JP3167175U - 現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】購入した現像カートリッジを異なる種類のドラムカートリッジに収容して使用できる現像カートリッジを提供する。【解決手段】現像カートリッジ30に第1被押圧部32cと異なる位置に第2被押圧部32dを設ける。そして、第1ドラムカートリッジ20Aの収容部25aに現像カートリッジ30を収容したときには、第1被押圧部32cが第1押圧部40Aに押圧されて現像ローラ35を感光体ドラム21に押し付けるようにする。また、第2ドラムカートリッジ20Bの収容部25aに現像カートリッジ30を収容したときには、第2被押圧部32dが第2押圧部40Bに押圧されて現像ローラ35を感光体ドラム21に押し付けるようにする。【選択図】図2

Description

本考案は、現像カートリッジに関する。
画像形成装置には、トナーなどの現像剤を用いて用紙に印刷するものがある。現像剤は、印刷を重ねる毎に減少する。そのため、画像形成装置は、現像剤を備えるプロセスユニットを画像形成装置本体に着脱自在に装着し、現像剤の補充等のメンテナンスを容易にしている。プロセスユニットは、構成部品の消耗期間の相違から、感光体ドラムを備えるドラムカートリッジと、現像ローラを備える現像カートリッジとを分離可能に設けている。
現像カートリッジは、現像ローラが現像側筐体に回転可能に保持されている。現像カートリッジは、現像ローラを感光体ドラムに対向させるようにドラムカートリッジの収容部に現像側筐体を収容される。ドラムカートリッジの収容部には、押圧部材が配置されている。現像側筐体は、収容部に収容されたときに押圧部に押圧され、現像ローラを感光体ドラムに対して押し付ける被押圧部を有する。このような現像カートリッジは、現像ローラから感光体ドラムに供給する現像剤の量が安定する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−250378号公報
しかしながら、従来の現像カートリッジは使い勝手が悪い点があった。
本考案は、上記問題点を解決するように改良した現像カートリッジを提供するものである。
本考案に係る現像カートリッジは、次のような構成を有している。
(1)現像側筐体に現像ローラが回転自在に保持されるものであって、前記現像側筐体が、感光体ドラムを備えるドラムカートリッジの収容部に前記現像ローラを前記感光体ドラムに対向させるように収容されたときに、前記収容部に配置された押圧部に押圧される被押圧部を備える現像カートリッジにおいて、前記被押圧部は、第1被押圧部と、前記第1被押圧部と異なる位置に設けられる第2被押圧部とを含む。
(2)(1)に記載の考案において、前記現像側筐体は、前記現像ローラを保持する一対の側壁を有し、前記一対の側壁に前記第1被押圧部と前記第2被押圧部がそれぞれ配置されている。
(3)(1)又は(2)に記載の考案において、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、前記現像ローラの軸方向中心を挟んで前記現像側筐体の左右両側に配置されている。
(4)(1)乃至(3)の何れか1つに記載の考案において、前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、前記現像側筐体の高さ方向に異なる位置に設けられている。
(5)(1)乃至(4)の何れか1つに記載の考案において、前記第2被押圧部は、前記現像ローラの軸線に対して直交するように配置される板状体であり、前記現像側筐体は、前記第2被押圧部との接続部分に前記第2被押圧部の強度を補強する補強部を有する。
(6)(1)乃至(5)の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、前記第1被押圧部は、前記現像側筐体に対して前記現像ローラの軸線方向に突出するように設けられ、前記第2被押圧部は、前記現像側筐体に対して前記現像ローラと反対方向に突出するように設けられている。
(7)(1)乃至(6)の何れか1つに記載の考案において、前記第1被押圧部は、第1ドラムカートリッジの第1押圧部に押圧されるものであり、前記第2被押圧部は、第2ドラムカートリッジの第2押圧部に押圧されるものである。
(8)(1)乃至(7)の何れか1つに記載の考案において、前記第2被押圧部は、前記現像側筐体に一体的に設けられている。
本考案の現像カートリッジは、第1被押圧部と異なる位置に第2被押圧部が設けられているので、購入した現像カートリッジを異なる種類のドラムカートリッジに収容して使用できる。
また、本考案の現像カートリッジは、現像側筐体が、現像ローラを保持する一対の側壁を有し、その一対の側壁に第1被押圧部と第2被押圧部がそれぞれ配置されている。そのため、本考案の現像カートリッジは、第1及び第2被押圧部の何れが、第1及び第2押圧部に押圧されても、その押圧力を一対の側壁を介して現像ローラに効率的に伝達し、良好な印字性能を得ることができる。
また、本考案の現像カートリッジは、第1被押圧部と第2被押圧部が、現像ローラの中心を挟んで現像側筐体の左右両側に設けられている。そのため、本考案の現像カートリッジは、第1及び第2被押圧部が第1及び第2押圧部に押圧されたときに、その押圧力を現像ローラに均一に作用させ、良好な印字性能を得ることができる。
また、本考案の現像カートリッジは、第1被押圧部と第2被押圧部が現像側筐体の高さ方向に異なる位置に設けられているため、現像側筐体を既存のサイズにしたまま第1及び第2被押圧部を現像側筐体に設けることができる。
また、本考案の現像カートリッジは、第2被押圧部が、現像ローラの軸線に対して直交するように配置された板状体であり、現像側筐体が、第2被押圧部との接続部分に第2被押圧部の強度を補強する補強部を有する。そのため、既存品の隙間に第2被押圧部を配置することができる。そして、この場合、補強部が第2被押圧部を補強するので、第2被押圧部が破損するのを防止することができる。
また、本考案の現像カートリッジは、第1被押圧部が、現像側筐体に対して現像ローラの軸線方向に突出するように設けられ、第2被押圧部が、現像側筐体に対して現像ローラと反対方向に突出するように設けられている。そのため、本考案の現像カートリッジは、第1及び第2被押圧部が異なる場所に配置され、第1及び第2被押圧部の何れか一方が第1及び第2押圧部に押圧されるときに、使用されない他方の第1又は第2被押圧部が邪魔にならない。
また、本考案の現像カートリッジは、第2被押圧部が現像側筐体に一体的に設けられているので、構成を簡素化できる。
本考案の第1実施形態に係り、画像形成装置の内部を示す概略構成図である。 図1に示す第1及び第2ドラムカートリッジと現像カートリッジの装着を説明する図である。 図2に示す第1及び第2被押圧部周辺を示す拡大図である。 図2に示す第1及び第2被押圧部周辺の拡大断面図であって、特に第1被押圧部が第1押圧部に押圧されている状態を示す。 図2に示す第1及び第2被押圧部周辺の拡大断面図であって、特に第2被押圧部が第2押圧部に押圧されている状態を示す。 図2に示す第2被押圧部が第2押圧部に押圧されている状態を示す斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る現像カートリッジの第1及び第2被押圧部周辺を示す拡大図である。
次に、本考案に係る現像カートリッジの一実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
<プリンタの全体構成>
図1は、「画像形成装置」の一例であるレーザプリンタ1Aの内部概略構成図である。
レーザプリンタ1Aは、本体ケーシング2に給紙カセット3が着脱自在に装着されている。給紙カセット3には用紙4が積層状態で収容されている。レーザプリンタ1Aは、図中一点鎖線に示すように、給紙部5によって給紙カセット3から画像形成部6へ用紙4を搬送し、画像形成部6において画像を形成した用紙4を排紙部7から排紙トレイ2aへ排出する。
画像形成部6は、露光ユニット11からプロセスユニット12Aの感光体ドラム21に向けてレーザ光を照射し、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。プロセスユニット12Aは、感光体ドラム21の表面に「現像剤」の一例であるトナー31を供給してトナー像を形成し、そのトナー像を転写した用紙4を定着部13へ送る。定着部13は用紙4にトナー像を熱定着させる。
本体ケーシング2は、前面に開口部2bが設けられている。開閉部材2cは、本体ケーシング2にヒンジ部8を介して回動可能に支持され、開口部2bを開閉する。プロセスユニット12Aは、消耗品である感光体ドラム21やトナー31のメンテナンスを容易にするために、開口部2bを介して本体ケーシング2に着脱自在に装着されている。
<プロセスユニットの構成>
プロセスユニット12Aは、消耗期間の相違から、感光体ドラム21を備える第1ドラムカートリッジ20Aと、トナー31を収容する現像カートリッジ30とに分離されている。プロセスユニット12Aは、例えば、第1ドラムカートリッジ20Aを本体ケーシング2に装着した後に現像カートリッジ30を着脱しても良いし、予め現像カートリッジ30を装着した第1ドラムカートリッジ20Aを本体ケーシング2に装着しても良い。
<現像カートリッジの構成>
現像カートリッジ30は、樹脂製の現像側筐体32を備える。現像側筐体32は、現像カートリッジ30を第1ドラムカートリッジ20Aに装着したときに、感光体ドラム21に接触する現像ローラ35を回転可能に支持している。現像側筐体32は、現像ローラ35と平行に供給ローラ34を配置している。供給ローラ34は、現像ローラ35に接触して現像ローラ35と相対的に回転する。
現像側筐体32には、トナー31を収納するトナー室32aが形成されている。トナー室32aの内部には、アジテータ33が回転自在に配置され、トナー31が攪拌されるようになっている。現像側筐体32は、トナー室32aからトナー31を排出する排出口32bが現像ローラ35及び供給ローラ34と平行に開設され、トナー31を供給ローラ34を介して現像ローラ35に供給するようになっている。現像側筐体32は、現像ローラ35に付着した余分なトナー31を掻き落としてトナー31の厚みを均一にするとともにトナー31を帯電させるブレード36を備える。
<ドラムカートリッジの構成>
一方、第1ドラムカートリッジ20Aは、樹脂製のドラム側筐体25Aを備える。ドラム側筐体25Aには感光体ドラム21が回転可能に軸支されている。ドラム側筐体25Aは、感光体ドラム21の軸線に沿って長く入射開口部14が設けられ、露光ユニット11のレーザ光を感光体ドラム21の表面に照射させる。
ドラム側筐体25Aは、感光体ドラム21の表面を帯電させる帯電器22を入射開口部14の隣に配置している。ドラム側筐体25Aは、感光体ドラム21の図中下側に転写ローラ23を回転可能に配置している。転写ローラ23は、感光体ドラム21との間に搬送された用紙4にトナー像を転写するための転写デバイスが印加される。転写ローラ23の隣には、異物除去ブラシ24が配置され、感光体ドラム21からの異物除去を行う。
<ドラムカートリッジと現像カートリッジの装着構造>
図2は、図1に示す第1及び第2ドラムカートリッジ20A,20Bと現像カートリッジ30の装着を説明する図である。尚、図2に示す第1及び第2ドラムカートリッジ20A,20Bと現像カートリッジ30は、図面を見やすくするために、記載を簡略化している。
現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cと異なる位置に第2被押圧部32dが設けられ、第1ドラムカートリッジ20Aの第1押圧部40Aと異なる位置に第2押圧部40Bが設けられた第2ドラムカートリッジ20Bにも装着できる点に特徴を有する。
第1ドラムカートリッジ20Aは、ドラム側筐体25Aの上壁25cを除く部分の上方が開放され、現像カートリッジ30を上方から着脱できるように収容部25aが形成されている。収容部25aの左右側壁25d,25dには、案内溝25bがそれぞれ設けられている。案内溝25b,25bは、現像カートリッジ30を収容部25aに装着するときに、現像側筐体32の左右側壁32f,32fから突出する現像ローラ軸35aを摺動可能に支持して案内し、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して平行に近接させるように、設けられている。
ドラム側筐体25Aは、感光体ドラム21を支持する前側と収容部25aを挟んで反対の後側の側壁25gに一対の第1押圧部40Aが配置されている。第1押圧部40Aは、感光体ドラム21の軸線方向中心を通り且つ感光体ドラム21の軸線L11に対して垂直な垂線L12を挟んで対称配置されている。
ところで、第2ドラムカートリッジ20Bは、現像カートリッジ30を収容部25aに収容して、プロセスユニット12Bを構成する。このプロセスユニット12Bを装着可能な画像形成装置を以下レーザプリンタ1Bという。
第2ドラムカートリッジ20Bは、第1ドラムカートリッジ20Aの第1押圧部40Aと同一構造の第2押圧部40Bを備える。第2ドラムカートリッジ20Bは、ドラム側筐体25Bの形状が第1ドラムカートリッジ20Aのドラム側筐体25Aと異なっている。そのため、第2ドラムカートリッジ20Bは、第2押圧部40Bが第1押圧部40Aと比べて現像ローラ35から離れており、第1押圧部40Aと異なる位置に第2押圧部40Bを配置している。
図4及び図5の拡大断面図に示すように、第1及び第2押圧部40A,40Bは、揺動部材41が、第1及び第2ドラムカートリッジ20A,20Bのドラム側筐体25A,25Bに、図示しない支軸を介して揺動可能に保持されている。揺動部材41は、樹脂成形品であって、現像カートリッジ30を収容部25aへ案内する傾斜面41aが上面に設けられている。揺動部材41は、感光体ドラム21側の端面に押圧面41bが傾斜面41aから連続的に設けられている。揺動部材41は、凹部41cが、傾斜面41aと上方に開口するように設けられている。
揺動部材41とドラム側筐体25A,25Bとの間には、付勢部材42が縮設され、揺動部材41に感光体ドラム21側へ回転する方向の力を常時与えている。揺動部材41は、現像カートリッジ30を第1及び第2ドラムカートリッジ20A,20Bに装着していないときには、図4及び図5の図中点線に示すように、ドラム側筐体25A,25Bに立設された係止突起25fに係止される待機位置において回転を規制される。一方、揺動部材41は、現像カートリッジ30を第1及び第2ドラムカートリッジ20A,20Bに装着したときには、図4及び図5に示すように、感光体ドラム21と反対側へ回動し、付勢部材42を圧縮した状態で第1及び第2被押圧部32c,32dに当接する押圧位置へ移動する。
一方、図2に示すように、現像カートリッジ30は、現像側筐体32の左右側壁32f,32fに現像ローラ35の現像ローラ軸35aを回転自在に保持している。一方の側壁32fの外側には、現像ローラ軸35aなどに駆動力を伝達するギヤ列が設けられ、そのギヤ列を覆うようにカバー32gが取り付けられている。
現像側筐体32には、第1被押圧部32cは、図4に示す第1ドラムカートリッジ20Aの第1押圧部40Aに対応する位置に設けられ、第2被押圧部32dは、図5に示す第2ドラムカートリッジ20Bの第2押圧部40Bに対応する位置に設けられている。
現像側筐体32は、一対の側壁32f,32fに第1被押圧部32cと第2被押圧部32dがそれぞれ配置されている。第1及び第2被押圧部32c,32dは、現像ローラ35の軸方向L1の中心L2を挟んで現像側筐体32の左右両側に配置されている。更に、第1及び第2被押圧部32c,32dは、現像側筐体32の高さ方向に異なる位置に設けられている。
図3に示すように、第1被押圧部32cは、パイプ状をなし、一対の側壁32f,32fから現像ローラ35の軸方向L1に突出するように設けられている。
図3に示すように、第2被押圧部32dは、現像側筐体32に対して現像ローラ35と反対方向に突出するように設けられている。第2被押圧部32dは、現像ローラ35の軸線L1に対して直交するように配置される板状体である。現像側筐体32は、第2被押圧部32dとの接続部分に第2被押圧部32dの強度を補強する補強部32eが設けられている。第2被押圧部32dと補強部32eは、現像側筐体32を射出成形する際に現像側筐体32と一体的に設けられる。
<動作説明>
図2に示すように、現像カートリッジ30の現像ローラ軸35aを第1ドラムカートリッジ20Aの案内溝25bに挿入して現像カートリッジ30を収容部25aに収容すると、現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cが第1押圧部40Aに当接して押圧される。
すなわち、図4に示すように、現像カートリッジ30は、第1ドラムカートリッジ20Aの収容部25aに収容されるときに、待機位置に配置されている揺動部材41を付勢部材42の付勢力に抗して感光体ドラム21と反対側へ回動させて、押圧位置へ移動させる。付勢部材42が発生する反発力は、第1押圧部40Aの押圧面41bから第1被押圧部32cに伝達される。現像側筐体32は、第1被押圧部32cに作用する力を側壁32fを介して現像ローラ35に伝達し、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して押し付ける。
これに対して、図5及び図6に示すように、現像カートリッジ30の現像ローラ軸35aを第2ドラムカートリッジ20Bの案内溝25b挿入して現像カートリッジ30を収容部25aに収容すると、現像カートリッジ30は、第2被押圧部32dが第2押圧部40Bに当接して押圧される。
すなわち、現像カートリッジ30は、第2ドラムカートリッジ20Bの収容部25aに収容されるときに、第2被押圧部32dが、第2押圧部40Bの凹部41cに挿入された後、背板41eに突き当たって付勢部材42の付勢力に抗して揺動部材41を感光体ドラム21と反対側へ回動させ、揺動部材41を待機位置から押圧位置へ移動させる。揺動部材41とドラム側筐体25Bとの間で発生する付勢部材42の反発力は、揺動部材41の背板41eから第2被押圧部32dへ伝達される。そして、現像側筐体32は、第2被押圧部32dに受けた力を側壁32fを介して現像ローラ35に伝達し、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して押し付ける。
<作用効果>
ここで、第1押圧部40Aを有する第1ドラムカートリッジ20Aと、第1押圧部40Aと異なる位置に設けられる第2押圧部40Bを有する第2ドラムカートリッジ20Bとが流通される場合を考える。この場合、第1押圧部40Aに対応する被押圧部を有する現像カートリッジ(第1ドラムカートリッジ20Aの専用品)と、第2押圧部40Bに対応する被押圧部を有する現像カートリッジ(第2ドラムカートリッジ20Bの専用品)とが、相互に誤って購入されると、画像形成に供せない場合がある。
この点、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cと異なる位置に第2被押圧部32dが設けられている。そのため、例えば、第2ドラムカートリッジ20Bの使用者が、第2ドラムカートリッジ20Bの専用品と誤認して第1実施形態の現像カートリッジ30を購入したとしても、購入した現像カートリッジ30を第2ドラムカートリッジ20Bに収容して使用できる。また、逆に、第1ドラムカートリッジ20Aの使用者が、第1ドラムカートリッジ20Aの専用品と誤認して第1実施形態の現像カートリッジ30を購入したとしても、購入した現像カートリッジ30を第1ドラムカートリッジ20Aに収容して使用できる。このように、第1実施形態の現像カートリッジ30は、異なる種類のドラムカートリッジに収容して使用できるので、使い勝手が良い。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、現像側筐体32が、現像ローラ35を保持する一対の側壁32f,32fを有し、その一対の側壁32f,32fに第1被押圧部32cと第2被押圧部32dがそれぞれ配置されている。そのため、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1及び第2被押圧部32c,32dの何れが、第1及び第2押圧部40A,40Bに押圧されても、その押圧力を一対の側壁32f,32fを介して現像ローラ35に効率的に伝達し、良好な印字性能を得ることができる。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cと第2被押圧部32dが、現像ローラ35の中心L2を挟んで現像側筐体32の左右両側に設けられている。そのため、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1及び第2被押圧部32c,32dが第1及び第2押圧部40A,40Bに押圧されたときに、その押圧力を現像ローラ35に均一に作用させ、良好な印字性能を得ることができる。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cと第2被押圧部32dが現像側筐体32の高さ方向に異なる位置に設けられているため、現像側筐体32を既存のサイズにしたまま第1及び第2被押圧部32c,32dを現像側筐体に設けることができる。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第2被押圧部32dが、現像ローラ35の軸線L1に対して直交するように配置された板状体であり、現像側筐体32が、第2被押圧部32dとの接続部分に第2被押圧部32dの強度を補強する補強部32eを有する。そのため、既存品の隙間に第2被押圧部32dを配置することができる。そして、この場合、補強部32eが第2被押圧部32dを補強するので、第2被押圧部32dが破損するのを防止することができる。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1被押圧部32cが、現像側筐体32に対して現像ローラ35の軸線L1方向に突出するように設けられ、第2被押圧部32dが、現像側筐体32に対して現像ローラ35と反対方向に突出するように設けられている。そのため、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1及び第2被押圧部32c,32dが異なる場所に配置され、第1及び第2被押圧部32c,32dの何れか一方が第1及び第2押圧部40A,40Bに押圧されるときに、使用されない他方の第1又は第2被押圧部32c,32dが邪魔にならない。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第1及び第2被押圧部32c,32dが、現像カートリッジ30を収容部25aへ案内する傾斜面41aとその傾斜面41aに開口する凹部41cとを備える同一構造の第1及び第2押圧部40A,40Bに当接可能である。第1被押圧部32cは、第1押圧部40Aの傾斜面41aに押圧され、第2被押圧部32dは、第2押圧部40Bの凹部41cに挿入された状態で押圧される。よって、現像カートリッジ30は、現像側筐体32を第2ドラムカートリッジ20Bに収容したときに第2押圧部40Bとの間に形成される空きスペースを利用して第2被押圧部32dを配置することができる。
また、板状の第2被押圧部32dを凹部41cに挿入して第2押圧部40Bが第2被押圧部32dを押圧する際に、第2被押圧部32dが凹部41cの内壁に支持されて変形を阻止され、破損を防止できる。
また、第1実施形態の現像カートリッジ30は、第2被押圧部32dが現像側筐体32に一体的に設けられているので、構成を簡素化できる。
(第2実施形態)
続いて、本考案に係る現像カートリッジの第2実施形態について説明する。図7は、本考案の第2実施形態に係る現像カートリッジ50の第1及び第2被押圧部32c,51周辺を示す拡大図である。
現像カートリッジ50は、第2被押圧部51を現像側筐体52に着脱可能に取り付けている点が、第1実施形態と相違する。第2被押圧部51は、補強部32eの挿入溝52fに挿入された後、凹凸係合や固定部材などによって現像側筐体52に固定される。
このような現像カートリッジ50は、使用者が、第2ドラムカートリッジ20Bに現像カートリッジ50を装着できないことに気付いたときに、第2被押圧部51を購入して現像側筐体52に取り付ける。よって、第2実施形態の現像カートリッジ50は、第2ドラムカートリッジ20Bに装着できない不備が、第2被押圧部51を現像側筐体52に取り付けるだけで簡単に解消できる。
尚、本考案の実施の形態について説明したが、本考案は、上記実施の形態に限定されることなく、色々な応用が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、第1被押圧部32cをパイプ状に設け、第2被押圧部32dを板状にしたが、形状はこれに限定されない。
20A 第1ドラムカートリッジ
20B 第2ドラムカートリッジ
21 感光体ドラム
25a 収容部
30,50 現像カートリッジ
32c 第1被押圧部
32,52 現像側筐体
32d、51 第2被押圧部
35 現像ローラ
40A 第1押圧部
40B 第2押圧部

Claims (8)

  1. 現像側筐体に現像ローラが回転自在に保持されるものであって、前記現像側筐体が、感光体ドラムを備えるドラムカートリッジの収容部に前記現像ローラを前記感光体ドラムに対向させるように収容されたときに、前記収容部に配置された押圧部に押圧される被押圧部を備える現像カートリッジにおいて、
    前記被押圧部は、第1被押圧部と、前記第1被押圧部と異なる位置に設けられる第2被押圧部とを含む
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 請求項1に記載する現像カートリッジにおいて、
    前記現像側筐体は、前記現像ローラを保持する一対の側壁を有し、前記一対の側壁に前記第1被押圧部と前記第2被押圧部がそれぞれ配置されている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、前記現像ローラの軸方向中心を挟んで前記現像側筐体の左右両側に配置されている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第1被押圧部と前記第2被押圧部は、前記現像側筐体の高さ方向に異なる位置に設けられている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第2被押圧部は、前記現像ローラの軸線に対して直交するように配置される板状体であり、
    前記現像側筐体は、前記第2被押圧部との接続部分に前記第2被押圧部の強度を補強する補強部を有する
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第1被押圧部は、前記現像側筐体に対して前記現像ローラの軸方向に突出するように設けられ、
    前記第2被押圧部は、前記現像側筐体に対して前記現像ローラと反対方向に突出するように設けられている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第1被押圧部は、第1ドラムカートリッジの第1押圧部に対応する位置に設けられ、
    前記第2被押圧部は、第2ドラムカートリッジの第2押圧部に対応する位置に設けられている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載する現像カートリッジにおいて、
    前記第2被押圧部は、前記現像側筐体に一体的に設けられている
    ことを特徴とする現像カートリッジ。
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