JP4987596B2 - 回転型電気部品 - Google Patents

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Description

本発明は、回転型電気部品に関し、特に、電子機器等の各種制御に使用される回転型電気部品に関する。
従来、電子機器等の各種制御に使用される回転型電気部品においては、回転軸を中心に回転可能に支持された操作体が用いられており、この操作体の回転操作に節度ある操作感(クリック感触)を持たせたものが考えられている(特許文献1参照)。
この従来の回転型電気部品においては、その操作体の回転軸の外周部に鍔部が突出形成され、この鍔部の上面に凹凸部が形成されている。この凹凸部には、接触体が所定の付勢力をもって接触するように構成されていることにより、操作体の回転操作に節度感(クリック感)が得られる。
特開2006−260840号公報(第1図)
かかる従来の回転型電気部品では、操作体をカバーで覆っているものの、このカバーには、電源入力端子をカバー内部から外部に引き出すための孔が形成されており、この孔を介してカバー内部に異物が侵入する場合があった。特に、鍔部に形成された凹凸部に異物が付着すると、操作体の回転操作の節度感を維持することが困難になる問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、回転操作の節度感を維持し得る回転型電気部品を提供することを目的とする。
本発明の回転型電気部品は、端子を突出させるための孔を有する筺体と、前記筺体内に回転可能に保持された回転体と、前記回転体の回転位置に応じて前記端子との間で導通と非導通との切換えが行われる可動接点を有する接点機構部と、前記回転体の回転動作を検出する回転検出手段と、前記回転体の回転に伴って節度感を生じさせる節度機構部とを有する回転型電気部品であって、前記節度機構部は、前記回転体の径方向へ移動可能に保持され前記径方向に弾性付勢される駆動部材と、前記駆動部材が係脱する複数の凹凸部が形成されたカム部を有するカム部材と、前記カム部材に一体に設けられ前記カム部を覆う板状部とを具備し、前記板状部を挟んで一方側に前記孔が配置され、他方側に前記カム部が配置され、前記回転体は、前記カム部を挟んで前記板状部と対峙する鍔部を有することを特徴とする。
上記回転型電気部品によれば、端子を突出させるための筺体の孔から異物が侵入した場合であっても、その異物は、板状部によって遮られるため、節度機構部までは達し難くなる。これにより、カム部に異物が付着することによる回転操作の節度感の低下を未然に防止して、良好な操作感を維持することができる。また、回転体の径方向に弾性付勢された駆動部材を係脱する凹凸部が形成されたカム部材においては、その凹凸部が形成された面が回転体の回転軸線方向に向くように設けられることにより、回転体の回転軸線を鉛直方向に向けて配置した場合には、カム部材の凹凸部が形成された面が直立した状態となることにより、凹凸部に異物が溜り難くすることができる。
また、上記回転型電気部品において、前記回転検出手段は、前記端子が配置された側に対して前記板状部を挟んで反対側に位置する前記回転体の基部に設けられた導電パターンと、前記筺体内に保持され、前記導電パターンと摺接する摺動子とを有することが好ましい。この場合には、導電パターンと摺動子との接点切換えの信頼性を向上させることができる。
例えば、上記回転型電気部品において、前記回転検出手段は、前記導電パターンを形成する金属板と、該金属板が埋設された絶縁板とを有し、前記絶縁板は、前記回転体に取り付けられていることが好ましい。この場合には、導電パターンを形成する金属板と絶縁板とからなる回転検出手段を変更するだけで、導電パターンによる接点切換えのタイミングが異なる回転型電気部品を得ることができる。これにより、構成が複雑であり金型が高価な回転体を共通に用いることができる。
また、上記回転型電気部品において、前記カム部材は、前記回転体の外周面に対向する環状の壁部と、前記壁部の内周面に設けられた前記カム部とを有し、前記回転体は、前記駆動部材を前記壁部に向けて弾性付勢する弾性部材を収納する収納部を有することが好ましい。この場合には、回転体の外周面に対向する環状の壁部を有するカム部材を用いることにより、回転体の外周部にカム部材を被せた簡単な構成で節度機構部を得ることができ、また、回転体の収納部に弾性部材を収納させることにより、回転体で弾性部材を保持することができ、この分、構成を簡単にすることができる。また、回転体の収納部に弾性部材を収納することにより、弾性部材の取扱いを容易にすることができ、これにより、回転型電気部品を一段と組み立て易くすることができる。
また、上記回転型電気部品において、前記接点機構部は、前記回転体側へ突出する係合部を有し、前記回転体は、回転に応じて前記係合部を係脱して前記端子と前記可動接点との導通状態を切り換える溝部が形成された突堤部を前記回転の方向に沿って有し、前記溝部と前記収納部とは、前記回転の方向において異なる位置に設けられ、前記収納部は、前記回転体の前記突堤部が形成された一面側に開口部を有すると共に、該開口部の一部を塞いで前記弾性部材の位置を規制する規制部を有することが好ましい。この場合には、弾性部材の収納部と突堤部の溝部とが回転体の回転方向(周方向)において異なる位置に設けられるので、両者が干渉することはなく、回転体の周方向の同じ位置に設ける場合に比べて、回転体の軸線方向の寸法を小さくすることができる。これにより、回転型電気部品全体として一段と小型化することができる。また、回転体の一面側に収納部の開口部を設けたことにより、組立て時等において、収納部内の弾性部材の状態を容易に確認することができる。さらに、収納部に規制部を設けたことにより、収納部に収納された弾性部材が収納部から脱落することを防止することができる。
また、上記回転型電気部品は、一対の前記端子と、前記一対の端子に対応した一対の前記突堤部とを具備し、前記一対の突堤部は、それぞれ前記回転体の回転中心から異なる距離に同心円状に設けられ、各々の突堤部には、前記回転体の回転方向において異なる位置に前記溝部が形成されていることが好ましい。この場合には、一対の端子に対応した一対の突堤部を設ける場合においても、弾性部材の収納部と一対の突堤部の溝部とが回転体の回転方向(周方向)において異なる位置に設けられるので、両者が干渉することはなく、回転体の軸線方向等の寸法を小さくすることができる。
また、上記回転型電気部品において、前記駆動部材は、球体であり、前記収納部は、前記回転体の径方向に形成され前記回転体の外周面に開口部を有すると共に前記球体を前記径方向に移動可能にガイドする穴部であり、前記回転体の外周面と前記カム部の凹部との間の間隔は、前記球体の直径よりも小さいことが好ましい。この場合には、弾性部材によって付勢された球体が該付勢力をもってカム部材の凹部に当接することにより、回転体とカム部材とを仮保持することができ、組み立てを容易に行うことができる。
また、上記回転型電気部品において、前記回転体は、内周面に複数の突部が設けられた筒状軸を有し、前記筺体は、内部に前記摺動子が配設されるケースと、前記端子が突出されるカバーとを有し、前記ケース及び前記カバーには、それぞれ前記回転体の筒状軸を回転可能に支持する支持部が設けられ、前記ケース及び前記カバーのうちの少なくとも一方には、前記回転体の筒状軸の内部と前記筺体外部とを連通させる孔部が形成されていることが好ましい。この場合には、ケース又はカバーに設けられた孔部を介して、筺体外部から筺体内部の回転体に設けられた筒状軸内部に操作体の一部を挿通させることにより、筺体外部から回転体を回転させることができる。この場合、筒状軸の内周面には、複数の突部が形成されていることにより、操作体の回転を確実に回転体へ伝達することができる。
また、上記回転型電気部品において、前記ケースと前記カバーとは、前記ケース及び前記カバーのうちの一方に設けられた爪部と他方に設けられた弾性腕の孔部とが係合されて一体化されることが好ましい。この場合には、ケース及びカバーを簡単に一体化することができることにより、組み立て作業が容易になる。
本発明によれば、回転操作の節度感を維持し得る回転型電気部品を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る回転型電気部品の分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係る回転型電気部品の全体斜視図である。
図1において、回転型電気部品は、筺体を構成するケース1及びカバー2と、これらのケース内に収納されるスイッチ機構部3とを有する。
ケース1は、合成樹脂等の絶縁材からなり、上面が開口された収納部1aを有する矩形状の箱型に形成されている。このケース1の収納部1aの内底部中央には、後述する円盤状の回転体7の筒状軸7bが挿通されて回転可能に保持される軸受孔である孔部1bが設けられており、また、一つの内側部には、後述する接点機構部21を構成する導体板10の基部10aが挿入され保持される保持機構部1cが設けられている。また、ケース1の外側板部には、カバー2の弾性腕2aの孔部と係合する複数の爪部1dが設けられている。
ウエハ4は、ケース1と同じく合成樹脂等の絶縁材からなり、外形が略T字状に形成されており、中央には回転体7の筒状軸7bが挿通される貫通孔4aが設けられている。この両側には、複数の摺動子5が配設されている。この摺動子5は、弾性を有する導電性の薄板金属板からなり、インサート成形等の方法によりウエハ4に一体に埋設されている。摺動子5の一端側は、ウエハ4の上面側に屈曲して配設され接点部5aを形成している。また、摺動子5の他端側は、ウエハ4の一端側から導出されて下方へ延出されコード出力端子5bを形成している。
ウエハ4は、ケース1の収納部1a内に収納され、孔部1bに貫通孔4aが対向されると共に、コード出力端子5bがケース1の底面部に設けられた端子孔1eに挿入されて底面側に突出される。また、ウエハ4の側面部には、ケース1の内側部において、このケース1の上面側の開口から内底面に向かって延設されたガイド突起1fと係合して位置決めされる複数のガイド溝4cが形成されている。これにより、組立工程において、ウエハ4は、そのガイド溝4cがケース1のガイド突起1fにガイドされながら、ケース1の上面側の開口から内底面に向かって挿入され、摺動子5の出力端子5bがケース1の端子孔1e内に位置決めされて挿入される。
コード基板6は、合成樹脂等の絶縁材で略円板状に形成されており、この絶縁板の中央には回転体7の筒状軸7bが挿入される貫通孔6aが設けられている。また、コード基板6の一面側には、貫通孔6aの周囲に沿って円弧状に配設された複数の導電パターン12bが設けられている。この導電パターン12bは、筒状軸7bが挿入される貫通孔12aが形成された導電性の金属板12を、コード基板6の底面側から一部表面に表出して、インサート成形等の方法でコード基板6に一体に埋設する方法により形成されている。なお、導電パターン12bの形成方法としては、上記に限らず、コード基板6の表面に銀やカーボン等の導電性インクを印刷等の方法で形成するようにしてもよい。この導電パターン12bとウエハ4に設けられた摺動子5の接点部5aが摺接してコード出力されるものとなっている。すなわち、導電パターン12b及びこれに摺接する摺動子5は、回転型電気部品の回転検出手段22を構成し、導電パターン12bは、回転検出手段22のコードパターンを構成している。導電パターン12bが形成された金属板12を有するコード基板6は、回転体7の後述する基盤部7aの下面7mに設けられている。なお、回転検出手段22は、導電パターン12bとして抵抗体パターンを用いた可変抵抗器であってもよい。
回転体7は、合成樹脂等の絶縁材からなり、基部をなす円板状の基盤部7aと、この基盤部7aの中央に上下に突出した筒状軸7bとを有している。基盤部7aの上面側には、同心円状に突出した2列の円環状の突堤部7cが設けられている。この一対の突堤部7cの円環状の一部には筒状軸7bの軸心を挟んで対峙する位置にV字状に切り欠かれた一対の溝部7dが形成されている。これら突堤部7cにより後述する一対の導体板10の各々の可動片部10bが傾動されて電源スイッチ部の接点の切り換えが行われるようになっている。
また、基部である基盤部7aの外周部には、鍔部7eが設けられており、この鍔部7eは、後述するカム部材9の板状部9aと該カム部材9のカム部9cを挟んで対峙するように形成されている。
また、回転体7の基盤部7aの一部には、外周面7hから筒状軸7bへ向かう径方向に穴形状の収納部7fが設けられており、2列の突堤部7cのうち、外側の突堤部7cの外周表面部である外周面7hにこの収納部7fの開口部7gが形成されている。この収納部7fには、例えばコイルばねからなる弾性部材8b及び例えば球体である駆動部材8aが挿入されている。駆動部材8aは、金属(鋼球)によって形成されている。駆動部材8aは、収納部7f内において、この収納部7fの形成方向である径方向に移動自在に保持され、かつ弾性部材8bによって径方向における外方に向かって弾性付勢される。
かかる構成の回転体7の下面側には、前記コード基板6がその貫通孔6aに筒状軸7bが挿通されるように配設されている。この場合、コード基板6の導電パターン12bが設けられた面が下面側となるように取り付けられる。この取り付け状態において、コード基板6の上面に形成された突起部6bが回転体7の下面7mに形成された係合用の穴部に係合されることにより、コード基板6は、回転体7と一体に回転するものとなっている。
回転体7は、ケース1の収納部1a内に収納され、基盤部7aの下面側に配設されたコード基板6の導電パターン12bと、ウエハ4に設けられた摺動子5の接点部5aとが対向された状態で、筒状軸7bがケース1の孔部1bに回転可能に挿通されている。これにより、回転体7の下面側に一体化された導電パターン12bと、ケース1に支持された摺動子5とが接触し、回転体7が回転すると、導電パターン12bに応じたコード出力が得られる回転検出手段22が構成される。
カム部材9は、合成樹脂等の絶縁材からなり、回転体7の外周面7hに対向配置される環状部9bと、この環状部9bの上端部に設けられた板状部9aと、環状部9bの内周面を構成する環状の壁部9dを有する。カム部材9は、ケース1の収納部1a内に収納されたウエハ4の突起部4dと、ケース1の内側面部に形成された位置決め部1gによってケース1内で所定の位置に位置決めされる。
環状部9bの内周面には、回転体7の外周面7hと対向する複数の凹凸部からなるカム部9cが形成されている。すなわち、カム部9cの凸部は、回転体7の回転軸(筒状軸7b)に向かう径方向に突出するように形成されている。そして、このカム部9cは、環状部9bの内周に沿って全周に亘って順次形成されている。
カム部9cには、回転体7の収納部7fにおいて回転体7の径方向における外方に付勢された駆動部材8aが、その付勢力によって当接するように構成されている。これにより、回転体7が回転すると、駆動部材8aは、ケース1と固定関係にあるカム部9cの凹凸形状に沿って摺動することにより、回転体7を回転させる操作に節度ある操作感が与えられる。板状部9a、カム部9c及び駆動部材8aによって、回転体7の回転操作に節度ある操作感を与える節度機構部23が構成される。
また、カム部材9に一体に設けられた板状部9aは、環状部9bの上端部から、凹凸状のカム部9cの突出方向である内側に向かって設けられている。これにより、この板状部9aは、回転体7の外周面7hと、カム部材9のカム部9cとの間に形成される間隙を上部から覆うようになっている。
また、カム部材9に設けられた板状部9aの上面側には、一対の端子(AC入力端子)11が設けられており、この端子11の固定接点11aと、該固定接点11aとの間で導通と非導通との切換えが行われる可動接点10eを有する導体板10とによって一対の接点機構部21が構成されている。導体板10は、弾性を有する導電性の金属板からなり、一端側に基板接続用のAC(交流電源)出力端子10cが設けられた基部10aと、この基部10aの他端側に連設され略L字状に延びる可動片部10bとを有している。基部10aは、ケース1に支持されている。また、可動片部10bの略中央部には、板面の下方向へ突出する係合部10dが設けられ、さらに先端側には銀等の金属チップ等からなる可動接点10eが固着されている。
この導体板10は、ケース1の外方へ延出されると共に、可動片部10bの下面側に突出した係合部10dと回転体7の基盤部7aの上面側に設けられた円環状の突堤部7cとが対向した状態で保持されている。
導体板10は、回転体7の非操作時の初期状態では、可動片部10bの下面側の係合部10dが突堤部7cの一部に設けられた溝部7dに嵌入されて、先端側の可動接点10eが端子11に固着された固定接点11aとは離間して回路はオフ状態となっている。そして、回転体7の回転に伴って下面側の係合部10dが突堤部7cの上面に乗り上げることにより、可動片部10bが傾動されて可動接点10eがその上方に対向して配設された固定接点11aと接触して回路がオン状態になるものとなっている。
カバー2は、合成樹脂等の絶縁材からなり、下面側が開口された矩形状の箱型に形成されている。このカバー2の上板部2fの中央には軸孔である孔部2bが設けられており、この孔部2bの横には、略矩形状の突壁部で囲まれAC入力部2cが設けられている。AC入力部2cの突壁部に囲まれた内部においては、カバー2の上板部2fに貫通2eが形成されており、この貫通2eを介して、カバー内部から外部に端子11が引き出されている。端子11は、導電性の金属板からなり、一端側がカバー2のAC入力部2cの貫通孔2eを介して外部に引き出されていると共に、他端側には銀等の金属チップ等からなる固定接点11aが固着されている。
図2に示すように、カバー2は、ケース1の収納部1aの開口を覆うようにケース1の上面側に取り付けられるものとなっており、このケース1とカバー2とで回転型電気部品の筺体を構成している。カバー2の弾性腕2aの孔部に、ケース1の爪部1dを係合させることにより、容易にケース1にカバー2を取り付けることができる。
このように、回転型電気部品においては、回転体7の下面側にコード基板6とこのコード基板6の導電パターン12bに接触する摺動子5とからなる回転検出手段22が配置され、上面側に突堤部7cが形成されると共にこれに係合する導体板10が設けられてAC入力部が配置されることにより、1つの回転体7を用いてその上下に端子11を含むAC入力部及び回転検出手段22が併設されている。そして、この回転体7の外周面7hに対向するようにカム部材9のカム部9cが設けられ、外周面7hとカム部9cとの間の間隙を上部から覆うように板状部9aが設けられている。すなわち、カム部材9の板状部9aの上側にAC入力部が配置され、下側にカム部9cが配置される。これにより、板状部9aの上側にはAC入力部においてカバー2に形成された端子11を外部に引き出すための貫通孔が設けられ、下側に回転体7の外周面7hとカム部9cとの間の間隙が配置されることになる。
図3は、回転型電気部品の縦断面図であり、ケース1の孔部1b及びカバー2の筒状軸受部2dによって、回転体7の筒状軸7bが回転可能に支持されている。すなわち、孔部1bと筒状軸受部2dによって筒状軸7bを回転可能に支持する支持部が構成される。筒状軸7bの内周面には、複数の突起7iが形成されており、この突部に係合させるように操作体の軸部(図示せず)を挿通させることにより、操作体と回転体7とを一体化させることができる。これにより、操作体が回転操作された場合には、その回転に伴って、回転体7が回転する。
また、上述したように、ケース1には、カム部材9が固定されている。この固定状態において、カム部材9のカム部9cが形成された面は、回転体7の外周面7hに対面するように配置される。回転体7においては、弾性部材8bを収納する収納部7fが回転体7の径方向に延設されており、この収納部7f内に収納した弾性部材8bによって、球体である駆動部材8aが回転体7の径方向における外方に向けて弾性付勢される。カム部材9においては、この弾性付勢された駆動部材8aを係脱する凹凸部が形成された環状の壁部9dが駆動部材8aの付勢方向に略直行するように配置されることにより、回転体7の筒状軸7bを回転中心とした回転動作に応動して、駆動部材8aがカム部9cの凹凸部上を摺動する。これにより、回転体7の回転操作に節度感が与えられ、良好な操作感が得られるようになっている。
また、回転体7の外周面7hとカム部9cとの間隙の上部には、カム部9cと一体に形成された板状部9aが配置され、この板状部9aによって間隙が上部から覆われている。板状部9aの上部には、カバー2のAC入力部2cが配置されており、このAC入力部2cの内部には、端子11をカバー内部から外部に引き出すための貫通孔2eが設けられている。
このように、板状部9aを挟んでその上側に貫通孔2eが配置され、下側に回転体7の外周面7hとカム部9cとの間の間隙が配置されていることにより、例えば、貫通孔2eを介してカバー2の外部から侵入した異物は、板状部9aに遮られて、回転体7の外周面7hとカム部9cとの間の間隙に進入し難くなる。これにより、カム部9cに異物が付着することが防止される。この結果、カム部9cに異物が付着することによる回転操作の節度感の低下を未然に防止して、良好な操作感を維持することができる。
また、カム部材9の凹凸部が形成された壁部9dは、回転体7の回転軸である筒状軸7bに向くように設けられていることにより、回転体7の回転軸(筒状軸7b)を鉛直方向に向けて配置した場合には、カム部材9の凹凸部が形成された壁部9dが鉛直方向に直立した状態となる。これにより、この凹凸部に異物が溜り難くなる。従って、この場合においても、カム部9cに異物が付着することによる回転操作の節度感の低下を未然に防止して、良好な操作感を維持することができる。
図4は、回転体7、コード基板6、導電パターン12b、ウエハ4及び摺動子5を示す斜視図である。図4に示すように、回転体7の下面側には、鍔部7eが形成されており、カム部材9(図3)の板状部9aと対峙するように配置される。鍔部7aの下面側には、コード基板6が固定され、このコード基板6に設けられた導電パターン12bに対して、ウエハ4に支持された摺動子5の接点部5aが接触する。回転体7をその筒状軸7bを中心にして回転させると、導電パターン12bが回転体7と一体となって回転することにより、摺動子5の接点部5aが導電パターン12b上を摺動する。これにより、導電パターン12bに応じたコードパターンがコード出力端子5bから出力される。
回転体7の鍔部7eが設けられていることにより、回転体7の外周面7hとカム部材9のカム部9c(図3)との間の間隙は、下方から覆われる。これにより、回転体7の外周面7hとカム部9cとの間の間隙には、下方からも異物が侵入し難くなることにより、カム部9cに形成された凹凸部への異物の付着が防止される。すなわち、カム部9cに対する異物の付着は、カム部材9の板状部9a(図3)と回転体7の鍔部7eとによって上下両方向から覆われることにより、異物の侵入が一段と有効に回避される。
また、回転体7の下面側に導電パターン12bとこれに摺接する摺動子5を配置したことにより、回転体7の上面側においてカバー2に形成された貫通孔2e(図3)から異物が侵入した場合であっても、カム部材9の板状部9aと回転体7の鍔部7eとによって、導電パターン12bに異物が付着することを防止することができる。これにより、導電パターンと摺動子との接点切換えの信頼性を向上させることができる。
また、導電パターン12bを形成する金属板12が埋設されたコード基板6は、回転体7とは別体に形成されて回転体7に取り付けられていることにより、導電パターン12bを形成する金属板12と絶縁板であるコード基板6とからなる回転検出手段22を変更するだけで、導電パターンによる接点切換えのタイミングが異なる回転型電気部品を得ることができる。これにより、構成が複雑であり金型が高価な回転体7を共通に用いることができる。
また、摺動子5においては、ウエハ4に支持される根本部5cの幅が、接点部5aを有する先端部5dの幅よりも小さく形成されている。これにより、弾性を有する金属板で形成される摺動子5が撓み易くなり、製品寿命が短くなることを回避することができる。
図5は、回転体7及びカム部材9の横断面図であり、カム部材9においては、上述したように、回転体7の外周面7hに対向する環状の壁部9dに凹凸状のカム部9cが形成されている。上述したように、回転体7には、その径方向に延設された穴状の収納部7fが設けられており、この収納部7fにコイルばねからなる弾性部材8bが圧縮状態で収納されている。この弾性部材8bは、収納部内において、回転体7の径方向に伸縮可能に収納されている。この弾性部材8bとカム部材9のカム部9cとの間に球体である駆動部材8aが介挿されており、駆動部材8aは、弾性部材8bによって回転体7の径方向における外方へ弾性付勢される。これにより、駆動部材8aは、カム部9cに対して、弾性部材8bの付勢力に応じた力で当接する。
この状態において、回転体7が筒状軸7bを中心に回転すると、駆動部材8aは、弾性部材8bの付勢力によってカム部9cへの当接を維持しながら、カム部9cの凹凸状の表面を摺動する。これにより、回転体7の回転操作に節度感が与えられ、良好な操作感が得られるようになっている。
また、回転体7の外周面7hに対向する環状の壁部を有するカム部材9を用いることにより、回転体7の外周部7hにカム部材9を被せた簡単な構成で節度機構部23を得ることができ、また、回転体7の収納部7fに弾性部材8bを収納させることにより、回転体7で弾性部材8bを保持することができ、この分、構成を簡単にすることができる。また、回転体7の収納部7fに弾性部材8bを収納することにより、弾性部材8bの取扱いを容易にすることができ、これにより、回転型電気部品を一段と組み立て易くすることができる。
また、回転体7の外周面7hとカム部9cの凹部との間の間隔dは、球体である駆動部材8aの直径よりも小さくなっている。これにより、弾性部材8bによって付勢された駆動部材8aが該付勢力をもってカム部材9のカム部9cに当接することにより、回転体7とカム部材9とを仮保持することができ、組み立てを容易に行うことができる。
図6は、回転体7、一対の端子11及び導体板10を示す斜視図である。図6に示すように、導体板10は、回転体7の上部に配置され、導体板10の一部には、回転体7側へ突出する係合部10dが形成されている。回転体7の回転に伴って、回転体7の上面に形成された突堤部7cの溝部7dに係合部10dが係脱されることにより、導体板10の可動接点10eと、端子11の固定接点11aとの導通状態が切り換えられる。すなわち、導体板10の係合部10dが溝部7dに入り込んだ状態では、導体板10の可動接点10eが端子11の固定接点11aから離間した状態となることにより、非導通状態となる。またこれに対して、導体板10の係合部10dが溝部7dから脱して突堤部7cの上部に乗り上げた状態では、導体板10の可動接点10eが端子11の固定接点11aに接触する状態となることにより、導通状態となる。これにより、回転体7が回転操作された場合には、回転体7の回転位置に応じて、端子11を介したAC電源の供給が、供給状態又は遮断状態に切り換えられる。
ここで、図7に示すように、回転体7において、突堤部7cに形成された溝部7dと、弾性部材8bを収納する収納部7fとは、回転体7の回転方向において異なる位置に設けられている。これにより、収納部7fと溝部7dとが干渉することはなく、両者の干渉を防ぐために突堤部7cの突出量(高さ寸法)を大きくする必要がないので、回転体の周方向の同じ位置に設ける場合に比べて、回転体7の回転軸線方向の寸法を小さくすることができる。これにより、回転型電気部品全体として一段と小型化することができる。
また、一対の溝部7dは、回転体7の回転軸である筒状軸7bを挟んで互いに対向する位置に設けているため、溝部7dとそれぞれ係合する一対の導体板10を回転体7の回転軸を挟んで分散配置することができるので、回転型電気部品の更なる小型化が可能となる。
また、回転体7の突堤部7cが形成された一面側には、収納部7fの開口部7jが形成されている。そして、この開口部7jの一部を塞いで弾性部材8bの位置を規制する規制部7kが形成されている。この開口部7jにより、組立て時等において、収納部7f内の弾性部材8bの状態を容易に確認することができる。また、規制部7kに弾性部材8bの一部が係合されることより、収納部7fに収納された弾性部材8bが収納部7fから脱落することが防止される。なお、規制部7kは、回転体7の基盤部7aの一面(上面)から突出しているが、その突出量は突堤部7cよりも小さく、導体板10の係合部10dと当接しないように形成されている。
以上説明した回転型電気部品において、回転体7の筒状軸7bに係合された操作体(図示せず)が回転操作されると、カム部材9のカム部9cを構成する凹凸部の表面を所定の付勢力をもって駆動部材8aが摺動することにより、節度感のある操作感が操作者に伝わる。この操作感は、カム部9cを構成する凹凸部の凹部にある駆動部材8aが、凸部を乗り越えて隣りの凹部に移動する際に得られるものであり、凹部に異物が付着すると、その節度感が損なわれることになる。本実施の形態の回転型電気部品では、カム部材9に設けられた板状部9aによってカム部9cへの異物の侵入が防止されることにより、節度ある良好な操作感が維持される。
特に、板状部9aの上部にカバー2の貫通孔2e等、外部空間と内部空間とが連通する構成要素が配置されている場合、この貫通孔2e等を介して異物が侵入し易くなる。本実施の形態の回転型電気部品では、板状部9aの上方に貫通孔2e等の異物が侵入する可能性のある構成要素が配置されている構成において、板状部9aの下方にカム部9cが配置されることにより、カム部9cへの異物の侵入が有効に回避される。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、駆動部材8aとして、球体を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、要は、カム部9cとの接触部分において、カム部9cに当接する方向に突出し、回転体7の回転方向に湾曲した形状を有していればよい。
また、上記実施の形態においては、弾性部材8bとして、コイルばねを用いる場合について述べたが、本発明はこれに限れられるものではなく、他の種々の形状のばね部材又はばね部材以外の例えばゴム等の弾性体を用いるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係る回転型電気部品の分解斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の全体斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の縦断面を示す断面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の回転体及び摺動子を示す斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の回転体及びカム部材の横断面を示す横断面図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の回転体の突堤部と導体板との係合状態を示す斜視図である。 上記実施の形態に係る回転型電気部品の回転体の上面を示す斜視図である。
符号の説明
1 ケース(筐体)
1a 収納部
1b 孔部(軸受孔)
1c 保持機構部
2 カバー(筺体)
2a 弾性腕
2b 孔部(軸孔)
2c AC入力部
3 スイッチ機構部
4 ウエハ
5 摺動子
5a 接点部
5b コード出力端子
6 コード基板
7 回転体
7a 基盤部(基部)
7b 筒状軸
7c 突堤部
7d 溝部
7e 鍔部
7f 収納部
7g、7j 開口部
7h 外周面
7k 規制部
8a 駆動部材(球体)
8b 弾性部材
9 カム部材
9a 板状部
9c カム部
9d 壁部
10 導体板
10b 可動片部
10c AC出力端子
10d 係合部
10e 可動接点
11 端子
11a 固定接点
12 金属板
12b 導電パターン

Claims (9)

  1. 端子を突出させるための孔を有する筺体と、前記筺体内に回転可能に保持された回転体と、前記回転体の回転位置に応じて前記端子との間で導通と非導通との切換えが行われる可動接点を有する接点機構部と、前記回転体の回転を検出する回転検出手段と、前記回転体の回転操作に節度感を生じさせる節度機構部とを有する回転型電気部品であって、
    前記節度機構部は、前記回転体の径方向へ移動可能に保持され前記径方向に弾性付勢される駆動部材と、前記駆動部材が前記回転体の回転に伴って係脱する複数の凹凸部が形成されたカム部を有するカム部材と、前記カム部材に一体に設けられ前記カム部を覆う板状部とを具備し、
    前記板状部を挟んで一方側に前記孔が配置され、他方側に前記カム部が配置され、
    前記回転体は、前記カム部を挟んで前記板状部と対峙する鍔部を有することを特徴とする回転型電気部品。
  2. 前記回転検出手段は、前記端子が配置された側に対して前記板状部を挟んで反対側に位置する前記回転体の基部に設けられた導電パターンと、前記筺体内に保持され、前記導電パターンと摺接する摺動子とを有することを特徴とする請求項1に記載の回転型電気部品。
  3. 前記回転検出手段は、前記導電パターンを形成する金属板と、該金属板が埋設された絶縁板とを有し、
    前記絶縁板は、前記回転体に取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の回転型電気部品。
  4. 前記カム部材は、前記回転体の外周面に対向する環状の壁部と、前記壁部の内周面に設けられた前記カム部とを有し、
    前記回転体は、前記駆動部材を前記壁部に向けて弾性付勢する弾性部材を収納する収納部を有することを特徴とする請求項1に記載の回転型電気部品。
  5. 前記接点機構部は、前記回転体側へ突出する係合部を有し、
    前記回転体は、回転に応じて前記係合部を係脱して前記端子と前記可動接点との導通状態を切り換える溝部が形成された突堤部を前記回転の方向に沿って有し、
    前記溝部と前記収納部とは、前記回転の方向において異なる位置に設けられ、
    前記収納部は、前記回転体の前記突堤部が形成された一面側に開口部を有すると共に、該開口部の一部を塞いで前記弾性部材の位置を規制する規制部を有することを特徴とする請求項4に記載の回転型電気部品。
  6. 一対の前記端子と、
    前記一対の端子に対応した一対の前記突堤部とを具備し、
    前記一対の突堤部は、それぞれ前記回転体の回転中心から異なる距離に同心円状に設けられ、各々の突堤部には、前記回転体の回転方向において異なる位置に前記溝部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の回転型電気部品。
  7. 前記駆動部材は、球体であり、
    前記収納部は、前記回転体の径方向に形成され前記回転体の外周面に開口部を有すると共に前記球体を前記径方向に移動可能にガイドする穴部であり、
    前記回転体の外周面と前記カム部の凹部との間の間隔は、前記球体の直径よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の回転型電気部品。
  8. 前記回転体は、内周面に複数の突部が設けられた筒状軸を有し、
    前記筺体は、内部に前記摺動子が配設されるケースと、前記端子が突出されるカバーとを有し、前記ケース及び前記カバーには、それぞれ前記回転体の筒状軸を回転可能に支持する支持部が設けられ、前記ケース及び前記カバーのうちの少なくとも一方には、前記回転体の筒状軸の内部と前記筺体外部とを連通させる孔部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転型電気部品。
  9. 前記ケースと前記カバーとは、前記ケース及び前記カバーのうちの一方に設けられた爪部と他方に設けられた弾性腕の孔部とが係合されて一体化されることを特徴とする請求項8に記載の回転型電気部品。
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