JP2014170197A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、複数の有彩色のトナーを用いてカラー画像を形成する画像形成装置において、色相の変化を効果的に抑制することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 複数の現像装置4のうち少なくとも一つの現像装置4の現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhに達した場合に、複数の現像装置4のうち現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhに達していない他の現像装置4の現像剤濃度の該上限値Sjhを、前記上限値Sjhに達した現像装置4の現像剤濃度が該上限値Sjhに達した時点の他の現像装置4の現像剤濃度に変更することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 複数の現像装置4のうち少なくとも一つの現像装置4の現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhに達した場合に、複数の現像装置4のうち現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhに達していない他の現像装置4の現像剤濃度の該上限値Sjhを、前記上限値Sjhに達した現像装置4の現像剤濃度が該上限値Sjhに達した時点の他の現像装置4の現像剤濃度に変更することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置に関し、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いは、これら複数の機能を備えた複合機等の画像形成装置に関する。
従来、カラー画像を形成するための画像形成装置として、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーを用いてトナー画像を作像し、重ね合わせて定着する方式のものがある。一般に、電子写真方式を用いた画像形成装置では、現像剤として非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(磁性キャリア)とを備えた二成分現像剤を使用するものがある。特に、カラー画像形成装置においては、トナーに磁性体を含ませなくても良いため、色味が良好であるなどの理由から広く用いられている。
このようなカラー画像形成装置においては、いかにして出力物の色を安定させるかということが重要である。このため特許文献1、2のような、各色の濃度を安定させることで出力物の色を安定させようと試みる提案がなされていた。
特許文献1は、像担持体上に形成したテスト用の参照画像(パッチ画像)の濃度を検知する検知手段を用いる。更に、現像容器内の現像剤トナー濃度を検知する検知手段を用いる。そして、そのパッチ画像濃度と現像剤トナー濃度の検知結果に基づいて、トナー補給制御方式を切り換える技術である。
現像剤中の磁性キャリアの変質や環境の変動等によりトナー帯電量(トリボ)が変化すると現像特性が変化する。したがって、像担持体上のパッチ画像のトナー付着量(つまり画像濃度)は、トナー帯電量の変化に基づく現像特性を示している。そこで画像濃度変化を保証するため、トナー付着量が変化するときに、これに応じて現像容器内の現像剤トナー濃度を変化させることでトナー付着量が一定になるような制御をおこなう。
しかしながらトナー付着量を一定制御させた結果、トナー補給が少なくなり現像剤トナー濃度が著しく下がってしまった場合には、現像スリーブ上へのコート量の低下から磁性キャリア付着等の画像劣化を招く。また、トナー補給が多くなって著しく現像剤トナー濃度が上がってしまった場合には現像剤の溢れや本来印刷されてはならないシートの白地部にトナーが転写されてしまい白地部が汚れる所謂「画像かぶり」が発生する。
特許文献1では、通常は現像剤特性変化をパッチ画像濃度で保証する画像濃度一定制御をおこなう。しかし、上述のように現像容器内の現像剤トナー濃度の暴走を抑制するため現像容器内の現像剤トナー濃度が所定範囲以上もしくは以下と検知された場合にトナーの補給制御方法を切り換えるものである。
特許文献2は像担持体上に形成したテスト用の参照画像(パッチ画像)濃度を検知する検知手段と、現像容器内の現像剤トナー濃度を検知する検知手段を用いて、そのパッチ画像濃度と現像剤トナー濃度結果に基づいて、現像コントラスト電位を変更する技術である。ここでは、現像剤中の磁性キャリアの変質や環境の変動等によりトナー帯電量が変化することでトナー付着量が変化するため、現像容器内の現像剤トナー濃度を変化させることでトナー付着量の一定制御をおこなうものである。
現像剤トナー濃度一定制御により発生する画像濃度低下もしくは画像濃度増加という課題に対し、現像コントラスト電位を増減させることで画像濃度変化を抑制するものである。
これら特許文献1、2は共に、色味を安定化するための技術としてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー濃度を安定させることで出力物の色を安定させるものである。しかし、これら技術においては、それぞれの色の現像装置に対し個別に対策が行われるものであるため、色味の変化が認識されてしまうことがあった。
つまり、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの濃度変化の傾向が各色ばらばらであると、各色の濃度の変動は僅かな割に「色味が変わった」と認識されてしまうことがある。その理由は、レッド、ブルー、グリーンといった2次色などの複次色において、人間が「色味の変化」をどのように感じ取っているかということに関係している。
具体的に説明すると、特許文献1、2では、トナー付着量(パッチ画像濃度)変化を抑制するために現像剤トナー濃度を変えてトナー帯電量を一定にするものである。これは濃度安定化技術としては非常に有益な手段である。しかし、前述したように現像容器からのトナーの溢れや画像かぶり、磁性キャリア付着を防止するために現像剤トナー濃度をある範囲内に収める必要がある。
このため、現像剤トナー濃度が設定した範囲外となったときは現像剤トナー濃度一定制御に移行するが、現像剤トナー濃度一定制御に移行した後は、トナー帯電量の安定性が崩れ、画像濃度変化が発生することがある。例えば、マゼンタ色が現像剤トナー濃度一定制御中に対し、シアン色がパッチ画像濃度一定制御中である場合に2次色であるブルー色での画像濃度の色味変化が大きく感じられることがあるといった問題があった。
即ち、現像剤トナー濃度一定制御中は、現像装置内の非磁性トナーと磁性キャリアとの混合比(磁性キャリア及び非磁性トナーの合計重量(D)に対する非磁性トナー重量(T)の割合、以下、「T/D比」という)を一定制御するためトナー帯電量は制御できない。一方、パッチ画像濃度一定制御中は、トナー帯電量を一定制御する(つまりトナー付着量を一定制御する)ためT/D比は制御できない。つまり、現像剤トナー濃度一定制御中は、トナー付着量(つまり画像濃度)がばらつき、パッチ画像濃度一定制御中は、T/D比がばらつく。
このため通常制御では2色ともトナー付着量のばらつきが少ないパッチ画像濃度一定制御に対して2種類の制御が同時に動いている。例えば、マゼンタ色が現像剤濃度一定制御で、シアン色がパッチ画像濃度一定制御となる場合である。この場合、2次色であるブルー画像の作像において、マゼンタ色での画像濃度のばらつきが、すべてブルー色での画像濃度(色差)変動につながる。このため、ブルー色として画像を見た場合、マゼンタ色の濃度差分だけ色味変動がでてしまうように感じるのである。
次に上述した色味について詳細に述べる。一般に、色彩はL*a*b*や、それをa*b*平面において極座標表示したL*C*h°などの色空間で表現される。ここで、L*は明度、C*は彩度、h°は色相を表わす。人間が「色味が変わった」と認識し易いのは、色相h°が変化した場合であるといわれている。
ここで本発明者らは2次色の実際の色の見え方と色相h°の対応を検証すべく、簡単な実験を行った。まず、キヤノン(株)製フルカラーコピー機iRC3380にて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のハーフトーン画像を出力する。ハーフトーンのレベルは0〜255レベルのうち64レベル、80レベル、96レベルとした。
これらのサンプルの反射濃度を、X−Rite社製分光濃度計528JPにて測定したところ、図5(a)のようであった。
その後、これら単色のハーフトーンを2色選択したレッド、ブルー、グリーンのハーフトーン画像を、各単色の3段階のハーフトーンレベル(64レベル、80レベル、96レベル)を組み合わせて各色を9種類出力した。
これらの2次色サンプルに関し、X−Rite社製分光濃度計528JPにて、単色のレベルがそれぞれ80/80レベルのサンプルを基準としてその他に8種類のサンプルのΔh°(基準サンプルのh°に対する対象サンプルのh°の値の差)を測定した。その結果は図5(b)〜(d)のようであった。
尚、前記図5(b)〜(d)において、80/80レベルの数値「…*」は測定誤差であり、本来は「0」となるはずの値である。
このように、いずれの2次色においても、80/80レベルのサンプルに対しΔh°の絶対値が少ないのは、各図5(b)〜(d)の左上/右下の方向であって、左下/右上方向はもちろん、上/下方向、左/右方向に対してもΔh°の絶対値が大きい。つまり、2次色を構成する一方の色の濃度が下がった(上がった)場合、他方の色が変化しない場合よりも、同様に濃度が下がった(上がった)方が、色相の変化(Δh°の絶対値)としては小さいということである。
実際に各サンプルをマトリックス状に並べ、本発明者らが肉眼で色味を比較してみた。すると、上述したように、Δh°の絶対値が小さい表の左上/右下の方向が「色味」の変化としては認識しづらく、これと比較するとその他の方向は「色味」の変化が目立つように感じられた。即ち、色相を表わすh°の値と2次色の実際の色の見え方は実際に対応がとれていることが分かった。
また、この結果から、以下のようなことが分かる。(1)2次色を構成する2色の濃度変化が逆方向を向いていると(上記図5(b)〜(d)の左下/右上方向)、色相の変化(Δh°)が大きく、実際、人間の目にも色味が大きく変化したように見える。(2)2次色を構成する一方の色の濃度が変化せず、他方の色の濃度だけが変化した場合(上記図5(b)〜(d)の上/下方向、左/右方向)よりも、2色の濃度が同じ方向に変化した場合(上記図5(b)〜(d)の左上/右下方向)が良い。この方が、色相の変化(Δh°)としては小さく、実際、人間の目にも「色味」の変化としては認識し難い。
つまり、「複次色における色相の変化」という観点からすると、上記従来例は各色独立して行われるため十分でなく、各色の濃度の変動は僅かなのに、色相h°が変化することで「色味が変わった」と認識されてしまうことがある。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、複数の有彩色のトナーを用いてカラー画像を形成する画像形成装置において、色相の変化を効果的に抑制することを可能とするものである。
前記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段と、前記複数の現像手段にそれぞれの現像剤を補給するための補給手段と、前記現像手段に収納された現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、少なくとも前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段の現像剤濃度が予め設定された上限値を超えないように前記補給手段の補給動作を制御する制御部と、を有し、像担持体に形成した静電像をそれぞれ色の異なる現像剤で現像してカラー画像を形成する画像形成装置において、前記制御部は、前記複数の現像手段のうち少なくとも一つの現像手段の現像剤濃度が予め設定された上限値に達した場合に、前記複数の現像手段のうち現像剤濃度が予め設定された上限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の該上限値を、前記上限値に達した現像手段の現像剤濃度が該上限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置の他の代表的な構成は、それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段と、前記複数の現像手段にそれぞれの現像剤を補給するための補給手段と、前記現像手段に収納された現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、少なくとも前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段の現像剤濃度が予め設定された下限値を下回らないように前記補給手段の補給動作を制御する制御部と、を有し、像担持体に形成した静電像をそれぞれ色の異なる現像剤で現像してカラー画像を形成する画像形成装置において、前記制御部は、前記複数の現像手段のうち少なくとも一つの現像手段の現像剤濃度が予め設定された下限値に達した場合に、前記複数の現像手段のうち現像剤濃度が予め設定された下限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の該下限値を、前記下限値に達した現像手段の現像剤濃度が該下限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更することを特徴とする。
上記構成によれば、現像剤濃度が上限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の上限値を、上限値に達した現像手段の現像剤濃度が該上限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更する。これにより、上限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の上限値が新たに下方修正され、現像剤濃度の上昇が抑制される。
また、現像剤濃度が予め設定された下限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の下限値を、下限値に達した現像手段の現像剤濃度が該下限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更する。これにより、下限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の下限値が新たに上方修正され、現像剤濃度の下降が抑制される。
これらにより複数のトナーが重ね合わされる複合色における色味変化の小さい画像形成が可能となる。
以下、図面を参照して本発明に係る画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1〜図3を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
先ず、図1〜図3を用いて本発明に係る画像形成装置の第1実施形態の構成について説明する。
<画像形成装置>
図1〜図3において、画像形成装置100は、装置本体に原稿読み取り装置が接続される。或いは装置本体にパーソナルコンピュータ等のホスト機器が通信可能に接続される。そして、これらの機器から送られた画像情報に従って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色フルカラー画像を、電子写真方式を利用して記録材(記録シート、プラスチックシート、布等)10に形成することが出来る。
図1〜図3において、画像形成装置100は、装置本体に原稿読み取り装置が接続される。或いは装置本体にパーソナルコンピュータ等のホスト機器が通信可能に接続される。そして、これらの機器から送られた画像情報に従って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の4色フルカラー画像を、電子写真方式を利用して記録材(記録シート、プラスチックシート、布等)10に形成することが出来る。
本実施形態の画像形成装置100は、4連タンデム式の画像形成装置であり、複数の像形成手段として、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成する第1、第2、第3、第4の画像形成部PY、PM、PC、PBkを有する。そして、転写装置5が備える中間転写ベルト51が図1の矢印方向に移動して各画像形成部PY〜PBkを通過する間に、中間転写ベルト51上に各画像形成部PY〜PBkにおいて各色の画像が重ねられる。そして、この中間転写ベルト51上で重ね合わされた多重トナー画像を記録材10に転写することで記録画像が得られる。
本実施形態では、各画像形成部PY〜PBkの構成は、現像色が異なる以外は実質的に同一とされる。以下、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの4つの画像形成部PY、PM、PC、PBkを個々に区別する必要がある場合以外は、画像形成部Pで代表させて説明するものとし、関連する各プロセス手段についても同様とする。
画像形成部PY〜PBkは、静電像が形成される像担持体としての感光ドラム1Y,1M,1C,1Bkを有する。感光ドラム1Y〜1Bkの外周には、帯電手段としての帯電装置2Y,2M,2C,2Bk、露光手段としての露光装置(本実施形態ではレーザー露光光学系)3が設けられる。また、感光ドラム1Y〜1Bk上に形成した静電像を複数色のトナー画像を形成して現像する、それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段としての現像装置4Y,4M,4C,4Bk、転写手段としての転写装置5が設けられる。
また、クリーニング手段としてのクリーニング装置7Y,7M,7C,7Bk、除電手段としての除電装置8Y,8M,8C,8Bkが設けられている。転写装置5は、中間転写体としての中間転写ベルト51を有する。中間転写ベルト51は複数のローラに掛け回されて、図1の矢印方向に回転(周回移動)する。また、中間転写ベルト51を介して各感光ドラム1Y〜1Bkに対向する位置には一次転写部材52Y,52M,52C,52Bkが配置されている。また、中間転写ベルト51が掛け回されたローラのうちの一つに対向する位置に二次転写部材53が設けられている。
画像形成時には、先ず、帯電装置2Y〜2Bkによって、回転する感光ドラム1Y〜1Bkの表面を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光ドラム1Y〜1Bkの表面を、露光装置3により画像情報信号に応じて走査露光することによって、感光ドラム1Y〜1Bk上に静電像を形成する。感光ドラム1Y〜1Bkに形成された静電像は、現像装置4Y〜4Bkを用いて現像剤のトナーによりトナー画像として顕像化する。その際、消費されたトナー量に応じて各現像装置4Y〜4Bkにそれぞれの色のトナーを補給する補給手段となる各ホッパー20Y,20M,20C,20Bkから各色のトナーが各現像装置4Y〜4Bkへと供給される。
感光ドラム1Y〜1Bk上に形成されたトナー画像は、中間転写ベルト51と感光ドラム1Y〜1Bkとが当接する一次転写ニップ部N1において、中間転写ベルト51上に一次転写される。感光ドラム1Y〜1Bk上に形成されたトナー画像は、一次転写部材52Y〜52Bkに印加される一次転写バイアス電圧の作用によって中間転写ベルト51上に一次転写される。例えば、4色フルカラー画像の形成時には、第1の画像形成部PYから順次に、各感光ドラム1Y〜1Bkから中間転写ベルト51上にトナー画像が転写され、中間転写ベルト51上に4色のトナー画像が重ね合わされた多重トナー画像が形成される。
一方、記録材収容部としての給送カセット9に記録材10が収容されている。記録材10は、ピックアップローラ、搬送ローラ及びレジストローラ等の記録材搬送部材によって、中間転写ベルト51と二次転写部材53とが当接する二次転写ニップ部N2に、中間転写ベルト51上のトナー画像と同期がとられて搬送されてくる。そして、中間転写ベルト51上の多重トナー画像は、二次転写ニップ部N2において、二次転写部材53に印加される二次転写バイアス電圧の作用により、記録材10上に転写される。
その後、中間転写ベルト51から分離された記録材10は定着装置6へと搬送される。記録材10上に転写されたトナー画像は、定着装置6によって加熱、加圧されることによって溶融混合されると共に、記録材10上に定着される。その後、記録材10は機外へ排出される。
一次転写工程後に感光ドラム1Y〜1Bk上に残留したトナー等の付着物は、クリーニング装置7Y〜7Bkによって回収される。また、感光ドラム1Y〜1Bkに残留した静電像は、除電装置8Y〜8Bkによって消去される。これにより、感光ドラム1Y〜1Bkは、次の画像形成工程に備える。また、二次転写工程後に中間転写ベルト51上に残留したトナー等の付着物は、中間転写体クリーナ54によって除去される。
<現像装置>
次に、本実施形態にて用いられる現像装置4Y〜4Bkについて詳しく説明する。図2において現像装置4は、その内部に各色の非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する。磁界発生手段である固定のマグネット41を内包する回転自在な現像剤担持体となる現像スリーブ40は非磁性材料で構成される。
次に、本実施形態にて用いられる現像装置4Y〜4Bkについて詳しく説明する。図2において現像装置4は、その内部に各色の非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤を収容する。磁界発生手段である固定のマグネット41を内包する回転自在な現像剤担持体となる現像スリーブ40は非磁性材料で構成される。
そして、現像装置4内の二成分現像剤を層状に保持して現像領域に担持搬送し、感光ドラム1と対向する現像領域に二成分現像剤を供給する。二成分現像剤は攪拌部材によって現像装置4内を攪拌されながら循環している。トナーは攪拌を受けることで磁性キャリア表面と摩擦帯電され、所定の電荷量を持つ。
また現像スリーブ40には現像効率、即ち、感光ドラム1上の静電像へのトナーの付与率を向上させるために、不図示の現像バイアス電圧発生手段から直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアス電圧が印加される。
<二成分現像剤>
次に、二成分現像剤について説明する。トナーは、結着樹脂、着色剤、そして、必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子と、コロイダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている着色粒子とを有している。そして、トナーは、負帯電性のポリエステル系樹脂であり、体積平均粒径は5μm以上、且つ8μm以下が好ましい。本実施形態では体積平均粒径が7.0μmのトナーを使用した。
次に、二成分現像剤について説明する。トナーは、結着樹脂、着色剤、そして、必要に応じてその他の添加剤を含む着色樹脂粒子と、コロイダルシリカ微粉末のような外添剤が外添されている着色粒子とを有している。そして、トナーは、負帯電性のポリエステル系樹脂であり、体積平均粒径は5μm以上、且つ8μm以下が好ましい。本実施形態では体積平均粒径が7.0μmのトナーを使用した。
また、磁性キャリアは、例えば表面酸化、或いは未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれらの合金、或いは酸化物フェライトなどが好適に使用可能であり、これらの磁性粒子の製造法は特に制限されない。そして、磁性キャリアは、体積平均粒径が20μm〜50μm、好ましくは30μm〜40μmであり、抵抗率が1×107Ωcm以上、好ましくは1×108Ωcm以上である。本実施形態では体積平均粒径が40μm、抵抗率が5×107Ωcm、磁化量が260emu/ccの磁性キャリアを用いた。
尚、本実施形態にて用いられるトナーについて、体積平均粒径は以下に示す装置及び方法にて測定した。測定装置としては、コールターカウンターTA−II型(コールター社製)、個数平均分布、体積平均分布を出力するためのインターフェース(日科機社製)を使用した。電界水溶液として、一級塩化ナトリウムを用いて調製した1%NaCl水溶液を使用した。
測定方法は以下に示す通りである。即ち、上記の電界水溶液100ml〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1ml加え、測定試料を0.5mg〜50mg加える。試料を懸濁した電界水溶液は超音波分散器で約1分間〜3分間の分散処理を行ない、上記のコールターカウンターTA−II型により、100μmのアパーチャーを用いて2μm〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布を求める。こうして求めた体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
また、本実施形態にて用いられる磁性キャリアの抵抗率は、測定電極面積4cm2、電極間間隔0.4cmのサンドイッチタイプのセルを用いて、片方の電極に1kgの重量の加圧下で、両電極間の印加電圧E(V/cm)を印加する。そして、回路に流れた電流から、磁性キャリアの抵抗率を得る方法によって測定した。
さらに現像装置4内(現像手段内)には二成分現像剤の透磁率を検知することで現像剤トナー濃度(二成分現像剤におけるトナーの重量比)を検知するための現像剤濃度検知手段となる透磁率検知センサ47が設けられている。また、感光ドラム1の回転方向における現像装置4の現像スリーブ40よりも下流側で該現像装置4と一次転写部材52との間にはトナー付着量検知センサ46が設けられている。
トナー付着量検知センサ46は感光ドラム1上に濃度検知用の参照画像(以下、「パッチ画像」という)を作像して、そのパッチ画像上のトナー付着量を検知する画像濃度検知手段である。トナー付着量検知センサ46及び透磁率検知センサ47は、各色の現像剤の特性値を検知する特性検知手段として構成される。
<トナー濃度検知原理>
ここで、透磁率検知センサ47によるトナー濃度検知原理について説明する。先ず、二成分現像剤中に含まれる磁性キャリアは透磁率を持っている。そして、現像時に現像装置4内のトナーのみが消費されると、見かけ上の透磁率が上昇する。また、現像装置4内にトナーのみが補給されて磁性キャリアの中にトナーが多く含まれてくるにつれて見かけ上の透磁率が低下する。
ここで、透磁率検知センサ47によるトナー濃度検知原理について説明する。先ず、二成分現像剤中に含まれる磁性キャリアは透磁率を持っている。そして、現像時に現像装置4内のトナーのみが消費されると、見かけ上の透磁率が上昇する。また、現像装置4内にトナーのみが補給されて磁性キャリアの中にトナーが多く含まれてくるにつれて見かけ上の透磁率が低下する。
このように、二成分現像方式では現像装置4内の非磁性トナーと磁性キャリアとの混合比(磁性キャリア及び非磁性トナーの合計重量(D)に対する非磁性トナー重量(T)の割合、以下、「T/D比」という)が変化する。その結果、トナー帯電量が変化することで現像特性が変化し、出力画像濃度が変化する。
これにより、透磁率検知センサ47は、現像装置4内の現像剤のT/D比が高くなる(トナーの比率が多くなる)に連れて見かけ上の透磁率が低下するため検知信号値が低下する。従って、透磁率検知センサ47の検知信号値が大きくなった場合にはトナーの量が減少したと判断してトナーの補給を行う。
制御部となるCPU11は、透磁率検知センサ47の検知結果に基づいて、現像装置4内の現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhを超えないように、且つ予め設定された下限値Sjlを下回らないようにホッパー20の補給動作を制御する。
<パッチ画像濃度検知原理>
一方、パッチ画像上のトナー付着量を検知する画像濃度検知手段となるトナー付着量検知センサ46は正反射光センサを採用しているためパッチ画像濃度が濃いと検知信号値が大きくなる。従って、トナー付着量検知センサ46の検知信号値が小さくなった場合にはトナーの量が減少したと判断してトナーの補給を行う。
一方、パッチ画像上のトナー付着量を検知する画像濃度検知手段となるトナー付着量検知センサ46は正反射光センサを採用しているためパッチ画像濃度が濃いと検知信号値が大きくなる。従って、トナー付着量検知センサ46の検知信号値が小さくなった場合にはトナーの量が減少したと判断してトナーの補給を行う。
制御部となるCPU(中央演算装置)11は、透磁率検知センサ47の検知結果に基いて、複数の現像手段となる現像装置4Y〜4Bkのうち少なくとも一つの現像装置4内の現像剤トナー濃度が所定範囲外となったか否かを判断する。そして、CPU11は現像装置4内の現像剤トナー濃度が所定範囲外となった場合に、該所定範囲外となった現像装置4へのトナー補給動作制御を透磁率検知センサ47の検知結果に基いてトナー補給動作を制御する。
CPU11は、トナー付着量検知センサ46及び透磁率検知センサ47の検知信号に基づいてトナー補給動作を制御する。そして、これらトナー付着量検知センサ46及び透磁率検知センサ47の検知信号に基づいてトナー補給量を算出する。そして、補給手段となるホッパー20Y,20M,20C,20Bkからそれぞれの色のトナーを現像装置4Y〜4Bk内に補給することで出力画像濃度を安定化させる。
<トナー補給制御>
次に図3を参照してトナー補給制御について説明する。なお、図3に示すステップ1以降のトナー濃度範囲の検知及びこれに基づく濃度制御は画像形成動作中は常に実行されている。
次に図3を参照してトナー補給制御について説明する。なお、図3に示すステップ1以降のトナー濃度範囲の検知及びこれに基づく濃度制御は画像形成動作中は常に実行されている。
図3のステップS1において、通常の画像形成動作中に現像装置4Y〜4Bk内の現像剤トナー濃度を透磁率検知センサ47によりそれぞれ検知する。そして、予め設定したT/D比の上限値Sjhと下限値Sjlとの間となる現像剤トナー濃度範囲内であるか否かを判断する。例えば、初期の現像剤トナー濃度を各色のT/D比が8%の現像剤を用いて、T/D比の上限値Sjhを12%、T/D比の下限値Sjlを6%と設定する。
ステップS1において、透磁率検知センサ47による検知結果が、所定の現像剤トナー濃度範囲内であると判断された場合は、ステップS2に進む。そして、ステップ2では後述するように、各色で初期値として予め設定されたT/D比の上限値Sjh、下限値Sjlが変更されていた場合がある。その場合には、その変更した他色(例えば、B、C、D色)のトナー濃度としてのT/D比の上限値Sjh、下限値Sjlを初期値(初期上限値、初期下限値)に戻す。
即ち、CPU11は、現像剤濃度が予め設定された上限値Sjhに達した現像装置4の現像剤濃度が低下して該上限値Sjhを下回った場合に該上限値Sjhが変更された現像装置4の現像剤濃度の上限値Sjhを予め設定された初期上限値Sjhに戻す。また、CPU11は、現像剤濃度が予め設定された下限値Sjlに達した現像装置4の現像剤濃度が上昇して該下限値Sjlを超えた(上回った)場合に該下限値Sjlが変更された現像装置4の現像剤濃度の下限値Sjlを予め設定された初期下限値Sjlに戻す。
そして、CPU11は、トナー濃度としてのT/D比が上限値Sjhと下限値Sjlとの範囲内に入るようにパッチ画像濃度一定制御を行う。
そして、所定のタイミングで感光ドラム1Y〜1Bk上に画像濃度検知用の参照画像としてパッチ画像を作像する(ステップS3)。パッチ画像は予め定められた濃度(例えば、初期濃度を「0.8」とする)に対応するパッチ静電像を感光ドラム1Y〜1Bk上に形成し、このパッチ静電像を現像装置4Y〜4Bkにより現像する。
次いで、このようにして得られたトナー画像からなるパッチ画像に、トナー付着量検知センサ46のLED(発光ダイオード)等の発光部から光を照射し、その反射光を光電変換素子等の受光部で受光する。これにより、感光ドラム1Y〜1Bk上に形成した今現在の実際のパッチ画像濃度を示すトナー付着量検知センサ46のパッチ画像濃度検知信号値Spdを検知する。
そして、トナー付着量検知センサ46で検知したパッチ画像濃度検知信号値Spdと、予め設定してあるパッチ画像の規定濃度(初期濃度)に対応するパッチ画像濃度基準信号値Spiとの差分を算出する(ステップS4)。そして、現像剤トナー濃度の1%変化時のパッチ画像濃度信号値差をΔSp、現像剤トナー濃度の1%分のトナー量をTとし、以下の数1式により初期濃度に戻すのに必要なトナー量を算出する(ステップS5)。
[数1]
トナー補給量={(Spi−Spd)/ΔSp}×T
トナー補給量={(Spi−Spd)/ΔSp}×T
尚、前記数1式において、{(Spi−Spd)/ΔSp}は、パッチ画像濃度検知信号値Spdと、パッチ画像濃度基準信号値Spiとの差分値が何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。パッチ画像濃度検知信号値Spdはトナー付着量検知センサ46により検知した今現在の実際のパッチ画像濃度である。パッチ画像濃度基準信号値Spiはパッチ画像の規定濃度に対応する信号値である。そして、それに現像剤トナー濃度の1%分のトナー量Tを積算することで補給すべき必要なトナー量を算出する。尚、パッチ画像の規定濃度に対応するパッチ画像濃度基準信号値Spiは現像剤交換時に画像形成装置100内のバックアップ値としてCPU11に格納しておく。
ステップS6において、現在設定されているパッチ画像濃度上限信号値Sphと、今現在のパッチ画像濃度検知信号値Spdとを比較する。{Sph>Spd}である場合には、今現在の実際のパッチ画像濃度が現在設定されているパッチ画像濃度上限に達していないと判断する。そして、ステップS7に進んで、前記数1式により算出されたトナー補給量をホッパー20Y〜20Bkから現像装置4Y〜4Bkにそれぞれ補給した後、終了(ステップS8)する。
また、前記ステップS6において、{Sph≦Spd}となった場合には、今現在の実際のパッチ画像濃度が現在設定されているパッチ画像濃度上限に到達したか或いは越えたと判断する。そして、ステップS9に進んで現像装置4Y〜4Bkへのトナーの補給をそれぞれ停止した後、終了(ステップS10)する。即ち、ステップS3〜S10によりパッチ画像濃度が初期濃度となるように制御される。
一方、前記ステップS1において、現像装置4Y〜4Bk内の現像剤の透磁率検知センサ47による今現在の実際の透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjdが、予め設定された所定のT/D比の下限値Sjlに達した場合はステップS11に進む。或いは、予め設定された所定のT/D比の上限値Sjhに達した場合はステップS17に進む。
(A色の現像剤トナー濃度が下限値に達した場合)
前記ステップS11において、T/D比(トナー濃度)が下限値Sjlに達した(所定範囲外となった)色(A色)でない他色(B、C、D色)の現像装置4に関してはステップS12に進む。そして、他色(B、C、D色)のT/D比の下限値Sjlを、T/D比が下限値Sjlに達したA色のT/D比が下限値Sjlに達した時に検出された他色(B、C、D色)のT/D比を新たな下限値Sjlとして変更する。
前記ステップS11において、T/D比(トナー濃度)が下限値Sjlに達した(所定範囲外となった)色(A色)でない他色(B、C、D色)の現像装置4に関してはステップS12に進む。そして、他色(B、C、D色)のT/D比の下限値Sjlを、T/D比が下限値Sjlに達したA色のT/D比が下限値Sjlに達した時に検出された他色(B、C、D色)のT/D比を新たな下限値Sjlとして変更する。
前記ステップS11において、T/D比が下限値Sjlに達したA色の現像装置4に関してはステップS13に進み、必要な強制トナー補給量を以下の数2式により算出する。
T/D比が下限値Sjlに達したA色の現像装置4に必要な強制トナー補給量とは以下の通りである。A色の現像装置4内の現像剤の透磁率検知センサ47による今現在の実際の透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjdが、予め設定されたT/D比の下限値Sjlを下回っている場合に、該下限値Sjlに到達するまでに必要なトナー量である。
尚、以下の数2式において、ΔSjは現像剤トナー濃度の1%変化時の透磁率信号値差をT/D比に換算した値、Tは現像剤トナー濃度の1%分のトナー量である。
[数2]
必要強制トナー補給量={(Sjl−Sjd)/ΔSj}×T
必要強制トナー補給量={(Sjl−Sjd)/ΔSj}×T
前記数2式において、{(Sjl−Sjd)/ΔSj}は、今現在の実際の透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjdと、予め設定されたT/D比の下限値Sjlとの差分値が何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。
そして、それに現像剤トナー濃度の1%分のトナー量Tを積算することで、T/D比の下限値Sjlを下回った今現在の実際のT/D比が該T/D比の下限値Sjlに到達するまでに補給すべき必要なトナー量を算出するものである。
尚、予め設定されたT/D比の下限値Sjlと、上限値Sjhは画像形成装置100内のバックアップ値としてCPU11に格納しておく。
一方、他色(B、C、D色)の現像装置4については、前述のA色の現像装置が現像剤トナー濃度下限値に達した時点における当該他色の現像装置の現像剤トナー濃度を下限値として設定する(ステップ12)。すなわち、他色(B、C、D色)の現像装置4に必要な強制トナー補給量とは以下の通りである。
他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤の透磁率検知センサ47による今現在の実際の透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjdを考える。更に、A色のT/D比が下限値Sjlに達した時点の他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤の透磁率検知センサ47により検出した透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjcを考える。そして、SjdがSjcに到達するまでに必要なトナー量である。
尚、以下の数3式において、ΔSjは現像剤トナー濃度の1%変化時の透磁率信号値差をT/D比に換算した値、Tは現像剤トナー濃度の1%分のトナー量である。
[数3]
必要強制トナー補給量={(Sjc−Sjd)/ΔSj}×T
必要強制トナー補給量={(Sjc−Sjd)/ΔSj}×T
前記数3式において、{(Sjc−Sjd)/ΔSj}は、何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。即ち、随時測定される他色(B、C、D色)の透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjdを考える。更に、A色のT/D比が下限値Sjlに達した時点の他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤の透磁率検知センサ47により検出した透磁率検知信号値をT/D比に換算した値Sjcを考える。そして、SjdとSjcとの差分値が何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。
そして、それに現像剤トナー濃度の1%分のトナー量Tを積算する。これにより、A色のT/D比が下限値Sjlに達した時点で変更された他色(B、C、D色)の新たなT/D比の下限値Sjl(=Sjc)を下回る場合がある。そのときは、そのときのT/D比が新たに設定したT/D比の下限値Sjlに到達するまでに補給すべき必要なトナー量を算出するものである。
そして、ステップS14において、現在設定されているT/D比の下限値Sjlと、検出値Sjdとを比較する。そして、{Sjl>Sjd}であれば、予め設定されたT/D比の下限値Sjlを下回っていると判断してステップS15に進んで前記数3式により算出されたトナー量だけ強制トナー補給した後、終了する(ステップS16)。
前記ステップS14において、{Sjl≦Sjd}であれば、検出されたT/D比が予め設定されたT/D比の下限値Sjl以上となり、トナー濃度が所定範囲内となったと判断して前記ステップS3に進む。そして、該ステップS3〜S10によりパッチ画像濃度が初期濃度となるように制御される。なお、A色の現像装置の現像剤トナー濃度が所定範囲内に戻ったときは、前述したステップ2において変更した他色(B、C、D色)の現像剤トナー濃度の下限値Sjlも初期値に戻す。
(A色の現像剤トナー濃度が上限値に達した場合)
一方、前記ステップS17において、T/D比(トナー濃度)が上限値Sjhに達した(所定範囲外となった)色(A色)でない他色(B、C、D色)の現像装置4に関してはステップS18に進む。そして、他色(B、C、D色)のT/D比の上限値Sjhを、T/D比が上限値Sjhに達したA色のT/D比が上限値Sjhに達した時に検出された他色(B、C、D色)のT/D比を新たな上限値Sjhとして変更する。そして、前記ステップS3〜S10に進んでパッチ画像濃度が初期濃度となるように制御される。
一方、前記ステップS17において、T/D比(トナー濃度)が上限値Sjhに達した(所定範囲外となった)色(A色)でない他色(B、C、D色)の現像装置4に関してはステップS18に進む。そして、他色(B、C、D色)のT/D比の上限値Sjhを、T/D比が上限値Sjhに達したA色のT/D比が上限値Sjhに達した時に検出された他色(B、C、D色)のT/D比を新たな上限値Sjhとして変更する。そして、前記ステップS3〜S10に進んでパッチ画像濃度が初期濃度となるように制御される。
前記ステップS17において、T/D比が上限値Sjhに達したA色の現像装置4に関してはステップS19に進み、トナー補給を停止した後、終了する(ステップS20)。
本実施形態では、前記ステップS1において、{Sjh≦Sjd}である場合には、今現在の実際の現像剤トナー濃度がT/D比の上限値Sjhの12%に到達したと判断する。
前記ステップS1において、{Sjh>Sjd}である場合には、現像剤トナー濃度がT/D比の上限値Sjhの12%よりも低い状態であると判断する。
前記ステップS1において、{Sjl>Sjd}である場合には、今現在の実際の現像剤トナー濃度がT/D比の下限値Sjlの6%よりも低い状態であると判断する。
一方、前記ステップS1において、{Sjl≦Sjd}である場合には、今現在の実際の現像剤トナー濃度がT/D比の下限値Sjlと等しいか、それよりも高い状態であると判断する。
前記ステップS1において、{Sjl<Sjd<Sjh}となり、現像剤トナー濃度のT/D比が下限値Sjlの6%と、上限値Sjhの12%との上下範囲内に入る。その場合には、前記ステップS3〜S10に進んでパッチ画像濃度が初期濃度となるように制御される。
本実施形態では、初期の現像剤トナー濃度を各色のT/D比が8%の現像剤を用い、T/D比の上限値Sjhを12%、T/D比の下限値Sjlを6%と設定した。また、パッチ画像の初期濃度は「0.8」とした。
<作用効果>
上記のように制御することで、現像剤濃度が上限値Sjhに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4(現像手段)内の現像剤濃度の上限値Sjhを以下に変更する。即ち、上限値Sjhに達したA色の現像装置4内の現像剤濃度が該上限値Sjhに達した時点の他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度に変更する。これにより、上限値Sjhに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度の上限値Sjhが新たに下方修正され、現像剤濃度の上昇が抑制される。
上記のように制御することで、現像剤濃度が上限値Sjhに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4(現像手段)内の現像剤濃度の上限値Sjhを以下に変更する。即ち、上限値Sjhに達したA色の現像装置4内の現像剤濃度が該上限値Sjhに達した時点の他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度に変更する。これにより、上限値Sjhに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度の上限値Sjhが新たに下方修正され、現像剤濃度の上昇が抑制される。
また、現像剤濃度が予め設定された下限値Sjlに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度の下限値Sjlを以下に変更する。即ち、下限値Sjlに達したA色の現像装置4内の現像剤濃度が該下限値Sjlに達した時点の他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度に変更する。これにより、下限値Sjlに達していない他色(B、C、D色)の現像装置4内の現像剤濃度の下限値Sjlが新たに上方修正され、現像剤濃度の下降が抑制される。
これらにより複数のトナーが重ね合わされる複合色における色味変化の小さい画像形成が可能となる。
ここで、透磁率検知センサ47は現像剤の嵩密度の影響を受ける。このため、前記ステップS13における必要強制トナー補給量の算出タイミングが終了している場合がある。更に、画像形成が終了して現像装置4の現像スリーブ40の回転が終了している場合がある。それらの場合は、画像形成終了後の後回転時に現像スリーブ40を回しながら透磁率を検出するタイミングを設ける。
例えば、4色A、B、C、Dのうち、A色のT/D比が該A色の下限値Sjlに到達し、A色以外のB色のT/D比が該B色の上限値Sjhに到達したとする。その場合には、A,B,C,D色のT/D比の上限値Sjhと下限値Sjlは、A色のT/D比が該A色の下限値Sjlに到達した時点の各B,C,D色のT/D比をそれぞれの色の新たな下限値Sjlとして変更して設定する。また、B色のT/D比が該B色の上限値Sjhに到達した時点の各A,C,D色のT/D比をそれぞれの色の新たな上限値Sjhとして変更して設定する。
これにより、T/D比が下限値Sjlに到達したA色以外の色は、A色のT/D比が下限値Sjlに到達した時点における各色のT/D比が該各色のT/D比の下限値Sjlに上方修正されて現像剤濃度がそれ以上下降することを抑制する。また、T/D比が上限値Sjhに到達したB色以外の色は該B色のT/D比が上限値Sjhに到達した時点における各色のT/D比が該各色のT/D比の上限値Sjhに下方修正されて現像剤濃度がそれ以上上昇することを抑制する。このためA色と他のB,C,D色とで作られた複次色における色味変動を抑えることが出来る。
なお、本実施形態の画像形成装置100で用いた感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkの材質、現像剤および画像形成装置100の構成等はこれらに限ったものではなく、本発明が様々な現像剤および画像形成装置100に適用可能であることは言うまでもない。具体的にはトナーの色や色数、各色のトナー現像を行う順序、現像剤担持体である現像スリーブ40の本数等は本実施形態に限定されるものではない。また、現像剤濃度検知手段として透磁率検知センサ47を用いて説明したが、従来から用いられている光学センサ等を適用することも出来る。
〔第2実施形態〕
次に図4を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。
次に図4を用いて本発明に係る画像形成装置の第2実施形態の構成について説明する。
前記第1実施形態では、例えばA色の現像手段の現像剤濃度が上下限値を超えたときに以下の通り制御する。即ち、他色(B、C、D色)の現像剤濃度の上下限値を、前記A色の現像剤濃度が上限値を超えた時点、或いは下限値を下回った時点の該他色(B、C、D色)の現像剤濃度に変更する構成とした。
本実施形態では現像剤濃度一定制御が行われる色(A色)の現像剤濃度が予め設定された設定範囲を逸脱して所定範囲外(設定範囲外)となり、該色(A色)の画像濃度が変化する。その際に、他色(B、C、D色)の目標画像濃度を前記変化したA色の画像濃度に変更する構成としたものである。
制御部となるCPU11は、透磁率検知センサ47の検知結果に基づいて、現像装置4の現像剤濃度が予め設定された範囲を超えないようにポッパー20の補給動作を制御する。更に、トナー付着量検知センサ46の検知結果に基づいて、現像装置4により現像された画像濃度が所定の目標画像濃度になるようにポッパー20の補給動作を制御する。
現像剤トナー濃度一定制御時はトナー帯電量の変化が発生し得る状況となる。例えば、現像剤トナー濃度がT/D比の上限値Sjhでの一定制御時に更にトナー帯電量が上昇するチャージアップを生じることで現像特性が変化し、トナー付着量(パッチ画像濃度)が低下する。
第1実施形態と同様に、複数の現像装置4のうち少なくとも一つの現像装置4の現像剤トナー濃度(現像剤濃度)が所定範囲外となる場合がある。本実施形態では現像剤トナー濃度が所定範囲外となったA色の現像装置4により現像された画像濃度が変化したときの画像濃度を、現像剤濃度が所定範囲を外れていない他色(B、C、D色)の現像装置4の目標画像濃度として変更する。
以下、図4を用いて第2実施形態について具体的に説明する。図4は図3のフローチャートのステップS11,S17とステップS4の間に挿入されるサブルーチンである。
図3のステップS1において現像剤トナー濃度が所定範囲内であるときはステップS2以降に進んでパッチ画像濃度一定制御によりトナー補給が行われる。
前記ステップS1において、現像剤トナー濃度が上限値Sjhに到達した場合はステップS17に進み、現像剤トナー濃度が下限値Sjlに到達した場合はステップS11に進む。各ステップS11,S17において、現像剤トナー濃度が所定範囲外となった色(A色)でない他色(B、C、D色)の場合には、図3に示したステップS4に進み、通常のパッチ画像濃度一定制御が行われる。前記各ステップS11,S17において、現像剤トナー濃度が所定範囲外となった色(A色)の場合には、図4のステップS51において、A色のパッチ画像濃度が予め設定されたA色の初期パッチ画像濃度(0.8)に対して変化したか否かを判断する。
そして、A色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度に対して変化していなければ図3に示したステップS4に進み、通常のパッチ画像濃度一定制御が行われる。一方、A色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度に対して変化した場合には図4に示すステップS52に進む。そして、ステップS52において、トナー濃度が所定範囲外となった色(A色)が初期パッチ画像濃度(0.8)に戻ったか否かを判断する。
そして、A色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度(0.8)に戻った時点で、ステップS59へ進んで他色(B、C、D色)のパッチ画像目標濃度を各色の初期パッチ画像濃度(0.8)に戻す。その後、図3に示すステップS4に進み、通常のパッチ画像濃度一定制御が行われる。
前記ステップS52において、A色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度(0.8)に戻っていない場合にはステップS53に進む。
そして、現像剤トナー濃度が所定範囲を外れていない他色(B、C、D色)のパッチ画像目標濃度を、トナー濃度が所定範囲外となった色(A色)の現像装置4により現像された画像濃度が変化したときの各色のパッチ画像濃度に変更する。
そして、ステップS54において、他色(B、C、D色)の変更したパッチ画像目標濃度と、各色の今現在の実際のパッチ画像濃度検出値とを比較し、ステップS55において、必要強制トナー補給量を以下の数4式により算出する。
即ち、トナー濃度が所定範囲外となった色(A色)において更にトナー帯電量が上昇するチャージアップが生じた際に、A色のパッチ画像濃度をトナー付着量検知センサ46で検知する。そして、A色のパッチ画像濃度が例えば初期パッチ画像濃度である0.8から0.7に低下したとする。この時点で他色(B、C、D色)におけるパッチ画像目標濃度を初期パッチ画像濃度である0.8から、低下したA色のパッチ画像濃度である0.7に変更する。
以下の数4式において、SpAはA色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度(0.8)に対して変化した時のA色のパッチ画像濃度(0.7)に相当するパッチ画像濃度検知信号値である。Spdは感光ドラム1上に形成したB色のパッチ画像の今現在の実際のパッチ画像濃度に対する検知信号値である。ΔSpは現像剤トナー濃度の1%変化時のパッチ画像濃度信号値差である。Tは現像剤トナー濃度の1%分のトナー量である。
[数4]
必要強制トナー補給量={(SpA−Spd)/ΔSp}×T
必要強制トナー補給量={(SpA−Spd)/ΔSp}×T
尚、前記数4式において、{(SpA−Spd)/ΔSp}は、何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。即ち、A色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度(0.8)に対して変化した時のA色のパッチ画像濃度検知信号値SpAと、他色(B、C、D色)のパッチ画像濃度検知信号値Spdとの差分値が何%分の現像剤トナー濃度の変化であるかを示す。そして、それに現像剤トナー濃度の1%分のトナー量Tを積算することで補給すべき必要なトナー量を算出する。
ステップS56において、設定変更したパッチ画像目標濃度のパッチ画像濃度検知信号値SpAと、他色(B、C、D色)のパッチ画像濃度検知信号値Spdとを比較する。{SpA>Spd}である場合には、他色(B、C、D色)の今現在の実際のパッチ画像濃度が、設定変更したパッチ画像目標濃度に達していないと判断する。そして、ステップS57に進んで、前記数4式により算出されたトナー補給量をホッパー20から現像装置4に補給する。その後、前記ステップS52に戻る。
また、前記ステップS56において、{SpA≦Spd}である場合には、他色(B、C、D色)の今現在の実際のパッチ画像濃度が、設定変更したパッチ画像目標濃度に到達したと判断する。或いは該変化時のA色のパッチ画像濃度を越えたと判断する。そして、ステップS58に進んで現像装置4へのトナーの補給を停止した後、終了する(ステップS60)。
なお、A色の現像特性が回復してA色の現像剤トナー濃度が所定範囲内となり、現像剤トナー濃度が設定範囲外であったA色のパッチ画像濃度が初期パッチ画像濃度(初期画像濃度)(0.8)に戻る(ステップS52)。その時点で、他色(B、C、D色)のパッチ画像目標濃度も初期のパッチ画像濃度(初期画像濃度)(0.8)に戻す(ステップS59)。その後、図3に示した前記ステップS4に進み、通常のパッチ画像濃度一定制御が行われる。
例えば4色中で2色以上のトナー濃度が所定範囲外となった場合などは、その2色のうちでパッチ画像濃度が一番低い色に合わせる。これにより、トナー帯電量を略同一にすることが可能になるため、更に色味の変化を小さくすることが出来る。
さらに、複数色のうちの何れかの色のトナー濃度が上昇して所定範囲外となり、前記と逆にトナー帯電量の低下であるチャージダウンが生じる場合が考えられる。その場合でも、それ以外の色のパッチ画像濃度目標値を前記現像剤トナー濃度が上昇した色のパッチ画像濃度に変更することで同一の制御が達成出来る。
また、本実施形態の画像形成装置100で用いた感光ドラム1の材質、現像剤および画像形成装置100の構成等はこれらに限ったものではなく、様々な現像剤および画像形成装置100に適用可能である。具体的にはトナーの色や色数、各色のトナー現像を行う順序、濃度データ測定位置等は本実施形態に限定されるものではない。
本実施形態によれば、A色のみについて現像剤トナー濃度が所定範囲内に入るように制御する。そして、他色(B、C、D色)については以下の通り制御する。即ち、現像剤トナー濃度が所定範囲外となったA色のトナー画像濃度が変化した際に、現像剤トナー濃度が所定範囲を外れていない他色(B、C、D色)の目標トナー画像濃度を前記変化したA色のトナー画像濃度に変更するように制御する。
このため他色(B、C、D色)については、トナー画像濃度一定制御から現像剤トナー濃度一定制御にトナー補給制御方式を変更することなく、現像特性(つまりトナー摩擦帯電量)をA色と他色(B、C、D色)とで合わすことができる。これにより複数のトナーが重ね合わされる複合色における色味変化の小さい画像形成が可能となる。
〔第3実施形態〕
前記第2実施形態により感光ドラム1Y〜1Bk上のトナー帯電量を全色略同一にすることが可能となった。しかしながら、初期のトナー帯電量とは違った状態で安定化させてしまっているため、あるレベル以上のトナー帯電量の変化が発生した場合、転写効率の低下による色味変動が発生してしまうことがある。そこで、第3実施形態として、前記トナー帯電量の変化を簡易な方法により算出し、これを一次転写部材52に印加する転写電圧にフィードバックすることで色味変動を抑制する例を示す。
前記第2実施形態により感光ドラム1Y〜1Bk上のトナー帯電量を全色略同一にすることが可能となった。しかしながら、初期のトナー帯電量とは違った状態で安定化させてしまっているため、あるレベル以上のトナー帯電量の変化が発生した場合、転写効率の低下による色味変動が発生してしまうことがある。そこで、第3実施形態として、前記トナー帯電量の変化を簡易な方法により算出し、これを一次転写部材52に印加する転写電圧にフィードバックすることで色味変動を抑制する例を示す。
本実施形態ではCPU11が帯電量算出手段を兼ねる。このCPU11はパッチ画像上の目標トナー付着量の変更時に、画像濃度検知手段となるトナー付着量検知センサ46により検知されるトナー付着量の変化から現像剤のトナー帯電量変化を算出する。
CPU11は、算出結果に基づいて、一次転写部材52に印加する転写電圧値を変更する転写電圧変更手段を兼ねる。転写電圧変更手段は感光ドラム1から被転写体となる中間転写ベルト51へトナーを転写するために一次転写部材52に印加する転写電圧値を変更する。
具体的には、トナー帯電量の変化量を以下のように算出する。感光ドラム1上の現像トナーで充電する電荷量(Q/s)と、トナー付着量(mg/cm2)と、トナー帯電量(uC/g)の関係は、以下の数5式で与えられる。
[数5]
Q/s=トナー付着量×トナー帯電量(=一定∝現像コントラスト電位)
Q/s=トナー付着量×トナー帯電量(=一定∝現像コントラスト電位)
つまり、パッチ画像濃度としてのトナー付着量の変化はトナー帯電量の変化として考えられる。従って、トナー付着量が1/2になればトナー帯電量は2倍になったと推定出来る。そこで、パッチ画像濃度が大きくなれば転写電圧値を小さくし、逆にパッチ画像濃度が小さくなれば転写電圧値が大きくなるように設定する。そして、トナー帯電量に対する一次転写部材52に印加する最適な転写電圧値はCPU11内に格納しておく。
現像後のパッチ画像の単位面積当たりの電荷量の関係は、前記数5式に示すように、トナー付着量と、トナー帯電量との積が一定になる。このことから、同一の現像コントラストであれば、パッチ画像濃度検知により検出可能なトナー付着量が少なくなった場合、トナー帯電量が上がっていると判断できる。そして、この場合は最適転写電流を大きくする必要がある。この関係はトナー付着量が多くなった場合も同様に適用可能である。
上記のように、トナー付着量が少なくなった場合(パッチ画像濃度が低くなった場合)には転写電流を大きくする(転写電圧を大きくする)。逆にトナー付着量が多くなった場合(パッチ画像濃度が高くなった場合)には転写電流を小さくする(転写電圧を小さくする)。このトナー帯電量と最適転写電流との関係は、一義的(プロセススピードを含む)に決まるため、トナー帯電量に対する一次転写部材52に印加する最適な転写電圧値のテーブル等を画像形成装置100のCPU11内に格納しておくことで対応できる。
<作用効果>
これにより、トナー付着量の変化によりトナー帯電量の変化が所定のレベル以上になった際には、一次転写部材52に印加する転写電圧値として最適な転写電圧(もしくは転写電流)をフィードバックすることで効率の良い転写が出来るようになる。
これにより、トナー付着量の変化によりトナー帯電量の変化が所定のレベル以上になった際には、一次転写部材52に印加する転写電圧値として最適な転写電圧(もしくは転写電流)をフィードバックすることで効率の良い転写が出来るようになる。
例えば、パッチ画像濃度が変化する場合には、トナー帯電量の変化量を算出して一次転写部材52に印加する転写電圧値にフィードバックすることで、画像弊害なく色味の変化の小さい画像形成装置100を提供することが出来る。
1,1Y,1M,1C,1Bk …感光ドラム(像担持体)
4,4Y,4M,4C,4Bk …現像装置(現像手段)
11 …CPU(制御部)
20,20Y,20M,20C,20Bk …ホッパー(補給手段)
46 …トナー付着量検知センサ(画像濃度検知手段)
47 …透磁率検知センサ(現像剤濃度検知手段)
4,4Y,4M,4C,4Bk …現像装置(現像手段)
11 …CPU(制御部)
20,20Y,20M,20C,20Bk …ホッパー(補給手段)
46 …トナー付着量検知センサ(画像濃度検知手段)
47 …透磁率検知センサ(現像剤濃度検知手段)
Claims (9)
- それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段と、
前記複数の現像手段にそれぞれの現像剤を補給するための補給手段と、
前記現像手段に収納された現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、
少なくとも前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段の現像剤濃度が予め設定された上限値を超えないように前記補給手段の補給動作を制御する制御部と、
を有し、像担持体に形成した静電像をそれぞれ色の異なる現像剤で現像してカラー画像を形成する画像形成装置において、
前記制御部は、前記複数の現像手段のうち少なくとも一つの現像手段の現像剤濃度が予め設定された上限値に達した場合に、前記複数の現像手段のうち現像剤濃度が予め設定された上限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の該上限値を、前記上限値に達した現像手段の現像剤濃度が該上限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更することを特徴とする画像形成装置。 - それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段と、
前記複数の現像手段にそれぞれの現像剤を補給するための補給手段と、
前記現像手段に収納された現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、
少なくとも前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段の現像剤濃度が予め設定された下限値を下回らないように前記補給手段の補給動作を制御する制御部と、
を有し、像担持体に形成した静電像をそれぞれ色の異なる現像剤で現像してカラー画像を形成する画像形成装置において、
前記制御部は、前記複数の現像手段のうち少なくとも一つの現像手段の現像剤濃度が予め設定された下限値に達した場合に、前記複数の現像手段のうち現像剤濃度が予め設定された下限値に達していない他の現像手段の現像剤濃度の該下限値を、前記下限値に達した現像手段の現像剤濃度が該下限値に達した時点の前記他の現像手段の現像剤濃度に変更することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、現像剤濃度が予め設定された上限値に達した前記現像手段の現像剤濃度が低下して該上限値を下回った場合に、前記上限値が変更された前記現像手段の現像剤濃度の上限値を予め設定された上限値に戻すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、現像剤濃度が予め設定された下限値に達した前記現像手段の現像剤濃度が上昇して該下限値を超えた場合に、前記下限値が変更された前記現像手段の現像剤濃度の下限値を予め設定された下限値に戻すことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記現像剤濃度が上限値に達した現像手段の現像剤濃度が低下して該上限値を下回った場合に、現像剤濃度が上限値に達していない他の現像手段の変更した上限値をそれぞれの初期上限値に戻すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記現像剤濃度が下限値に達した現像手段の現像剤濃度が上昇して該下限値を上回った場合に、現像剤濃度が下限値に達していない他の現像手段の変更した下限値をそれぞれの初期下限値に戻すことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- それぞれ色の異なる現像剤を収納した複数の現像手段と、
前記複数の現像手段にそれぞれの現像剤を補給するための補給手段と、
前記現像手段に収納された現像剤の濃度を検知する現像剤濃度検知手段と、
前記現像手段により現像された画像の濃度を検知する画像濃度検知手段と、
前記画像濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段により現像された画像濃度が所定の目標画像濃度になるように前記補給手段の補給動作を制御する制御部と、
を有し、像担持体に形成した静電像をそれぞれ色の異なる現像剤で現像してカラー画像を形成する画像形成装置において、
前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて、前記現像手段の現像剤濃度が予め設定された設定範囲を逸脱する場合において、前記制御部は、前記設定範囲を逸脱する現像手段への補給動作が前記現像剤濃度検知手段の検知結果に基づいて行なわれるように変更するとともに、前記複数の現像手段のうち少なくとも一つの現像手段の現像剤濃度が前記設定範囲外となった現像手段により現像された画像を、前記画像濃度検知手段にて検知した結果に基づいて、現像剤濃度が所定範囲を外れていない他の現像手段の目標画像濃度として変更することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記現像剤濃度が設定範囲外となった現像手段により現像された画像濃度が予め設定された初期画像濃度に戻った場合に、現像剤濃度が所定範囲を外れていない他の現像手段の目標画像濃度をそれぞれの初期画像濃度に戻すことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記現像剤濃度が所定範囲外となった現像手段により現像される画像濃度に基いて、前記像担持体から被転写体へトナーを転写するために印加する転写電圧値を変更することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
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