JP5066726B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写装置、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
トナーを用いて画像形成を行う電子写真式複写装置等の画像形成装置では、感光体や転写手段に付着した転写残トナーはクリーニング手段によってクリーニングされ、廃トナー回収容器に搬送されて回収される。廃トナー回収容器は、廃トナーによって満杯となると新品と交換される。廃トナー回収容器が満杯となった際には画像形成装置を停止させる必要があるが、廃トナー回収容器が頻繁に満杯となると交換作業が煩雑となったり回収容器のコストがかかったりする等、ユーザにとっては望ましくないため、十分な廃トナー容量を確保する必要がある。しかし、画像形成装置自体も小型化が望まれていることから大きな廃トナー回収容器を搭載することは難しく、廃トナー回収容器にできるだけ効率よく廃トナーを回収させる必要がある。そこで、廃トナー回収容器に効率よく廃トナーを回収させる技術が、例えば「特許文献1」あるいは「特許文献2」に開示されている。
特開2002−148884号公報 特開2005−284012号公報
「特許文献1」に開示された技術では、ある1色だけ多い画像の頻度が高い場合には、その色の廃トナーだけが非常に多く回収されてしまうことで廃トナー搬送方向が一方向となってしまうため、逆方向に余裕があっても搬送することができずスペースを無駄にしてしまうという問題点がある。「特許文献2」に開示された技術では、各感光体から排出された廃トナーは本体内部の搬送経路を経て廃トナー回収容器に回収されるが、一度に大量の廃トナーが発生した場合(高画像面積率の画像が連続した場合)等においては廃トナーの流動性が大幅に低下しているため、搬送経路が詰まる可能性があるという問題点がある。
本発明は上述した各問題点を解決し、廃トナー回収容器に対して廃トナーを効率よく確実に排出することが可能な画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、表面に静電潜像を担持する並列配置された複数の像担持体と、前記像担持体と対応して配設され前記像担持体上の廃トナーをクリーニングする複数のクリーニング手段とを有し、前記各クリーニング手段は前記廃トナーを排出する排出口をそれぞれ有する画像形成装置において、内部に廃トナー均し手段を有し前記各排出口から排出された廃トナーを回収する廃トナー回収容器と、前記各像担持体からの廃トナー量を前記像担持体毎に検出する廃トナー量検出手段とを有し、廃トナー量の多い像担持体側から廃トナー量の少ない像担持体側に向けて廃トナーを前記各像担持体の配置方向と同方向に搬送すべく前記廃トナー均し手段を駆動すると共に、前記廃トナー量検出手段は前記静電潜像の画素数により廃トナー量を検出し、前記廃トナー均し手段による廃トナーの搬送方向を決定する画素数の判定は、前記各像担持体を作像順の上流側と下流側とに半数ずつ分けた組毎の画素数の総和によって行われることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、さらに前記廃トナー回収容器は装置本体に対して交換可能であり、装置本体に新たな廃トナー回収容器が装着された際に前記廃トナー量検知手段により検知された廃トナー量が初期化されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像形成装置において、さらに前記廃トナー均し手段はスクリュ部材を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか1つに記載の画像形成装置において、さらに前記像担持体及びこれと対応する前記クリーニング手段は装置本体に対して一体的に着脱自在であることを特徴とする。
本発明によれば、廃トナー回収容器内において廃トナーを確実に均すことができ故障の発生を低減することができると共に、廃トナー回収容器内に効率よく廃トナーを回収でき廃トナー回収容器の交換回数を低減してコストダウンを図ることができ、さらにユーザによる交換作業を低減でき作業効率を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。本実施形態では、画像形成装置としてタンデム方式を採用したフルカラー画像を形成可能な複写機を例にとって説明するが、本発明が適用可能な画像形成装置はこれに限定されず、プリンタ、ファクシミリ、これらの複合機等、種々の装置に適用可能である。
図1は、本発明の一実施形態を採用した画像形成装置の全体構成を示す断面図、図2は像担持体周辺の構成を示す断面図である。図1において、画像形成装置の装置本体100の下部には記録材である用紙を収納する給紙カセット20を有する給紙部が配設されており、給紙部の上方には作像部30が配設されている。作像部30は像担持体としての感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kを備えた4個の作像ユニットを有しており、作像部30の上方にはローラ11,12に巻き掛けられた可撓性を有する中間転写ベルト10が、作像部30の下方には各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面に静電潜像を形成する光書き込みユニット4がそれぞれ配設されている。装置本体100の右上方には用紙にトナーを定着させる定着装置23等が配設されており、給紙カセット20と定着装置23との間には用紙を搬送する用紙搬送経路が構成され、この用紙搬送経路中には呼び出しローラ21、レジストローラ対22等が配設されている。
中間転写ベルト10を介してローラ11と対向する位置には2次転写ローラ16が配設されており、中間転写ベルト10を介してローラ12と対向する位置にはベルトクリーニング装置15が配設されている。作像部30は中間転写ベルト10の下辺に対向して配設されており、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kは中間転写ベルト10の下辺に接触する態様でそれぞれ配設されている。中間転写ベルト10の下辺内側には、中間転写ベルト10を介してそれぞれ対応する感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに接触する1次転写ローラ14が配設されている。感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの周囲には、図2に示すように帯電ローラ7、現像ユニット9、クリーニング手段としてのクリーニング装置17がそれぞれ配置されている。本実施形態において、各作像ユニットは各現像ユニット9に収納されているトナーの色のみが異なる点を除いてそれぞれ同一構造であり、図2には1つの作像ユニットのみを示している。各作像ユニットはそれぞれ感光体ドラム1、現像ユニット9、クリーニング装置17、帯電ローラ7が一体的に構成されており、それぞれプロセスカートリッジを形成している。これにより装置本体100からプロセスカートリッジを容易に着脱でき、プロセスカートリッジに含まれる各部材の寿命時や故障時における交換性を向上することができる。
光書き込みユニット4は、光変調したレーザ光Lを各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面に照射して各色の静電潜像を作成する。装置本体100の上部には各色のトナーを収容したトナーボトル31Y,31M,31C,31Kが配設されている。消費によりトナーがなくなった際にはトナーボトル31Y,31M,31C,31Kの交換が行われ、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kや帯電ローラ7等のプロセスカートリッジの交換時期にのみプロセスカートリッジ全体を交換する。本実施形態ではトナーボトル31Y,31M,31C,31Kが装置本体100の上部に配設され、その下方に配設された各色のプロセスカートリッジまでトナーを搬送してトナー補給を行う構成を採用している。この構成により通常はトナーボトル31Y,31M,31C,31Kの交換のみですむため、ユーザのコストを低減することができる。また、装置本体100の他の部分を開閉して部品の交換を行う回数が低減し、シャッタ部材等でトナーの飛散を防止できメンテナンス性の向上を図ることができる。
上述した構成の画像形成装置において、画像形成動作が開始されると各作像ユニットの感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kが図示しない駆動手段によってそれぞれ時計回り方向に回転駆動され、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面が各帯電ローラ7によってそれぞれ所定の極性に一様に帯電される。帯電された各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面には光書き込みユニット4からのレーザ光Lがそれぞれ照射され、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面にはそれぞれ静電潜像が形成される。このとき、例えばスキャナ40によって読み取った所望のフルカラー画像を演算手段によって演算し、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに露光される画像情報がイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの色情報に分解したそれぞれ単色の画像情報に変換される。形成された各静電潜像は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kと各現像ユニット9とが対向した際に各現像ユニット9に収納されたトナーによってそれぞれ可視像化される。
各ローラ11,12の何れかを図示しない駆動手段によって反時計回り方向に回転駆動することにより中間転写ベルト10が走行駆動され、中間転写ベルト10には各作像ユニットにおいて形成された各色のトナー像が各1次転写ローラ14によって順次重ねて転写され、これにより中間転写ベルト10にはフルカラーのトナー像が担持される。トナー像を転写した後の各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面に付着した残留トナーは、クリーニング装置17によって各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面から除去される。各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kはその表面を図示しない除電手段によって除電され、表面電位を初期化されて次の画像形成に備えられる。
一方、給紙カセット20から呼び出しローラ21によって給送された用紙は、レジストローラ対22によって給紙タイミングを取られた後にローラ11と2次転写ローラ16との対向部に給送される。ここで2次転写ローラ16には中間転写ベルト10の表面に担持されたトナー像の帯電極性とは逆極性の転写電圧が印加され、これにより中間転写ベルト10の表面に担持されたトナー像が用紙上に一括転写される。トナー像が転写された用紙は定着装置23へと搬送され、定着装置23を通過する際に熱と圧力とによってトナー像が用紙上に溶融定着される。その後、トナー像が定着された用紙は装置本体100の上部に配設された排出ローラ対24によって機外へと排出される。トナー像を用紙に転写した後の中間転写ベルト10上に残留したトナーは、ベルトクリーニング装置15によって除去される。
上述の画像形成装置では、4個の作像ユニットを中間転写ベルト10に対向配置し、中間転写ベルト10に各色のトナーを順次重ねて転写するので、作像手段が1つで4色の現像装置を有し中間転写ベルト上にトナー像を重ねて転写した後に用紙に画像を転写する形式のものと比較して作像時間を大幅に短縮することができる。また、装置本体100の上部に排出された用紙を積載する積載部を有するので、装置本体100から積載部が突出することなく設置面積及び占有面積を小さくすることができる。
上述の説明は用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、作像部30の作像ユニットの何れか1つを使用して単色画像を形成する場合や、2色または3色の画像を形成する場合もある。本実施形態で示した画像形成装置を用いてモノクロ印刷を行う場合には、ブラックの作像ユニットのみを用いて作像を行い、作像したトナー像を用紙に転写して定着すればよい。
本実施形態で示したプロセスカートリッジでは、図2に示すようにクリーニング装置17が備える潤滑剤塗布ブラシローラ17aの線速が感光体ドラム1の線速に対して若干異なる速さに設定されている。ここでいう潤滑剤塗布ブラシローラ17aの線速とは、潤滑剤塗布ブラシローラ17aが感光体ドラム1の表面に接触している位置での線速をいう。本実施形態では、潤滑剤塗布ブラシローラ17aの直径は12mmであり直径30mmの感光体ドラム1に対して1mm食い込ませているので感光体ドラム1に接触している部分での潤滑剤塗布ブラシローラ17aの直径は実質10mmとなり、ここでいう線速は感光体ドラム1の直径30mm、潤滑剤塗布ブラシローラ17aの直径10mmで計算される。当然潤滑剤塗布ブラシローラ17a単体の外径が同じでも食い込み量の設定(感光体ドラム1と潤滑剤塗布ブラシローラ17aとの中心間距離)が変化すれば、ここで述べている潤滑剤塗布ブラシローラ17aの線速も変化するので適宜好ましい設定を選択するようにすればよい。図中符号17bは潤滑剤を、符号17eは付勢部材をそれぞれ示す。
潤滑剤塗布ブラシローラ17aとしてアクリル繊維、ナイロン繊維、PET繊維を用いたものを使用し、潤滑剤17bとして固形のステアリン酸亜鉛を用い、付勢部材17eによる適正な加圧力で潤滑剤17bを潤滑剤塗布ブラシローラ17aに押し当てた場合、感光体ドラム1の線速に対して潤滑剤塗布ブラシローラ17aの線速を0.8以上1未満または1を超え1.3以下程度の倍率の範囲に設定することが望ましい。特には若干速い1を超え1.3倍以下程度の範囲がより望ましい。また、本実施形態では図2に示すように、潤滑剤塗布ブラシローラ17aがクリーニングブレード17cの感光体ドラム回転方向上流側に位置し、感光体ドラム1上の転写残トナーのクリーニング補助手段としても機能するように構成しているため、クリーニング性に優れたコンパクトなプロセスカートリッジとなっている。クリーニングブレード17cによって掻き取られた残トナーは、重力により落下して搬送コイル17fによって廃トナー回収容器へと搬送される。
ここで、本発明の特徴部を説明する。本発明は、タンデム型の画像形成装置に設けられる各作像ユニットのクリーニング装置からそれぞれ排出された廃トナーを1つの廃トナー回収容器に回収する廃トナー回収機構に適用される。廃トナーは、1度ストレスを受けているためにトナー自体の流動性が新しいトナーに比して低下しているので、搬送することが難しい。そこで、各作像ユニットから廃トナー回収容器に廃トナーを回収することで廃トナー搬送経路を複雑化することなく、確実に廃トナー回収容器内に廃トナーを搬送することが可能となる。
一般的にタンデム型の画像形成装置ではブラック、シアン、マゼンタ、イエロの作像ユニットを備えており、各作像ユニットには現像装置、感光体ドラム、帯電手段、クリーニング装置が設けられている。従って、それぞれの作像ユニットから排出される廃トナーの量は一定とは限らない。一般的に転写率が一定であるとすると画像面積が大きい(平均画像面積が大きい)ほど廃トナーの排出量は多い。そのためある作像ユニットの色ばかりが印刷に使用され続けるとその色の廃トナーばかりが排出され、廃トナー回収容器内にまだ収容スペースがあってもその作像ユニットの部分でオーバーフローしてしまう。そこで、使用される作像ユニットが偏っていても(廃トナーの排出量が偏っていても)廃トナー回収容器内に廃トナーを効率よく収容するために廃トナー回収容器内で廃トナーを均一に均す必要がある。
図1に示した画像形成装置のように、作像ユニットがイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの作像順で並んだ画像形成装置において本発明の廃トナー回収機構を以下に説明する。
図3に示すように、装置本体100に交換可能に設けられた廃トナー回収容器50には各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに対応して配設された各クリーニング装置17から搬送される廃トナーの排出口51Y,51M,51C,51Kが接続されている。図3はブラックのみが多く印刷された廃トナー回収容器50内部の様子を示しており、このようにブラックの作像ユニットの排出口51Kからのみブラックの廃トナーが多く排出され、排出口51Kの下方にのみ廃トナーが多く溜まってしまうと、ブラックの廃トナーのみが排出口51Kからオーバーフローし、他のスペースが多く余っているにもかかわらず廃トナー回収容器50を交換する必要が生じ、コストアップしてしまう。そこで、図4に示すように廃トナー回収容器50には、内部で廃トナーを均す廃トナー均し手段55を備えている。スクリュ部材55aを有する廃トナー均し手段55は廃トナー回収容器50の外部にギヤ56を一体的に有しており、装置本体100に設けられ制御部58によって駆動制御されるモータ57から駆動伝達されることにより回転駆動される。
廃トナー均し手段55により廃トナー回収容器50内において廃トナーを均す様子を図5及び図6に示す。図5に示す例では、作像順の下流側から上流側に向けて廃トナーを搬送するようにモータ57を駆動させているため、排出口51Kの下方に溜まった廃トナーを均一に均すことができる。しかし、廃トナー均し手段55による廃トナーの搬送方向が逆の場合は、図6に示すように排出口51Kの下方に溜まった廃トナーは壁側に搬送されて均されずに溜まってしまい、排出口51Kよりオーバーフローしてしまう。
そこで本発明の第1の実施形態に示す構成では、図7に示すように装置本体100に作像ユニット毎の画素数を記憶する廃トナー量検出手段としての画素数記憶手段59を配置し、記憶された画素数から作像ユニット毎の廃トナー量を演算手段60によって演算し、廃トナー量の多い作像ユニット(感光体ドラム)側から廃トナー量の少ない作像ユニット側に向けて廃トナーを搬送させるように廃トナー均し手段55を作動させる。廃トナー均し手段55の動作方向は、モータ57の回転方向を変えることにより切り替えられる。イエロのみが多く印刷され、イエロの作像ユニットの排出口51Yからのみイエロの廃トナーが多く排出された場合における本発明の構成を図8に示す。
上述の構成により、廃トナー回収容器50内において廃トナーを確実に均すことができ故障の発生を低減することができると共に、廃トナー回収容器50内に効率よく廃トナーを回収でき廃トナー回収容器50の交換回数を低減してコストダウンを図ることができ、さらにユーザによる交換作業を低減でき作業効率を向上することができる。本実施形態では、廃トナー量検出手段として画素数記憶手段59を用いる構成としたが、廃トナー量検出手段として、例えば各排出口51Y,51M,51C,51Kから排出される廃トナーを検出するセンサを設け、廃トナー量を直接的に検出する構成、各排出口51Y,51M,51C,51Kの下方の所定の高さに複数のセンサをそれぞれ設け、廃トナーの高さを検出する構成等を採用してもよい。
図9は、本発明の第2の実施形態を示している。この第2の実施形態は第1の実施形態と比較すると、作像順がイエロ、マゼンタ、シアン、ブラックである画像形成装置の場合に、上流側の2つの作像ユニットであるイエロとマゼンタとの画素数の総和と、下流側の2つの作像ユニットであるシアンとブラックとの総和がそれぞれ画素数記憶手段59に記憶され、記憶された2つの画素数の大小を演算手段60によって比較し、画素数の総和の多い方から少ない方に向けて廃トナーを搬送すべく廃トナー均し手段55を作動させる点においてのみ相違している。この構成により、演算及び比較方法を単純化させることができるので、廃トナーの搬送方向を確実かつ簡単に検定することができる。この第2の実施形態においても第1の実施形態と同様に、廃トナー量を直接的に検出する構成あるいは廃トナーの高さを検出する構成等を採用してもよい。
上述した廃トナー回収容器50は、装置本体100に設けられた満杯検知センサによって廃トナー量が満杯になったことを検知される。満杯検知センサによって廃トナー回収容器50が満杯であると検知されると画像形成装置の動作が停止され、装置本体100に設けられた図示しないディスプレイにその旨が表示されてユーザやサービスマンに告知される。告知を受けユーザやサービスマンによって装置本体100から満杯の廃トナー回収容器50が取り外された後に新たな廃トナー回収容器50が装着され、装置本体100に設けられた廃トナー回収容器検知センサによって新たな廃トナー回収容器50が検知されると、画素数記憶手段59に記憶されている画素数情報がリセットされる。そして、その後画像形成が行われると新たな画素数情報が画素数記憶手段59に記憶される。この構成により、新品の廃トナー回収容器50の使用初期時から画素数情報を正しく反映することができ、効率よく廃トナーの回収を行うことができる。なお、画素数情報に代えて、廃トナー量情報あるいは廃トナー高さ情報等を用いてもよい。
上述の構成において、廃トナー回収容器50の満杯を検知する一例としては、図10及び図11に示すように受光素子52aと発光素子52bとを有する光学センサを用い、廃トナー回収容器50内に収容された廃トナー量の増減に伴い廃トナーの圧力で上下動するゴム膜52cに取り付けられたフィラ52dが所定の高さを超えて受光素子52aと発光素子52bとの間に入り込み、発光素子52bからの照射光が受光素子52aに入力されないことで満杯を検知する構成、あるいは廃トナーが満杯となると受光素子52aと発光素子との間に設けられたガラス管内に廃トナーが入り込み、発光素子52bからの照射光が受光素子52aに入力されないことで満杯を検知する構成等が挙げられる。また、廃トナー回収容器50が新品であることを検知する一例としては、画像形成装置が満杯を検知した状態からリセットされた際(上記構成では受光素子52aと発光素子52bとの間に入り込んでいたフィラ52dが移動して発光素子52bからの照射光が受光素子52aに再び入力される状態)に新品の廃トナー回収容器50が装着されたと判断する構成等が挙げられる。
上述した各実施形態では、図12に示すように各作像ユニットに設けられた搬送コイル17fによって搬送される廃トナーの排出口51Y,51M,51C,51Kの並びと同じ方向に廃トナー均し手段55が設けられているので、1本のスクリュ部材55aによって廃トナー回収容器50内の廃トナーを搬送して均すことができ、構成の簡易化及びコストダウンを図ることができる。
本発明の一実施形態を適用可能な画像形成装置の概略正面断面図である。 本発明の一実施形態に用いられるプロセスカートリッジの概略正面図である。 本発明の廃トナー回収機構を説明するための概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を用いた廃トナー均し動作を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を用いた廃トナー均し動作を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を用いた廃トナー均し動作を説明する概略図である。 本発明の第1の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を用いた廃トナー均し動作を説明する概略図である。 本発明の第2の実施形態に用いられる廃トナー回収容器を用いた廃トナー均し動作を説明する概略図である。 本発明の一実施形態における廃トナー回収容器内における廃トナーの満杯を検視する手段を説明する概略図である。 本発明の一実施形態における廃トナー回収容器内における廃トナーの満杯を検視する手段を説明する概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる廃トナー回収機構を説明する概略図である。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K 像担持体(感光体ドラム)
17 クリーニング手段(クリーニング装置)
50 廃トナー回収容器
51Y,51M,51C,51K 排出口
55 廃トナー均し手段
55a スクリュ部材
59 廃トナー量検出手段
100 装置本体

Claims (4)

  1. 表面に静電潜像を担持する並列配置された複数の像担持体と、前記像担持体と対応して配設され前記像担持体上の廃トナーをクリーニングする複数のクリーニング手段とを有し、前記各クリーニング手段は前記廃トナーを排出する排出口をそれぞれ有する画像形成装置において、
    内部に廃トナー均し手段を有し前記各排出口から排出された廃トナーを回収する廃トナー回収容器と、前記各像担持体からの廃トナー量を前記像担持体毎に検出する廃トナー量検出手段とを有し、廃トナー量の多い像担持体側から廃トナー量の少ない像担持体側に向けて廃トナーを前記各像担持体の配置方向と同方向に搬送すべく前記廃トナー均し手段を駆動すると共に、前記廃トナー量検出手段は前記静電潜像の画素数により廃トナー量を検出し、前記廃トナー均し手段による廃トナーの搬送方向を決定する画素数の判定は、前記各像担持体を作像順の上流側と下流側とに半数ずつ分けた組毎の画素数の総和によって行われることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記廃トナー回収容器は装置本体に対して交換可能であり、装置本体に新たな廃トナー回収容器が装着された際に前記廃トナー量検知手段により検知された廃トナー量が初期化されることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記廃トナー均し手段はスクリュ部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記像担持体及びこれと対応する前記クリーニング手段は装置本体に対して一体的に着脱自在であることを特徴とする画像形成装置。
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