JP2515072Y2 - 鞄 - Google Patents
鞄Info
- Publication number
- JP2515072Y2 JP2515072Y2 JP1993030142U JP3014293U JP2515072Y2 JP 2515072 Y2 JP2515072 Y2 JP 2515072Y2 JP 1993030142 U JP1993030142 U JP 1993030142U JP 3014293 U JP3014293 U JP 3014293U JP 2515072 Y2 JP2515072 Y2 JP 2515072Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male
- female
- bag
- synthetic resin
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Portable Outdoor Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手提げ鞄、背負い鞄お
よび肩掛け鞄として三様に使い分けができるようにした
鞄の改良に関する。
よび肩掛け鞄として三様に使い分けができるようにした
鞄の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の鞄で、肩掛け鞄として使用する
ときの肩掛けバンドと、背負い鞄として使用するときの
背負いバンドを各別に備えたものの欠点を解消するため
に、本考案者は、さきに実公平4−30889号公報等
所載の鞄を提供した。
ときの肩掛けバンドと、背負い鞄として使用するときの
背負いバンドを各別に備えたものの欠点を解消するため
に、本考案者は、さきに実公平4−30889号公報等
所載の鞄を提供した。
【0003】それは、図6に示すように、鞄本体aが、
上側襠板1に提げ手2を有し、底襠板3に形成した底部
収納部4の近傍に左右小紐5,6を取り付けるととも
に、該鞄本体aの左右側襠板7,7の左右襠ポケット8
(一方は図示していない)の近傍に左右接続バンド9
(一方は図示していない)を取り付け、かつ、鞄本体a
の背面板10の上辺部左右に連結帯片11と連結環12
を取り付けてなり、また、対をなす左右幅広バンド1
3,14が、その各一端に連結環15,16を備えると
ともに、一方の幅広バンド13の他端に連結環17を取
り付け、他方の幅広バンド14の他端18にはかかる連
結環を取り付けていない構成からなる。
上側襠板1に提げ手2を有し、底襠板3に形成した底部
収納部4の近傍に左右小紐5,6を取り付けるととも
に、該鞄本体aの左右側襠板7,7の左右襠ポケット8
(一方は図示していない)の近傍に左右接続バンド9
(一方は図示していない)を取り付け、かつ、鞄本体a
の背面板10の上辺部左右に連結帯片11と連結環12
を取り付けてなり、また、対をなす左右幅広バンド1
3,14が、その各一端に連結環15,16を備えると
ともに、一方の幅広バンド13の他端に連結環17を取
り付け、他方の幅広バンド14の他端18にはかかる連
結環を取り付けていない構成からなる。
【0004】この鞄を、背負い鞄として使用するには、
一方の幅広バンド13の連結環17と背面板10の連結
帯片11とを連結するとともに、他方の幅広バンド14
の他端18と背面板10の連結環12とを連結し、か
つ、幅広バンド13,14の連結環15,16と小紐
5,6を連結して、左右一対の背負いバンドとするもの
であり、また、肩掛け鞄として使用するには、幅広バン
ド13の連結環17と幅広バンド14の他端18とを連
結するとともに、両バンド13,14の連結環15,1
6を左右接続バンド9(一方は図示していない)に接続
して、肩掛けバンドとするものである。
一方の幅広バンド13の連結環17と背面板10の連結
帯片11とを連結するとともに、他方の幅広バンド14
の他端18と背面板10の連結環12とを連結し、か
つ、幅広バンド13,14の連結環15,16と小紐
5,6を連結して、左右一対の背負いバンドとするもの
であり、また、肩掛け鞄として使用するには、幅広バン
ド13の連結環17と幅広バンド14の他端18とを連
結するとともに、両バンド13,14の連結環15,1
6を左右接続バンド9(一方は図示していない)に接続
して、肩掛けバンドとするものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これら背負い
バンドまたは肩掛けバンドを形成することが比較的面倒
であり、しかも、特に肩掛け鞄として使用する状態にお
いて、比較的長い小紐5,6を底部収納部4に収納せず
に外方に垂らしたままにする傾向があって不体裁であ
り、また、底部収納部4に小紐5,6を収納したときは
鞄本体aの底部を膨出させて不安定になるという欠点が
あった。
バンドまたは肩掛けバンドを形成することが比較的面倒
であり、しかも、特に肩掛け鞄として使用する状態にお
いて、比較的長い小紐5,6を底部収納部4に収納せず
に外方に垂らしたままにする傾向があって不体裁であ
り、また、底部収納部4に小紐5,6を収納したときは
鞄本体aの底部を膨出させて不安定になるという欠点が
あった。
【0006】本考案の目的は一対の幅広バンドによる背
負いバンドおよび肩掛けバンドの形成および鞄本体への
着脱を簡単にできるようにすることにある。本考案の他
の目的は、外方に垂れることになる小紐をなくし、さら
に、上記一対の幅広バンドを背面ポケットに収納するこ
とができるようにするとともに、鞄本体に取り付けてあ
るバンド連結用の雌雄係止具を当該ポケットに挿入でき
るようにし、これによって、手提げ鞄として使用すると
き、これら幅広バンドや雌雄係止具が外部に不体裁に露
出しないようにすることにある。
負いバンドおよび肩掛けバンドの形成および鞄本体への
着脱を簡単にできるようにすることにある。本考案の他
の目的は、外方に垂れることになる小紐をなくし、さら
に、上記一対の幅広バンドを背面ポケットに収納するこ
とができるようにするとともに、鞄本体に取り付けてあ
るバンド連結用の雌雄係止具を当該ポケットに挿入でき
るようにし、これによって、手提げ鞄として使用すると
き、これら幅広バンドや雌雄係止具が外部に不体裁に露
出しないようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案鞄の鞄本体bは、
上側襠板20に提げ手21を備えるとともに左右襠板2
2,23に左右襠ポケット24,25を備え、かつ、次
の構成からなる。背面板b′の一側辺縁に、差込み操作
により係止し合い押圧操作によりその係止を解除する型
の合成樹脂製の一対の雌雄係止具26,27を、その背
面板b′の外面のほぼ全域を覆う背面ポケットcの開口
dに対し抜き挿し自在にして取り付けている。背面板
b′の他側辺縁側に、上記雌雄係止具26,27と同じ
型で合成樹脂製の雌雄係止具28,29を、背面ポケッ
トの外面であって該雌雄係止具28,29側に近接する
位置に重合縫着した補強バンドの小開口に対し抜き挿し
自在にして取り付けている。上記襠板22,23に、上
記雌雄係止具26,27と同じ型で合成樹脂製の雌雄係
止具31,32を左右襠ポケット24,25に対し抜き
挿し自在にして取り付けている。
上側襠板20に提げ手21を備えるとともに左右襠板2
2,23に左右襠ポケット24,25を備え、かつ、次
の構成からなる。背面板b′の一側辺縁に、差込み操作
により係止し合い押圧操作によりその係止を解除する型
の合成樹脂製の一対の雌雄係止具26,27を、その背
面板b′の外面のほぼ全域を覆う背面ポケットcの開口
dに対し抜き挿し自在にして取り付けている。背面板
b′の他側辺縁側に、上記雌雄係止具26,27と同じ
型で合成樹脂製の雌雄係止具28,29を、背面ポケッ
トの外面であって該雌雄係止具28,29側に近接する
位置に重合縫着した補強バンドの小開口に対し抜き挿し
自在にして取り付けている。上記襠板22,23に、上
記雌雄係止具26,27と同じ型で合成樹脂製の雌雄係
止具31,32を左右襠ポケット24,25に対し抜き
挿し自在にして取り付けている。
【0008】一対の幅広バンドが、一端に上記雌雄係止
具26,27と同じ型で合成樹脂製の雌雄係止具37,
38を取り付け、他端には、二つ折り長さを尾錠枠4
1,42で調整することを可能にした小紐を接続延長
し、その小紐に上記雌雄係止具26,27と同じ型で合
成樹脂製の雌雄係止具39,40を摺動自在に取り付け
ている。
具26,27と同じ型で合成樹脂製の雌雄係止具37,
38を取り付け、他端には、二つ折り長さを尾錠枠4
1,42で調整することを可能にした小紐を接続延長
し、その小紐に上記雌雄係止具26,27と同じ型で合
成樹脂製の雌雄係止具39,40を摺動自在に取り付け
ている。
【0009】
【作用】背負い鞄として使用するときには、幅広バンド
33,34の雌雄係止具37,38を鞄本体bの係止具
26,27に差し込み連結するとともに、小紐35,3
6の雌雄係止具39,40を同じく鞄本体bの係止具2
8,29に差し込み連結することによって背負いバンド
43,44を形成し、図2の状態にして簡単に背負うこ
とができる。
33,34の雌雄係止具37,38を鞄本体bの係止具
26,27に差し込み連結するとともに、小紐35,3
6の雌雄係止具39,40を同じく鞄本体bの係止具2
8,29に差し込み連結することによって背負いバンド
43,44を形成し、図2の状態にして簡単に背負うこ
とができる。
【0010】肩掛け鞄として使用するときには、幅広バ
ンド33,34を、互いの雌雄係止具37,38により
接続して1本にするとともに、小紐35,36の雌雄係
止具39,40を鞄本体bの雌雄係止具31,32に差
し込み連結することによって、肩掛けバンド45を形成
し、図3の状態にして簡単に使用できる。
ンド33,34を、互いの雌雄係止具37,38により
接続して1本にするとともに、小紐35,36の雌雄係
止具39,40を鞄本体bの雌雄係止具31,32に差
し込み連結することによって、肩掛けバンド45を形成
し、図3の状態にして簡単に使用できる。
【0011】手提げ鞄として使用するには、幅広バンド
33,34を小紐35,36とともに背面ポケットcに
収納するとともに、雌雄係止具26,27を開口dに、
雌雄係止具28,29を小開口f,fに、また雌雄係止
具31,32を左右襠ポケット24,25に挿入するこ
とにより、従来のようにこれらを外部にぶら下げる不体
裁をなくし(図4,5)、提げ手21を把持し手提げ鞄
として携行できる。
33,34を小紐35,36とともに背面ポケットcに
収納するとともに、雌雄係止具26,27を開口dに、
雌雄係止具28,29を小開口f,fに、また雌雄係止
具31,32を左右襠ポケット24,25に挿入するこ
とにより、従来のようにこれらを外部にぶら下げる不体
裁をなくし(図4,5)、提げ手21を把持し手提げ鞄
として携行できる。
【0012】
【実施例】bは鞄本体で、上側襠板20に提げ手21を
備えるとともに、左右襠板22,23に左右襠ポケット
24,25を備えている。26,27は、鞄本体bさら
に具体的には該鞄本体bの背面板b′の左辺縁上下に所
要の間隔をおいて取り付けた雌雄係止具で、この係止具
26,27は差込み操作によって係止し合い押圧操作に
よりその係止を解除する型の合成樹脂製のものであり、
かつ、これらは、基端を背面板b′に縫着した二つ折り
連結帯片26′,27′に取り付けてある。
備えるとともに、左右襠板22,23に左右襠ポケット
24,25を備えている。26,27は、鞄本体bさら
に具体的には該鞄本体bの背面板b′の左辺縁上下に所
要の間隔をおいて取り付けた雌雄係止具で、この係止具
26,27は差込み操作によって係止し合い押圧操作に
よりその係止を解除する型の合成樹脂製のものであり、
かつ、これらは、基端を背面板b′に縫着した二つ折り
連結帯片26′,27′に取り付けてある。
【0013】cは背面板b′の外面ほぼ全域を覆うよう
に形成した背面ポケットで、その開口dを背面板b′の
左辺縁の近くに位置させ、スライドフアスナーeで開閉
自在にしている。上記係止具26,27は、連結帯片2
6′,27′を折り曲げることによって開口d内に挿入
できる(図3,4)。
に形成した背面ポケットで、その開口dを背面板b′の
左辺縁の近くに位置させ、スライドフアスナーeで開閉
自在にしている。上記係止具26,27は、連結帯片2
6′,27′を折り曲げることによって開口d内に挿入
できる(図3,4)。
【0014】28,29は、鞄本体bの右辺縁上下に所
要の間隔をおいて取り付けた雌雄係止具で、上記係止具
26,27と同じく差込み操作によって係止し合い押圧
操作によりその係止を解除する型の合成樹脂製のもので
あり、かつ、これら雌雄係止具28,29は、基端を背
面板b′と右襠板23との縫着部分に挟入して同時縫着
した二つ折り連結帯片28′,29′に取り付けてい
る。30は、上記背面ポケットcの外面右側であって雌
雄係止具28,29側に近接する位置に重合縫着した補
強バンドで、該雌雄係止具28,29に対向する部分を
縫着することなく、そこに小開口f,fを設け、これら
に雌雄係止具28,29を挿入することができるように
してある(図3,4)。
要の間隔をおいて取り付けた雌雄係止具で、上記係止具
26,27と同じく差込み操作によって係止し合い押圧
操作によりその係止を解除する型の合成樹脂製のもので
あり、かつ、これら雌雄係止具28,29は、基端を背
面板b′と右襠板23との縫着部分に挟入して同時縫着
した二つ折り連結帯片28′,29′に取り付けてい
る。30は、上記背面ポケットcの外面右側であって雌
雄係止具28,29側に近接する位置に重合縫着した補
強バンドで、該雌雄係止具28,29に対向する部分を
縫着することなく、そこに小開口f,fを設け、これら
に雌雄係止具28,29を挿入することができるように
してある(図3,4)。
【0015】31,32は、基端を左右襠ポケット2
4,25の上方至近位置に縫着した二つ折り連結帯片3
1′,32′に取り付けた雌雄係止具で、上記係止具2
6,27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧
操作によりその係止を解除する型の合成樹脂製のもので
あり、これら雌雄係止具31,32は、上記左右襠ポケ
ット24,25に挿入できるようになっている(図4,
5)。
4,25の上方至近位置に縫着した二つ折り連結帯片3
1′,32′に取り付けた雌雄係止具で、上記係止具2
6,27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧
操作によりその係止を解除する型の合成樹脂製のもので
あり、これら雌雄係止具31,32は、上記左右襠ポケ
ット24,25に挿入できるようになっている(図4,
5)。
【0016】33,34は、遊端に小紐35,36を接
続延長し、基端に雌雄係止具37,38を取り付けた幅
広バンドで、この係止具37,38は上記係止具26,
27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧操作
によってその係止を解除する型の合成樹脂製のものであ
る。
続延長し、基端に雌雄係止具37,38を取り付けた幅
広バンドで、この係止具37,38は上記係止具26,
27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧操作
によってその係止を解除する型の合成樹脂製のものであ
る。
【0017】上記小紐35,36は、その二つ折り長さ
を尾錠枠41,42で適宜調整することを可能にしてあ
り、かつ、この小紐35,36には、上記係止具26,
27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧操作
によってその係止を解除する型の合成樹脂製の雌雄係止
具39,40を摺動自在に取り付けている。したがっ
て、小紐35,36は、尾錠枠41,42で二つ折り長
さを適宜調整することにより、幅広バンド33,34の
使用上の長さ、換言すると、雌雄係止具37,38と3
9,40の間隔を自由に設定できる。
を尾錠枠41,42で適宜調整することを可能にしてあ
り、かつ、この小紐35,36には、上記係止具26,
27等と同じく差込み操作によって係止し合い押圧操作
によってその係止を解除する型の合成樹脂製の雌雄係止
具39,40を摺動自在に取り付けている。したがっ
て、小紐35,36は、尾錠枠41,42で二つ折り長
さを適宜調整することにより、幅広バンド33,34の
使用上の長さ、換言すると、雌雄係止具37,38と3
9,40の間隔を自由に設定できる。
【0018】本考案鞄を背負い鞄として使用するときに
は、幅広バンド33,34の雌雄係止具37,38を鞄
本体bの係止具26,27に差し込み連結するととも
に、小紐35,36の雌雄係止具39,40を同じく鞄
本体bの係止具28,29に差し込み連結する。これに
よって背負いバンド43,44が形成され、図2の状態
にして簡単に背負うことができる。なお、この場合に
は、係止具31,32を左右襠ポケット24,25に挿
入しておく。
は、幅広バンド33,34の雌雄係止具37,38を鞄
本体bの係止具26,27に差し込み連結するととも
に、小紐35,36の雌雄係止具39,40を同じく鞄
本体bの係止具28,29に差し込み連結する。これに
よって背負いバンド43,44が形成され、図2の状態
にして簡単に背負うことができる。なお、この場合に
は、係止具31,32を左右襠ポケット24,25に挿
入しておく。
【0019】本考案鞄を肩掛け鞄として使用するときに
は、幅広バンド33,34を、互いの雌雄係止具37,
38により接続して1本にするとともに、小紐35,3
6の雌雄係止具39,40を鞄本体bの雌雄係止具3
1,32に差し込み連結する。これによって、肩掛けバ
ンド45が形成され、図3の状態にして簡単に使用でき
る。この場合は、雌雄係止具26,27,28,29を
開口dおよび小開口f,fに挿入しておく。
は、幅広バンド33,34を、互いの雌雄係止具37,
38により接続して1本にするとともに、小紐35,3
6の雌雄係止具39,40を鞄本体bの雌雄係止具3
1,32に差し込み連結する。これによって、肩掛けバ
ンド45が形成され、図3の状態にして簡単に使用でき
る。この場合は、雌雄係止具26,27,28,29を
開口dおよび小開口f,fに挿入しておく。
【0020】本考案鞄を手提げ鞄として使用するには、
幅広バンド33,34を小紐35,36とともに開口d
を通じて背面ポケットcに収納するとともに、雌雄係止
具26,27を上記開口dに、雌雄係止具28,29を
小開口f,fに、また雌雄係止具31,32を上記左右
襠ポケット24,25に挿入する(図4,5)。これに
よって、上側襠板20の提げ手21を把持し手提げ鞄と
して携行できるものである。
幅広バンド33,34を小紐35,36とともに開口d
を通じて背面ポケットcに収納するとともに、雌雄係止
具26,27を上記開口dに、雌雄係止具28,29を
小開口f,fに、また雌雄係止具31,32を上記左右
襠ポケット24,25に挿入する(図4,5)。これに
よって、上側襠板20の提げ手21を把持し手提げ鞄と
して携行できるものである。
【0021】
【考案の効果】以上述べたところから明らかなように、
本考案によれば次の効果を奏する。一対の幅広バンドに
よる背負いバンドおよび肩掛けバンドの形成および鞄本
体への着脱を、差込み操作により互いに係止し合い、押
圧操作によりその係止を解除する雌雄係止具によってき
わめて簡単にでき、したがって、背負い鞄,肩掛け鞄あ
るいは手提げ鞄として即座に使い分けでき便利である。
本考案によれば次の効果を奏する。一対の幅広バンドに
よる背負いバンドおよび肩掛けバンドの形成および鞄本
体への着脱を、差込み操作により互いに係止し合い、押
圧操作によりその係止を解除する雌雄係止具によってき
わめて簡単にでき、したがって、背負い鞄,肩掛け鞄あ
るいは手提げ鞄として即座に使い分けでき便利である。
【0022】一対の幅広バンドは背面ポケットに収納す
ることができ、鞄本体に取り付けてある上記各雌雄係止
具は、背面ポケットの開口,補強バンドの小開口または
左右襠ポケットに抜き挿し自在にしてあるから、必要な
ものだけを抜き出して使用し、不用なものはそのまま挿
し込み状態にしておくことができるから邪魔にならない
とともに体裁を損なうこともない。
ることができ、鞄本体に取り付けてある上記各雌雄係止
具は、背面ポケットの開口,補強バンドの小開口または
左右襠ポケットに抜き挿し自在にしてあるから、必要な
ものだけを抜き出して使用し、不用なものはそのまま挿
し込み状態にしておくことができるから邪魔にならない
とともに体裁を損なうこともない。
【0023】背面板の背面ポケットの外面であって該雌
雄係止具28,29側に近接する位置に補強バンドを重
合縫着し、背負い鞄とした場合、その補強バンドが腰の
辺りに当接するようにしておくことにより、鞄本体の当
該部分を補強できるとともに、手提げ鞄または肩掛け鞄
とした場合、雌雄係止具28,29を、その補強バンド
の小開口に挿し込んでおくことができて至便である。
雄係止具28,29側に近接する位置に補強バンドを重
合縫着し、背負い鞄とした場合、その補強バンドが腰の
辺りに当接するようにしておくことにより、鞄本体の当
該部分を補強できるとともに、手提げ鞄または肩掛け鞄
とした場合、雌雄係止具28,29を、その補強バンド
の小開口に挿し込んでおくことができて至便である。
【0024】一対の幅広バンドの他端に、二つ折り長さ
を尾錠枠41,42で調整することを可能にした小紐を
接続延長し、その小紐に雌雄係止具39,40を摺動自
在に取り付けているので、背負いバンドまたは肩掛けバ
ンドとしたときにおける全体の長さを、上記尾錠枠4
1,42によって容易に調整でき便利である。
を尾錠枠41,42で調整することを可能にした小紐を
接続延長し、その小紐に雌雄係止具39,40を摺動自
在に取り付けているので、背負いバンドまたは肩掛けバ
ンドとしたときにおける全体の長さを、上記尾錠枠4
1,42によって容易に調整でき便利である。
【図1】本考案の実施例を示すもので、鞄本体と幅広バ
ンドを分離して示した全体の斜視図である。
ンドを分離して示した全体の斜視図である。
【図2】同上の背負い鞄とした状態の斜視図である。
【図3】同上の肩掛け鞄のとした状態の斜視図である。
【図4】同上の手提げ鞄とした状態の背面斜視図であ
る。
る。
【図5】同上の正面斜視図である。
【図6】従来公知の鞄の鞄本体と幅広バンドを分離して
示した全体の斜視図である。
示した全体の斜視図である。
b 鞄本体 b′ 背面板 c ポケット d 開口 f 小開口 20 上側襠板 21 提げ手 22,23 左右襠板 24,25 左右襠ポケット 26,27 雌雄係止具 28,29 雌雄係止具 30 補強バンド 31,32 雌雄係止具 3,34 幅広バンド 5,36 小紐 37,38 雌雄係止具 39,40 雌雄係止具
Claims (1)
- 【請求項1】上側襠板に提げ手を備えるとともに左右襠
板に左右襠ポケットを備えた鞄本体が、 背面板の一側辺縁に、差込み操作により係止し合い押圧
操作によりその係止を解除する型の合成樹脂製の一対の
雌雄係止具26,27を、その背面板の外面のほぼ全域
を覆う背面ポケットの開口に対し抜き挿し自在にして取
り付け、 背面板の他側辺縁側に、上記雌雄係止具26,27と同
じ型で合成樹脂製の雌雄係止具28,29を、背面ポケ
ットの外面であって該雌雄係止具28,29側に近接す
る位置に重合縫着した補強バンドの小開口に対し抜き挿
し自在にして取り付け、 左右襠板に、上記雌雄係止具26,27と同じ型で合成
樹脂製の雌雄係止具31,32を左右襠ポケットの開口
に対し抜き挿し自在にして取り付けてなり、一対の幅広バンドが、 一端に上記雌雄係止具26,27と同じ型で合成樹脂製
の雌雄係止具37,38を取り付け、他端には、二つ折
り長さを尾錠枠41,42で調整することを可能にした
小紐を接続延長し、その小紐に上記雌雄係止具26,2
7と同じ型で合成樹脂製の雌雄係止具39,40を摺動
自在に取り付けていることを特徴とする鞄。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993030142U JP2515072Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 鞄 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993030142U JP2515072Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 鞄 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682918U JPH0682918U (ja) | 1994-11-29 |
JP2515072Y2 true JP2515072Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=12295523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993030142U Expired - Lifetime JP2515072Y2 (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 鞄 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515072Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6825345B2 (ja) * | 2016-12-14 | 2021-02-03 | マックス株式会社 | エアコンプレッサ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58161526U (ja) * | 1982-04-24 | 1983-10-27 | 金野 隆道 | 背負子 |
JPS63124820U (ja) * | 1987-02-10 | 1988-08-15 | ||
JP3078415U (ja) * | 2000-12-19 | 2001-07-10 | 家 ▲び▼ 胡 | マッサージいすの構造 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP1993030142U patent/JP2515072Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682918U (ja) | 1994-11-29 |
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