JP2003194968A - 回転式べゼル装置及びこれを用いた携帯時計 - Google Patents

回転式べゼル装置及びこれを用いた携帯時計

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JP2003194968A
JP2003194968A JP2001400459A JP2001400459A JP2003194968A JP 2003194968 A JP2003194968 A JP 2003194968A JP 2001400459 A JP2001400459 A JP 2001400459A JP 2001400459 A JP2001400459 A JP 2001400459A JP 2003194968 A JP2003194968 A JP 2003194968A
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stopper
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tip
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Haruki Hiranuma
春樹 平沼
Hisamitsu Yoshikawa
久光 吉川
Shinichi Omori
伸一 大森
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Seiko Instruments Inc
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    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/28Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time
    • G04B19/283Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
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    • G04B19/28Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time
    • G04B19/283Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel
    • G04B19/286Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel with locking means to prevent undesired rotations in both directions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決めされた後で不測の回転が生じる虞れ
の実際上ない回転式べゼル装置及び該回転ベゼル装置を
備えた携帯時計を提供すること。 【解決手段】 携帯時計の回転式べゼル装置1は、胴部
20と、該胴部20の中心軸線まわりで回転可能に胴部
20に装着され周方向に沿って規則的な角度間隔で凹凸
を備えたべゼル60と、べゼル60の回転に際してクリ
ック感を与えるべく先端部47においてべゼル60の凹
凸64に弾性的に係合可能に胴部20に装着された板ば
ね40と、板ばね40の先端部47とべゼル60の凹凸
64との間の係合の解除を禁止する係合解除禁止位置E
2と該係合の解除を許容する係合解除許容位置E1との
間でB1、B2方向に可動に胴部20に装着されたスト
ッパ50とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーズウオッ
チの如き回転べゼル付携帯時計に用いられるに適した回
転式べゼル装置及びこれを備えた携帯時計に係わる。
【0002】
【従来の技術】胴部の中心軸線まわりで回転可能に胴部
に装着され周方向に沿って一定の角度間隔で凹凸を備え
たべゼルとべゼルの回転に際してクリック感を与えるべ
く先端部においてべゼルの凹凸の窪みに弾性的に係合可
能に胴部に装着された板ばねとを備えたダイバーズウオ
ッチなどの回転ベゼル付携帯時計は、知られている。こ
の種の携帯時計では、ベゼルには、周方向に目盛が付さ
れており、例えば、潜水開始時にべゼルの目盛の原点な
いし始点を潜水開始時点の針(例えば分針)位置に合わ
せるようにベゼルを回転させておいて、潜水を開始す
る。この場合、潜水時間は、時計の分針の位置等をべゼ
ルの目盛で読むことにより直接視認可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の回転ベゼル付携帯時計では、ベゼルに不測の外
力がかかった場合には、べゼルの窪みの側壁によって板
ばねの先端部が該窪みから押出されべゼルの窪みとばね
の先端部との間の係合が解除されて、ベゼルが回転して
しまう虞れがあった。その結果、潜水中に、潜水時間を
正確に知ることができなくなるなどの虞れがあった。
【0004】本発明は前記諸点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、位置決めされた後で不測
の回転が生じる虞れの実際上ない回転式べゼル装置及び
該回転ベゼル装置を備えた携帯時計を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の回転式べゼル装
置は、前記目的を達成すべく、胴部と、該胴部の中心軸
線まわりで回転可能に該胴部に装着され周方向に沿って
規則的な角度間隔で凹凸を備えたべゼルと、べゼルの回
転に際してクリック感を与えるべく先端部においてべゼ
ルの凹凸に弾性的に係合されるように胴部に装着された
板ばねと、板ばねの先端部とべゼルの凹凸との間の係合
の解除を禁止する係合解除禁止位置と該係合の解除を許
容する係合解除許容位置との間で可動に胴部に装着され
たストッパとを有する。
【0006】本発明の回転式ベゼル装置では、「先端部
においてべゼルの凹凸に弾性的に係合されるように胴部
に装着された板ばね」が設けられているので、べゼルの
回転に際してクリック感を与え得ることは勿論として、
特に、「板ばねの先端部とべゼルの凹凸との間の係合の
解除を禁止する係合解除禁止位置と該係合の解除を許容
する係合解除許容位置との間で可動に胴部に装着された
ストッパ」が設けられているので、ストッパを係合解除
許容位置に設定しておいて板ばねによるクリック感を得
ながらベゼルを所望の位置に回転させ、ベゼルの位置指
定が完了したら、ストッパを係合解除禁止位置に設定し
てべゼルの凹凸と板ばねの先端部との係合解除を禁止す
ることにより、板ばね先端部をべゼルの凹凸に対して係
合状態に保ち得るので、ベゼルに不測の外力がかかって
も、べゼルの回転が該べゼルの凹凸に係合した板ばねの
先端部によって常に規制されるから、ベゼルが誤って回
転してしまう虞れが実際上ない。従って、例えばダイバ
ー用ウオッチに本発明のベゼル装置が組込まれている場
合、潜水前に所望の時間位置に位置決めされたベゼルに
不足の外力がかかっても、潜水中にベゼルが回転してし
まって潜水時間などがわからなくなる虞れが実際上な
い。
【0007】板ばねの先端部が係合されるべきべゼルの
「凹凸」は、「凹部」すなわち窪みであっても、「凸
部」すなわち突起であってもよく、両者が混在した形状
を備えていてもよい。
【0008】本発明の回転式ベゼル装置において、典型
的には、ストッパは、係合解除禁止位置にある場合には
板ばねの先端部をべゼルの凹凸内に止めるべく該先端部
を背面から支え、係合解除許容位置にある場合には板ば
ねの先端部がべゼルの凹凸から外れるのを許容すべく、
該先端部から離れたところに位置する。この場合、スト
ッパは、係合解除禁止位置と係合解除許容位置との間で
単に往復動可能に形成されて、係合解除禁止位置では板
ばねの先端部の背面に当接して板ばねの先端部が弾性的
に逃げるのを禁止すればよい。但し、所望ならば、スト
ッパが例えば係合解除禁止位置にある場合に、板ばねの
背面以外の部分を支えるように、ストッパ及び板ばねの
少なくともいずれか一方が、より複雑な形状や構造を備
えていてもよい。
【0009】なお、ベゼルの回転だけでなく、ストッパ
の位置変更に際しても、クリック感が出るようにしてお
いてもよい。その場合、係合解除禁止位置や係合解除許
容位置へのストッパの位置決めが完了したり該位置から
のストッパの位置変更が開始されたことを、実感として
感じ得るので、誤って設定したり設定変更される虞れが
少ないだけでなく、クリック感の形成機構は、必然的
に、二つの位置において多少の移動抵抗の付与を伴うの
で、ストッパ自体が誤って位置ズレする虞れも最小限に
し得る。
【0010】いずれにしても、本発明の回転式ベゼル装
置においてストッパの位置決めや設定位置の変更に際し
てクリック感を与えるようにする場合には、典型的に
は、ストッパが係合解除禁止位置及び係合解除許容位置
の少なくともいずれか一方の位置から離脱すること又は
該一方の位置に到達することに対して抵抗を付与する抵
抗付与手段が設けられる。
【0011】ここで、前記抵抗付与手段としては、スト
ッパに形成された凸部と、ストッパが係合解除禁止位置
及び係合解除許容位置のうちの少なくともいずれか一方
の位置にある際、ストッパの凸部と係合する位置におい
て胴部に形成された凹部との組合せであってもよく、ま
た、所望ならば、前記抵抗付与手段として、ストッパに
形成された凹部と、ストッパが係合解除禁止位置及び係
合解除許容位置のうちの少なくともいずれか一方の位置
にある際、ストッパの凹部と係合する位置において胴部
に配置されストッパの凹部の開口を備えた面に向かって
弾性的に偏倚される凸部との組合せを用いるようにして
もよい。
【0012】本発明の回転式ベゼル装置において、ベゼ
ルの回転がストッパにより許容されている場合に、ベゼ
ルが一方向にのみ回転可能になっていても、両方向に回
転可能になっていてもよい。
【0013】前者の場合、典型的には、べゼルの凹凸が
窪みからなり、前記板ばね及びべゼルは、ストッパが係
合解除許容位置にあって且つ板ばねの先端部がべゼルの
窪み内に係合している際、べゼルの反対方向の回転が禁
止されるように、べゼルの該反対方向の回転によりべゼ
ルの窪みから板ばねの前記先端部に加えられる力が該先
端部をべゼルの窪みに押付ける向きに板ばねを撓ませる
べく、構成される。より詳しくは、典型的には、板ばね
の前記先端部がべゼルの回転方向の前方ほど窪み内に深
く嵌る向きに傾斜した傾斜部を備え、べゼルが反対方向
に回転されようとすると、べゼルの窪みの壁部から板ば
ねの先端部の傾斜部の先端に板ばねを起こす向き(立て
る向き)の力が働いて、板ばねの先端部の傾斜部がべゼ
ルの窪みに押込まれ、べゼルの反対方向の回転が禁止さ
れる。但し、所望ならば、逆方向の回転を禁止するため
に、他の一方向回転機構を備えていてもよい。なお、回
転が許容される方向は、時計回りの方向でも反時計回り
の方向でもよい。
【0014】後者の場合、典型的には、べゼルの凹凸が
窪みからなり、前記板ばね及びべゼルは、ストッパが係
合解除許容位置にあって且つ板ばねの先端部がべゼルの
窪み内に係合している際、べゼルの両方向の回転を許容
するように、べゼルの各方向の回転によりべゼルの窪み
から板ばねの前記先端部に加えられる力が該先端部をべ
ゼルの窪みから押出す向きに板ばねを撓ませるべく、構
成されている。より詳しくは、典型的には、板ばねの先
端部がべゼルの二つの回転方向のうち一方の回転方向の
前方ほど窪み内に深く嵌る向きに傾斜した第一の傾斜部
と窪みの奥から遠ざかる向きに該第一の傾斜部の先端か
ら該第一の傾斜部に対して傾斜して延在した第二の傾斜
部とを備える。前記先端部がべゼルの窪みに係合し且つ
ストッパが係合解除許容位置にある場合、板ばねの第一
及び第二の傾斜部並びにべゼルの窪みの壁部は、夫々、
べゼルの前記一方又は反対方向の回転に応じて板ばねの
第一又は第二の傾斜部がべゼルの窪みから抜けるように
板ばねを撓ませるべく、対応する傾斜部が窪みの壁部に
案内されるような形状を有する。但し、クリック感を与
えつつベゼルの両方向回転を許容するために、他の回転
許容又は回転禁止機構が設けられていてもよい。
【0015】本発明の回転式ベゼル装置は、典型的に
は、ウオッチのような携帯時計に組込まれて用いられ
る。但し、所望ならば、他の機器にこの回転式ベゼル装
置を組込んでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態のいくつかを添付図面に示した好ましい実施例に基づ
いて説明する。
【0017】
【実施例】図1から図5には、本発明の好ましい第一実
施例の回転式ベゼル装置1を備えた本発明による好まし
い一実施例の携帯時計2が示されている。
【0018】携帯時計2はリング状の胴20を備える。
胴20は、ほぼ円筒状の胴本体部21と、胴本体部21
の下端部すなわち裏側端部22から半径方向外向きに突
出した肉厚のフランジ状部23とを有する。胴20の前
面側には、シール用のパッキン11を介してガラス板1
0が嵌着され、裏面側には、裏蓋12が螺着されてい
る。13もシール用のパッキンである。胴20、ガラス
板10及び裏蓋12によって形成された水密な室14に
は、中枠15に支持されたムーブメント16が中央部
に、文字盤17や針18が前面側に、電池19などが裏
面側に配設・収容されている。
【0019】胴20のフランジ状部23はその前面に環
状凹部24を有し、環状凹部24の外側壁25には、周
方向すなわちB1、B2方向に所定長さの切欠26が形
成されている。環状凹部24の底壁27には、更に、切
欠26の両端部近傍に、図3の(a)や図5の(a)に
示したように、浅い円形凹部28、28すなわち28
a、28bが形成されている。環状凹部24の底壁27
には、また、ばね取付凹部29(図1)が形成されてい
る。なお、取付凹部29は、図示の例では、周方向の一
箇所のみにあるかのごとく示されているけれども、好ま
しくは、例えば、周方向に180度間隔をおいた二箇所
や周方向に120度間隔をおいた三箇所の如く複数箇所
に形成されている。
【0020】胴20の環状凹部24には、リング状のク
リックばね40が配設されている。クリックばね40
は、幅広の板状で且つリング状ないし環状の基体部41
と、基体部41から折り曲げられて裏面側に延びたばね
取付部42と、基体部41から斜めに立ち上がったばね
本体部43とを有する。ばね本体部43は、基体部41
の幅方向外側部分が切欠線44(図2)に沿って所定の
周方向長さに亘って切欠かれることにより形成されたも
ので、その基端45において基体部41に連続的につな
がり基体部41によって支持されている。ばね本体部4
3は、傾斜ばね部46と、傾斜ばね部46の先端側に形
成された先端係合部ないし爪部47とを有する。先端係
合部47は、傾斜ばね部46の先端から更に斜めに立ち
上がった第一の突起形成傾斜部48と、該第一の突起形
成傾斜部48に対して斜めに立ち下がった第二の突起形
成傾斜部49とを有し、第一及び第二の突起形成傾斜部
48、49の接続部47aは、凸状に滑らかに湾曲して
いる。
【0021】ばね本体部43は、リング状のクリックば
ね40のうち周方向の一箇所に形成されていてもよいけ
れども、好ましくは、例えば、周方向に180度間隔を
おいた二箇所や周方向に120度間隔をおいた三箇所の
如く複数箇所に形成されている。ばね取付け部42は、
ばね取付け凹部29に丁度嵌め込まれて、周方向の位置
が規定される。図1において、ばね取付け凹部29の幅
はクリックばね40のうちのばね取付け部42の厚さよ
りもはるかに大きいけれども、両者29、42の周方向
の位置及び長さは、実質的に同程度である。
【0022】胴20の環状凹部24には、周方向に沿っ
て、B1、B2方向に移動可能に、環状ストッパ50が
配設されている。環状ストッパ50は、環状凹部24内
においてクリックばね40の環状基体部41の上すなわ
ち前面側に配設された環状板状の基体部51と、クリッ
クばね40のばね本体部43の突出を許容すべく周方向
に所定長さで延びた開口部52と、開口部52の周方向
の一端側に形成されたストッパ本体部53とを有する。
ストッパ本体部53は、クリックばね40のばね本体部
43の傾斜ばね部46とほぼ平行で且つ傾斜ばね部46
とほぼ同程度の長さの斜面部54と、ばね本体部43の
先端係合部47のほぼ同程度の周方向長さを有する頂部
水平面部55とを有する。
【0023】開口部52及びストッパ本体部53は、ク
リックばね40のばね本体部43の位置及び数に対応す
る位置及び数で形成されている。ストッパ50は、スト
ッパ本体部(ストッパ本体部53が複数個設けられてい
る場合には、そのうちの一つ)53の外周壁から半径方
向外向きに突出する操作用突起部56を備え、操作用突
起部56は、丁度、環状凹部24の外側壁部25の切欠
き部26において半径方向外向きに突出する。なお、図
1からわかるように、ストッパ本体部53は、クリック
ばね40の環状基体部41よりも半径方向外側まで幅方
向(半径方向)に延び、半径方向外側部分57におい
て、胴20の環状凹部24の底壁27に直接当接して底
壁27により支えられている。ストッパ本体部53の半
径方向外端の底面には、部分球状ないしドーム状に下方
(裏向き)に突出した突起58が形成されている。
【0024】従って、ストッパ50は、操作用突起部5
6の側面56aが胴20の環状凹部24の外側壁部25
の切欠き部26の一方の端壁26aに当接する係合解除
許容位置ないしアンロック位置E1(図2及び図3)
と、操作用突起部56の側面56bが切欠き部26の他
方の端壁26bに当接する係合解除禁止位置ないしロッ
ク位置E2(図4及び図5)との間で、B1、B2方向
に移動可能である。
【0025】ストッパ50が、位置E1にある場合、ス
トッパ50の底面のドーム状突起58は、胴20の環状
凹部24の浅い穴28、28(すなわち穴28a、28
b)のうち一方の穴28aに丁度係合する。ストッパ5
0が位置E1にある場合、ストッパ本体部53の傾斜面
部54及び水平面部55はばね本体部43から周方向B
2に離れて位置し、ばね本体部43は、その曲げ弾性の
故にF1方向に変形可能である(なお、変形の余地(ス
ペース)がある場合には、当然ながら、反対方向F2に
も変形可能である)。
【0026】一方、ストッパ50が、位置E2にある場
合、ストッパ50の底面のドーム状突起58は、胴20
の環状凹部24の浅い穴28、28(すなわち穴28
a、28b)のうち一方の穴28bに丁度係合する(図
5の(a))。ストッパ50が位置E2にある場合、ス
トッパ本体部53の傾斜面部54及び水平面部55はば
ね本体部43に背面(裏面)側から当接するかばね本体
部43の背面に近接して位置し、ばね本体部43のF1
方向の変形ないし変位を規制ないし実質的に禁止する。
【0027】胴20の円筒状部21には、胴20に対し
てB1、B2方向に回転可能に、ベゼル60が嵌合され
ている。べゼル60は、内周縁の突起61において胴2
0の円筒状部21の突起21aに係合して抜止めされて
いる。62は、べゼル60のガタツキを防ぐためのリン
グである。べゼル60は、底壁63に凹凸としての環状
凹部64を備え、凹部64の底面65は、頂部64a及
び谷部64bに水平面65a、65bを有すると共に頂
部水平面65a及び谷部水平面65bをつなぐ傾斜面6
5c、65dを有する。なお、図示の例では、頂部水平
面65aは底壁63の水平面63aと実際上面一になっ
ており、この場合、多数の実質的に同一形状の窪み66
が全体として環状凹部64を形成するように等間隔で円
形に並んでいることになる。但し、頂部水平面65aは
底壁63の水平面63aと面一でなくてもよく、その場
合、好ましくは、水平面63aよりも奥に位置する。
【0028】傾斜面65c、65d及びこれらの間の谷
部水平面64bにより規定される窪み66は、例えば、
図3の(a)に示したように、クリックばね40の先端
係合部47がほぼ嵌込むようなほぼ相補的な形状を有す
る。べゼル60の窪み66が開口側程拡がるような傾斜
面65c、65dを備えると共にクリックばね40の先
端係合部47が凸状接続部47aから離れるほどB1、
B2方向に拡がる傾斜部48、49を備えるので、図3
の(a)及び(b)に示したように、ストッパ本体部5
3がクリックばね本体部43から離れた係合解除許容位
置すなわちアンロック位置E1に位置する場合、べゼル
60がB1方向に回転されると窪み66の傾斜面65d
がクリックばね40の先端係合部47の傾斜部49をほ
ぼG1方向に押し、べゼル60がB2方向に回転される
と窪み66の傾斜面65cがクリックばね40の先端係
合部47の傾斜部48をほぼG1方向に押して、いずれ
の場合にも、先端係合部47を窪み66の外へ押出すよ
うにクリックばね本体部43をF1方向に撓ませるべく
揺動させる。一方、べゼル40のB1またはB2方向の
回転に伴って、F2方向に弾性的に偏倚されているクリ
ックばね40の先端係合部47の頂部接続部47aがべ
ゼル60の鋸歯状の頂部65aを乗り越えると、ばね4
0の弾性により、先端係合部47がべゼル60の次の窪
み66に嵌り込む。
【0029】なお、べゼル60の表面67には、目盛6
8が付されており、目盛の原点位置68aを例えば潜水
開始時点の時刻(図示の例では分針の位置)にあわせる
ように回転しておくことにより、潜水開始後の時間がわ
かることになる。なお、目盛68を反時計回りに付けて
おいて、潜水継続時間の代わりに残りの許容潜水時間が
時計の針の位置から直接視認可能にしておいてもよい。
69は、べゼル60を回転させる際、指先を当てるスベ
リ止を兼ねた凹凸からなる飾り縁であり、ローレット加
工ないしローレット切り等により形成されたものであ
る。
【0030】以上の如く構成された本発明による好まし
い第一実施例の回転式べゼル装置1を備えた携帯時計2
がダイバーズウオッチからなる場合、潜水などの開始前
に、回転式べゼル装置1のべゼル60を現在時刻又は潜
水開始予定時刻に合わせる。
【0031】このために、まず、操作ツマミ部を構成す
る突起部56の端面56aが胴20の切欠26の端面2
6aに当接するところまで操作つまみ部56を指先でB
2方向に回転させて、ストッパ50を係合解除許容位置
ないしアンロック位置E1に設定する。このとき、スト
ッパ50の底部の突起58が胴20の環状凹部24の底
壁27の窪み28aに嵌り込んで、ストッパ50が位置
決めされる。
【0032】次に、べゼル60のスベリ止付き飾り縁
(ローレット加工部)69を指先でつまんで、べゼル6
0の目盛68の始点68aが現在時刻又は潜水開始予定
時刻における分針の位置に一致するところまで、べゼル
60を胴20に対してB1方向又はB2方向に回転させ
る。この回転方向としては、例えば、回し易い方向やそ
のときの始点68aの位置から指定すべき位置までの角
度が小さい方を選べばよい。万一、所定位置を越えて回
し過ぎた場合には、逆方向に僅かに回転させて所定位置
に合わせればよい。ストッパ50が位置E1にある場合
には、クリックばね40の本体部43とストッパ50の
本体部53との間に間隙があるのでクリックばね40の
本体部43がF1方向に撓み得るから、べゼル60はそ
の窪み66の傾斜面65d又は65cでクリックばね4
0の先端係合部47の対応する傾斜部49または48を
ほぼG1方向に押してばね本体部43をF1方向に撓ま
せながら、B1又はB2方向に回転され得る。この回転
の際、べゼル60が所定ピッチ(角度)回転されるごと
に、クリックばね40の先端係合部47がべゼル60の
底面63の窪み66に入ったり出たりするので、べゼル
60のB1又はB2方向回転に際して、所望のクリック
感が得られる。このようにして、クリックばね40の先
端係合部47がべゼル60の窪み66に丁度嵌込むよう
に窪み66に係合する位置においてべゼル60の所望位
置への回転ないし位置決めが完了する。
【0033】次に、操作突起部56の先端を指でつまん
で、ストッパ50の操作突起部56の側面56bが胴2
0の切欠26の端面26bに当接するまで胴20に対し
て突起部56をB2方向に移動させることにより、スト
ッパ50を係合解除許容位置(アンロック位置)E1か
ら係合解除禁止位置(ロック位置)E2に移動させる。
これによって、ストッパ50は、底部のドーム状突起5
8が胴20の環状凹部24の底壁27の窪み28bに丁
度嵌りこんで位置決めされる。
【0034】ストッパ50が位置E2に達すると、図4
及び図5からわかるように、ストッパ50の本体部53
の斜面部54の表面(傾斜面)54aがクリックばね4
0のばね本体部43の傾斜ばね部46の背面46aに実
質的に当接し、且つ水平面部55の表面(水平面)55
aがクリックばね40の先端突起部47の近傍に位置す
る。その結果、クリックばね40のばね本体部53のF
1方向への撓み変形や揺動が、ストッパ50により、禁
止される。従って、ストッパ50を位置E2に設定した
状態では、べゼル60をB1方向に回転させようしても
B2方向に回転させようとしても、ストッパ50により
背面46aで支えられたクリックばね40が逃げる余地
がないので、先端係合部47でべゼル60の窪み66に
係合したクリックばね40がべゼル60の回転を規制な
いし禁止する。即ち、べゼル60に不測の回転が生じる
虞れが実際上ない。
【0035】なお、ストッパ50の位置決めのために
は、ストッパ50の底部にドーム状突起部58を形成し
て胴20の環状凹部24の底部27に窪み28、28即
ち28a、28bを設ける代わりに、図6に示したよう
に、ストッパ50の底部のうち例えば突起58のあった
位置に部分球状ないしドーム状の窪みないし凹部58A
を形成しておくと共に、胴20の環状凹部24の底部2
7のうち例えば窪み28a、28bの夫々があった位置
に穴28A1を形成して該穴28A1内に圧縮ばね28
A2を嵌込み穴28の底壁で一端が支えられた圧縮ばね
28A2の他端で小球28A3をG2方向に押し上げさ
せるようにしてもよい。
【0036】この場合、ストッパ50が、係合解除許容
位置E1や係合解除禁止位置E2に達するごとに、スト
ッパ50の底部の窪み58Aに圧縮ばね28A2でG2
方向に偏倚された小球28A3が嵌り込むので、ストッ
パ50が位置E1、E2間でB1またはB2方向に移動
される際、位置E1、E2のところに達する毎にクリッ
ク感が得られると共に、位置E1、E2において、より
安定に保持され得る。
【0037】また、回転べゼル装置1において、べゼル
60が、両方向B1、B2に回転可能である代わりに、
一方向のみ、例えば、B2方向のみに回転可能に構成さ
れていてもよい。
【0038】クリックばね40が接続部47aで曲折し
てつながった傾斜部48及び傾斜部49を備えた先端係
合部ないし爪部47を有する代わりに、例えば、図7の
(a)及び図8の(a)に示したように、傾斜部48よ
りも長い傾斜部48Aのみを備えた先端係合部ないし爪
部47Aを有し、傾斜部48Aがその先端48A1にお
いてべゼル60の窪み66に当接するようにしておくと
共に、窪み66を形成する二つの傾斜面のうちB2方向
の前方に向いた傾斜面65cAと比較してB1方向の前
方に向いた傾斜面65dAの傾斜角度をより大きくして
おいてもよい。
【0039】図7の(a)及び図8の(a)に示した変
形例の回転べゼル装置1Aでは、ストッパ50が係合解
除許容位置E1にある場合(図7の(a))において、
べゼル60にB2方向の回転力を加えたときには、べゼ
ル60の窪み66の傾斜面65cAがクリックばね40
の先端係合部ないし爪部47Aの傾斜部48AをB2方
向に押して傾斜ばね部46をF1方向に揺動させるよう
に撓めるから、べゼル60は、B2方向に回転され得
る。一方、べゼル60にB1方向の回転力を加えたとき
には、べゼル60の窪み66の傾斜面65dAがクリッ
クばね40の先端係合部ないし爪部47Aの傾斜部48
Aの先端48A1にB1方向に突き当たるけれども、こ
れによりクリックばね40に加えられる力は傾斜ばね部
46をF2方向に揺動させるように撓めるトルクを及ぼ
すので、べゼル60の回転はクリックばね40の先端係
合部ないし爪部47Aにより阻止されるから、べゼル6
0はB1方向には回転され得ない。すなわち、べゼル6
0は、B2方向にのみ回転され得ることになる。その他
の点は、図1から図5に示した回転式べゼル装置1及び
これを備えた携帯時計2と同様に動作する。
【0040】なお、図3等に示したように傾斜部48に
加えて傾斜部49を備えた係合部47を有するクリック
ばね40であっても、べゼル60の窪み66の斜面65
dからばね40の先端係合部47の傾斜部49にかかる
力がばね40のばね部46にF2方向のトルクを及ぼす
ことになるような位置又は形状を傾斜面65dや傾斜部
49が有する場合には、この変形例と同様に働くことに
なる。
【0041】また、ばね本体部43の先端係合部は、図
7の(a)や図8の(a)に示したように傾斜ばね部4
6に対して折れ曲って形成される代わりに、図7の
(b)や図8の(b)の回転式べゼル装置1Bにおいて
示したように、傾斜角度が徐々に大きくなるように湾曲
し、その先端部分が先端係合部47Bとして機能するよ
うになっていてもよい。その場合、好ましくは、ストッ
パ50の本体部53の傾斜面部54も平坦な傾斜面54
aの代わりに、湾曲した傾斜面54aBを有する。その
他の点では、図7の(a)や図8の(a)の場合と同様
に構成される。
【0042】図7の(a)や図7の(b)に示した回転
式べゼル装置1A、1Bにおいて、ストッパ50が位置
E2に設定された場合、夫々、図8の(a)や図8の
(b)に示したように、べゼル60のB2方向回転は、
ストッパ50の本体部53により背面から支えられたク
リックばね40の先端係合部47A、47Bによって禁
止され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましい一実施例の回転式べゼル
装置を備えた携帯時計の断面説明図であって、図2のI
−I線にほぼ沿った断面説明図。
【図2】図1の携帯時計においてべゼルの回転が許容さ
れた状態についての平面説明図。
【図3】図3の回転許容状態の携帯時計の回転式べゼル
装置におけるべゼルとクリックばねとストッパとの位置
関係を示したもので、(a)は断面説明図、(b)はべ
ゼルを取除いた状態の斜視説明図。
【図4】図1の携帯時計においてべゼルの回転が禁止さ
れた状態についての図2と同様な平面説明図。
【図5】図4の回転禁止状態の携帯時計の回転式べゼル
装置におけるべゼルとクリックばねとストッパとの位置
関係を示したもので、(a)は図3の(a)と同様な断
面説明図、(b)は図3の(b)と同様にべゼルを取除
いた状態の斜視説明図。
【図6】変形例の回転式べゼル装置を備えた携帯時計に
ついての図1と同様な断面説明図。
【図7】更に別の種類の変形例についての回転許容状態
を示したもので、(a)はべゼルが一方向にのみ回転可
能な回転式べゼル装置であってクリックばねの本体が先
端部で曲折した例に関する図3の(a)と同様な回転許
容状態の断面説明図、(b)はべゼルが一方向にのみ回
転可能な回転式べゼル装置であってクリックばねの本体
が全体的に反るように湾曲した例に関する図3の(b)
と同様な回転許容状態の斜視説明図。
【図8】図7の変形例についての回転禁止状態を示した
もので、(a)は図7の(a)の回転式べゼル装置が図
5の(a)と同様に回転禁止状態にある場合の断面説明
図、(b)は図7の(b)の回転式べゼル装置が図5の
(b)と同様に回転禁止状態にある場合の斜視説明図。
【符号の説明】
1、1A、1B 回転式べゼル装置 2 携帯時計 20 胴 24 環状凹部 26 切欠 40 クリックばね 43 ばね本体部 46 傾斜ばね部 47 先端係合部 50 ストッパ 53 ストッパ本体部 54 傾斜面部 56 操作突起部 60 べゼル 64 環状凹部 65c、65d 傾斜面部 66 窪み E1 係合解除許容位置(アンロック位置、アンロック
状態) E2 係合解除禁止位置(ロック位置、ロック状態)
フロントページの続き (72)発明者 大森 伸一 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目8番地 セ イコーインスツルメンツ株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部と、 前記胴部の中心軸線まわりで回転可能に該胴部に装着さ
    れ周方向に沿って規則的な角度間隔で凹凸を備えたべゼ
    ルと、 前記べゼルの回転に際してクリック感を与えるべく先端
    部において前記べゼルの凹凸に弾性的に係合されるよう
    に前記胴部に装着された板ばねと、 前記板ばねの先端部と前記べゼルの凹凸との間の係合の
    解除を禁止する係合解除禁止位置と該係合の解除を許容
    する係合解除許容位置との間で可動に前記胴部に装着さ
    れたストッパとを有する回転式べゼル装置。
  2. 【請求項2】 前記べゼルの凹凸が窪みからなり、前記
    板ばね及び前記べゼルは、前記ストッパが前記係合解除
    許容位置にあって且つ板ばねの先端部が前記べゼルの窪
    み内に係合している際、前記べゼルの反対方向の回転が
    禁止されるように、前記べゼルの該反対方向の回転によ
    りべゼルの窪みから前記板ばねの前記先端部に加えられ
    る力が該先端部を前記べゼルの窪みに押付ける向きに前
    記板ばねを撓ませるべく、構成されている請求項1に記
    載の回転式べゼル装置。
  3. 【請求項3】 前記べゼルの凹凸が窪みからなり、前記
    板ばね及び前記べゼルは、前記ストッパが前記係合解除
    許容位置にあって且つ板ばねの先端部が前記べゼルの窪
    み内に係合している際、前記べゼルの両方向の回転を許
    容するように、前記べゼルの各方向の回転により前記べ
    ゼルの窪みから前記板ばねの前記先端部に加えられる力
    が該先端部を前記べゼルの窪みから押出す向きに前記板
    ばねを撓ませるべく、構成されている請求項1に記載の
    回転式べゼル装置。
  4. 【請求項4】 前記ストッパは、前記係合解除禁止位置
    にある場合には前記板ばねの先端部を前記べゼルの凹凸
    内に止めるべく該先端部を背面から支え、前記係合解除
    許容位置にある場合には前記板ばねの先端部が前記べゼ
    ルの凹凸から外れるのを許容すべく、該先端部から離れ
    たところに位置する請求項1から請求項3までのいずれ
    か一つの項に記載の回転式べゼル装置。
  5. 【請求項5】 前記ストッパが前記係合解除禁止位置及
    び前記係合解除許容位置の少なくともいずれか一方の位
    置から離脱すること又は該一方の位置に到達することに
    対して抵抗を付与する抵抗付与手段を有する請求項1か
    ら4までのいずれか一つの項に記載の回転式べゼル装
    置。
  6. 【請求項6】 前記抵抗付与手段は、前記ストッパに形
    成された凸部と、ストッパが前記係合解除禁止位置及び
    前記係合解除許容位置のうちの少なくともいずれか一方
    の位置にある際、前記ストッパの凸部と係合する位置に
    おいて前記胴部に形成された凹部とからなる請求項5に
    記載の回転式べゼル装置。
  7. 【請求項7】 前記抵抗付与手段は、前記ストッパに形
    成された凹部と、前記ストッパが前記係合解除禁止位置
    及び前記係合解除許容位置のうちの少なくともいずれか
    一方の位置にある際、前記ストッパの凹部と係合する位
    置において前記胴部に配置されストッパの凹部の開口を
    備えた面に向かって弾性的に偏倚される凸部とからなる
    請求項5に記載の回転式べゼル装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか一つの項
    に記載の回転式べゼル装置を備えた携帯時計であって、
    胴部が該時計の胴である携帯時計。
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