JP3050260U - ノブカバー - Google Patents

ノブカバー

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JP3050260U
JP3050260U JP1997011836U JP1183697U JP3050260U JP 3050260 U JP3050260 U JP 3050260U JP 1997011836 U JP1997011836 U JP 1997011836U JP 1183697 U JP1183697 U JP 1183697U JP 3050260 U JP3050260 U JP 3050260U
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knob
band
cover
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locking
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JP1997011836U
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Inventor
加藤  正
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加藤 正
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極めて高い滑り止め効果と、清潔な被覆効果と
を兼備えたノブカバーを提供する。 【解決手段】ノブPの周囲に巻き付ける軟質ゴム製の帯
体1を設ける。この帯体1の外側面に突設し手指に係止
する高さを有する硬質ゴム製の係止突起2を設ける。帯
体1の端部相互を着脱自在に緊締連結する連結具3を設
ける。ノブPの周囲に緊締した滑止具4の上から滑止具
4とノブPとを被覆するカバー体5を設ける。連結具3
は、面ファスナーを使用する。係止突起2相互の間隔を
手指が帯体1と係止突起2とに触れる間隔とする。カバ
ー体5の上から滑止具4の帯体1と係止突起2とに手指
が係止するように、柔軟な素材でカバー体5を形成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ドアのノブに被着することで、滑り止めになり、しかも清潔な使用 が可能になるノブカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のノブカバーとして、例えば、実開昭49-94449号公報や、実公昭 59-31868号公報、実公昭61-28849号公報に記載されたノブカバーがある。これら の出願は、いずれも、ノブの表面に直接接する部分に滑り止めを設け、この滑り 止めの表面を、更にカバーで覆う構成である。一方、環体状の滑り止め部材を使 用したノブカバーとして、実開昭58-27450号公報、実開昭61-124573 号公報、実 開昭63-136170 号公報等に記載されたノブカバーがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、これら従来のノブカバーは、いずれも、滑り止め効果に課題を残す ものであった。
【0004】 すなわち、実開昭49-94449号公報に記載のノブカバーは、カバーの裏面に滑り 止め層を形成し、この滑り止め層をノブの表面に密着させて使用するものである 。そのため、このノブカバーを清潔に保つために洗濯すると、カバーが僅かに縮 んでも、裏面の滑り止め層が十分に機能しなくなるおそれや、滑り止め層が劣化 するおそれがある。
【0005】 また、実公昭59-31868号公報に記載のノブカバーは、カバーの内面中央部に突 起を点在させた内装布材を縫着したものである。そして、カバーの絞り込み部位 に環状ゴム部材を縫着し、この環状ゴム部材の収縮作用で、ノブにカバーを固定 するものである。このノブカバーでは、滑り止め用の内装布材を環状ゴム部材の 収縮作用でノブに固定するので、この環状ゴム部材が緩むと内装布材も緩んでし まい、確実な滑り止め効果を発揮できなくなる不都合がある。また、このノブカ バーも前記と同様に、洗濯により環状ゴム部材が劣化するおそれがあった。
【0006】 更に、実公昭61-28849号公報に記載されたノブカバーは、ゴム紐で囲まれたノ ブカバーの裏面に縫着した薄布地に、ゴム製の半球状小突起を散在させたもので ある。したがって、このノブカバーもまた、前述した二つのノブカバーと同様に 、洗濯によりゴム製の半球状小突起が劣化したり、ノブカバーの裏面に縫着した 薄布地が縮み、滑り止め効果を発揮できなくなるおそれがあった。
【0007】 一方、環体状の滑り止め部材を使用した従来のノブカバーは、滑り止め部材が 環体状を成すために、ノブのサイズや形状に合わせ、各種ノブに最適な大きさに 形成しなければならない。また、繰り返し使用するごとに、滑り止め部材が伸長 するから、しだいに環体の径が広がる傾向にある。しかも、ノブと滑り止め部材 との間に僅かな間隙が生じるだけで滑り止めとしての機能を果たさなくなるから 、環体状の滑り止め部材の耐用期間は極めて短いものにならざるを得ない。
【0008】 このように、従来の滑り止め効果を有するノブカバーは、洗濯による滑り止め 材の劣化や、カバー布地の縮み、あるいは、使用による素材の伸びなどにより、 十分な滑り止め効果を持続するのは困難であり、カバーによる清潔な被覆効果と 滑り止め効果とを長期間維持することはできず、実用性に欠けるものであった。
【0009】 そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、極めて高い滑り 止め作用によって、手指によるノブの回転操作を補助することが可能となり、し かも、あらゆるサイズのノブに装着可能で、耐用年数が極めて長いノブカバーの 提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するため、本考案の第1の手段は、ノブPの周囲に巻 き付ける軟質ゴム製の帯体1と、この帯体1の外側面に突設し手指に係止する高 さを有するゴム製の係止突起2と、帯体1の端部相互を着脱自在に緊締連結する 連結具3とから成る滑止具4を設け、一方、ノブPの周囲に緊締した滑止具4の 上から滑止具4とノブPとを被覆するカバー体5を設けたノブカバーにおいて、 連結具3は、面ファスナーを使用し、係止突起2相互の間隔を手指が帯体1と係 止突起2とに触れる間隔とし、カバー体5の上から滑止具4の帯体1と係止突起 2とに手指が係止するように、柔軟な素材でカバー体5を形成したことにある。
【0011】 また、第2の手段の滑止具4は、幅10〜22mmの帯体1に、10〜30mmの間隔で、 高さ2 〜5mm の硬質ゴム製の係止突起2を帯体1の幅方向に沿って設け、前記カ バー体5は柔軟な木綿又は化繊で形成したことを課題解消のための手段とする。
【0012】 本考案によると、軟質ゴム製の帯体1がノブPの表面に密着すると共に、軟質 ゴムの弾力性で緊締し、この状態を面ファスナーの連結具3が維持して、滑止具 4を固定する。また、帯体1の表面と、この表面に突設した硬質ゴム製の係止突 起2が、カバー体5の上から手指に係止してノブPの回転操作を容易にする。ま た、柔軟なカバー体5は、滑止具4を包み隠して外観を整えると共に、滑止具4 の操作を妨げない。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を詳細に説明する。図に示す符号1は、ノブPの周 囲に巻き付ける帯体である(図1参照)。この帯体1は、伸縮性に富む軟質ゴム 材で形成することで、金属製のノブPに対する密着性を高めてある。
【0014】 符号2は、帯体1の外側面に突設した係止突起2である。この係止突起2は、 手指に係止する高さを有し、硬質ゴム材で形成する。そして、係止突起2相互の 間隔を手指が帯体1と係止突起2とに触れる間隔に配設している(図2参照)。 すなわち、ノブPを握る手指は、通常5本全部を使用するが、この指の数本が軟 質ゴム材の帯体1を掴み、残る数本が硬質ゴム材の係止突起2に係止するように 設けている。
【0015】 これら帯体1と係止突起2とは、特に、ノブPを回す際に、単に滑止としての 機能だけでなく、手指での回転力を補助できるように構成している。すなわち、 ノブPの表面に密着した帯体1から突出する係止突起2は、手指での回転位置を ノブPの直径よりも更に高い位置でノブPを回転することができる。このため、 滑止具4は、幅10〜22mmの帯体1に、10〜30mmの間隔で、高さ2 〜5mm の係止突 起2を帯体1の幅方向に沿って設けるのが望ましい。
【0016】 符号3は、帯体1の端部相互を着脱自在に連結する連結具である。この連結具 3は、面ファスナーを使用し、軟質ゴム製の帯体1をノブPの周囲に巻き付けて 緊締したところで、帯体1両端部を連結する(図1参照)。
【0017】 このように、帯体1と係止突起2と連結具3とで構成する滑止具4をノブPに 装着固定した後に、滑止具4の上から滑止具4とノブPとをカバー体5が被覆す る(図3参照)。このカバー体5は、柔軟な素材で形成されており、カバー体5 の上から滑止具4の帯体1と係止突起2とに手指が係止するように設けている。 カバー体5の材質としては、柔軟な木綿又は化繊を使用することで、洗濯の耐久 性や使用時の感触において好適である。
【0018】 考案者の実験では、90歳の老媼が、どうしても開けることができなかったドア のノブPに、本考案ノブカバーを装着したところ、極めて軽々と開閉できたこと が確認されている。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより当初の目的を達成する。
【0020】 すなわち、請求項1により、軟質ゴム製の帯体1がノブPの表面に密着し、面 ファスナーの連結具3が緊締状態を維持する。この結果、ノブPの形状やサイズ を問わず、滑止具4を常に確実に固定することができる。
【0021】 また、係止突起2相互の間隔を手指が帯体1と係止突起2とに触れる間隔に配 設しているから、帯体1部分により、ノブPの略直径位置で回転できると共に、 この帯体1から突出した係止突起2部分によって、ノブPの略直径位置よりも更 に大きな直径位置でノブPを回転できることになり、少ない力で回転できるもの である。しかも、ノブP全体の直径が大きくなるものでもないから、手指の小さ い者でも、係止突起2によって操作性が悪くなる不都合が生じないどころか、む しろ使い勝手が極めて良好になるものである。
【0022】 このように、ノブPを回す手指の力を滑止具4全体で効率良くノブPに伝える と共に、係止突起2によって回転操作を補助することができるので、手指の小さ い者や非力な者にとって極めて使い易いノブカバーを提供できる。
【0023】 また、滑止具4とカバー体5とは別体であるから、カバー体5のみを洗濯して 、常に清潔な使用が可能になる。
【0024】 請求項2により、帯体1は、あらゆるサイズ、形状のノブPに巻き付けること が可能になる。しかも、軟質ゴム製の帯体1と硬質ゴム製の係止突起2との接着 時の相性が良く、係止突起2を強固に固定することができる。
【0025】 また、柔軟な木綿又は化繊で形成したカバー体5は、滑止具4を包み隠して外 観を良好にすると共に、滑止具4の操作を妨げることがなく、繰り返し行われる 洗濯にも耐久性に富み、常に清潔な使用が可能になる。
【0026】 このように、本考案によると、極めて高い滑り止め効果と、清潔な被覆効果と を兼備えることができ、しかも、ノブPを回す際に、単に滑止としての機能だけ でなく、手指での回転力を補助できるなどといった有益な種々の効果を奏するも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】本考案の滑止具を示す側面図。
【図3】本考案の装着状態を示す断面図。
【符号の説明】
P ノブ 1 帯体 2 係止突起 3 連結具 4 滑止具 5 カバー体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノブの周囲に巻き付ける軟質ゴム製の帯
    体と、この帯体の外側面に突設し手指に係止する高さを
    有する係止突起と、帯体の端部相互を着脱自在に緊締連
    結する連結具とから成る滑止具を設け、ノブの周囲に緊
    締した滑止具の上から滑止具とノブとを被覆するカバー
    体を設けたノブカバーにおいて、連結具は、面ファスナ
    ーを使用して軟質ゴム製の帯体を緊締連結し、係止突起
    相互の間隔を手指が帯体と係止突起とに触れる間隔と
    し、カバー体の上から滑止具の帯体と係止突起とに手指
    が係止するように、柔軟な素材でカバー体を形成したこ
    とを特徴とするノブカバー。
  2. 【請求項2】 前記滑止具は、幅10〜22mmの帯体に、10
    〜30mmの間隔で、高さ2 〜5mm の硬質ゴム製の係止突起
    を帯体の幅方向に沿って接着し、前記カバー体は柔軟な
    木綿又は化繊で形成した請求項1記載のノブカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005211286A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Yoshino Kogyosho Co Ltd コンパクト

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005211286A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Yoshino Kogyosho Co Ltd コンパクト
JP4614667B2 (ja) * 2004-01-29 2011-01-19 株式会社吉野工業所 コンパクト

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