JP3111821U - 背ファスナー開閉補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】常時持参することが容易で紛失しにくく、蓋が単体でなくなってしまうことを防止することができる背ファスナー開閉補助具を得る。
【解決手段】開閉可能な蓋2を有する容器1と、一端部が容器1に結合され他端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフック4を備えたチェーン3と、を有し、蓋2はヒンジ6によって容器に開閉可能に結合され、チェーン3は、一部が容器1に形成された孔から外方に露出し、他端部のフック4が容器1に形成された孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成されている。チェーンの両端部にフックを有し、これらのフックは、容器に形成された孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成してもよい。
【選択図】図1

Description

本考案は、衣服の背中側の上下に設けられたファスナーを開閉して上記衣服を体に着脱するに際して、上記ファスナーの開閉を容易に行うことができるように補助する背ファスナー開閉補助具に関するものである。
背開きになっていて、背中側の上下に設けられたファスナーを開閉して着たり脱いだりする衣服がある。このような衣服を一人で自分の体に着脱する際には、両手を背中側に回してファスナーのスライダーを上下方向全スライド範囲にわたってスライドさせる必要がある。しかし、自分自身の手によってスライド範囲全体にわたってスライダーをスライドさせることは容易ではない。特に、年齢を重ねて身体の柔軟性がなくなった者の大半は、背中側で両手が接触するまで腕を回すことは不可能であり、背ファスナー付の衣服を着用することをあきらめざるを得ない。
このような問題点を解消するために、蓋付きの容器にチェーンを収納できるようにするとともに、上記チェーンの一端部を上記容器の蓋に取り付け、チェーンの他方の端部に、ファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフックを設けてなる背ファスナー開閉補助具が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1記載の背ファスナー開閉補助具は、まず、衣服の背中側が開いた状態すなわち背ファスナーが結合されていない状態で、衣服を着用し、ファスナーの上下方向一端側においてスライダーのガイド溝にファスナーの片側のリード部分を挿入したあと、スライダー引き具に上記フックを引っ掛ける。スライダー引き具が上下方向の一端側にある状態では、手を後ろに回してスライダー引き具に手を届かせることは容易であり、さらにはファスナーのスライダー引き具を引き寄せて、スライダー引き具に上記フックを引っ掛けることは容易である。スライダー引き具に上記フックを引っ掛けた状態で背ファスナー開閉補助具のチェーンを伸ばし、身体の上または下に向かってチェーンをたぐるようにして引き、スライダーをスライドさせてファスナーを結合させる。ファスナーの上端または下端に達したスライダー引き具から上記フックを外す。このフックを外す作業も容易である。衣服を脱ぐ場合は、以上の動作の逆になり、身体が硬くても、身体が多少不自由でも、背中側にファスナーが付いた衣服を着脱することができる。使用後の背ファスナー開閉補助具は、チェーンを容器に収納し、容器に蓋を被せる。この状態で所持すれば、必要な場合に使用することができる。
実開平6−85438号公報
しかしながら、特許文献1記載の考案によれば、背ファスナー開閉補助具を持ち歩くときの利便性が考慮されておらず、また、使用時において容器の蓋を見失いやすいという難点がある。なぜなら、チェーンを収容する容器は、容器としてのみ機能し、それ以上の機能はなく、持ち歩く場合は単にバッグの中に入れるか、手で保持するほかはないからである。そのこと自体が紛失しやすいという問題点になり、蓋が容器から分離されると、なおさら蓋を単体で紛失しやすくなる。
本考案は特許文献1に記載されているような従来の背ファスナー開閉補助具の問題点を解消するためになされたもので、常時持参することも容易で紛失しにくく、蓋が単体でなくなってしまうことを防止することができる背ファスナー開閉補助具を提供することを目的とする。
本考案は、開閉可能な蓋を有する容器と、一端部が上記容器に結合され他端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフックを備えたチェーンと、を有し、上記蓋はヒンジによって容器に開閉可能に結合され、上記チェーンは、一部が容器に形成された孔から外方に露出し、他端部の上記フックが容器に形成された上記孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成されていることを特徴とする。
本考案はまた、開閉可能な蓋を有する容器と、両端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフックを備えたチェーンと、を有し、上記蓋はヒンジによって容器に開閉可能に結合され、上記チェーンは、一部が容器に形成された孔から外方に露出し、上記チェーンの両端部のフックは、容器に形成された孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成されていることを特徴とする。
本考案にかかる背ファスナー開閉補助具は、チェーンの一端部のフックを衣服の背ファスナーのスライダー引き具に引っ掛け、手を身体の後ろ側上方または下方に回して上方または下方に引っ張ることによって、上記背ファスナーを上下にスライドさせることができる。使用後は、チェーンのほとんど全体を容器に収納し蓋を閉める。蓋はヒンジによって容器に結合されているため、蓋のみを紛失することはない。容器から露出しているチェーンの一部を引っ張り出せば、フックが容器の孔の周縁部に引っ掛かるので、チェーンにループを描かせることができ、これを首にかけて容器の部分をぶら下げることができる。そこで、容器とチェーンのデザインを工夫すれば、ネックレスあるいは根付としても使用することができ、携行が容易であるとともに背ファスナー開閉補助具を紛失することもなくなる。したがって、本考案にかかる背ファスナー開閉補助具を背ファスナー付きの衣服とセットで提供すれば便利である。
以下、図面を参照しながら本考案にかかる背ファスナー開閉補助具の実施例について説明する。
背ファスナー開閉補助具は、蓋2が付いた容器1と、チェーン3を主体としてなる。容器1は上部がドーム型をした平面形状円形の容器で、底部が開放し、この開放端縁部にヒンジ6によって蓋2が開閉可能に結合されている。蓋2は容器1の底部を兼ねていて、容器1に蓋2を被せて容器1の底部を塞ぐことにより、容器として完結するようになっている。容器1と蓋2は例えば樹脂の一体成形で製作することができ、ヒンジ6は、成形樹脂の柔軟性を利用することによって蓋2を開閉できるように構成することができる。容器1の底部の上記開放縁部には、ヒンジ6と対向する位置に爪7Aが一体に形成され、蓋2にはこの蓋2で容器1の開放端を塞いだとき上記フック7Aに係合することができる爪7Bが一体に形成されている。
容器1はドーム型の天井部に孔が形成され、この孔の周囲に沿ってリング5が固定されている。リング5には上記チェーン3の一端部が固定され、チェーン3の一部は容器1の上記孔から外方に露出している。チェーン3は、その他端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフック4を備えている。チェーン3を容器1の外方に引き出すと、フック4が容器1の上記孔の縁部に引っ掛かってチェーン3の引き出しが制限されるように構成されている。
上記実施例にかかる背ファスナー開閉補助具は、組立後は容器1の底部開放端が蓋2で塞がれ、図3に示すように、チェーン3の大半は容器1内に収容されている。背ファスナーが付いた背開きの衣服を着用する場合は、まず、容器1の蓋2を開けて容器1の底部からチェーン3を引き出し、チェーン3の端部のフック4を上記背ファスナーのスライダー引き具に引っ掛ける。スライダー引き具がスライド範囲の上端または下端にあるときは、この位置まで手を伸ばすことは容易であり、フック4をスライダー引き具に引っ掛けることは可能である。チェーン3はある程度の長さを有しているので、体が固い人でも、多少体が不自由な人でも、容器1を背中側の上下、例えば肩の上方あるいは腰の下方に回すことができ、これとともにチェーン3を背中側にまわすことができる。この状態で容器1をさらにはチェー3自体を上または下に引くことにより、スライダー引き具をスライドさせ、背ファスナーを開閉することができる。開閉後はスライダー引き具が背ファスナーのスライド範囲の下端または上端にあるので、ここに手を回してフック4をスライダー引き具から外すことも容易である。
背ファスナー開閉補助具の使用後は、チェーン3を容器1に収容し、蓋2で容器1の開放端を閉じる。チェーン3の一部は容器1の孔から外部に露出しているので、この露出分をつまんでチェーン3を引き出すことができる。図3に示すように、チェーン3はそのフック4が容器1の孔の周縁部に引っ掛かることによって引き出し限界となり、チェーン3はループを描くことができる。そこでこのループ部分を首にかければ、背開きの衣服とともに持参することができる。チェーン3と容器1および蓋2のデザインを工夫すれば、ネックレス、根付などのアクセサリーとして使用することも可能である。
以上説明した実施例によれば、背ファスナー開閉補助具として本来の使用をしないときは、ネックレスなどのアクセサリーとして使用することも可能であるとともに、不使用時の携行が容易であり、背ファスナー開閉補助具を紛失することもなくなる。また、容器1の蓋2は容器1に結合されているため、蓋2を紛失しにくくなる利点もある。
図4は本考案にかかる背ファスナー開閉補助具の別の実施例を示す。この実施例が前述の実施例と異なる点は、チェーン10の両端部にフック11,12が連結されていることと、チェーン10が容器1に結合されていないこと、さらに、チェーン10の長さ方向の中心に、容器1の孔14に嵌ることができないつまみ13が設けられていることである。容器1とその蓋2の構成は実質的に前述の実施例と同じである。上記つまみ13に代えて、あるいはつまみ13と兼用させて、例えばキーホルダーとして使用できるようにしてもよいし、フックを設けることによって各種小間物の保持機能を持たせてもよい。
図4に示す実施例の背ファスナー開閉補助具としての本来の使用方法は、前述の実施例と同じである。チェーン10の両端のフック11,12のうちいずれを背ファスナーのスライダー引き具に引っ掛けるかは任意である。フック11,12の一方をスライダー引き具に引っ掛け、容器1を上または下に引っ張れば、上記フック11,12の他方が容器1の孔14の周縁部に引っ掛かり、以後チェーン10によってスライダー引き具を引っ張ることができる。使用後はチェーン10のほとんど前部を容器1に収納することができる。つまみ13は容器1内に入ることができないから、つまみ13を引っ張ることによってチェーン10を容器1から引き出すことができる。チェーン10を引き出した状態では両端のフック11,12がともに容器1の孔14の周縁部に引っ掛かるので、この状態で、例えばネックレスとして首に掛けて携行し、あるいは財布などに連結して根付として使用することも可能である。この実施例も前述の実施例と同様の作用効果を得ることができる。
本考案にかかる背ファスナー開閉補助具の実施例を示す斜視図である。 上記実施例の一使用態様を示す正面図である。 上記実施例の別の使用態様を示す正面図である。 本考案にかかる背ファスナー開閉補助具の別の実施例を示す正面図である。
符号の説明
1 容器
2 蓋
3 チェーン
4 フック
10 チェーン
11 フック
12 フック

Claims (2)

  1. 開閉可能な蓋を有する容器と、一端部が上記容器に結合され他端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフックを備えたチェーンと、を有し、
    上記蓋はヒンジによって容器に開閉可能に結合され、
    上記チェーンは、一部が容器に形成された孔から外方に露出し、他端部の上記フックが容器に形成された上記孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成されていることを特徴とする背ファスナー開閉補助具。
  2. 開閉可能な蓋を有する容器と、両端部にファスナーのスライダー引き具に引っ掛けることができるフックを備えたチェーンと、を有し、
    上記蓋はヒンジによって容器に開閉可能に結合され、
    上記チェーンは、一部が容器に形成された孔から外方に露出し、
    上記チェーンの両端部のフックは、容器に形成された孔の周縁部に引っ掛かることができるように構成されていることを特徴とする背ファスナー開閉補助具。
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