JPS597866B2 - ロツクアツプトルクコンバ−タ - Google Patents

ロツクアツプトルクコンバ−タ

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JPS597866B2
JPS597866B2 JP55124221A JP12422180A JPS597866B2 JP S597866 B2 JPS597866 B2 JP S597866B2 JP 55124221 A JP55124221 A JP 55124221A JP 12422180 A JP12422180 A JP 12422180A JP S597866 B2 JPS597866 B2 JP S597866B2
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JP
Japan
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lock
clutch piston
turbine runner
lockup
torque converter
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JP55124221A
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JPS5751055A (en
Inventor
隆宏 山森
一喜 岩永
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS597866B2 publication Critical patent/JPS597866B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/04Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
    • F16C19/06Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0294Single disk type lock-up clutch, i.e. using a single disc engaged between friction members

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はロックアップトルクコンバータ、特に中心部の
円孔にタービンランナのハブを軸方向移動可能に挿通し
てポンプインペラに結合されたコンバータカバーの端壁
に適宜これと共に回転し得るよう圧着するロックアップ
クラッチピストンを、その円孔の内周面にリップタイプ
シールを固着してタービンランナのハブとの間に油密性
を持たせるとともにタービンランナのハブとのこじりを
回避したロックアップトルクコンバータに関するもので
ある。
トルクコンバータは一般に作動中にポンプインペラとタ
ービンランナとの間でスリップがあり、このためトルク
コンバータを搭載した車両はトルク増加作用により運転
操作が容易である反面、スリップロスにより燃費が悪く
なる。
これがため従来より、トルク増加作用が不要でエンジン
のトルク変動が問題とならない車両の特定(高速)運転
域で、トルクコンバータのポンプインペラにタービンラ
ンナを機械的に直結し、これによりトルクコンバータの
スリップをなくす、いわゆるロックアツプトルクコンバ
ータが種々提案されてきた。
この種の従来のロックアツプトルクコンバータは、ロッ
クアップクラッチピストンの中心に設けられた円筒部の
円孔にタービンランナのハブを挿通して、円孔の内周面
とハブの外周面との摺接によりロックアップクラッチピ
ストンを軸方向移動可能に支持するとともにタービンラ
ンナのハブの外周面の環状溝に嵌入された0 1Jンク
でもって油密性を保持する構造を採用していた。
しかしながら、かかる構造では外径の大きいロックアッ
プクラッチピストンを円筒部の内周面でハブと直接に摺
接させて支持しているため、円筒部の軸方向長さがかな
り長いものにならざるを得す、ロックアップクラッチピ
ストンをコンバータカバー側ニ押圧するロックアップ時
に、ロックアップクラッチピストンの外周側が内周側よ
り強い圧力を受けて外周側の変形が大きくなり易く、こ
れに起因してロックアップクラッチピストンの円筒部が
タービンランナのハブとこじれを起す心配があった。
このため、ロックアップクラッチピストンがコンバータ
カバーの端壁に片当りして、クラツチフエーシングとコ
ンバータカバーとの密着性を悪くし、トルク伝達容量が
低くいものになるという問題点があった。
さらにまた、皐ツクアップクラッチピストンをコンバー
ク力バーから離反するロックアップ解除時においても前
述と同様の理由でロックアップクラッチピストンがこじ
れてコンバータカバーからの離反が円滑に行なわれず、
引き摺り状態を惹起する問題点があった。
本発明は、ロックアップクラッチピストンの円孔の内周
面にリップタイプシールを固着し、ハブの外周面との間
に油密性を確保するとともにロックアップクラッチピス
トンをリップタイプシールより外周側でタービンランチ
に移動可能に支持して、ロックアップピストンの円孔の
内周面がハブの外周面に直接に摺接しない構成とするこ
とにより、前記問題点の解決を実現したものである。
以下、図示の実施例により本発明を詳述する。
第1図は本発明ロックアツプトルクコンバータの全体を
示し、図中1はコンバータハウジング、2はクランクシ
ャフトで、クランクシャフト2の端面にボス部材3及び
ドライブプレート4をボルト5で同心に共締めする。
ドライブプレート4にはその外周にエンジン始動用のリ
ングギャ6を嵌着すると共に、スペーサ7を介してボル
ト8によりコンバータカバー9を同心に取付け、コンバ
ークカバ−9は、その中心に突設したパイロット10を
ボス部材3に貫入して、心出しする。
コンバークカバー9の端壁から遠い開口周縁にポンプイ
ンペラ11を嵌着、溶接し、タービンランナ12をハブ
13のフランジにリベット63で固定する。
14はステータで、ポンプインペラ11及びタービンラ
ンナ12と共にトルクコンバータを構成し、一方向クラ
ッチ15を介して中空固定軸16に取付ける。
中空固定軸16にトランスミッションのインプットシャ
フト17を遊嵌し、両者間に3個の環状スペーサ18,
19.20を介挿して、中空固定軸16及びインプット
シャフト17間に2個の環状空所21,22を画成する
インプットシャフト17にタービンランナ12のハブ1
3をスプライン結合し、このハブの端面とコンバータカ
バー9との間に円環体23を介在させて室24を画成し
、この室と空所22との間を連結する油路25をインプ
ットシャフト17に形成する。
ハブ13の外周面に、ロックアップクラッチピストン2
6の環状のリップタイプシール30が設けられた円孔2
6aを挿入し、このピストンの一側面に設けた円環状の
クラツチフエーシング27がコンバータカバ−9の端壁
と接する時、コンバークカバー9とロックアップピスト
ン26との間にロックアップ油室28が画成されるよう
にすると共に、このロックアップ油室28を、ハブ13
の端面に設けた切欠き溝29により室24に連通させる
タービンランナ12とロックアップピストン26の間に
存在する比較的大きい空所内にトーショナルダンパ31
を配置する。
ロックアップクラッチピストン26及びトーショナルダ
ンパ31は第3図ないし第5図に明示する構成とする。
すなわち、ロックアップクラッチピストン26は1枚円
板の成形により環状の凸部26b(第4図参照)、その
内側に2段の凹部26c(第4図参照)、中心に円孔2
6aを形成し、この円孔26aの内周面にハブ13(第
1図参照)の外周面と摺接する環状のリップタイプシー
ル30をリテーナ30aとともに固着し、このリップタ
イプシール30の内周縁のリップ部30b(第5図参照
)を第1図及び第2図に示すようにタービンランナ12
側に向けてトルクコンバータ内部からロックアップ油室
28へ油が洩れないように配している。
ロックアップクラッチピストン26の外周縁近傍に等角
度離間した3つのリベット穴26dが設けられ、これら
リベット穴26dにクラッチフエーシング27の反対側
から薄いばね鋼などの弾性材よりなる3つの帯板状の弾
性ストラツプ64の一端がリベット65で固着されてロ
ックアップクラッチ26の弦方向に延在している。
トーショナルダンパ31は、ドライブプレート32と、
サイドプレート34と、ドライブプレート32とサイド
プレート34とに両側を挾まれるように配されたドリブ
ンプレート33と、これらプレート内に介挿した6つの
弾性体としてのトーションスプリング35とで構成し、
クラッチディスク等に用いられていると同様のダンパ機
構を持つものとする。
ドライブプレート32およびサイドプレート34は、ド
リブンプレート33の両側に形成された段付部33aお
よび33b(第4図参照)に嵌合して、リベット36に
より相互に連結する。
ドリブンプレート33には更にトーションスプリング3
5を受容する透孔33cとリベット36の軸部36aが
遊嵌される溝33dとを形成し、各トーションスプリン
グ35はドライブプレート32サイドプレート34に設
けた窓32a,342間に挾持する。
タービンランナ12(第1図参照)側にあるドライブプ
レート32は半径方向外方に等角度離間して突出する3
つの突出部32bを有し、これら突出部32bにそれぞ
れリベット66でもって弾性ストラツプ64の他端を固
定する。
ドリブンプレート33は内周側に設けられたリベット穴
33eでリベット63によりハブ13とタービンランナ
12に固着する。
クランクシャフト2から遠いコンバータハウジング1の
開口端をボルト37によりポンプハウジング38及びポ
ンプカバー39と共にトランスミッションケース40に
共締めし、ポンプ力バー39は中空固定軸16にフラン
ジ状に一体成形する。
ポンプハウジング38内にアウターギャ41とこれに噛
合したインナーギャ42とよりなるオイルポンプを内包
せしめると共に、ポンプ駆動軸43をプッシュ44で軸
受けして貫入させる。
ポンプ駆動軸43は中空固定軸16を包套するスリーブ
状とし、その一端をポンプインペラ11に結着し、他端
をインナーギャ42にスプライン結合する。
かくて、中空固定軸16とポンプ、駆動軸43との間に
は環状の油路45が画成され、その一端はポンプインペ
ラ11の内部に通じ、他端はオイルポンプ内に適宜設け
られた油路を経由して線図的に示すようにトルクコンバ
ーク作動油源55に通じる。
このトルクコンバータ作動油源55は線図的に示すよう
にオイルポンプに通じる。
なお、タービンランナ12の内部と環状空所21とを環
状スペーサ18に形成した孔46で連絡し、空所21は
線図的に示すように順次保圧弁47、オイルクーラ48
及び各種潤滑部49を経てオイルリザーバ50に通じさ
せる。
又、環状空所22はポンプ力バー39に形成した油路5
1(50a,5lbは夫々打込み鋼球)を経てロックア
ップ制御弁52(詳細は図示せず)に導き、この制御弁
52は油路51をトルクコンバータ作動油源55又はオ
イルリザーバ50に至るドレン通路に切換え接続する機
能を持つものとする。
これら室24、切欠き溝29、油路25,51、ロック
アップ制御弁52はrンクアツプ制御装置56を構成す
る。
上述の構成とした本発明のロックアップトルクコンバー
タは次の如くに作用する。
クラン2クシャフト2の回転はドライブプレート4、ボ
ルト8及びコンバータカバー9を順次経てポンプインペ
ラ11に伝達され、このポンプインペラはエンジンの運
転中常時回転駆動されている。
この回転はポンプ1駆動軸43を経てインナーギャ42
に伝達され、従ってオイルポンプもエンジンの運転中常
時駆動されている。
車両がトルクコンバータのロックアップ条件に達しない
運転状態にある場合、ロックアップ制御弁52は油路5
1をトルクコンバーク作動油源55の吐出部に連通させ
る。
一方、トルクコンバータ作動油源55の吐出油は油路4
5、ポンプインペラ11の内部、タービンライナ12の
内部、孔46、空所21を経て保圧弁47に通流し、ト
ルクコンバータ内部は保圧弁47の設定圧に保たれる。
この設定圧は、上述の切換状態にあるロックアップ制御
弁52、油路51,25、室24、溝29を経てロック
アップ油室28にも伝達され、上記トルクコンバータ内
圧と釣合う。
かくて、ロックアップクラッチピストン26の両側で油
圧がバランスし、このピストンは弾性ストラツプ64の
戻し力によりコンバータカバー9から離れて、トルクコ
ンバータのロックアップは解除されている。
このロックアップ解除状態では、上記設定圧に保たれて
トルクコンバータ内を流れる作動油がポンプインペラ1
1の回転トルクをステータ14による反力下でタービン
ランナ12にトルク変換しつつ伝達し、トルクコンバー
タは通常の如くに機能する。
そして、タービンランナ12の回転はハブ13を介して
インプットシャフト17に伝達され、このインプットシ
ャフト17よりトランスミッションのギヤトレーンにエ
ンジンの動力が入力される。
なお、保圧弁47を超流した後の作動油は、ラジエータ
のロアタンク内等に設けられたオイルクーラー48で冷
却され、その後トランスミッションの各種潤滑部49に
供給され、オイルリザーバ50(通常トランスミッショ
ン下部のオイルパン)に戻され、このオイルリザーバよ
り再度図示せざる油路を経てギヤ41 .42を持つオ
イルポンプに吸引、吐出される。
車両がトルクコンバータのロックアップ条件を満足する
(例えば最高速ギヤ比で、一定車速以上)運転状態に入
ると、ロックアップ制御弁52は油路51をオイルリザ
ーバ50に至るドレン通路に切換え接続する。
これによりロックアップ油室28内の油は溝29、室2
4、油路25,51及びロックアップ制御弁52を経て
抜取られ、ロックアップクラッチピストン26がその両
側に生じた圧力差により第1図中左行する。
この時、ロックアップクラッチピストン26に設けたク
ラツチフエーシング27がコンバータカバー9の端壁内
面に圧着され、田ンクアツプクラッチピストン26がコ
ンバータカバー9、従ってクランクシャフト2及びポン
プインペラ11に機械的に直結されて、これらと一体的
に回転する。
このロックアップクラッチピストン26の回転はトーシ
ョナルダンパ31を介して、即ち詳細には弾性ストラツ
プ64、ドライブプレート32、トーションスプリング
35、ドリブンプレート33、を順次介してタービンラ
ンナ12に機械的に伝達される。
この回転トルクの伝達尚初における衝撃はトーションス
プリング35により吸収され、トーショナルダンパ31
は所期の作用、即ち衝撃吸収しつつトルク伝達する作用
を遂行できる。
かくて、タービンランナ12はトーショナルダンパ31
、ストラツプ64、ロックアップクラッチピストン26
及びコンバータカバー9を介しクランクシャフト2及び
ポンプインペラ11に直結され、トルクコンバータはそ
の内部の作動油によることなく作動するロックアップ状
態になることができる。
前述の作用において、弾性ストラツプ64は、ロックア
ップクラッチピストン26とタービンランナ12との間
にトルク伝達を行うとともに、ロックアップクラッチピ
ストン26を軸方向移動可能に吊し保持する。
すなわち、ストラップドライブ方式をなしている。
ロックアップ時、ロックアップクラッチピストン26は
弾性ストラツプ64に吊持されながらこれを若干撓ませ
て第1図中左に移動する。
一方、ハブ13とはリップタイプシール30を介しての
み摺接しており、このため、ロックアップクラッチピス
トンが油圧により変形してもハブ13とこじれを起すこ
となく、油密性を保持したまま軸方向に一対的に移動す
ることができ、クラツチフエーシング27をコンバーク
カバー9に安定に密着係合させることができる。
すなわち、このロックアップ時には、リップタイプシー
ル30のリップ部30aは、ロックアップ油室28が低
圧となりタービンライナ12側が高圧となるため、第2
図の矢印aに示す方向の力を受け、ハブ13の外周面に
密着する。
ロックアップクラッチピストン26はコンバータカバー
9と一体に第3図に示すようにクランクシャフト2(第
1図参照)の回転方向Aに回転し、弾性ストラツプ64
を引張るようにしてドライブプレート32にトルクを伝
達する。
このとき、ロックアップクラッチピストンとハブとのこ
じれがないので、ロックアップクラッチピストンの油圧
による傾きは小さく抑えられ、伝達トルク容量の低下を
防げる。
エンジンブレーキが働く際は、弾性ストラツプ64を圧
縮するようにしてドライブプレート32からロックアッ
プクラッチピストン26にトルクが伝達される。
ロックアップ解除時には、ロックアップクラッチピスト
ン26は前述と同様に弾性ストラツプ64で吊持され、
ハブ13の外周面とリップクイプシール30を介して摺
接するため油密性を保持したままハブ13とこじれを起
すことなく、しかもロックアップ油室28の油圧に加え
て弾性ストラツプ64の弾性力で持ってコンバータカバ
ー9から離反されて、第1図に示すロックアップ解除状
態の位置に復帰される。
このため、ロックアップピストン26とコンバークカバ
ー9との離反が円滑に行なわれ、引き摺り状態の発生を
防止できる。
第6図は、本発明の第2の実施例を示す図である。
なお、前の実施例と同一の部分には同一の番号を附して
その説明は省略する。
この実施例においては、トーショナルダンパ71の構成
が前述の実施例と異なる。
すなわち、ドライブプレート72がドリブンプレート7
3とサイドプレート74とにより両側を挾まれており、
第6図中のタービンランナ12に近接した位置にあるド
リブンプレート73がリベット63でハブ13およびタ
ービンランナ12に固着されている。
64は3つの弾性ストラップであり、一端がロックアッ
プクラッチピストン26の外周近傍にリベット65で固
着されて田ンクアツプクラッチピストン26の弦方向に
延在しており、他端がドライブプレート72の放射方向
外方に突出した突出部72aにリベット66で固着され
ている。
72b ,72cはドリブンプレート73とサイドプレ
ート74とを両側に嵌着するためにドライブプレート7
2に設けられた段付部である。
36はドリブンプレート73とサイドプレート74とを
連結するリベットであり、72dはリベット36の軸部
36aを遊嵌するためにドライブプレート72に設けら
れた溝である。
35はトーションスプリングであり、ドライブプレート
72に設けられた透孔72eに受容され、ドリブンプレ
ートT3とサイドプレート74とに設けられた窓73a
,74aに挾持されている。
ロックアップクラッチピストン26の中心部の円孔26
aの内周面には、リップタイプシール30が固着されて
おり、ピストン26の円孔26aの内周面とハブ13の
外周面とは直接に摺接しない構成になっている。
なお、前述した2つの実施例では、ロックアップクラッ
チピストンを弾性ストラップで支持したが、ロックアッ
プクラッチピストンの支持手段はこれに限定されること
なく、例えば、ロックアップクラッチピストンに円周方
向へ配されて軸方向へ突出する複数の突起を設け、これ
らの突起を、トーショナルダンパのドライブプレートに
円周方向へ配されて設けられた複数の溝の中に貫入し、
これら突起と溝との係合でロックアップクラッチピスト
ンを支持するとともにロックアップクラッチピストンと
タービンランナとの間をトルク伝達可能に連結してもよ
い。
この本発明第3の実施例を第7図に基づき説明する。
なお、前の実施例と同一の部分には同一の番号を附して
その説明は省略する。
同図においてロックアップクラッチピストン26はこの
軸方向に突出した複数の突起126,127が円周方向
に配されて設けられる。
トーショナルダンパ100はドライブプレート103、
サイドプレート101、ドリブンプレート102、コイ
ルスプリング35、リベット36から成り、下記のよう
に構成される。
ドライブプレート103には複数の溝105が設けられ
、これらの溝にロックアップクラッチピストンの突起1
26,127が軸方向にスライド可能に嵌合支持される
ドライブプレート103の両側にはサイドプレート10
1とドリブンプレート102とがドライブプレート10
3の複数の溝106を貫通するリベット36により一体
に固着され、ドライブプレート103に対し相対回動可
能にしてある。
ドリブンプレート102の中心側はリベット63により
ハブ13、タービンランナ12に固定される。
第3図の実施例と同様に、ドライブプレート103には
透孔103a、ドリブンプレート102には窓102a
、サイドプレ−N 01には窓101aがそれぞれ形成
され、これらの間にトーションスプリング35が介在さ
れてトーショナルダンパ100を構成する。
この実施例にあっては、ロックアップ時ロックアップク
ラッチピストン26は圧力差により突起126,127
がドライブプレート103の溝105に沿って図中左方
向へ移動し、クラツチフエーシング27をコンバータカ
バー9の端壁内面に圧着してタービンランナ12がクラ
ンクシャフト2、ポンプインペラ11に機械的に直結さ
れて一体回転する。
ロックアップ解除時は、前述のようにロックアップクラ
ッチピストン26に作用する圧力差がなくなるので、ロ
ックアップクラッチピストン26をコンバータ力バー9
の端壁内面に圧着する力はなくなり、タービンランナ1
2とクランクシャフト2、ポンプインペラ11との機械
的連結は解除され、通常のトルクコンバータとして機能
する。
従って本実施例では、ロックアップ解除時ロックアップ
クラッチピストンを積極的に戻す手段は、ないものの、
ロックアップクラッチピストンはハブより外周方向へ遠
く離れた位置でトーショナルダンパを介してタービンラ
ンナにスライド可能に支持され、かつクラッチピストン
の円孔とハブとの間には間隙が設けられ、この間隙にて
トルクコンバータ内部からロックアップ油室へ油が流れ
るのを阻止するリップタイプシールを設けたので、ロッ
クアップ時ロックアップクラッチピストンが圧力差によ
り変形しても従来のように長い円筒部とハブとの間でこ
じりを生じることがなく、ロックアップクラッチピスト
ンをスムーズに移動させることができる。
なお、以上の各実施例にあってはトーショナルダンパは
必ずしも設ける必要がないことは言うまでもない。
以上説明してきたように、本発明ロックアツプトルクコ
ンバータによれは、中心部の円孔にタービンランナのハ
ブを軸方向移動可能に挿入させてコンバータカバーと当
接しあるいは離反してロックアップ操作を司るロックア
ップクラッチピストンを、その円孔の内周面にリップタ
イプシールを固着し、かつ、ロックアップクラッチピス
トンをリップタイプシールより外周側でタービンランナ
側に移動可能に支持して、ハブの外周面とロックアップ
クラッチピストンとが直接に摺接することなしに油密性
を保つ構成としたため、ロックアップクラッチピストン
の作動に際して、ロックアップクラッチピストンとその
中心に挿入されたハブとがこじれを起すことなく、しか
も、シールによる摺動抵抗も少ないためロックアップピ
ストンの移動を円滑にすることができる。
このため、ロックアップ時に、ロックアップクラッチピ
ストンをクラツチフエーシングを介してコンバークカバ
ーに安定かつ均一に当接させて両者間のトルク伝達容量
を大きいものとすることができるという効果がある。
また、ロックアップ解除時に、ロックアツプクラッチピ
ストンをこじることなくコンバータカバーから円滑に離
反できるので両者の間の引き摺りを防止できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例によるロックアツプトルクコ
ンバータの縦断面図、第2図は第1図の■部の拡大図、
第3図はそのロックアップクラッチピストンおよびトー
ショナルダンパの一部を破断した正面図、第4図は第3
図のIV−IV線断面図、第5図は第4図のV部の拡大
図、第6図は本発明の第2の実施例によるロックアツプ
トルクコンバータの縦断面図、第7図は本発明の第3の
実施例によるロックアツプトルクコンバータの縦断面図
である。 1・・・・・・コンバータハウジング、2・・・・・・
クランクシャフト、3・・・・・・ボス部材、4・・・
・・・ドライブプレート、5,8.37・・・・・・ボ
ルト、6・・・・・・リングギャ、I・・・・・・スペ
ーサ、9・・・・・・コンバータカバー、10・・・・
・・パイロット、11・・・・・・ポンプインペラ、1
2・・・・・・タービンランナ、13・・・・・・ハブ
、14・・・・・・ステータ、15・・・・・・一力向
クラッチ、16・・・・・・中空固定軸、17・・・・
・・インプットシャフト、18,19.20・・・・・
・環状スペーサ、21,22・・・・・・環状空所、2
4・・・・・・室、25,45,51・・・・・・油路
、26・・・・・・ロックアップクラッチピストン、2
6a・・・・・・円孔、27・・・・・・クラツチフエ
ーシング、28・・・・・・ロックアップ油室、29・
・・・・・切欠き溝、30・・・・・・リップクイプシ
ール、31,71,100・・・・・・トーショナルダ
ンパ、32,72,103・・・・・・ドライブプレー
ト、33,73,102・・・・・・ドリブンプレート
、34,74,101・・・・・・サイドプレート、3
5・・・・・件一ションスプリング(弾性体)、36,
63,65.66・・・・・・リベット、38・・・・
・・ポンプハウジング、39・・・・・・ポンプ力バー
、40・・・・・・トランスミッションケース、41・
・・・・・アウターギヤ、42・・・・・・インナーギ
ャ、43・・・・・・ポンプ駆動軸、44・・・・・・
プッシュ、46・・・・・・孔、47・・・・・・保圧
弁、48・・・・・・オイルクーラ、49・・・・・・
潤滑部、50・・・・・・オイルリザーバ、52・・・
・・・ロックアップ制御弁、55・・・・・・トルクコ
ンバータ作動油源、56・・・・・田ツクアツプ制御装
置、64・・・・・・弾性ストラップ、1 26,12
7・・・・・・突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポンプインペラ、タービンランナ、ステータからな
    るトルクコンバークと、エンジンのクランクシャフトお
    よび前記ポンプインペラに連結されたコンバークカバー
    と、このコンバータカバーに係合可能なクラソチフエー
    シングを有しかつ中心部に前記タービンランナのハブを
    挿通ずる円孔を有し前記タービンランナ側に移動可能に
    支持されてこれと一体に回転するロックアップクラッチ
    ピストンと、このロックアップクラッチピストンと前記
    コンバータカバーとの間に形成されたロックアップ油室
    と、このロックアップ油室から作動油をドレンすること
    により前記ロックアップクラッチピストンを前記コンバ
    ータカバーに前記クラツチフエーシングを介して抑圧係
    合し前記タービンランナと前記ポンプインペラとを直結
    し、前記ロックアップ油室へ作動油を供給することによ
    り前記ロックアップクラッチピストンおよび前記クラツ
    チフエーシングを前記コンバークカバーから離反して前
    記タービンランナと前記ポンプインペラとの直結を解除
    する田ンクアツプ制御装置と、を備えたロックアツプト
    ルクコンバークにおいて、前記ロックアップクラッチピ
    ストンの円孔の内周面に先端が前記ハブに当接するリッ
    プクイプシールを固着すると共に前記ロックアップクラ
    ッチピストンを前記タービンランナ側に移動可能に支持
    する部位を前記リップタイプシールより外周側に位置さ
    せたことを特徴とするロックアップトルクqンバータ。 2 前記ロックアップクラッチピストンの前記タービン
    ランナ側への支持は弾性ストラップを介して行なったこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロックアッ
    プトルクコンバータ。 3 前記ロックアップクラッチピストンの前記タービン
    ランナ側への支持はトーショナルダンパを介して行なっ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロック
    アップトルクコンバーク。
JP55124221A 1980-09-08 1980-09-08 ロツクアツプトルクコンバ−タ Expired JPS597866B2 (ja)

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