JP4407657B2 - 時計のボタン構造およびこれを備えた時計 - Google Patents

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Description

本発明は、時計のボタン構造およびこれを備えた時計に関する。詳しくは、時計の外装ケースに対して押込操作可能に構成されたボタン部材を有する時計のボタン構造およびこれを備えた時計に関する。
時計のボタンは、通常、ボタンを押すことで1つの機能を発揮させるように構成されているが、1つのボタンで2つの機能を発揮させるように構成されたスイッチ機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このスイッチ機構は、時計ケース本体に軸方向に移動可能に装着されて先端部で2つのスイッチばねを操作する1個のボタン軸を備え、このボタン軸は浅押しと深押しの2段操作が可能なように構成されていた。そして、利用者がボタン軸の一端に設けられた押しボタンを浅押しすることで第1スイッチがオンし、押しボタンを深押しすることで第2スイッチがオンするように構成し、2つの機能を発揮させていた。
特開2005−214795号公報(第3頁、図1)
しかしながら、このような時計のスイッチ機構では、2段操作を可能とする機構を有していても、外観上は1段操作のスイッチ機構と同様な構成になっているため、使用者はその機構を認識することができなかった。例えば、初めて当該スイッチ機構を操作する使用者が時計ケース本体から外部に露出している押しボタンを見て、当該押しボタンが1段操作機構なのか2段操作機構なのかを視覚的に認識することは困難であり、時計の操作性も低下するという問題があった。
本発明の目的は、2種類の入力が可能な機構であることを視覚的にも機構的にも使用者が容易に認識することができ、操作性に優れた時計のボタン構造およびこれを備えた時計を提供することである。
本発明の時計のボタン構造は、第1の凹部を有する基体と、第1のボタン部材と、第2の凹部を有する第2のボタン部材と、第1および第2の付勢手段と、第1および第2の移動規制手段とを備え、前記第2のボタン部材は、前記第2の付勢手段によって前記第1の凹部から突出する方向に付勢され、かつ、前記第2の移動規制手段によって前記突出方向の移動量が規制されて、前記第1の凹部に対して出没可能に収納され、前記第1のボタン部材は、前記第1の付勢手段によって前記第2の凹部から突出する方向に付勢され、かつ、前記第1の移動規制手段によって前記突出方向の移動量が規制されて、前記第2の凹部に対して出没可能に収納され、前記第1のボタン部材が前記第1の付勢手段の付勢力に抗して第2の凹部に没入する方向に押されると、前記第2のボタン部材に当接するまでは第1のボタン部材のみが前記没入方向に移動され、前記第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接後、さらに前記第1のボタン部材が前記第1および第2の付勢手段の付勢力に抗して第1の凹部に没入する方向に押されると、前記第1および第2のボタン部材がともに前記没入方向に移動されることを特徴とする。
ここで、基体は、時計の外装ケースと一体に形成されていてもよく、あるいは外装ケースとは別体で形成されていて外装ケースに取付可能に構成されていてもよい。
また、各ボタン部材の突出状態とは、各ボタン部材が外装ケースの内側から外側に向かう方向(突出方向)において、各移動規制手段によって規制される移動可能範囲の限界位置まで突出している状態のことである。
このような構成によれば、第1のボタン部材を押し込まない状態においては、第1のボタン部材は、前記第1の付勢手段で突出方向に付勢され、かつ、第1の移動規制手段で規制されて第2の凹部に出没可能に収納されているので、第1のボタン部材の上部側は第2の凹部から突出されて外部に露出されている。同様に、第2のボタン部材は、前記第2の付勢手段で突出方向に付勢され、かつ、第2の移動規制手段で規制されて第1の凹部に出没可能に収納されているので、第2のボタン部材の上部側は第1の凹部から突出されて外部に露出されている。従って、基体に対して移動可能な第1および第2のボタン部材が存在していて、2種類の入力が可能なボタン構造であることを、使用者に対して容易に認識させることができる。
また、第1のボタン部材を没入方向に移動させると、第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接するまでは、第2のボタン部材は突出状態のままで移動せず、第1のボタン部材のみが移動するので、第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接するまでを1段押し状態として使用者に容易に認識させることができる。
さらに、第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接した状態から、第1のボタン部材を没入方向に移動させると、第1のボタン部材と第2のボタン部材とがともに移動するので、この第1のボタン部材と第2のボタン部材とがともに移動する状態を2段押し状態として使用者に容易に認識させることができる。
このようにして、使用者が操作するボタン部材が1つであるにも係らず、使用者が2種類の入力が可能な機構であることを視覚的にも構造的にも容易に認識することができ、操作性を向上させることができる。
また、第1のボタン部材を没入方向に移動させると、第1のボタン部材が第2の凹部に収納され、さらに第1のボタン部材を第2のボタン部材とともに没入方向に移動させると、第2のボタン部材が第1の凹部に収納される。従って、第1のボタン部材のみに外装ケース内に突出させた軸を設け、この軸の移動位置を検出して2つの入力を行うように構成でき、第2のボタン部材にはケース内に突出する軸を設ける必要がないため、2段階の入力操作が可能なボタン構造でありながら、1種類の入力しか行うことができない従来のボタン構造と同様にコンパクトにまとめることができる。従って、本発明のボタン構造は、1種類の入力しかできないボタンの場合と同様のスペースで配置することができる。
本発明の時計のボタン構造では、前記第2の付勢手段の付勢力は、前記第1の付勢手段の付勢力よりも小さく設定されていることが好ましい。
このような構成によれば、突出状態の第1のボタン部材を第2のボタン部材に当接させるまでの押込力に対して、第1のボタン部材および第2のボタン部材をともに押し込む際の押込力は、第2の弾性部材の付勢力の分だけ増大する。例えば、第2の弾性部材の付勢力が第1の付勢手段の付勢力以上に設定された場合には、第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接する前後において押込力が大きく増大してしまう。このため、使用者が、第1のボタン部材および第2のボタン部材をともに押し込む操作、つまり2段目の入力操作を操作しづらいと感じ易くなる可能性がある。これに対して、本発明のように第2の付勢手段の付勢力を第1の付勢手段の付勢力よりも小さく設定することによって、第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接する前後における押込力の増分を小さくすることができ、2段目の入力操作をスムーズにすることができる。
なお、各付勢手段としては、例えば、コイルばね等の弾性部材が利用できる。
本発明の時計のボタン構造では、前記基体において、前記第1の凹部を区画する側壁の一部は他の側壁よりも前記突出方向に突出されたガード部を構成し、このガード部の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法は、突出状態の前記第2のボタン部材に当接された際の前記第1のボタン部材の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法以下に設定され、かつ、前記第1および第2のボタン部材がともに第1の凹部に没入された際の前記第1のボタン部材の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法よりも大きく設定されていることが好ましい。
このような構成によれば、1段押し状態から2段押し状態に第1のボタン部材を移動させる際には、第1のボタン部材をガード部の高さよりも低くなるまで押し込む操作が必要となり、使用者に1段押し状態と2段押し状態とを容易に識別させることができる。また、1段押し状態から誤って2段押し状態に第1のボタン部材を押し込むことも抑止できるので、誤操作を抑止することができる。
本発明の時計のボタン構造では、前記基体は、時計の外装ケースとは別体で形成されていることが好ましい。
このような構成によれば、基体が時計の外装ケースとは別体で形成されているので、外装ケースを製造する際に、基体部分を含まない簡単な形状の外装ケースを製造することができるので、製造工程を容易化することができる。また、ボタン構造の仕様を変更する際にも、外装ケースの形状をそのまま使用することもできる。
本発明の時計は、前述の時計のボタン構造を備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、時計が前述のボタン構造を備えているので、時計のボタン操作を向上させることができる。
また、例えば、時計に複数のボタンを配置する際に、従来のように1入力のボタンを2箇所に配置していたものを1箇所に集約して配置することができる。従って、配置するボタンの数を減らすことができ、時計のデザイン性を向上させることができる。
本発明の時計のボタン構造およびこれを備えた時計によれば、2種類の入力が可能な機構であることを使用者に視覚的に容易に認識させることができ、操作性を向上させることができるとともに、2種類の入力のボタン構造を時計の一箇所に集約して配置することができるという効果がある。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明にあたって、同一構成要件については、同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
図1に示すように、本実施形態に係る時計1は、外装ケース2と、この外装ケース2に取り付けられたバンド3と、外装ケース2に組み込まれた時刻表示部4とを備えた指針式時計(アナログ時計)である。
時刻表示部4は、時分秒の各指針41,42,43および文字板44を有している。
外装ケース2の3時方向の位置には、竜頭5が配置され、8時方向の位置には、ボタン6が配置されている。
以下、ボタン6について図2〜4に基づいて詳しく説明する。
ボタン6は、図2および図3に示すように、基体としてのボタンカバー61と、第1のボタン部材62と、第2のボタン部材63と、第1の付勢手段としての第1のコイルばね64と、第2の付勢手段としての第2のコイルばね65と、締結部材66と、第2の位置規制手段としての規制部材67と、第1の位置規制手段としてのCリング68とを備えて構成されている。
ボタンカバー61には、第1の凹部610が形成されている。
第1の凹部610は、図3に示すように、ガード部611と側板612と底板613とによって区画形成されている。第1の凹部610の平面内周形状は、後述する第2のボタン部材63の平面外周形状と略同じに形成されている。すなわち、ガード部611および側板612は、第2のボタン部材63の側面外周形状に沿うように設けられている。このようにして第1の凹部610は、内部に第2のボタン部材63を収納可能に形成されている。
ガード部611は、傾斜面611Aを有し、図4にも示すように、縦断面が略直角三角形に形成されている。ガード部611の第1の凹部610に面する側壁部分における第1の凹部610の底部からの高さ寸法H1は、他の側板612の第1の凹部610の底部からの高さ寸法H10よりも高く設定されている。このようにして、第1の凹部610を区画する側壁の一部であるガード部611は、他の側壁である側板612よりも突出方向(外装ケース2の内側から外側に向かう方向)へ突出された形状として構成されている。
また、ガード部611の底部には回り止め部611Bが突設されている。この回り止め部611Bは、図示しない外装ケース2に形成された凹部に嵌め込まれるようになっている。
底板613には、図3に示すように、円形状の開口部613Aと、溝部613Bとが形成されている。溝部613Bの端部において外装ケース2に対向する面(ボタンカバー61の底面)には、溝部613Bの幅寸法よりも内径の大きい係止凹部613Eが形成されている。この係止凹部613Eには後述する規制部材67の係止部672が係止されるようになっている。
また、底板613には、突起部613Dが2箇所に形成されている。この突起部613Dには、後述する第2のコイルばね65の一端が係止されるようになっている。
第1のボタン部材62は、図3に示すように、頭部621と、軸部622とを備えている。
頭部621は、天板621Aと側板621Bとを有して形成されている。図4に示すように、頭部621は、側板621Bのボタンカバー61寄りの部分が第2の凹部630に収納される位置に配置されている。
軸部622は、図3に示すように、大径部622Aと、小径部622Bとを備えている。大径部622Aは、頭部621から外装ケース2に向かって延設されている。小径部622Bは大径部622Aの先端からさらに外装ケース2に向かって延設されている。大径部622Aおよび小径部622Bの境部には、溝部622Cが形成されている。溝部622Cは、軸部622の軸方向に直交してかつ全周にわたって形成されている。この溝部622Cには、Cリング68が係止されるようになっている。
第2のボタン部材63には、第2の凹部630が形成されている。
第2の凹部630は、図3に示すように、側板631と底板632とによって区画形成されている。第2の凹部630の平面内周形状は、第1のボタン部材62の頭部621の平面外周形状と略同じに形成されている。また、側板631は、頭部621の側面外周形状に沿うようにして設けられている。このようにして第2の凹部は、内部に第1のボタン部材62を収納可能に形成されている。
底板632には、円形状の開口部632Aと、溝部632Bとが形成されている。円形状の開口部632Aの内径寸法は、後述する第1のコイルばね64の外径寸法よりも大きく設定されている。溝部632Bには、後述する規制部材67の係止部672が係止されるようになっている。
また、底板632の下面には、突起部632Cが2箇所に形成されている。この突起部632Cには、後述する第2のコイルばね65の他端が係止されるようになっている。
第1のコイルばね64は、第1のボタン部材62の軸部622に挿通されて、第1のボタン部材62の頭部621と、締結部材66との間に配置され、第1のボタン部材62を突出方向に付勢するように構成されている。
第2のコイルばね65は、2本からなり、一端はボタンカバー61の突起部613Dに係止され、他端は第2のボタン部材63の突起部632Cに係止されている。第2のコイルばね65は、第2のボタン部材63の底板632と、ボタンカバー61の底板613との間に配置され、第2のボタン部材63を突出方向に付勢するように構成されている。
なお、第2のコイルばね65によって付勢され、突出状態の位置に配置された第2のボタン部材62の一部は、第1の凹部610の内部に収納されるように構成されている。
また、2本の第2のコイルばね65の付勢力の和は、第1のコイルばね64の付勢力よりも小さくなるように設定されている。
なお、第2のコイルばね65は、第2のボタン部材63の平面中央位置に対し、偏った位置に配置されるようになっている。具体的には、第2のボタン部材63において、ガード部611に対向する側板631に対して、平面中央位置を挟んで反対側の位置に配置されている。
締結部材66は、略円筒状に形成され、係止部661と、雄ねじ部662とを備えている。
係止部661には、ドライバ等の工具を係止させるための十字溝661Aが形成されている。係止部661の外径寸法は、ボタンカバー61の円形状の開口部613Aの内径寸法よりも大きくなっている。
雄ねじ部662は、ボタンカバー61の円形状の開口部613Aに挿通可能に形成されている。また、雄ねじ部662は、外装ケース2に形成された雌ねじ部に螺合されるようになっている。
締結部材66は、係止部661と外装ケース2との間にボタンカバー61の縁辺部613Cを挟持するように構成され、ボタンカバー61を外装ケース2に締結固定するようになっている。
また、締結部材66には、図4に示すように、貫通孔663が形成されている。貫通孔663は、第1のボタン部材62の軸部622(大径部622A)を挿通可能に設けられている。貫通孔663の内周面には、リング状のシール部材69Bが収納されたシール溝663Aが形成されている。貫通孔663の外装ケース2側の端部には、貫通孔663の内径寸法よりも大きい内径寸法の係止孔664が形成されている。係止孔664は、Cリング68が係止されるようになっている。
規制部材67は、円盤状に形成された2つの係止部672と、これらを連結する円柱状の連結部671とを備えている。係止部672の外径寸法は、ボタンカバー61の溝部613Bおよび第2のボタン部材63の溝部632Bの幅寸法よりも大きくされている。一方、連結部671は各溝部613B,632Bに挿通可能な寸法に形成されている。
従って、規制部材67は、一方の係止部672が、ボタンカバー61の溝部613Bに係止され、他方の係止部672が、第2のボタン部材の溝部632Bに係止され、第2のボタン部材63が所定の位置よりも突出方向へ移動することを規制するように構成されている。なお、第2のボタン部材63の突出状態とは、第2のボタン部材63が規制部材67によって突出方向の移動を規制される位置にある状態のことである。そして、第2のコイルばね65によって付勢され、規制部材67による位置規制により、突出状態の位置に配置された第2のボタン部材63は、上部が第1の凹部610よりも突出され、下部が凹部610の内部に収納されている。
Cリング68の外径寸法は、第1のボタン部材62の大径部622Aの外径寸法よりも大きくなっている。また、Cリング68は、第1のボタン部材62の溝部622Cに係止されている。
Cリング68は、締結部材66の係止孔664と貫通孔663との段差部に当接されるように構成され、第1のボタン部材62が所定の位置よりも突出方向に移動できないように規制するようになっている。なお、第1のボタン部材62の突出状態とは、第1のボタン部材62がCリング68によって突出方向の移動を規制される位置にある状態のことである。そして、第1のコイルばね64によって付勢され、Cリング68による位置規制により、突出状態の位置に配置された第1のボタン部材62は、上部が第2の凹部630よりも突出され、下部が凹部630の内部に収納されている。
なお、第1のボタン部材62は、突出状態の位置から没入方向に移動されると、図5に示すように、第2のボタン部材63と当接するように構成されている。具体的には、第1のボタン部材62における頭部621の側板621Bと、第2のボタン部材63の底板632とが当接するようになっている。ここで、第1のボタン部材62が第2のボタン部材63と当接するまでは、第1のボタン部材62と第2のボタン部材63とが互いに当接する箇所がないので、第1のボタン部材62のみが没入方向に移動するようになっている。なお、第1ボタン部材62が突出状態の位置から第2ボタン部材63と当接する位置までの間を1段押し状態として、この1段押し状態における第1のボタン部材62の軸部622の外装ケース2内の位置を1段目の入力位置として設定するように構成されている。
また、第1のボタン部材62が第2のボタン部材63と当接した状態において、さらに第1のボタン部材62が没入方向に移動されると、第1のボタン部材62は、第2のボタン部材63とともに没入方向に移動するようになっている。
さらに、第1,第2のコイルばね64,65のいずれかが圧縮限界長さとなる状態において、図6に示すように、第1,第2のボタン部材62,63は、没入方向の移動限界位置に達するようになっている。なお、第1,第2のボタン部材62,63の没入状態とは、第1,第2のボタン部材62,63が没入方向の移動可能限界位置にある状態のことである。このように、第1のボタン部材62が第2ボタン部材63と当接する位置から、第1のボタン部材が没入状態となる位置までの間を2段押し状態として、この2段押し状態における第1のボタン部材62の軸部622の外装ケース2内の位置を2段目の入力位置として設定するように構成されている。
なお、第2のボタン部材63が没入方向に移動する際に、第2のボタン部材63におけるガード部611に面する側板631がガード部611の側面にそってスライドされ、第2のボタン部材63は、傾くことなくスムーズに移動される。
ここで、ボタンカバー61のガード部611における第1の凹部610の底板613からの突出寸法(図4中の寸法H1)について説明する。
ガード部611の突出寸法H1は、突出状態の第2のボタン部材63における第1の凹部610の底板613からの突出寸法(図4中の寸法H2)よりも小さくなるように設定されている。
また、ガード部611の突出寸法H1は、突出状態の第2のボタン部材63に対して第1のボタン部材62が当接する状態における第1のボタン部材の突出寸法(図5中の寸法H31)よりも小さくなるように設定されている。
さらに、ガード部611の突出寸法H1は、没入状態における第1のボタン部材62の突出寸法(図6中の寸法H32)よりも大きくなるように設定されている。
また、突出状態における第2のボタン部材63の突出寸法H2は、突出状態の第2のボタン部材63に対して第1のボタン部材62が当接する状態における第1のボタン部材の突出寸法(図5中の寸法H31)よりも小さく設定されている。
次に、ボタン6の組み立て方法およびボタン6を外装ケース2に取り付ける方法について図3および図4に基づいて説明する。
まず、ボタンカバー61の溝部613Bに規制部材67の一方の係止部672を係止させる。
次に、ボタンカバー61を外装ケース2における取付位置(本実施形態では8時方向位置)に配置する。この際、ボタンカバー61の回り止め部611Bを外装ケース2の図示しない凹部に挿入させて、ボタンカバー61を所定の位置に位置決めする。
次に、締結部材66をボタンカバー61の第1の凹部610側から開口部613Aに挿入する。ここで、締結部材66の十字溝661Aにドライバ等の工具を係止させて、締結部材66を回転させ、締結部材66の雄ねじ部662を外装ケース2の雌ねじ部に螺合させる。このようにして、締結部材66の係止部661と外装ケース2との間にボタンカバー61の縁辺部613Cを挟持させて、ボタンカバー61を外装ケース2に締結固定させる。なお、ボタンカバー61の回り止め部611Bを外装ケース2の凹部に挿入させることによって、締結の際にボタンカバー61が回転するのを防止している。
次に、2本の第2のコイルばね65をボタンカバー61と第2のボタン部材63との間に配置させながら、第2のボタン部材63を第1の凹部610に配置する。そして、規制部材67の他方の係止部672を第2のボタン部材の溝部632Bに係止させる。この際、第2のコイルばね65の両端部を、ボタンカバー61の突起部613D、第2のボタン部材63の突起部632Cにそれぞれ係止させることで、位置ずれや脱落が抑止される。
次に、第1のコイルばね64が挿通された第1のボタン部材62の軸部622を、第2のボタン部材63の開口部632Aおよび締結部材66の貫通孔663に挿通し、軸部622の先端を外装ケース2の内部に配置する。
次に、Cリング68を軸部622の溝部622Cに係止させ、軸部622が締結部材66から外れないようにする。
以上の手順によって、ボタン6が組み立てられるとともに外装ケース2に取り付けられる。
次に、図4〜図6に基づいて、ボタン6の動作について説明する。
図4に示すように、突出状態にある第1のボタン部材62を没入方向に移動させると、第1のボタン部材62は、第1のコイルばね64を圧縮しながら移動し、図5に示すように、第2のボタン部材63と当接する。第1のボタン部材62の頭部621が第2のボタン部材63の底板632に当接するまでは、第1のボタン部材62と第2のボタン部材63とが当接する部分が他にないので、第2のボタン部材63は移動しない。この第1ボタン部材62が突出状態の位置から第2ボタン部材63に当接する位置までの間に1段目の入力位置が設定されているため、前記動作によって第1の入力操作が行われる。
次に、第1のボタン部材62をさらに没入方向に移動させると、第1のボタン部材62は、第2のボタン部材63とともに、図6に示すように、第1のボタン部材の没入位置まで移動される。この第1のボタン部材62が第2ボタン部材63と当接する位置から、第1のボタン部材が没入状態となる位置までの間に2段目の入力位置が設定されているため、前記動作によって第2の入力操作が行われる。
従って、本実施形態では、第1のボタン部材62のみを移動する操作と、第1および第2のボタン部材62,63を移動する操作とを使い分けることで、2種類の入力を行うことができる。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)ボタンカバー61に対して、2段に配置された第1および第2のボタン部材62,63が露出しているため、使用者に2種類の入力が可能なボタン構造であることを容易に認識させることができる。
また、1段押し状態において、第1のボタン部材62を没入方向に移動させると、第2のボタン部材63は動かないで、第1のボタン部材62のみが没入方向に移動して第2の凹部630に収納されるので、使用者に1段押し状態であることを視覚的にも構造的にも容易に認識させることができる。
さらに、2段押し状態において、第1のボタン部材62を没入方向に移動させると、第1のボタン部材62と、第2のボタン部材63とが一緒に没入方向に移動して、第2のボタン部材が第1の凹部610に収納されるので、使用者に2段押し状態であることを視覚的にも構造的にも容易に認識させることができる。
従って、使用者に2種類の入力が可能なボタン構造であることを視覚的および構造的に容易に認識させることができ、操作性を向上させることができる。
(2)1段押し状態では、第1のボタン部材62が第2の凹部630に収納され、2段押し状態では、第2のボタン部材63が第1の凹部610に収納されるので、1入力のボタン構造の場合と略同じ大きさの構造にすることができ、1入力用のボタンを2つ設ける場合に比べて外装ケース2のボタン配置スペースも減少できる。例えば、4種類の入力機能を備える時計1において、従来は4箇所にボタンを取り付ける必要があったが、2個に半減させることができ、ボタン配置スペースを減少でき、時計1のデザイン性も向上させることができる。
(3)2本の第2のコイルばね65の合計した付勢力を第1のコイルばね64の付勢力よりも小さく設定したので、1段押し状態から2段押し状態に移行する際の押込力の増分を小さくすることができ、押込操作をスムーズにすることができ、操作性を向上させることができる。
(4)ガード部611が設けられているので、1段押し状態から2段押し状態に第1のボタン部材62を押し込む際に、第1のボタン部材62をガード部611の高さよりも低くなるまで押し込む操作によって、使用者に1段押し状態と2段押し状態とを容易に識別させることができる。また、1段押し状態から誤って2段押し状態に第1のボタン部材62を押し込むことを抑止することで、誤操作を抑止することができる。
(5)ボタンカバー61が外装ケース2とは別体で形成されているので、外装ケース2を製造する際に、ボタンカバー61を含まない簡単な形状の外装ケース2を製造することができるので、製造工程(仕上げ作業)を容易化することができるとともに、ボタン6の組み立ても容易化できる。また、ボタン構造の仕様を変更する際にも、外装ケース2の形状をそのまま使用することもできる。
(6)ガード部611の突出寸法H1が、ボタンカバー61の側板612の突出寸法H10よりも高く設定されているので、第2のボタン部材63を付勢する第2のコイルばね65が第2のボタン部材63の中央から偏った位置に配置されていても、第2のボタン部材63のガード部611に面する側板631がガード部611の側面にそってスライドされるので、第2のボタン部材63が傾くことなくスムーズに移動することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では基体であるボタンカバー61を外装ケース2とは別体で構成したが、本発明の基体は外装ケースと一体で構成されていてもよい。
また、前記実施形態では、ボタンカバー61にガード部611を設けていたが、ガード部611を設けずに、各側板612を同じ高さに形成してもよい。
また、ガード部611を設ける場合、その形成位置や数は前記実施形態に限らず、例えば、第1の凹部610に対してガード部611が形成された側とは反対側にもガード部611を形成してもよい。
さらに、ガード部611は傾斜面611Aを備えて縦断面が略直角三角形に形成されていたが、傾斜面611Aを設けずに、他の側板612と同様の形状であってもよい。但し、傾斜面611Aを備えていれば、ボタン6を押す指を傾斜面611Aに沿って配置することで、ボタン6の操作感を向上できる利点がある。
また、前記実施形態では、第1のコイルばね64の付勢力よりも第2のコイルばね65の付勢力を小さく設定していたが、各付勢力を同一に設定してもよいし、第1のコイルばね64の付勢力よりも第2のコイルばね65の付勢力を大きく設定してもよい。
また、前記実施形態では、付勢手段としてコイルばねを使用していたが、例えば、ゴム製の弾性部材や、板ばね等のコイルばね以外の弾性部材によって、ボタン部材を付勢させるようにしてもよいし、磁力などを利用した付勢手段によって付勢させてもよい。
さらに、規制手段は、規制部材67、Cリング68に限らず、各ボタン部材62,63の移動を規制できるものであればよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質等を限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質等の限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態に係る時計を示す正面図。 前記時計のボタン構造を示す斜視図。 前記ボタン構造を示す分解斜視図。 前記ボタン構造を示す縦断面図。 前記ボタン構造の1段押し状態を示す縦断面図。 前記ボタン構造の2段押し状態を示す縦断面図。
符号の説明
1…時計、2…外装ケース、6…ボタン、61…ボタンカバー(基体)、62…第1のボタン部材、63…第2のボタン部材、64…第1のコイルばね(第1の付勢手段)、65…第2のコイルばね(第2の付勢手段)、67…規制部材(第2の移動規制手段)、68…Cリング(第1の移動規制手段)、610…第1の凹部、611…ガード部、630…第2の凹部。

Claims (5)

  1. 第1の凹部を有する基体と、第1のボタン部材と、第2の凹部を有する第2のボタン部材と、第1および第2の付勢手段と、第1および第2の移動規制手段とを備え、
    前記第2のボタン部材は、前記第2の付勢手段によって前記第1の凹部から突出する方向に付勢され、かつ、前記第2の移動規制手段によって前記突出方向の移動量が規制されて、前記第1の凹部に対して出没可能に収納され、
    前記第1のボタン部材は、前記第1の付勢手段によって前記第2の凹部から突出する方向に付勢され、かつ、前記第1の移動規制手段によって前記突出方向の移動量が規制されて、前記第2の凹部に対して出没可能に収納され、
    前記第1のボタン部材が前記第1の付勢手段の付勢力に抗して第2の凹部に没入する方向に押されると、前記第2のボタン部材に当接するまでは第1のボタン部材のみが前記没入方向に移動され、
    前記第1のボタン部材が第2のボタン部材に当接後、さらに前記第1のボタン部材が前記第1および第2の付勢手段の付勢力に抗して第1の凹部に没入する方向に押されると、前記第1および第2のボタン部材がともに前記没入方向に移動されることを特徴とする時計のボタン構造。
  2. 請求項1に記載の時計のボタン構造において、
    前記第2の付勢手段の付勢力は、前記第1の付勢手段の付勢力よりも小さく設定されていることを特徴とする時計のボタン構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の時計のボタン構造において、
    前記基体において、前記第1の凹部を区画する側壁の一部は他の側壁よりも前記突出方向に突出されたガード部を構成し、
    このガード部の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法は、突出状態の前記第2のボタン部材に当接された際の前記第1のボタン部材の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法以下に設定され、かつ、前記第1および第2のボタン部材がともに第1の凹部に没入された際の前記第1のボタン部材の上面から前記第1の凹部の底部までの高さ寸法よりも大きく設定されていることを特徴とする時計のボタン構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の時計のボタン構造において、
    前記基体は、時計の外装ケースとは別体で形成されていることを特徴とする時計のボタン構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の時計のボタン構造を備えていることを特徴とする時計。
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