JP2010157388A - ロータリスイッチ - Google Patents

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工 北谷
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Abstract

【課題】従来のロータリスイッチでは、長寿命で誤動作防止機能を備えるために、ロータリスイッチと併設して押ボタンスイッチの機能を設ける必要があり、構造が複雑であった。そこで、長寿命で誤動作防止機能を備えるとともに、構造が簡単なロータリスイッチを提供することを目的とする。
【解決手段】ロータの回転操作によって電路の切換えを行うロータリスイッチであって、回転軸周方向に所定間隔ごとに形成された縦溝部と、弾性部材を介して配設された球体を備え、ロータの回転操作に応じて球体が縦溝部に弾接して切換節度が得られるロータリスイッチにおいて、縦溝部の略中央部に切換突起を設け、ロータの上下操作にともなって球体が縦溝部に沿って上下に摺動し切換突起を乗り越えて係合することによりロータを上方位置または下方位置に保持する構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転操作によって接点の切換えを行うロータリスイッチに係り、長寿命で誤動作防止機能を備えたロータリスイッチに関するものである。
従来の長寿命で誤動作防止機能を備えたロータリスイッチとして、スイッチ本体より突出して上下動する押棒を設け、この押棒の作動により固定接片と可動接片間を接触させるとともに押棒の回転を防止するものがある。(下記特許文献1)
実開平7−41927号
しかしながら、上記した従来のロータリスイッチは、ロータリスイッチに併設して押ボタンスイッチの機能が必要であった。このように、押ボタンスイッチの機能を設けるためには構造が複雑となり、それにともなって部品点数が増加し、組立工数やコストの削減の妨げとなっていた。
そこで本発明は、上記状況に鑑みて、長寿命で誤動作防止機能を備え、構造が簡単なロータリスイッチを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕ロータの回転操作によって電路の切換えを行うロータリスイッチであって、回転軸周方向に所定間隔ごとに形成された縦溝部と、弾性部材を介して配設された球体を備え、前記ロータの回転操作に応じて前記球体が前記縦溝部に弾接して切換節度が得られるロータリスイッチにおいて、前記球体及び前記縦溝部のいずれか一方は前記ロータに配設されるとともに他方は固定接片を備えたケース内に設けられ、前記ロータは前記ケース内で上下動が可能であって、それにともなって前記球体が前記縦溝部に沿って上下に摺動可能であって、前記縦溝部の略中央部に切換突起を設け、前記球体が前記切換突起を乗り越えて係合することにより前記ロータを上方位置または下方位置に保持し、該ロータが上方位置にあるときに回転操作が可能であり、下方位置にあるときに前記ロータ下面に設けられた可動接片が前記固定接片と接触するとともに前記ロータの回転を抑制することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載のスイッチにおいて、前記ロータの下面に形成された係合凸部とケース内底面に形成された切欠部の係合により、前記ロータの回転を抑制することを特徴とする。
〔3〕上記〔1〕記載のスイッチにおいて、前記ケース内底面の中央に形成された軸受孔に弾性部材を挿設し、該弾性部材の付勢力により前記ロータを下方位置から上方位置に自動復帰することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)回転操作時には可動接片と固定接片が摺動せず、押圧操作によりロータを下方位置に移動させたときにのみ可動接片が固定接片と接触するため接片の磨耗が軽減でき、長寿命化が可能。
(2)押圧操作によりロータが下方位置にあるときにはロータの回転操作を抑制するため、誤動作が防止できる。
(3)長寿命で誤動作防止機能を備えたにも拘わらず、構造が簡単であるため、部品点数が削減できる。
(4)部品点数が削減できるため、組立が容易であるとともにコストが削減できる。
本発明は、ロータの回転操作によって電路の切換えを行うロータリスイッチであって、回転軸周方向に所定間隔ごとに形成された縦溝部と、弾性部材を介して配設された球体を備え、ロータの回転操作に応じて球体が縦溝部に弾接して切換節度が得られるロータリスイッチにおいて、球体及び縦溝部のいずれか一方はロータに配設されるとともに他方は固定接片を備えたケース内に設けられ、ロータはケース内で上下動が可能であって、それにともなって球体が縦溝部に沿って上下に摺動可能であって、縦溝部の略中央部に切換突起を設け、球体が切換突起を乗り越えて係合することによりロータを上方位置または下方位置に保持し、ロータが上方位置にあるときに回転操作が可能であり、下方位置にあるときにロータ下面に設けられた可動接片が固定接片と接触するとともにロータの回転を抑制する構成とする。よって、ロータの回転操作時には可動接片と固定接片は摺動せず、ロータを押圧し下方位置にあるときに可動接片が固定接片と接触するとともにロータの回転を抑制することが可能となる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの斜視図、図2は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの正面図、図3は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが上方位置(回転操作可能時)にあるときの断面図、図4は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが移動途中にあるときの断面図、図5は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが下方位置(回転抑制時)にあるときの断面図、図6は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの切換子の斜視図、図7は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータの斜視図、図8は本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのケースの平面図である。
これらの図において、1はロータ、2はマウント、3はケース、4は取付板である。ロータ1は、上部に操作部1aが形成され、下部に胴体部1bが形成されており、胴体部1bの中央には回転軸と直交する方向に貫通する貫通横孔1cが形成され、貫通横孔1cにはコイルバネ6を介して2つのスチールボール7が挿設され、下面には係合凸部1dが形成されるとともに可動接片9が配設されている。ケース3は、内底面に固定接片(図示せず)を配設したプリント基板10が埋設されており、可動接片9が固定接片と接触可能となるように開けられた丸孔3aの周囲には切欠部3bが形成されている。また、ケース3には、プリント基板10に配設された固定接片と接続された端子5が下方に突出するように埋設されており、切換子8がプリント基板10の上方に内設されている。切換子8は筒状に形成され、内周面には回転軸周方向に所定間隔ごとに縦溝部8aが形成され、縦溝部8aの略中央部に切換突起8bが形成されている。
マウント2の上部からロータ1の操作部1aを突出するように配設し、切換子8が内設されたケース3の開口部を覆うようにマウント2を配設する。このとき、ロータ1の胴体部1bが切換子8の内周部に内設されるとともに貫通横孔1cに挿設された2つのスチールボール7が切換子8の縦溝部8aに収まるように配設する。そして、マウント2の上方から取付板4を配設し、取付板4とケース3を嵌合してロータリスイッチが完成される。
以上のように構成された本発明のロータリスイッチは、ロータ1の回転操作および上下操作が可能で各操作ごとにロータ1の位置が保持され、ロータ1の回転操作にともなってスチールボール7が縦溝部8aに弾接することで切換節度が得られる。スチールボール7はロータ1の上下操作にともなって縦溝部8aに沿って上下動が可能であり、切換突起8bを乗り越えて係合することによりロータ1を上方位置または下方位置で保持する。ロータ1が上方位置にあるとき、ロータ1は回転可能であり、所望のポジションに切換えが可能となる。ロータ1を所望のポジションに切換えが完了したとき、操作部1aを押圧すると、スチールボール7が縦溝部8aを摺動して下方に移動し、切換突起8bを乗り越えて係合し、ロータ1を下方へ付勢して状態を保持する。このとき、可動接片9が固定接片(図示せず)と接触するとともに、係合凸部1dが切欠部3bと係合することにより、ロータ1の回転が抑制される。そして、ポジションの切換えを行うときには、ロータ1を引っ張り上方位置へと移動させる。
このように、本実施例に示すロータリスイッチは、ポジションの切換えに応じて切換節度を得ることができ、切換節度を発生させる機構にロータ1の上下動を可能にするとともにロータ1の位置を保持する機構を設けたため、構造が簡単でありながら、長寿命で誤動作も防止できるという特徴を有している。また、構造が簡単であるため、部品点数が削減でき組立てが容易となり、組立工数やコストが削減できるという特徴を有している。
本実施例では、スチールボールをロータに配設し縦溝部を切換子に形成したが、ロータに縦溝部を形成しケースにスチールボールを配設してもよく、マウントを取付板でケースに嵌合しているが、マウントとケースを直接嵌合してもよい。また、ロータの操作部に操作を補助するためのツマミを取付けたり、切換えのポジション数は任意に変更してもよく、種々の方法が考えられる。
図9は本発明の第二実施例を表すロータリスイッチの断面図である。ケース30内底面の中央に形成された軸受孔30cにコイルバネ61が挿設されおり、コイルバネ61によりロータ11は常に上方へ付勢されている。これにより、ロータ11は押圧しているときにのみ下方位置へ移動し、押圧をやめるとコイルバネ61の付勢力により上方位置に自動復帰するため、ロータ11を押圧しているときにのみ可動接片90が固定接片(図示せず)と接触する。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明のロータリスイッチは、長寿命で誤動作防止機能を備えたロータリスイッチとして利用可能である。
本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの斜視図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの平面図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが上方位置(回転操作可能時)にあるときの断面図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが移動途中にあるときの断面図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータが下方位置(回転抑制時)にあるときの断面図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチの切換子の斜視図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのロータの斜視図である。 本発明の第一実施例を表すロータリスイッチのケースの平面図である。 本発明の第二実施例を表すロータリスイッチの断面図である。
符号の説明
1,11 ロータ
1a 操作部
1b 胴体部
1c 貫通横孔
1d 係合凸部
2,20 マウント
3,30 ケース
3a 丸孔
3b 切欠部
3c,30c 軸受孔
4,40 取付板
5,50 端子
6,60,61 コイルバネ
7,70 スチールボール
8,80 切換子
8a 縦溝部
8b 切換突起
9,90 可動接片
10,100 プリント基板

Claims (3)

  1. ロータの回転操作によって電路の切換えを行うロータリスイッチであって、回転軸周方向に所定間隔ごとに形成された縦溝部と、弾性部材を介して配設された球体を備え、前記ロータの回転操作に応じて前記球体が前記縦溝部に弾接して切換節度が得られるロータリスイッチにおいて、前記球体及び前記縦溝部のいずれか一方は前記ロータに配設されるとともに他方は固定接片を備えたケース内に設けられ、前記ロータは前記ケース内で上下動が可能であって、それにともなって前記球体が前記縦溝部に沿って上下に摺動可能であって、前記縦溝部の略中央部に切換突起を設け、前記球体が前記切換突起を乗り越えて係合することにより前記ロータを上方位置または下方位置に保持し、該ロータが上方位置にあるときに回転操作が可能であり、下方位置にあるときに前記ロータ下面に設けられた可動接片が前記固定接片と接触するとともに前記ロータの回転を抑制することを特徴とするロータリスイッチ。
  2. 前記ロータの下面に形成された係合凸部とケース内底面に形成された切欠部の係合により、前記ロータの回転を抑制することを特徴とする請求項1記載のロータリスイッチ。
  3. 前記ケース内底面の中央に形成された軸受孔に弾性部材を挿設し、該弾性部材の付勢力により前記ロータを下方位置から上方位置に自動復帰することを特徴とする請求項1記載のロータリスイッチ。
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