JP4874066B2 - 時計 - Google Patents

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Description

本発明は、腕時計や懐中時計等のように携帯して使用される時計に係り、特に、回転可能なベゼルを備えた時計に関する。
従来、胴に回転可能に配置されたベゼルは、その回転操作に伴ってクリック感を与える構成により所望の操作位置に保持されるようになっている。そのための構成として、クリックボール式と板ばね式とが知られている。
クリックボール式では、ベゼルの裏面に、このベゼルの回転の方向に並んだ複数の凹凸からなる係合歯が形成されたクリック溝を設けるとともに、係合歯に係脱される鋼球、及びこの鋼球を係合歯に押付けるコイルばねを胴に設けている。この構成では、ベゼルが時計回り及び反時計回りのいずれかの方向に任意に回転されると、鋼球が係合歯に押されてコイルばねが変形するので、ベゼルの回転が許容される。そして、ベゼルが一定角度回転するごとに、コイルばねの力でクリック溝の係合歯間に鋼球が入り込むので、その都度クリック感が与えられる。これとともに、ベゼルの回転力を消失させた時点の回転位置で、クリック溝の係合歯間へ鋼球が入り込むことにより、ベゼルを所望回転位置に保持できる(例えば、特許文献1参照。)。
又、板ばね式では、時計用ケースのケース本体に歯車状の歯部を形成し、ケース本体に回転可能に設置されたベゼルに、係止部材と押圧部材とを取付けている。係止部材は、ケース本体の歯部に係合してベゼルの回転を一方向にのみ禁止する第1の係止部と、歯部に係合して前記一方向とは逆方向のベゼルの回転のみを禁止する第2の係止部を有している。これら第1、第2の係止部は板ばねからなる。押圧部材は、第1の係止部を押圧して歯部から離間させる押しボタンである。そのため、押圧部材を押した状態でベゼルを前記一方向に回転操作することができ(この場合、第2の係止部は弾性変形して歯部の通過を許すことができる。)、任意の回転位置で押圧部材の押圧を解除するに伴い第1の係止部は自らの弾性力で歯部に係合する。その結果、第1、第2の係止部が共にケース本体の歯部に係合した状態を得て、前記任意の回転位置にベゼルを確実に固定できる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−270365号公報(段落0002−0009、図3) 特開2005−326280号公報(段落0015−0038、図1−図10)
クリックボール式の従来技術では、ベゼルを時計回り又は反時計回りのいずれの方向に回転できるが、所望回転位置へのベゼルの保持をコイルばねの力のみに依存しているので、ベゼルを所望回転位置に保持する信頼性が低い。そのため、時計の携帯時にベゼルに作用する外力によって、ベゼルが不用意に回転されることがある。
又、板ばね式の従来技術では、ベゼルの回転が一方向のみに規制されているので、ベゼルが誤操作により所望の回転位置から少しずれて回転された場合、ベゼルを逆回転させることができない。そのため、再度、ベゼルを略1回転させて所望回転位置に合わせなくてはならず、手間がかかる。しかも、ベゼルに取付けられている押圧部材を押しながらベゼルを回転させる際に、ベゼルと共に押圧部材を押している使用者の指も移動するので、腕に時計を装着した状態でベゼルを略1回転させるなど回転操作量が多い場合には、操作する手の特に手首の関節での動きが窮屈になって操作上不便である。
本発明の目的は、ベゼルの位置合わせが容易で、かつ、位置合わせされたベゼルが不用意に回転されないようにできる時計を提供することにある。
本発明は、上方及び外周面に開放する円環状の窪みからなるベゼル配置部、この配置部の底面に開放する大径孔部とこの孔部の下端に連通する小径孔部からなる段付き孔、及び前記小径孔部の下端に連通して前記段付き孔に直角に交差する収容部が形成された胴と、前記ベゼル配置部に嵌合されて前記胴に対し時計回り及び反時計回りの双方向に回転可能に配置されるとともに、前記ベゼル配置部の底面に対向する裏面に前記回転の方向に並んだ複数の凹凸からなる係合部が形成された円環状のベゼルと、前記段付き孔に上下動自在に収容されて前記係合部に係脱するクリック部材と、前記大径孔部に収容されて前記クリック部材を前記係合部に向けて常に付勢する付勢体と、斜状の押上げ面を有した陥没部及びこの陥没部の開放端に前記押上げ面から連続する閉鎖面を有して前記収容部に移動可能に収容され、前記胴の外部からの操作で前記陥没部が前記小径孔部の下端に連続するロック解除位置に配置される操作部材と、この操作部材を常に付勢して前記閉鎖面が前記小径孔部の下端を閉じるロック位置に前記操作部材を配置させる付勢部材と、前記クリック部材と前記操作部材との間に配置され、前記操作部材の移動により前記押上げ面を経由して前記陥没部に出し入れ可能で、前記陥没部から出て前記閉鎖面に支持された状態で前記係合部から前記クリック部材が外れる動作を拘束し、かつ前記陥没部に落ち込んだ状態で前記拘束を解除して前記クリック部材の上下動を許すストッパ部材と、を具備している。
本発明では、操作部材を付勢部材に抗してロック解除位置に移動することにより、クリック部材の拘束が解除される。つまり、操作部材がロック解除位置に配置されると、その陥没部が段付き孔の小径部下端に対向するので、ストッパ部材が自重により陥没部に落ち込む。この一方で、クリック部材は付勢体で押上げられているので、クリック部材とこの下方に離れて配置されたストッパ部材との間には、クリック部材の下降を許す隙間が設けられる。この隙間は、クリック部材がベゼルの係合部に係脱するのに十分な大きさであるから、ベゼルを回転操作することが可能となる。
ベゼルが回転された時、クリック部材は、ベゼルの係合部の凸と付勢体の力とで、係合部の凸の高さに略見合った分だけ上下動されてベゼルの係合部の凹みに係脱するクリック動作を営むので、その都度、クリック部材によってクリック感を与えることができる。これとともに、ベゼルの回転方向は一方向に限定されないので、ベゼルの回転が行き過ぎた場合には、ベゼルを、再度略一回転させる手間を要することなく逆回転操作して所定位置に容易に合わせることができる。以上のベゼルの回転操作において、胴に取付けられている操作部材をロック解除位置に保持する使用者の指は、ベゼルの回転と共に移動することがない。このため、ベゼルを略1回転させる場合でも、手首などに窮屈な感じを与え難く、ベゼルを容易に回転させることができる。
そして、ベゼルを位置合わせした後に、操作部材から指を離すことにより、この操作部材は付勢部材の付勢力によりロック位置に移動される。これに伴い、陥没部の押上げ斜面でストッパ部材が陥没部から押し出され、操作部材の閉鎖面が段付き孔の小径孔部の下端を閉鎖するとともに、押し出されたストッパ部材が閉鎖面上に支持される。それにより、ベゼルの係合部の凹みに係合しているクリック部材の下端に、ストッパ部材が当接若しくは接近して、クリック部材が係合部から外れることができない状態、つまり、クリック部材がロック状態に保持される。このロック状態は、人為的に解除しない限り維持されるので、時計の携帯中にベゼルにこれを回そうとする外力が作用することがあっても、位置合わせされたベゼルが不用意に回転されないようにできる。
本発明の好ましい形態では、前記クリック部材を、前記ストッパ部材に上方から接離される下端を有した軸部と、この軸部の上端に一体に形成されて前記係合部に係脱されるとともに前記付勢体を受ける半球状のヘッド部とで形成している。
この発明の形態では、クリック部材を単一部品とできる。
本発明の好ましい形態では、前記クリック部材を、前記ストッパ部材に上方から接離される下端を有するとともにヘッド受け部を上端に有した軸部と、前記ヘッド受け部上に回転可能に配置されて前記係合部に係脱される球体からなるヘッド部とで形成している。
この発明の形態では、ベゼルが回転されるたびに球体からなるヘッド部がヘッド受け部上で回転するので、円滑なクリック動作が得られる。更に、ヘッド部の回転に伴いこれとベゼルの係合部との接触箇所が変わるので、ヘッド部の特定の接触箇所の摩耗がヘッド部の他の箇所よりも進行しないようにできる点で好ましい。
本発明の好ましい形態では、前記収容部を前記胴の径方向に延びる孔で形成するとともに、前記操作部材を、前記収容部に摺動可能に嵌合された挿入軸部及びこの軸部に一体に形成されて前記胴の外部に突出される押しボタン部から形成し、前記陥没部を前記挿入軸部の周方向に一回り連続した溝で形成するとともに、前記陥没部より胴内側に位置した前記挿入軸部の周面を前記閉鎖面としている。
この発明の形態では、操作部材をロック位置に配置する操作が押しボタン部の押圧操作で済むので、操作性がよい。更に、操作部材が有した挿入軸部の周面を閉鎖面として利用したので、操作部材の構成が簡単である点で好ましい。しかも、陥没部を挿入軸部の周方向に一回り連続した溝で形成したので、旋盤を用いた挿入軸部に対する切削加工で、切削刃の形状に応じて斜状の押上げ面を有した溝を形成できる点で好ましい。
本発明の好ましい形態では、前記ストッパ部材を球体により形成している。
この発明の形態では、ストッパ部材として既存の鋼球等を容易に入手できるとともに、押上げ面を経由するストッパ部材の陥没部に対する出し入れ動作が円滑となる点で好ましい。
本発明によれば、操作部材をロック解除位置に移動させてクリック部材のロック状態を解除することで、ベゼルの位置合わせを容易に行えるとともに、操作部材から手を離すことでクリック部材をロック状態として、位置合わせされたベゼルを不用意に回転されないように保持することが可能な時計を提供できる。
以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1〜図4中符号10は例えば腕に装着して使用される携帯時計を示している。この携帯時計10が備える時計外装組立11内には、表示針12を駆動する時計ムーブメント13(図3及び図4に示す)、この時計ムーブメント13に取付けられた文字板14、及び時計ムーブメント13を時計外装組立11に保持する枠状部材15(図3及び図4に示す)等が収容されている。
時計外装組立11は、図1〜図4に示すように好ましくは金属製で環状に作られた胴16を備えており、この胴16の厚み方向一面(正面)にカバーガラス17を液密に装着するとともに、胴16の厚み方向他面(裏面)に裏蓋18を取外し可能に螺合して形成されている。カバーガラス17を通して表示針12及び文字板14は視認可能である。なお、図3及び図4中符号19は弾性を有するOリング等の環状の防水パッキンを示している。
図3及び図4に示すように胴16の正面(上面)側の端部には、正面方向に突出する環状凸部21が一体に設けられているとともに、円環状のベゼル配置部22が設けられている。環状凸部21の内周にカバーガラス17がリング形の樹脂パッキン20を介して装着されている。環状凸部21の外周にその周方向に連続する環状の係合凸部21aがベゼル配置部22内に突出して設けられている。ベゼル配置部22は、上方及び胴16の外周面に開放され、環状凸部21を囲んでいる。ベゼル配置部22の底面22aは係合凸部21aより下側に位置して環状凸部21の根元に直角に連なっている。
図1及び図2中符号24は図示しない巻真を操作するための竜頭を示している。図3及び図4に示すように段付き孔25及び収容部26が胴16に形成されている。これら段付き孔25及び収容部26は、図示しないバンドやベルトなどの腕装着部材が接続される4個の取付け凸部16a〜16d(図1及び図2参照)の内で、竜頭24に近い位置の二個の取付け凸部16a、16c間であって、好ましくは竜頭24と12時方向に位置する取付け凸部16aとの間に設けられている。なお、竜頭24と6時方向に位置する取付け凸部16cとの間に段付き孔25及び収容部26を設けることも可能である。
図3及び図4に示すように段付き孔25は、胴16の厚み方向、言い換えれば、上下方向に延びており、例えばいずれも円形をなす大径孔部25aと小径孔部25bからなる。大径孔部25aの上端はベゼル配置部22の底面22aに開放されている。小径孔部25bの上端は大径孔部25aの下端に連続していて、これら大径孔部25aと小径孔部25bとの間に段部25cが形成されている。
図2〜図4に示すように収容部26は例えば胴16の径方向に延びる段付き孔で形成されている。収容部26の断面円形をなす大径通孔部26aは胴16の外周面に開口され、収容部26の断面円形をなす小径通孔部26bは胴16の内周面16eに開口されている。収容部26は段付き孔25に直角に交差していて、その小径通孔部26bの中間部に小径孔部25bの下端が連通されている。つまり、段付き孔25と収容部26はT字に交差して互いに連通している。
時計外装組立11は文字板14を囲むように設けられたベゼル31を備えている。ベゼル31は、金属又は合成樹脂等により円環状に作られた回転リングであって、ベゼル配置部22に嵌合されて胴16に対して時計回り及び反時計回りの双方向に回転可能に配置されている。ベゼル31が有した環状の内周凸部31aは前記係合凸部21aにその下側から引っ掛かっており、それによりベゼル31が外れないように保持されている。
ベゼル31は環状凸部21の上端面と対向するカバー部31bを有している。これとともに、ベゼル31には、それを回転させる際に指が滑らないようにするための複数ないしは多数の凹凸31cが外周面に設けられている。なお、図3及び図4中符号32は圧縮状態で使用される弾性を有したOリング等からなるベゼルパッキンであり、このベゼルパッキン32によりベゼル31のがたつきが防止されている。
ベゼル配置部22の底面22aに対向するベゼル31の裏面には係合部33が設けられている。この係合部33は例えばベゼル31が回転する方向に連続して並んだ複数の凹凸により形成されている。係合部33をなす各凹凸はいずれもベゼル31の中心に対する放射方向に延びている。これら凹凸の数は60又は120である。図3(B)に示すように係合部33をベゼル31の周方向に沿って断面した場合の係合部33の下向きの凸の断面は略三角形状をなし、ベゼル31の裏面に開放する係合部33の凹みの断面は、略半球状をなしている。
段付き孔25の大径孔部25aには中央部に上下方向に貫通する内空部を有した付勢体として例えばコイルばね35が収容されている。このコイルばね35の下端は段部25cで支持されている。コイルばね35の上端に例えば金属製のクリック部材36が支持されている。
クリック部材36は、上下方向に延びる軸部36aと、この上端に一体に形成されたヘッド部36bとからなる。このクリック部材36の長さは段付き孔25の長さより短い。ヘッド部36bは、断面円形の軸部36aより大径であって、係合部33の凹みに嵌まる大きさの半球状に形成され、このヘッド部36bの裏面(下面)でコイルばね35の上端を受けている。
クリック部材36はそのヘッド部36bを大径孔部25aにガイドさせて段付き孔25に上下動自在に収容されている。ヘッド部36bの上部はコイルばね35が自由状態にあるときに大径孔部25aの上端から突出されている。胴16にベゼル31を取付けるに伴ってクリック部材36を介してコイルばね35が圧縮状態に保持されるようになっている。それにより、クリック部材36はコイルばね35で常に上向きに付勢されて係合部33に押付けられている。
胴16には、ベゼル31の回転操作時以外はクリック部材36を動かないように保持し、ベゼル31の回転操作時にはクリック部材36の動きを許すロック機構41が設けられている。ロック機構41は、操作部材42と、付勢部材例えばコイルスプリング44と、ストッパ部材49を備えている。
操作部材42は収容部26に移動可能に胴16の外側から挿入されている。この操作部材42は、挿入軸部42a及びこの一端に一体に形成された押しボタン部42bとで形成されている。軸方向と直交する方向の断面が円形の挿入軸部42aは収容部26の小径通孔部26bに摺動可能に嵌合されている。押しボタン部42bは、挿入軸部42aより大径であって、収容部26の大径通孔部26aに摺動可能に嵌合されている。
胴16の内部に突出された操作部材42の他端部にはストッパ部材例えば止め輪43が取付けられている。止め輪43は、胴16の内周面16eに開いた小径通孔部26bの開口より大きく、操作部材42の軸方向移動に伴って内周面16eに接離可能である。押しボタン部42bと大径通孔部26aの底面との間に、付勢部材例えばコイルスプリング44が圧縮状態に設けられている。コイルスプリング44に挿入軸部42aが通されている。
したがって、操作部材42は常にコイルスプリング44で胴16の外部に向けて付勢されている。これにより、通常、図3に示すように止め輪43が胴16の内周面16eに当たって操作部材42は位置決めされ、押しボタン部42bが胴16の外周面から十分に突出した状態に保持されている。このため、コイルスプリング44を更に圧縮変形させるように押しボタン部42bを押し込み操作することにより、操作部材42を胴16の内側に向けて移動させることが可能である。なお、コイルスプリング44等の付勢部材は、胴16の内側において止め輪43等のストッパと枠状部材15との間に配置することも可能である。コイルスプリング44のばね力(付勢力)は、クリック部材36を付勢するコイルばね35のばね力(付勢力)と同じかそれ以上大きい。
操作部材42はその挿入軸部42aの中間部に陥没部45を有している。陥没部45の開口は段付き孔25の小径孔部25bの開口面積より大きい。この陥没部45は、操作部材42が押し込まれて図3(A)に示すロック解除位置に移動されることにより、小径孔部25bの直下に配置されてこの小径孔部25bの下端開口に連続されるようになっている。
陥没部45は、例えば挿入軸部42aの周方向に一回り連続した溝、好ましくは断面V状の溝で形成されている。胴16の内部側に位置した陥没部45の斜状の面により押上げ面45aが形成されている。陥没部45の深さは、その内部にストッパ部材49が落ち込んだ状態で、このストッパ部材49の一部好ましくは略上半分が陥没部45の開口より突出するような深さに設定されている。
陥没部45は、押上げ面45aを有する構成であれば、断面V状の溝に限らず、いかなる溝形状であってもよい。前記のように陥没部45を挿入軸部42aの周方向に一回り連続した断面V状の溝で形成した構成は、挿入軸部42aに対する旋盤を用いた切削加工で、切削刃の形状に応じて斜状の押上げ面45aを有した溝からなる陥没部45を形成できる点で好ましいとともに、組立時に陥没部45の向きを考慮することなく操作部材42を胴16に組み込める点で好ましい。
陥没部45よりも胴16の内部側に位置した挿入軸部42aの周面は、押上げ面45aに連続する閉鎖面42cとして用いられている。この閉鎖面42cは、操作部材42がコイルスプリング44で押し戻されて図3に示すロック位置に移動されることにより、小径孔部25bの直下に配置されてこの小径孔部25bの下端開口を閉じるようになっている。閉鎖面42cとして挿入軸部42aの周面を利用した構成は、操作部材42の構成が簡単で、閉鎖面42cを作るために操作部材42に格別な加工を要しない点で好ましい。
操作部材42を軸方向移動させることにより、この操作部材42を前記ロック位置又は図4に示すロック解除位置に配置させて、小径孔部25bの下端開口に閉鎖面42c又は陥没部45を選択的に対向させる構成であるから、操作部材42をロック位置に配置するには、操作部材42の押しボタン部42bを単に押圧するという簡単な押し込み操作で済み操作性がよい。なお、図3及び図4中符号46は挿入軸部42aの外周部に嵌合して取付けられたリング形の防水パッキンを示しており、これにより係合部33と操作部材42との間の防水が確保されている。
ストッパ部材49は、クリック部材36と操作部材42とは別の部品からなり、これらクリック部材36とこれより下方に設けられている操作部材42の挿入軸部42aとの間に配置されている。このストッパ部材49には、小径孔部25bの孔径より小径で陥没部45に出し入れ可能な球体、例えば鋼球が用いられている。球体からなるストッパ部材49の直径Dと、陥没部45への出し入れに伴うストッパ部材49の上下方向の移動量Lと、前記底面22aと係合部33の凹みの奥との間の高さ寸法、言い換えれば、クリック部材36の予想される最大の移動量L1(図4参照)とは、D/2≧L>L1の関係を満たしている。
ストッパ部材49を鋼球とすることは容易に入手できる点で好ましい。それだけではなく、ストッパ部材49が自由回転できることにより、押上げ面45aを経由する陥没部45に対するストッパ部材49の出し入れ動作が円滑になされる。そのため、操作部材42の押し込みに過大な押し込み操作力を要しない点で好ましい。なお、ストッパ部材49には、球体以外に、上部と下部のうち少なくとも下部が半球状をなす短い棒を用いることが可能である。
次に、クリック部材36及びロック機構41等を胴16に組み付ける手順を説明する。
まず、防水パッキン46が既に取付けられている操作部材42の挿入軸部42aの外周にコイルスプリング44を嵌合した上で、胴16の外側から挿入軸部42aを先頭にして操作部材42を収容部26に挿入するとともに、胴16の内側において挿入軸部42aの先端部に止め輪43を取付ける。これにより、胴16に取付けられた操作部材42は、圧縮状態に保持されたコイルスプリング44のばね力で、胴16の外側方向に常に付勢される。したがって、操作部材42は図3に示すロック位置に配置され、その挿入軸部42aの閉鎖面42cが段付き孔25の小径孔部25bの下端を閉じるとともに、陥没部45は小径孔部25bに対して胴外側寄りに配置される。
次に、段付き孔25にその上方からストッパ部材49を落とし込んで、このストッパ部材49を小径孔部25bに収容した後、段付き孔25の大径通孔部26aにその上方からコイルばね35を収容する。更に、クリック部材36を、その軸部36aを先頭にして段付き孔25にその上方から挿入する。それにより、軸部36aをコイルばね35に貫通させるとともに、クリック部材36のヘッド部36bを大径通孔部26aに嵌合させて、コイルばね35の上端にヘッド部36bを支持させる。
この後、ベゼルパッキン32が既に取付けられているベゼル31を胴16のベゼル配置部22に嵌合して、このベゼル31の内周凸部31aを胴16の係合凸部21aに引っ掛ける。それにより、ベゼル31が胴16に対して回転可能に配置される。このベゼル31の取付けに伴い、クリック部材36が押し下げられるとともにコイルばね35が圧縮状態に変形される。そのため、コイルばね35のばね力でクリック部材36がベゼル31の係合部33に押付けられるとともに、このクリック部材36の軸部36aと操作部材42の閉鎖面42cとの間にストッパ部材49が挟まれるように配置される。この場合、軸部36aの下端とストッパ部材49とは接していることが好ましいが、両者間に僅かな隙間があってもよい。以上の組立完了状態を図3に示す。
人体の腕に装着した携帯時計10のベゼル31を回転操作する場合には、以下の手順で行えばよい。
まず、コイルスプリング44のばね力に抗して操作部材42の押しボタン部42bを、工具を要することなく指一本で胴内側に押し込む。それに伴い、段付き孔25の小径孔部25bに対して閉鎖面42cが胴内側にずれるとともに、陥没部45が小径孔部25bの下端に連続する。それにより、ストッパ部材49が自重により陥没部45に落ち込んで、図4に示すようにストッパ部材49とクリック部材36の下端との間に、クリック部材36の下降を許す隙間Gが形成される。この隙間Gの上下方向の大きさは前記落込みに伴いストッパ部材49の移動量Lに等しい。
こうして操作部材42を押し込んだ状態のまま、他の指でベゼル31を所望角度回転操作させる。それにより、ベゼル31の裏面の係合部33と胴16に支持されているクリック部材36と相対位置が変わるに伴って、クリック部材36が係合部33の下向きの凸でコイルばね35に抗して押し下げられた後に、この凸に隣接した係合部33の凹みにクリック部材36がコイルばね35の力で入り込んだ係合状態となる。そのため、ベゼル31が一定角度回転するたびにクリック感が得られる。そして、ベゼル31の回転操作を停止した時点で、クリック部材36が係合部33の凹みに入り込んだ係合状態が保持されるので、ベゼル31は所望の回転位置に静止される。
以上のクリック動作の場合に、クリック部材36のヘッド部36bが段付き孔25の大径孔部25aにガイドされるので、クリック部材36の上下動を安定させることができる。これとともに、クリック部材36の半球状をなすヘッド部36bがベゼル31の係合部33の凹みに係脱するので、クリック感を与える際、係合部33の凹凸にクリック部材36が引っ掛かってベゼル31の回転操作に支障をきたす恐れがなく、ベゼル31に対してクリック部材36が係脱するクリック動作が円滑に行われる。
又、既述のようにベゼル31の回転に伴いクリック部材36がコイルばね35に抗して下降することは、前記隙間Gの形成により許されるので、クリック部材36の上端に対する係合部33の下向きの凸の通過が許される。そのため、クリック部材36がベゼル31の時計回り又は反時計回りの回転を妨げることはなく、ベゼル31はいずれの方向に回転できる。したがって、一方向の回転により、所望回転位置より多少行き過ぎた誤操作をした場合には、その位置から前記行き過ぎ量に応じてベゼル31を逆回転させて、このベゼル31が所望回転位置で静止するように容易に修正することができる。
ベゼル31が所望角度回転操作された後に、操作部材42の押し込みを解除することにより、この操作部材42は、コイルスプリング44のばね力で押し戻されて、止め輪43により図3(A)に示すロック位置に保持される。それに伴い、陥没部45内のストッパ部材49が陥没部45の押上げ面45aによって陥没部45から上向きに押し出され、その直後に閉鎖面42cが小径孔部25bの下端開口を閉じるように配置される。
したがって、ストッパ部材49が、閉鎖面42c上に支持されるとともに、クリック部材36の下端に接触又は至近距離で対向して、クリック部材36の下降を妨げるように配置される。つまり、ロック機構41のストッパ部材49によってクリック部材36が下方に動くことが阻止される。そのため、この時点以降において、携帯時計10を携帯するに伴い、ベゼル31にこれを回転しようとする外力が作用しても、所望回転位置に位置合わせされたベゼル31が不用意に回転されないように保持できる。
又、コイルばね35、クリック部材36、及びロック機構41を、ベゼル31ではなく胴16に配設したので、胴16が本来有している大きさを利用して、ベゼル31を回転させるときのクリック動作と回転が停止された位置への保持を担うロック機構41等を組み込むことができ、胴16の厚みなどを大きくする必要がない。なお、ロック機構41等をベゼル31に組み込む場合には、その組み込みのためのスペースをベゼル31に要するので、ベゼルが径方向及び厚み方向にも大きくなるので好ましくない。
しかも、ロック機構41等を胴16に設けたので、操作部材42を押し込んでいる指がベゼル31の回転操作に伴って移動することがない。このため、腕に時計を装着した状態下でベゼル31の回転操作量が多い場合にも、ベゼル31を回転操作において手首等の角度が殆ど変わることがない。したがって、特に手首の関節での動きが窮屈になることが抑制されるので、ベゼル31を容易に回転させることができる。なお、操作部材42を右手の中指で押し込んだ場合、右手の親指又は人指し指の内少なくとも親指でベゼル31を回転させればよく、操作部材42を右手の親指又は人指し指で押し込んだ場合、右手の人指し指又は親指でベゼル31を回転させればよい。
図5及び図6を参照して本発明の第2実施形態を説明する。この実施形態は、クリック部材36を二部材で形成した点が第1実施形態とは異なり、その他は第1実施形態と同じである。そのため、第1実施形態と同じ構成については、第1実施形態と同一符号を付してその説明を省略する。
図5及び図6に示すようにクリック部材36は、軸部37と、ヘッド部38とからなる。軸部37は、上端にヘッド受け部37aを有している。ヘッド受け部37aは、平面視円形であり、段付き孔25の大径孔部25aに摺動可能に嵌合されている。このヘッド受け部37aの上面は凹曲面で形成されている。ヘッド部38は球体例えば鋼球で形成されている。ヘッド部38はヘッド受け部37a上に回転可能に配置されている。更に、ヘッド部38は、コイルばね35のばね力でヘッド受け部37aとベゼル31とで挟まれていて、ベゼル31の係合部33に係脱されるようになっている。以上説明した事項以外は第1実施形態と同じである。
したがって、第2実施形態の携帯時計10も第1実施形態で説明したと同様の理由により、ベゼル31の位置合わせが容易で、かつ、位置合わせされたベゼル31が不用意に回転されないようにできる。
しかも、この第2実施形態では、クリック部材36を、軸部37と、この軸部37のヘッド受け部37a上に回転可能に配置された球体からなるヘッド部38で形成したので、ベゼル31を回転操作するたびにヘッド部38がヘッド受け部37a上で回転する。そのため、円滑なクリック動作が得られる。更に、ヘッド部38の回転に伴いこれとベゼル31の係合部33との接触箇所が変わるので、ヘッド部38の特定の接触箇所の摩耗が、ヘッド部38の他の箇所よりも進行しないようにできる点で好ましい。
なお、前記各実施形態では、ベゼル31の裏面とこの裏面に対向するベゼル配置部22の底面22aとの間に僅かな隙間を設けたが、この隙間を消失させるように前記裏面と底面22aとを軽微に接触させることもできる。又、ベゼル31は、ベゼルパッキン32が取付けられるとともに裏面に係合部33を有したベゼル本体と、この本体とは別に成形されてベゼル本体にかしめ止めなどに連結されるカバー部31bとで形成することもできる。
本発明の第1実施形態に係る携帯時計を示す正面図。 図1の携帯時計を一部切欠いて示す裏面図。 (A)は図1の携帯時計が備えるベゼルの回転がロックされた状態を図1中Z−Z線に沿って示す断面図。(B)は図3(A)中Y−Y線に沿って示す断面図。 図1の携帯時計が備えるベゼルの回転のロックが解除された状態を図1中Z−Z線に沿って示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る携帯時計が備えるベゼルの回転がロックされた状態を示す断面図。 本発明の第2実施形態に係る携帯時計が備えるベゼルの回転のロックが解除された状態を示す断面図。
符号の説明
10…携帯時計(時計)
11…時計外装組立
16…胴
21…環状凸部
22…ベゼル配置部
22a…ベゼル配置部の底面
25…段付き孔
25a…段付き孔の大径孔部
25b…段付き孔の小径孔部
25c…段部
26…収容部
26a…収容部の大径通孔部
26b…収容部の小径通孔部
31…ベゼル
33…係合部
35…コイルばね(付勢体)
36…クリック部材
36a…クリック部材の軸部
36b…クリック部材のヘッド部
37…クリック部材の軸部
37a…軸部のヘッド受け部
38…クリック部材のヘッド部
41…ロック機構
42…操作部材
42a…操作部材の挿入軸部
42b…操作部材の押しボタン部
42c…操作部材の閉鎖面
44…コイルスプリング(付勢部材)
45…陥没部
45a…陥没部の押上げ面
49…ストッパ部材

Claims (4)

  1. 上方及び外周面に開放する円環状の窪みからなるベゼル配置部、この円環状の窪みにおいて前記上方に開放する面となる底面に開放する大径孔部とこの孔部の下端に連通する小径孔部からなる段付き孔、及び前記小径孔部の下端に連通して前記段付き孔に直角に交差する収容部が形成された胴と、
    前記ベゼル配置部に嵌合されて前記胴に対し時計回り及び反時計回りの双方向に回転可能に配置されるとともに、前記ベゼル配置部の底面に対向する裏面に前記回転の方向に並んだ複数の凹凸からなる係合部が形成された円環状のベゼルと、
    前記段付き孔に上下動自在に収容されて前記係合部に係脱するクリック部材と、
    前記大径孔部に収容されて前記クリック部材を前記係合部に向けて常に付勢する付勢体と、
    斜状の押上げ面を有した陥没部及びこの陥没部の開放端に前記押上げ面から連続する閉鎖面を有して前記収容部に移動可能に収容され、前記胴の外部からの操作で前記陥没部が前記小径孔部の下端に連続するロック解除位置に配置される操作部材と、
    この操作部材を常に付勢して前記閉鎖面が前記小径孔部の下端を閉じるロック位置に前記操作部材を配置させる付勢部材と、
    前記クリック部材と前記操作部材との間に配置され、前記操作部材の移動により前記押上げ面を経由して前記陥没部に出し入れ可能で、前記陥没部から出て前記閉鎖面に支持された状態で前記係合部から前記クリック部材が外れる動作を拘束し、かつ前記陥没部に落ち込んだ状態で前記拘束を解除して前記クリック部材の上下動を許すストッパ部材と、
    を具備し
    前記クリック部材を、前記ストッパ部材に上方から接離される下端を有した軸部と、この軸部の上端に一体に形成されて前記係合部に係脱されるとともに前記付勢体を受ける半球状のヘッド部とで形成したことを特徴とする時計。
  2. 上方及び外周面に開放する円環状の窪みからなるベゼル配置部、この円環状の窪みにおいて前記上方に開放する面となる底面に開放する大径孔部とこの孔部の下端に連通する小径孔部からなる段付き孔、及び前記小径孔部の下端に連通して前記段付き孔に直角に交差する収容部が形成された胴と、
    前記ベゼル配置部に嵌合されて前記胴に対し時計回り及び反時計回りの双方向に回転可能に配置されるとともに、前記ベゼル配置部の底面に対向する裏面に前記回転の方向に並んだ複数の凹凸からなる係合部が形成された円環状のベゼルと、
    前記段付き孔に上下動自在に収容されて前記係合部に係脱するクリック部材と、
    前記大径孔部に収容されて前記クリック部材を前記係合部に向けて常に付勢する付勢体と、
    斜状の押上げ面を有した陥没部及びこの陥没部の開放端に前記押上げ面から連続する閉鎖面を有して前記収容部に移動可能に収容され、前記胴の外部からの操作で前記陥没部が前記小径孔部の下端に連続するロック解除位置に配置される操作部材と、
    この操作部材を常に付勢して前記閉鎖面が前記小径孔部の下端を閉じるロック位置に前記操作部材を配置させる付勢部材と、
    前記クリック部材と前記操作部材との間に配置され、前記操作部材の移動により前記押上げ面を経由して前記陥没部に出し入れ可能で、前記陥没部から出て前記閉鎖面に支持された状態で前記係合部から前記クリック部材が外れる動作を拘束し、かつ前記陥没部に落ち込んだ状態で前記拘束を解除して前記クリック部材の上下動を許すストッパ部材と、
    を具備し、
    前記クリック部材を、前記ストッパ部材に上方から接離される下端を有するとともにヘッド受け部を上端に有した軸部と、前記ヘッド受け部上に回転可能に配置されて前記係合部に係脱される球体からなるヘッド部とで形成したことを特徴とする時計。
  3. 前記収容部を前記胴の径方向に延びる孔で形成するとともに、前記操作部材を、前記収容部に摺動可能に嵌合された挿入軸部及びこの軸部に一体に形成されて前記胴の外部に突出される押しボタン部から形成し、前記陥没部を前記挿入軸部の周方向に一回り連続した溝で形成するとともに、前記陥没部より胴内側に位置した前記挿入軸部の周面を前記閉鎖面とした請求項1又は2に記載の時計。
  4. 前記ストッパ部材を球体により形成した請求項1から3の内のいずれか一項に記載の時計。
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