト37と摘み部38とがキャップ内栓30と
共に図4(a)に示した位置から図3(a)に示した位
置へ向けてスライドする。このとき、円錐コイルバネ3
9により付勢された中子36も一体的にスライドし、や
がて、図3(a)に示したようにキャップ内栓30が閉
栓位置までスライドすることによりトナー吐出口16が
閉栓される。また、中子36のフランジ部36aがトナ
ー吐出口16の先端部に当接してスライドが規制された
後にもシャフト37と摘み部38とが僅かにスライドす
るように寸法が設定されているため、フランジ部36a
がトナー吐出口16の先端部へ当接した直後に摘み部3
8が外方へ撓むことによって摘み部38による突起部3
2の摘み状態が解除される。従って、トナーが無くなっ
たトナー収納容器11を可動ブラケット12から取外す
際においてはトナー吐出口16がキャップ内栓30によ
り閉栓される。このため、トナー収納容器11を取外す
際にトナー収納容器11内に僅かに残留しているトナー
が外部にこぼれ出すということがなくなり、こぼれ出し
たトナーによって作業者の手や衣類及び可動ブラケット
12を汚すということが防止される。
の内周面に螺旋状突起17を形成したトナー収納容器1
1を例に挙げて説明したが、この螺旋状突起17は必ず
しも必要なものではなく、容器本体の内周面を平滑面と
してもよい。そして、容器本体の内周面を平滑面とした
場合には、その容器本体をトナー吐出口16側に向けて
次第に拡開する形状の円筒体とし、又は、その容器本体
をトナー吐出口16が下側となるように僅かに傾斜させ
て取付けることにより、回転に伴うトナーの搬送は螺旋
状突起17を形成した場合と略同様に行なわれる。
基づいて説明する。なお、図1乃至図9において説明し
た部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する
(以下、同様)。本実施例は、現像部5で使用するトナ
ーの色又は種類が図1乃至図9に示した第一の実施例と
異なる場合であり、この現像部5で使用するトナーを収
納したトナー収納容器11aには第一の実施例で示した
位置と同じ位置にリング状突起26が形成されている
が、係合凸部25aの形成位置が第一の実施例に対して
外周側に変更されている。また、筒状回転伝達部材22
に形成された係合凹部24aの形成位置も係合凸部25
aと係合可能な位置に変更されている。
て使用するトナーを収納したトナー収納容器11aをセ
ットする場合にのみ係合凸部25aと係合凹部24aと
が係合されると共にリング状突起26へ係止部材27が
係合される。従って、現像部5において使用するトナー
に対して色や種類が異なるトナーを収納したトナー収納
容器の誤セットが防止される。
基づいて説明する。本実施例は、現像部5で使用するト
ナーの色又は種類が第一及び第二の実施例と異なる場合
であり、この現像部5で使用するトナーを収納したトナ
ー収納容器11bには、第二の実施例で示した位置と同
じ位置に係合凸部25が形成されると共に、リング状突
起26aが第一及び第二の実施例で示した場合よりトナ
ー吐出口16から離反した位置に形成されている。ま
た、筒状回転伝達部材22には第二の実施例で示した位
置と同じ位置に係合凹部24aが形成され、リング状突
起26aの形成位置の変更に応じて係止部材27aの腕
部の長さ寸法が長く形成されている。
て使用するトナーを収納したトナー収納容器11bをセ
ットする場合にのみ係合凸部25aと係合凹部24aと
が係合されると共にリング状突起26aへ係止部材27
aが係合される。従って、現像部5において使用するト
ナーに対して色や種類が異なるトナーを収納したトナー
収納容器の誤セットが防止される。
基づいて説明する。本実施例は、現像部5で使用するト
ナーの色又は種類が第一乃至第三の実施例と異なる場合
であり、この現像部5で使用するトナーを収納したトナ
ー収納容器11cには第一の実施例で示した位置と同じ
位置に係合凸部25が形成されると共に第三の実施例で
示した位置と同じ位置にリング状突起26aが形成され
ている。また、筒状回転伝達部材22には第一の実施例
で示した位置と同じ位置に係合凹部24が形成されると
共に、第三の実施例で示したように腕部の長さ寸法が長
い係止部材27aが取付けられている。
て使用するトナーを収納したトナー収納容器11cをセ
ットする場合にのみ係合凸部25と係合凹部24とが係
合されると共にリング状突起26aに係止部材27aが
係合される。従って、現像部5において使用するトナー
に対して色や種類が異なるトナーを収納したトナー収納
容器の誤セットが防止される。
基づいて説明する。本実施例は、色や種類の異なるトナ
ーを収納するトナー収納容器11dを同一の型で形成す
ることにより型コストを低減させると共に型管理を容易
にしたものである。このトナー収納容器11dにおいて
は、トナー吐出口16が形成されている一端側外周部端
面に径方向に沿って係合凸部25,25aが形成され、
このトナー収納容器11d内に収納するトナーの色や種
類に応じた一つの係合凸部25のみを残して他の係合凸
部25aが除去されている。また、トナー収納容器11
dの外周面にはリング状突起26が形成されると共に、
このリング状突起26を挾んだトナー吐出口16の反対
側に取付部である凸状テーパ部43が形成されている。
そして、前記トナー収納容器11dの外周面には幅寸法
を“Δ”に形成されたリング状突起である係止リング4
4が前記凸状テーパ部43に嵌合させて取付けられてい
る。
は図9乃至図12に示したように、収納するトナーの色
や種類に応じて係合凸部25,25aの位置やリング状
突起26,26aの位置を変更したものを形成しなけれ
ばならないが、本実施例では係合凸部25,25aを同
時に形成して不要な係合凸部25a又は25を除去し、
また、必要に応じて係止リング44を取付けてリング状
突起として用いている。従って、一つの型を用いて一種
類のトナー収納容器のみを形成すればよく、型コストが
低減されると共に型管理が容易になる。
2に示したトナー収納容器11cに収納されるトナーと
同じトナーを収納するものであり、このトナー収納容器
11dのセットを行なうと、係合凸部25は筒状回転伝
達部材22の係合凹部24に係合され、係止リング44
には腕部の長さ寸法が長い係止部材27aが係合され
る。
内に収納されるトナーと同じトナーを収納する場合に
は、係止リング44を取外して係止部材27をリング状
突起26に係合させる。また、図11に示したトナー収
納容器11内に収納されるトナーと同じトナーを収納す
る場合には、係合凸部25aを残して係合凸部25を除
去すると共に、係止リング44を取付ける。
器11dの一端側外周部端面に径方向に沿って二個の係
合凸部25,25aを形成して一方の係合凸部25aを
除去する場合を例に挙げて説明したが、トナー収納容器
の径方向にそって三個以上の係合凸部を形成すると共に
その内の一個だけを残して他の係合凸部を除去するよう
にしてもよい。また、本実施例においては、幅寸法が
“Δ”である係止リング44を取付けたものを例に挙げ
て説明したが、幅寸法が異なる係止リングを取付けるよ
うにしてもよい。そして、形成する係合凸部の数を増や
したり、幅寸法が異なる係止リングを取付けるようにす
れば、トナーの色や種類が増えた場合でも容易に対応す
ることができる。
基づいて説明する。本実施例は、トナー収納容器11e
の外周面に取付部である溝45を形成し、係止リング4
4をこの溝45に嵌合させて取付けたものである。な
お、この係止リング44は収縮性を有する部材により形
成されており、溝45への取付けは拡開させた状態で行
なう。また、トナー吐出口16が形成されている一端側
外周部端面に図13に示した実施例と同様に径方向に沿
って係合凸部25,25aが形成され、このトナー収納
容器11e内に収納するトナーの色や種類に応じた一つ
の係合凸部25aのみを残して他の係合凸部25が除去
されている。
は図9乃至図12に示したように、収納するトナーの色
や種類に応じて係合凸部25,25aの位置やリング状
突起26,26aの位置を変更したものを形成しなけれ
ばならないが、本実施例では係合凸部25,25aを同
時に形成して不要な係合凸部25又は25aを除去し、
また、必要に応じて係止リング44を取付けてリング状
突起として用いている。従って、図13に示した実施例
と同様に、一つの型を用いて一種類のトナー収納容器の
みを形成すればよく、型コストが低減されると共に型管
理が容易になる。
端にトナー吐出口を形成した筒状のトナー収納容器を設
け、このトナー収納容器の一端側を画像形成装置内に設
けた筒状回転伝達部材内に挿入してこの筒状回転伝達部
材と一体に中心線方向回りに回転させることにより前記
トナー収納容器内のトナーを前記トナー吐出口から吐出
して現像部へ補給するトナー補給装置において、前記ト
ナー収納容器の外周面にリング状突起を形成すると共に
このリング状突起の前記トナー吐出口の反対側における
前記トナー収納容器の外周面に取付部を形成し、この取
付部に前記トナー収納容器内に収納するトナーの色や種
類に応じて幅寸法が定められた係止リングを前記リング
状突起で位置決めして取付け、前記トナー収納容器の前
記係止リングに係合する係止部材を前記画像形成装置内
に設けたので、トナー補給装置にセットしようとするト
ナー収納容器がそのトナー補給装置からの補給が行なわ
れる現像部で使用するトナーを収納したものでない場合
には、係止部材が係止リングに係合せずにトナー収納容
器のセットを行なうことができず、従って、現像部で使
用するトナー以外のトナーを収納したトナー収納容器の
誤セットを防止することができ、しかも、リング状突起
の位置を全てのトナー収納容器において共通化すると共
に収納するトナーの色や種類に応じてリング状突起であ
る係止リングを取付ければよく、従って、トナー収納容
器を同一の型を用いて形成することができ、型コストを
低減することができると共に型管理を容易にすることが
できる等の効果を有する。
項1記載の発明において、トナー収納容器の一端側外周
部端面にこのトナー収納容器内に収納するトナーの色や
種類に応じて異なる位置に係合凸部を形成し、前記トナ
ー収納容器の前記係合凸部に係合する係合凹部を筒状回
転伝達部材の内周部端面に形成したので、トナー補給装
置にセットしようとするトナー収納容器がそのトナー補
給装置からの補給が行なわれる現像部で使用するトナー
を収納したものである場合には、係合凸部と係合凹部と
が係合、一方、トナー補給装置にセットしようとするト
ナー収納容器がそのトナー補給装置からの補給が行なわ
れる現像部で使用するトナーを収納したものでない場合
には、係合凸部と係合凹部との係合が行なわれず、トナ
ー収納容器の誤セットが防止される。請求項3記載の発
明は上述のように、請求項1記載の発明において、トナ
ー収納容器の一端側外周部端面にこのトナー収納容器の
径方向にそって複数個の係合凸部を形成し、このトナー
収納容器内に収納するトナーの色や種類に応じた一つの
係合凸部のみを残して他の係合凸部を除去したので、収
納するトナーの色や種類に応じて係合凸部の形成位置を
変更しなければならない複数のタイプのトナー収納容器
を同一の型を用いて形成することができ、従って、型コ
ストを低減することができると共に型管理を容易にする
ことができる等の効果を有する。請求項4記載の発明で
は、トナーが収納されたトナー収納容器のセットを誤り
なく行うことができる。 請求項5記載の発明では、トナ
ー収納容器の誤セットの虞がない画像形成装置を得るこ
とができる。
ットの構造を示した縦断正面図である。
ので、(a)は縦断正面図、(b)は平面図である。
回動させた状態におけるキャップ内栓脱着手段を示した
もので、(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にし
た平面図である。
状態におけるキャップ内栓脱着手段を示したもので、
(a)は縦断正面図、(b)は一部を断面にした平面図
である。
る。
部材とリング状突起との位置関係を一部を断面にして示
した正面図である。
合凹部との位置関係、及び、係止部材とリング状突起と
の位置関係を一部を断面にして示した正面図である。
合凹部との位置関係、及び、係止部材とリング状突起と
の位置関係を一部を断面にして示した正面図である。
合凹部との位置関係、及び、係止部材とリング状突起と
の位置関係を一部を断面にして示した正面図である。
器を示した正面図である。
器を示した正面図である。
ナー収納容器 16 トナー吐出口 22 筒状回転伝達部材 24,24a 係合凹部 25,25a 係合凸部 26 リング状突起 27,27a 係止部材 43,45 取付部 44 係止リング,リング状突起
Claims (5)
- 【請求項1】 一端にトナー吐出口を形成した筒状のト
ナー収納容器を設け、このトナー収納容器の一端側を画
像形成装置内に設けた筒状回転伝達部材内に挿入してこ
の筒状回転伝達部材と一体に中心線方向回りに回転させ
ることにより前記トナー収納容器内のトナーを前記トナ
ー吐出口から吐出して現像部へ補給するトナー補給装置
において、前記トナー収納容器の外周面にリング状突起
を形成すると共にこのリング状突起の前記トナー吐出口
の反対側における前記トナー収納容器の外周面に取付部
を形成し、この取付部に前記トナー収納容器内に収納す
るトナーの色や種類に応じて幅寸法が定められた係止リ
ングを前記リング状突起で位置決めして取付け、前記ト
ナー収納容器の前記係止リングに係合する係止部材を前
記画像形成装置内に設けたことを特徴とするトナー補給
装置。 - 【請求項2】 トナー収納容器の一端側外周部端面にこ
のトナー収納容器内に収納するトナーの色や種類に応じ
て異なる位置に係合凸部を形成し、前記トナー収納容器
の前記係合凸部に係合する係合凹部を筒状回転伝達部材
の内周部端面に形成したことを特徴とする請求項1記載
のトナー補給装置。 - 【請求項3】 トナー収納容器の一端側外周部端面にこ
のトナー収納容器の径方向にそって複数個の係合凸部を
形成し、前記トナー収納容器の前記係合凸部に係合する
係合凹部を筒状回転伝達部材の内周部端面に形成し、前
記トナー収納容器内に収納するトナーの色や種類に応じ
た一つの係合凸部のみを残して他の係合凸部を除去した
ことを特徴とする請求項1又は2記載のトナー補給装
置。 - 【請求項4】 トナーが収納された、請求項1、2又は
3記載のトナー補給装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載のトナー補給装置が搭載
された画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31462393A JP3238998B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | トナー補給装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31462393A JP3238998B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | トナー補給装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07168430A JPH07168430A (ja) | 1995-07-04 |
JP3238998B2 true JP3238998B2 (ja) | 2001-12-17 |
Family
ID=18055541
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31462393A Expired - Lifetime JP3238998B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | トナー補給装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3238998B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2668348C2 (ru) * | 2014-08-08 | 2018-09-28 | Рикох Компани, Лимитед | Контейнер для порошка и устройство формирования изображения |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100227914B1 (ko) * | 1995-10-11 | 1999-11-01 | 이토가 미찌야 | 화상형성장치 및 토너보급장치, 및 그에 탑재된 토너용기 |
JP3535721B2 (ja) * | 1997-01-10 | 2004-06-07 | 株式会社リコー | トナー補給装置 |
JP3472061B2 (ja) * | 1997-02-28 | 2003-12-02 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置における現像装置、この現像装置に用いられるトナーカートリッジまたはプロセスカートリッジ |
JP2000258981A (ja) * | 1999-03-12 | 2000-09-22 | Katsuragawa Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4307009B2 (ja) * | 2002-04-03 | 2009-08-05 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給装置 |
JP3997112B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2007-10-24 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給装置 |
JP4422956B2 (ja) | 2002-10-16 | 2010-03-03 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給機構 |
JP4006426B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2007-11-14 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給装置及び画像形成装置 |
JP4603905B2 (ja) | 2005-02-24 | 2010-12-22 | キヤノン株式会社 | 現像剤補給容器及び現像剤補給システム |
JP4815169B2 (ja) * | 2005-08-31 | 2011-11-16 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
US7483659B2 (en) | 2005-08-31 | 2009-01-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Toner cartridge and image forming apparatus for mounting the same |
JP2007065368A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | トナーカートリッジ |
MX347363B (es) | 2010-03-10 | 2017-04-25 | Ricoh Co Ltd | Contenedor de tóner y dispositivo de formación de imágenes. |
US9454099B2 (en) | 2013-03-14 | 2016-09-27 | Ricoh Company, Limited | Toner container including a lid member pulled out in an inclined direction |
WO2016021199A1 (en) * | 2014-08-08 | 2016-02-11 | Ricoh Company, Limited | Powder container and image forming apparatus |
JP6361972B2 (ja) | 2014-08-08 | 2018-07-25 | 株式会社リコー | 粉体収納容器及び画像形成装置 |
JP6380273B2 (ja) * | 2015-07-23 | 2018-08-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー容器 |
JP6443357B2 (ja) * | 2016-02-03 | 2018-12-26 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
WO2018061183A1 (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 本田技研工業株式会社 | 車両用内燃機関の吸気部品取付け構造 |
JP6610519B2 (ja) * | 2016-11-30 | 2019-11-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置に装着可能なトナー容器 |
JP6508387B2 (ja) * | 2018-04-13 | 2019-05-08 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | トナー容器 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31462393A patent/JP3238998B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU2668348C2 (ru) * | 2014-08-08 | 2018-09-28 | Рикох Компани, Лимитед | Контейнер для порошка и устройство формирования изображения |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07168430A (ja) | 1995-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3238998B2 (ja) | トナー補給装置及び画像形成装置 | |
KR100868309B1 (ko) | 화상 형성 장치용 현상제 용기 | |
EP0856780B1 (en) | Developing agent replenishing device and image forming apparatus with the device | |
US5331382A (en) | Toner cartridge for image forming apparatus | |
EP1434110A1 (en) | Toner supplying container with a lockable shutter | |
EP0411825B1 (en) | Clamshell-type electrophotographic image forming apparatus | |
JP2001235937A (ja) | トナー補給装置およびトナーカートリッジ | |
US10444670B2 (en) | Toner case and image forming apparatus | |
JP3320152B2 (ja) | トナー収納容器及びトナー補給装置 | |
JP3245288B2 (ja) | トナー収納容器 | |
JP3209833B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JPH08220857A (ja) | トナーボトル | |
JP3245266B2 (ja) | トナー補給装置 | |
US20030165347A1 (en) | Color image forming apparatus | |
JP3314376B2 (ja) | トナー補給装置及びトナー収納容器 | |
JP3261240B2 (ja) | トナー補給装置 | |
JP3365759B2 (ja) | 画像形成装置のトナー収納ユニット | |
JP3377618B2 (ja) | 現像剤補給装置 | |
JP4166596B2 (ja) | トナー補給装置及びトナーカートリッジの交換方法 | |
JPH0990729A (ja) | 現像剤補給装置 | |
JP4694100B2 (ja) | トナーカートリッジ及び現像装置 | |
JP3261238B2 (ja) | トナー収納容器 | |
JPH0830082A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3939921B2 (ja) | 現像装置および画像形成装置 | |
JPH0844181A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071005 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081005 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091005 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101005 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111005 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121005 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131005 Year of fee payment: 12 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |