JPH0530193Y2 - - Google Patents

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JPH0530193Y2
JPH0530193Y2 JP1986088600U JP8860086U JPH0530193Y2 JP H0530193 Y2 JPH0530193 Y2 JP H0530193Y2 JP 1986088600 U JP1986088600 U JP 1986088600U JP 8860086 U JP8860086 U JP 8860086U JP H0530193 Y2 JPH0530193 Y2 JP H0530193Y2
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JP
Japan
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stay
keyboard
shaft
claw portion
user
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JP1986088600U
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JPS62201847U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はキーボードに関し、特にキーボードの
載置面に対するキーボードの操作面の角度を調節
するための可動なステーを備えたキーボードに関
するものである。
[従来の技術] 上記のような操作面角度調整用のステーを有し
たキーボードの従来構造では、ステーは操作面を
上面としてキーボードの下面、あるいは側面に設
けられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、このような構造によると、キーボー
ドの使用者がステーを使用する際には、キーボー
ドを裏返したり、あるいは立てたり向きを変えた
りするといつた煩雑な作業を必要とし、使用上不
都合を感じることが少なくなかつた。
また、通常の使用状態で使用者が姿勢を崩すこ
となくしてはステーの状態を視認できないという
不便があつた。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するため、本考案によれ
ば、キーボードの載置面に対するキーボードの操
作面の角度を調節するための可動なステーを前記
操作面内で可動に設けたキーボードにおいて、前
記ステー内面の隠れる部位に該ステーの回転中心
となる軸を設け、前記軸の近傍に弾性を持ち円弧
状に湾曲しかつ該軸と同心円で植設された爪部分
を形成し、前記キーボード側に前記ステーの内面
に形成された爪部分と係合して該ステーの姿勢を
固定する係合部を形成した構造を採用した。
[作用] このような構造によれば、キーボードの使用者
は、キーボードを裏返したり、向きを変えたりす
ることなしに、キーボードの通常の使用状態のま
までステーを動かして使用できる。
また使用者は通常の使用状態で姿勢を崩すこと
なく、ステーの状態を視認できる。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳
細に説明する。
第1図は本実施例のキーボードの全体の外観を
示している。
符号1はキーボード本体であり、上面が操作面
1aとなつており、操作面1aの2点鎖線で示す
領域K1,K2には、不図示の各種入力キーが配
置され、これらの入力キーの操作により入力がな
されるようになつている。
また符号2は操作面1aのキーボード載置面に
対する角度を、キーボードの使用者が手動で調節
するための本考案に関わるステーであり、操作面
1aの奥側の縁の両端部のそれぞれに回動可能
に、すなわち操作面1a内で回動可能に設けられ
ている。
ステー2およびその取り付け部の構造の詳細は
第2図〜第4図に示してあり、以下のようになつ
ている。なお、第2図はステー2およびその取り
付け部の拡大図であり、第3図、第4図はそれぞ
れステー周辺部のステー非使用状態での断面図
と、使用状態での断面図である。
ステー2は断面がまゆ形の筒状に形成され、一
方(第2図中右方)の端部2aは閉鎖され、他端
は開放されている。ステー2内部で端部2aの中
央より一方の側縁に寄つた部分には、軸部3が植
設されており、軸部3の先端部は開放されたすて
ー2の他端から突出し、溝3aが形成されてい
る。
またステー2内部で軸部3の近傍には、円弧状
に湾曲した爪部4が軸部3とほぼ平行に端部2a
に植設されている。この爪部4には適当な弾性が
与えられている。
さらに、ステー2の内側面で軸部3の先端部の
近傍には、山形の突起受部5が形成されている。
一方、キーボード本体1のステー取り付け部に
は、円筒状の軸受部6が突設されており、この軸
受部6の基端部外周には、台形の突起部7が形成
されている。
このような構造で、ステー2を取り付けるに
は、第2図に矢印Aで示すように、ステー2の軸
部3をキーボード本体1の軸受部6に挿入し、キ
ーボード本体1の内側に軸部3の先端部を突出さ
せ、矢印Bで示すようにE形止め輪8を軸部3の
溝3aに入れる。これにより、ステー2は軸部3
を中心に、第3図中矢印b,d方向に回動可能に
保持される。なお、このようにしてステー2を取
り付けた状態では、ステー2の爪部4がキーボー
ド本体1の軸受部6の突起部7に弾性的に圧接す
るように構成されている。
次に、ステー2の取り扱い動作を説明する。
ステー2は非使用状態にある時には、第3図に
示す位置にある。この時、ステー2の爪部4は、
第3図中下側縁で突起部7の斜面に弾性的に圧
接、係合しており、突起部7の斜面によつて押し
上げられている。このことで、爪部4は矢印で方
向を示す力aを受け、ステー2は矢印b方向に回
動しようとするが、突起受部5が突起部7に当接
し、係止されることで、ステー2は図示の位置に
図中水平に確実に保持されている。
次にステー2を使用する場合には、キーボード
の使用者がステー2に矢印d方向に力を加えるこ
とにより、爪部4が突起部7の斜面により、突起
部7上に押し上げられ、突起部7と爪部4の係合
が外れる。爪部4が突起部7上で滑るようになる
ため、ステー2は保持されなくなり、矢印d方向
へ容易に回動させることができる。
そして、ステー2を第4図の位置まで回動させ
ると、爪部4の第4図中右側縁が突起部7の斜面
に弾性的に圧接し、係合する。爪部4は突起部7
の斜面に押し上げられることにより力cを受け、
ステー2は矢印d方向に回動しようとするが、キ
ーボード本体1のステー取り付け部の側縁部9と
当接して係止されることで、ステー2は図示の位
置に確実に保持される。
このようにして、ステー2を第4図の位置に保
持させて使用することができる。なお、ステー2
を第4図の位置から、第3図の位置へ戻すには、
使用者がステー2に矢印b方向に力を加えて爪部
4と突起部7の係合を外すことにより、ステー2
を矢印b方向に容易に回動させることができる。
以上のような本実施例によれば、キーボードの
使用者は、ステー2を操作面1a内で回動させる
ことができるので、キーボードを裏返したり、向
きを変えたりする必要がなく、キーボードの通常
の使用状態のそのままで容易にステー2を回動さ
せて使用できる。また、使用者は通常のキーボー
ド使用状態で姿勢を崩すことなく、ステー2の状
態を視認できる。
しかも、本実施例のステー2およびその取り付
け部の構造は、簡単な構造で安価に実施でき、動
作も確実である。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本考案のキー
ボードによれば、キーボードの載置面に対するキ
ーボードの操作面の角度を調節するための可動な
ステーを前記操作面内で可動に設けたこと及びス
テーの固定に必要な係合機構をステー内面に収納
させたことにより、ステーの角度調節時の操作性
が良く、しかもステーの外形を滑らかな形状にし
て外観を良くできる。また摩耗や破損が最も発生
し易い係合機構の爪部分がステー側に存在してい
るために、その摩耗や破損が発生した場合にはス
テーを取り換えるだけで修理が完了し、メンテナ
ンス性が良いなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるキーボードの外
観を示す斜視図、第2図は第1図中のステーとそ
の取り付け部の拡大図、第3図および第4図はそ
れぞれ第1図中のステー周辺部のステー非使用状
態での断面図および使用状態での断面図である。 1……キーボード本体、1a……操作面、2…
…ステー、3……軸部、4……爪部、5……突起
受部、6……軸受部、7……突起部、8……E形
止め輪。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 キーボードの載置面に対するキーボードの操作
    面の角度を調節するための可動なステーを前記操
    作面内で可動に設けたキーボードにおいて、 前記ステー内面の隠れる部位に該ステーの回転
    中心となる軸を設け、 前記軸の近傍に弾性を持ち円弧状に湾曲しかつ
    該軸と同心円で植設された爪部分を形成し、 前記キーボード側に前記ステーの内面に形成さ
    れた爪部分と係合して該ステーの姿勢を固定する
    係合部を形成した ことを特徴とするキーボード。
JP1986088600U 1986-06-12 1986-06-12 Expired - Lifetime JPH0530193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986088600U JPH0530193Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986088600U JPH0530193Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201847U JPS62201847U (ja) 1987-12-23
JPH0530193Y2 true JPH0530193Y2 (ja) 1993-08-02

Family

ID=30946842

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9560193B1 (en) 2002-04-29 2017-01-31 Securus Technologies, Inc. Systems and methods for detecting a call anomaly using biometric identification

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61245227A (ja) * 1985-04-22 1986-10-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd コンピユ−タの入力装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9560193B1 (en) 2002-04-29 2017-01-31 Securus Technologies, Inc. Systems and methods for detecting a call anomaly using biometric identification

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JPS62201847U (ja) 1987-12-23

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