JP2020079832A - 画像形成装置 - Google Patents

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拓也 小野寺
Takuya Onodera
拓也 小野寺
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Abstract

【課題】廃トナー容器に収容された廃トナーの量に関する情報を正確に取得することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】本発明の画像形成装置1は、廃トナー容器71と検知部材81と移動部82と検知部130とを備える。廃トナー容器71は、廃トナー73が収容される。検知部材81は、廃トナー容器71内に挿入可能である。移動部82は、廃トナー73に向かって検知部材81を移動させる。検知部130は、検知部材81が廃トナー73と接触したことを検知する。【選択図】図5

Description

本発明は、廃トナーが収容される廃トナー容器を備える画像形成装置に関する。
画像形成装置として、複写機、プリンター又はファクシミリが知られている。画像形成装置には、トナーを用いて転写紙に画像を転写するものがある。或る画像形成装置は、感光体から転写紙にトナー像を転写する。他の或る画像形成装置は、まず、感光体から中間転写ベルトにトナー像を転写し、次いで、中間転写ベルトから転写紙にトナー像を転写する。
トナーは、転写時に転写されずに感光体に残存することがある。同様に、中間転写ベルトにもトナーが残存することがある。残存したトナーは、廃トナーと呼ばれる。廃トナーは、クリーニング装置によって廃トナー容器内に落とされる。
満杯の廃トナー容器であることを検出する満杯検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。満杯検出装置は、フロート部材と発光素子と受光素子とを備える。フロート部材は、廃トナー容器内で支持部材により吊り下げられる。フロート部材には、遮光部材が設けられている。フロート部材は、廃トナー容器に収容された廃トナーによって浮揚する。遮光部材が発光素子から受光素子への光路を遮ることによって、満杯の廃トナー容器であることを満杯検出装置は検出する。
特開平4−128782号公報
しかしながら、特許文献1に記載の満杯検出装置では、廃トナー容器の底に落下する前の廃トナーが、発光素子又は受光素子に付着することがあった。そのため、満杯の廃トナー容器でないにもかかわらず、満杯の廃トナー容器であると満杯検出装置では検出された。つまり、特許文献1に記載の満杯検出装置では、満杯の廃トナー容器であることを正確に検出できなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、廃トナー容器に収容された廃トナーの量に関する情報を正確に取得することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、廃トナー容器と検知部材と移動部と検知部とを備える。廃トナー容器は、廃トナーが収容される。検知部材は、廃トナー容器内に挿入可能である。移動部は、廃トナーに向かって検知部材を移動させる。検知部は、検知部材が廃トナーと接触したことを検知する。
本発明の画像形成装置によれば、廃トナー容器に収容された廃トナーの量に関する情報を正確に取得することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る廃トナー回収機構を模式的に示す模式断面図である。 本発明の実施形態に係る廃トナー量検知機構の動作を説明するための模式断面図である。 本発明の実施形態に係る廃トナー量検知機構の動作を説明するための模式断面図である。 本発明の実施形態に係る廃トナー量検知機構の動作を説明するための模式断面図である。 本実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御装置の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。本実施形態において、画像形成装置1として、プリンター機能と複写機能とを備えた複合機が例示されるが、画像形成装置は、例えば、プリンター、複写機又はファクシミリ装置であってもよい。
画像形成装置1は、装置本体10と自動原稿給送装置20と制御装置100と表示部90とを備える。
自動原稿給送装置20(ADF(automatic document feed)20)は、装置本体10上に配置される。ADF20は、装置本体10内の所定の原稿読取位置に向けて、複写される原稿シートを自動給送する。
表示部90は、LCD(Liquid Crystal Display)を含む。また、表示部90は、タッチパネル機能を組み合わせたタッチパネルユニットを備える。表示部90には、制御装置100による制御の下で、種々の画像が表示される。
装置本体10は、読取ユニット25と、画像形成部30と、定着部60と、給紙部40と、搬送経路50とを備える。搬送経路50は、給紙部40から、画像形成部30及び定着部60を経由して、転写紙排出口10Aまで転写紙Pが搬送される経路である。
読取ユニット25は、ADF20から自動給送される原稿シートの画像を、読取用のコンタクトガラスを通して光学的に読み取る。
画像形成部30は、フルカラーのトナー像を転写紙Pに転写する。画像形成部30は、画像形成ユニット32と、中間転写ユニット33と、トナー補給部34と、二次転写ローラー35とを含む。画像形成ユニット32は、イエローY、マゼンタM、シアンC及びブラックBkの各色のトナー像をそれぞれ形成する4つの画像形成ユニット32Y、32M、32C、32Bkを含む。
画像形成ユニット32Yと画像形成ユニット32Mと画像形成ユニット32Cと画像形成ユニット32Bkとの各々は、感光体ドラム321(像担持体)、帯電器322、露光器323、現像装置324、一次転写ローラー325及び第1クリーニング装置326を含む。帯電器322、露光器323、現像装置324、一次転写ローラー325及び第1クリーニング装置326は、感光体ドラム321の周囲に配置される。
感光体ドラム321は、静電潜像及びトナー像を形成する。帯電器322は、感光体ドラム321の周面を均一に帯電する。露光器323は、感光体ドラム321の周面に、原稿画像の画像データに基づく光を照射する。これにより、感光体ドラム321の周面に静電潜像が形成される。現像装置324は、静電潜像を現像するために、感光体ドラム321の周面にトナーを供給する。
第1クリーニング装置326は、感光体ドラム321の外周面から廃トナーを取り除く。第1クリーニング装置326は、クリーニングブレード及び/又はファーブラシを有する。廃トナーは、トナー像転写後も、感光体ドラム321の周面に残存したトナーである。廃トナーは、第1クリーニング装置326の下部に配置される廃トナー用の搬送経路に落とされる。廃トナーは、搬送経路を通って、後述する廃トナー容器に収容される。
中間転写ユニット33は、中間転写ベルト331、駆動ローラー332、従動ローラー333及び第2クリーニング装置334を備える。中間転写ベルト331は、駆動ローラー332及び従動ローラー333に架け渡された無端ベルトである。一次転写ローラー325は、中間転写ベルト331を挟んで、感光体ドラム321とともに一次転写ニップ部を形成する。中間転写ベルト331の外周面(転写面)の同一箇所に、複数の感光体ドラム321のそれぞれからトナー像が重ねて転写される。一次転写ローラー325によるトナー像の転写は、一次転写と呼ばれる。
二次転写ローラー35は、駆動ローラー332の周面に対向して配置されている。駆動ローラー332と二次転写ローラー35とは、二次転写ニップ部を形成する。
二次転写ニップ部は、中間転写ベルト331に重ね塗りされたフルカラーのトナー像を転写紙Pに転写する。駆動ローラー332及び二次転写ローラー35のいずれか一方のローラーに、二次転写バイアス電位が印加され、他方のローラーは接地される。二次転写バイアス電位は、トナー像と逆極性の電位である。
第2クリーニング装置334は、中間転写ベルト331の外周面から廃トナーを取り除く。第2クリーニング装置334は、クリーニングブレード及び/又はファーブラシを有する。廃トナーは、トナー像転写後も、中間転写ベルト331の外周面に残存したトナーである。廃トナーは、第2クリーニング装置334の下部に配置される廃トナー用の搬送経路に落とされる。廃トナーは、搬送経路を通って、後述する廃トナー容器に収容される。
トナー補給部34は、イエロー用トナーコンテナ34Y、マゼンタ用トナーコンテナ34M、シアン用トナーコンテナ34C及びブラック用トナーコンテナ34Bkを含む。トナーコンテナ34Y、34M、34C及び34Bkはそれぞれ、イエローY、マゼンタM、シアンC及びブラックBkの各色のトナーを貯留する。イエローY、マゼンタM、シアンC及びブラックBkの各色のトナーが、各色に対応する画像形成ユニット32Y、32M、32C及び32Bkの現像装置324に、トナーコンテナ34Y、34M、34C及び34Bkから、供給経路を通して供給される。
給紙部40は、転写紙Pを貯留する。給紙部40は、給紙カセット41を備える。給紙カセット41は、定型の転写紙Pを収容する。
給紙カセット41の右端側の上部に、ピックアップローラー43と、給紙コロ44と、リタードローラー45とが配置されている。ピックアップローラー43の駆動及び給紙コロ44の駆動により、給紙カセット41内の転写紙束のうちの最上層の転写紙Pが1枚ずつ繰り出される。繰り出された転写紙Pは、搬送経路50の上流端へ搬入される。
定着部60は、トナー像を転写紙Pに定着させる。定着部60は、誘導加熱方式の定着装置である。定着部60は、加熱ローラー61、定着ローラー62、加圧ローラー63、定着ベルト64及び誘導加熱ユニット65を含む。定着ローラー62に対して加圧ローラー63が圧接されて、定着ニップ部が形成されている。加熱ローラー61及び定着ベルト64は誘導加熱ユニット65によって誘導加熱される。加熱ローラー61の熱と定着ベルト64の熱とが、定着ニップ部に与えられる。転写紙Pが定着ニップ部を通過することで、転写紙Pにトナー像が定着される。
画像形成装置1は、廃トナー回収機構を更に備える。図2を参照して、廃トナー回収機構70を説明する。図2は、本発明の実施形態に係る廃トナー回収機構70を模式的に示す模式断面図である。廃トナー回収機構70は、感光体ドラム321の周面と中間転写ベルト331の外周面とから取り除かれた廃トナー73を回収する。図2に示すように、廃トナー回収機構70は、廃トナー容器71と、廃トナー搬送機構72と、廃トナー量検知機構80とを備える。
廃トナー容器71は廃トナー73を収容する。廃トナー容器71は、画像形成部30よりも下側に配置される。廃トナー容器71の上面には、廃トナー流入口71aが形成されている。
廃トナー搬送機構72は、廃トナー73を廃トナー容器71へ移動させる。廃トナー搬送機構72は、筒体である。筒体の下端部の開口72aは、廃トナー流入口71aに接続される。廃トナー73は、第1クリーニング装置326によって感光体ドラム321の周面から除去されたトナーと、第2クリーニング装置334によって中間転写ベルト331の外周面から除去されたトナーとを含む。廃トナー搬送機構72は、2つの廃トナー用の搬送経路が合流した後の経路である。
廃トナー容器71は、所定量以上の廃トナー73が収容されると、空の廃トナー容器71と取り換えられる。所定量は、例えば、90体積%を示す。廃トナー容器71の交換時に、廃トナー73が廃トナー搬送機構72から落ちてこないように、シャッターが廃トナー流入口71a又は開口72aに設けられてもよい。
廃トナー量検知機構80は、廃トナー容器71に収容された廃トナー量73を検知する。廃トナー量検知機構80は、検知部材81と、移動部82とを備える。
検知部材81は、棒部81aと、板状部材81bとを有する。
棒部81aは、例えば、円柱体又は多角柱体である。棒部81aの中心軸の方向は、鉛直方向と一致している。棒部81aは、廃トナー搬送機構72に形成された開口に挿入されている。つまり、棒部81aの下端部は、廃トナー容器71内に挿入可能である。棒部81aは、例えば、合成樹脂で形成されている。合成樹脂は、廃トナー73が付着しない合成樹脂であることが好ましい。
板状部材81bの上面の中央部と、棒部81aの下端部とが接続される。板状部材81bは、廃トナー容器71内又は廃トナー搬送機構72内に配置される。板状部材81bは、例えば、合成樹脂で形成されている。合成樹脂は、廃トナーが付着しない合成樹脂であることが好ましい。
移動部82は、直流モーター82aと、第1ギア82bと、第2ギア82cとを有する。
直流モーター82aは、例えば、DCブラシモーター又はDCブラシレスモーターである。直流モーター82aは、電流が供給されることによって回転する。直流モーター82aは、トルクが変化しても回転速度が変化しないように制御される。従って、トルクが大きいときには、直流モーター82aに供給される電流の電流値は大きくなる。一方、トルクが小さいときには、直流モーター82aに供給される電流の電流値は小さくなる。
第1ギア82b及び第2ギア82cは、直流モーター82aと棒部81aとの間に配置されている。第1ギア82b及び第2ギア82cは、直流モーター82aの回転を棒部81aに伝達することによって、棒部81aを鉛直方向に移動させる。具体的には、直流モーター82aが所定回転方向に所定回転速度で回転すると、棒部81aが下方向に所定直線速度で移動する。一方、直流モーター82aが所定回転方向と逆方向に所定回転速度で回転すると、棒部81aが上方向に所定直線速度で移動する。
図2〜図5を参照して、廃トナー量検知機構80の動作について説明する。図3〜図5は、本発明の実施形態に係る廃トナー量検知機構80の動作を説明するための模式断面図である。
図2は、板状部材81bの初期状態を示す。板状部材81bの初期状態において、板状部材81bは所定位置に配置される。所定位置は、廃トナー容器71の上方に予め定められた板状部材81bの初期位置である。板状部材81bが所定位置に存在することで、廃トナー容器71は空の廃トナー容器71と交換可能である。なお、所定位置は、廃トナー容器71内の予め定められた位置であってもよい。
図3は、板状部材81bの第2状態を示す。板状部材81bの第2状態において、棒部81aが廃トナー73に向かって下方向に移動することによって、板状部材81bも所定位置から下方に移動する。板状部材81bが移動するために直流モーター82aに供給される電流の電流値は、例えばIamAである。
図4は、板状部材81bの第3状態を示す。板状部材81bの第3状態において、棒部81aが廃トナー73に向かって下方向に移動することによって、板状部材81bは第1接触位置に配置される。第1接触位置は、板状部材81bの下面と廃トナー73とが接触した位置である。板状部材81bが移動するために直流モーター82aに供給される電流の電流値は、例えばIbmAである。板状部材81bの下面と廃トナー73とが接触するため、トルクが大きくなる。トルクが大きくなるので、IbmAはIamAより大きい。
図5は、板状部材81bの第4状態を示す。板状部材81bの第4状態において、棒部81aが廃トナー73に向かって下方向に移動することによって、板状部材81bは第2接触位置に配置される。第2接触位置は、板状部材81bの下面が廃トナー73を押圧した後の位置である。板状部材81bが移動するために直流モーター82aに供給される電流の電流値は、例えばIcmAである。板状部材81bの下面と廃トナー容器71の底面(内壁)とで廃トナー73を押し固めるため、トルクが大きくなる。トルクが大きくなるので、IcmAはIbmAより大きい。
続けて、図6を参照して、制御装置100について説明する。図6は、本実施形態に係る制御装置100を示すブロック図である。図6に示すように、制御装置100は、制御部110と記憶部120と検知部130とを備える。
記憶部120は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、及び、ROM(Read Only Memory)によって構成される。記憶部120は、各種のデータ、及び、画像形成装置1の各部の動作を制御するための制御プログラムを記憶する。制御プログラムは、制御部110によって実行される。
記憶部120は、廃トナー容器71の大きさ情報を記憶する。廃トナー容器71の大きさ情報は、例えば、鉛直方向に対する廃トナー容器71の断面積が10cm2、廃トナー容器71の高さが10cmであることを示す。また、記憶部120は、板状部材81bの移動速度を記憶する。板状部材81bの移動速度は一定速度となるように予め設定されている。
制御部110は、記憶部120に記憶された制御プログラムをプロセッサーが読み出して実行することによって、画像形成装置1の各部の動作を制御する。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサー等によって構成されるハードウェア回路である。制御部110は、供給部111及び算出部112を備える。
検知部130は、板状部材81bが廃トナー73と接触したことを検知する。検知部130は、電流計測回路131と電流電圧変換器132と過電圧検知回路133とを有する。電流計測回路131は、直流モーター82aに供給される電流の電流値を所定時間間隔で計測する。
電流電圧変換器132は、電流計測回路131で計測された電流値を電圧値に変換する。電流電圧変換器132は、電流値の大きさに応じた電圧値の大きさに変換する。電流電圧変換器132は、例えばIamAをVaVに変換する。また、電流電圧変換器132は、例えばIbmAをVbVに変換する。更に、電流電圧変換器132は、例えばIcmAをVcVに変換する。そして、電流電圧変換器132は、過電圧検知回路133に電圧値を出力する。
過電圧検知回路133は、電圧値と閾値とを比較する。電圧値が閾値以上であるときに、過電圧検知回路133は、制御部110に検知信号を出力する。閾値は、例えばVCVである。よって、電圧値がVaV又はVbVであるときには、検知信号は出力されない。すなわち、図2及び図3に示す状態では、検知信号は出力されない。一方、図4に示す状態では、電圧値がVCVであるので、検知信号が出力される。
供給部111は、画像形成部30が印刷処理を終了すると、直流モーター82aに電流を供給する。また、供給部111は、検知信号が入力されると、直流モーター82aに電流を供給することを停止する。
算出部112は、所定位置から第2接触位置までの板状部材81bの移動距離を算出する。具体的には、算出部112は、電流供給開始時間から電流供給停止時間までの移動時間を計測する。電流供給開始時間は、供給部111が直流モーター82aに電流の供給を開始した時間である。電流供給停止時間は、供給部111が直流モーター82aに電流の供給を停止した時間である。つまり、移動時間は、電流を供給した時間である。算出部112は、板状部材81bの移動速度と移動時間とを乗算することによって、板状部材81bの移動距離を算出する。
算出部112は、移動距離と廃トナー容器71の大きさ情報とに基づいて、廃トナー73の収容量を算出する。収容量は、廃トナー容器71に収容された廃トナー73の量を示す。例えば、移動距離が9cmであると、算出部112は、廃トナー容器71の大きさ情報に基づいて、廃トナー73の収容量を10cm3と算出する。
また、移動距離が1cmであると、算出部112は、廃トナー容器71の大きさ情報に基づいて、廃トナー73の収容量を90cm3と算出する。廃トナー73の収容量が90cm3以上であると、廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されたと算出部112は判定し、「廃トナーボトルを交換してください」と表示部90に表示する。その結果、ユーザーは、所定量以上の廃トナー73が収容された廃トナー容器71を、空の廃トナー容器71に交換する。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る制御装置100の処理について説明する。図7は、本実施形態に係る制御装置100の処理を示すフローチャートである。制御装置100の処理は、ステップS101〜ステップS107を含む。
ステップS101において、供給部111は、印刷処理が終了したか否かを判定する。
印刷処理が終了していないと供給部111が判定した場合(ステップS101でNO)には、処理が待機状態になる。一方、印刷処理が終了したと供給部111が判定した場合(ステップS101でYES)には、処理がステップS102に進む。
ステップS102において、供給部111は、直流モーター82aに電流を供給する。供給部111が直流モーター82aに電流を供給すると、処理がステップS103に進む。
ステップS103において、供給部111は、検知信号が入力されたか否かを検知する。検知信号が入力されていないと供給部111が検知した場合(ステップS103でNO)には、処理がステップS102に戻る。一方、検知信号が入力されたと供給部111が検知した場合(ステップS103でYES)には、処理がステップS104に進む。
ステップS104において、供給部111は、直流モーター82aに電流を供給することを停止する。供給部111が直流モーター82aに電流を供給することを停止すると、処理がステップS105に進む。
ステップS105において、算出部112は、所定位置から第2接触位置までの板状部材81bの移動距離を算出する。また、算出部112は、移動距離と廃トナー容器71の大きさ情報とに基づいて廃トナー73の収容量を算出する。なお、ステップS105の処理が終了すると、供給部111は直流モーター82aに電流を供給して板状部材81bを所定位置に配置する。算出部112が廃トナー73の収容量を算出すると、処理がステップS106に進む。
ステップS106において、廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されたか否かを算出部112は判定する。廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されていないと算出部112が判定した場合(ステップS106でNO)には、処理が終了する。一方、廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されたと算出部112が判定した場合(ステップS106でYES)には、処理がステップS107に進む。
ステップS107において、廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されたことを算出部112は表示部90に表示させる。廃トナー容器71に所定量以上の廃トナー73が収容されたと表示部90が表示すると、処理が終了する。
以上、図1〜図7を参照して説明したように、本実施形態によれば、検知部材81を廃トナー73と接触させるので、廃トナー73の収容量を正確に取得することができる。また、検知部材81が廃トナー73を押し固めるので、廃トナー73間に無駄な空間がなくなるので、廃トナー容器71に大量の廃トナー73を収容できる。
以上、図面(図1〜図7)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。ただし、本発明は、本実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、下記に示す(1)〜(6))。また、本実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、制御装置100が電流計測回路131と電流電圧変換器132と過電圧検知回路133とを有した。これにより、電圧値が閾値以上であるときに、過電圧検知回路133が制御部110に検知信号を出力した。ただし、電流計測回路131と電流電圧変換器132と過電圧検知回路133とを有する代わりに、板状部材81bに圧力センサーを設けてもよい。これにより、圧力値が閾値以上であるときに、圧力センサーが制御部110に検知信号を出力する。
(2)本実施形態では、電圧値が閾値以上であるときに、過電圧検知回路133が制御部110に検知信号を出力した。ただし、画像形成装置1は過電圧検知回路133を有さず、制御部110が、電流計測回路131で計測された電流値に基づいて、板状部材81bが廃トナー73と接触したことを判定してもよい。
(3)本実施形態では、板状部材81bが鉛直方向に移動した。ただし、板状部材81bが左右方向に移動してもよい。つまり、板状部材81bと廃トナー容器71の側壁(内壁)とで廃トナー73が押し固められてもよい。
(4)本実施形態では、廃トナー容器71の上面には、大きな開口を有する廃トナー流入口71aが形成されていた。これにより、廃トナー73も板状部材81bも廃トナー流入口71aから廃トナー容器71内に導入された。ただし、廃トナー容器71の上面には、廃トナー流入口71aと、別の開口とが形成されてもよい。これにより、廃トナー73は廃トナー流入口71aから廃トナー容器71内に導入され、板状部材81bは開口から廃トナー容器71内に導入されてもよい。
(5)本実施形態では、記憶部120は、板状部材81bの移動速度を記憶するとともに、算出部112は、電流供給開始時間から電流供給停止時間までの移動時間を計測した。ただし、記憶部120は、直流モーター82aの1回転当たりの板状部材81bの移動距離を記憶するとともに、算出部112は、直流モーター82aの回転数を計測してもよい。これにより、算出部112は、直流モーター82aの1回転当たりの板状部材81bの移動距離と回転数とを乗算することによって、板状部材81bの移動距離を算出する。
(6)本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、中間転写ベルトを備えた画像形成装置が説明された。中間転写ベルトを備えた画像形成装置では、現像によって感光体の表面にトナー像が形成される。その後、感光体から中間転写ベルトにトナー像が転写され(一次転写)、次いで、中間転写ベルトから転写紙にトナー像が転写される(二次転写)。本発明は、中間転写ベルトを備えた画像形成装置に限定されるものではない。本発明は、感光体から転写紙にトナー像を転写する画像形成装置にも適用可能である。中間転写ベルトを備えない画像形成装置では、現像によって感光体の表面にトナー像が形成された後、中間転写ベルトを介することなく、感光体から転写紙にトナー像が転写される。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 画像形成装置
10 装置本体
10A 転写紙排出口
20 自動原稿給送装置
25 読取ユニット
30 画像形成部
70 廃トナー回収機構
71 廃トナー容器
71a 廃トナー流入口
72 廃トナー搬送機構
72a 開口
73 廃トナー
80 廃トナー量検知機構
81 検知部材
81a 棒部
81b 板状部材
82 移動部
82a 直流モーター
100 制御装置
110 制御部
111 供給部
112 算出部
120 記憶部
131 電流計測回路
132 電流電圧変換器
133 過電圧検知回路

Claims (7)

  1. 廃トナーが収容される廃トナー容器と、
    前記廃トナー容器内に挿入可能な検知部材と、
    前記廃トナーに向かって前記検知部材を移動させる移動部と、
    前記検知部材が前記廃トナーと接触したことを検知する検知部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記移動部は、直流モーターを有し、
    前記検知部は、前記直流モーターに流れる電流の電流値を計測する電流計測回路を有し、
    前記検知部は、前記電流値に基づいて前記検知部材が前記廃トナーと接触したことを検知する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記移動部は、前記検知部材を一定速度で移動させ、
    前記検知部は、前記電流値と閾値とを比較し、前記検知部材が前記廃トナーと接触したことを検知する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知部材は、板状部材を有し、
    前記板状部材が前記廃トナーに向かって移動し、前記廃トナー容器の内壁と前記板状部材とで前記廃トナーが押圧される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 所定位置から接触位置までの前記板状部材の移動距離を算出する算出部を更に備え、
    前記接触位置は、前記板状部材が前記廃トナーを押圧した後の位置を示す、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記廃トナー容器の大きさ情報を記憶する記憶部を更に備え、
    前記算出部は、前記移動距離及び前記大きさ情報に基づいて、前記廃トナー容器に収容された前記廃トナーの量を算出する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 像担持体と、
    クリーニング装置と
    を有する画像形成部を更に備え、
    前記廃トナーは、前記像担持体に残存し、前記クリーニング装置によって前記像担持体から除去されたトナーである、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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