JP2003515070A - 自動車用の流体結合装置 - Google Patents
自動車用の流体結合装置Info
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Abstract
Description
イプの、特に自動車用の流体結合装置に関する。
されるようになっている、全体が径方向に向いた横方向ケーシング壁と、被動シ
ャフトと共に回転するように、この被動シャフトに結合されるようになっている
ハブと共に回転するように、このハブに結合されたタービンホイールと、横方向
ケーシング壁とタービンのハブとの間に軸方向に挟持された中心スリーブに沿っ
て軸方向にスライド運動できるようになっており、このスリーブに沿ってシール
された状態に取り付けられたピストンと、横方向壁の内側面から離間する運動に
対応する方向に、中心スリーブに対するピストンの軸方向の変位を制限すると共
に、ピストンとタービンホイールのハブとの間の直接摩擦接触を防止する後方当
接要素とを軸方向に前方から後方に含むタイプの装置について記載し、示したも
のである。
補助部材がスリーブに取り付けられ、第1にスリーブの正面に対する軸方向係合
部材を構成し、第2にピストンのスライド運動をガイドするためのスリーブ要素
の環状前端面に対する軸方向係合部材を構成している。
に向いて位置するハブのラジアルプレートとの間の金属間接触を防止している。
これに関連し、スリーブは金属製であり、溶接によりケーシングのほぼ横方向の
壁にスリーブを固定できるようになっている。
2738890号公報に記載され、示されている公知の実施例では、横方向に向いた壁
は、中心部に中心スリーブを含む金属プレス加工品であり、中心スリーブはプレ
ス加工により一体的に形成されており、その軸方向自由端部が開口しており、こ
の開口部を中心スリーブが貫通している。この中心スリーブは中心スリーブと駆
動シャフト、特に流体結合装置が設けられている自動車のクランクシャフトと共
に回転するようにこれらを結合するためのピボットピンによって、中心スリーブ
の円筒形センタリング表面から軸方向前方に延びている。
してほぼ直線状に延びており、中心スリーブの横方向面の前方は、円筒形センタ
リング表面の境界を軸方向に定めている。
横方向面と中心スリーブの横方向面との間の接合ゾーンにおいて実行される溶接
作業によって達成される。
を位置決めし、かつ取り付けるための手段を設ける必要性が生じている。
、装置の種々の部品の容易な組み立てを可能にする、上記タイプの流体結合装置
を提案することにある。
に結合されるようになっている、全体が径方向に向いた横方向ケーシング壁と、
被動シャフトと共に回転するように、この被動シャフトに結合されるようになっ
ているハブと共に回転するようにこのハブに結合されたタービンホイールと、横
方向ケーシング壁とタービンのハブとの間に軸方向に挟持された中心スリーブに
沿って軸方向にスライド運動できるようになっており、このスリーブに沿ってシ
ールされた状態に取り付けられたピストンと、横方向壁の内側面から離間する運
動に対応する方向に、中心スリーブに対するピストンの軸方向の変位を制限する
と共に、ピストンとタービンホイールのハブとの間の直接摩擦接触を防止する後
方当接要素とを軸方向に前方から後方に有するタイプの、特に自動車用の流体結
合装置において、当接要素が中心スリーブと一体的に形成されていることを特徴
とする流体結合装置を提案するものである。
。
ングが径方向に向き、中心スリーブのほぼ管状の本体から径方向外側に延びる。
対し、またはタービンのハブに対し、軸方向に移動されないようになっている。
ア内で軸方向に延びる。
の別の特徴および利点が明らかとなろう。
構造では、流体結合装置50は、トルクコンバータとをロックアップクラッチ5
4とを備え、これらはオイルで満たされ、ケーシング52を構成する共通シール
ハウジング内に配置されている。別の変形例では、トルクコンバータは流体カプ
ラーに置換できる。このカプラーは、反作用ホイールを含まないという点で周知
のようにコンバータと異なっている。
けることにする。
トと共に回転するように駆動シャフトに結合されるようになっている。自動車に
適用した場合、この駆動シャフトは、内燃エンジンのクランクシャフト(図示せ
ず)となっている。
れらハーフシェルは、互いに対向する関係にあり、それらの外周部は、一般に溶
接によってシールされた状態に固定されている。
ャフトと共に回転するようにこのシャフトに結合されており、このハーフシェル
は、基本的には環状壁58から成る。この環状壁58は全体が横方向、すなわち
装置の軸線X−Xに直角な径方向の面にあり、その外周部は、ほぼ軸方向に向い
た環状スカート60状をした円筒形壁として延びている。
ている)第2ハーフシェル、すなわち後方ハーフシェルは、インパルスホイール
を構成するように構成されており、この目的のために、その内側面に翼を含む。
おり、タービンホイール64は、リベット締めまたは別の変形例では溶接により
ハブ70と一体的なラジアルハブプレート68に固定されている。被動シャフト
72、すなわち自動車に適用されている場合には、ハブ70はギアボックスの入
力シャフトと共に回転するように、この入力シャフトに結合できるよう、内側に
スプライン溝が設けられている。
るチャンネル73を構成するように内部が中空となっている。
、環状ディスク78とは、容積可変チャンバ82を構成し、このチャンバには被
動シャフト72を通してオイルが供給される。環状ディスク78は摩擦ライナー
80を支持しており、これらライナーは対向する横方向面の各々において、例え
ば接着剤による接着によって環状ディスク72に固定されている。
ストン74の径方向外側の外周部にラグを有する。これらラグは軸方向に向いた
部分を有し、これら部分の各々はガイドリング84の外周部に形成されたスロッ
ト内に進入している。
グに結合されているが、軸方向には移動できない。このディスク78とリング8
4との間には、円周方向に作用するコイルスプリング86が挟持されている。
レート88として径方向内側に延びており、ラジアルプレート88は、ピストン
74とホイール64との間でオイルを流すための孔90の組を有する。
ョンダンパーのほとんどは第1シェルの外周部にてタービンホイール64と環状
横方向壁58との間に位置している。トーションダンパーは、ピストン74およ
びライナー80の径方向外側に配置され、ディスク78の延長部から成る入力部
分と、ラジアルプレート88およびガイドリング84から成る出力部分と、コイ
ルスプリング86とを備える。これら出力部分は、タービンホイール、より正確
には、タービンホイールのスプラインの設けられたハブ70と共に回転するよう
にハブに結合されており、一方、入力部分は、ピストン74に対して径方向に突
出するラジアルディスク78と共に回転するようにこのディスクに結合されてい
る。
に解放自在に結合されており、ピストン74とカウンターピストンを構成する横
方向壁58の内側面92の対向する部分との間には、摩擦ライナー80を備えた
ディスク78が解放自在にグリップされるようになっている。従って、ディスク
78は、スプライン付きハブ70およびタービンホイール64に弾性的に結合さ
れている。
ーシング内でオイルが連続的に循環することによりインパルスホイールにより共
に回転するように駆動されるようになっており、自動車がスタートした後に生じ
るタービンとインパルスホイールとの間のスライド効果を防止するために、ロッ
クアップクラッチ54は、被動シャフトと駆動シャフトとを直接結合(または架
橋)する。この結合は、ピストン74とカウンターピストン58、92との間に
摩擦ライナー80およびディスク78をグリップし、ケーシングシェルによって
被動シャフトを直接駆動することによって達成される。このロックアップクラッ
チ54の制御は、スライドを制御しながら行うことが好ましい。
合している位置では、すなわちライナー80がグリップされている位置では、容
積可変チャンバ82は加圧されていない。次に、このチャンバ82の外周部の境
界はディスク78およびライナー80、ピストン74および壁58によって境界
が定められており、ピストン74および壁58の各々は、その外周部にライナー
80のための平らな横方向摩擦面を有する。
より、第1ハーフシェルの横方向壁58と共に回転するように、ピストン74が
この横方向壁に結合されていることが理解できよう。これらタング94によって
ピストン74は、軸方向の運動ができるようになっている。これらタングは、横
方向壁58に固定され、挟持された金属製環状部材により、横方向壁58に取り
付けることができる。タング94をピストン74に取り付けるために公知の構造
の締結手段が使用されている。
間、すなわち容積可変チャンバ82内にタング94が位置している。
独立した部品であり、この中心スリーブ76は、壁48の内側面92とハブ70
の前方横方向面98との間に挟持されており、ハブ70は、ラジアルプレート6
8として径方向外側に延びている。直径がスプライン付き後方部分の径よりも小
さくなっている被動シャフト72の自由端部分100は、シールリング104が
挟持された状態でスリーブ76の内側ラジアルボア102内へ少なくとも一部が
軸方向に進入している。
形した部品であり、この部品は本例ではシールされた状態で、ピストン74の内
側ラジアル周辺部103に支持されている。
って形成された環状部材となっており、この環状部材は、ケーシング壁58の内
側面92に隣接する前方横方向面106およびハブ70のラジアルプレート68
の前方横方向面98に隣接する後方横方向面108によって、軸方向の境界が定
められている。中心環状スリーブ76は、その内側径方向の境界が、ボア102
によっても定められており、外側の境界が外側円筒形面110によっても定めら
れている。
間の完全にシールされた接続を保証するよう、ピストン74の内側ラジアル周辺
部103のまわりに使用場所で中心スリーブを成形することによって中心スリー
ブ76を形成することが望ましい。
ストン74の径方向周辺部103と対向する状態に内側ラジアル周辺部103の
まわりの所定位置にスリーブ76が成形されていること、およびスリーブのその
形状により、スリーブ76は、ピストン74に軸方向に取り付けられている。
構成し、この環状リングは軸方向後方において、すなわちラジアルプレート68
に向き、被動シャフト72に対するスリーブとピストン76、74から成る組立
体のシールされた状態での軸方向のスライド運動を制限している。
ピストン74と、これに向いたラジアルプレート68との間の直接接触、特に金
属間摩擦を防止するようになっている。
セクターとし、製造に必要な材料を少なくすることができるように、当接要素1
78の他の変形例を考えつくことができる。
により、当接要素178を製造することによって応用を容易にし、周辺部品、例
えばピストンまたはタービンホイール−ハブアセンブリとの適合性を高めること
ができ、このことは径方向または軸方向の寸法とは関係なく可能となる。
結合できるようにするために、ピストン74の内側ラジアル周辺部103は、軸
線X−Xを中心として円周方向に離間した、特に一定の間隔で離間した歯または
ラグを含むことができる。図示していない別の変形例では、これらラグは、ピス
トン74の径方向内側部分103内に形成された軸方向の孔に置き換えることが
でき、この場合、これら孔を成形材料が貫通している。
にオイルを供給できるようにするために、スリーブ76の横方向面106は一組
の通路118を含み、これら通路は、ケーシングの横方向壁58から軸方向前方
に延びた中心のプレス加工された要素122内に形成された中心チャンバ120
に接続され、更にピストン74と壁58との間に構成された制御チャンバ82に
接続されている。
ブ76の前方横方向面106は、好ましくは軸線X−Xを中心として一定の間隔
で円周方向に離間した一組の溝118を含むことが好ましい。
クシール手段、本ケースではシール104によって得られ、このシール104は
、第1実施例では被動シャフト72の自由前方端部部分100の径方向外周部1
26内に機械加工によって形成された溝124に取り付けられたシールリングで
ある。
対してシールされた状態で自由にスライドし、よってクラッチを入れたり切った
りする動作を行えるようにしている。
ブ76の後方横方向面108内には一組の溝128が形成されている。
8と同じように、好ましくは、スリーブ76の製造中に成形によって形成するこ
とが望ましい。
低減できるだけでなく、組み立ても容易となる。その理由は、スリーブ76はピ
ストン74に結合されており、単一ダイナミックシール104の存在によって制
御チャンバの完全なシールを保証できるからである。更に、横方向壁58は、現
在の技術レベルよりもより簡単な構造となる。その理由は、横方向壁58の中心
部分122は開口部を有しておらず、組立体のシールも改善される上に、更に特
別な機械加工が不要となるからである。
持されたダイナミックシール104は、溝124内に取り付けられたシールリン
グであり、この溝は、例えばスリーブ76と一体成形され、スリーブ76の内側
ボア102内に形成される。
ルであるか、または同時成形または同時押し出しによりスリーブ76と共に形成
されたシールとなっている。
シールリング104のフィン要素が嵌合されている。このシールリングは、本例
では非対称のリップ付きシールリングとなっている。
プを有し、このシールリップは、被動シャフト72の自由前方端部部分の外周部
126の対向する部分と協働する。このシールリップは軸方向に短くなっている
前方リップと2つのリップ、すなわち後方リップと前方リップの間に配置された
第3のリップ、すなわち中間リップ138も有する。
リップおよび前方リップを有し、これらリップの双方はかなりの軸方向長さとな
っている。本例においては、溝124内には先の実施例と同じようにフィン要素
が挿入されており、場合によっては、このフィン要素は、スリーブ76と共にシ
ール104を同時成形する際に、溝124内に成形できる。
プは、環状バンドスプリングの作用により、被動シャフト72の自由前方端部部
分の径方向外周部126と共にシールされた状態で協働する。
のU字形部分はフィンを構成する垂直側方ブランチを備え、このフィンによって
中心スリーブ76にシールリング104が取り付けられている。横断面の後方垂
直側方ブランチは、スリーブ76の内側ボア102に形成された相補的内側ラジ
アル溝内に延びている。
前端部部分の径方向外周部126とシール協働し、環状ブランチ内には軸方向孔
、すなわち通路が形成され、シールが良好に作動できるようにしている。
造は本例におけるU字形形状により、中心スリーブ76の内側ボア102の壁に
形成された径方向内側リブを囲み、シールリング104を良好にシールするよう
になっている。中心スリーブ76を1つ以上の傾斜した孔が貫通するように形成
されており、U字形シールリング104を潤滑用溝128に内部連通させている
。
フト72との間には中心スリーブ76が圧嵌めされている。
チとをそれぞれ備えたほぼL字形となっている。
アルプレート68との間に、軸方向に挟持された垂直ブランチは、当接要素17
8を構成する。この当接要素178は、ピストンの軸方向後方スライド運動を制
限する平らな環状リング状となっている。この当接要素178は、潤滑用溝12
8を含むことが好ましい。この当接要素178は連続したクラウンから構成でき
るし、また別の変形例で不連続のクラウン、すなわち一連のセクターからも構成
できる。この当接要素178は、好ましくは合成材料から構成され、この材料は
補強してもよいし、補強しなくてもよく、この材料は必要な摩擦係数に従って選
択される。
より、ピストン74の径方向内周部103内に水平ブランチが圧嵌めされている
。スリーブ、本ケースでは水平ブランチの径方向内周部と被動シャフト72との
間のダイナミックシールは、これら2つの要素のいずれかとことなるように連動
し得るシール部材104を介在させることによって得られる。2つのL字形ブラ
ンチを有するスリーブ76は、例えばプラスチック材料を成形することによって
製造することが好ましく、このスリーブは、本ケースでは金属製の補強フェルー
ル300を含むことができる。このフェルールは、圧嵌めを可能にするよう、水
平ブランチの径方向外周部を構成する。こうして金属フェルール300は、スリ
ーブに対する補強インサートを構成する。
る。
ランチの摩擦係数を最適にすることが可能となる。
76の水平ブランチ内に挿入され、これら2つの部品の間を軸方向に接続してい
る。
た部品であり、この部品は、ピストン74の径方向内側部分103に取り付けら
れているが、ここでは弾性嵌合係合によって固定されている。
状に全体が類似した形状となっており、その上方部分、すなわち、径方向外側部
分158は、ピストン64の径方向内側部分103の形状に従い、ピストン64
を取り付け、固定できるような構造となっている。
側面後方部分114が延び、一方、径方向内側部分103の径方向内側エッジに
対向しながら、中間環状スカート160が軸方向に延びている。
ストン74の被動シャフト72に対するスライド運動に対し、後方、すなわちラ
ジアルプレート68に向かう軸方向ストッパーとして働く当接要素178を形成
する。
与えられるので、この環状部分は、スカート160の軸方向前方自由ターミナル
エッジに形成された係止リップ164の後方でも、ピストン74の径方向内側部
分103を弾性嵌合係合、すなわちスナップ嵌合させるために弾性変形できる。
ために、ピストン74の径方向内側部分103にプレス形成された相補的リブ1
66の間に部分114が延びている。
03の径方向内側エッジと中心スリーブ76のスカート160の対向する部分と
の間にスタティックなOリングシール170が挟持されており、本例ではスカー
ト160の径方向外周部内にスリーブ76と共に成形することによって形成され
た相補的ラジアル溝172内にスタティックシールリング170が嵌合されてい
る。
明する。 ここでは、中心スリーブ76はピストン74のスライド運動をガイドするため
の中心スリーブであり、ケーシング壁58とタービンホイールのハブ68、70
との間で自由に軸方向に運動できるように取り付けられた部品として製造されて
いる。
る中心ガイドスリーブ76に対して軸方向にスライド運動するように取り付けら
れている。 この目的のために、部分013の径方向内側円筒形エッジ174は、若干の径
方向の間隙をもって中心ガイドスリーブ76の径方向外側円筒形表面176に向
いている。中心ガイドスリーブ76の軸方向後方の境界は、当接要素168によ
って定められており、この当接要素168は、本例では、成形により径方向外側
プレート状をしたスリーブ76と一体的になるよう、成形によって形成されてい
る。この径方向外側プレートには、ピストン74の径方向内側部分103の後方
横方向面の対向する部分が軸方向に係合できる。
嵌合されたシール部材170によって保証されており、溝172は、例えばスリ
ーブ176と一体に形成されている。
172内に成形したり、また中心スリーブ76と同時成形することによって形成
することも可能である。
、更にタービンホイール64のハブ70のプレート68の径方向内側部分に対し
て自由に軸方向に移動できる。
方向にセンタリングするための手段は設けられておらず、タービンホイール54
に対するセンタリング手段も設けられていない。
の手段が設けられている点で、図6の実施例は図5の実施例と異なっている。
ングリップ180として軸方向前方に延びている。このセンタリングリップの外
側形状182は中心部分122とケーシングの横方向壁58とを接合するカーブ
184の内側形状と相補的になっている。
対し径方向にセンタリングするための後方環状リップ186を、中心スリーブ7
6の径方向内側部分に設けることが可能であり、後方リップ186の外側形状1
88は、スプライン付き軸方向ハブ170とタービンホイールのラジアルプレー
ト68の径方向内側部分との間の接合部分190の内側形状と相補的である。
いて説明する。
なわち、ピストン74の径方向内側部分103は、シール部材170が挟持され
た状態で、中心ガイドスリーブ76に対して軸方向に自由に移動できる。
横方向壁58に中心ガイドスリーブ76が固定されている。
方向に延びる面取りされたヘッド202を備えたスナップ嵌合ペグ200の一組
を含み、これらペグの各々は、中心ガイドスリーブ76の前方横方向面106に
対向するように形成され、かつこの面に軸方向前方に開口する相補的な孔204
内に弾性的に挿入されて嵌合されている。
の孔は、その自由端部の近くに弾性変形可能なフッキングリップを備える。これ
らリップは、ヘッド202によって軸方向後方の境界が定められた相補的溝20
8内に、軸方向の間隙を生じることなく嵌合される爪206状となっている。
態で孔204内にペグ200を弾性的に取り付けることにより、カバープレート
58に中心スリーブ76を径方向かつ軸方向に固定することが可能である。
軸方向の寸法が溝208の寸法よりも小さく、よって中心スリーブ76が横方向
壁58に対して軸方向に変位できるようになっている。 先の実施例と同じように、ヘッド202を有するペグ200は壁58と一体的
に形成されている。
わち、これら孔204は、中心スリーブ76の前方横方向面106内に形成され
た単一の軸方向溝に置換されており、連続的な環状リング状をした弾性変形可能
なリップ208により、前方横方向面106の近くの径方向内側の境界が定めら
れており、環状リングの後方にペグ200のヘッド202が弾性的に係合するよ
うになっている。
70のラジアルプレート58に対し、ピストン74、103のための中心ガイド
スリーブ76が固定されている。
なペグ210を備え、これらペグ210は、軸線X−Xを中心として円周方向に
一定間隔で隔置されており、中心スリーブ76の後方横方向面108から後方に
向かって軸方向にも延びている。各ペグは、プレート68内に対向するように形
成された相補的孔212ナイン軸方向に嵌合されている。
ールのラジアルプレート68に対しする径方向かつ軸方向の締結が得られる。
の予行方向壁58またはスプライン付きハブ70のラジアルプレート68に接着
剤による接着によって固定され、対応する要素に対して径方向かつ軸方向にスリ
ーブ76を固定できる。
面108にそれぞれ形成された対応する溝内に、接着剤のバンド214を堆積さ
せてもよい。
対して径方向にセンタリングされる。
ングを保証するが、スリーブ76は、孔204内でのピン200のスライド運動
によってケーシングに対して軸方向に変位できる。スリーブ76は、タービンホ
イールのハブ68、70に対して軸方向にも自由に移動できる。
るための中心スリーブ76は、タービンホイールに対して軸方向に変位するため
の設備により、タービンホイールに対して径方向にセンタリングできる。
た一連のヘッドレスピンを備え、これらピンの各々は、スプライン付きハブ70
のラジアルプレート68内に形成された対向する相補的孔212内にスライド係
合した状態で嵌合される。
により横方向壁58に対して径方向かつ軸方向に固定される。
たウェブを含み、これによって壁58から、この目的のために中心スリーブ76
の前方横方向面106内に形成された孔201を通って軸方向後方に向いて延び
るペグ200のヘッド202を形成するために、内部へのアクセスを可能にして
いる。
、リベット250によっても行うことができる。このリベット20は、中心スリ
ーブ76の本体内に、この目的のために形成された孔252を貫通する。リベッ
ト締め作業は、例えばリベットヘッド252を形成するように外側から行われる
。
このネジは、ハブ70のラジアルプレート68内に螺合される。
より、径方向かつ軸方向に締結するためのペグ210を特に形成するよう、関連
する部品に現場で中心スリーブを成形することにより、成形作業中に、スプライ
ン付きハブ70のラジアルプレート68に直接中心スリーブ76を締結すること
が可能である。別の変形例では、好ましくは熱を加えたリベット締めにより、ラ
ジアルプレート68に径方向かつ軸方向の締結ペグ210が接合される。
ングの横方向壁58に、またはタービンホイールに、特にスプライン付きハブ7
0のラジアルプレートに中心スリーブ76を締結するよう、これら実施例は同じ
ように、かつ対称的に実施でき、これら実施例のいずれも、本発明の範囲から逸
脱するものではない。
104およびシール部材700の各々は異なった構造でもよく、更に同じように
配置でき、シール部材104は、シャフト72または中心スリーブ76の本体と
同じように連動できる。
まず、特に当接要素がスリーブの本体と共に成形または現場成形されることによ
って形成される場合、当接要素の設計の自由度が大きく、第2に、スリーブの配
置が種々可能であり、特にラジアルセンタリングおよび軸方向の係合だけでなく
、この結果種々の組み立て方法が可能である。
向半横断面図である。
形により取り付けられた中心スリーブの別の変形例を示す。
を備えた中心スリーブが取り付けられた別の変形例を示す。
ンの径方向内周部に取り付けられた別の変形例を示す。
ンホイールに対して自由に軸方向に運動するように取り付けられた、中心スリー
ブに沿ってシールされた状態に取り付けられた、軸方向にスライドするピストン
を示す。
グされる、中心スリーブに沿ってシールされた状態で軸方向にスライド運動でき
るようにピストンが取り付けられた、本発明の原理の別の具現化例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
対して中心スリーブを径方向にセンタリングし、かつ適当な場合には軸方向に係
合させるための手段の変形例を示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 駆動シャフトと共に回転するようにこの駆動シャフトに結合
されるようになっている、全体が径方向に向いた横方向ケーシング壁(58)(
92)と、 被動シャフト(72)と共に回転するようにこの被動シャフトに結合されるよ
うになっているハブと共に回転するようにこのハブに結合されたタービンホイー
ル(64)と、 横方向ケーシング壁(58)とタービンのハブ(68)(70)との間に軸方
向に挟持された中心スリーブ(76)(176)に沿って軸方向にスライド運動
できるようになっており、このスリーブに沿ってシールされた状態に取り付けら
れたピストン(74)(103)と、 横方向壁(58)の内側面(92)から離間する運動に対応する方向に、中心
スリーブ(76)に対するピストン(74)の軸方向の変位を制限すると共に、
ピストンとタービンホイールのハブとの間の直接摩擦接触を防止する後方当接要
素(178)とを軸方向に前方から後方に含むタイプの、特に自動車用の流体結
合装置において、 当接要素(178)が、中心スリーブ(76)と一体的に形成されていること
を特徴とする流体結合装置。 - 【請求項2】 中心スリーブ(76)が、ピストン(74)に対して軸方向
に取り付けられていることを特徴とする、請求項1記載の流体結合装置。 - 【請求項3】 中心スリーブ(76)が、プラスチック材料を成形すること
により形成されていることを特徴とする、請求項1記載の流体結合装置。 - 【請求項4】 中心スリーブ(76)が、ピストン(74)に対して径方向
にセンタリングされることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の流体
結合装置。 - 【請求項5】 中心スリーブ(76)が、横方向ケーシング壁(58)に対
して径方向にセンタリングされることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに
記載の流体結合装置。 - 【請求項6】 中心スリーブ(76)が、タービンのハブ(68)(70)
に対して径方向にセンタリングされることを特徴とする、請求項1〜3のいずれ
かに記載の流体結合装置。 - 【請求項7】 当接要素(178)が、ほぼ連続または不連続な平らな環状
リング状をしており、このリングが径方向に向き、中心スリーブ(76)のほぼ
管状の本体から径方向外側に延びることを特徴とする、先の請求項のいずれかに
記載の流体結合装置。 - 【請求項8】 中心スリーブ(76)が径方向にセンタリングされると共に
、横方向ケーシング壁(58)に対し、またはタービンのハブ(68)(70)
に対し、軸方向に移動されないようになっていることを特徴とする、請求項5〜
7のいずれかに記載の流体結合装置。 - 【請求項9】 中心スリーブ(76)の後方横方向面(108)が、少なく
とも1つの潤滑溝(128)を有することを特徴とする、請求項5〜8のいずれ
かに記載の流体結合装置。 - 【請求項10】 シール部材(104)が挟持された状態で、被動シャフト
(72)の自由端部が中心スリーブ(76)のボア(102)内で軸方向に延び
ることを特徴とする、請求項5〜9のいずれかに記載の流体結合装置。
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