JP2009198918A - トナー補給装置、画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サブホッパへのトナー補給直後にトナー溢れが発生することなく、なるべく多くの量のトナーをサブホッパに補給することができるトナー補給装置及びこれを備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナーTを収容するトナー補給容器71と、上面にトナー流入口72aが形成され、トナー補給容器71からトナー流入口72aを介してトナーが供給されるサブホッパ72と、サブホッパ72内のトナーTが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知センサ751を有するトナー検知回路75と、を備えるトナー補給装置7において、トナー検知センサ751をサブホッパ72の上面に設けた。より具体的には、トナー流入口72aから流入してサブホッパ72内で堆積したトナーTの山の頂上部の高さを測定するために、サブホッパ72のトナー流入口72aの近傍にトナー検知センサ751を設けた。
【選択図】図2
【解決手段】トナーTを収容するトナー補給容器71と、上面にトナー流入口72aが形成され、トナー補給容器71からトナー流入口72aを介してトナーが供給されるサブホッパ72と、サブホッパ72内のトナーTが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知センサ751を有するトナー検知回路75と、を備えるトナー補給装置7において、トナー検知センサ751をサブホッパ72の上面に設けた。より具体的には、トナー流入口72aから流入してサブホッパ72内で堆積したトナーTの山の頂上部の高さを測定するために、サブホッパ72のトナー流入口72aの近傍にトナー検知センサ751を設けた。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機、プリンタ、FAXなどの画像形成に用いるトナー補給装置及び画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの電子写真方式における画像形成装置では、感光体ドラムや感光体ベルトなどの像担持体上に画像情報を含んだ静電潜像を形成し、現像ローラから静電潜像にトナーを供給することによって現像を行っている。現像方式には、トナーのみからなる現像剤を用いた一成分現像方式と、トナーとキャリアからなる現像剤を用いた二成分現像方式とが知られている。二成分現像方式は、一成分現像方式と比べて転写性、ハーフトーンの再現性、及び温度・湿度に対する安定性などに優れており、一成分現像方式よりも多く利用されている。
二成分現像方式では、キャリアは消費されずにトナーのみが消費されるので、定期的に現像装置へトナー補給を行う必要がある。トナー補給容器としては、例えば、トナーボトルやトナーカートリッジが用いられる。トナーの補給は、スクリューによる圧送や重力による自由落下によってトナー補給容器から現像装置へトナーを送ることによって行われる。
サブホッパを備える画像形成装置の場合、図8に示すように、トナー補給容器71から、チューブ73及びポンプ76を介して、トナー流入口72aが形成されたサブホッパ72にトナーTが送られる。さらに、トナーTは、トナー搬送スクリュー74によってトナー流出口72bまで搬送され、このトナー流出口72bから現像装置4にトナーTが送られる(例えば、特許文献1参照)。
二成分現像方式では、キャリアは消費されずにトナーのみが消費されるので、定期的に現像装置へトナー補給を行う必要がある。トナー補給容器としては、例えば、トナーボトルやトナーカートリッジが用いられる。トナーの補給は、スクリューによる圧送や重力による自由落下によってトナー補給容器から現像装置へトナーを送ることによって行われる。
サブホッパを備える画像形成装置の場合、図8に示すように、トナー補給容器71から、チューブ73及びポンプ76を介して、トナー流入口72aが形成されたサブホッパ72にトナーTが送られる。さらに、トナーTは、トナー搬送スクリュー74によってトナー流出口72bまで搬送され、このトナー流出口72bから現像装置4にトナーTが送られる(例えば、特許文献1参照)。
このようにサブホッパ72を設けると、トナー補給容器71のトナーTがなくなっても、しばらくの間、サブホッパ72内のトナーTを用いて印刷が可能である。そのため、トナー補給容器71のトナーTがなくなり、トナー補給容器71の交換が必要になっても、すぐに交換しなくてもよく、作業者の手透きの時間に交換することができる。さらに、サブホッパ72を設けると、トナー補給容器71から現像装置4に直接、トナーTを補給するよりも高精度にトナーTを現像装置4に供給することができる。
以上のような理由によって、サブホッパを有する画像形成装置が実用化されている。このような画像形成装置では、サブホッパ内のトナーを検知するために、圧電体への接触圧を測定する圧電センサ、光の反射率を測定する光センサ、又は透磁率を測定する磁気センサなどが設けられている。
以上のような理由によって、サブホッパを有する画像形成装置が実用化されている。このような画像形成装置では、サブホッパ内のトナーを検知するために、圧電体への接触圧を測定する圧電センサ、光の反射率を測定する光センサ、又は透磁率を測定する磁気センサなどが設けられている。
圧電素子をトナー検知センサに用いた画像形成装置では、図8に示すように、サブホッパ72の側面に設置されたトナー検知センサ751、及びCPU752などを含むトナー検知回路75を用いて、トナーの有無が判断される。そして、「トナーなし」と判断されるとサブホッパ72の上部からトナーの投入が行われる。すなわち、現像装置4内のトナーTの収容量が少ない場合(図9参照)は、トナー検知回路75ではトナーTは検知されない。トナーTの存在が検知されない場合、現像装置4内にトナーが補給され、図10に示すようにトナーTの表面がトナー検知センサ751のセンサ面751aより高い位置にくる。こうなると、トナー補給容器71(図8記載)からのトナーの補給作業が停止する。ここで、トナー検知センサ751が光学式センサの場合、センサから出射する光は水平方向に進むので、図9の状態では、トナーが検知されず、図10の状態では、トナーが検知される。また、トナー検知センサ751が磁気式センサの場合、図9の状態では、トナーTが少ないので、トナーTがない場合と比べて透磁率は然程変化しない。一方、図10の状態ではセンサ前面がトナーで覆われるので透磁率が大きく変化し、トナー検知回路75でトナーの存在を検知することができる。
しかし、トナーは紛体であるため、サブホッパ72の上部から投入されたトナーTは、図11に示すように、実際は山状に堆積し、トナー検知回路75の認識が「トナーなし」から「トナーあり」に変化する時のサブホッパ72内のトナー量の測定結果にバラツキが生じる。バラツキが生じるのは、温度などの条件の相異によりトナーの流動性が変わるとトナーの堆積形状が変わるからである。
例えば、現像装置4のトナー消費が多く、頻繁にサブホッパ72にトナーTを供給している場合には、トナーTの流動性が高く緩やかな傾斜になるため、圧電式、光学式及び磁気式のセンサのいずれであっても、トナー検知回路75による「トナーあり」の認識が早くなり、「トナーあり」認識時のトナー量は予測より少なくなる。一方、現像装置4のトナー消費が少ない場合には、トナーTの流動性が低く急な傾斜になるため、圧電式、光学式及び磁気式のセンサのいずれであっても、トナー検知回路75による「トナーあり」の認識が遅くなり、「トナーあり」認識時のトナー量は予測より多くなる。
このようにトナー検知回路75のトナー認識基準にバラツキがあると、トナー補充時にサブホッパ72からトナーが溢れたり、トナー補充後のサブホッパ72のトナー量が予定より少なくなったりする。
例えば、現像装置4のトナー消費が多く、頻繁にサブホッパ72にトナーTを供給している場合には、トナーTの流動性が高く緩やかな傾斜になるため、圧電式、光学式及び磁気式のセンサのいずれであっても、トナー検知回路75による「トナーあり」の認識が早くなり、「トナーあり」認識時のトナー量は予測より少なくなる。一方、現像装置4のトナー消費が少ない場合には、トナーTの流動性が低く急な傾斜になるため、圧電式、光学式及び磁気式のセンサのいずれであっても、トナー検知回路75による「トナーあり」の認識が遅くなり、「トナーあり」認識時のトナー量は予測より多くなる。
このようにトナー検知回路75のトナー認識基準にバラツキがあると、トナー補充時にサブホッパ72からトナーが溢れたり、トナー補充後のサブホッパ72のトナー量が予定より少なくなったりする。
なお、トナー検知センサ751に光学式のセンサを用いた場合について図12及び図13を用いて具体的に説明する。図12は、トナー検知回路75によるトナーTの測定対象域がトナー流入口72aから遠い状態、すなわち、トナー検知回路75による測定可能距離が短い場合の状態を示している。また、この図はトナーTの測定対象域までトナーが堆積された瞬間の状態を示している。この図の状態では、トナー検知回路75は、トナーTの山の麓部を測定することになるので、トナー検知回路75による「トナーあり」の認識が遅れ、トナー流入口72aからトナーが溢れる可能性がある。一方、トナー検知回路75による測定可能距離が長い場合、図13に示すように、トナーTの測定対象域がトナー流入口72aに近くなり、自由落下しながらサブホッパ72内に入ってくるトナーによってトナー検知回路75が「トナーあり」であると判断する可能性がある。トナー検知回路75による「トナーあり」の判断が早くなると、トナー補給直後のサブホッパ72内のトナー量が少なくなり、サブホッパ72内の収容スペースを十分に利用することができなくなる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、サブホッパへのトナー補給直後にトナー溢れが発生することなく、なるべく多くの量のトナーをサブホッパに補給することができるトナー補給装置及びこれを備える画像形成装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する手段である本発明の特徴を以下に挙げる。
本発明のトナー補給装置は、トナーを収容するトナー補給容器と、上面にトナー流入口が形成され、トナー補給容器からトナー流入口を介してトナーが供給されるサブホッパと、サブホッパ内のトナーが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知センサを有するトナー検知手段と、を備えるトナー補給装置において、トナー検知センサがサブホッパの上面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記トナー流入口から流入してサブホッパ内で堆積したトナーの山の頂上部の高さを測定するために、サブホッパのトナー流入口の近傍にトナー検知センサが設けられていることを特徴とする。
本発明のトナー補給装置は、トナーを収容するトナー補給容器と、上面にトナー流入口が形成され、トナー補給容器からトナー流入口を介してトナーが供給されるサブホッパと、サブホッパ内のトナーが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知センサを有するトナー検知手段と、を備えるトナー補給装置において、トナー検知センサがサブホッパの上面に設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記トナー流入口から流入してサブホッパ内で堆積したトナーの山の頂上部の高さを測定するために、サブホッパのトナー流入口の近傍にトナー検知センサが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記サブホッパの上面に凹部が形成され、該凹部に前記トナー検知センサが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記サブホッパの上面には、前記サブホッパにトナーを供給するためのポンプが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記ポンプは、一軸偏芯スクリューポンプであることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記トナー検知センサは圧電センサであることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記サブホッパに振動を加えるための振動付与部材が設けられていることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載のトナー補給装置を備えていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記サブホッパの上面には、前記サブホッパにトナーを供給するためのポンプが設けられていることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記ポンプは、一軸偏芯スクリューポンプであることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記トナー検知センサは圧電センサであることを特徴とする。
また、本発明のトナー補給装置は、さらに、前記サブホッパに振動を加えるための振動付与部材が設けられていることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載のトナー補給装置を備えていることを特徴とする。
上記解決する手段としてのトナー補給装置及び画像形成装置では、トナー検知センサがサブホッパの上面に設けられているので、トナー検知センサの位置をトナー流入口の近傍にすれば、サブホッパへのトナー補給直後にトナー溢れが発生することなく、なるべく多くの量のトナーをサブホッパに補給することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものであり、以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明のトナー補給装置の一実施形態を備える画像形成装置を示している。この画像形成装置は複写機であり、画像形成装置本体2と圧板開閉式スキャナ3とから構成されている。画像形成装置本体2の内部には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用の像担持体(感光体ともいう)1Y,M,C,Kが並行して配設されている。すなわち、この画像形成装置は、タンデム型のカラーレーザー複写機である。画像形成装置本体2は、プリンタ部100と、プリンタ部100を載せる給紙装置200とを備えている。圧板開閉式スキャナ3は、プリンタ部100の上に固定されたスキャナ部本体300と、スキャナ部本体300に回動自在に設けられた自動原稿送り装置400とを備えている。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4個のプロセスカートリッジ18Y,M,C,Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示している。プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及びベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
上記プリンタ部100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための4個のプロセスカートリッジ18Y,M,C,Kからなる画像形成ユニット20を備えている。各符号の数字の後に付されたY,M,C,Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の部材であることを示している。プロセスカートリッジ18Y,M,C,Kの他には、光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及びベルト定着方式の定着装置25などが配設されている。
原稿をコピーする際には、ユーザーは、例えばシート原稿の束を自動原稿送り装置400の原稿台30にセットする。又は、1枚の原稿をコンタクトガラス32の上に載置する。1枚ずつコンタクトガラス32の上に載置する場合、先ず、スキャナ部本体300に対して自動原稿送り装置400を上方へ回動させ、コンタクトガラス32を露出させる。この後、コンタクトガラス32に原稿を載置し、次いで自動原稿送り装置400を下方へ回動させてコンタクトガラス32との間に原稿を挟み込む。
このようにして原稿をセットした後、コピースタートスイッチを押下すると、スキャナ部本体300による原稿読取動作がスタートする。ただし、自動原稿送り装置400にシート原稿をセットした場合には、この原稿読取動作に先立って、自動原稿送り装置400が作動してシート原稿をコンタクトガラス32まで移動させる。原稿読取動作では、先ず、第1走行体33と第2走行体34とが共に走行を開始し、第1走行体33に設けられた光源から光が発射される。そして、原稿面からの反射光は、第2走行体34内に設けられたミラーで反射し、次いで、結像レンズ35を通過し、最後に読取センサ36に入射する。読取センサ36は、入射光に基づいて画像情報を構築する。シート原稿が自動原稿送り装置400によりコンタクトガラス32上に載置された場合には、シート原稿は原稿排紙部31に排紙される。
このような原稿読取動作と併行して、各プロセスカートリッジ18Y,M,C,K内の各機器、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及び定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各像担持体1Y,M,C,K上に、Y,M,C,Kトナー像が形成される。これらのトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせて転写され、4色トナー像となる。
このような原稿読取動作と併行して、各プロセスカートリッジ18Y,M,C,K内の各機器、中間転写ユニット17、二次転写装置22、及び定着装置25がそれぞれ駆動を開始する。そして、読取センサ36によって構築された画像情報に基づいて、光書込ユニット21が駆動制御されて、各像担持体1Y,M,C,K上に、Y,M,C,Kトナー像が形成される。これらのトナー像は、中間転写ベルト110上に重ね合わせて転写され、4色トナー像となる。
また、原稿読取動作の開始とほぼ同時に、給紙装置200は給紙動作を開始する。この給紙動作では、複数の給紙ローラ42のうちの1個が選択的に回転させられ、ペーパーバンク43内に複数段に設けられた給紙カセット44のうちの1つから転写紙が送り出される。転写紙が送り出される際、分離ローラ45で1枚ずつ転写紙が分離されて1枚ずつ転写紙が給紙路46に進入する。その後、搬送ローラ対47によって二次転写ニップに向けて搬送される。一方、給紙カセット44からの給紙に代えて、手差しトレイ51からの給紙が行われる場合がある。この場合、手差し給紙ローラ50が選択的に回転させられ、手差し給紙ローラ50によって転写紙が画像形成装置内に送り出される。その際、複数枚の転写紙が相互の摩擦力により一体として搬送されようとするが、分離ローラ52があるので、転写紙は1枚ずつ搬送されることになる。このようにして1枚ずつ転写紙がプリンタ部100の手差し給紙路53に給紙される。
以下、画像形成装置の構成要素(光書込ユニット21、中間転写ユニット17、二次転写装置22及び定着装置25)について説明する。なお、フルカラー画像を形成する場合を前提として説明する。
先ず、光書込ユニット21について説明する。光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて像担持体1の表面にレーザー光を照射する。すると、帯電装置によって一様帯電された像担持体1は、レーザー光が照射された部分について表面電位が減衰する。この減衰により、像担持体1の表面に静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は現像装置4Y,M,C,Kによって現像されてトナー像となる。
なお、像担持体1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の像担持体1の表面にはトナーが残っているため、クリーニング装置によって像担持体1の表面がクリーニングされる。そして、潤滑剤塗布装置を経た後、除電器によって除電され、帯電装置によって一様帯電され、初期状態に戻る。
先ず、光書込ユニット21について説明する。光書込ユニット21は、図示しない光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて像担持体1の表面にレーザー光を照射する。すると、帯電装置によって一様帯電された像担持体1は、レーザー光が照射された部分について表面電位が減衰する。この減衰により、像担持体1の表面に静電潜像が形成される。このようにして形成された静電潜像は現像装置4Y,M,C,Kによって現像されてトナー像となる。
なお、像担持体1に形成されたトナー像は、中間転写ベルト110に一次転写される。一次転写後の像担持体1の表面にはトナーが残っているため、クリーニング装置によって像担持体1の表面がクリーニングされる。そして、潤滑剤塗布装置を経た後、除電器によって除電され、帯電装置によって一様帯電され、初期状態に戻る。
次いで、中間転写ユニット17について説明する。中間転写ユニット17は、中間転写ベルト110とベルトクリーニング装置90を有している。また、中間転写ユニット17は、従動ローラ14、駆動ローラ15、二次転写ローラ16、及び4個の一次転写ローラ62Y,M,C,Kを有している。中間転写ベルト110は、従動ローラ14を含む複数のローラによって張架されている。そして、中間転写ベルト110は、モータによって駆動される駆動ローラ15の回転によって無端移動する。4個の一次転写ローラ62Y,M,C,Kは、それぞれ中間転写ベルト110の内周面に接触するようにして配設され、図示しない電源から一次転写バイアス電圧が印加される。また、一次転写ローラ62Y,M,C,Kは、中間転写ベルト110をその内周面側から像担持体1Y,M,C,Kに向けて押圧して一次転写ニップを形成する。そして、一次転写バイアス電圧の影響により、像担持体1Y,M,C,Kと一次転写ローラ62Y,M,C,Kとの間(一次転写ニップ)に一次転写電界が形成される。
像担持体1Y上に形成されたYトナー像は、この一次転写電界やニップ圧の影響によって中間転写ベルト110に一次転写される。このYトナー像には、像担持体1M,C,Kに形成されたM,C,Kトナー像が順次重ね合わされる。この重ね合わせにより、中間転写ベルト110には多重トナー像である4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
中間転写ベルト110に転写された4色トナー像は、二次転写ニップで転写紙に転写される。二次転写ニップ通過後にトナーが表面に残留した中間転写ベルト110は、従動ローラ14とベルトクリーニング装置90との間に挟み込まれ、ここでベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
中間転写ベルト110に転写された4色トナー像は、二次転写ニップで転写紙に転写される。二次転写ニップ通過後にトナーが表面に残留した中間転写ベルト110は、従動ローラ14とベルトクリーニング装置90との間に挟み込まれ、ここでベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。
次いで、二次転写装置22について説明する。二次転写装置22は、中間転写ユニット17の下方に設けられている。また、二次転写装置22は、2個の張架ローラ23によって張架された紙搬送ベルト24を備えている。紙搬送ベルト24は、少なくともいずれか一方の張架ローラ23の回転駆動に伴って、無端移動する。2個の張架ローラ23のうち、図中右側に配設された張架ローラ23は、二次転写ローラ16と対になって、中間転写ベルト110及び紙搬送ベルト24を挟み込んでいる。この挟込みにより、中間転写ベルト110と紙搬送ベルト24とが接触して二次転写ニップが形成される。そして、この右側の張架ローラ23には、トナーと逆極性の二次転写バイアス電圧が印加される。この二次転写バイアス電圧の印加により、二次転写ニップにおいて中間転写ベルト110から張架ローラ23側に向けてトナーが静電移動する二次転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト110に転写された4色トナー像に同期するようにレジストローラ対49によって二次転写ニップに送り込まれた転写紙に、二次転写電界及びニップ圧の影響により4色トナー像が転写される。なお、張架ローラ23に二次転写バイアス電圧を印加する方式に代えて、帯電チャージャで転写紙を非接触状態で帯電させる方式を採用してもよい。
画像形成装置本体2の下部に設けられた給紙装置200には、複数の転写紙を束の状態にして収容可能な給紙カセット44が、鉛直方向に間隔を置いて複数配設されている。給紙カセット44の一番上の転写紙には、給紙ローラ42が押し当てられている。そして、給紙ローラ42を回転させることにより、一番上の転写紙は給紙路46に向けて送り出される。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46には、複数の搬送ローラ対47と、給紙路46の末端付近に設けられたレジストローラ対49とが設けられている。転写紙は、搬送ローラ対47を介してレジストローラ対49に向けて搬送される。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、二次転写ニップにおいて4色トナー像を転写させることができるタイミングでローラ間に挟み込んだ転写紙を送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に転写される。このようにしてフルカラー画像が印刷された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って移動し、次いで紙搬送ベルト24から定着装置25に送られる。
給紙カセット44から送り出された転写紙を受け入れる給紙路46には、複数の搬送ローラ対47と、給紙路46の末端付近に設けられたレジストローラ対49とが設けられている。転写紙は、搬送ローラ対47を介してレジストローラ対49に向けて搬送される。レジストローラ対49に向けて搬送された転写紙は、レジストローラ対49のローラ間に挟まれる。一方、中間転写ベルト110上に形成された4色トナー像は、ベルトの無端移動に伴って二次転写ニップに進入する。レジストローラ対49は、二次転写ニップにおいて4色トナー像を転写させることができるタイミングでローラ間に挟み込んだ転写紙を送り出す。これにより、二次転写ニップでは、中間転写ベルト110上の4色トナー像が転写紙に転写される。このようにしてフルカラー画像が印刷された転写紙は、紙搬送ベルト24の無端移動に伴って移動し、次いで紙搬送ベルト24から定着装置25に送られる。
最後に、定着装置25について説明する。定着装置25は、定着ベルト26を2個のローラによって張架させながら無端移動させる装置であるベルトユニットと、定着ベルト26を押圧する加圧ローラ27とを備えている。定着ベルト26と加圧ローラ27とは互いに当接して定着ニップを形成しており、紙搬送ベルト24から受け取った転写紙をここに挟み込む。ベルトユニットにおける2個のローラのうち、加圧ローラ27に押圧される方のローラは、内部に図示しない熱源を備えており、このローラの発熱によって定着ベルト26を加熱する。加熱された定着ベルト26は、定着ニップに挟み込まれた転写紙を加熱する。この加熱やニップ圧の影響により、フルカラー画像が転写紙に定着する。
定着装置25で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板から突設したスタック部57に排紙されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために二次転写ニップに戻されるかする。
定着装置25で定着処理が施された転写紙は、プリンタ筐体の図中左側板から突設したスタック部57に排紙されるか、もう一方の面にもトナー像を形成するために二次転写ニップに戻されるかする。
なお、Kトナーのみからなるモノクロ画像を形成する場合には、図示しない機構により、中間転写ベルト110を図中左下に傾けるような姿勢にして、その上部張架面を像担持体1Y,M,Cから離間させる。そして、4個の像担持体1Y,M,C,Kのうち、像担持体1Kだけを回転させて、Kトナー像だけを作像する。この際、Y,M,Cについては、像担持体1だけでなく、現像装置4の駆動をも停止させる。
上述した実施形態の画像形成装置は、機器の制御を司るCPUなどから構成される制御部と、液晶ディスプレイや各種キーボタンなどから構成される操作表示部とを備えている。ユーザーは、この操作表示部に対するキー入力操作により、制御部に対して命令を送ることで、片面プリントモード又は両面プリントモードを選択することができる。
[第1実施形態]
図2は、本発明のトナー補給装置の第1実施形態を示している。図に示すトナー補給装置7は、トナーが収容されたトナー補給容器71と、トナー補給容器71からトナーが供給され、現像装置4にトナーを供給するサブホッパ72とを備えている。また、トナー補給装置7は、トナー補給容器71とサブホッパ72とを連結するチューブ73と、サブホッパ72内に設けられたトナー搬送スクリュー74と、サブホッパ72内のトナーが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知手段であるトナー検知回路75とを備えている。トナー検知回路75は、サブホッパ72の上面に設けられたトナー検知センサ751及びCPU752などを備えている。ここで、基準量とは、トナーの補給を停止する基準となるトナーの量をいう。この基準に達した場合に、即座にトナーの補給を停止してもよいし、多少のタイムラグを設けて停止してもよい。
トナー補給容器71内のトナーは、重力による自由落下により、チューブ73を介して、サブホッパ72のトナー流入口72aからサブホッパ72内に流入する。サブホッパ72内に流入したトナーは、トナー搬送スクリュー74によって、図中、左側に搬送され、トナー流出口72bから落下して、現像装置4に供給される。
図2は、本発明のトナー補給装置の第1実施形態を示している。図に示すトナー補給装置7は、トナーが収容されたトナー補給容器71と、トナー補給容器71からトナーが供給され、現像装置4にトナーを供給するサブホッパ72とを備えている。また、トナー補給装置7は、トナー補給容器71とサブホッパ72とを連結するチューブ73と、サブホッパ72内に設けられたトナー搬送スクリュー74と、サブホッパ72内のトナーが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知手段であるトナー検知回路75とを備えている。トナー検知回路75は、サブホッパ72の上面に設けられたトナー検知センサ751及びCPU752などを備えている。ここで、基準量とは、トナーの補給を停止する基準となるトナーの量をいう。この基準に達した場合に、即座にトナーの補給を停止してもよいし、多少のタイムラグを設けて停止してもよい。
トナー補給容器71内のトナーは、重力による自由落下により、チューブ73を介して、サブホッパ72のトナー流入口72aからサブホッパ72内に流入する。サブホッパ72内に流入したトナーは、トナー搬送スクリュー74によって、図中、左側に搬送され、トナー流出口72bから落下して、現像装置4に供給される。
図3は、サブホッパ72を拡大して示している。図に示すように、サブホッパ72に供給されたトナーTは山状になり、山の頂上部Taはトナー流入口72aに位置している。本実施形態では、トナー流入口72aは丸穴とされており、トナーの山は円錐状になる。ここで、トナー流入口の形状は、特に限定されない。トナー流入口は、例えば、角穴であってもよいし、サブホッパ72の幅方向(紙面奥行き方向)に沿ったスリットであってもよい。
圧電式のトナー検知センサ751のセンサ面751aは、トナーTと接触している。トナー検知センサ751のセンサ面751aにトナーTが接触して圧力が加わると、トナー検知センサ751の圧電体の微小な形状変化によりトナー検知回路75を流れる電流値が変化するので、トナーTがセンサ面751aの高さまで堆積したことを認識することができる。トナー検知センサ751がサブホッパ72のトナー流入口72aの近傍に設けられている理由は、サブホッパ72のトナー流入口72aから流入しサブホッパ72内に堆積したトナーTの山の頂上部Taの高さを測定するためである。なお、トナーTの山の頂上はトナー流入口72aに位置するので、トナー検知センサ751を用いて正確にトナーTの山の頂上の位置を測定するのは、困難である。そのため、頂上の近傍を含んだ頂上部Taを測定することになる。山の頂上付近を測定することができる程度にトナー検知センサ751がトナー流入口72aに近接していれば、頂上部Taの測定といえる。より具体的には、本発明では、山の麓である点Aの高さと山の頂点である点Bの高さとの中間の高さ(点C)以上の高さのトナーを測定することができれば、トナーの山の頂上部Taの高さを測定するようにトナー検知センサが配置されているものとする。
圧電式のトナー検知センサ751のセンサ面751aは、トナーTと接触している。トナー検知センサ751のセンサ面751aにトナーTが接触して圧力が加わると、トナー検知センサ751の圧電体の微小な形状変化によりトナー検知回路75を流れる電流値が変化するので、トナーTがセンサ面751aの高さまで堆積したことを認識することができる。トナー検知センサ751がサブホッパ72のトナー流入口72aの近傍に設けられている理由は、サブホッパ72のトナー流入口72aから流入しサブホッパ72内に堆積したトナーTの山の頂上部Taの高さを測定するためである。なお、トナーTの山の頂上はトナー流入口72aに位置するので、トナー検知センサ751を用いて正確にトナーTの山の頂上の位置を測定するのは、困難である。そのため、頂上の近傍を含んだ頂上部Taを測定することになる。山の頂上付近を測定することができる程度にトナー検知センサ751がトナー流入口72aに近接していれば、頂上部Taの測定といえる。より具体的には、本発明では、山の麓である点Aの高さと山の頂点である点Bの高さとの中間の高さ(点C)以上の高さのトナーを測定することができれば、トナーの山の頂上部Taの高さを測定するようにトナー検知センサが配置されているものとする。
勿論、光学式のトナー検知センサを用いた場合でも、トナーTの山の頂上部Taを測定することができる。従来のようにサブホッパの側面にトナー検知センサを設ける場合に比べて測定距離が短くなるので、高精度な測定を行うことができる。また、磁気式のトナー検知センサを用いた場合、従来のように側面にトナー検知センサを設ける場合に比べて、トナーTの山の頂上部Taの透磁率を測定することができるので、高精度な測定を行うことができる。
すなわち、本発明は、圧電式、光学式及び磁気式のいずれのトナー検知センサにも適用することができる。
すなわち、本発明は、圧電式、光学式及び磁気式のいずれのトナー検知センサにも適用することができる。
上述したように、本実施形態のトナー補給装置7では、トナー検知センサ751がサブホッパ72の上面に取り付けられているので、トナー検知センサ751の判断が「トナーなし」から「トナーあり」に切り換わる時点のトナー重量のバラツキを改善することができる。その結果を図4に示す。図中、「側面センサ」とあるのは、圧電式のトナー検知センサ751をサブホッパ72の側面に取り付けた場合の従来の方法を意味している。一方、「上面センサ」とあるのは、圧電式のトナー検知センサ751をサブホッパ72の上面に取り付けた場合の本発明の方法を意味している。「トナーなし」から「トナーあり」に切り換わる時点のトナー重量を30回測定した。勿論、トナー補給装置7には同一のものを用いた。
その結果、トナー重量の平均値は、本発明の方が重く、従来よりもトナー補給直後のトナーの量を多くすることができた。また、測定値の標準偏差は、従来の「側面センサ」が6.2であるのに対し、本発明の「上面センサ」では2.1となり、本発明の上面センサの方が大幅に精密度が高い。したがって、本発明では、より安定したトナーの補給を行うことができるようになった。
その結果、トナー重量の平均値は、本発明の方が重く、従来よりもトナー補給直後のトナーの量を多くすることができた。また、測定値の標準偏差は、従来の「側面センサ」が6.2であるのに対し、本発明の「上面センサ」では2.1となり、本発明の上面センサの方が大幅に精密度が高い。したがって、本発明では、より安定したトナーの補給を行うことができるようになった。
また、トナー検知センサ751の位置をトナー流入口72aの近傍に設置し、トナーTの山の頂上部Taの測定を行うようにしたので、トナーTの山の頂上部Taがトナー流入口72aに近接したことを正確に認識することができる。そのため、トナー流入口72aからのトナー溢れを確実に防止することができる。
上述したように、本実施形態のトナー補給装置7では、トナー検知センサ751がサブホッパ72の上面に設けられているので、トナー検知センサ751の位置をトナー流入口72aの近傍にすれば、サブホッパ72へのトナー補給直後にトナー溢れが発生することなく、なるべく多くの量のトナーをサブホッパ72に補給することができる。
また、トナー補給装置7を画像形成装置に用いることで高画質画像を得ることができる。
上述したように、本実施形態のトナー補給装置7では、トナー検知センサ751がサブホッパ72の上面に設けられているので、トナー検知センサ751の位置をトナー流入口72aの近傍にすれば、サブホッパ72へのトナー補給直後にトナー溢れが発生することなく、なるべく多くの量のトナーをサブホッパ72に補給することができる。
また、トナー補給装置7を画像形成装置に用いることで高画質画像を得ることができる。
[第2実施形態]
図5は、本発明のトナー補給装置の第2実施形態を示している。このトナー補給装置7では、サブホッパ72の上面の幅方向全体に凹部72cが形成され、そこに圧電式のトナー検知センサ751が設けられている点と、サブホッパ72の上面にトナーを供給するためのポンプ76が設けられている点で第1実施形態と異なる。トナー検知センサ751はポンプ76との抵触を避けるため、凹部72cに設けられている。トナー検知センサ751に接続されている導線は、凹部72c上を這うようにして設けられ、サブホッパ72の側端から出され、CPU752に接続されている。
このトナー補給装置7では、トナー検知センサ751のセンサ面751aにトナーが接触したら、トナーTの山の頂上がトナー流入口72aに至らなくてもトナーTの頂上部Taがセンサ面751aと接触する(図6参照)。したがって、トナー検知センサ751によってトナーが検知される時が早まり、トナー流入口72aからのトナー溢れをより確実に防止することができる。勿論、圧電式のセンサでなく、光学式又は磁気式のセンサを用いても同様の効果を得ることができる。
また、このトナー補給装置7では、トナー検知センサ751がサブホッパ72の上面から突出しないようにサブホッパ72の上面に凹部72cが形成されているため、ポンプ76との抵触を避けることができるので、ポンプ76の配置の自由度が大きい。
このトナー補給装置7では、チューブ73の材質には、例えば、柔軟性のある樹脂チューブを好適に用いることができる。柔軟性のある樹脂チューブを用いると、チューブ73を這い回すことができ、トナー補給容器71のレイアウトの自由度が増し、機械の小型化を図ることができる。
図5は、本発明のトナー補給装置の第2実施形態を示している。このトナー補給装置7では、サブホッパ72の上面の幅方向全体に凹部72cが形成され、そこに圧電式のトナー検知センサ751が設けられている点と、サブホッパ72の上面にトナーを供給するためのポンプ76が設けられている点で第1実施形態と異なる。トナー検知センサ751はポンプ76との抵触を避けるため、凹部72cに設けられている。トナー検知センサ751に接続されている導線は、凹部72c上を這うようにして設けられ、サブホッパ72の側端から出され、CPU752に接続されている。
このトナー補給装置7では、トナー検知センサ751のセンサ面751aにトナーが接触したら、トナーTの山の頂上がトナー流入口72aに至らなくてもトナーTの頂上部Taがセンサ面751aと接触する(図6参照)。したがって、トナー検知センサ751によってトナーが検知される時が早まり、トナー流入口72aからのトナー溢れをより確実に防止することができる。勿論、圧電式のセンサでなく、光学式又は磁気式のセンサを用いても同様の効果を得ることができる。
また、このトナー補給装置7では、トナー検知センサ751がサブホッパ72の上面から突出しないようにサブホッパ72の上面に凹部72cが形成されているため、ポンプ76との抵触を避けることができるので、ポンプ76の配置の自由度が大きい。
このトナー補給装置7では、チューブ73の材質には、例えば、柔軟性のある樹脂チューブを好適に用いることができる。柔軟性のある樹脂チューブを用いると、チューブ73を這い回すことができ、トナー補給容器71のレイアウトの自由度が増し、機械の小型化を図ることができる。
図7は、図5のポンプ76を拡大して示している。このポンプ76は、一軸偏芯スクリューポンプであり、螺旋状の凸部が形成されたロータ761と、このロータ761を覆う螺旋状の溝が形成されたステータ762とを備えている。チューブ73の一端は、トナー流入部763に接続され、このトナー流入部763からポンプ76内にトナーが流入する。そして、トナーは、ロータ761とステータ762との間隙を通過し、トナー流出部764から流出する。トナー流出部764はトナー流入口72a(図5記載)に接続され、このトナー流入口72aを介してサブホッパ72内にトナーが補給される。このポンプ76は、いわゆるモーノポンプと呼ばれ、高い補給分解能を持ち搬送量にバラツキの少ないトナー供給を可能とする。また、一般的にポンプ機能が優れており、トナー補給時間を短くすることができる。
なお、上述した実施形態の構成に加えて、トナー検知センサ751の近傍に、サブホッパ72に振動を加えるための振動付与部材を設けるとよい。サブホッパ72に振動を与えると、トナーTの山の傾斜が緩やかになり、トナー検知回路75でのトナー認識判断がより安定すると共に、サブホッパ72内の空間を十分に利用することができる。
1 像担持体
2 画像形成装置本体
3 圧板開閉式スキャナ
4 現像装置
7 トナー補給装置
71 トナー補給容器
72 サブホッパ
72a トナー流入口
72b トナー流出口
72c 凹部
73 チューブ
74 トナー搬送スクリュー
75 トナー検知回路
751 トナー検知センサ
751a センサ面
752 CPU
76 ポンプ
761 ロータ
762 ステータ
763 トナー流入部
764 トナー流出部
14 従動ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写ローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
31 原稿排紙部
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
62 一次転写ローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
200 給紙装置
300 スキャナ部本体
400 自動原稿送り装置
T トナー
Ta 頂上部
2 画像形成装置本体
3 圧板開閉式スキャナ
4 現像装置
7 トナー補給装置
71 トナー補給容器
72 サブホッパ
72a トナー流入口
72b トナー流出口
72c 凹部
73 チューブ
74 トナー搬送スクリュー
75 トナー検知回路
751 トナー検知センサ
751a センサ面
752 CPU
76 ポンプ
761 ロータ
762 ステータ
763 トナー流入部
764 トナー流出部
14 従動ローラ
15 駆動ローラ
16 二次転写ローラ
17 中間転写ユニット
18 プロセスカートリッジ
20 画像形成ユニット
21 光書込ユニット
22 二次転写装置
23 張架ローラ
24 紙搬送ベルト
25 定着装置
26 定着ベルト
27 加圧ローラ
30 原稿台
31 原稿排紙部
32 コンタクトガラス
33 第1走行体
34 第2走行体
35 結像レンズ
36 読取センサ
42 給紙ローラ
43 ペーパーバンク
44 給紙カセット
45 分離ローラ
46 給紙路
47 搬送ローラ対
49 レジストローラ対
50 手差し給紙ローラ
51 手差しトレイ
52 分離ローラ
53 手差し給紙路
57 スタック部
62 一次転写ローラ
90 ベルトクリーニング装置
100 プリンタ部
110 中間転写ベルト
200 給紙装置
300 スキャナ部本体
400 自動原稿送り装置
T トナー
Ta 頂上部
Claims (8)
- トナーを収容するトナー補給容器と、
上面にトナー流入口が形成され、トナー補給容器からトナー流入口を介してトナーが供給されるサブホッパと、
サブホッパ内のトナーが基準量に達したか否か検知するためのトナー検知センサを有するトナー検知手段と、
を備えるトナー補給装置において、
トナー検知センサがサブホッパの上面に設けられている
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1に記載のトナー補給装置において、
前記トナー流入口から流入してサブホッパ内で堆積したトナーの山の頂上部の高さを測定するために、サブホッパのトナー流入口の近傍にトナー検知センサが設けられている
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のトナー補給装置において、
前記サブホッパの上面に凹部が形成され、該凹部に前記トナー検知センサが設けられている
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項3に記載のトナー補給装置において、
前記サブホッパの上面には、前記サブホッパにトナーを供給するためのポンプが設けられている
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項4に記載のトナー補給装置において、
前記ポンプは、一軸偏芯スクリューポンプである
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のトナー補給装置において、
前記トナー検知センサは圧電センサである
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のトナー補給装置において、
前記サブホッパに振動を加えるための振動付与部材が設けられている
ことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のトナー補給装置を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008042092A JP2009198918A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | トナー補給装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008042092A JP2009198918A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | トナー補給装置、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009198918A true JP2009198918A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41142440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008042092A Pending JP2009198918A (ja) | 2008-02-22 | 2008-02-22 | トナー補給装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009198918A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013148881A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-08-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2013257458A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Ricoh Co Ltd | 粉体補給装置及び画像形成装置 |
-
2008
- 2008-02-22 JP JP2008042092A patent/JP2009198918A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013148881A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-08-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2013257458A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Ricoh Co Ltd | 粉体補給装置及び画像形成装置 |
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