JPH0844181A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0844181A
JPH0844181A JP6200065A JP20006594A JPH0844181A JP H0844181 A JPH0844181 A JP H0844181A JP 6200065 A JP6200065 A JP 6200065A JP 20006594 A JP20006594 A JP 20006594A JP H0844181 A JPH0844181 A JP H0844181A
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container
stopper
opening
image forming
toner bottle
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナーボトルユニットの取り外し又は退避時
におけるトナーのこぼれ落ちを確実に防止することでき
る複写機を提供する。 【構成】 トナーボトル7の栓72が開いた状態でのト
ナーボトルユニット8の取り外し又は退避を禁止するた
めに、該ユニット8の複写機本体への装着時に互いに係
合し、かつ、トナーボトル7の栓72が開かれた際に該
係合が解除できない1組の係合部材を該ユニット8及び
複写機本体側に設ける。この係合部材としては、栓72
が閉じた着脱位置でのみ該ユニット8が取り外し可能と
なるように、該ユニット8にピン14を設け、該ピン1
4に係合する係合孔10aを複写機本体側の固定ブラケ
ット10に形成する。また、該ユニット8を取り外し又
は退避した状態でのトナーボトル7の栓72の開動作を
禁止し、かつ該ユニット8を複写機本体に装着した状態
で栓72の開動作の禁止を解除するように栓着脱手段2
1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは、容
器本体及び該容器本体の開口部を封止する栓を有する現
像剤収納容器と、該現像剤収納容器を保持し、上記現像
装置の現像剤受入口に対応する現像剤排出口を有する容
器保持ユニットと、該容器保持ユニットで保持された現
像剤収納容器の栓の開閉を行なう栓開閉手段とを備え、
該容器保持ユニットを、画像形成装置本体から取り外す
ことができ、又は該現像装置が着脱可能な位置まで退避
させることができる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置において現
像装置内の現像剤が消費されてなくなってくると、現像
装置に現像剤を補給する現像剤補給ユニットの現像剤排
出口から現像装置の現像剤受入口を通して現像剤を補給
して継続使用される。この現像剤補給ユニットに用いる
現像剤収納容器は現像装置の近傍に位置し、画像形成装
置本体側板内に配置されていたため、レイアウト上、大
きな現像剤収納容器は使用できなかった。特に、近年に
おける省スペース化の流れに沿った装置の小型化を図る
ために、更に画像形成装置本体の幅が減少し、小型の現
像剤収納容器のスペースさえなくなってきている。
【0003】このような省スペース化を図るために、大
容量の円筒状の現像剤収納容器であるトナーボトルを画
像形成装置本体側板の前面に平行に配置したものが提案
されている(例えば、特開平3−2881号公報参
照)。このトナーボトルは、その一端側の周面に開口部
を有し、内周面に沿って軸方向に延在する螺旋溝が設け
られており、トナーボトルの回転により該螺旋溝に沿っ
てトナーを該開口部側に搬送し、該開口部からトナーを
現像装置側に送り出して補給している。このようなトナ
ーボトルの取り付け時や取り外し時にはトナーがこぼれ
落ちる恐れがあるため、上記開口部を必要に応じて開閉
するのが好ましい。しかしながら、該開口部が円筒状の
トナーボトルの周面に形成され、そのトナーボトルが回
転することにより該開口部からトナー補給を行うような
構成となっているため、その回転によって回転移動する
該開口部に栓を設け、その栓を開いたり閉じたりするこ
とが困難であった。
【0004】また、本出願人は、容器本体及び該容器本
体の開口部を封止する栓を有する現像剤収納容器と、該
現像剤収納容器を保持し、上記現像装置の現像剤受入口
に対応する現像剤排出口を有する容器保持ユニットと、
該容器保持ユニットで保持された現像剤収納容器の栓の
開閉を行なう栓開閉手段とを備えた画像形成装置を提案
している(例えば、特願平5−314245号参照)。
この構成の画像形成装置においては、容器保持ユニット
に現像剤収納容器を保持させる動作にともなって現像剤
収納容器の栓を開き、現像剤収納容器から現像剤排出口
及び現像剤受入口を介して現像装置内に現像剤を補給す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平5−314
245号で提案した画像形成装置において、容器保持ユ
ニットは現像装置の前面側にあり、メンテナンス等の理
由で現像装置を画像形成装置本体から着脱する際に、容
器保持ユニットを取り外すか、現像装置が着脱可能な位
置まで退避させる必要がある。このような容器保持ユニ
ットを画像形成装置本体から取り外す際、又は現像装置
を着脱できるように退避させる際には、容器保持ユニッ
トの現像剤排出口が現像装置の現像剤受入口から離間
し、該現像剤排出口からのトナー落ちが発生するおそれ
があった。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、容器本体及び該容器
本体の開口部を封止する栓を有する現像剤収納容器と、
該現像剤収納容器を保持し、上記現像装置の現像剤受入
口に対応する現像剤排出口を有する容器保持ユニット
と、該容器保持ユニットで保持された現像剤収納容器の
栓の開閉を行なう栓開閉手段とを備え、該容器保持ユニ
ットを、画像形成装置本体から取り外すことができ、又
は該現像装置が着脱可能な位置まで退避させることがで
きる画像形成装置において、容器保持ユニットの取り外
し時又は退避時における現像剤のこぼれ落ちを確実に防
止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、容器本体及び該容器本体の開口
部を封止する栓を有する現像剤収納容器と、該現像剤収
納容器を保持し、現像装置の現像剤受入口に対応する現
像剤排出口を有する容器保持ユニットと、該容器保持ユ
ニットで保持された現像剤収納容器の栓の開閉を行なう
栓開閉手段とを備え、該容器保持ユニットを、画像形成
装置本体から取り外すことができ、又は該現像装置が着
脱可能な位置まで退避させることができる画像形成装置
において、該容器保持ユニットで保持された現像剤収納
容器の栓が開いた状態での該容器保持ユニットの取り外
し又は退避を禁止する取り外し又は退避禁止手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記取り外し又は退避禁止手段を、上記現
像剤収納容器を保持した容器保持ユニットの画像形成装
置本体への装着時、又は該容器保持ユニットの退避位置
から所定の装着位置への移動時に互いに係合し、かつ上
記栓開閉手段で該現像剤収納容器の栓が開かれた際に該
係合が解除できないように、該容器保持ユニット及び該
画像形成装置本体側に設けられた1組の係合部材により
構成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項3の発明は、容器本体及び該容器本
体の開口部を封止する栓を有する現像剤収納容器と、該
現像剤収納容器を保持し、現像装置の現像剤受入口に対
応する現像剤排出口を有する容器保持ユニットと、該容
器保持ユニットで保持された現像剤収納容器の栓の開閉
を行なう栓開閉手段とを備え、該容器保持ユニットを、
画像形成装置本体から取り外すことができ、又は該現像
装置が着脱可能な位置まで退避させることができる画像
形成装置において、該現像剤収納容器を保持した容器保
持ユニットを取り外し又は退避した状態での該現像剤収
納容器の栓の開動作を禁止し、かつ、該容器保持ユニッ
トを画像形成装置本体に装着した状態で該栓の開動作の
禁止を解除するように、該栓開閉手段を構成したことを
特徴とするものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項3の画像形成装
置において、上記栓開閉手段を、上記現像剤収納容器の
栓を必要に応じて保持する栓保持部材と、該栓保持部材
に保持された栓を該栓保持部材とともに開栓位置又は閉
位置に移動させる栓保持部材駆動機構と、上記容器保持
ユニットの取り外し又は退避の際に該栓を開く方向への
該栓保持部材の移動を規制する移動規制部材と、該容器
保持ユニットの画像形成装置本体への装着の際に該移動
規制部材による該移動部材の移動の規制を解除する移動
規制解除部材とにより構成したことを特徴とするもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1の画像形成装置においては、取り外し
又は退避禁止手段によって、容器保持ユニットで保持さ
れた現像剤収納容器の栓が開いた状態での容器保持ユニ
ットの取り外し又は退避を禁止することにより、容器保
持ユニットの取り外し時又は退避時には常に現像剤収納
容器の栓が閉じた状態になり、現像剤収納容器内から現
像剤排出口側への現像剤の供給を停止できるようにな
る。
【0012】特に、請求項2の画像形成装置において
は、現像剤収納容器を保持した容器保持ユニットの画像
形成装置本体への装着時、又は該容器保持ユニットの退
避位置から所定の装着位置への移動時に互いに係合する
係合部材が、容器保持ユニット及び画像形成装置本体側
に設けられている。そして、栓開閉手段で現像剤収納容
器の栓が開かれた際に該係合部材の係合が解除できない
ことにより、現像剤収納容器の栓が閉じた状態でのみ容
器保持ユニットの取り外し又は退避が可能となり、容器
保持ユニットの取り外し又は退避時における現像剤収納
容器内から現像剤排出口側への現像剤の供給を停止でき
るようになる。
【0013】請求項3の画像形成装置においては、栓開
閉手段によって、現像剤収納容器を保持した容器保持ユ
ニットを取り外し又は退避した状態での現像剤収納容器
の栓の開動作を禁止することにより、取り外し又は退避
した容器保持ユニットに保持された現像剤収納容器内か
ら現像剤排出口側への現像剤の供給を停止できるように
なる。また、容器保持ユニットを画像形成装置本体に装
着した状態で該栓の開動作の禁止を解除することによ
り、該栓を開いて現像剤収納容器内から現像剤排出口側
へ現像剤を供給できるようになる。
【0014】特に、請求項4の画像形成装置において
は、容器保持ユニットに保持された現像剤収納容器の栓
を開栓又は閉栓する際に、栓保持部材によって現像剤収
納容器の栓を保持し、栓保持部材駆動機構によって該栓
保持部材に保持された栓を該栓保持部材とともに開栓位
置又は閉位置に移動させる。ここで、移動規制部材によ
って、容器保持ユニットの取り外し又は退避の際に該容
器保持ユニットに保持された現像剤収納容器の栓を開く
方向への栓保持部材の移動を規制することにより、取り
外し又は退避した容器保持ユニットに保持された現像剤
収納容器内から現像剤排出口側への現像剤の供給を停止
できるようになる。また、移動規制解除部材によって、
容器保持ユニットの画像形成装置本体への装着の際に該
移動規制部材による栓保持部材の移動の規制を解除する
ことにより、該栓を開いて現像剤収納容器内から現像剤
排出口側へ現像剤を供給できるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明をトナーボトルを保持するトナ
ーボトルユニットを備えた画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)に適用した一実施例につ
いて説明する。図1は本実施例に係る複写機の概略構成
を示す正面図である。像担持体としての感光体1は矢印
A方向に回転し、帯電装置2により一様に帯電される。
そして、コンタクトガラス(不図示)の上に載せた原稿
に光源(不図示)の光が走査され、その原稿からの反射
光3がミラー、レンズ等から構成される光学系(不図
示)で一様帯電された感光体1上に結像されることによ
り、静電潜像が形成される。感光体1上の静電潜像は、
現像装置4により現像されてトナー像となる。そして、
転写・分離装置5により、感光体1上のトナー像が矢印
B方向に給送された転写紙に転写される。該転写紙は感
光体1表面から分離され、定着装置(不図示)に搬送さ
れて定着された後、排紙される。また、転写後の感光体
1上に残留したトナーはクリーニング装置6で除去さ
れ、次の画像形成動作に備えられる。
【0016】図2は現像剤収納容器としてのトナーボト
ル7と、トナーボトル7を保持した容器保持ユニットと
してのトナーボトルユニット8とからなる現像剤補給ユ
ニットの平面図であり、図3は同トナーボトルユニット
8の斜視図であり、図4は同トナーボトルユニット8の
部分断面図である。なお、図1ではトナーボトル7及び
トナーボトルユニット8を2点鎖線で示している。複写
機本体側板9には固定ブラケット10が固定され、固定
ブラケット10には開閉ブラケット11が固定ネジ12
でネジ止めされている。開閉ブラケット11の上部支持
板11aには円筒状の凸部11bが形成され、下部支持
板11cには開口11dが形成されている。また、トナ
ーを収容したトナーボトル7を略水平向きに保持してい
るトナーボトルユニット8のケーシング13の上部支持
アーム13aには開閉ブラケット11の凸部11bに回
動自在に係合する開口13bが形成され、一方、同ボト
ルユニットの下部支持アーム13cには開閉ブラケット
11の下支持板11cの開口11dに回動自在に係合す
る円柱状のピン14が固設されている。
【0017】また、本実施例では、トナーボトルユニッ
ト8に保持されたトナーボトル7のキャップ内栓72が
開いた状態での該ボトルユニットの取り外しを禁止する
取り外し禁止手段が設けられている。この取り外し禁止
手段は、トナーボトル7を保持したトナーボトルユニッ
ト8の複写機本体への装着時に互いに係合し、かつ、ト
ナーボトル7のキャップ内栓72が開かれた際に該係合
が解除できないように、トナーボトルユニット8及び複
写機本体側に設けられた係合部材により構成されてい
る。このトナーボトルユニット8側の係合部材として
は、図4及び図5に示すように、トナーボトル8側の上
記ピン14の下部にその中心軸に沿って一部が切り落さ
れたくびれ部14aが形成されている。そして、複写機
本体側の係合部材としては、固定ブラケット10に上記
ピン14と略同じ直径の円形の開口10aが形成され、
さらに上記ピン14を開口10aに係合させる際にピン
14のくびれ部14aが通過できる程度の幅の切欠き部
10bが形成されている。
【0018】上記トナーボトルユニット8を開閉ブラケ
ット10に取り付ける際には、トナーボトルユニット8
のピン14のくびれ部14aを開閉ブラケット10の下
支持板11cの切欠き部10bを通過させて該ピン14
を開口11dに挿入させるとともに、開閉ブラケットの
上部支持板11aの凸部11bを、トナーボトルユニッ
ト8の上部支持アーム13aの開口13bに挿入し、こ
れにより、トナーボトルユニット8が開閉ブラケット1
0の凸部11b及び開口11dの中心を結ぶ線を回動中
心軸として水平面内で回動自在に支持される。このよう
に支持されることにより、トナーボトルユニット8はト
ナーボトル7を着脱できるように該ユニットの左端部が
複写機の手前側に引き出された着脱位置(図2の1点鎖
線)と、トナーボトル7から現像装置4のトナーホッパ
4aへトナーを補給することができる現像剤補給位置と
してのトナー補給位置(図2の実線)との間で回動自在
になる。なお、図2において、上記複写機本体側板9側
から取り外したトナーボトルユニット8を2点鎖線で示
している。また、図4はトナーボトルユニット8が上記
トナー補給位置にあるときのトナーボトル7、トナーボ
トルユニット8などの部分断面図である。
【0019】また、図4に示すように、上記トナーボト
ル7は円筒状の容器本体71と、容器本体71の先端側
(図中右側)の中央部に形成されたトナー吐出口71a
に着脱自在に取り付けられる栓としてのキャップ内栓7
2により構成されている。上記容器本体71の内周面に
は螺旋状に巻回された螺旋状突起71bが形成されてい
る。また、上記キャップ内栓72の中央部には、後述す
るコレットチャックで摘むことができるように底壁部7
2a側からボトル外側(図4中右側)へ向かって突起し
た突起部72bが形成されている。
【0020】また、上記トナーボトルユニット8には、
略水平向きに保持されたトナーボトルの容器本体71を
その中心線回りに回転させる回転駆動手段15が設けら
れている。この回転駆動手段15は、モータ16と、モ
ータ16によって回転駆動されるギア群17と、ギア群
17の最終ギアと噛み合うギア18a及び容器本体71
のトナー吐出口71a側の開口凸部71eが挿入される
開口が形成された筒状の回転伝達部材18とにより構成
されている。ここで、上記回転伝達部材18は、トナー
ボトルユニット8のケーシング13に固定的に保持され
たトナーボトルストッパ19内に回転自在に保持されて
おり、この回転伝達部材18の内周面に形成された係合
凹部18bと、上記容器本体71のトナー吐出口側の端
面に形成された係合凸部71cとを係合させることによ
り、回転伝達部材18と容器本体71とを一体的に回転
させることができる。
【0021】また、上記トナーボトル7の容器本体71
の外周部のトナー吐出口71a側にはリング状の係合突
起71dが形成されており、トナーボトルユニット8に
は上記係合突起71dに係合する係合爪20aを有し、
支軸20bを中心に回動自在の係止部材20が取り付け
られている。この係止部材20は、係合爪20aが上記
容器本体71の係合突起71dに係合することによりト
ナーボトル7のトナーボトルユニット8からの取り外し
を禁止する禁止位置と、上記係合を解除することにより
上記トナーボトル7の取り外しを許容する許容位置との
間で回動できるように構成されている。また、上記禁止
位置に回動させるように係止部材20を付勢する付勢部
材としてのスプリング(不図示)が取り付けられてい
る。ここで、上記係止部材20が禁止位置に回動してい
る場合には、トナーボトル7をトナーボトルユニット8
に保持させることができず、トナーボトル7のトナーボ
トルユニット8への保持操作は係止部材20を許容位置
に回動させて行なわれる。
【0022】また、上記トナーボトルユニット8には、
該ボトルユニット8に保持したトナーボトル7の容器本
体71のトナー吐出口71aに対してキャップ内栓72
を着脱するとともに、トナー吐出口71aから取り外し
たキャップ内栓72をトナー吐出口71aから所定距離
だけ離間させた近接位置で保持する栓開閉手段としての
キャップ内栓着脱手段21が設けられている。このキャ
ップ内栓着脱手段21は、キャップ内栓72の突起部7
2bを必要に応じて摘んだり離したりする栓保持部材と
してのコレットチャック22と、コレットチャック22
で摘まれたキャップ内栓72をコレットチャック22と
ともに開栓位置若しくは閉栓位置に移動させることによ
り上記トナー吐出口71aを開閉する栓保持部材駆動機
構としてのカム機構23とにより構成されている。
【0023】上記コレットチャック22は、上記トナー
ボトルストッパ19のボス部19aにスライド自在に保
持された中子24と、中子24内にスライド自在に嵌合
されたシャフト25と、シャフト25の先端側(トナー
ボトル側)の一端に固定された可撓性を有する摘み部2
6とにより構成されている。 (以下、余白)
【0024】上記カム機構23は、トナーボトルストッ
パ19の段部19bと中子24のフランジ部24aとの
間に介装されて中子24をトナーボトル8側へ付勢する
付勢部材としての円筒コイルバネ27と、上記シャフト
25の他端部に取り付けられたコロ28と、ガイド部材
29とにより構成されている。上記トナーボトルストッ
パ19の先端部には、トナーボトルユニット8の取り外
し又は退避の際に上記中子24をロックすることにより
キャップ内栓72を開く方向へのコレットチャック22
の移動を規制する移動規制部材としてのロック爪19c
が形成されている。また、上記ガイド部材29は、上記
トナーボトルユニット8を着脱位置若しくはトナー補給
位置に回動させる際にコロ28をガイドするガイドカム
部29aと、トナーボトルユニット8の複写機本体への
装着の際に上記トナーボトルストッパ19の先端部に形
成されたロック爪19cを押し上げて上記コレットチャ
ック22の移動規制を解除する移動規制解除部材として
のロック爪解除部29bとにより構成されている。この
ガイド部材29は、図2に示すように複写機本体側板9
に固定されている。
【0025】上記構成のトナーボトルユニット8を備え
た複写機においてトナーボトル7を装着する手順は次の
とおりである。まず、トナーボトルユニット8を図2の
1点鎖線で示した着脱位置に回動させ、トナーボトル7
のトナー吐出口71aが形成されている先端側をトナー
ボトルユニット8に挿入することにより、トナーボトル
7をトナーボトルユニット8に保持させる。次に、トナ
ーボトルユニット8を図2の実線で示したトナー補給位
置に回動させると、この回動操作に伴って、コロ28が
ガイド部材29のガイドカム部29aに沿って図6
(a)に示した位置から図7(a)に示した位置に移動
し、同時にコレットチャック22が図6(b)に示した
位置から図7(b)に示した位置にスライドする。ここ
で、コレットチャック22の一部であるシャフト25と
摘み部26とが図7(b)に示した位置に向けてスライ
ドすることにより、中子24及び摘み部26に摘まれた
キャップ内栓72も一体的にスライドして円筒コイルバ
ネ27を圧縮し、やがて、図7(b)に示したようにキ
ャップ内栓72が開栓位置へ移動してトナー吐出口71
aが開栓され、トナーボトル7と現像装置4のトナーホ
ッパ4aとが連通されてトナーボトル7の取り付けが終
了する。
【0026】上記トナーボトル7の取り付けが終了した
後に前述の画像形成動作を行なうことになるが、トナー
ホッパ4a内のトナーが所定量以下であることをセンサ
(不図示)が検出すると、その検出結果に基づいてモー
タ16が駆動される。そして、モータ16の駆動により
ギア群17及びギア18aを介して回転伝達部材18が
回転駆動され、その係合凹部18bと容器本体71の係
合凸部71cとの係合により容器本体71がその中心線
回りに回転伝達部材18と一体的に回転駆動される。ト
ナーボトル7の容器本体71がその中心線回りに回転す
ると、容器本体71内のトナーが螺旋状突起71bによ
り導かれてトナー吐出口71a側へ次第に搬送され、や
がて、トナー吐出口71aから吐き出される。トナー吐
出口71aから吐き出されたトナーは、トナーボトルス
トッパ19及びケーシング13に形成された現像剤排出
口としてのトナー落下用開口19d、13dを通過して
トナーホッパ4a内に供給される。
【0027】上記トナーボトル7の容器本体71内にト
ナーが無くなった場合には、トナーボトル7をトナーボ
トルユニット8から取り外して新しいものと交換するこ
とになる。このトナーボトル7の取り外しを行なうため
に、トナーボトルユニット8を図2の1点鎖線で示した
着脱位置に回動させる。この回動に伴ってコロ28がガ
イド部材29のガイドカム部29aに沿って図7(a)
に示した位置から図6(a)に示した位置に移動し、同
時にシャフト25と摘み部26とがキャップ内栓72と
ともに図7(b)に示した位置から図6(b)に示した
位置へ向けてスライドする。このとき、円筒コイルバネ
27により付勢されている中子24も一体的にスライド
し、やがて、図6(b)に示したようにキャップ内栓7
2が閉栓位置までスライドすることにより、トナー吐出
口71aが閉栓される。また、中子24のフランジ部2
4aがトナー吐出口71aの先端部へ当接した直後に摘
み部26が外方へ撓むことによって摘み部26によるキ
ャップ内栓の突起部72bの摘み状態が解除される。
【0028】また、メンテナンス等のために現像装置4
を複写機本体から取り外す際には、上記トナーボトルユ
ニット8を取り外すか、現像装置4が着脱できる位置ま
で退避させる必要がある。本実施例の複写機において
は、固定ネジ12によるネジ止めを解除することによ
り、トナーボトルユニット8を開閉ブラケット11とと
もに複写機本体側板9に固定している固定ブラケット1
0から取り外すことができる。ここで、図3及び図5に
示すように、トナーボトルユニット8が上記着脱位置に
あるときのみ、ピン14のくびれ部14aが固定ブラケ
ット10の切欠き部10bを通過できるようにピン14
がトナーボトルユニット8のケーシング13に固設され
ているので、トナーボトルユニット8が着脱位置にある
ときでなければ、ピン14を固定ブラケット10の開口
10aに係合させてトナーボトルユニット8を固定ブラ
ケット10に着脱できないようになっている。更に、ト
ナーボトルユニット8が着脱位置にあるとき、及び図6
(b)においてトナーボトルユニット8を複写機本体か
ら矢印方向に取り外している際にはトナーボトル7のキ
ャップ内栓72が閉じるように上記キャップ内栓着脱手
段が構成されているので、結果としてトナーボトル7の
キャップ内栓72が閉栓位置にあるときでなければトナ
ーボトルユニット8を着脱できないようになっている。
【0029】また、図6(b)に示すようにトナーボト
ル7を保持しているトナーボトルユニット8を矢印方向
に複写機本体から取り外す際に、トナーボトルストッパ
19のロック爪19cによって中子24の先端部がロッ
クされ、コレットチャック22の移動が不可能になり、
キャップ内栓72の開栓動作が禁止される。トナーボト
ルユニット8を複写機本体に装着する場合は、図6
(b)のキャップ内栓着脱手段21において2点鎖線で
示すように、トナーボトルストッパ19のロック爪19
cに複写機本体側のガイド部材29のロック爪解除部2
9bが当接することにより、上記中子24のロックが解
除され、コレットチャック22の移動ができるようにな
る。
【0030】また、本実施例においては、トナーボトル
ユニット8のトナー落下用開口19d,13dとトナー
ホッパ4aの現像剤受入口としてのトナー受入口4bと
の間に開閉自在の開閉部材としてのシャッター30を取
り付け、上記トナーボトルユニット8の取り外し動作に
先立ってシャッター30を閉じるように作動する開閉部
材駆動手段としての開閉機構を設けている。図8はトナ
ーボトルユニット8のトナー補給位置(図8(a))ま
たは着脱位置(図8(b))への移動に伴ってシャッタ
ー30を開閉するように構成したシャッター30の開閉
機構を示す平面図である。ここで、シャッター30の取
付部は部分的に透視した図となっている。シャッター3
0は円筒状の凸部30aを有し、この凸部30aがトナ
ーボトルユニット8のケーシング13に形成された支持
穴13e(図4参照)に回動自在に取り付けられてい
る。これにより、シャッター30が凸部30aを中心に
回動できるようになっている。また、シャッター30の
凸部30aを挾んでトナー落下用の開口30bの形成部
とは反対側には開閉レバー30cが形成されている。ま
た、シャッター30を閉じる方向に付勢する付勢手段と
してのスプリング(不図示)も設けられている。そし
て、複写機本体側9に固定された固定ブラケット10に
は、トナーボトルユニット8をトナー補給位置に回動さ
せたときに上記開閉レバー30cに当接して押圧するシ
ャッター開閉用爪10cが設けられている。
【0031】上記構成のシャッター30の開閉機構にお
いて、トナーボトルユニット8を矢印C方向に回転して
トナー補給位置にセットすると、複写機本体側板9に固
設されたシャッター開閉用爪9aが開閉レバー30cを
押圧し、これにより、シャッター30が矢印D方向に回
転し、トナー落下用開口19d,13dとシャッター3
0の開口30bが一致してトナー補給可能な状態とな
る。一方、トナーボトルユニット8を矢印E方向に回転
して着脱位置に移動させると、シャッター開閉用爪9a
が開閉レバー30cから離れ、シャッター30は矢印F
方向にスプリング(不図示)の付勢力で回転し、トナー
落下用開口19d,13dが閉じられる。
【0032】以上、本実施例の複写機によれば、トナー
ボトルユニット8をトナー補給位置に移動させたとき、
すなわちキャップ内栓着脱手段21でキャップ内栓72
を開いているときにはトナーボトルユニット8を取り外
すことができず、トナーボトルユニット8を着脱可能な
着脱位置に移動させたときにはキャップ内栓着脱手段2
1でトナーボトル7のキャップ内栓72を閉じているの
で、トナーボトル7内からトナー落下用開口19d,1
3d側へのトナーの供給が停止され、現像装置を取り外
してもトナーボトルユニット8のトナー落下用開口19
d,13dからトナーがこぼれ落ちることがない。
【0033】また、本実施例の複写機によれば、トナー
ボトルユニット8を装置本体から取り外した場合、コレ
ットチャック22の移動が不可能になり、トナーボトル
7のキャップ内栓72の開栓動作を禁止しているので、
トナーボトル7内のトナーが取り外したトナーボトルユ
ニット8のトナー落下用開口19d,13dからこぼれ
落ちるのを防止することができる。また、トナーボトル
ユニット8を装置本体に装着した場合は、コレットチャ
ック22の移動が可能になり、キャップ内栓72の開栓
動作を行うことができるので、トナー補給を適正に行な
うことができる。
【0034】なお、上記実施例では、トナーボトル7の
キャップ内栓72を閉じていないと、トナーボトルユニ
ット8の取り外しができないように構成しているが、図
9(a)及び(b)に示すように、現像装置4が着脱可
能な位置にトナーボトルユニット8を退避させることが
できるように構成し、トナーボトル7のキャップ内栓7
2を閉じていないと、トナーボトルユニット8の退避動
作ができないように構成してもよい。
【0035】図9(a)及び(b)の構成例において
は、上記複写機本体側の固定ブラケット10の上部支持
板及び下部支持板に沿ってスライド自在の上スライド部
32a及び下スライド部32bが一体成型されたスライ
ド部材が設けられ、上スライド部32a及び下スライド
部32bのトナーボトルユニット8側の端部にはそれぞ
れ係合ピン32c及び係合孔32dが形成されている。
そして、上記上スライド部32aの係合ピン32cが、
トナーボトルユニット8が取り付けられている開閉ブラ
ケット11の上部支持板11aの係合孔11eに挿入さ
れ、下スライド部32bの係合孔32dに、該開閉ブラ
ケット11の下部に形成されている係合ピン11fが挿
入されることにより、該開閉ブラケット11が係合孔1
1eと係合ピン11fとを結ぶ中心軸Hを中心に回動で
きるようになっている。
【0036】上記図9(a)及び(b)の構成例におい
て、トナーボトルユニット8を現像装置が着脱可能な位
置に退避させる際には、まず矢印Gで示すようにトナー
ボトルユニット8をトナー補給位置(図9(a)の実線
の位置)から所定の装着位置である退避準備位置(上記
図2の実施例では着脱位置)に回転移動させる。この退
避準備位置においては、上記キャップ内栓着脱手段21
によってトナーボトル7のキャップ内栓72が閉じられ
ており、かつ、トナーボトルユニット8とともに回転し
たピン14のくびれ部14aがその後の退避のためのス
ライド移動時に固定ブラケット10の切欠き部10bを
通過できる状態となっている。また、この退避準備位置
への移動させた時には、図示しないロック機構によって
上記スライド部材が固定ブラケット10に自動的に固定
され、これにより、開閉ブラケット11及びそれに支持
されるトナーボトルユニット8が所定の位置に位置決め
される。このロック機構は、作業者がトナーボトル8を
複写機の手前側に強く引き出そうとした場合に限ってス
ライド部材の固定ブラケット10への固定が解除される
ように構成されている。従って、通常の使用状態では、
開閉ブラケット11及びそれに支持されるトナーボトル
ユニット8は所定の位置に維持されている。なお、スラ
イド部材の固定ブラケット10への固定の解除するため
の固定解除操作部を設け、作業者がこの固定解除操作部
を操作することによってスライド部材の固定を解除し、
トナーボトルユニット8を手前側に引き出せるように構
成してもよい。
【0037】そして、上記退避準備位置から、図9
(a)の1点鎖線で示すように上下スライド部32a,
bをトナーボトルユニット8とともに複写機本体から離
間するようにスライドさせる。そして、図9(b)の2
点鎖線で示すようにトナーボトルユニット8を矢印I方
向に回転移動させてトナーボトルユニット8を現像装置
が着脱可能な位置に退避させることができ、この退避位
置において複写機の手前側から現像装置を取り外した
り、装着したりすることができる。
【0038】そして、現像装置のメンテナンス等の作業
が終わって該現像装置を複写機本体に再び装着した後、
トナーボトルユニット8を図9中の矢印I方向とは逆の
方向に回転させ、上記上下スライド部32a,bを固定
ブラケット10に対して図9中の矢印G方向とは逆の方
向にスライドさせることにより、トナーボトルユニット
8を上記退避準備位置に移動させる。この退避準備位置
では、上記ロック機構(不図示)でスライド部材が固定
ブラケット10に固定されて開閉ブラケット11及びそ
れに支持されたトナーボトルユニット8が位置決めされ
る。
【0039】上記図9の構成例によれば、トナーボトル
ユニット8を現像装置が着脱可能な位置に退避させたと
きにはキャップ内栓着脱手段21でトナーボトル7のキ
ャップ内栓72を閉じているので、トナーボトル7内か
らトナー落下用開口19d,13d側へのトナーの供給
が停止され、現像装置を取り外してもトナーボトルユニ
ット8のトナー落下用開口19d,13dからトナーが
こぼれ落ちることがない。
【0040】また、上記実施例では、トナーボトルユニ
ット8のトナー落下用開口13d,19dにシャッター
30及びその開閉機構を設けた複写機について示してい
るが、本発明は、該シャッター30などを設けていない
複写機にも同様に適用できるものである。
【0041】
【発明の効果】請求項1又は2の発明によれば、取り外
し又は退避禁止手段によって、容器保持ユニットで保持
された現像剤収納容器の栓が開いた状態での容器保持ユ
ニットの取り外し又は退避を禁止することにより、容器
保持ユニットの取り外し時又は退避時には常に現像剤収
納容器の栓が閉じた状態になり、現像剤収納容器内から
現像剤排出口側への現像剤の供給が停止されるので、容
器保持ユニットの取り外し又は退避時における現像装置
の現像剤受入口から離間した現像剤排出口からの現像剤
のこぼれ落ちを防止できるという効果がある。
【0042】請求項3又は4の発明によれば、栓開閉手
段によって、現像剤収納容器を保持した容器保持ユニッ
トを取り外し又は退避した状態での現像剤収納容器の栓
の開動作を禁止することにより、取り外し又は退避した
容器保持ユニットに保持された現像剤収納容器内から現
像剤排出口側への現像剤の供給が停止されるので、容器
保持ユニットの取り外し又は退避時における現像装置の
現像剤受入口から離間した現像剤排出口からの現像剤の
こぼれ落ちを防止できるという効果がある。また、容器
保持ユニットを画像形成装置本体に装着した状態で該栓
の開動作の禁止を解除することにより、該栓を開いて現
像剤収納容器内から現像剤排出口側へ現像剤を供給でき
るようになるので、現像装置への現像剤の適正な補給が
できるようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の概略構成を示す正面図。
【図2】同複写機のトナーボトルユニットの平面図。
【図3】同トナーボトルユニットの斜視図。
【図4】同トナーボトルユニットの部分断面図。
【図5】同トナーボトルユニットの取り付け用ピンと該
ピンが係合する固定ブラケットの開口の説明図。
【図6】(a)はキャップ内栓を閉じた状態のコレット
チャックとガイド部材との関係を示す部分断面平面図。
(b)は同状態のトナーボトルユニットの部分断面側面
図。
【図7】(a)はキャップ内栓を開いた状態のコレット
チャックとガイド部材との関係を示す部分断面平面図。
(b)は同状態のトナーボトルユニットの部分断面側面
図。
【図8】(a)及び(b)はシャッターの開閉機構の平
面図。
【図9】(a)は変形例に係るトナーボトルユニットの
平面図。(b)は同トナーボトルユニットの斜視図。
【符号の説明】
4a トナーホッパ 4b トナー受入口 7 トナーボトル 8 トナーボトルユニット 10 固定ブラケット 10a 開口 10b 切欠き部 11 開閉ブラケット 11a 上部支持板 11b 凸部 11c 下部支持板 11d 開口 12 固定ネジ 14 ピン 14a くびれ部 19 トナーボトルストッパ 19a ボス部 19b 段部 19c ロック爪 19d トナー落下用開口 21 キャップ内栓着脱手段 22 コレットチャック 23 カム機構 24 中子 24a フランジ部 25 シャフト 26 摘み部 27 円筒コイルバネ 28 コロ 29 ガイド部材 29a ガイドカム部 29b ロック爪解除部 32a 上スライド部 32b 下スライド部 71 容器本体 71a トナー吐出口 72 キャップ内栓 72a 底壁部 72b 突起部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器本体及び該容器本体の開口部を封止す
    る栓を有する現像剤収納容器と、該現像剤収納容器を保
    持し、現像装置の現像剤受入口に対応する現像剤排出口
    を有する容器保持ユニットと、該容器保持ユニットで保
    持された現像剤収納容器の栓の開閉を行なう栓開閉手段
    とを備え、該容器保持ユニットを、画像形成装置本体か
    ら取り外すことができ、又は該現像装置が着脱可能な位
    置まで退避させることができる画像形成装置において、 該容器保持ユニットで保持された現像剤収納容器の栓が
    開いた状態での該容器保持ユニットの取り外し又は退避
    を禁止する取り外し又は退避禁止手段を設けたことを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記取り外し又は退避禁止手段を、上記現
    像剤収納容器を保持した容器保持ユニットの画像形成装
    置本体への装着時、又は該容器保持ユニットの退避位置
    から所定の装着位置への移動時に互いに係合し、かつ上
    記栓開閉手段で該現像剤収納容器の栓が開かれた際に該
    係合が解除できないように、該容器保持ユニット及び該
    画像形成装置本体側に設けられた1組の係合部材により
    構成したことを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】容器本体及び該容器本体の開口部を封止す
    る栓を有する現像剤収納容器と、該現像剤収納容器を保
    持し、上記現像装置の現像剤受入口に対応する現像剤排
    出口を有する容器保持ユニットと、該容器保持ユニット
    で保持された現像剤収納容器の栓の開閉を行なう栓開閉
    手段とを備え、該容器保持ユニットを、画像形成装置本
    体から取り外すことができ、又は該現像装置が着脱可能
    な位置まで退避させることができる画像形成装置におい
    て、 該現像剤収納容器を保持した容器保持ユニットを取り外
    し又は退避した状態での該現像剤収納容器の栓の開動作
    を禁止し、かつ、該容器保持ユニットを画像形成装置本
    体に装着した状態で該栓の開動作の禁止を解除するよう
    に、該栓開閉手段を構成したことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】上記栓開閉手段を、上記現像剤収納容器の
    栓を必要に応じて保持する栓保持部材と、該栓保持部材
    に保持された栓を該栓保持部材とともに開栓位置又は閉
    位置に移動させる栓保持部材駆動機構と、上記容器保持
    ユニットの取り外し又は退避の際に該栓を開く方向への
    該栓保持部材の移動を規制する移動規制部材と、該容器
    保持ユニットの画像形成装置本体への装着の際に該移動
    規制部材による該移動部材の移動の規制を解除する移動
    規制解除部材とにより構成したことを特徴とする請求項
    3の画像形成装置。
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