JP2001217561A - 携帯電話用ハウジングケース - Google Patents

携帯電話用ハウジングケース

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JP2001217561A
JP2001217561A JP2000028546A JP2000028546A JP2001217561A JP 2001217561 A JP2001217561 A JP 2001217561A JP 2000028546 A JP2000028546 A JP 2000028546A JP 2000028546 A JP2000028546 A JP 2000028546A JP 2001217561 A JP2001217561 A JP 2001217561A
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JP
Japan
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case
upper case
lower case
locking member
housing case
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JP2000028546A
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English (en)
Inventor
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上ケースを下ケースから容易に
着脱可能とした携帯電話のハウジングケースを提供する
ことを目的としている。 【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明に係
る携帯電話のハウジングケースは、上ケースを下ケース
に着脱可能に取り付けた携帯電話のハウジングケースで
あって、前記上ケース又は下ケースの一方に係合部と、
斜面部とを設け、前記上ケース又は下ケースの他方に、
前記係合部に係合する係止突起と、ハウジングケース外
部に露出する押圧部と、前記斜面部に当接するリブとを
有する係止部材を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上ケースを下ケー
スから容易に着脱可能とした携帯電話のハウジングケー
スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話のハウジングケースは、
ねじ止め等されるか又は周辺部にて隠蔽された係止部に
より強固に組み合わされており、使用者が容易に取り外
せる構成とはなっていなかった。
【0003】ところで近年は携帯電話の普及により使用
者が電話機の外観に趣向性を求める等の要請が高まって
おり、さまざまな色や形、デザインのものが市場に供給
されている。そして、使用者が自己の所有する電話機の
外観を変更しようとした場合は、電話機の外面に塗装を
行ったり、ケースにシールを貼り付けたり、ケースに薄
い樹脂製カバーを被せることにより個性をもたせてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる要請に応えるた
め、予め彩色を施した他種類の上ケースがオプションパ
ーツとして販売されるに至っている。しかしながら上記
した如く上ケースと下ケースは強固に組み合わされてお
り、使用者が自ら交換するには困難が伴い、時には操作
を誤って破損させてしまうおそれもあった。
【0005】そこで本発明は、上記課題を鑑みて、上ケ
ースを下ケースから容易に着脱可能とした携帯電話のハ
ウジングケースを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る携帯電話のハウジングケースは、上ケ
ースを下ケースに着脱可能に取り付けた携帯電話のハウ
ジングケースであって、前記上ケース又は下ケースの一
方に係合部と、斜面部とを設け、前記上ケース又は下ケ
ースの他方に、前記係合部に係合する係止突起と、ハウ
ジングケース外部に露出する押圧部と、前記斜面部に当
接するリブとを有する係止部材を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】[第一実施形態]本発明に係る携
帯電話のハウジングケースの第一実施形態について、図
を用いて説明する。図1は本実施形態に係るハウジング
ケースの全体断面図、図2は携帯電話の全体構成図、図
3はハウジングケースの両端の構造を説明する部分斜視
図、図4〜図6は上ケースを取り外す際の動作を説明す
る部分断面図である。
【0008】(全体構成)図2に示す携帯電話1は、上
ケース2、下ケース3からなるハウジングケースの内部
に、複数のボタン7を有する電装部4、液晶表示部5、
装置外に突出するアンテナ6を有している。これら電装
部4等は下ケース3に固定的に取り付けられている。
【0009】また上ケース2には、液晶表示部5と対応
する位置に窓部2aを有し、またボタンに対応する位置
に複数のボタン穴2bを有し、上ケース2を下ケース3
に取り付けた際にはボタン穴2bからボタン7が突出す
るよう構成されている。
【0010】(係止部材、係合部)図1及び図3に示す
ように、携帯電話1の一端において、下ケース3に係止
部材8を設け、上ケース2に係止部材8と係合する係合
部9を設けている。
【0011】係止部材8は一端に設けた固定穴8aに、
下ケース3底面に設けた係止ピン3aを挿入してカシメ
ることにより固定されている。また係止部材8は屈曲し
て押圧部8bを突出させており、下ケース3に形成した
貫通部3bを通してケース外部に露出させている。この
係止部材8は弾性を有する素材にて形成しており、押圧
部8bを押すことによって弾性変形し固定穴8aを中心
に可倒するよう構成されている。そして自由端となった
係止部材8の先端には上ケース2の内周面に向かって突
出する係止突起8cを設けており、更に係止突起8cと
反対側にリブ8dを突出するように形成している。
【0012】係合部9は上ケース2の内周面に形成さ
れ、係止部材8の係止突起8cと係合しうるよう構成さ
れている。また上ケース2の天面には斜面部10が設けら
れており、図1に示す如く上ケース2を下ケース3に装
着した際に係止部材8のリブ8dの先端が斜面部10近傍
に位置するよう構成されている。リブ8dは係止部材8
と一体に成形することにより弾性を有するよう構成され
ている。
【0013】(噛合部)携帯電話1の係止部材8又は係
合部9の反対側においては、上ケース2の内周面に上噛
合部11を設け、下ケースに下噛合部12を設けている。下
噛合部12は下ケース3から上ケース2に向かって突出さ
せた柱部12aを形成し、その先端に上ケース2の内周面
に向かって突出する係止突起12bを設けている。
【0014】(突起、嵌合部)携帯電話1の側面壁にお
いて、上ケース2に、上ケース2と下ケース3の離接方
向に突出した突起部13を設けている。またこの突起部13
と嵌合する嵌合部14を下ケース3側面壁に設けている。
従って上ケース2を下ケース3から着脱する際には、上
ケース2の下ケース3に対する移動方向が離接方向に規
制され、摺動方向には移動しないよう構成されている。
【0015】(動作説明)上記の如く構成したハウジン
グケースにおいて、上ケース2を下ケース3から取り外
す際の動作について図4〜図6を用いて説明する。図4
に示す如く上ケース2が下ケース3に装着された状態に
おいては、係止部材8が自身の弾性力によってその位置
を維持し、係止突起8cと係合部9とを係合させてい
る。なお図においてリブ8dは斜面部10に当接して示し
ているが、必ずしも当接させる必要はない。しかしリブ
8dによって斜面部10を付勢することにより、係止部材
8と係合部9の係合を維持するための補助的な付勢力と
して作用させることもできる。
【0016】そして押圧部8bを更に押圧すると、図5
に示す如く係止部材8が固定穴8aを中心に可倒する。
このときリブ8dが斜面部10を押圧することにより、上
ケース2に分離方向の分力を生じることとなる。なおこ
こでリブ8dが弾性変形しないと、係止部材8が可倒で
きないか又はリブ8dが破損しなくてはならず、係止部
材8の押圧が極めて困難なものとなる。
【0017】また、リブ8dが斜面部10を押すことによ
り、上ケース2には下ケース3に対して摺動方向の力が
作用することとなる。しかし上記した如く突起部13が嵌
合部14に嵌合することにより、上ケース2は下ケース3
に対する摺動方向の移動が規制されている。このため係
止部材8を押した力は、同方向に逃げることはなく、リ
ブ8dの弾性変形に使用される。
【0018】そして係止部材8の係止突起8cと係合部
9の係合が解除されると、上記した如く上ケース2に分
離方向の分力が作用していることから、図6に示す如く
上ケース2が下ケース3から跳ね上がるようにして分離
する。なお上ケース2は下ケース3から分離する際に上
噛合部11及び下噛合部12を中心とした回転動作を行う
が、嵌合部14の一端には突起部13が回動動作する際の逃
げのために斜面14aを形成している。
【0019】上記説明した如く、使用者は、係止部材8
の押圧部8bを押圧するのみによって、容易に上ケース
2を下ケース3から取り外すことが可能となる。また上
ケース2を下ケース3に取り付ける際には、まず上噛合
部11と下噛合部12を噛合させ、しかる後に全体を合わせ
ることにより係止部材8及び係合部9が係合し、容易に
取り付けることができる。
【0020】[第二実施形態]次に、本発明に係る携帯
電話のハウジングケースの第二実施形態について図7を
用いて説明する。図7は本実施形態に係るハウジングケ
ースの全体断面図であって、上記第一実施形態と説明の
重複する部分については同一の符号を付して説明を省略
する。
【0021】上記第一実施形態においては、上ケース2
と下ケース3の摺動方向の移動を規制するために、夫々
の側面壁に突起部13、嵌合部14を設けて説明した。しか
し本実施形態においては、上ケース2と下ケース3の噛
合部の構成を変えることにより同様の作用効果を得るも
のである。
【0022】本実施形態において噛合部は、上ケースに
上噛合部15を設け、下ケース3の内周面に下噛合部16を
設けている。上噛合部15は上ケース2から下ケース3に
向かって突出させた柱部15aを形成し、その先端に下ケ
ース3の内周面に向かって突出する係止突起15bを設け
ている。
【0023】すなわち第一実施形態においては上噛合部
11が外側に配置されていたのに対し、本実施形態におい
ては上噛合部15が内側に配置されている。従って係止部
材8の押圧部8bを押圧することにより上ケース2に摺
動方向の力が作用しても、上噛合部15と下噛合部16の噛
合が解除されることがない。これにより突起部13及び14
を設ける必要がなくなり、構成を簡略化することが可能
となる。
【0024】なお上記各実施形態においては下ケース3
に係止部材8を設け、上ケース2に係合部9及び斜面部
10を設けて示したが、本発明はこれに限定するものでは
なく、上ケース2に係止部材8を設け、下ケース3に係
合部9及び斜面部10を設けることでもまったく同様の効
果を得ることができる。
【0025】また、上記各実施形態においては係止部材
8を別部材にて構成し係止ピン3aを用いてカシメて取
り付けるよう説明したが、接着、溶着にて取り付けても
よく、更に上ケース又は下ケースと一体に成形すること
でもよい。
【0026】
【発明の効果】上記説明した如く、本発明に係る携帯電
話のハウジングケースにおいては、上ケース又は下ケー
スの一方に係合部を設け、他方に係止突起と押圧部と斜
面部とを有する係止部材を設け、係合部を設けたケース
に斜面部に当接するリブを設けたことにより、上ケース
を下ケースに対し容易に着脱し、かつ上ケースが跳ね上
がるように分離するハウジングケースを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態に係るハウジングケースの全体断
面図である。
【図2】携帯電話の全体構成図である。
【図3】ハウジングケースの両端の構造を説明する部分
斜視図である。
【図4】上ケースを取り外す際の動作を説明する部分断
面図である。
【図5】上ケースを取り外す際の動作を説明する部分断
面図である。
【図6】上ケースを取り外す際の動作を説明する部分断
面図である。
【図7】第二実施形態に係るハウジングケースの全体断
面図である。
【符号の説明】
1 …携帯電話 2 …上ケース 2a …窓部 2b …ボタン穴 3 …下ケース 3a …係止ピン 3b …貫通部 4 …電装部 5 …液晶表示部 6 …アンテナ 7 …ボタン 8 …係止部材 8a …固定穴 8b …押圧部 8c …係止突起 8d …リブ 9 …係合部 10 …斜面部 11 …上噛合部 12 …下噛合部 12a …柱部 12b …係止突起 13 …突起部 14 …嵌合部 14a …斜面 15 …上噛合部 15a …柱部 15b …係止突起 16 …下噛合部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースを下ケースに着脱可能に取り付
    けた携帯電話のハウジングケースであって、 前記上ケース又は下ケースの一方に係合部と、斜面部と
    を設け、 前記上ケース又は下ケースの他方に、前記係合部に係合
    する係止突起と、ハウジングケース外部に露出する押圧
    部と、前記斜面部に当接するリブとを有する係止部材を
    設けたことを特徴とする携帯電話のハウジングケース。
  2. 【請求項2】 前記リブは弾性を有することを特徴とす
    る請求項1記載の携帯電話のハウジングケース。
  3. 【請求項3】 前記上ケース又は下ケースの一方に離接
    方向に突出した突起部を有し、他方に前記突起部と嵌合
    する嵌合部を有することを特徴とする請求項1記載の携
    帯電話のハウジングケース。
  4. 【請求項4】 前記上ケース及び下ケースは、前記係止
    部材又は係合部と反対側に互いに噛合する噛合部を有
    し、 前記係合部を有するケースの噛合部が、前記係止部材を
    有するケースの内周面に設けた噛合部に噛合するよう構
    成したことを特徴とする請求項1記載の携帯電話のハウ
    ジングケース。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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