JP2018005073A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナー消費量をより正確に予測することで、トナー飛散等の異常を速やかに検知することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤容器と、画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、を備える。前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、をそれぞれ求める。前記補給量(X)と前記予測消費量(Y)との差(X−Y)の絶対値が閾値を超えた場合に、異常を報知する。
【選択図】図6
【解決手段】画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤容器と、画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、を備える。前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、をそれぞれ求める。前記補給量(X)と前記予測消費量(Y)との差(X−Y)の絶対値が閾値を超えた場合に、異常を報知する。
【選択図】図6
Description
本発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置では、形成された画像の濃度の低下やトナー飛散等の異常が検知されると、現像剤担持体に担持されている現像剤を一旦放出するリフレッシュ動作やサービスマンによる清掃作業が必要であることが報知されるようになっている。このような異常は、トナー飛散や濃度を検出する光学センサーによって検知されることが一般的である。正確な検知のためには光学センサーを複数の箇所に設置したり、光学センサー自身も清掃したりする必要があり、コストアップを招いてしまう。そこで、光学センサーをできるだけ使用せずに、異常を検知する方法が要望されている。
一方で、特許文献1には、トナー補給量とトナー消費量の差分に対する像担持体上のトナー像の濃度の上昇度合いからトナー消費量を算出し、算出されたトナー消費量に基づいてトナー補給量を調整するように構成された画像形成装置が記載されている。
特許文献1に記載の画像形成装置では、像担持体上のトナー像の濃度を反射式の光学センサーで検出しているが、像担持体へのトナーの転写率は100%ではなかったり、トナーは像担持体上に重なり合ったりしているので、反射式の光学センサーで計測された濃度からは、トナーの消費量を正確に検知できない虞がある。また、中間転写ベルト等の像担持体に損傷がある場合には、正確に濃度を計測できなくなる。
本発明は上記事情を考慮し、トナー消費量をより正確に予測することで、トナー飛散等の異常を速やかに検知することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤容器と、画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、を備え、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、をそれぞれ求め、前記補給量(X)と前記予測消費量(Y)との差(X−Y)が閾値を超えた場合に、異常を報知することを特徴とする。
このような構成を採用することにより、正常に消費されなかったトナーの量が多いことを判定できるので、光学式センサーを使用せずに、トナー飛散などの異常を判断して報知することができる。
本発明の第2の画像形成装置は、現像剤を収容する現像剤容器と、画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤容器から補給される現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、前記現像装置によって現像された前記トナー像を用紙に転写する転写装置と、該転写装置によって前記トナー像が前記用紙に転写された後に前記像担持体に残留した現像剤を回収する回収装置を備え、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに前記回収装置に回収された前記現像剤の回収量(Z)と、をそれぞれを求め、前記補給量(X)と、前記予測消費量(Y)と前記回収量(Z)との和(Y+Z)との差(X−(Y+Z))が閾値を超えた場合に、異常を報知することを特徴とする。
このような構成を採用することにより、トナーの消費量をより正確に算出することができるので、光学式センサーを使用せずに、トナー飛散などの異常をより正確に判断して報知することができる。
本発明の画像形成装置において、前記予測消費量は、前記画像データの内、ベタ画像と細線画像とでは前記予測消費量が異なっていることを特徴としても良い。
このような構成を採用することにより、予測消費量をより正確に算出することができる。
本発明によれば、光学式センサーを使用せずに、予測されたトナー消費量を基にして異常を速やかに報知することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の画像形成装置について説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1は画像形成装置の構造を示した断面図である。画像形成装置1は、異なる4色(マゼンタ、シアン、イエローおよびブラック)に対応する4つの画像形成部Pa、Pb、PcおよびPdを並列配置して画像形成を行う、4連タンデム型のカラープリンターである。以下、図1の紙面手前側を画像形成装置の正面側(手前側)とし、左右方向は画像形成装置を正面から見た方向を基準として説明する。
画像形成装置100の装置本体内には、マゼンタ、シアン、イエローおよびブラックのそれぞれの色の画像を形成する画像形成部Pa〜Pdが、図1の右側から順に配設されている。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する像担持体としての感光体ドラム1a、1b、1cおよび1dが、図1の反時計回り方向に回転可能に設けられている。感光体ドラム1a〜1dの上方には、重ね合された各色のトナー像を担持する像担持体としての中間転写ベルト8が、従動ローラー10及び駆動ローラー11に循環走行可能に支持されている。中間転写ベルト8の中空部には、感光体ドラム1a〜1dのそれぞれと中間転写ベルト8を挟んで対向して、感光体ドラム1a〜1dからトナー像を中間転写ベルト8に転写する転写装置である一次転写ローラー6a、6b、6cおよび6dが回転可能に支持されている。また、駆動ローラー11の左側には、中間転写ベルト8を挟んで駆動ローラー11と対向して、中間転写ベルト8からトナー像を用紙に転写する転写装置である二次転写ローラー9が回転可能に支持されている。
さらに、中間転写ベルト8の回転方向における二次転写ローラー9の下流側(ここでは従動ローラー10の近傍)には、中間転写ベルト8の表面に残存するトナー等を除去するためのベルトクリーニング装置19が配置されている。ベルトクリーニング装置19は、中間転写ベルト8の回転方向に対してカウンター方向から当接するブレードと、ブレードによって除去されたトナーが収容される回収部と、を有している。回収部に収容されたトナーは、回収スパイラル等によって画像形成装置100の正面側に搬送されるようになっている。回収部の正面側には、搬送されたトナーの排出口が形成されている。
トナー像が転写される用紙Pは、装置本体の下部に設けられた用紙カセット16内に収容されており、給紙ローラー12aおよびレジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9へと搬送される。
次に、画像形成部Pa〜Pdについて説明する。各画像形成部Pa〜Pdにおいて、感光体ドラム1a〜1dの周囲には、感光体ドラム1a〜1dを帯電させる帯電装置2a、2b、2cおよび2dと、感光体ドラム1a〜1d上に形成される静電潜像をトナーで現像する現像装置3a、3b、3cおよび3dと、トナー像の転写後に感光体ドラム1a〜1dに残留した現像剤(トナー)を除去及び回収するドラムクリーニング装置7a、7b、7cおよび7dと、が設けられている。さらに、画像形成部Pa〜Pdの下方には、感光体ドラム1a〜1dに対して画像データに基づく露光を行う露光ユニット5が設けられている。
次に、画像形成動作について説明する。パソコン等の画像入力装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させ、次いで露光ユニット5によって画像データに基づいて感光体ドラム1a〜1dに対して光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。静電潜像は、現像装置3a〜3dによって、対応する色のトナー像に現像される。そして、一次転写ローラー6a〜6dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧を付与することにより、感光体ドラム1a〜1d上のマゼンタ、シアン、イエローおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。その後、引き続き行われる新たな静電潜像の形成に備え、感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーがドラム用クリーニング装置7a〜7dにより除去される。なお、後述の画像形成動作によって各現像装置3a〜3d内に充填された二成分現像剤中のトナーの割合が規定値を下回った場合には現像剤容器としてのトナーコンテナ4a〜4dから各現像装置3a〜3dのそれぞれにトナーが補給される。
各感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト8上に順次転写された後、二次転写ローラー9においてフルカラーのトナー像が用紙P上に二次転写される。フルカラーのトナー像は定着装置13において加熱及び加圧されて用紙Pに転写された後、排出ローラー対15によって排出トレイ17に排出される。
次に、図2を参照して、上述した画像形成部Paについて説明する。図2は画像形成部を示す断面図である。なお、画像形成部Pb〜Pdについては、基本的に画像形成部Paと同様の構成であるため、その詳細な説明を省略する。感光体ドラム1aの周囲には、ドラム回転方向(図2の反時計回り方向)に沿って、上述した帯電装置2a、現像装置3a、一次転写ローラー6a、ドラムクリーニング装置7aが配設されている。
帯電装置2aは、感光体ドラム1aに接触してドラム表面に帯電バイアスを印加する帯電ローラー20と、帯電ローラー20をクリーニングするための帯電クリーニングローラー21と、を有している。
現像装置3aは、磁性キャリアとトナーとを含む現像剤が収納される現像容器30を備えている。現像容器30の下部には、撹拌搬送室31と供給搬送室32とが形成されている。撹拌搬送室31には、トナーコンテナ4aからトナー補給装置40(図3参照)によって補給されるトナーを受け入れるトナー補給口37が形成されている。また、撹拌搬送室31及び供給搬送室32には、補給されたトナーを磁性キャリアと混合して撹拌し、帯電させるための撹拌搬送スクリュー33a及び供給搬送スクリュー33bがそれぞれ回転可能に配設されている。さらに、現像容器30には、現像容器30内のトナーの量を検知するトナー濃度センサー38が備えられている。現像容器30内のトナー濃度が所定量よりも少ないことをトナー濃度センサー38が検知すると、後述するトナー補給装置40によって、トナーコンテナ4aから現像容器30にトナーが補給されるようになっている。トナー濃度センサー38としては、透磁率センサーを使用できる。
現像容器30には、感光体ドラム1aに対向する部分に、開口部30aが形成されている。現像容器30内には、供給搬送スクリュー33bの上方に磁気ローラー34が対向して配置され、磁気ローラー34の斜め上方に現像ローラー35が対向して配置されている。現像ローラー35の外周面の一部は、開口部30aから露出して感光体ドラム1aに対向している。磁気ローラー34および現像ローラー35は、それぞれ図2において反時計回り方向に回転する。
また、現像ローラー35と磁気ローラー34との対向領域よりも磁気ローラー34の回転方向上流側には、穂切りブレード36が、磁気ローラー34の長手方向(図2の紙面と垂直方向)に沿って取り付けられている。穂切りブレード36の先端部と磁気ローラー34の表面との間には僅かな隙間が形成されている。
撹拌搬送スクリュー33a及び供給搬送スクリュー33bによって、現像容器30内の撹拌搬送室31及び供給搬送室32を、現像剤が循環しながら撹拌されることでトナーが帯電する。帯電したトナーを含む現像剤は、供給搬送スクリュー33bによって磁気ローラー34に搬送され、磁気ローラー34上に磁気ブラシが形成される。磁気ブラシは、穂切りブレード36によって層厚規制された後、磁気ローラー34と現像ローラー35との対向領域に搬送され、磁気ローラー34に印加される直流電圧と現像ローラー35に印加される直流電圧との電位差、及び磁気ローラー34が発生させる磁界によって現像ローラー35上にトナー薄層を形成する。
現像ローラー35上に形成されたトナー薄層は、現像ローラー35の回転によって感光体ドラム1aと現像ローラー35との対向領域に搬送される。現像ローラー35には所定のバイアスが印加されているため、感光体ドラム1aとの間の電位差によって現像ローラー35から感光体ドラム1aにトナーが飛翔し、感光体ドラム1a上の静電潜像が現像される。
ドラムクリーニング装置7aは、摺擦ローラー22と、クリーニングブレード23と、回収スパイラル24と、を有している。
摺擦ローラー22は、感光体ドラム1aに所定の圧力で圧接されている。クリーニングブレード23は、摺擦ローラー22と感光体ドラム1aとの当接面よりも感光体ドラム1aの回転方向下流側において、感光体ドラム1aの回転方向に対してカウンター方向から感光体ドラム1aに当接するように支持されている。回収スパイラル24は、摺擦ローラー22およびクリーニングブレード23によって感光体ドラム1a表面から除去されたトナーを画像形成装置100の正面側に搬送する。ドラムクリーニング装置7aの正面側には、搬送されたトナーの排出口が形成されている。
次に、図3を参照して、トナーコンテナ4aから現像装置3aの現像容器30へトナーを補給するトナー補給装置40について説明する。図3はトナー補給路を模式的に示す図である。
図3に示されるように、トナー補給装置40は、トナーコンテナ4aの下部から水平方向に延びるトナー搬送管41と、トナー搬送管41内に設けられる搬送スクリュー42と、トナー搬送管41と連通すると共に鉛直方向に延びて現像装置3aのトナー補給口37に連通するトナー補給管43と、水平方向にスライド可能に設けられて現像容器30のトナー補給口37を開閉するシャッター部材44と、を備えている。
トナー搬送管41の一端部には、トナーコンテナ4aと連通するトナー受入口40aが形成され、他端部には、トナー補給管43と連通するトナー排出口40bが形成されている。
搬送スクリュー42は、トナー搬送管41内に回転可能に支持されている。搬送スクリュー42の一端には、補給モーターMが接続されている。補給モーターMが駆動することで搬送スクリュー42が回転して、トナー受入口40aからトナー搬送管41に受け入れられたトナーが、トナー排出口40bに向けて搬送される。
補給モーターMとしては、回転数の管理が可能なステッピングモーターやブラシレスモーターが好ましい。なお、ブラシモーターを使用する場合は、エンコーダーを用いて搬送スクリュー42の回転数を光学センサー等で検知する必要がある。
トナー補給管43は、トナー搬送管41のトナー排出口40bから鉛直方向下方に延びて、現像容器30のトナー補給口37に連通している。
シャッター部材44は、トナー補給管43の下端の開口が開かれる開放位置と、開口を閉じる閉止位置と、の間を水平方向にスライドする。現像装置3aが装着されていない状態では、シャッター部材44は閉止位置にばね部材で付勢されている。現像剤装置3aが装着されると、シャッター部材44が現像装置3aで押圧されてばね部材の付勢力に抗して開放位置にスライドする。これにより、トナー補給管43の開口が現像容器30のトナー補給口37と連通する。
現像装置3aの現像容器30に設けられたトナー濃度センサー38によって、現像容器30内のトナーの量が所定値を下回ったことが検知されると、搬送スクリュー42が回転し、トナーコンテナ4aから供給されたトナーが、トナー搬送管41内をトナー排出口40bに向けて搬送される。そして、トナー排出口40bからトナー補給管43を通ってトナー補給口37から現像容器30に供給される。
さらに、画像形成装置100は、ドラムクリーニング装置7a〜7dで回収されたトナーとベルトクリーニング装置19で回収されたトナーを回収するトナー回収装置50を備えている。
次に、図4を参照してトナー回収装置50について説明する。図4はトナー回収装置50を正面から見た斜視図である。
トナー回収装置50は、画像形成部Pa〜Pdの正面側に設けられて、回収されたトナーが一時的に収容される中間回収ボックス51と、中間回収ボックス51の下方に設けられて、トナーが最終的に回収されるトナー回収容器52と、を備えている。
中間回収ボックス51は、4つの画像形成部Pa〜Pdに対応する寸法の中空部を有している。中間回収ボックス51には、ドラムクリーニング装置7a〜7dに設けられた排出口に連通する回収トナー受入口54と、ベルトクリーニング装置19のトナー排出口に連通する回収トナー受入口55と、が形成されている。さらに、中間回収ボックス51の底面には、左右方向に沿って搬送経路51aが形成されている。回収トナー受入口54、55から受け入れられたトナーは、自重によって搬送経路51aに落下する。搬送経路51aの底部の一端部には、トナー回収容器52と連通する接続パイプ57が連通している。
搬送経路51aには、収容されたトナーを搬送する搬送スクリュー59が回転可能に支持されている。搬送スクリュー59が回転することで、搬送経路51aに落下したトナーは、接続パイプ57の方向に搬送される。搬送されたトナーは、接続パイプ57を通してトナー回収容器52に回収される。トナー回収容器52には、重量センサー60が備えられている。
画像形成装置100は、各画像形成部Pa〜Pdやトナー補給装置40、トナー回収装置50等の動作を制御する制御部70を備えている。
制御部70について、図5を参照して説明する。図5は制御部のブロック図である。制御部70は、CPU、制御プログラムを記憶するROM、作業領域として使用されるRAM等で構成されている。
制御部70は、予測消費量算出部71と、補給モーター制御部72と、トナー補給量算出部73と、トナー回収量算出部74と、表示部75と、を備えている。
予測消費量算出部71は、画像入力装置から入力される画像データに基づいて、消費されるトナーの量(予測消費量Z)を算出する。一例として、画像データを構成する画素を画像部と非画像部とに二値化して、画像部となる画素の数に基づいて消費されるトナー量を算出する。
補給モーター制御部72には、現像容器30に備えられたトナー濃度センサー38の出力が入力される。そして、入力されたトナー濃度に基づいて、トナー補給装置40に設けられる搬送スクリュー42を回転させる補給モーターMの回転数を制御する。
トナー補給量算出部73は、補給モーター制御部72で制御される補給モーターMの回転数を算出する。そして、補給モーターMの回転数から搬送スクリュー42の回転数を算出し、算出された搬送スクリュー42の回転数から、トナーコンテナ4a〜4dから現像装置3a〜3dへ補給されたトナーの量(補給量X)を算出する。
トナー回収量算出部74には、トナー回収容器52に備えられた重量センサー60の出力値が入力される。そして、この出力値に基づいて、ドラムクリーニング装置7a〜7d及びベルトクリーニング装置19によってトナー回収容器52に回収されたトナーの量(回収量Z)を算出する。
表示部75は、例えば、画像形成装置100に設けられる液晶パネルや、サービスマンとリモートで接続される通信端末である。
上記構成を有する画像形成装置100における第1の実施形態に係る異常検知方法について、図6のフローチャートを参照して説明する。この異常検知方法においては、トナー補給装置40による1回の補給作業によって補給された補給量(X)と、この補給作業後に行われた画像形成作業によって消費されるべきトナーの予測消費量(Y)と、を比較することで、補給されたトナーが画像形成に適切に使用されたかどうかを判定する。
まず、ステップS1において、補給モーター制御部72が、トナー補給装置40の補給モーターMを制御して、搬送スクリュー59を所定の回転数だけ回転させる。これにより、トナーコンテナ3aから現像容器30にトナーが補給される。
次に、ステップS2において、補給モーター制御部72が、現像容器30に備えられているトナー濃度センサー38で検知されたトナー濃度が所定濃度Td以上かどうかを判定する。
その結果、検知されたトナー濃度が所定濃度Td以上であると判定されると、ステップS3に進む。ステップS3では、トナー補給量算出部73が、この補給作業における搬送スクリュー59の回転数から、補給されたトナーの量(補給量)Xを算出する。検知されたトナー濃度が所定濃度Tdよりも低い場合は、ステップS1に戻って、トナー濃度が所定濃度Td以上となるまでトナー補給を行う。
次に、ステップS4において、画像入力装置から画像データが入力されると、ステップS5において、予測消費量算出部71が、入力された画像データに基づいた予測消費量Yを算出する。なお、ステップS5で算出される予測消費量Yは、前回入力された画像データから算出された前回の予測消費量Yに、今回入力された画像データから算出された予測消費量Yを加えたものとなる。つまり、補給量Xのトナーが補給された後に入力された画像データから予測される予測消費量Yの蓄積となる。次に、ステップS6において、画像形成作業が実行された後、ステップ7に進む。
ステップS7では、制御部70が、補給量Xと予測消費量Yとの差(X−Y)の絶対値(|X−Y|)が、閾値T1以下かどうかを判定する。
その結果、差(X−Y)の絶対値(|X−Y|)が閾値T1以下と判定されると、現像容器30中のトナー量が問題ない範囲内であり、異常は生じていないと判断される。一方、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1よりも大きいと判定されると、補給されたトナー量が多すぎる、或いは、少なすぎる等の異常が発生していると判断され、ステップS8に進む。
ステップS8では、表示部75が異常を報知する。表示部75に異常が報知されると、感光体ドラム1a〜1dに担持されている現像剤を一旦放出するリフレッシュ動作や、サービスマンによるメンテナンスが行われる。
なお、差が正の場合(X−Y>0、X>Y)は、補給量Xが予測消費量Yよりも多い状態であり、現像容器30内のトナー量が多いため、帯電不良が起こりやすい、または、補給されたトナーが正常にトナー像形成に消費されずに現像容器30内に滞留しやすいので、画像形成装置100の内部へのトナー飛散や、白紙部へのかぶり画像等の問題が発生する。これらの問題は、正常な使用環境以外の環境(例えば、高濃度連続印刷や、低濃度連続印刷、長期間放置、高湿度地域での使用、仕向地の異なる現像剤の使用、非正規品の現像剤の使用等)での使用時や、トナーの帯電量不足等によって発生する。一方、差が負の場合(X−Y<0、X<Y)は、予測消費量Yが補給量Xよりも多い場合であり、正常なトナー像形成に必要な量のトナーが十分に現像容器30に供給されておらず不足していることとなる。
そこで、ステップS7で差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1以下と判定された場合は、ステップS9に進み、差が正か負かを判定する。
その結果、差が正と判定されると、ステップS2に戻る。その後、ステップS3では、補給量Xの値が引き続き参照される。
一方、ステップS9で差が負と判定されると、ステップS1に戻って、トナー補給が実行される。つまり、前述のように、差が負の場合は、正常なトナー像形成に必要な量のトナーが供給されていないこととなるので、トナーを補給するように制御される。その後、ステップS3では、補給量Xの値は、前回の補給作業での補給量に、今回の補給作業の補給量を加えたものとなる。
このように、トナー補給装置40による前回のトナー補給時から今回の補給時までの間の補給量(X)と予測消費量(Y)とによって、補給されたトナーが画像形成に適切に使用されたかどうかを判定する。
上記説明したように本発明の画像形成装置100によれば、画像データから算出されるトナーの予測消費量Yと、補給モーターMの回転数から算出されるトナーの補給量Xと、を用いて、トナー飛散や濃度異常等の画像形成装置100の異常を報知することができる。このように、光学センサーを使用する必要がないので、コストをかけずに迅速に異常を報知することができる。さらに、補給量Xと予測消費量Yとの差の正負を判定することで、大きな異常が発生する前に適切な処置をとることができるので、異常の発生を未然に防いで、異常報知の回数を低減できる。
次に、第2の実施形態に係る異常検知方法について、図7のフローチャートを参照して説明する。この異常検知方法においては、トナー補給装置40による1回の補給作業によって補給された補給量(X)と、この補給作業後に行われた画像形成作業によって消費されるべきトナーの予測消費量(Y)と補給作業後に行われた画像形成作業によって回収されたトナーの回収量(Z)と、を比較することで、補給されたトナーが画像形成に適切に使用されたかどうかを判定する。
まず、ステップS21において、補給モーター制御部72が、トナー補給装置40を制御して、トナーコンテナ3aから現像容器30にトナーが補給される。
次に、ステップS22において、補給モーター制御部72が、現像容器30に備えられているトナー濃度センサー38で検知されたトナー濃度が所定濃度Td以上かどうかを判定する。
その結果、検知されたトナー濃度が所定濃度Td以上であると判定されると、ステップS23に進む。ステップS3では、トナー補給量算出部73が、補給されたトナーの量(補給量)Xを算出する。
次に、ステップS24において、画像入力装置から画像データが入力されると、ステップS25において、予測消費量算出部71が、入力された画像データに基づいた予測消費量Yを算出する。次に、ステップS26において、画像形成作業が実行された後、ステップ27に進む。
ステップS27では、トナー回収量算出部74が、トナー回収容器52に備えられた重量センサー60の出力値に基づいて、この画像形成作業において、ドラムクリーニング装置7a〜7d及びベルトクリーニング装置19によってトナー回収容器52に回収されたトナーの量Z(回収量)を算出し、ステップS28に進む。
ステップS28において、制御部70は、補給量Xと、予測消費量Yと回収量Zとの和(Y+Z)との差(X−(Y+Z))の絶対値(|X−(Y+Z)|)が、閾値T2以下かどうかを判定する。閾値T2は閾値T1よりも小さい値である。
その結果、差の絶対値(|X−(Y+Z)|)が閾値T2以下と判定されると、現像容器30中のトナー量が問題ない範囲内であり、異常は生じていないと判断されて、ステップS30に進む。ステップS30では、第1の実施形態のフローチャート(図6参照)のステップS9と同様の処理が行われる
一方で、差の絶対値(|X−(Y+Z)|)が閾値T2よりも大きい場合は、補給されたトナー量が多すぎる、或いは、少なすぎる等の異常が発生していると判断され、ステップS29に進む。
ステップS29では、表示部75が異常を報知する。表示部75に異常が報知されると、感光体ドラム1a〜1dに担持されている現像剤を一旦放出するリフレッシュ動作や、サービスマンによるメンテナンスが行われる。
なお、第2の実施形態においても、予測消費量Yは、補給量Xのトナーが補給された後に入力された画像データから予測された予測消費量Yの蓄積であり、回収量Zは、補給量Xのトナーが補給された後に実行された画像形成作業において回収されたトナーの回収量Zの蓄積である。
第2の実施形態では、ドラムクリーニング装置7a〜7dとベルトクリーニング装置19で回収されたトナーの量(回収量Z)を、補給量Xから必ず消費される量として計算しているので、画像形成作業で実際に消費される量を少ない誤差で算出することができる。したがって、より正確に異常を報知することができるので好ましい。
次に、第3の実施形態に係る異常検知方法について、図8のフローチャートを参照して説明する。
ステップS31からステップS37までは、第1の実施形態(図6参照)と同様の処理であるので、説明を省略する。第3の実施形態では、ステップS37で、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1よりも多いと判定された場合に、ステップS38に進んで、差が正か負かを判定する。
その結果、差が正と判定されると、第1の実施形態と同様にステップS32に戻る。一方、差が負と判定されると、ステップS39に進む。
ステップS39では、ステップS37で、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1よりも多いと判定された回数が、N回目かどうかを判定する。N回目は、例えば2回目とすることができる。
その結果、N回目よりも少ないと判定されると、ステップS31に戻ってトナー補給が実行される。一方、ステップS39で、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1よりも多いと判定された回数が、N回目と判定されると、ステップS40に進み、第1の実施形態におけるステップS8と同様に異常報知が実行される。
第3の実施形態においては、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1以下と判定された場合は、特に対策をとらず、差の絶対値(|X−Y|)が閾値T1よりも大きいと判定された場合には、異常を報知する前に異常の拡大を防ぐ対策を速やかにとっている。そして、異常が甚大となる前に異常報知しているので、異常報知の回数を低減できる。
本実施形態においては、予測消費量算出部71において、画像データのうちの画像部をベタ画像と細線画像とに区別し、それぞれで予測されるトナー消費量を異ならせることが好ましい。ベタ画像が多い原稿は、例えば、写真等である。感光体ドラム1a〜1dに形成される静電潜像は、エッジの部分の電界強度が高いので、エッジにより多くのトナーが付着する。このため、エッジの多い細線画像の方が、ベタ画像よりも、静電潜像の単位面積当たりの付着トナー量が多くなる傾向がある。そこで、細線画像は、ベタ画像よりも所定の量だけトナー消費量を多くするように設定する。これにより、画像データからトナーの消費量(予測消費量Z)をより正確に予測することができるので、より正確な異常検知が可能となる。
また、補給量Xを算出するために、現像装置3a〜3dの現像容器30内の磁性現像剤の濃度を透磁率センサーで計測して、この濃度から補給量Xを算出してもよい。また、回収量Zを算出するために、重量センサー60の代わりに、フロート式の位置センサーを用いても良い。
また、感光体ドラム1a〜1dや中間転写ベルト8の白紙部の濃度を検知する光学センサーを備えることもできる。この場合、上記の警告が報知された際に、光学センサーによって白紙部の濃度を検出して、検出結果に基づいて、白紙部のかぶりの有無を判定する。かぶり有と判定された場合は、異常の原因が、白紙部へのかぶり画像の発生であると判断できる。一方、かぶり無と判定された場合は、異常の原因が、トナー飛散や過剰な高濃度であると判断できる。このように異常の原因を判断することにより、原因に応じた適切な処置を速やかにとることができる。
さらには、あるいは、補給量Xと予測消費量Yとの差(X−Y)の推移を観察して、閾値に達する時期を予測し、閾値に達する前に、トナーのリフレッシュ作業や、サービスマンによるメンテナンス作業を行うようにしてもよい。さらに、機内温度や湿度、印字率、トナーカートリッジ情報、濃度キャリブレーション情報等を考慮することで、より正確な異常予測と異常原因の解明を行うことができる。
本発明の実施形態では、プリンターに本発明の構成を適用した場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等のプリンター以外の画像形成装置に本発明の構成を適用しても良い。
さらに、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る画像形成装置における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
3a〜3d 現像装置
4a〜4d トナーコンテナ(現像剤容器)
6a〜6d 一次転写ローラー(転写装置)
7a〜7d ドラムクリーニング装置
8 中間転写ベルト(像担持体)
9 二次転写ローラー(転写装置)
19 ベルトクリーニング装置
40 トナー補給装置
50 トナー回収装置(回収装置)
100 プリンター(画像形成装置)
3a〜3d 現像装置
4a〜4d トナーコンテナ(現像剤容器)
6a〜6d 一次転写ローラー(転写装置)
7a〜7d ドラムクリーニング装置
8 中間転写ベルト(像担持体)
9 二次転写ローラー(転写装置)
19 ベルトクリーニング装置
40 トナー補給装置
50 トナー回収装置(回収装置)
100 プリンター(画像形成装置)
Claims (3)
- 現像剤を収容する現像剤容器と、
画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、
前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、を備え、
前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、
前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、
をそれぞれ求め、
前記補給量(X)と前記予測消費量(Y)との差(X−Y)の絶対値が閾値を超えた場合に、異常を報知することを特徴とする画像形成装置。 - 現像剤を収容する現像剤容器と、
画像データに基づいて像担持体上に形成された静電潜像を、前記現像剤容器から補給される現像剤を用いてトナー像に現像する現像装置と、
前記現像剤容器から前記現像装置に前記現像剤を補給する補給装置と、
前記現像装置によって現像された前記トナー像を用紙に転写する転写装置と、
該転写装置によって前記トナー像が前記用紙に転写された後に前記像担持体に残留した現像剤を回収する回収装置を備え、
前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに、該補給装置によって補給された前記現像剤の補給量(X)と、
前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに出力された前記画像データに基づいて算出される前記現像剤の予測消費量(Y)と、
前記補給装置による前回の補給時から今回の補給時までに前記回収装置に回収された前記現像剤の回収量(Z)と、
をそれぞれを求め、
前記補給量(X)と、前記予測消費量(Y)と前記回収量(Z)との和(Y+Z)との差(X−(Y+Z))の絶対値が閾値を超えた場合に、異常を報知することを特徴とする画像形成装置。 - 前記予測消費量は、
前記画像データの内、ベタ画像と細線画像とでは前記予測消費量が異なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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