JP3090166U - 傘カバー - Google Patents
傘カバーInfo
- Publication number
- JP3090166U JP3090166U JP2002002993U JP2002002993U JP3090166U JP 3090166 U JP3090166 U JP 3090166U JP 2002002993 U JP2002002993 U JP 2002002993U JP 2002002993 U JP2002002993 U JP 2002002993U JP 3090166 U JP3090166 U JP 3090166U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- cover
- opening
- hand
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】傘を簡単に収容することができるとともに、不
使用時にはコンパクトな大きさにまとめることができる
傘カバーを提供する。 【解決手段】一端に手元開口部21が形成されるととも
に、手元開口部21の近傍に絞り部23を設けた筒状の
カバー本体2と、手元開口部21に設けた摘み部3と、
カバー本体2の下端近傍に設けた引締め部4と、からな
り、手元開口部21を通して傘がカバー本体2に収容さ
れる一方、カバー本体2の絞り部23が傘に沿って引締
め部4まで引き下ろされ、絞り部23と手元開口部21
との間の内部空間に絞り部23以下が収縮されて収納さ
れる。
使用時にはコンパクトな大きさにまとめることができる
傘カバーを提供する。 【解決手段】一端に手元開口部21が形成されるととも
に、手元開口部21の近傍に絞り部23を設けた筒状の
カバー本体2と、手元開口部21に設けた摘み部3と、
カバー本体2の下端近傍に設けた引締め部4と、からな
り、手元開口部21を通して傘がカバー本体2に収容さ
れる一方、カバー本体2の絞り部23が傘に沿って引締
め部4まで引き下ろされ、絞り部23と手元開口部21
との間の内部空間に絞り部23以下が収縮されて収納さ
れる。
Description
【0001】
本考案は、傘カバーに関するものである。
【0002】
一般に傘は、その生布の共布で形成された傘カバーに収容されている。この傘 カバーは、傘がちょうど納まるサイズに形成されていることから、傘の使用後、 傘を傘カバーに収容するには、傘を閉じて生布をていねいに中棒に巻き付けなけ ればならず、煩わしい作業が必要になるものである。このため、傘を傘カバーに 収容した状態でバスなどに乗車したり、建物に入ることはほとんどなく、この結 果、濡れた傘が他人の衣服や身体に接触して不快感を与えたり、傘から滴下した 雨水が車や建物の床にたまり、歩行者などが滑って転倒するなどの事故を招来す るおそれがある。
【0003】 このような不都合に対応して、簡単に傘を収容することができる種々の傘カバ ーが提案されている。例えば、特開平8−80209号公報に記載されるように 、上端に大きい開口を、下端に小さな開口を形成した筒状体からなり、該筒状体 の上端部近傍に絞り部を設けるとともに、大きい開口の端縁部に2個の係合手段 を設けた傘カバーが知られている。
【0004】
しかしながら、この傘カバーの場合、簡単に傘を収容することはできるが、傘 カバーの不使用時に傘カバー部を折り畳んで絞り部の内側へ入れ込み、大きい開 口の係合手段の配設箇所を互いに引き離してから、絞り部方向へ折り込んで、係 合部を係合させる必要がある。このように、傘カバー部を折り畳み、小さくまと めて携帯するためには、使用者が両手を使って、ていねいに行なわなければなら ないので、時間がかかる。
【0005】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、傘を簡単に収容するこ とができるとともに、不使用時にはコンパクトな大きさにまとめることができる 傘カバーを提供するものである。
【0006】
上記の目的を達成するため、本考案は、一端に手元開口部が形成されるととも に、手元開口部の近傍に絞り部が設けられた筒状のカバー本体と、カバー本体の 手元開口部に設けられた摘み部と、カバー本体の下端近傍に設けられた引締め部 と、からなり、手元開口部を通して傘がカバー本体に収容される一方、カバー本 体の絞り部が傘に沿って引締め部まで引き下ろされ、絞り部と手元開口部との間 の内部空間に絞り部以下が収縮されて収納されることを特徴とする。
【0007】 この考案によれば、手元開口部を通して傘を石突きから挿入することにより、 カバー本体に傘を簡単に収容することができる。この際、傘は、絞り部によって 周囲が保持される。また引締め部によって、同様に、傘の石突き近傍の周囲が保 持される。一方、傘を使用する場合は、摘み部を摘まんで引き下げれば、手元開 口部から絞り部との間が裏返されて絞り部に達する。その後、そのまま摘み部を 摘んで傘に沿って下方に引き下げると、絞り部が下降することにより、絞り部以 下が蛇腹状に収縮されて、裏返された手元開口部と絞り部との間に収納される。 次いで、絞り部を引締め部まで下降させた後、引締め部を傘から引き抜けば、裏 返された手元開口部と絞り部との間に、絞り部以下が蛇腹状に収縮された状態で 収納される。
【0008】 この結果、傘カバーを傘からワンタッチで離脱させることができ、その際、携 帯にかさばらないように、コンパクトな大きさにまとめることができる。
【0009】 本考案は、前記手元開口部が、カバー本体に対して斜めに形成され、その頂部 に摘み部が設けられたことを特徴とする。
【0010】 この考案によれば、摘み部を持って引き下げれば、手元開口部の頂点から底点 まで確実に裏返すことができるので、片手でもって傘カバーの取り外し作業を行 なうことができる。
【0011】 本考案は、前記カバー本体の手元開口部の周縁に紐通し部が形成され、紐通し 部に通し紐が挿通されたことを特徴とする。
【0012】 この考案によれば、傘カバーに傘を収容したときや、カバー本体の絞り部以下 を手元開口部と絞り部との間の内部空間に収納したときに、通し紐を引き込むこ とにより、手元開口部を絞り込んで縮径することができる。
【0013】 本考案は、前記引締め部は、一端がカバー本体に止着され、その表裏面に互い に付着する面ファスナーが取り付けられたゴムバンドなどの弾性部材からなるこ とを特徴とする。
【0014】 この考案によれば、面ファスナーを付着位置を弾性部材の弾性力を利用して変 えることによって、カバー本体の下端近傍を傘のサイズに合わせて保持できる。 したがって、絞り部を引締め部まで下降させた後、引締め部を傘から引き抜く際 に、裏返された手元開口部と絞り部との間に、絞り部以下が蛇腹状に収縮された 状態を保持しながら、適度な力で、傘が引締め部から抜けるように、引締め部の 引締め具合を加減することができる。
【0015】
以下、本考案の実施の形態について図を参照して説明する。
【0016】 図1は、本考案に係る傘カバー1を示す斜視図、図2は、傘カバー1を収納し た状態を示す斜視図、図3は、傘カバー1の一端を開閉自在に形成した態様を説 明する図、図4は、傘カバー1を傘Aから取り外し、収縮して収納する手順を説 明する図、図5は、傘カバー1に傘Aを収容する手順を説明する図である。
【0017】 この傘カバー1は、傘Aを収容可能な筒状のカバー本体2と、カバー本体2の 一端開口部に設けられた摘み部3およびその下端近傍に設けられた引締め部4と 、から主要部が構成されている。以下、各構成部分について説明する。
【0018】 カバー本体2は、撥水性生地からなり、一端が手元開口部21に、他端が水抜 き開口部24にそれぞれ形成されている。そして、カバー本体2の手元開口部2 1の近傍には、ゴム紐などの弾性部材が縫着されて絞り部23に形成されており 、手元開口部21を通して挿入された傘Aの周囲を保持することができる。
【0019】 ここで、カバー本体2の手元開口部21は、カバー本体2に対して斜めに形成 されている。また、手元開口部21の周囲には、紐通し部22が設けられており 、この紐通し部22に通し紐5が挿通されている。このため、通し紐5を引き込 むことにより、手元開口部21を絞り込んで縮径させることができる。
【0020】 摘み部3は、前述した手元開口部21の頂点に連結されたループ状の帯状体で あり、使用者は、摘み部3を摘んで引き上げたり、引き下げたりすることができ る。
【0021】 引締め部4は、一端がカバー本体2に止着されたゴムバンドなどの弾性部材か らなり、その表裏面には、互いに付着する面ファスナーが取り付けられている。 これら面ファスナーの付着位置を変えることによって、カバー本体2の下端近傍 を傘Aのサイズに合わせて保持できる。
【0022】 なお、カバー本体2の下端縁には、布片25が縫い付けられている。そして、 この布片25、および、水抜き開口部24端縁より若干上方の位置xから折り返 したときに対応するカバー本体2には、互いに係合するスナップボタン26,2 6が取り付けられている(図3参照)。このため、カバー本体2の下端部にて折 り返し、布片25のスナップボタン26をカバー本体2のスナップボタン26に 係合するとき、水抜き開口部24は閉鎖されると同時に、折り返し部分において 、傘Aの石突きBを支持することができる(図3(b)参照)。
【0023】 次に、上記した構成の傘カバー1の使用方法について、図4および図5を参照 しながら説明する。なお、通常カバー本体2の下端部は、折り返されていて、水 抜き開口部24が閉鎖された状態となっている。
【0024】 傘Aを収容した傘カバー1を傘Aから取り外す場合は、まず、通し紐5を緩め て手元開口部21を開き、摘み部3を一方の手で摘んで引き下げて、絞り部23 と手元開口部21との間2aを裏返す(図4(a)参照)。
【0025】 次に、そのまま摘み部3を摘んで、下方に引き下げると、傘Aに沿って絞り部 23が下降することにより、絞り部23以下2bが蛇腹状に収縮される(図4( b)参照)。
【0026】 続いて、収縮された絞り部23以下2bを、絞り部23と手元開口部21との 間2aによって被せるようにした後(図4(c)参照)、通し紐5を引き上げ、 引締め部4を傘Aから引き抜く(図4(d)参照)。
【0027】 この際、カバー本体2の絞り部23以下2bは、絞り部23と手元開口部21 との間2aの内部空間に収納されるので、通し紐5を引き込めば、略球状のコン パクトな大きさにまとめることができる(図4(e)参照)。
【0028】 したがって、使用者は、コンパクトにまとめられた傘カバー1を、ポケットや バッグに入れて携帯することができる。
【0029】 一方、傘カバー1に傘Aを収容する場合は、まず、使用者は、前述したように 、略球状に形成された傘カバー1の通し紐5を緩めて、手元開口部21を開く( 図5(a)参照)。
【0030】 次に、傘Aの石突きBの先端を絞り部23側から差し込み(図5(b)参照) 、摘み部3を摘んで、傘Aの石突きBがカバー本体2の折り返し部分に達するま で、カバー本体2を手元側に引き上げる(図5(c)参照)。このとき、一方の 手で傘を持ち、他方の手で摘み部3を持って引くだけで、簡単にカバー本体2に 傘Aを収容することができる。
【0031】 そして、手元開口部21が傘Aの手元の近傍に位置するまでカバー本体2を引 き上げた後、通し紐5を引き込んで、手元開口部21を絞り込む(図5(d)参 照)。この結果、水に濡れた傘Aを傘カバー1に収容することができるため、他 人などに接触することを防止できる。
【0032】 なお、傘カバー1の通常の使用状態では、スナップボタン26を係合して、水 抜き開口部24を閉鎖しておき、傘カバー1に収容した傘Aに付着した水滴がカ バー本体2の下端部に溜まったときには、スナップボタン26を外して水抜き開 口部24を開放し、この溜まった水を抜くことができる(図3参照)。
【0033】
以上のように、本考案によれば、傘を簡単に収容することができるとともに、 不使用時にはコンパクトな大きさにまとめることができる。
【図1】本考案に係る傘カバーを示す斜視図である。
【図2】本考案に係る傘カバーを収納した状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本考案に係る傘カバーの一端を開閉自在に形成
した態様を説明する図である。
した態様を説明する図である。
【図4】本考案に係る傘カバーを傘から取り外し、収縮
して収納する手順を説明する図である。
して収納する手順を説明する図である。
【図5】本考案に係る傘カバーに傘を収容する手順を説
明する図である。
明する図である。
1 傘カバー 2 カバー本体 21 手元開口部 22 紐通し部 23 絞り部 24 水抜き開口部 3 摘み部 4 引締め部 5 通し紐
Claims (4)
- 【請求項1】 一端に手元開口部が形成されるととも
に、手元開口部の近傍に絞り部が設けられた筒状のカバ
ー本体と、カバー本体の手元開口部に設けられた摘み部
と、カバー本体の下端近傍に設けられた引締め部と、か
らなり、手元開口部を通して傘がカバー本体に収容され
る一方、カバー本体の絞り部が傘に沿って引締め部まで
引き下ろされ、絞り部と手元開口部との間の内部空間に
絞り部以下が収縮されて収納されることを特徴とする傘
カバー。 - 【請求項2】 前記手元開口部が、カバー本体に対して
斜めに形成され、その頂部に摘み部が設けられたことを
特徴とする請求項1記載の傘カバー。 - 【請求項3】 前記カバー本体の手元開口部の周縁に紐
通し部が形成され、紐通し部に通し紐が挿通されたこと
を特徴とする請求項1または2記載の傘カバー。 - 【請求項4】 前記引締め部は、一端がカバー本体に止
着され、その表裏面に互いに付着する面ファスナーが取
り付けられたゴムバンドなどの弾性部材からなることを
特徴とする請求項1,2または3記載の傘カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002993U JP3090166U (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 傘カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002993U JP3090166U (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 傘カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3090166U true JP3090166U (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=43241396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002002993U Expired - Lifetime JP3090166U (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 傘カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3090166U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021045299A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 眞由美 脇 | 傘入れ袋 |
JP2021058558A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 慈子 堺 | 傘カバー |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002002993U patent/JP3090166U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021045299A (ja) * | 2019-09-18 | 2021-03-25 | 眞由美 脇 | 傘入れ袋 |
JP2021058558A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 慈子 堺 | 傘カバー |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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