JP4669260B2 - 現像器及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体に形成された静電像を現像剤により現像することで画像形成する電子写真方式、静電記録方式等を利用した複写機やプリンタなどの画像形成装置にて用いられる現像器、及びその画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式や静電記録方式の画像形成装置が具備する現像器には、トナー粒子(トナー)とキャリア粒子(キャリア)を主成分とした2成分現像剤が広く用いられている。特に、フルカラーやマルチカラー画像を形成するカラー画像形成装置においては、殆どの現像器が2成分現像剤を使用している。
周知のように、この2成分現像剤のトナー濃度(即ち、キャリア及びトナーの合計重量に対するトナー重量の割合:「TD比」ともいう。)は画像品質を安定化させる上で極めて重要な要素になっている。2成分現像剤のトナーは現像時に消費され、トナー濃度は変化する。このため、現像器の現像容器(現像器本体)内に収容されている2成分現像剤のトナー濃度を検出する現像剤濃度検知手段と、検知された信号に応じて現像容器へトナーの補給を行わせる制御手段とを備える現像剤濃度制御装置を画像形成装置に設け、2成分現像剤のトナー濃度を一定に保つようになっているのが一般的である。
又、上記制御手段により補給量がコントロールされた補給剤(一般にトナー)は、補給剤供給路(トナー補給路)を通り、補給剤供給路と現像容器との結合部である補給口から現像容器内に入り、現像容器内の2成分現像剤のトナー濃度が略均一になるように、現像容器内に設けられた搬送部材(一般にスクリュー)で攪拌・混合を受ける。
更に、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に開示されている従来の現像器は、図11及び12に示すように補給口での補給剤の落下・搬送方向は垂直方向が一般的であった。即ち、従来一般には、補給剤は、補給剤供給路から現像容器の現像剤収容部に落下しながら入り、現像剤収容部内の搬送部材上の現像剤面に落ちる。
ところで、補給口からの補給剤の供給方向が垂直方向である構成、即ち、補給口が現像剤収容部内の搬送部材の直上にあり、補給剤が落下しながら搬送部材上の剤面に到達する構成では次のような問題がある。例えば、フルカラー画像形成装置において、従来一般にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色用の現像器が設けられていたところを、6色など更に多色(5色以上)に対応させる場合、補給剤供給路が隣の現像器と干渉することがある。
このため、図1に示すように、(1)補給剤供給路を現像剤収容部内の搬送部材の直上からずらした位置に配設して、補給剤をこの搬送部材の斜め上方の補給口から延びるスロープを伝わして供給させることがある。
尚、現像器を小型化して、補給剤供給路を現像剤収容部内の搬送部材の直上に配設する方法も考えられるが、現像器の小型化は現像器内の現像剤量の低減につながる。これは、画像形成時のトナー消費による現像剤のトナー濃度の変動が大きくなることを意味し、トナー濃度の変動は画像濃度変動や色味変動につながる。このため、一般に、現像器の小型化以外の方法で、上記の補給剤供給路の干渉の問題を解消するのが好ましい。
又、近年では、劣化するキャリアを少量ずつ回収し、その分のキャリアを新たに補給剤に混ぜて補うことにより、電荷付与剤としてのキャリアの性能をある程度維持しながら、現像剤の交換の手間を省く方法を採用する例が増大している。この場合、(2)補給剤であるトナーにキャリアを混ぜて供給する。尚、勿論、キャリアの補給方法としてはキャリア単独としても良いし、そのためのキャリア専用の補給口を配備しても良い。
しかしながら、上述のような(1)「補給剤をスロープを伝わして補給する方法」、或いは(2)「補給剤に少なくともキャリアが含まれる構成」を採用した場合には、補給口近傍で補給剤の詰りが発生し、補給剤の供給が滞るという問題が発生する虞があることが分かった。
上述のような補給口近傍での補給剤の詰りは、これらに限定するものではないが、以下に説明するようなメカニズムで発生するものと考えられる。
図13に示すように、補給口の近傍では、補給剤の搬送(落下)方向を規制するスロープIを備える補給部A内にて、現像剤収容部内の現像剤搬送流S0に伴って現像剤の傍流が発生する。この傍流は、現像剤搬送流S0の一部が補給部A内に入り傍流となるもの(S1)、或いは補給剤が現像剤搬送流S0につられて加速し傍流となるもの(S2)がある。
これらは、補給部Aに面した現像剤収容部における現像剤搬送方向の下流側に位置する補給部Aの壁面(以下「下流側壁面」という。)Wに衝突し、現像剤搬送流と逆方向に跳ね返る(S3)。以下、この下流側壁面Wから跳ね返る現像剤を「跳ね返り剤」という。
そして、上記の如き傍流によって、次のような問題が発生することがある。つまり、
(i)跳ね返り剤が重力によって現像剤収容部内に戻りにくい形状である場合は、補給部A内に跳ね返り剤が留まりやすくなる。
(ii)跳ね返り剤中のキャリア含有量が多い場合は、一般的にトナーより跳ね返り係数の高いキャリアが上記傍流中に多くなるため、跳ね返り剤量が増える。
といった現象が発生する。
そして、これら(i)、(ii)の2種の現象のうち1つでも顕著になると補給剤供給路を徐々に塞ぎ、補給剤の供給を阻害する虞がある。
そこで、(1)補給口からの補給剤の搬送(落下)方向、或いは(2)補給剤中のキャリア含有量に拘わらず、補給口近傍で補給剤の詰りが発生することなく、現像剤収容部への補給剤の供給が滞ることを回避でき、スムーズな補給剤の供給が行える現像器、及びこの現像器を備えた画像形成装置が必要とされる。
特開2004−151586号公報 特開2004−133339号公報 特開2003−84555号公報
本発明の目的は、現像剤収容部への補給剤の供給経路における補給剤の詰りを抑制することのできる現像器及び画像形成装置を提供することである。
本発明のより詳細な目的の一つは、補給剤を、補給口の直下の現像容器の壁面を伝って滑り落ちるように現像剤収容部へ補給する場合においても、補給口近傍での補給剤の詰りを抑制することのできる現像器及び画像形成装置を提供することである。
本発明のより詳細な目的の他の一つは、補給剤がキャリアを備える場合においても、補給口近傍での補給剤の詰りを抑制することのできる現像器及び画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る現像器及び画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、現像剤を収容し該現像剤がその中を循環搬送される現像剤収容部と;前記現像剤収容部内の現像剤を循環搬送する搬送部材と;前記現像剤収容部内に供給する補給剤を搬送する補給剤供給路に設けられ、補給剤を排出する補給口と;前記補給口よりも重力方向下方に設けられ、前記補給口から落下した補給剤を前記現像剤収容部に向けて滑り落とすための傾斜面を備え、前記補給口から前記現像剤収容部の側部に連絡する補給部と;を有する現像器において、前記傾斜面に隣接する前記補給部の側面のうち、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側に設けられた側面は、前記現像剤収容部に対して遠い側よりも前記現像剤収容部に近い側の方が、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側となるように傾斜していることを特徴とする現像器である。
本発明によれば、現像剤収容部への補給剤の供給経路における補給剤の詰りを抑制することができる。より詳細には、本発明によれば、補給剤を、補給口の直下の現像容器の壁面を伝って滑り落ちるように現像剤収容部へ補給する場合においても、補給口近傍での補給剤の詰りを抑制することができる。又、本発明によれば、補給剤がキャリアを備える場合においても、補給口近傍での補給剤の詰りを抑制することができる。
以下、本発明に係る現像器及び画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
[画像形成装置の全体構成及び動作]
先ず、図1を参照して、本実施例の画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。図1は、本実施例の画像形成装置の概略全体構成を示す縦断面図である。本実施例の画像形成装置100は、中間転写方式を採用した電子写真方式のレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、画像形成装置本体に接続されたパーソナルコンピュータ等のホスト機器、或いは画像形成装置本体に接続された原稿読み取り装置からの画像情報信号にしたがって、ライトマゼンタ(LM)、ライトシアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の6色の現像剤によりフルカラー画像を、記録材(記録用紙、プラスチックフィルム、布など)に形成することができる。
画像形成装置100は、像担持体としての回転可能な円筒状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1を有する。感光ドラム1の周りには、帯電手段としての帯電器(コロナ放電器)、回転式現像装置4、クリーニング手段としてのクリーナ5、中間転写ユニット6が配設されている。又、露光手段としてのレーザスキャナ3が感光ドラム1上を走査露光できるように配設されている。
回転式現像装置4は、ブラック用現像器40K、イエロー用現像器40Y、マゼンタ用現像器40M、シアン用現像器40C、ライトマゼンタ用現像器40LM、ライトシアン用現像器40LCを、現像器支持体としての回転体(ロータリ)4aに有する。回転体4aは、回転軸(図示せず)の周りを回転することで、各現像器を移動させる。感光ドラム1上にライトマゼンタのトナー像を形成する時は、感光ドラム1と近接する現像位置でライトマゼンタ用現像器40LMにより現像を行い、同様にライトシアンのトナー像を形成する時は、回転体を60°回転して、現像位置にライトシアン用現像器40LCを配置させ、現像を行なう。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像形成も同様にして行なう。
又、中間転写ユニット6は、中間転写体としての中間転写ベルト61を、複数のローラに掛け渡して周回移動可能に有している。又、中間転写ベルト61を介して感光ドラム1に対向する位置には1次転写手段としての1次転写ローラ62が配設されている。
例えば、6色の現像剤を用いたフルカラー画像の形成時を例に画像形成動作を説明すると、先ず、回転する感光ドラム1の表面は、帯電器2によって一様に帯電される。次いで、帯電器2によって帯電された感光ドラム1の表面は、レーザスキャナ3からのレーザ光で画像情報に応じて走査露光される。これによって、感光ドラム1上に静電像(潜像)が形成される。感光ドラム1上に形成された静電像は、該静電像に対応する分解色用の所定の現像器を、回転式現像装置4を矢印方向に回転させることによって感光ドラム1と対向する現像位置に移動させて、その所定の現像器作動させることによって現像される。例えば、先ず、図1に示すようにライトマゼンタ用の現像器1LMを現像位置に配置し、ライトマゼンタの画像情報に応じて感光ドラム1上に形成された静電像を現像することで、感光ドラム1上にライトマゼンタのトナー像を形成する。
感光ドラム1上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト61を介して1次転写ローラ62と感光ドラム1とが対向する1次転写部N1において、一次転写ローラ62に印加された転写バイアスの作用で中間転写ベルト61上に転写される。
上述の動作を6色分行うことで、中間転写ベルト61上に6色のトナー像が順次重ねられたフルカラートナー像が形成される。
中間転写ベルト61上に形成された6色のトナー像は、2次転写手段としての2次転写ローラ7と中間転写ベルト61とが対向する2次転写部N2において、2次転写ローラ7に印加された2次転写バイアスの作用で記録材Pに一括して転写される。ここで、記録材Pは、中間転写ベルト61上のトナー像と同期がとられて、記録材搬送手段(図示せず)によって2次転写部N2に搬送されてくる。
その後、記録材Pは、中間転写ベルト61から分離されて定着手段としての定着器8へと搬送される。記録材Pは、定着器8によって加圧/加熱され、トナー像がその上に永久画像として定着される。又、1次転写工程後に感光ドラム1上に残った付着物(転写残トナーなど)は、クリーナにより除去される。
[現像器の構成及び動作]
次に、図2及び3を参照して現像器について更に説明する。尚、本実施例においては、各色用の現像器の構成及び動作は、現像色が異なる以外は実質的に同一とされる。従って、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用の現像器に属する要素であることを表すために符号に与えた添え字LM、LC、Y、M、C、Kは省略して総括的に説明する。又、図2は、現像位置に配置された現像器40を示している。
図2に示すように、現像器40は、非磁性トナー粒子(トナー)と磁性キャリア粒子(キャリア)とを備える2成分現像剤を収容する現像容器(現像器本体)41を有する。現像容器41は、感光ドラム1に対向した現像領域が開口しており、この開口部に一部露出するようにして現像剤担持体としての現像スリーブ42が回転可能に配置されている。本実施例では、現像スリーブ41は、非磁性材料で構成され、磁界発生手段としての固定のマグネット43を内包する。現像スリーブ42は、現像動作時には図2中の矢印方向に回転し、現像容器41内の2成分現像剤を層状に保持して、感光ドラム1と対向する現像領域に搬送する。このとき、現像スリーブ42の回転に伴って、現像剤量規制部材としての規制ブレード44によって現像スリーブ42上の現像剤量が規制される。そして、感光ドラム1に形成されている静電像に応じて現像剤中のトナーが感光ドラム1上に転移し、静電像はトナー像として現像される。静電像を現像した後の現像剤は、現像スリーブ42の回転にしたがって搬送され、現像容器41内に回収される。
通常、現像スリーブ42には交流電圧に直流電圧を重畳した現像バイアスが現像バイアス発生手段(図示せず)から印加される。本実施例では、交流成分の波形は矩形波であり、周波数が2kHz、Vppが2kVである。この現像バイアスによって現像スリーブ42と感光ドラム1との間に交番電界を形成し、トナーをキャリアから電気的に剥離してトナーミストを形成することで、現像効率が向上する。
現像容器41の内部は、垂直方向に延在する隔壁41cによって、現像剤収容部としての現像室(第1室)41aと攪拌室(第2室)41bとに区画されている。この現像室41a及び攪拌室41bにはトナーとキャリアとを備える2成分現像剤が収容されている。
そして、現像室41a及び攪拌室41bには、それぞれスクリュータイプとされる第1の搬送部材(第1スクリュー)45a及び第2の搬送部材(第2スクリュー)45bが配置されている。現像スリーブ42の近傍に配置される第1スクリュー45aは、現像室41a内の現像剤を攪拌し、且つ現像スリーブ42の長手方向に向けて搬送する。現像室41a内を搬送される現像剤が現像スリーブ42上に供給される。又、第2スクリュー45bは、自動トナー補給装置(Auto Toner Replenisher:ATR)の制御のもとで、後述するようにして補給口Rを介して供給される補給剤(本実施例ではトナーとキャリアとを備える。)と、既に攪拌室41b内にある現像剤とを攪拌し且つ搬送して、トナー濃度を均一化する。補給口Rは、第2スクリュー45bによる攪拌室41b内の現像剤搬送方向の上流端近傍に設けられている。これにより、補給口Rを介した補給剤の供給により補給されたトナーを、第2スクリュー45bによって攪拌室41b内の現像剤と十分に攪拌、混合した後に現像室41aに移送することができる。
隔壁41cには、図2の紙面手前側と奥側の端部において現像室41aと攪拌室41bとを相互に連通させる現像剤通路41d、41e(図3)が形成されている。これにより、第1スクリュー45a及び第2スクリュー45bの搬送力により、現像工程でトナーが消費されてトナー濃度の低下した現像室41a内の現像剤が、一方の現像剤通路41d(図2の紙面手前側)を介して撹拌室41b内へ移動する。又、補給剤の供給によりトナーが補給されて攪拌された攪拌室41b内の現像剤が他方の現像剤通路41e(図2の紙面奥側)を介して現像室41aへ移動する。
第1スクリュー45aは、現像室41a内の底部に現像スリーブ42の軸線方向(現像幅方向)に沿ってほぼ平行に配置されている。本実施例では、第1スクリュー45aは、回転軸の周りに羽根部材をスパイラル形状に設けたスクリュー構造とされ、回転することで現像室41a内の現像剤を現像スリーブ42の軸線方向に沿って一方向に搬送する。
又、本実施例では、第2スクリュー45bは、第1スクリュー45aと同様のスクリュー構造、即ち、回転軸の周りに羽根部材をスパイラル形状に設けたスクリュー構造とされ、撹拌室41b内の底部に第1スクリュー45aとほぼ平行に配置されている。そして、第2スクリュー45bは撹拌室45b内の現像剤を第1スクリュー45aとは反対の方向に搬送する。
上述のようにして、現像剤は、第1スクリュー45a及び第2スクリュー45bの回転によって、現像室41aと撹拌室45bとの間で循環される。
ここで、本実施例にて用いた2成分現像剤について更に説明する。トナーはポリエステルを主体とした樹脂バインダーに顔料を混錬したものを粉砕分級して得られる、体積平均粒径が8μm程度のものを用いた。
トナーの体積平均粒径は以下に示す装置及び方法にて測定した。測定装置としては、コールターカウンターTA−II型(コールター社製)、個数平均分布、体積平均分布を出力するためのインターフェース(日科機製)及びCX−Iパーソナルコンピュータ(キヤノン製)を使用し、電解水溶液として、一級塩化ナトリウムを用いて調製した1%NaCl水溶液を使用した。測定方法は以下に示す通りである。即ち、上記の電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1ml加え、測定試料を0.5〜50mg加える。試料を懸濁した電解水溶液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、上記のコールターカウンターTA−II型により、アパーチャーとして100μmアパーチャーを用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布を求める。こうして求めた体積平均分布より、体積平均粒径を得る。
又、キャリアはフェライトを主とするコアにシリコン樹脂をコートしたものを用い、50%粒径(D50)は40μmのものを用いた。
そして、このようなトナーとキャリアを重量比で約8:92の割合で混合し、トナー濃度(TD比)8%の2成分現像剤として用いた。
更に、淡色及び濃色トナーは、記録材P上でのトナー量が0.5mg/cm2につき光学濃度がそれぞれ0.8、1.6になるように顔料部数を調整したトナーを用いた。具体的には、本実施例では、淡色トナー(LM、LC)は濃色トナー(M、C)の顔料部数を1/5にして作成した。
[自動トナー補給装置]
次に、本実施例における自動トナー補給装置(ATR)について説明する。
本実施例の画像形成装置100は、現像により消費されたトナー量に応じて常に現像容器41内の2成分現像剤のトナー濃度が所望の値となるように自動的に補給剤を現像容器41内に補給する自動トナー補給装置(ATR)を備えている。
現像容器41には、現像容器41に補給すべき量のトナーを備える補給剤を適時ほぼ定量的に搬送して供給する補給剤供給路Hが連結されている。補給剤供給路H内には、本実施例ではスクリューとされる補給部材(図示せず)が設けられており、この補給部材を所定量駆動することにより、現像容器41内に所定量の補給剤を供給できるようになっている。
補給剤供給路Hには、図示しない現像剤補給槽が接続されている。現像剤補給槽の全部又は一部がトナーボトル(トナーカートリッジ)として画像形成装置本体に対し着脱可能とされ、その中の補給剤が無くなった時点で交換されるか、或いは現像剤補給槽は画像形成装置本体に固定されており、その中の補給剤が無くなった時点で別途新たな補給剤が補充されるようになっている。尚、補給剤供給路Hから現像器40の現像容器41への補給剤の供給経路については、後述して詳しく説明する。
例えば、自動トナー補給装置(ATR)の制御手段として機能する、画像形成装置100の動作を統括制御するエンジン制御部が備える制御手段たるCPUは、現像容器41内の現像剤のトナー濃度を検知する反射光量検知方式、インダクタンス検知方式等のトナー濃度検知センサからの検知信号に基づいて、現像容器41に補給すべき補給剤量を算出する。そして、算出した補給剤量に応じて、補給剤供給路Hの補給部材を所定量(時間)駆動させる。典型的には、現像容器41内の現像剤のトナー濃度が一定となるようにトナー補給を行うことによって、現像剤のトナー濃度を一定とし、ひいては、所望の画像濃度を得ることができる。
尚、自動トナー補給装置(ATR)は、現像容器41内の現像剤のトナー濃度をトナー濃度センサで直接検知した結果に応じて補給剤量を算出する方式に限定されるものではない。当業者には周知のように、像担持体としての感光体、中間転写体、記録材担持体上に濃度検知用の基準画像(トナー像)を形成して、この基準画像の濃度を光学反射方式の検知センサ等により検知することで間接的に検知する所謂パッチ検知方式のものがある。或いは、形成画像の画素毎の濃度情報を積算することによりトナー消費量を算出する所謂ビデオカウント方式のものがある。本発明は、自動トナー補給装置(ATR)の方式自体は任意であり、利用可能なものを適宜用いることができる。
[補給口近傍での補給剤の詰り]
以下、本実施例において最も特徴的な補給剤供給路Hから現像容器41への補給剤の供給経路について説明する。
前述のように、(1)「補給剤をスロープを伝わして補給する方法」、或いは(2)「補給剤に少なくともキャリアが含まれる構成」を採用した場合には、補給口近傍で補給剤の詰りが発生し、補給剤の供給が滞るという問題が発生する虞があることが分かった。
1.補給剤の補給経路による補給剤の詰り
本実施例では、画像形成によってトナーが消費されると、その分のトナーは、現像剤補給槽(図示せず)から補給現像剤供給路Hを介して補給される。
ところで、図1に示すように、本実施例では6色対応のため、6つの現像器40をロータリ4a内に内包する必要がある。このため、隣接する現像器40の間隔は、従来一般的な4色フルカラー画像形成装置において4つの現像器をロータリに配設する場合よりも狭くなる。この影響が出るのが補給剤供給路Hの配置である。
従来の現像器40においては、図11及び12に示すように、現像器40が感光体と対向する位置(略水平位置)にある場合において、補給剤供給路Hは第2スクリュー45bの直上に配置され、補給剤は補給剤供給路Hから第2スクリュー45bのある攪拌室41bへ落下する形で供給される(通常、補給剤の供給は現像器40が感光体の対向位置(現像位置)にある時のみ行われる。)。
一方、本実施例のように6色対応ロータリ系においては、補給剤供給路Hの配置が制限される。このため、図2及び3に示すように、現像器40が感光体と対向する位置(略水平位置)にある場合において、補給剤供給路Hは第2スクリュー45bの直上からはずれ、現像剤収容部(ここでは、特に攪拌室41b)の直上よりもロータリ4aの回転中心側(図中では現像容器41の直上よりも左側)に配置される。そして、補給剤供給路Hと現像容器41との接合部である補給口Rから第2スクリュー45bのある攪拌室41bへ、補給剤の搬送(落下)方向を規制する規制面(スロープ)Iが形成される。
スロープIは、現像剤収容部(ここでは、特に攪拌室41b)に補給剤が供給される際に水平に対して傾斜している。特に、スロープIは、補給剤の安息角以上の角度を付けることで、補給剤がスロープIの途中で滑り落ちずに止まってしまうことを防止することができる。ここで、補給剤の安息角とは、図10に示すように補給剤を静かに降らして山を作った際に、その山の斜面と水平面が成す角θをいう。本実施例では、補給剤の安息角が50°であるのに対し、スロープIの斜角を70°とした。
しかしながら、補給剤をスロープIを伝わして補給する方法を採用した場合には、従来よりも跳ね返り剤が重力によって現像剤収容部(ここでは、特に攪拌室41b)内に戻りにくい形状であることにはかわりない。このため、補給部A内に跳ね返り剤が留まりやすくなり、例えばこの跳ね返り剤が補給口Rから補給剤供給路H内に入り、補給口R或いは補給剤供給路Hを徐々に塞いだ場合は、補給剤の供給を阻害する虞があった。
尚、本実施例では第1スクリュー45a、第2スクリュー45bのスクリューピッチは共に15mmとし、スクリュー径は共にφ20mmとし、スクリュー回転速度を共に320rpmとして検討した。
2.補給剤のキャリア含有率による補給剤の詰まり
本実施例では、劣化するキャリアを少量ずつ回収し、その分のキャリアを新たに補給剤に混ぜて補うことにより、電荷付与剤としてのキャリアの性能をある程度維持しながら、現像剤の交換の手間を省く仕組みが導入されている。
画像形成によってトナーが消費されると、その分のトナーは、現像剤補給槽(図示せず)から補給剤供給路Hを介して補給される。本実施例では、現像剤補給槽から供給される補給剤は、主にトナーとキャリアとを混合したものであり、画像形成によって消費した分のトナーを補うと同時に、現像容器41内に新しいキャリアが補給される。
現像容器41中に新しいキャリアが補給された分、現像容器40内に存在する現像剤量が増加するが、その分は現像容器40の壁面に設けられた排出口(図示せず)から排出される。排出口の位置は、現像容器40内の現像剤の量が375gで安定するように調整されている。排出された現像剤はロータリ4aの中心に設けられた回収スクリュー(図示せず)に集められ、廃トナー容器(図示せず)に集められる。
尚、本実施例では、現像剤補給槽に充填された補給剤におけるトナーとキャリアとの混合比は、重量比で約85:15とし、キャリア含有率(「CD比」ともいう。)を15%とした。しかし、当然、CD比はこれに限定されるものではない。
本実施例のように、補給剤中のキャリア含有量が従来の補給剤よりも多い(従来のキャリア含有量は0%)場合には、通常トナーより跳ね返り係数の高いキャリアが、前述の傍流、即ち、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送流S0に伴って発生する傍流(S1、S2)中に多くなる(図13)。このため、跳ね返り剤の量が増える傾向にある。従って、例えばこの跳ね返り剤が補給口Rから補給剤供給路H内に入り、補給口R或いは補給剤供給路Hを徐々に塞ぎ、補給剤の供給を阻害する虞があった。
[補給口近傍での補給剤の詰り防止]
上述のような問題点に鑑み、本実施例では、補給剤の供給経路を、以下詳しく説明するように構成する。
図2及び3を参照して、本実施例の現像器40の現像容器41は、上述のように、現像剤を収容すると共に、その中で現像剤が循環搬送される現像剤収容部(現像室41a、攪拌室41b)を有する。又、現像剤収容部41a、41bに供給する補給剤を搬送する補給剤供給路Hからの補給剤が通過する補給口Rが、現像容器41と補給剤供給路Hとの接合部に形成されている。
又、現像容器41には、上述の如く、補給口Rを通過した補給剤がその上を滑り落ちる規制面(スロープ)Iを有し、このスロープI上を通過した補給剤を現像剤収容部(ここでは、特に攪拌室41b)内の現像剤に合流させる補給部Aが設けられている。スロープIは、現像容器41の壁面の一部として形成されている。
図4及び図5は、より詳しい現像容器41の一実施例を示している。図4は現像剤収容部41a、41b、第1、第2スクリュー45a、45b等を備えた現像容器41の第1枠体41Aを示しており、図5は図4に示す第1枠体41Aに被せて接合される現像容器41の第2枠体(現像容器蓋)41Bを示している。
図4及び5をも参照すると分かるように、本実施例では、補給部AのスロープIの真上に補給口Rが形成されている。又、補給部Aは、スロープIに面する開口部Qにより攪拌室41b内に開放されており、このスロープI、並びに、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向の下流側の壁面(下流側壁面)W、上流側の壁面vを介して現像剤収容部の内壁に連続している。補給部Aは、補給口Rから落下された補給剤が次いでスロープI上を滑り落ちた後に現像剤収容部(ここでは、特に攪拌室41b)内に移動される補給剤の搬送空間を構成する。
そして、本実施例では、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向(図3及び4中の矢印方向)の下流側に位置する補給部Aの壁面(下流側壁面)Wが、同現像剤搬送方向に向かって斜めに形成されている。
より詳細には、下流側壁面Wの配向を、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向に平行な面とのなす角度T(壁面−現像剤搬送方向間角度)で定義した場合、本実施例では、この角度Tを70°としている。
表1は、角度Tを変化させた場合の効果の検証結果を示す。補給口Rからのトナー落下(搬送)方向を規制するスロープIの斜角(補給剤の供給時に水平面となす角度)を90°(従来例:垂直、スロープ無し)、70°(本実施例:斜め、スロープ有り)として、補給剤のキャリア含有量(CD比)が0%(従来例)/15%(本実施例)、及び、角度Tを90°(従来例:テーパ無し,垂直)/70°(本実施例:テーパ有り,斜め)とした場合の補給口Rの近傍での補給剤の詰りの発生レベルを示すものである。尚、補給口Rの近傍での補給剤の詰りは、画像形成装置の耐久試験中に画像濃度が極端に下がった場合、補給剤の詰りが発生したと評価した。その評価方法は、耐久画像のベタパッチ部(最大濃度の基準画像:直径8mm、)の濃度を反射濃度計(X−Rite)で測定し、その濃度が通常の1.6から、1.4以下に下がっていった場合を「補給口近傍の詰り発生」と判断した。表中、評価結果は次の通りに示した。
補給口近傍の詰り
○:発生せず
×:10k耐久(A4サイズの記録材10000枚の画像形成)で発生
××:1k耐久(A4サイズの記録材1000枚の画像形成)で発生
Figure 0004669260
表1の結果より、角度Tが垂直の場合においては、補給剤中にキャリアがあり且つ補給口からのトナー落下(搬送)がスロープによって行われる系が最も補給口Rの近傍での補給剤の詰りを起こしやすいことが確認できた。
これに対し、角度Tが70°の場合は補給口Rの近傍での補給剤の詰りを起こさないことが検証できた。
又、表2は、最も補給口Rの近傍での補給剤の詰りを起こしやすい系である補給剤中にキャリアを含み、補給口Rからのトナー落下(搬送)方向を規制するスロープが有る系において、補給口Rの近傍での補給剤の詰りを解消可能な角度Tを振ってその効果を検証した結果を示す。
尚、補給口Rの近傍での補給剤の詰りは、上記同様にして評価した。又、表2中のデッドスペースにおける補給剤溜まりは、補給口近傍に現像剤収容部内の現像剤と補給剤が混ざらずにトナー濃度が高い部分が存在する場合を、「デッドスペースへの補給剤溜まり有り」と評価した。尚、現像剤収容部内の現像剤と補給剤はその色と、流動性が異なるので、現像器内を目視することにより、現像剤の色ムラや、流動性が悪い部分が現像器内にある場合に「デッドスペース補給剤溜まり有り」と判断した。補給剤はその色がトナーの色、或いは、それに近い色をしており、現像機内現像剤はキャリアが多く含まれるため暗く見える。よって混ざり合っているか否かは現像器内の目視で判断することができる。流動性に関しては、現像剤収容部内の現像剤が流動性が高く、補給剤はトナーが豊富であるため流動性が悪い。従って、色で判断しにくい黒色現像器においても、流動性の悪い場所を目視で観察することで、デッドスペースへの補給剤溜まりの有無を判断することができる。表中、評価結果は次の通り示した。
補給口近傍の詰り
○:発生せず
×:10k耐久(A4サイズの記録材10000枚の画像形成)で発生
××:1k耐久(A4サイズの記録材1000枚の画像形成)で発生
デッドスペースへの補給剤の溜まり
○:発生せず
×:発生
Figure 0004669260
表2の結果より、角度Tを70°以下にすると、補給口Rの近傍での補給剤の詰りを起こしやすい系である補給剤中にキャリアを含み、補給口Rからのトナー落下(搬送)方向を規制するスロープが有る系においても、補給口Rの近傍での補給剤の詰りを回避できることが確認できた。
ただし、角度Tが0°に近い状態は、第2スクリュー45bの脇に多大なスペースを作ることになる。この部分は、第2スクリュー45bの搬送力が及ばなく、現像剤が全く動かない、いわゆるデットスペースになる虞がある。
表1の結果から分かるように、角度Tが0°では、補給口Rの近傍での補給剤の詰りは発生しないが、デッドスペースに補給剤が溜まる現象が確認された。このことから、角度Tとして0°の採用は避けるべきであることが確認された。
上述の検討結果をまとめると、下流側壁面Wを補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向に向かって斜めに形成すると共に、角度Tは10°≦T≦70°すると補給口Rの近傍での補給剤の詰り及びデッドスペースに補給剤が溜まる現象を効果的に回避できることが分かった。又、デッドスペースをより少なくするために、補給口Rの近傍での補給剤の詰りが発生しない最大角度に角度Tを設定するのが好ましい。本実施例では、このような理由から角度Tを70°とした。
更に、表3は、上記補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向の下流側に位置する補給部Aの壁面(下流側壁面)Wを、同現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面の面積をD、補給口Rの断面積をOと定義として、D/Oをふった場合の効果を示すものである。尚、下流側壁面Wを上記現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面の面積とは、図7に示す面積である。又、補給口Rの断面積は、補給剤の供給時に補給剤が落下する方向(重力方向)と直交する方向の断面積である。表中、評価結果は次の通り示した。
補給口近傍の詰り
○:発生せず
×:10k耐久(A4サイズの記録材10000枚の画像形成)で発生
××:1k耐久(A4サイズの記録材1000枚の画像形成)で発生
Figure 0004669260
表3の結果より、下流側壁面Wを補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向に向かって斜めに形成することによる効果を得るためには、D/Oは0.10以上とすることが好ましいことが確認できた。
ここで、D/Oの値は、次のことを意味する。補給口Rの断面積Oは、大きい程、現像剤搬送流S0に伴って発生する補給部A内の傍流(S1、S2)が多くなり、これが下流側壁面Wに衝突することにより補給口Rの近傍の補給剤の詰りを起こしやすくなる。一方、下流側壁面Wが現像剤搬送方向に対して垂直ではなく、現像剤搬送方向にある程度の角度を有する場合は、下流側壁面Wを現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面積Dは、大きい程、跳ね返り剤が攪拌室41bに戻る可能性が増える(即ち、下流側壁面Wを現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面積Dを通る補給部A内の傍流(S1、S2)が多いほど該傍流(S1、S2)は攪拌室41bに戻される可能性が増える。)ので補給口Rの近傍の補給剤の詰まりを起こしにくくなる。従って、Oの逆数とDを掛け合したD/Oが、大きいほど補給口詰まりを起こしにくくなる。そして、上述のように、補給口Rの近傍の補給剤の詰りを起こさなくするためには、このD/Oが0.10以上であることが好ましいことが実験的に示された。
ここで、D/Oは大きいほど補給詰まりに対しては効果があることが確認できたが、普通現像器内で確保できるDの面積は限られるので、D/Oが極端に大きいということはOが小さい、即ち、補給口Rが極端に小さいことになり、補給剤が現像容器41内へ流入できなくなる。よってD/Oの上限値は通常0.5程度とされる。本実施例においてはD/Oが0.20となる構成を採用した。
本発明は理論によって束縛されるものではないが、角度Tが70°以下の時に詰り防止効果を発揮する理由は次のように考えられる。図6に示すように、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送流S0に伴って発生する前述のような補給部A内の傍流(S1、S2)が下流側壁面Wに衝突する際に、下流側壁面Wが現像剤搬送方向に対して垂直ではなく、現像剤搬送方向にある程度の角度をもって向いているため、跳ね返り剤が攪拌室41b側に向かう。つまり、補給口Rから補給剤供給路Hに入り込む方向とはならない。
これにより、補給口Rからのトナーの落下方向を規制するスロープIが設けられており、跳ね返り剤が重力によって現像剤収容部内に戻りにくい形状であっても、積極的に下流側壁面Wに衝突した現像剤を現像剤収容部内に跳ね返すこができる。又、補給剤中に、一般的にトナーより跳ね返り係数の高いキャリア含有量が多い場合でも、上記傍流中の補給剤は下流側壁面Wに衝突して現像剤収容部内に跳ね返るので、補給口Rの近傍での補給剤の詰まりを助長することはない。従って、(i)補給口Rからの補給剤の搬送(落下)方向、或いは(ii)補給中のキャリア含有量に拘わらず、補給口Rの近傍で補給剤の詰りが発生し補給剤の供給が滞ることを大幅に抑制することができる。
以上、本実施例によれば、現像剤収容部41a、41bへの補給剤の供給経路における補給剤の詰りを抑制することができる。
実施例2
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置の基本構成及び動作は、実施例1の画像形成装置と同じである。従って、実施例1のものと実質的に同一若しくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
本実施例では、画像形成装置の出力スピードの増加により画像形成装置のプロセススピードが増速した場合に対応するために、現像剤搬送速度が増大されている。
本実施例では現像器40内の第1スクリュー45a、第2スクリュー45bのスクリューピッチは共に15mmとし、スクリュー径は共にφ20mmとし、スクリュー回転速度は共に640rpmとした。つまり、実施例1との差異は、第1、第2スクリュー45a、45bのスクリュー回転速度であり、実施例1の320rpmから倍増され、画像形成装置の出力スピードの増加による画像形成装置のプロセススピードの増速に対応している。
表4は、本実施例のように現像剤搬送速度を増大した画像形成装置100おける補給口Rの近傍での補給剤の詰りの発生の有無を、実施例1と比較して示したものである。補給剤のキャリア含有量(CD比)は15%、角度Tは70°、下流側壁面Wを現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面の面積をD、補給口の断面積をOと定義したときのD/O比が0.20であり、第1、第2スクリュー45a、45bのスクリュー回転速度を除いて、画像形成装置は実施例1と本実施例とで共通の構成としている。
Figure 0004669260
補給口近傍の詰り
○:発生せず
×:10k耐久(A4サイズの記録材10000枚の画像形成)で発生
××:1k耐久(A4サイズの記録材1000枚の画像形成)で発生
表4より、本実施例のように現像剤搬送速度を増大した系においては、補給口Rの近傍で補給剤の詰りが発生することが確認された。本発明は理論によって束縛されるものではないが、これは次のような理由によるものと考えられる。
図8(a)、(b)に示すように、補給部Aに面した現像剤収容部、即ち、攪拌室41b内での現像剤搬送方向の下流側の補給部Aの壁面(下流側壁面)Wと、同現像剤搬送方向に平行な面とが成す角度Tが70°以下なら、下流側壁面Wからの跳ね返り剤の全ての跳ね返り角度は、現像剤収容部(ここでは、攪拌室45b)側に向かう。
しかし、角度Tが45°以上の場合は、跳ね返り剤の跳ね返り方向が攪拌室45b内の現像剤の搬送方向と衝突する状態(即ち、跳ね返り剤の移動成分を現像剤収容部内の現像剤の搬送方向と、この搬送方向の垂直成分に分割した場合、現像剤収容部内の現像剤の搬送方向と正反対の成分が存在する。)である。このため、現像剤搬送速度が増大された系においては、この衝突による2次跳ね返り剤(S4)が補給口Rから補給剤供給路Hに入り込み、トナー詰りを起こす。
ただし、図9(a)、(b)に示すように、角度Tが45°以下の場合は、跳ね返り剤の跳ね返り方向が攪拌室45b内の現像剤の搬送方向と衝突する状態にならない(即ち、跳ね返り剤の移動成分を現像剤収容部内の現像剤の搬送方向と、この搬送方向の垂直成分に分割した場合、現像剤収容部内の現像剤の搬送方向と正反対成分が存在しない。)。このため、現像剤搬送速度が大幅に増大された系においても、この衝突による2次跳ね返り剤(S4)が補給口Rから補給剤供給路Hに入り込み、トナー詰りを起こしてしまうことを回避することができる。
表5は、本実施例のスクリュー回転速度(640rpm)で、角度Tを振って補給口Rの近傍での補給剤の詰りを検討した結果を示す。
Figure 0004669260
補給口近傍の詰り
○:発生せず
×:10k耐久(A4サイズの記録材10000枚の画像形成)で発生
××:1k耐久(A4サイズの記録材1000枚の画像形成)で発生
デッドスペースへの補給剤の溜まり
○:発生せず
×:発生
表5より、角度Tが45°以下の場合は、現像剤搬送速度が増大された系においても、跳ね返り剤の攪拌室45b内の現像剤との衝突による2次跳ね返り剤(S4)が補給口Rから補給剤供給路Hに入り込みトナー詰りを起こしてしまう現象を回避できることが確認できた。又、実施例1と同様に、上述のようなデットスペースへの補給剤溜まりが発生しないように、角度Tは10°以上にすることが好ましいことが確認できた。
このように、角度Tを45°以下とすることによって、(i)補給口Rからの補給剤の搬送(落下)方向、(ii)補給中のキャリア含有量、更には、(iii)現像剤搬送速度に拘わらず、補給口Rの近傍で補給剤の詰りが発生し補給剤の供給が滞ることを大幅に抑制することができる。又、角度Tを10°以上とすることによって、デッドスペースに補給剤が溜まることも大幅に抑制することができる。
以上、本実施例によれば、現像剤収容部41a、41bへの補給剤の供給経路における補給剤の詰りを更に確実に抑制することができる。
尚、上記各実施例では、現像器が用いる現像剤は2成分現像剤であるとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、実質的にトナーのみから成る1成分現像剤を用いる場合にも適用し得るものである。
又、上記各実施例においては、補給剤はトナーとキャリアとを備えるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、補給剤が実質的にトナーのみから成る場合にも適用し得るものである。又、キャリアの補給方法としては、キャリア単独としても良いし、そのためのキャリア専用の補給口を配備しても良い。即ち、本発明は、補給剤がトナーとキャリアとのいずれか一方を少なくとも含む場合に好適に作用し得る。
又、上記各実施例では、1つの像担持体に対して複数の現像器が設けられており、特に、この複数の現像器が現像器保持体としての回転体(ロータリ)に保持されているものとして説明した。上述のように、複数の現像器、特に、淡色トナーの使用を可能とするように従来一般的な4つの現像器を備える画像形成装置よりも更に多数(少なくとも5個、好ましくは6個以上)の現像器を回転体内に設ける際に本発明は極めて効果的である。しかし、本発明はこの態様に限定されるものではない。例えば、1つの像担持体と1つの現像器を備えた画像形成装置、或いは像担持体と現像器とを備える画像形成部を複数有する画像形成装置にも本発明は適用し得るものである。
更に、上記各実施例では、画像形成装置は中間転写方式を採用するものとして説明したが、本発明はこの構成に何ら限定されるものではない。当業者には周知のように、記録材を担持して像担持体に対し循環移動する記録材担持体を有し、記録材担持体上の記録材に複数種類(色)の現像剤から成る現像剤像(トナー像)を重ね合わせて形成し、その後定着させることで、例えばフルカラーの画像を形成する画像形成装置がある。本発明は斯かる方式の画像形成装置にも等しく適用し得るものである。
本発明に係る画像形成装置の一実施例の画像形成装置を示す概略断面図である。 本発明に係る現像器の一実施例の概略断面図である。 図2の現像器の現像容器内の平面図である。 現像容器の斜視図である。 現像容器の蓋の斜視図である。 補給部の模式図である。 下流側壁面の射影面積を示す模式図である。 2次跳ね返り剤の跳ね返り方向を説明するための模式図である。 2次跳ね返り剤の跳ね返り方向を説明するための模式図である。 補給剤の安息角を説明するための模式図である。 従来の現像器の一例の概略断面図である。 従来の現像器の現像容器内の平面図である。 補給口近傍での現像剤の流れを説明するための模式図である。
符号の説明
40 現像器
41 現像容器
41a 現像室(現像剤収容部)
41b 攪拌室(現像剤収容部)
45a 第1スクリュー(搬送部材)
45b 第2スクリュー(搬送部材)
H 補給剤供給路
I スロープ(規制面)
R 補給口
W 下流側壁面

Claims (8)

  1. 現像剤を収容し該現像剤がその中を循環搬送される現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部内の現像剤を循環搬送する搬送部材と、
    前記現像剤収容部内に供給する補給剤を搬送する補給剤供給路に設けられ、補給剤を排出する補給口と、
    前記補給口よりも重力方向下方に設けられ、前記補給口から落下した補給剤を前記現像剤収容部に向けて滑り落とすための傾斜面を備え、前記補給口から前記現像剤収容部の側部に連絡する補給部と、
    を有する現像器において、
    前記傾斜面に隣接する前記補給部の側面のうち、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側に設けられた側面は、前記現像剤収容部に対して遠い側よりも前記現像剤収容部に近い側の方が、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側となるように傾斜していることを特徴とする現像器。
  2. 前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側に設けられた前記と、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向に平行な面となす角度Tは、
    10°≦T≦70°
    であることを特徴とする請求項の現像器。
  3. 前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側に設けられた前記と、前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向に平行な面となす角度Tは、
    10°≦T≦45°
    であることを特徴とする請求項2の現像器。
  4. 前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向下流側に設けられた前記面を前記補給部が面する前記搬送部材の現像剤搬送方向に垂直な面に投影した面の面積をD、補給口の断面積をOと定義すると、D/Oが0.10以上であることを特徴とする請求項1〜のいずれかの項に記載の現像器。
  5. 記録材に画像を形成して出力する画像形成装置において、静電像が形成される像担持体と、前記像担持体上の静電像を現像するための請求項1〜のいずれかの項に記載の現像器と、前記現像器により現像剤を用いて現像された画像を記録材に転写させる転写手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記現像器を複数有することを特徴とする請求項の画像形成装置。
  7. 複数の前記現像器を支持する回転体を有し、該回転体を回転させることにより所望の現像器を前記像担持体に対向する位置に移動させる回転式現像装置を有することを特徴とする請求項の画像形成装置。
  8. 少なくとも5個の現像器を有することを特徴とする請求項又はの画像形成装置。
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