JPH11510886A - 流体力学的結合装置 - Google Patents

流体力学的結合装置

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JPH11510886A JP10501296A JP50129698A JPH11510886A JP H11510886 A JPH11510886 A JP H11510886A JP 10501296 A JP10501296 A JP 10501296A JP 50129698 A JP50129698 A JP 50129698A JP H11510886 A JPH11510886 A JP H11510886A
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    • F16H2045/0278Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces

Abstract

(57)【要約】 本発明は、駆動シャフト(100)に回絋自在にリンクされ、中心に固定されたガイドリング(6)を支持する、おおむね横方向を向く壁(2)と、ガイドリング(6)に沿ってシールされた状態で摺動し、ディスク(10)により、外側の径方向の境界が定められている可変容積チャンバ(30)を、リング(6)および横方向壁(2)と共に構成するピストン(9)と、ピストン9とディスク(10)との間、およびディスク(10)と横方向壁(2)の内側面(124)との間にそれぞれクランプされるようになっている摩擦ライナー(11)とを備え、横方向壁(2)が、リング(6)を固定するための中心スリーブ(126)と、リング(6)をセンタリングするための前方円筒形表面(138)が嵌合される内面(136)とを備える、自動車用の流体力学的結合装置において、リング(6)をセンタリングするための円筒形表面(138)が、横方向壁(2)のスリーブ(126)(136)に径方向にきつく嵌合され、よって、リング(6)に対するスリーブの固定を保証していることを特徴とする、流体力学的結合装置に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 流体力学的結合装置 本発明は、流体力学的結合装置に関し、例えば国際公開第WO94/07058号公報 に記載され図示されたタイプの自動車用流体力学的結合装置に関する。 上記公報は、駆動シャフトにともに回転しうるように結合され、このシャフト の中心部に締結されたガイドスリーブを支持するおおむね横方向を向く壁部分と 、ガイドスリーブに沿ってシールされた状態で摺動するように取り付けられ、デ ィスクにより径方向の外側の境界が定められた可変容積チャンバを、ガイドスリ ーブおよび横方向壁部分とで構成するピストンと、ピストンとディスクとの間、 およびディスクと横方向壁部分の内面との間に、それぞれグリップされるように なっている摩擦ライナーとを備えるタイプの装置について記載している。 例えば本願出願人により出願されたフランス国特許願第95.05821号または同第 95.10960号明細書に記載され図示されている公知の例では、横方向を向く壁は金 属のプレス加工品であり、このプレス加工品は、中心部分にプレス加工された一 体的な中心スリーブを含み、この中心スリーブの軸方向の自由端(すなわち前端 )は開口しており、この中心スリーブにはガイドスリーブが貫通し、このガイド スリーブは、駆動シャフト、例えば流体力学的結合装置を備えた自動車のエンジ ンのクランクシャフトにガイドスリーブをセンタリングするためのトラニオンと なって、ガイドスリーブの円筒形センタリング表面から軸方向前方に延びている 。 締結スリーブの軸方向前方ターミナルエッジは、軸方向前方に向かって円筒形 センタリング表面を構成するガイドスリーブの横方向面にほぼ対向している。 ガイドスリーブに対する横方向壁部分の締結は、横方向壁部分の中心スリーブ の環状横方向前端面と、ガイドスリーブの前記横方向面との間の接合ゾーンを溶 接することによって行われる。 溶接によってかかる締結を行うためには、ガイドスリーブを溶接可能な鋼鉄か ら製造しなければならない。 ガイドスリーブに隣接する内側のラジアルゾーン内に可変容積チャンバをシー ルできるかどうかは、中心スリーブとガイドスリーブとの間に置かれる溶接金属 のバンドの品質によって決まるので、高品質の溶接バンドを製造しなければなら ず、更に適正なシールを保証するためには、品質管理を行わなければならない。 一般的に言って、装置の部品を簡略化することが好ましい。 本発明の課題は、装置の種々の部品を、容易に組み立てることができるように するとともに、簡略化し、しかも、上記欠点を簡単かつ安価に克服できるように した、上記タイプの流体力学的結合装置の改良案を提供することにある。 この目的のため、本発明は、中心スリーブの前部が閉じており、ガイドスリー ブが、前方向への圧嵌めにより、横方向壁部分の中心スリーブ内に径方向にグリ ップされ、中心スリーブをガイドスリーブに固定するように、ガイドスリーブの 円筒形センタリング表面が取り付けられ、かつ横方向壁部分の内側面のガイドス リーブと対向する表面部分に係合するガイドスリーブの外側ラジアルショルダー の横方向面により、ガイドスリーブの円筒形センタリング表面の軸方向後部の境 界が定められていることを特徴とする、流体力学的結合装置を提供するものであ る。 本発明に係わる構造によると溶接作業を省略できるのでコストを節約でき、か つ横方向壁部分およびガイドスリーブを、それぞれ工業的製造に最も適した材料 から製造できる。すなわち、横方向壁部分の場合には、プレス加工に適した板金 で製造し、ガイドスリーブの場合には、摩擦抵抗が低い成形材料から製造できる 。 ガイドスリーブは、耐熱性材料から製造することが好ましい。 圧嵌め作業の終了時に、横方向を向く壁部分に対するガイドスリーブの正確な 軸方向の位置決めを行うことができる。 本発明の別の特徴によれば、可変容積チャンバと外部とを連通させる通路は、 両端が開口した少なくとも1つの溝から成り、この溝は、ガイドスリーブ内にお いて、第1に円筒形センタリング表面、第2にラジアルショルダーの前記横方向 面に形成される。 この通路は、横方向壁部分に隣接させ、特に閉じたダクトが形成されるように 、横方向壁部分の中心スリーブに隣接させる。 別の変形例では、溝を中心スリーブのボア内に形成してもよく、また横方向壁 部分の内側面の前記表面部分に形成してもよい。 このようにすると、ガイドスリーブは、構造を弱体化するような孔を有してお らず、通路は、ガイドスリーブの周辺表面部分に簡単に機械加工された溝として 形成される。 横方向壁部分および中心スリーブは、単一の金属プレス加工品として一体的に 製造することが好ましく、また中心スリーブの軸方向前端は閉じていて、駆動シ ャフトに対して横方向壁部分をセンタリングするためのトラニオンを構成してい るのが好ましい。 このような特に有利な構造により、可変容積チャンバの径方向内側面のシール は、もはや溶接または組み立て作業に依存せず、1個の閉じた部品における横方 向壁部分の構造から得られる。 本発明の別の特徴は、次のとおりである。 ・中心スリーブは、横方向壁部分の内側面の前記表面部分から軸方向前方に延び ている。 ・ガイドスリーブは、シールされた状態でピストンを滑動させながら、ガイドす るための円筒形後部表面を有し、その直径は、円筒形センタリング表面の直径よ りも大きい。 ・円筒形センタリング表面およびガイド表面の境界は、ガイドスリーブの前記外 側ラジアルショルダーによって定められている。 ・円筒形ガイド表面は内側ラジアル溝を有し、横方向壁部分の内側面から離間す る方向へのピストンの運動に対応するガイドリングに対するピストンの軸方向変 位を制限する後方当接リングが、前記ラジアル溝に嵌合されている。 ・ガイドリングは、駆動シャフトと同軸状の被動シャフトの自由端の回転をガイ ドするためのボアを有する。 ・ガイドスリーブ内のボアは、被動シャフトの対向する表面と協働するシールリ ングが嵌合される内側ラジアル溝を有する。 ・この装置は、ディスクに結合されたトーションダンパーの一部を構成するラジ アルプレートを支持するハブを含み、このハブは、ガイドスリーブ内に回転自在 に取り付けられている。 ガイドスリーブが成形可能な合成材料、例えばフェノール系樹脂をベースとす る材料で製造されている場合、ハブとスラストスリーブとの間に当接リングを設 けるのを省略することができる。 添付図面を参照して、次の詳細な説明を読んで理解すれば、本発明の上記以外 の特徴および利点が明らかとなろう。 添付図面は、本発明に係わる流体力学的結合装置の一部を示す軸方向半断面図 である。 例えば国際公開第WO94/07058号公報(詳細については、この公報を参照され たい)に記載の公知の流体力学的結合装置は、オイルで満たされ、ケーシング状 をしたシールされた共通のハウジング内に配置されたトルクコンバータと、いわ ゆるロックアップクラッチ1とを含んでいる。 この例では金属製であるケーシングは、駆動機素を構成し、この例では、介在 されたラジアルプレート200(一部が示されている)を介して、公知の態様で 、駆動シャフト、例えば図面に示すように自動車に使用される場合には、内燃機 関のクランクシャフト100とともに、回転するように結合されるようになって いる。 このケーシングは、おおむね環状となっており、互いに向き合った2つのハー フシェルから成り、これらハーフシェルの外周部同士は、例えば溶接によりシー ルされた状態で固着されている。 第1シェル3は、駆動シャフトにそれとともに回転するように結合されるよう になっている。このシェルは、環状の壁部分2を備え、この環状壁部分は、おお むね横方向を向いている。すなわち、装置の軸線X−Xに対して直角な放射方向 の平面内に位置し、かつこの壁部分2の外周部は、おおむね軸方向を向く円筒形 環状壁部分3となって延びている。 この壁部分2は、図示していない方法で、駆動プレート200を締結するため のネジを外周部に備えており、駆動プレート200は、その外周部に設けたネジ によりクランクシャフト100に固定されている。 第2ハーフシェル(このハーフシェルは、簡略にするために図には示されてい ないが、コンバータの反作用ホイール用のケースでもある)は、このハーフシェ ルの内側面に設けたベーンとによって、インパルスホイールを構成するような構 造になっている。 これらのベーンは、タービンホイール4のベーンと対向しており、タービンホ イール4は、被動機素を構成し、ハブ5と一体的なハブプレート102に、リベ ット締めまたは溶接により固定されている。ハブ5は、被動シャフト104、す なわち自動車に使用されている場合には、ギアボックスの入力シャフトに、それ とともに回転するように結合するための内側スプラインを有する。 被動シャフト104は、中空であってチャンネルを構成し、このチャンネルは 、ハブ5と横方向壁部分2との間に軸方向に取り付けられたガイドスリーブ6に オイルが流入できるようにしている。 ガイドスリーブ6は、基本的には小径の前方部分106と大径の後方部分10 8とから成る機械加工された一体的部品である。従ってこのガイドスリーブ6に は、径方向に段部が設けられている。 前方部分106は、後により詳細に説明するように、主として、横方向壁部分 2にガイドスリーブ6を締結する機能を有している。一方、大径の後方部分10 8は、ピストン9を軸方向に摺動させながらガイドするための、機械加工された 円筒形表面110によって、径方向の外周部の境界が定められている。ピストン 9は、このような摺動をするために軸方向に配置された中心ブッシュ112を有 し、この中心ブッシュ112は、本例では後方すなわちスプラインが設けられた ハブ5のプレート部分102に向かって延びている。 ブッシュ112の円筒形ガイド表面110には、軸心方向を向くラジアル溝が 設けられ、このラジアル溝には、ガイドスリーブ6上で摺動運動するピストン9 をシールする環状シールリング114が嵌合されている。 円筒形ガイド表面110におけるガイドスリーブ6の後方部分108の横方向 後端面116の近くに内側ラジアル溝を設けてあり、このラジアル溝には、ガイ ドスリーブ6に対するピストン9の後方、すなわち図中の左から右への軸方向変 位を制限するための端部ストッパーを構成する弾性リング118が嵌合されてい る。 ガイドスリーブ6の後方部分108には、後方の中心ボア120を設けてある 。この中心ボア120には、ガイドスリーブ6に対して共に回転するよう、スプ ライン付きハブ5を相対的にガイドするためのスプライン付きハブ5の円筒形ス カ ート122状をした前方部分が、回転自在に嵌合されているる。従って、このガ イドスリーブ6の中心ボアには、対角線方向にステップが設けられている。 公知の構造に従い、ピストン9は、ガイドスリーブ6と、横方向壁部分2と、 例えば接着剤による接合によりディスク10に固定された摩擦ライナー11を対 向する横方向面の各々に支持する環状ディスク10と共に可変容積チャンバ30 を構成し、このチャンバには、ガイドスリーブ6を通してオイルが供給される。 別の変形例として、ライナー11を壁部分2およびピストン9に、それぞれ固 定してもよい。 ピストン9の外周部にはディスク10が設けられており、このディスク10は 、ピストン9の径方向の外周部にラグを有する。このラグは、駆動ノッチが形成 された径方向を向く部分を有し、各ノッチには、ガイドリング12の外周部に形 成された軸方向を向くラグ14が進入している。 駆動ノッチが形成されたディスク10の径方向部分は、利用できる空間を最大 に活用できるよう、摩擦ライナー11を支持するディスク10の主要部分の平面 に対して、タービンホイール側へ軸方向にずれている。 当然ながら、ディスク10からラグが突出し、ガイドリング12にノッチを形 成するように、構造を反転することも可能である。こうしてディスク10は、ラ グとノッチから成るほぞとほぞ孔タイプの結合13により、ガイドリング12に 対して軸方向に移動できる自由度を有しながら、ともに回転するように結合され る。 ラグ14は、軸方向を向いており、ガイドリング12のおおむね横方向を向く 部分を、スタンプ加工および曲げ加工することによって形成されている。本例で は、ガイドリング12は金属製となっている。 ラグ14は、横方向壁部分の内側面に向かって軸方向に延びている。 この横方向壁部分の外周部は、軸方向を向く環状部分15として延びており、 この環状部分は、径方向の外側でコイルスプリング16を係止するように働き、 コイルスプリング16は、別のガイドリング18の環状係止部分17により、内 側に係止されている。 ガイドリング12のラグ14は、第1ハーフシェル3の環状壁部分の近くに位 置する環状部分15に対して径方向内側にずれ、より大きい径にスプリング16 を位置決めし、よってトルク伝達またはガイドリング12、18と、後述するラ ジアルプレート19との間の回転角変位を大きくしている。 前記ガイドリング18は、その内周部から外周部に向かって横方向第1部分を 有し、この第1部分は、環状係止部分17に接合され、係止部分17は、ほぼ切 頭円錐形となっており、それ自身、第1横方向部分に対して軸方向にずれた横方 向第2部分として外側が延びている。 この横方向第2部分は、外周部に締結ノッチ100を有し、このノッチ100 に、ガイドリング12の環状部分15の自由端に形成された軸方向を向くショル ダー付き締結ほぞ101が進入している。 シーミング作業により、公知の方法で、ほぞ101の端部をタービンホイール 側を向くガイドリング18の横方向第2部分の面に接触させるようすえ込みを行 うことにより、2つのガイドリング12と18との間に、ほぞとほぞ孔タイプの シームジョイント33が形成される。ほぞには、ショルダーを壁部分2に向いた リング18のベースに接触させるためのショルダーが設けられている。ほぞ10 1のすえ込みを容易にするため、ほぞは中心リセスを有する。材料をすえ込みす る間、ほぞは横方向に変形する。 ほぞ101は、ラグ14と反対方向に軸方向に延びているので、ガイドリング 12は頑丈となっている。 リング12と18とは、ショートバー24によりそれらの内周部が共に固定さ れている。これらリング12、14は、円周方向の開口部25が形成されたラジ アルプレート19の両側に配置されており、この開口部25を、ショートバーが 間隙をもって貫通している。ラジアルプレート19には、リング12の一部15 が重なっているので、この部分は、ラジアルプレート19の径方向外側に位置し ている。 ラジアルプレート19の外周部には、ラジアル係合ラグ20がある。このラジ アル係合ラグ20は、円周方向に作用するスプリング16の円周方向端部に係合 するための部分を構成している。ラグ20は、公知の態様で、フィンガー(図示 せず)を有し、このフィンガーは、前記スプリング16を係止するよう、コイル スプリング16の内部に進入している。このスプリングは、ラグの両側に位置し ている。 ガイドリング12、18には、プレス加工された突起(図示せず)が設けられ 、これら突起は、スプリング16の円周方向端部と係合するように互いに対向し ており、ラグ20がこれら突起内に進入できるようになっている。ガイドリング 12、13は、これら突起により、スプリング16を所定位置に係止する。 従って、ディスク10は、振動を効果的に減衰するよう、ラジアルプレート1 9に弾性的に結合されている。従って、このロックアップクラッチ1は、トーシ ョンダンパー23を含んでいる。 本例におけるラジアルプレート19は、タービンホイール4と同時に、スプラ イン付きハブ5のプレート部分102にリベット締めにより固定されており、タ ービンホイールは、この目的のために、内周部にラグ(符号なし)を有する。別 の変形例として、溶接によって締結を行ってもよい。 ラジアルプレート19は、ピストン9とホイール4との間にオイルを流すため の1組の孔(図示せず)を有する。 別の変形例では、単一のガイドリング12に、係止部分17の内周部から外周 部へ延びる円筒形リセス内に形成された係合部分20が設けられている。従って 、この係止部分17は、ラジアルプレート19の一部となっている。この係止部 分17は、ハーフシェル状をしており、ガイドリング12の部分15に対して軸 方向にずれ、ガイドリング12もハーフシェル状となっている。 ガイドリング12の軸方向部分15の領域に、スプリング16の端部と係合す るための一体的な内側を向く変形部が形成されている。このリング12の横方向 部分の内周部にはノッチが設けられており、これらノッチに、ディスク10の軸 方向ラグが進入する。このリング12の横方向部分は、スプリング16の両端と 係合するためのラグをも有する。 詳細については国際公開第WO94/07058号公報、特にその図24〜図28を参 照されたい。 シール116およびライナー11を除く流体力学的結合装置の部品は金属製で あり、好ましくは金属のプレス加工品である。 従って、この実施例のロックアップクラッチ1は、主にタービンホイール4と 第1ハーフシェルの外周部の壁部分2との間に位置するトーションダンパー23 と、ピストン9およびライナー11のの径方向外側に配置され、ハーフシェル状 をしたガイドリング12から成る入力部分12と、ラジアルプレート19から成 る出力部分とを備えている。 出力部分19は、タービンホイール4、より正確には、タービンホイール4の スプライン付きハブ5に、それとともに回転しうるように結合され、他方、入力 部分12は、ピストン9に対して径方向に突出するディスク10に対して、それ とともに回転しうるように結合されている。 従って、入力部分12は、ディスク10およびライナー11を介して、駆動シ ャフト100に解放自在に結合され、ディスク10およびその摩擦ライナー11 は、ピストン9およびカウンターピストンを構成する横方向壁部分2の内側面1 24のピストン9の方を向く部分に、解放自在にグリップされるようになってい る。このように、ディスクは、スプライン付きハブ5およびタービンホイール4 に弾性的に結合されている。 別の変形例では、ディスク10は、ほぞとほぞ孔タイプの結合により、ラジア ルプレート19に直接結合されている。 より詳しく言うと、タービンホイール4は、シールされたハウジングすなわち ケーシング内に含まれるオイルの流れにより、インパルスホイールによって回転 駆動され、自動車が始動した後は、タービンホイールとインパルスホイールとの 間の摺動効果を防止するために、ロックアップクラッチ1は、ピストン9とカウ ンターピストン2との間に摩擦ライナー11およびディスク10をグリップする ことにより、被動シャフト104と駆動シャフト100とを、直接一体的に結合 (すなわち架橋)し、被動シャフト100は、直接シェルによって駆動される。 クラッチ1を切るには(架橋を外すには)、チャンバ30内に圧力を伝達する 。クラッチ1が係合した状態にあると、すなわちライナー11がグリップされた 状態にあると、可変容積チャンバ30は減圧される。従って、このチャンバ30 は、外側の境界がディスク10およびライナー11によって定められ、ピストン 9および壁部分2は、外周部にライナー11のための平らな横方向摩擦表面を有 する。 ピストン9は、円周方向に一定間隔で配置された接線方向を向く弾性タング4 0により、第1ハーフシェルの横方向壁部分2にに一体回転するように結合され 、これらタング40により、ピストン9は軸方向に移動できるようになっている ことが理解できよう。 これらタングは、横方向壁部分2に固定され、介設された環状金属部品(図示 せず)を介して、横方向壁部分2に取り付けてもよい。タング40をピストン9 に取り付けるために、締結手段41が設けられている。この締結手段は、2つの 部分、すなわちタングのピストン9と反対側に予め取り付けられた第1部分と、 第1部分に係合し、ピストン側に作用するだけでよい第2部分とから成っている 。この第2部分の構造は、フランス国特許公開第2726620号および同第2734037号 公報より公知であり、より詳細については、これらの明細書を参照されたい。 タング40は、摩擦ライナー11と装置の軸線X−Xとの間に径方向に延びる 空間、すなわち可変容積チャンバ30内に位置している。 別の変形例では、共に回転し、かつ軸方向に移動できるように、ピストン9と 壁部分2とを結合することは、国際公開第WO94/07058号公報の図39および図 44に示されているように、壁部分2に固定された駆動部材に形成されたノッチ と協働するピストン9のボスまたはフィンによって行うことができる。 横方向壁部分2は、その中心部分の領域において、軸方向前方すなわち図面の 左側にスリーブ126として延び、このスリーブ126は、前方が閉じ、プレス 加工により、本例では金属プレス加工品として横方向壁部分2と一体的に形成さ れている。 中心スリーブ126の軸方向前端の領域は閉じられている。すなわち、横方向 前端壁部分128を有し、この壁部分128は、プレス加工により、本例ではス リーブ126およびハーフシェル2、3と一体的に形成されている。 本発明の1つの特徴によれば、閉じたスリーブ126は、外周部表面130に より、駆動シャフト100に対して、ハーフシェル2、3をセンタリングするた めのトラニオンを構成し、このトラニオンは、この目的のために、例えばクラン クシャフト100の後方孔132内に嵌合される。 センタリングスリーブ126の軸方向後端部の境界は、横方向壁部分2の内側 面124の環状横方向表面部分134により定められている。 中心スリーブの円筒形内側ボア136には、本発明の特徴による軸方向の圧力 嵌合により、円筒形ガイド表面138が嵌合されている。このガイド表面138 は、この嵌合のために機械加工された、ガイドスリーブ6の前方部分106の円 筒形外側表面から成っている。 本発明の特徴による円筒形センタリング表面138は、ガイドスリーブ6の前 方部分106の横方向前方端面140から、小径の円筒形センタリング表面13 8と大径の円筒形ガイド表面110とを分離するショルダーの径方向に配置され た横方向正面140まで延びている。 従って、横方向壁部分2に対するガイドスリーブ6の相対的な軸方向の位置は 、ガイドスリーブ6のショルダーの面142を、横方向壁部分2の環状横方向表 面部分134に接触させることにより決定される。 被動シャフト104の内部と可変容積チャンバ30とを連通するために、ガイ ドスリーブ6に1組の通路144が形成されている。これら通路144は、例え ば軸線X−Xを中心として円周方向に一定間隔で配置されている。 図面に示す実施例では、各通路144は、端部が開口する溝から成り、この溝 は、円筒形ガイド表面138に形成された第1部分146と、ガイドスリーブの ショルダーの正面142に形成された第2部分150とから成っている。 従って、各通路144は、ガイドスリーブ6の横方向正面壁140内の一端が 開口し、ピストン9と横方向壁部分2との間の円筒形ガイド表面110内の他端 が開口している。 各通路144は、壁部分2、特にこの壁部分のスリーブ126、および表面1 34によってカバーされ、1本のダクトを形成している。 中空被動シャフト104から通路144に向かうオイルの流れのシールは、被 動シャフト104の軸方向前方端部分154内に機械加工して設けられた内側の ラジアル溝に嵌合されたシールリング152によって得られる。被動シャフトは 、ガイドスリーブ6の前方部分106の正面ボア121内に回転自在にガイドさ れる。 本発明によれば、ガイドスリーブを一体的とし、簡略化し、より安価にするこ とが可能となる。 これに関連し、プレス加工によって容易に製造できる閉じたスリーブ126が 存在していることにより、中心ボア12、122はめくら孔となっていない。 このスリーブ6は、クランクシャフト100と協働するためのセンタリング表 面を有していない。 通路144およびスリーブ6は、製造が容易であり、スリーブ6の正面内に通 路が設けられるので、スリーブ6が弱体化されることはない。 前記通路144は、フランス国特許公開第2734037号および同第2738890号公報 に開示されているような、傾斜した孔よりも製造が簡単である。 この目的のためには、成形により通路144を簡単に形成できるようにガイド スリーブを鋳製可能な材料によって製造することが好ましい。スリーブ6は、例 えばアルミまたは鋳製可能な耐熱性合成材料、例えばピストン9の摺動運動を容 易にするように、摩擦係数の低い熱硬化性材料をベースとしてもよい。 また、スリーブ6は、フェノール系樹脂をベースとしてもよい。このスリーブ 6は、特に壁部分2に隣接する通路144のために、スリーブ6の内部にハブ5 を進入できるようになっており、かつスリーブ6を頑丈とし、しかも軸方向全体 の寸法を小さくしている。 スリーブ6が鋳製可能な合成材料、例えばフェノール系樹脂をベースとする材 料から成る場合、ハブ5とガイドスリーブ6との間の当接リングは不要となるこ とは理解できると思う。 ガイドスリーブ6の構造は、ピストンが変位するのに好ましいものとなってい る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.駆動シャフト(100)に一体回転しうるように結合され、駆動シャフト の中心に締結されたガイドスリーブ(6)を支持する、おおむね横方向を向く壁 部分(2)と、ガイドスリーブ(6)に沿ってシールされた状態で摺動できるよ うに取り付けられ、径方向の外側の境界がディスク(10)によって定められた 可変容積チャンバ(30)をガイドスリーブ(6)、および横方向壁部分(2) とで構成されたピストン(9)と、ピストン(9)とディスク(10)との間、 およびディスク(10)と横方向壁部分(2)の内側面(124)との間にグリ ップされるようになっている摩擦ライナー(11)とを備え、横方向壁部分(2 )が、ガイドスリーブ(6)を締結するための中心スリーブ(126)と、中心 スリーブの内部(136)に嵌合されたガイドスリーブ(6)の正面の前方にあ る円筒形センタリング表面(138)も含む流体力学的結合装置において、 中心スリーブ(126)の前方が閉じており、ガイドスリーブ(6)が、前方 方向への圧嵌めにより、横方向壁部分(2)の中心スリーブ(126)(136 )内に径方向にグリップされ、中心スリーブをガイドスリーブ(6)に固定する ように、ガイドスリーブ(6)の円筒形センタリング表面(138)が取り付け られ、横方向壁部分(2)の内側面(124)のガイドスリーブ(6)と対向す る表面部分(134)に係合するガイドスリーブ(6)の外側ラジアルショルダ ーの横方向面(142)により、ガイドスリーブの円筒形センタリング表面(1 38)の軸方向後部の境界が定められていることを特徴とする、流体力学的結合 装置。 2.可変容積チャンバ(30)と外部とを連通させる少なくとも1つの通路( 144)を含むことを特徴とする、請求項1記載の装置。 3.通路(144)が、両端が開放された少なくとも1つの溝から成り、この 溝が、ガイドスリーブ(6)内の円筒形センタリング表面(138)、およびラ ジアルショルダーの前記横方向面(142)に形成されていることを特徴とする 、請求項2記載の装置。 4.横方向壁部分(2)および中心スリーブ(126)を、単一のプレス加工 品として形成したことを特徴とする、請求項1記載の装置。 5.中心スリーブの軸方向前端が閉じており、かつ中心スリーブが、駆動シャ フトに対し横方向壁部分をセンタリングするためのトラニオンを構成しているこ とを特徴とする、請求項4記載の装置。 6.中心スリーブ(126)が、横方向壁部分(2)の内側面(124)の前 記表面部分(134)から軸方向前方に延びていることを特徴とする、請求項4 記載の装置。 7.ガイドスリーブ(6)が、シールされた状態でピストン(9)を摺動させ ながらガイドするための円筒形後方表面(110)を有し、かつその直径が、円 筒形センタリング表面(138)の直径よりも大きいことを特徴とする、請求項 1記載の装置。 8.円筒形センタリング表面(138)およびガイド表面(110)の境界が 、ガイドスリーブ(6)の前記外側ラジアルショルダーによって定められている ことを特徴とする、請求項7に記載の装置。 9.円筒形ガイド表面(110)が内側ラジアル溝を有し、かつ横方向壁部分 (2)の内側面(124)から離間するピストンの運動に対応する方向へのガイ ドリング(6)に対するピストン(9)の軸方向変位を制限する後方当接リング (118)が、前記ラジアル溝に嵌合されていることを特徴とする、請求項9記 載の装置。 10.ガイドリング(6)が、駆動シャフト(100)と同軸状の被動シャフ ト(104)の自由端(154)を回転自在にガイドするためのボア(121) を有することを特徴とする、請求項1記載の装置。 11.ガイドスリーブ(6)内のボアが、被動シャフト(104)の対向する 表面(154)と協働するシールリング(152)が嵌合される内側ラジアル溝 を有することを特徴とする、請求項10記載の装置。 12.ディスク(10)に結合されたトーションダンパー(23)の一部を構 成するラジアルプレート(102)(19)を支持するハブ(5)を含み、ハブ (5)が、ガイドスリーブ(6)(120)内に回転自在に取り付けられている ことを特徴とする、請求項1記載の装置。 13.ガイドスリーブ(6)が、鋳製可能な材料、例えば摩擦係数の低い合成 材料から構成されていることを特徴とする、請求項1記載の装置。
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