JP2002272516A - 傘カバー - Google Patents

傘カバー

Info

Publication number
JP2002272516A
JP2002272516A JP2001125054A JP2001125054A JP2002272516A JP 2002272516 A JP2002272516 A JP 2002272516A JP 2001125054 A JP2001125054 A JP 2001125054A JP 2001125054 A JP2001125054 A JP 2001125054A JP 2002272516 A JP2002272516 A JP 2002272516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
umbrella
cover
handle
umbrella cover
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001125054A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Oda
正 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001125054A priority Critical patent/JP2002272516A/ja
Publication of JP2002272516A publication Critical patent/JP2002272516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨水が付着した傘をたたんだ際に、傘の柄側
から傘カバーを装着し、自分や他人の衣服、手、体に傘
の水滴の付着を防止し、コンパクトで柄に収納ができ
る。装着する際に手を濡らすことなく、繰り返し簡単に
着脱できる傘カバー。 【解決手段】 傘本体と柄とを備えた傘が、たたまれた
後に傘の柄側から先端にむけて覆うことができる傘カバ
ーにあって、傘本体を覆う伸縮構造を持った傘カバー
一方の端は柄に固着させ、もう一方の端には係止する部
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘本体が閉じられた
ときに装着される、傘カバーに関するもので、収納性を
向上させるために伸縮性、伸縮構造をもった傘カバーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋傘は従来より周知であり柄と傘本体を
備えている。洋傘にもカバーが購入時に付属しているも
のもあるが、乾いた後に美観目的で装着されるもので、
傘が濡れた状態では通常使用しない。
【0003】濡れた状態で傘を畳んだ後に、従来より周
知の合成樹脂製の薄膜で細長い、袋カバーに、閉じた傘
を先端部から袋カバーに挿入することにより、自身や他
人に傘の滴から不快な水濡れを防止するものがある。
【0004】実開平7−5414に示される、使い捨て
の合成樹脂製の袋カバーの代わりに繰り返して使用がで
き、コンパクトにたたみ、取り外して持ち運びできるも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来周知の購入時に付
属している傘カバーは、傘本体とは分離されており、傘
使用時には取り外して服のポケット或いは鞄の中に一時
保管されるが、保管したところを忘れたり、また紛失し
たりすることがある。
【0006】実開平7−5414に示される傘カバー
は、傘が濡れたあと傘を畳んでから装着される。再び傘
を使用する際には柄に収納された傘カバーが傘の骨と干
渉しそのままでは傘を開けることが出来ない。また、取
り外しが出来るとあるが、傘カバーが濡れた状態では密
閉されていないので滴が漏れてくる、そのままでは近辺
が濡れてしまう。取り外しが可能、繰り返しの使用も可
能となっているが、柄の止水に特に注意されていないの
で、傘を覆って濡れたままでカバーを収納したあと、再
び雨中で傘をさせば、濡れたカバー内面より水滴が柄を
伝って手を濡らすこととなる。
【0007】本発明は、上記のような従来の傘カバーの
欠点或いは問題点を解決した物で、傘から取り外すこと
なく、簡単操作で繰り返しの使用が可能な傘カバを提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ために、本発明の傘カバーは傘本体と柄とを備えた傘
が、たたまれた後に傘の柄側から先端にむけて覆うこと
ができるもので、傘本体を1/2以上覆う伸縮性或いは
伸縮構造をもったもので、カバーの端は柄に固着させ、
もう一方の端には挟み付ける部材が設けられている。傘
の柄には挟み付ける部材の停止部を設け、カバーの収納
時に停止部を越えないように位置が決まり、カバーが伸
ばされた装着時にも、挟み付ける部材により先端部の位
置或いは任意の位置からずれることがない傘カバーであ
る。
【0009】傘カバーをコンパクトにたたみ、柄に収納
しておけば忘れたり紛失したりすることがない、雨降り
時に、柄に傘カバーがついていれば、傘を開いた時に濡
れることもない、傘を畳んでカバーを装着する際に挟み
付ける部材を手で摘んで、先端へ移動させるだけで手を
濡らすことなく簡単に装着できるもので、傘から取り外
すことなく繰り返しの使用が可能な傘カバーである。
【0010】カバーは柄に取り付ける部分に水漏れ防止
を行う必要がある。そのほかカバーの柄側に水漏れ防止
部材を取付けて、柄の軸方向に沿って摺動ができるもの
でもよい。傘を開ける際に傘の骨と干渉しないようにす
るのがよい。
【0011】カバーは合成樹脂や弾性体を素材とし、加
工して薄く折りたたみ構造を施したものとしてもよい。
又繊維に折りたたみ構造を施したものとしてもよい。そ
れらを組み合わせ、収納性を向上させたものとしてもよ
い。
【0012】カバーのもう一方の端に、引っかける部材
をもうけたものでもよく、請求項1記載の挟み付ける部
材と併用する事も何ら問題はない。
【0013】カバーは繊維や防水性のある繊維、または
防水性のあるフィルム、或いは弾性体をラミネートや接
着、圧着または縫製で組合わせ複合材としたものでもよ
い。防水性のない材料を用いても、撥水材を用いれば同
様の効果が得られることは言うまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施形態を実施例に基づき
図面を参照して説明する。図1において、傘カバーは少
なくとも1/2以上傘本体を覆うものでコンパクトに収
納ができるよう伸縮性が重要である。カバーは防水性の
ある繊維に紐状の弾性体を縫製したもので、力を加えな
い通常状態で縮んだ状態のものとなる。カバーの一方の
端は柄に固着させ、もう一方の端には挟み付ける部材が
設けられている。傘の柄には挟み付ける部材の停止部を
設け、カバーの収納時に停止部を越えないように位置が
決まる。、カバーが伸ばされた装着時にも、先端部或い
は任意の位置で挟んだ位置からずれることがない。
【0015】図2(a)(b)おいて、カバーは防水性
のある繊維に紐状の弾性体を縫製したもので、縫製する
際には紐状の弾性体を予め10%以上伸ばした状態で縫
製する。縫製されたカバーの素材は、力を加えない通常
状態で縮んだ状態のものとなる。カバーの一方の端は柄
に固着させ、もう一方の端には挟み付けるクリップを取
付出来るようカバーの端を折り返し袋状にする。
【0016】図3(a)(b)おいて、カバーの一方の
端は傘の柄に固着させる。カバーに付着した水が柄を伝
って漏れ手を濡らすことがないよう接着、溶着或いは外
側より柄の断面形状に合ったリング状のもので締め付け
るか、又はそれらを組み合わせて漏れ防止する。内側の
柄と接する部分にシール材を塗布しても良い。カバーを
収納する際に、クリップを柄の定位置に固定するため第
1ストッパーを柄に設ける。第1ストッパーは柄の半径
よりも大きくするが、カバー収納の際に引っかからない
ようカバーの内寸法より大きくはできない。第1ストッ
パーは柄の円周上に1片以上又は円板があれば良い。ク
リップを柄の定位置に固定する他の方法として、(c)
のように柄の表面に溝を設けても良い。
【0017】図4(a)(b)おいて、カバーのもう一
方の端にはクリップを取り付ける通路を設け、その通路
にクリップの開口部を通してカバーを傘に固定する。ク
リップの開口部は、傘をたたんだ際の最大外径よりも大
きく開くものでなければならない。又カバーを伸ばし傘
本体を覆った時に、柄側に戻ろうとする力に負けない程
度の締め付け力を保有する。カバー端にクリップを取り
付ける方法として、クリップに数カ所穴を設け紐等でカ
バーを止めてもよい。或いは接着、溶着、ネジ等の締結
物にて取り付けても良い。
【0018】図5(a)(b)おいて、第2実施例とし
て、柄の部分に水漏れ防止する構造を持ち摺動できるス
ライダーをカバーの端に取り付ける。カバー収納時にス
ライダーの端を支えるために第2ストッパーを設ける。
第2ストッパーは固着でもよいが、カバー本体の取り
外しができるよう、押さえると柄の表面側に沈みこみス
ライダーが握り側に通過できる構造としてもよい。 ス
ライダーはカバーの端を挟み込める構造としてもよい
し、接着又は溶着で行ってもよい、或いはそれらを併用
し水が漏れないようにする。柄との摺動部は水滴が柄を
伝って流れないよう、内周に突起状を設ける。スライダ
ーは金属、合成樹脂、或いは弾性体で作るか又はそれら
を組み合わせても良い。
【0019】図6(a)(b)はカバーをジャバラ構造
としたもの、(c)(d)はカバーを折りたたみ構造と
したもので、それぞれ収納性を向上させたものである。
【0020】図7(a)(b)はカバーの端に引っかけ
る部材を設け傘先端部にかけて傘本体を覆うものであ
る。(c)も同様の効果を得るものである。
【0021】
【発明の効果】本発明のカバーは伸縮性のある材料又は
伸縮構造をもった繊維や合成樹脂フィルム或いは弾性体
の単体又は複合材で構成されるので、使用しないときは
柄の部分にコンパクトに収納される。
【0022】雨降り時、挟み付ける部材は傘が開いた状
態で、柄に装着されており濡れることがない、従って傘
をたたみ、カバー装着の際に挟み付ける部材を摘んで
も、手を濡らすことなく簡単にできる。
【0023】傘カバーは、挟み付ける部材で傘の先端部
或いは傘本体途中の任意の位置で固定を行えるため、ブ
ラついたり捲れ上がることがなく整っている。
【0024】濡れた傘を傘カバーで覆った後に、再度雨
中へ出て傘をさしても、カバーの柄の部分が漏れ防止構
造となっているので、カバーに付着した水滴が柄を伝っ
て手を濡らすことがない。
【0025】傘から取り外すことなく繰り返しの使用が
可能となり、置き忘れることがない。
【0026】傘の柄部にスライダーを取り付ければ、傘
カバーのデザインや色等を多種用意し、取り替えて使用
することも可能となる。また表面だけでなく、裏返して
裏面の使用も可能な傘カバーでもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】傘カバーの(a)は収納状態を示した平面図で
ある。
【図2】カバー部分の実施例(a)は平面図を示し
(b)は側面図を示す。
【図3】カバーと柄の部分の実施例(a)は平面図
(b)はその断面図(c)は第2実施例の断面図であ
る。施例の断面図である。
【図4】クリップ部分の実施例(a)は平面図(b)は
側面図である。
【図5】スライダーと柄部分の実施例(a)はカバー収
納時の縦断面図(b)はカバー使用時の縦断面図であ
る。
【図6】カバーの折りたたみ構造の実施例(a)はジャ
バラ型の平面図(b)はその側面図。(c)は折りたた
み構造の立面図(d)はその側面図。
【図7】傘先端に引っかける部分の実施例(a)は平面
図(b)はその側面図である。(c)は第2実施例で平
面図である。
【符号の説明】
1 傘カバー 2 伸縮カバー 3 クリップ 4 つまみ部 5 開口部 6 第1ストッパー 7 第2ストッパー 8 スライダー 9 繊維 10 折りたたみカバー 11 ジャバラカバー 12 クリップ用通路 13 紐状の弾性体 14 カバー柄側 15 カバー先端側 16 固着部 17 ストッパー溝 18 フック 19 水漏れ防止シール 20 キャップ 21 傘(全体) 22 傘本体 23 柄 24 握り 25 石突き 26 傘の骨
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月27日(2001.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 傘カバー
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘本体が閉じられた
ときに装着される、傘カバーに関するもので、収納性を
向上させるために伸縮性、伸縮構造をもった傘カバーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】洋傘は従来より周知であり、柄と傘本体
を備えている。洋傘にもカバーが購入時に付属している
ものもあるが、乾いた後に美観目的で装着されるもの
で、傘が濡れた状態では通常使用しない。
【0003】濡れた状態で傘をたたんだ後に、従来より
周知の合成樹脂製の薄膜で細長い、袋カバーに、閉じた
傘を先端部から袋カバーに挿入することにより、自身や
他人に傘の滴から不快な水濡れを防止するものがある。
【0004】実開平7−5414に示される、使い捨て
の合成樹脂製の袋カバーの代わりに繰り返して使用がで
き、コンパクトにたたみ、取り外して持ち運びできるも
のがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来周知の購入時に付
属している傘カバーは、傘本体とは分離されており、傘
使用時には取り外して服のポケット或いは鞄の中に一時
保管されるが、保管したところを忘れたり、また紛失し
たりすることがある。
【0006】実開平7−5414に示される傘カバー
は、傘が濡れたあと傘をたたんでから装着される。再び
傘を使用する際には柄に収納された傘カバーが傘の骨と
干渉しそのままでは傘を開けることが出来ない。又、傘
カバーの着脱をスムースにするには、傘本体よりもカバ
ーの径を大きくせざるを得ない、傘カバーは美観が重要
であり、傘本体を包む可撓性カバーでは傘本体にフィッ
トさせることができない
【0007】本発明は、上記のような従来の傘カバーの
欠点或いは問題点を解決した物で、傘を使用する際に
から取り外すことなく傘の柄にコンパクトに収納してお
、簡単操作で繰り返しの使用が可能で、傘本体にフィ
ットする傘カバーを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ために、本発明の傘カバーは、傘本体と柄とを備えた傘
が、たたまれた後に傘の柄側から先端にむけて傘本体を
1/2程度以上覆うことができるもので、伸縮性或いは
伸縮構造をもたせた傘カバーである。傘カバーの一方の
端は柄に固着させ、もう一方の端には係止する部材が設
けられている
【0009】傘カバーをコンパクトにたたみ、柄に収納
しておけば忘れたり紛失したりすることがない。雨降り
時に、柄に傘カバーがついていれば、傘使用時の開いた
状態で雨に濡れることもない、傘をたたんで傘カバーを
装着する際に係止する部材を手で摘んで、先端へ移動さ
せるだけで手を濡らすことなく簡単に装着できるもの
で、傘から取り外すことなく繰り返しの使用が可能な傘
カバーである。
【0010】傘の柄には係止する部材の停止部を設け、
傘カバーの収納時に停止部を越えないように位置が決ま
り、傘を開く際に傘の骨と干渉することがない
【0011】傘カバーは柄に取り付ける部分に水漏れ防
止を行う必要がある。他の方法としてカバーの柄側に水
漏れ防止部材を取付けて、柄の軸方向に沿って摺動がで
きるものでもよい
【0012】カバーのもう一方の端に、係止部材として
挟み止め、掛け止め、留具、面ファスナー、エラストマ
ーの輪を単体或いは組み合わせて使用し、任意の位置或
いは先端からずれることがないようにする
【0013】カバーは伸縮性又は伸縮構造をもつ繊維や
合成樹脂フィルムと繊維や防水性のある繊維、または合
成樹脂フィルムをラミネートや接着、溶着、圧着または
縫製で組合わせ複合材としたものでもよい。防水性のな
い材料を用いても、撥水材を用いれば同様の効果が得ら
れることは言うまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施形態を実施例に基づき
図面を参照して説明する。図1において、傘カバーは少
なくとも1/2程度以上傘本体を覆うものでコンパクト
に収納ができるよう伸縮性が重要である。傘カバーの
方の端は柄に固着させ、もう一方の端には係止する部材
が設けられている。
【0015】図2において、カバーは防水性のある繊維
に紐状の弾性体を縫製したもので、縫製する際には紐状
の弾性体を予め10%以上伸ばした状態で縫製する。縫
製されたカバーの素材は、力を加えない通常状態で縮ん
だ状態のものとなる。伸縮させる方向は傘本体に対し軸
方向のみならず、軸直角方向或いは傾斜方向でも行うこ
とができる。カバーの一方の端は柄に固着させ、もう一
方の端には係止する部材を取付できるようカバーの端に
挿入部を設ける。
【0016】図3において、傘カバーの一方の端は傘の
柄に固着させる。傘カバーに付着した水が柄を伝って漏
れ、手を濡らすことがないよう接着、溶着或いは外側よ
り柄の断面形状に合ったリング状のもので締め付ける
か、或いはそれらを組み合わせて漏れ防止する。又、内
側の柄と接する部分にシール材を塗布しても良い。カバ
ーを収納する際に、傘の柄には、傘カバーの収納時に柄
の端より越えないように固定するため第1ストッパーを
柄に設けても良い。第1ストッパーは柄の半径よりも大
きくするが、傘カバー収納の際に引っか掛からないよう
カバーの内寸法より大きくはできない。第1ストッパー
は柄の円周上に1片以上又は円板があれば良い。係止す
る部材を柄の定位置に固定する他の方法として、(c)
第二実施例のように柄の表面に係止する部材よりも広い
目の溝を設けても良い。
【0017】図4おいて、傘カバーのもう一方の端には
係止する部材の挿入部を設け、その挿入部に係止する部
材を取り付けて、カバーを傘に係止する。係止する部材
の開口部は、傘をたたんだ際の傘本体の最大外径よりも
少し大きく開くものでなければならない。又傘カバーを
装着し傘本体を覆った時に、柄側に戻ろうとするカバー
の収縮力に負けない程度の把持力を、係止する部材は
有する。傘カバー端に係止する部材を取り付ける方法と
して、係止する部材に数カ所穴を設け紐等でカバーを
めてもよいし、或いは接着、溶着、ネジ等の締結物にて
取り付けても良い。
【0018】図5において、第3実施例として、柄の部
分に水漏れ防止する構造を持ち摺動可能な水漏れ防止部
材を傘カバーの端に取り付ける。傘カバー収納時に水漏
れ防止部材の端を支えるために第2ストッパーを設けて
もよい。 第2ストッパーは固着でもよいが、カバー本
体の取り外しができるよう、指で押さえると柄の表面側
に沈みこみ、水漏れ防止部材が握り側に通過できる構造
としてもよい。 水漏れ防止部材の取付方法として、傘
カバーの端を挟み込める構造としてもよいし、接着又は
溶着で行ってもよい、或いはそれらを併用し水が漏れな
いようにする。柄との摺動部は水滴が柄を伝って流れな
いよう、内周に突起状を設ける。水漏れ防止部材は金
属、合成樹脂、或いは弾性体で作るか又はそれらを組み
合わせても良い。
【0019】図6(a)(b)は第4実施例として、傘
カバーのもう一方の端に係止する部材として掛ける部材
を設け、傘先端部に掛けて傘本体を覆うものである。
(c)も同様の効果を得るものである。
【0020】
【発明の効果】本発明の傘カバーは伸縮性のある材料又
は伸縮構造をもった繊維や合成樹脂フィルムを単体又は
複合材で構成されるので、傘カバーを装着した際に傘本
体にフィットしており、収納時にも傘の柄部分にコンパ
クトに収納される。
【0021】雨降り時の傘が開いた状態で、傘カバー
柄に装着されており濡れることがない、従って傘をたた
み、傘カバー装着の際に係止する部材を手で摘んでも、
手を濡らすことなく簡単に行える。
【0022】濡れた傘を、傘カバーで覆った後に再度雨
中へ出て傘をさしても、カバーの柄の部分が水漏れ防止
構造となっているので、カバーに付着した水滴が柄を伝
って手を濡らすことがない。
【0023】傘から取り外すことなく繰り返しの使用も
可能であり、置き忘れることがない。
【0024】傘の柄部に水漏れ防止部材付の傘カバーと
すれば、傘カバーのデザインや色等を多種用意し、取り
替えて使用することも可能となる。また表面だけでな
く、裏返して裏面の使用も可能な傘カバーでもある。
取り外せば乾燥にも有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】傘カバーの収納状態を示した正面図である。
【図2】カバー部分の実施例(a)は正面図を示し
(b)は平面図を示す。
【図3】カバーと柄の部分の実施例(a)は正面図
(b)はその断面図(c)は第2実施例の断面図であ
る。
【図4】係止する部材の実施例(a)は正面図(b)は
平面図である。
【図5】水漏れ防止部材と傘の柄部分の実施例(a)は
傘カバー収納時の縦断面図(b)は傘カバー装着時の縦
断面図である。
【図6】傘先端に掛ける部材の実施例(a)は正面図
(b)はその平面図である。(c)正面図である
【符号の説明】 1 傘カバー 2 伸縮構造のカバー係止する部材 4 摘み部 5 係止する部材の開口部 6 第1ストッパー 7 第2ストッパー 8 水漏れ防止部材伸縮構造の繊維 10 係止する部材の挿入部 11 紐状の弾性体 12 カバー柄側 13 カバー先端側 14 固着部 15 ストッパー溝 16 掛けて係止する部材 17 掛けて係止するキャップ 18 傘(全体) 19 傘本体 20 21 石突き 22 傘の骨
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】削除
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】削除

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘本体と柄とを備えた傘が、畳まれた後
    に傘の柄側から先端にむけて覆うことができる傘カバー
    にあって、伸縮性或いは伸縮構造をもち防水性のある繊
    維を使用したカバーの一方の端は柄に固着させ、もう一
    方の端には挟み付ける部材が設けられている。傘の柄に
    は挟み付ける部材の停止部を設け、カバーの収納時に停
    止部を越えないように位置が決まる。カバーが伸ばされ
    た装着時にも、先端部或いは任意の位置で挟んだ位置か
    らずれることがない上記傘カバー。
  2. 【請求項2】 カバーの柄側に水漏れ防止部材を取付け
    て、柄の軸方向に沿って摺動ができ着脱も可能な請求項
    1記載の傘カバー。
  3. 【請求項3】 カバーに折りたたみ構造を施し収納性を
    向上させた請求項1または2記載の傘カバー。
  4. 【請求項4】 引っかける部材を設け傘先端部に掛け
    て、傘本体を覆う請求項1ないし3のいずれかに記載の
    傘カバー。
  5. 【請求項5】 カバーを繊維や防水性のある繊維又は防
    水性のあるフィルム或いは弾性体とした請求項1ないし
    4のいずれかに記載の傘カバー。
  6. 【請求項6】 カバーを繊維や防水性のある繊維又は防
    水性のあるフィルム、或いは弾性体をラミネート、接
    着、圧着、縫製で組合わせ複合材とした請求項1ないし
    4のいずれかに記載の傘カバー。
JP2001125054A 2001-03-19 2001-03-19 傘カバー Pending JP2002272516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125054A JP2002272516A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 傘カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001125054A JP2002272516A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 傘カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002272516A true JP2002272516A (ja) 2002-09-24

Family

ID=18974340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001125054A Pending JP2002272516A (ja) 2001-03-19 2001-03-19 傘カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002272516A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495196B1 (ko) 2013-06-21 2015-02-25 조은구 빗물받이 우산 주머니
JP2015058337A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 昌子 土田 折りたたみ傘用の傘袋
JP6320611B1 (ja) * 2017-10-05 2018-05-09 有限会社しをり 傘カバー
JP7394358B1 (ja) 2022-09-30 2023-12-08 オーロラ株式会社 傘ホルダー

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101495196B1 (ko) 2013-06-21 2015-02-25 조은구 빗물받이 우산 주머니
JP2015058337A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 昌子 土田 折りたたみ傘用の傘袋
JP6320611B1 (ja) * 2017-10-05 2018-05-09 有限会社しをり 傘カバー
JP2019063440A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 有限会社しをり 傘カバー
JP7394358B1 (ja) 2022-09-30 2023-12-08 オーロラ株式会社 傘ホルダー
WO2024071137A1 (ja) * 2022-09-30 2024-04-04 オーロラ株式会社 傘ホルダー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6839911B1 (en) Garment with selectable mittens
US6338163B1 (en) Integral convertible glove assembly
US6243868B1 (en) Finger tip protectors
US20020162564A1 (en) Hair clip
US5572743A (en) Surgical gown
US20140343469A1 (en) Orthopedic Cast Cover
JP2002272516A (ja) 傘カバー
EP1773152A2 (en) Umbrella having an elastomeric strap
EP0339902A3 (en) Baby carriage
KR200489715Y1 (ko) 텐트용 가방 겸용 포장커버
AU702095B3 (en) Disposable bag having an open annular upper end adapted to be kept in an open state
JP7324968B1 (ja) 収納ケース一体型傘
JPH0838228A (ja) バッグ付き傘カバー
BE521236A (ja)
KR200265812Y1 (ko) 우비
JP3005657U (ja)
JPS6333539Y2 (ja)
JPS638260Y2 (ja)
JPH11276659A (ja) スポーツ用手袋
JP3090166U (ja) 傘カバー
WO2020071369A1 (ja) 異物侵入防止具
US20060143803A1 (en) Umbrella Pocket
JPH0424977Y2 (ja)
JPH0630809Y2 (ja) ヘルメットのあごバンド
JP3094285U (ja) 折りたゝみ傘袋紛失防止用とめ具