JP2005521004A - 油圧式連結装置及びその組み立て方法 - Google Patents

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Abstract

【解決手段】 本発明は、出力シャフトとタービン翼車(18)とを回転的に連結させるハブ(16)と、入力シャフトと出力シャフトとの連結をロックするロックアップクラッチ(34)とを備える自動車の連結装置に関する。ロックピストン(36)は、タービン翼車(18)と一体形成された側壁(38)と、入力シャフト及び吹き付け翼車と回転的に連結するケーシング(14)のロック壁(20)との間を軸方向に移動する。ロックピストン(36)に連結されたシール手段の雌型部材(42)は、ハブ(16)に連結されたシール手段の雄型部材(44)に対して、軸方向にスライドする。減衰手段(56)は、ロックピストン(36)とロック壁(20)との間に把持される摩擦ディスク(54)に連結された減衰入力部材である案内リング(60A)(60B)と、ハブ(16)に連結された減衰出力部材である減衰板(64)とを備えている。雄型部材(44)及び減衰板(64)は、それぞれハブ(16)に直接的に取り付けられるか、または、前記ハブ(16)に直接取り付けられた部材により保持されている。

Description

本発明は、油圧式連結装置及びその組み立て方法に関する。
本発明の油圧式連結装置は、特に自動車の自動変速機に好ましく適用できるものである。
フランス国特許公開第2,797,013号公報(フランス国特許出願第99/09740号)には、特に自動車の2つのシャフト、すなわち駆動シャフトと従動シャフトとを連結する油圧式連結装置が開示されている。この油圧式連結装置は、
−駆動シャフトを吹き付け翼車と回転的に連結させるケーシングと、
−従動シャフトを、タービン翼車と回転的に、すなわち一体的に回転しうるように連結するハブと、
−駆動シャフトと従動シャフトとの連結をロックするロックアップクラッチとを備え、
ロックアップクラッチは、
・タービン翼車に固定された壁とケーシングの径方向のロック壁との間で、連結をロックするために軸方向に移動できる可動式のロックピストンと、
・ロックピストンにより分離された2つの油圧チャンバ間に設けられ、ロックピストンに連結され、ハブに連結された雄型部材に対して軸方向にスライドする雌型部材を備えるシール手段と、
・ロックピストンとロック壁との間で把持される摩擦ディスクと、
・摩擦ディスクに連結された減衰入力部材とハブに連結された減衰出力部材とを有する環状の減衰手段とを備えている。
公知のように、タービン翼車は、ケーシング内の流体流れをもって吹き付け翼車により駆動される。
自動車の自動変速機の場合、駆動シャフトは、自動車のエンジンの出力シャフトであり、従動シャフトは、変速手段に連結されている。自動車が始動すると、ロックアップクラッチが、タービン翼車と吹き付け翼車との間で滑り移動でき、また、タービン翼車に連結された従動シャフトを介して、ケーシングに連結された駆動シャフトの駆動を制御することにより、滑り移動が制御される。ロックピストンとケーシングのロック壁との間に設けられた摩擦ディスクを把持することにより、シャフトの駆動が制御される。
フランス国特許公開第2,797,013号公報において、減衰出力部材は、おおむね環状であり、ハブに対する取り付け孔を有している。減衰出力部材は、軸方向のスプラインによりハブに回転的に連結される。このスプラインは、取り付け孔を区切る減衰部材の縁に形成され、ハブに形成された相補的な軸方向のスプラインと協働する。
また、上述した公報において、シール手段の雄型部材は、ハブと一体形成され、減衰出力部材の相補的なスプラインと協働し、ハブのスプラインに対して径方向に突出するハブのショルダを形成している。
シール手段の雄型部材により形成されたショルダは、ハブにスプラインを機械加工する際に用いられる工具の通路の妨げとなる。そのため、ハブのスプラインの機械加工は複雑となり、油圧式連結装置の製造コストは上昇する。
本発明の目的は、シール手段の雄型部材及び減衰出力部材を、ハブと回転的に連結させる手段を、安価にかつ容易に製造できる、上述したような油圧式連結装置を提案している。
そのため、本発明は、上述した種類の油圧式連結装置において、シール手段の各雄型部材及び減衰出力部材をハブに取り付けたり、ハブに取り付けられた部材により保持したりすることを特徴とする油圧式連結装置を提供するものである。
前記油圧式連結装置の種々の実施例的な特徴は、次の通りである。
−シール手段の雄型部材を、タービン翼車を区切る壁とハブとに固定する。
−シール手段の雄型部材を、摩擦溶接された溶接継ぎ手により、タービン翼車を区切る壁とハブとに固定する。
−シール手段の雄型部材は、タービン翼車を区切る壁の軸方向の延長部からなり、前記延長部を、タービン翼車と一体形成し、ハブに固定する。
−タービン翼車を区切る壁の軸方向の延長部を、特に、摩擦溶接された溶接継ぎ手によりハブに固定する。
−シール手段の雄型部材を、タービン翼車を区切る壁の軸方向の延長部により保持し、前記延長部をハブに固定する。
−シール手段の雄型部材は、環状であり、タービン翼車を区切る壁の軸方向の延長部に、圧力嵌めまたはスナップ留めする。
−タービン翼車を区切る壁の軸方向の延長部を、摩擦溶接された溶接継ぎ手によりハブに固定する。
−シール手段の雄型部材を、ハブに連結された板の縁部に形成する。
−ハブに連結された板を、取り付け孔を区切る板の縁部に形成された軸方向のスプラインにより、前記ハブに回転的に連結し、前記スプラインは、ハブに形成された軸方向の相補的なスプラインと協働する。
−減衰出力部材は回転包絡体であり、ハブへの取り付けのための取り付け孔を有し、ハブに回転的に連結し、減衰出力部材及びハブと一体形成された手段により、前記ハブに対して軸方向に固定する。
−ハブに連結された板を、例えば、ハブにより保持された弾性リングにより形成され、かつ、ハブに連結された板の第1の面と協働する軸方向の当接部材と、ハブと一体形成され、前記ハブに対して減衰出力部材を軸方向に固定する手段とにより、前記ハブに対して軸方向に固定する。
−ハブに連結された板と、減衰出力部材との間に軸方向に挿入されたシール手段であるOリングを備えている。
−ハブに連結された板を、ハブと回転的に連結し、板及びハブと一体形成された手段により、ハブに対して軸方向に固定する。
−減衰出力部材は環状であり、ハブへの取り付けのための取り付け孔を有し、軸方向のスプラインによりハブに回転的に連結され、スプラインは、取り付け孔を区切る減衰出力部材の縁部に形成され、ハブに形成された軸方向の相補的なスプラインと協働する。
−タービン翼車に固定された壁とロックピストンとの間に挿入された摩擦当接部を備えている。
−シール手段の摩擦当接部に、軸方向の延長部に対して摩擦当接部を位置決めする切り欠きを形成する。
−摩擦当接部を、シール手段の雄型部材と一体形成する。
−摩擦当接部を、タービン翼車に固定された壁に固定する。
−環状の減衰手段は、ばねを備え、ばねは、周方向に作用し、ばねを固定する減衰入力部材である案内リングの少なくとも一方と、ばねを固定する減衰出力部材である減衰板と協働するか、または、減衰入力部材である減衰板と、ばねを固定する減衰出力部材である案内リングと協働する。
−減衰入力部材は、摩擦ディスクの延長部からなっている。
−減衰出力部材は、案内リングからなっている。
−減衰入力部材及び減衰出力部材に、角度的な相対移動を制限する相補的な当接部材を設ける。
−シール手段の雄型部材は、雄型部材の環状溝に収容され、径方向に弾性的に作用するシールセグメントを保持している。
また、本発明は、環状の減衰手段、及びロックピストンをケーシングに取り付け、タービン翼車、シール手段の雄型部材及びハブを備えるアッセンブリを、減衰出力部材とともに、ハブに入れ子状に係合させて取り付けることを特徴とする、上述した油圧式連結装置の組み立て方法を提供するものである。
さらに、本発明は、環状の減衰手段を、減衰出力部材とロックピストンとに連結されたハブとともにケーシングに取り付け、タービン翼車及びシール手段の雄型部材を備えるアッセンブリを、ハブを有する前記アッセンブリに入れ子状に係合させて取り付けることを特徴とする、上述した油圧式連結装置の組み立て方法を提供するものである。
以下、図面を用いて行う単に例示的な説明により、本発明がより明らかになると思う。
図1は、本発明の第1の実施例による油圧式連結装置(12)を示している。油圧式連結装置(12)は、例えば自動車における自動変速機の2本のシャフト、すなわち駆動シャフトと従動シャフト(図示しない)とを連結するようになっている。この場合、駆動シャフトはエンジンの出力シャフトであり、従動シャフトは変速手段に連結されている。
公知のように、油圧式連結装置(12)は、駆動シャフトと吹き付け翼車とを回転的に連結させるケーシング(14)を備えている。吹き付け翼車は公知であり、図示していない。
また、油圧式連結装置(12)は、軸線(X)を有し、従動シャフト及びタービン翼車(18)を回転的に連結させるハブ(16)を備えている。以下の説明においては、ハブ(16)の軸線(X)に基づいて、軸方向及び径方向を定義している。
ケーシング(14)は、径方向を向くロック壁(20)を備えている。ロック壁(20)は、ケーシング(14)と駆動シャフトとを連結する公知の連結部材(22)を保持する外側面(20E)を備えている。
径方向板(24)を備えるハブ(16)は、従動シャフトに形成された軸方向のスプライン(26)と係合することにより、従動シャフトと連結されている。
ハブ(16)は、ハブ(16)の径方向板(24)と、ケーシング(14)のロック壁(20)及び軸方向に固定された径方向壁(32)との間に設けられた転がり軸受け(28)(30)に軸方向に当接することにより、軸方向に固定されている。
また、油圧式連結装置(12)は、駆動シャフトと従動シャフトとの連結をロックするロックアップクラッチ(34)を備えている。ロックアップクラッチ(34)は、自動車が始動され、駆動シャフトと従動シャフトとが油圧連結されると駆動する。
公知のように、ロックアップクラッチ(34)は、タービン翼車(18)に固定された側壁(38)と、ロック壁(20)との間を軸方向に移動できるロックピストン(36)を備えている。図示のように、側壁(38)は、タービン翼車(18)を区切っている。
ロックピストン(36)は、シャフトの連結をロックしたり、タービン翼車(18)と吹き付け翼車との間の滑り移動を制御するために、ケーシング(14)のロック壁(20)に対して偏位するようになっている。
ロックピストン(36)は、公知の連結手段により、ケーシング(14)のロック壁(20)に回転的に連結されている。連結手段は、接線方向を向き、周方向に分離された可撓性の舌片(40)を備えている。舌片(40)の各面は、ロックピストン(36)とケーシング(14)のロック壁(20)とに連結されており、舌片(40)が弾性変形することにより、ロックピストン(36)は軸方向に移動することができる。舌片(40)により、ロックピストン(36)を軸線(X)の周りにセンタリングできる。
ロックアップクラッチ(34)は、ロックピストン(36)により分離された2つの油圧チャンバの間に、シール手段(後述する)を備えている。シール手段は、雌型部材(42)を備えている。雌型部材(42)は、ロックピストン(36)に連結されており、ハブ(16)の径方向板(24)に連結された相補的な雄型部材(44)に対して、軸方向に滑り移動するようになっている。雄型部材(44)は、公知のシールライナー、例えば環状溝に取り付けられた径方向を向く弾性のシールセグメント(46)を保持している。雌型部材(42)は、シールセグメント(46)と協働してスライドするようになっている。
本発明の第1の実施例において、雌型部材(42)は、中心側で軸線(X)方向に延びるロックピストン(36)の環状部により形成され、雄型部材(44)は、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)とハブ(16)の径方向板(24)とに固定されている。このようにして、雄型部材(44)は、側壁(38)と径方向板(24)との間に軸方向に設けられている。
シール手段の雄型部材(44)は、摩擦溶接された溶接継ぎ手により、側壁(38)及び径方向板(24)に固定されているのが好ましい。
タービン翼車(18)を区切る側壁(38)とロックピストン(36)との間には、環状の摩擦当接部(48)が設けられている。摩擦当接部(48)は、ロックアップクラッチ(34)が解除されると、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)にロックピストン(36)を係合させる部材として作用する。
摩擦当接部(48)は、合成熱可塑性または熱硬化性材料、合成材料の混合物により形成され、これらの材料は、必要に応じ、ガラス繊維、アラミド、例えばケブラー(「KEVLAR」(登録商標として販売されているもの)、または炭素により強化されている。また、摩擦当接部(48)を、摩擦に適する金属材料、例えば焼結された青銅で形成してもよい。
少なくとも1つの潤滑溝(R)が、摩擦当接部(48)に形成され、それにより、ロックピストン(36)は、摩擦当接部(48)に対して容易に滑り移動できるようになる。
ロックピストン(36)及びシールセグメント(46)は、ロックアップクラッチ(34)を制御する油圧制御チャンバ(50)と、タービン翼車(18)が設けられた油圧コンバータチャンバ(52)とを分離している。
ケーシング(14)のロック壁(20)、及びロックピストン(36)により区切られた油圧制御チャンバ(50)には、適宜の油圧回路により、加圧された油が供給されている。
ロックアップクラッチ(34)は二重摩擦面型であり、ロックピストン(36)とケーシング(14)内のロック壁(20)の外側面(20E)との間には、摩擦ディスク(54)が把持されている。ロックピストン(36)とロック壁(20)との間に設けられた摩擦ディスク(54)の両面には、摩擦ライナ(G)が公知の要領で設けられている。
摩擦ディスク(54)は、環状の減衰手段(56)により、ハブ(16)の径方向板(24)に連結されている。
環状の減衰手段(56)は、案内リング(60A)(60B)により保持された周方向に作用するばね(58)を備えている。必要に応じて、少なくともいくつかのばね(58)の内側に補助ばねを設け、所定の動作環境において、減衰手段(56)の剛性を高めることもできる。
摩擦ディスク(54)と同軸である案内リング(60A)(60B)は、公知の手段、例えばリベット(62)により、摩擦ディスク(54)に固定されている。
摩擦ディスク(54)に連結された案内リング(60A)(60B)は、減衰手段(56)のための減衰入力部材となっている。
また、環状の減衰手段(56)は、ハブ(16)の径方向板(24)に対する取り付け孔(66)が形成された環状の減衰板(64)を備えている。
減衰板(64)は、軸方向のスプライン(68)により径方向板(24)に回転的に連結されている。スプライン(68)は、取り付け孔(66)を区切る減衰板(64)の縁部に形成され、ハブ(16)の径方向板(24)の周面に形成された相補的な軸方向のスプライン(70)と協働する。すなわち、減衰板(64)は、減衰手段(56)の減衰出力部材となっている。
ハブ(16)の径方向板(24)に形成されたスプライン(70)は、径方向内側、すなわち、シール手段の雄型部材(44)よりも軸線(X)方向に位置している。しかしながら、雄型部材(44)が径方向板(24)に固定される前に、軸方向の前記スプライン(70)が形成される。そのため、スプライン(70)の端部において、妨害されずに、工具を軸方向に用いることができ、径方向板(24)の軸方向のスプライン(70)を、容易に形成することができる。
周方向に作用するばね(58)は、案内リング(60A)(60B)に形成された対向する窓(72A)(72B)に取り付けられている。減衰板(64)には、周方向に作用するばね(58)と協働する周縁ラグ(74)が設けられている。
このように、案内リング(60A)(60B)及び減衰板(64)は、ばね(58)のための環状の取り付け部をなしている。
従って、環状の減衰手段(56)の通常動作に続いて、案内リング(60A)(60B)は、案内リング(60A)(60B)及び減衰板(64)に共通な軸の周りを、減衰板(64)に対して、減衰モードで振動するように設けられている。
図2は、環状の減衰手段(56)の変形例を示している。この場合、(ばね(58)の取り付けのための)減衰入力部材をなす一方の案内リング(60A)は、摩擦ディスク(54)の延長部からなっている。
図3〜図9は、本発明の他の実施例による油圧式連結装置(12)を示している。これらの図において、図1と同様の部材には、同一符号を付してある。
図3は、本発明の第2の実施例における油圧式連結装置(12)を示している。
この場合、シール手段の雄型部材(44)は、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部からなっている。側壁(38)と一体形成された延長部は、溶接により、特に摩擦溶接により、ハブ(16)の径方向板(24)に固定されているのが好ましい。シールセグメント(46)が嵌合される溝は、例えばフロー切削により形成される。
図4は、本発明の第3の実施例における油圧式連結装置(12)を示している。
この場合、シール手段の雄型部材(44)は、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部(76)により保持されている。タービン翼車(18)と一体形成された延長部(76)は、ハブ(16)の径方向板(24)に、溶接、特に摩擦溶接により固定されているのが好ましい。
雄型部材(44)は環状であり、延長部(76)に圧力嵌め、またはスナップ留めされている。
必要に応じて、雄型部材(44)を摩擦当接部(48)と同様の、または異なる合成材料で形成してもよい。
図5及び図6は、シール手段の雄型部材(44)の変形例を示している。
図5において、雄型部材(44)には、延長部(76)に対して摩擦当接部(48)を位置決めする切り欠き(78)が形成されている。
図6において、摩擦当接部(48)は、雄型部材(44)と一体形成されており、雄型部材(44)は、例えば、第1の実施例で示したような合成材料で形成されている。
図3及び図4に示す第2及び第3の実施例では、雄型部材(44)の後方で、径方向に設けられたハブ(16)の径方向板(24)の周面に形成された軸方向のスプライン(70)は、第1の実施例で説明したように容易に形成可能とされている。すなわち、雄型部材(44)が径方向板(24)に固定される前、または径方向板(24)が雄型部材(44)を保持する側壁(38)に固定される前に、スプライン(70)が形成されるようになっている。
図7は、本発明の第4の実施例による油圧式連結装置(12)を示している。
この場合、径方向板(24)は、ハブ(16)に保持された別個の部材となっている。従って、径方向板(24)の周縁に形成されたシール手段の雄型部材(44)は、ハブ(16)に保持された径方向板(24)によりハブ(16)に連結されている。
また、第4の実施例では、環状の減衰手段(56)は、ばね(58)が取り付けられた窓(72)を有する1つの案内リング(60)のみを備えている。案内リング(60)及び減衰板(64)は、ばね(58)のための取り付け部をなしている。しかしながら、上述した実施例と比べると、案内リング(60)は減衰出力部材をなし、例えばリベット(84)により摩擦ディスク(54)に連結されている減衰板(64)は、減衰入力部材をなしている。
図7〜図9を参照すると、案内リング(60)及び減衰板(64)には、それらの角度的な相対移動を制限する、相補的な当接部材であるラグ(86)(88)が形成されている。
案内リング(60)のラグ(86)は、プレスされて折り曲げられた案内リング(60)の一部からなっており、軸方向のラグとなっている。
ラグ(86)は、減衰板(64)の環状の内側縁部(90)と協働し、案内リング(60)に対して、摩擦ディスク(54)を位置決めする。
減衰板(64)のラグ(88)は、内側縁部(90)を軸線(X)方向へ延長する径方向ラグとなっている。
回転包絡体である案内リング(60)は、ハブ(16)への取り付けのための弾性リング(94)を備えている。
案内リング(60)は、ハブ(16)に回転的に連結され、案内リング(60)及びハブ(16)と一体形成された固定手段(93A)(93B)により、ハブ(16)に対して軸方向に固定されている。ハブ(16)及び案内リング(60)と一体化された固定手段(93A)(93B)は、ハブ(16)に案内リング(60)の歯付き縁部(92)を圧力嵌めし、次に、スラスト方向に材料を設け(圧力嵌めによる)、案内リング(60)の対向面に対して、ハブ(16)の材料をシーミングすることにより形成される。
図7を参照すると、径方向板(24)は、ハブ(16)により保持され、かつ、径方向板(24)の第1の面と協働する、例えば弾性リング(94)からなる軸方向の取り付け部材により、また、ハブ(16)と一体形成され、ハブ(16)に対して、案内リング(60)を軸方向に固定する固定手段(93A)により、ハブ(16)に対して、軸方向に固定されている。
シール手段であるOリング(96)は、径方向板(24)と案内リング(60)との間で軸方向に設けられ、油圧制御チャンバ(50)と油圧コンバータチャンバ(52)とを分離しているのが好ましい。
径方向板(24)及び案内リング(60)は、軸方向の当接部材として作用するロールベアリング(28)(30)間に、軸方向に設けられている。
また、摩擦当接部(48)は、摩擦当接部(48)と一体形成されたパッド(98)により、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)に固定されている。パッド(98)は、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)に形成された相補的な取り付け孔(100)に嵌合されている。
図8は、ハブ(16)を径方向板(24)及び案内リング(60)に回転的に連結させる固定手段の変形例を示している。この場合、径方向板(24)は、ハブ(16)と回転的に連結され、径方向板(24)及びハブ(16)と一体形成された一体型固定手段によりハブ(16)に対して軸方向に固定されている。一体型固定手段は、例えば、ハブ(16)に径方向板(24)の歯付き縁部(80)を圧力嵌めし、次に、スラスト方向に材料を設け(圧力嵌めによる)、径方向板(24)の対向面に対して、ハブ(16)の材料をシーミングすることにより形成される。
案内リング(60)は、本発明の第1の実施例において、径方向板(24)と減衰板(64)とを連結したのと同様の手段、すなわち、ハブ(16)に形成された相補的な軸方向のスプライン(102)、及び案内リング(60)の歯付き縁部(92)により、ハブ(16)と回転的に連結されている。
図1、図6、図8及び図9に示す油圧式連結装置(12)は、次のようにして組み立てられる。環状の減衰手段(56)及びロックピストン(36)を、ケーシング(14)に取り付ける。タービン翼車(18)、シール手段の雄型部材(44)及びハブ(16)からなるアッセンブリを、減衰出力部材である減衰板(64)及び案内リング(60)とともに、ハブ(16)に入れ子状に係合させて取り付ける。
図5の場合、タービン翼車(18)、雄型部材(44)、シール手段及びハブ(16)を備えるアッセンブリを取り付ける前に、切り欠き(78)により、摩擦当接部(48)を雄型部材(44)に位置決めできるので、摩擦当接部(48)を容易に取り付けることができる。
図7に示す油圧式連結装置(12)は、次のようにして組み立てられる。
環状の減衰手段(56)、減衰出力部材(すなわち案内リング(60))に連結されたハブ(16)及びロックピストン(36)を、ケーシング(14)内に設ける。タービン翼車(18)及びシール手段の雄型部材(44)からなるアッセンブリを、ハブ(16)に入れ子状に係合させて取り付ける。
図10は、本発明の第5の実施例による油圧式連結装置(12)を示している。図10において、上述した図面における部材と同様の部材には、同一符号を付してある。
油圧式連結装置(12)は、例えば自動車の自動変速機の2本のシャフト、すなわち駆動シャフトと従動シャフト(図示しない)とを連結するようになっている。この場合、駆動シャフトは自動車のエンジンの出力シャフトであり、従動シャフトは変速手段に連結されている。
本発明の第1の実施例と同様に、ハブ(16)は、径方向板(24)とともに形成されている。すなわち、径方向板(24)は、ハブ(16)と一体形成されている。しかしながら、図10に示す油圧式連結装置(12)では、シール手段の雄型部材(44)は、径方向板(24)の縁部と一体形成されている。
環状の減衰手段(56)は、図7のものと同様である。しかしながら、図10に示す油圧式連結装置(12)では、減衰板(64)(すなわち減衰入力部材)は、摩擦ディスク(54)に溶接されている。摩擦ディスク(54)及び減衰板(64)は、径方向板(24)に対して位置決めして、径方向板(24)の係合周面(104)に取り付けられている。
また、図10に示す油圧式連結装置(12)において、案内リング(60)(すなわち減衰出力部材)は、径方向板(24)に回転的に連結されており、案内リング(60)及び径方向板(24)と一体形成された一体型固定手段により、径方向板(24)に対して、軸方向に固定されている。径方向板(24)及び案内リング(60)と一体形成された固定手段は、上述したのと同様にシーミングにより形成され、図7に示すように、ハブ(16)と径方向板(24)とが連結される。
タービン翼車(18)を区切る側壁(38)を、溶接、例えばレーザのような公知の手段により、透明溶接するのが好ましい。透明溶接は、径方向板(24)と接触する側壁(38)の面と対向する面を加熱することによりなされる。
図10に示す油圧式連結装置(12)は、次のようにして組み立てられる。摩擦ディスク(54)及び環状の減衰手段(56)を、ハブ(16)の径方向板(24)の周りに取り付ける(減衰板(64)は、摩擦ディスク(54)に予め溶接されている)。
ついで、案内リング(60)を径方向板(24)にシーミングする。
ロックピストン(36)を、径方向板(24)の雄型部材(44)に入れ子状にし、ついで、舌片(40)を固定することにより、ケーシング(14)に連結する。
タービン翼車(18)を区切る側壁(38)を、径方向板(24)に透明溶接する。
本発明の利点として、ハブを油圧式連結装置の適切な部材(すなわち、雄型部材、シール手段、雄型部材をハブに連結する径方向板、または減衰出力部材)に回転的に連結させる手段を、容易にかつ安価に製造することができる。
本発明の第1の実施例による油圧式連結装置の軸線方向断面図である。 円周方向の減衰手段を変形した、本発明による油圧式連結装置の部分断面図である。 本発明の第2の実施例による油圧式連結装置の部分断面図である。 本発明の第3の実施例による油圧式連結装置の部分断面図である。 シール手段の変形された雄型部材周辺の断面図である。 シール手段の変形された雄型部材周辺の断面図である。 本発明の第4の実施例による油圧式連結装置の軸線方向断面図である。 本発明の第4の実施例において、ハブを油圧式連結装置の特定の部材と回転的に連結させる手段を変形した油圧式連結装置の部分断面図である。 本発明の第4の実施例において、油圧式連結装置の円周方向の減衰手段に設けられるばねの取り付け部材を示す、図7の9方向正面図である。 本発明の第5の実施例による油圧式連結装置の軸線方向部分断面図である。
符号の説明
12 油圧式連結装置
14 ケーシング
16 ハブ
18 タービン翼車
20 ロック壁
20E 外側面
22 連結部材
24 径方向板
26 スプライン
28、30 転がり軸受け
32 径方向壁
34 ロックアップクラッチ
36 ロックピストン
38 側壁
40 舌片
42 雌型部材
44 雄型部材
46 シールセグメント
48 摩擦当接部
50 油圧制御チャンバ
52 コンバータチャンバ
54 摩擦ディスク
56 減衰手段
58 ばね
60、60A、60B 案内リング
62 リベット
64 減衰板
66 取り付け孔
68、70 スプライン
72A、72B 窓
74 周縁ラグ
76 延長部
78 切り欠き
80 歯付き縁部
84 リベット
86、88 ラグ
90 内側縁部
92 歯付き縁部
93A、93B 固定手段
94 弾性リング
96 Oリング
98 パッド
100 取り付け孔
102 スプライン
104 係合周面
G 摩擦ライナ
R 潤滑溝

Claims (27)

  1. −駆動シャフトを吹き付け翼車に回転的に連結させるケーシング(14)と、
    −従動シャフトをタービン翼車(18)に回転的に連結させるハブ(16)と、
    −駆動シャフトと従動シャフトとの連結をロックするロックアップクラッチ(34)とを備え、
    前記ロックアップクラッチ(34)は、
    ・タービン翼車(18)に固定された側壁(38)とケーシング(14)の径方向のロック壁(20)との間で、連結をロックするために軸方向に移動できる可動式のロックピストン(36)と、
    ・ロックピストン(36)により分離された2つの油圧チャンバ(50)(52)の間に設けられ、かつロックピストン(36)に連結されるとともに、ハブ(16)に連結されている雄型部材(44)に対して軸方向にスライドする雌型部材(42)を備えるシール手段と、
    ・ロックピストン(36)とロック壁(20)との間で把持されるようになっている摩擦ディスク(54)と、
    ・摩擦ディスク(54)に連結された減衰入力部材である案内リング(60A)(60B)とハブ(16)に連結された減衰出力部材である減衰板(64)、または、減衰入力部材である減衰板(64)と減衰出力部材である案内リング(60)を有する環状の減衰手段(56)とを備えている、自動車の駆動シャフトと従動シャフトとを連結する油圧式連結装置において、
    シール手段の雄型部材(44)及び減衰出力部材である減衰板(64)または案内リング(60)を、それぞれハブ(16)に取り付けるか、またはハブ(16)に取り付けた部材により保持してあることを特徴とする油圧式連結装置。
  2. シール手段の雄型部材(44)を、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)とハブとに固定したことを特徴とする、請求項1に記載の油圧式連結装置。
  3. シール手段の雄型部材(44)を、摩擦溶接された溶接継ぎ手により、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)とハブ(16)とに固定したことを特徴とする、請求項2に記載の油圧式連結装置。
  4. シール手段の雄型部材(44)は、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部からなっており、前記延長部は、側壁(38)と一体形成され、かつハブ(16)に固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の油圧式連結装置。
  5. タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部を、摩擦溶接された溶接継ぎ手により、ハブ(16)に固定したことを特徴とする、請求項4に記載の油圧式連結装置。
  6. シール手段の雄型部材(44)を、ハブ(16)に固定され、かつ、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部(76)により保持したことを特徴とする、請求項1に記載の油圧式連結装置。
  7. シール手段の雄型部材(44)は、環状であり、タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部(76)に、圧力嵌めまたはスナップ留めされていることを特徴とする、請求項6に記載の油圧式連結装置。
  8. タービン翼車(18)を区切る側壁(38)の軸方向の延長部(76)を、摩擦溶接された溶接継ぎ手によりハブ(16)に固定してあることを特徴とする、請求項6または7に記載の油圧式連結装置。
  9. シール手段の雄型部材(44)を、ハブ(16)に連結され、かつ回転包絡体であり、ハブ(16)への取り付けのための歯付き縁部(80)を有する径方向板(24)の周縁に形成してあることを特徴とする、請求項1に記載の油圧式連結装置。
  10. ハブ(16)に連結された径方向板(24)を、歯付き縁部(80)を区切る径方向板(24)の縁部に形成された軸方向のスプライン(82)により、前記ハブ(16)と回転的に連結し、かつ前記スプライン(82)は、ハブ(16)に形成された相補的な軸方向のスプラインと協働するようになっていることを特徴とする、請求項9に記載の油圧式連結装置。
  11. 減衰出力部材である案内リング(60)は回転包絡体であり、ハブ(16)への取り付けのための歯付き縁部(92)を有しており、ハブ(16)に回転的に連結され、案内リング(60)及びハブ(16)と一体形成された固定手段(93A)(93B)により、前記ハブ(16)に対して軸方向に固定されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  12. ハブ(16)に連結された径方向板(24)を、ハブ(16)により保持され、ハブ(16)に連結された径方向板(24)の第1の面と協働する軸方向の当接部材である弾性リング(94)と、ハブ(16)と一体形成され、ハブ(16)に対して減衰出力部材である案内リング(60)を軸方向に固定する固定手段(93A)とにより、前記ハブ(16)に対して軸方向に固定してあることを特徴とする、請求項10及び請求項11に記載の油圧式連結装置。
  13. ハブ(16)に連結された径方向板(24)と、減衰出力部材である案内リング(60)との間に軸方向に挿入されたシール手段であるOリング(96)を備えていることを特徴とする、請求項10〜12のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  14. ハブ(16)に連結された径方向板(24)をハブに回転的に連結し、径方向板(24)及びハブ(16)と一体形成された手段により、ハブ(16)に対して軸方向に固定してあることを特徴とする、請求項9に記載の油圧式連結装置。
  15. 減衰出力部材である減衰板(64)は環状であり、ハブ(16)への取り付けのための取り付け孔(66)を有し、軸方向のスプライン(68)により、ハブ(16)と回転的に連結され、スプライン(68)は、取り付け孔(66)を区切る減衰板(64)の周縁に形成され、ハブ(16)に形成された相補的な軸方向のスプライン(70)と協働しうることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか、または請求項11〜14のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  16. タービン翼車(18)に固定された側壁(38)とロックピストン(36)との間に挿入された摩擦当接部(48)を備えていることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  17. シール手段の雄型部材(44)に、軸方向の延長部(76)に対して、摩擦当接部(48)を位置決めするための切り欠き(78)を形成してあることを特徴とする、請求項7または16に記載の油圧式連結装置。
  18. 摩擦当接部(48)を、シール手段の雄型部材(44)と一体的に形成してあることを特徴とする、請求項7または16に記載の油圧式連結装置。
  19. 摩擦当接部(48)を、タービン翼車(18)に固定された側壁(38)に固定してあることを特徴とする、請求項16〜18のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  20. 環状の減衰手段(56)は、このばね(58)を備え、このばね(58)は、周方向に作用し、ばね(58)を固定する減衰入力部材である案内リング(60A)(60B)の少なくとも一方と、ばね(58)を固定する減衰出力部材である減衰板(64)と協働するか、または、減衰入力部材である減衰板(64)と、ばね(58)を固定する減衰出力部材である案内リング(60)と協働するようになっていることを特徴とする、請求項1〜19のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  21. 減衰入力部材(60A)は、摩擦ディスク(54)の延長部からなっていることを特徴とする、請求項20に記載の油圧式連結装置。
  22. 減衰出力部材は、案内リング(60)からなっていることを特徴とする、請求項20に記載の油圧式連結装置。
  23. 減衰入力部材である減衰板(64)及び減衰出力部材である案内リング(60)に、角度的な相対移動を制限するラグ(88)(86)を設けたことを特徴とする、請求項20〜22のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  24. 減衰出力部材である案内リング(60)に、角度的な移動を制限し、減衰入力部材である減衰板(64)の内側縁部(90)と協働するエンドストップをなす軸方向のラグ(86)を形成し、それにより、前記減衰板(64)に対して摩擦ディスク(54)を位置決めするようになっている、請求項23に記載の油圧式連結装置。
  25. シール手段の雄型部材(44)は、雄型部材(44)の環状溝に収容され、径方向に弾性作用するシールセグメント(46)を保持していることを特徴とする、請求項1〜24のいずれかに記載の油圧式連結装置。
  26. 環状の減衰手段(56)及びロックピストン(36)をケーシング(14)に取り付け、タービン翼車(18)、シール手段の雄型部材(44)及びハブ(16)を備えるアッセンブリを、減衰出力部材である減衰板(64)または案内リング(60)とともに、ハブ(16)に入れ子状に係合させて取り付けることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか、または請求項11〜25のいずれかに記載の油圧式連結装置の組み立て方法。
  27. 環状の減衰手段(56)を、減衰出力部材である減衰板(64)または案内リング(60)とロックピストン(36)とに連結されたハブ(16)とともにケーシング(14)に取り付け、タービン翼車(18)及びシール手段の雄型部材(44)を備えるアッセンブリを、ハブ(16)を有する前記アッセンブリに入れ子状に係合させて取り付けることを特徴とする、請求項10に記載の油圧式連結装置の組み立て方法。
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