JP3167016U - ドラムカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラを感光体ドラムに対して押圧する押圧力を調整可能なドラムカートリッジを提供する。【解決手段】現像カートリッジ30を収容する収容部25aに、現像ローラを感光体ドラムに向けて押圧するための押圧ユニット40を配置する。筐体には、感光体ドラムに対して進退する進退方向Xに沿って、押圧ユニット40を位置決めする第1位置決め部25i及び第2位置決め部25jを設ける。そして、押圧ユニット40には、第1位置決め部25i及び第2位置決め部25jと選択的に係合させる固定部45eを設ける。【選択図】図5

Description

本考案は、感光体ドラムを回転可能に支持する筐体に、現像カートリッジを着脱可能に収容する収容部が設けられたドラムカートリッジに関する。
画像形成装置には、トナーなどの現像剤を用いて用紙に印刷するものがある。画像形成装置は、消耗しやすい現像剤を収納するプロセスユニットを画像形成装置本体に着脱自在に装着し、現像剤の補充等のメンテナンスを容易にしている。
プロセスユニットは、感光体ドラムと現像剤の消耗期間の相違から、感光体ドラムを備えるドラムカートリッジと現像剤を収容する現像カートリッジとに分離されている。ドラムカートリッジは、現像カートリッジを収容する収容部に押圧部材を複数設け、現像カートリッジに設けた現像ローラを感光体ドラムに押圧している。このようなドラムカートリッジを備える画像形成装置は、静電潜像を形成された感光体ドラムに現像ローラから現像剤を供給して可視像を形成し、印刷を行う(例えば特許文献1参照。)。
特開2000−250378号公報
しかしながら、従来のドラムカートリッジは、使い勝手が悪い点があった。
本考案は、上記問題点を解決するように改良したドラムカートリッジを提供するものである。
(1)現像ローラを有する現像カートリッジを着脱可能に収容可能であり、感光体ドラムを回転可能に支持する筐体を備えるドラムカートリッジであって、前記筐体は、前記現像カートリッジを収容する収容部と、前記収容部に配置され、前記現像ローラを前記感光体ドラムに向けて押圧するための押圧ユニットと、前記押圧ユニットが前記感光体ドラムに対して進退する進退方向に沿って、前記押圧ユニットを位置決めする第1位置決め部及び第2位置決め部と、を有し、前記押圧ユニットは、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部に対して選択的に係合する固定部を備えている。
(2)(1)に記載の考案において、前記押圧ユニットは、ハウジングと、前記現像ローラを前記感光体ドラムに向けて付勢するための付勢部材と、前記ハウジングに支持されて前記付勢部材の付勢力を前記現像ローラに向けて作用させる作用部材と、を備えている。
(3)(1)または(2)に記載の考案において、前記押圧ユニットは、前記感光体ドラムの軸方向に対し、前記収容部の両側に配設されている。
(4)(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の考案において、前記筐体には、前記押圧ユニットを前記進退方向にスライド可能に収容する溝部が形成されている。
(5)(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の考案において、前記固定部は、前記感光体ドラムの軸と平行な方向に延びた凸部または凹部であり、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、前記固定部が前記凸部である場合には凹部として形成されており、前記固定部が前記凹部である場合には凸部として形成される。
ドラムカートリッジは、現像ローラを感光体ドラムに向けて押圧し、現像ローラから感光体ドラムに現像剤を供給して可視像を形成する。押圧ローラを感光体ドラムに向けて押圧する力を感光体ドラムの軸方向に均一にしないと、感光体ドラムに付着する現像剤の量にムラが生じ、良好な可視像を形成できない。
この点、本考案のドラムカートリッジは、押圧ユニットの固定部を第1又は第2位置決め部に選択的に係合させ、押圧ユニットを筐体に対して位置調整する。これにより、ドラムカートリッジは、押圧ユニットが現像ローラを感光体ドラムに向けて押圧する力が調整され、現像ローラを感光体ドラムの軸方向に均一に押圧させることができる。
また、本考案のドラムカートリッジは、ハウジングに支持される作用部材を介して付勢部材の付勢力を現像ローラに向けて作用させる。このようなドラムカートリッジは、付勢部材の付勢力が均等な押圧ユニットを組み合わせて筐体に取り付けることにより、収容部に配置した複数の押圧ユニットの押圧力を均衡させることができる。
また、本考案のドラムカートリッジは、感光体ドラムの軸方向に対し、収容部の両側に押圧ユニットを配設するので、現像ローラを感光体ドラムに対して軸方向L1に均一に押圧することができる。
また、本考案のドラムカートリッジは、筐体に設けた溝部に押圧ユニットがスライド可能に支持される。溝部は、押圧ユニットを感光体ドラムに対して進退させる進退方向に沿って設けられているため、押圧ユニットは、現像ローラを感光体ドラムに対して押圧する方向とほぼ同じ方向にスライドする。よって、本考案のドラムカートリッジは、押圧ユニットをスライドさせて、現像ローラを感光体ドラムに向けて押圧する力を簡単に調整できる。
また、本考案のドラムカートリッジは、感光体ドラムの軸方向と平行な方向に伸びた凸部又は凹部で構成した固定部を、凹部又は凸部で構成した第1及び第2位置決め部に係合させて、押圧ユニットを固定する。このようなドラムカートリッジによれば、押圧ユニットを確実に固定でき、さらには、固定部を第1及び第2位置決め部に係合させるときに操作感があり、押圧ユニットを位置決め固定しやすい。
本考案の実施形態に係り、画像形成装置の内部を示す概略構成図である。 図1に示すドラムカートリッジと現像カートリッジの装着を説明する図である。 図1に示す押圧ユニットを筐体から取り外した状態を示す図である。 図1に示す押圧ユニットの側面図である。 図1に示す押圧ユニットを第1位置決め部に固定した状態を示す。 図1に示す押圧ユニットを第2位置決め部に固定した状態を示す。
次に、本考案に係るドラムカートリッジの一実施形態について図面を参照して説明する。
<画像形成装置の概略構成>
図1は、「画像形成装置」の一例であるレーザプリンタ1の内部を示す概略構成図である。
レーザプリンタ1は、本体ケーシング2に給紙カセット3が着脱自在に装着されている。給紙カセット3には用紙4が積層状態で収容されている。プリンタ1は、図中一点鎖線に示すように、給紙部5によって給紙カセット3から画像形成部6へ用紙4を搬送し、画像形成部6において画像を形成した用紙4を排紙部7から排紙トレイ2aへ排出する。
画像形成部6は、露光ユニット11からプロセスユニット12の感光体ドラム21に向けてレーザ光を照射し、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。プロセスユニット12は、感光体ドラム21の表面に「現像剤」の一例であるトナー31を供給して可視像を形成し、その可視像を転写した用紙4を定着部13へ送る。定着部13は用紙4に可視像を熱定着させる。
本体ケーシング2は、前面に開口部2bが設けられている。開閉部材2cは、本体ケーシング2にヒンジ部8を介して回動可能に支持され、開口部2bを開閉する。プロセスユニット12は、トナー31の補充等のメンテナンスを容易にするために、開口部2bを介して本体ケーシング2に着脱自在に装着されている。
<プロセスユニットの構成>
プロセスユニット12は、消耗品の消耗期間の相違から、感光体ドラム21を備えるドラムカートリッジ20と、トナー31を収容する現像カートリッジ30とに分離されている。プロセスユニット12は、例えば、ドラムカートリッジ20を本体ケーシング2に装着した後に現像カートリッジ30を着脱しても良いし、予め現像カートリッジ30を装着したドラムカートリッジ20を本体ケーシング2に装着しても良い。
<現像カートリッジの構成>
現像カートリッジ30は、樹脂製の現像側筐体32を備える。現像側筐体32は、現像カートリッジ30をドラムカートリッジ20に装着したときに、感光体ドラム21に接触する現像ローラ35を回転可能に支持している。現像側筐体32は、現像ローラ35と平行に供給ローラ34を配置している。供給ローラ34は、現像ローラ35に接触して現像ローラ35と同一方向に回転する。
現像側筐体32には、トナー31を収納するトナー室32aが形成されている。トナー室32aの内部には、アジテータ33が回転自在に配置され、トナー31が攪拌されるようになっている。現像側筐体32は、トナー室32aからトナー31を排出する排出口32bが現像ローラ35及び供給ローラ34と平行に開設され、トナー31を供給ローラ34を介して現像ローラ35に供給するようになっている。現像側筐体32は、現像ローラ35に付着した余分なトナー31を掻き落としてトナー31の厚みを均一にするとともにトナー31を帯電させるブレード36を備える。
<ドラムカートリッジの構成>
一方、ドラムカートリッジ20は、樹脂製のドラム側筐体25を備える。ドラム側筐体25には感光体ドラム21が回転可能に軸支されている。ドラム側筐体25は、感光体ドラム21の軸線に沿って長く入射開口部14が設けられ、露光ユニット11のレーザ光を感光体ドラム21の表面に照射させる。
ドラム側筐体25は、感光体ドラム21の表面を帯電させる帯電器22を入射開口部14の隣に配置している。ドラム側筐体25は、感光体ドラム21の図中下側に転写ローラ23を回転可能に配置している。転写ローラ23は、感光体ドラム21との間に搬送された用紙4に可視像を転写するための転写デバイスが印加される。転写ローラ23の隣には、異物除去ブラシ24が配置され、感光体ドラム21から異物を除去する。
<ドラムカートリッジと現像カートリッジの装着構造>
図2は、図1に示すドラムカートリッジ20と現像カートリッジ30の装着を説明する図である。尚、図2に示すドラムカートリッジ20と現像カートリッジ30は、図面を見やすくするために、記載を簡略化している。本実施形態では現像カートリッジ30をドラムカートリッジ20の正規品とする。そして、現像カートリッジ130は、ドラムカートリッジ20の非正規品とし、現像カートリッジ30と同じ構成には図中括弧書きで符号を記載し、現像カートリッジ30と異なる構成は図中二点鎖線で記載している。
ドラム側筐体25は、上壁25cを除く部分の上方が開放され、現像カートリッジ30を上方から着脱可能に収容する収容部25aが形成されている。収容部25aの左右側壁25d,25dには、案内溝25bがそれぞれ設けられている。案内溝25b,25bは、現像カートリッジ30を収容部25aに装着するときに、現像側筐体32の左右側壁32d,32dから突出する現像ローラ軸35aを摺動可能に支持して案内し、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して平行に近接させるように、設けられている。
収容部25aには、現像ローラ25を感光体ドラム21に向けて押圧するための押圧ユニット40,40が配置されている。一対の押圧ユニット40は、感光体ドラム21の軸方向L1の中心を通り軸方向L1に対して垂直な垂線L2を挟んで収容部25aの両側に対称配置されている。
一方、現像側筐体32の左右側壁32d,32dには、パイプ状の第1被押圧部32c,32cが押圧ユニット40,40にそれぞれ当接して押圧されるように立設されている。尚、現像カートリッジ130は、第2被押圧部132cが第1被押圧部32cより斜め下方に設けられている点が、現像カートリッジ30と相違する。
<押圧ユニットの構成>
図3は、図1に示す押圧ユニット40を筐体から取り外した状態を示す図である。図4は、図1に示す押圧ユニット40の側面図である。図5は、図1に示す押圧ユニット40を第1位置決め部に固定した状態を示す。
図3に示すように、押圧ユニット40は、ドラム側筐体25に着脱自在に装着される。ドラム側筐体25は、押圧ユニット40を収容部25aに挿入するための挿入口25hが、側壁25gに設けられている。ドラム側筐体25の底壁25eは、挿入口25hの両側から、押圧ユニット40が感光体ドラム21に対して進退する進退方向Xに沿って、レール部25f,25fが設けられている。ドラム側筐体25は、押圧ユニット40のガイド部45d、45dをレール部25f,25fの溝部25kに摺動可能に収容し、押圧ユニット40を挿入口25hからのみ脱着できるようにしている。
ドラム側筐体25の底壁25eは、レール部25f,25fの間に、進退方向Xに沿って押圧ユニット40を位置決めするための第1位置決め部25iと第2位置決め部25jを有する。図4に示すように、押圧ユニット40は、ハウジング45の底面に、第1及び第2位置決め部25i,25jと選択的に係合する固定部45eを備え、スライド方向に位置決めされる。
図3、図4、図5に示すように、押圧ユニット40は、作用部材41と、付勢部材42と、ハウジング45とを主な構成要素とする。
ハウジング45は、ポリスチレン等の樹脂を材質とする。ハウジング45は、上方に開口する中空部45aを備える。ハウジング45は、感光体ドラムの軸方向L1に対して直交する一対の側面に回転軸43の両端が固定され、軸方向L1と平行になるように回転軸43が配置されている。回転軸43の端部が固定された側面には、ガイド部45d,45dが進退方向Xに沿って長く設けられている。ガイド部45d,45dは、側面から突出し、ドラム側筐体25のレール部25f,25fに設けた溝部25kに摺動可能に嵌め合わされる。
ハウジング45の底面には、固定部45eが、感光体ドラム21の軸方向L1と平行な方向に延びる凸部によって形成されている。尚、ドラム側筐体25は、第1及び第2位置決め部25i,25jが感光体ドラム21の軸方向L1と平行に設けられた凹部によって形成され、第1及び第2位置決め部25i,25jを固定部45eと係合させることにより押圧ユニット40を位置決めする。ここで、固定部45eと第1及び第2位置決め部25i,25jは係合と解除を容易にするために断面三角形状にされているが、断面半球状等にしても良い。
図5に示すように、押圧ユニット40は、現像ローラ35を感光体ドラム21に向けて付勢するための付勢部材42と、ハウジング45に支持されて付勢部材42の付勢力を現像ローラ35に向けて作用させる作用部材41とを、中空部45aに配置している。
作用部材41は、ポリスチレン等の樹脂をブロック状に成形したものであり、回転軸43に摺接する軸受部41bが形成されている。ハウジング45は、底面が斜めに形成され、回転軸43の隣に付勢部材42を配置している。付勢部材42は、回転軸43に対して直交するように配置され、作用部材41のばね受け部41cに先端部を当接させている。そのため、作用部材41は、軸孔部41bを中心に回転する方向の力を付勢部材42から常時付与されている。尚、作用部材41は、安定して回動するように、回転方向に対して直交する面を中空部45aの内壁に摺接させている。
ハウジング45は、回転軸43を挟んで付勢部材42と反対側の側面が切り欠かれ、作用部材41の回動を阻止する係止部45cが設けられている。作用部材41は、係止部45c側の側面に、現像カートリッジ30の第1被押圧部32cに当接する当接面41aが形成されている。
<押圧ユニットの取り付け方法>
図3に示す押圧ユニット40は、現像ローラ35を感光体ドラム21に押圧する押圧力が、付勢部材42の公差や付勢部材42の座面形状等によって微妙に異なり、個体差がある。押圧ユニット40の押圧力は、予め測定され、押圧力が均衡する押圧ユニット40を組み合わせてドラム側筐体25に取り付ける。
具体的には、ドラム側筐体25の一方の挿入口25hからガイド部45d,45dをレール部25f,25fの溝部25kに収容させるようにドラム側筐体25に押圧ユニット40を挿入する。そして、押圧ユニット40をレール部25f,25fに沿って感光体ドラム21側にスライドさせ、固定部45eを第1位置決め部25iに係合させる。これにより、押圧ユニット40をドラム側筐体25に位置決め固定する。これと同様に、他方の押圧ユニット40をドラム側筐体25に固定する。
<動作説明>
このようにして押圧ユニット40,40が固定されたドラムカートリッジ20は、案内溝25b、25bに現像ローラ軸35aの両端を挿入し、現像カートリッジ30を収容部25aに収容する。
押圧ユニット40,40は、現像カートリッジ30の側面32d,32dに突設した第1被押圧部32c,32cに当接面41a,41aがそれぞれ当接し、作用部材41,41が感光体ドラム21と反対側に回動して付勢部材42,42を圧縮する。現像カートリッジ30は、付勢部材42の反発力が当接面41a,41aと第1被押圧部32c,32cとの接触点に作用し、現像ローラ35が感光体ドラム21に向けて押圧される。
このとき、一対の押圧ユニット40,40は、押圧力が均衡している。そのため、ドラムカートリッジ20は、一対の押圧ユニット40,40によって現像ローラ35を感光体ドラム21に対してバランス良く押圧する。よって、ドラムカートリッジ20を装着したプリンタ1は、良好な可視像を感光体ドラム21に形成し、印字濃度のムラ等を生じることなく印刷を行うことができる。
<作用効果>
以上説明したように、ドラムカートリッジ20は、各押圧ユニット40の固定部45eを第1又は第2位置決め部25i,25jに選択的に係合させ、押圧ユニット40をドラム側筐体25に対して位置調整する(図5参照)。これにより、ドラムカートリッジ20は、一対の押圧ユニット40が現像ローラ35を感光体ドラム21に向けて押圧する押圧力が調整され、現像ローラ35を感光体ドラム21の軸方向L1に均一に押圧させることができる。
また、ドラムカートリッジ20は、例えば、正規でない現像カートリッジ130が収容部25aに収容された場合でも、現像ローラ135を感光体ドラム21に押圧することが可能である。
図2に示すように、現像カートリッジ130は、第2被押圧部132cの配置が、正規の現像カートリッジ30に設けた第1被押圧部32cの配置と異なる。そこで、使用者は、図6に示すように、押圧ユニット40を感光体ドラム21側にスライドさせ、固定部45eを第2位置決め部25jにそれぞれ係合させることにより、各押圧ユニット40の当接面41aを第2被押圧部132cにそれぞれ当接させる。
ドラムカートリッジ20は、一対の押圧ユニット40,40のドラム側筐体25に対する配置を変更している。そのため、一対の押圧ユニット40は、正規の現像カートリッジ30を収容部25aに装着した場合と同様に、非正規品の現像カートリッジ130の現像ローラ135を感光体ドラム21に対して押圧する。このようなドラムカートリッジ20を装着されたプリンタ1は、正規の現像カートリッジ30をドラムカートリッジ20に装着した場合と同様に感光体ドラム21に良好な可視像を形成するので、非正規品の現像カートリッジ130がドラムカートリッジ20に装着されても印字性能が低下しない。
また、ドラムカートリッジ20は、ハウジング45に支持される作用部材41を介して付勢部材42の付勢力を現像ローラ35に向けて作用させる(図5参照)。このようなドラムカートリッジ20は、付勢部材42による付勢力が均等な押圧ユニットを組み合わせてドラム側筐体25に取り付けるので(図2参照)、収容部25aに配置した一対の押圧ユニット40の押圧力を均衡させることができる。
また、ドラムカートリッジ20は、感光体ドラム21の軸方向L1に対し、収容部25aの両側に押圧ユニット40,40を配設するので(図2参照)、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して軸方向L1に均一に押圧することができる。
また、ドラムカートリッジ20は、ドラム側筐体25に設けた溝部25kに沿って押圧ユニット40がスライド可能に支持される(図3参照)。溝部25kは、進退方向Xに沿って設けられているため、押圧ユニット40は、現像ローラ35を感光体ドラム21に対して押圧する方向とほぼ同じ方向にスライドする。よって、ドラムカートリッジ20は、押圧ユニット40をスライドさせて、現像ローラ35を感光体ドラム21に向けて押圧する力を簡単に調整できる。
また、ドラムカートリッジ20は、感光体ドラム21の軸方向L1と平行な方向に伸びた凸部で構成した固定部45eを、凹部で構成した第1及び第2位置決め部25i,25jに係合させて、押圧ユニット40を固定する(図5参照)。このようなドラムカートリッジ20によれば、押圧ユニット40を確実に位置決めすることができ、さらには、固定部45eを第1及び第2位置決め部25i,25jに係合させるときに操作感があり、押圧ユニット40を位置決め固定しやすい。
尚、本考案は、上記実施形態に限定されることなく、色々な応用が可能である。
例えば、上記固定部45eを凹部で設け、第1及び第2位置決め部25i,25jを凸部で設けても良い。
20 ドラムカートリッジ
21 感光体ドラム
25 ドラム側筐体
25a 収容部
25f レール部
25i,25j 第1及び第2位置決め部
25k 溝部
30,130 現像カートリッジ
40 押圧ユニット
41 作用部材
42 付勢部材
45 ハウジング
45e 固定部
X 進退方向
L1 軸方向

Claims (5)

  1. 現像ローラを有する現像カートリッジを着脱可能に収容可能であり、感光体ドラムを回転可能に支持する筐体を備えるドラムカートリッジであって、
    前記筐体は、
    前記現像カートリッジを収容する収容部と、
    前記収容部に配置され、前記現像ローラを前記感光体ドラムに向けて押圧するための押圧ユニットと、
    前記押圧ユニットが前記感光体ドラムに対して進退する進退方向に沿って、前記押圧ユニットを位置決めする第1位置決め部及び第2位置決め部と、を有し、
    前記押圧ユニットは、前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部に対して選択的に係合する固定部を備えている
    ことを特徴とするドラムカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のドラムカートリッジにおいて、
    前記押圧ユニットは、ハウジングと、前記現像ローラを前記感光体ドラムに向けて付勢するための付勢部材と、前記ハウジングに支持されて前記付勢部材の付勢力を前記現像ローラに向けて作用させる作用部材と、を備えている
    ことを特徴とするドラムカートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のドラムカートリッジにおいて、
    前記押圧ユニットは、前記感光体ドラムの軸方向に対し、前記収容部の両側に配設されている
    ことを特徴とするドラムカートリッジ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載のドラムカートリッジにおいて、
    前記筐体には、前記押圧ユニットを前記進退方向にスライド可能に収容する溝部が形成されている
    ことを特徴とするドラムカートリッジ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載のドラムカートリッジにおいて、
    前記固定部は、前記感光体ドラムの軸と平行な方向に延びた凸部または凹部であり、
    前記第1位置決め部及び前記第2位置決め部は、前記固定部が前記凸部である場合には凹部として形成されており、前記固定部が前記凹部である場合には凸部として形成されることを特徴とするドラムカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015129817A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 ブラザー工業株式会社 感光体カートリッジおよびプロセスカートリッジ

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