JPH043962Y2 - - Google Patents

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JPH043962Y2
JPH043962Y2 JP1988071994U JP7199488U JPH043962Y2 JP H043962 Y2 JPH043962 Y2 JP H043962Y2 JP 1988071994 U JP1988071994 U JP 1988071994U JP 7199488 U JP7199488 U JP 7199488U JP H043962 Y2 JPH043962 Y2 JP H043962Y2
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JP
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opening
sheet
bag body
right sides
bag
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JP1988071994U
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JPH01177136U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主としてポリエチレンや塩化ビニル
樹脂等の軟質合成樹脂製で、且つ底の深い手提袋
に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の手提袋としては、実開昭53−
72613号公報にて提案され、また、第7図にも示
すように前面シート31と後面シート32と左右
の側面シート33と底面シート34とから成る軟
質合成樹脂製の袋本体35を形成し、この袋本体
35の前面シート31及び後面シート32の上部
開放端側に内向きの折返片36付き前面口部37
及び後面口部38を設け、この前面口部37及び
後面口部38の左右両側部に手提紐39を外側か
ら内側へ夫々差し通し、この各手提紐39の両端
に結び目40等を設けて、各手提紐39の両端を
前面口部37及び後面口部38の左右両側部内面
に夫々係止していた。
(考案が解決しようとする課題) ところが、袋本体35が軟質合成樹脂で成形さ
れているため、袋本体35の中に品物を入れて手
に下げた際に、品物の重みによつて、袋本体35
の左右の側面シート33が外側へ広がつて、袋本
体35の上部幅が下部幅より広くなり、袋本体3
5が正面略逆台形状になるため、持ちにくいばか
りでなく、外観上の体裁が悪く、フアツシヨン性
に劣つていた。
そこで、本考案は、上述のような問題点を解決
すべく案出されたもので、袋本体の中に品物を入
れて手に下げた際に、品物の重みによつて、袋本
体の左右の側面シートが外側方へ広がるのを防止
して、持ち易く、且つフアツシヨン性に極めて優
れた手提袋を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上述のような目的を達成するため
に、軟質合成樹脂製の袋本体の前面シート及び後
面シートの上部開放端側に設けられた内向きの折
返片付き前面口部及び後面口部の内部左右方向中
央部に補強板を夫々嵌め込んで、この各補強板の
両端部分が位置する前面口部及び後面口部の左右
方向中央部に別々の手提紐の両端側を、差通孔を
介して外側から内側へ夫々差し通し、更に、この
各手提紐の両端側を前面口部及び後面口部の左右
両側部に差通孔を介して内側から外側へ夫々差し
通し、各手提紐の両端にT字状等に夫々連設され
た硬質の係止片にて、各手提紐の両端を前面口部
及び後面口部の左右両側部外面に夫々係止したも
のである。
(作用) 上述のような技術的手段により、袋本体の中に
品物を入れて手に下げた際に、品物の重みによつ
て、各手提紐両端の係止片が内側方へ夫々引張ら
れ、それに伴なつて袋本体の前面シート及び後面
シートの前面口部及び後面口部の左右両側部が内
側方へ引張られて各補強板の両端部分から夫々折
れ曲がり、袋本体の前面シート及び後面シートの
左右両側部の内側縁の上端と下端とを結ぶ線が正
面略台形状になり、袋本体の前面シート及び後面
シートの上部幅と下部幅とが略同一になるように
する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図において、符号1は、ポリエ
チレンや塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂製の袋
本体であつて、この袋本体1は、相対向する前面
シート2及び後面シート3の底部閉鎖端側に適宜
上下幅の底面シート構成用のガゼツト折り部4を
設け、且つ前面シート2及び後面シート3の上部
開放端側には、上下幅が前記ガゼツト折り部4の
半分程度の折返片5を内側へ折り返した前面口部
6及び後面口部7を設け、その後、前記ガゼツト
折り部4、前面口部6、後面口部7を含めた前面
シート2及び後面シート3の左右両側端を接着8
し、前面シート2及び後面シート3の各ガゼツト
折り部4の左右両側端部には、内部に品物を入れ
てガゼツト折り部4が広がつた際に水平な底面シ
ート構成用のシール部9を夫々設けるように形成
されている。
このような袋本体1の前面シート2の前面口部
6、及び後面シート3の後面口部7の左右方向中
央部に、長さが前面シート2及び後面シート3の
左右幅の略半分程度の厚紙製の補強板10を夫々
嵌め込んで、この各補強板10の両端部分が位置
する前面口部6及び後面口部7の左右方向中央部
に別々のポリプロピレン製の手提紐11の両端側
を、差通孔12,13を介して外側から内側へ
夫々差し通し、更に、この各手提紐11の両端側
を前面口部6及び後面口部7の左右両側部に差通
孔14を介して内側から外側へ夫々差し通し、そ
して、各手提紐11の両端にT字状に夫々連設さ
れた硬質のポリプロピレン製の係止片15にて、
各手提紐11の両端を前面口部6及び後面口部7
の左右両側部外面に夫々係止するようにしたもの
である。
また、前記袋本体1は、前面シート2及び後面
シート3の底部閉鎖端側に底面シート構成用のガ
ゼツト折り部4を設け、且つ前面シート2及び後
面シート3の上部開放端側には内向きの折返片5
付き前面口部6及び後面口部7を設け、その後、
前記ガゼツト折り部4、前面口部6、後面口部7
を含めた前面シート2及び後面シート3の左右両
側端を接着8するように形成されているが、これ
に何等限定されることなく、袋本体16として、
第3図及び第4図に示すように、前面シート17
及び後面シート18の左右両側部に適宜左右幅の
側面シート構成用のガゼツト折り部19を設け、
且つ前面シート17及び後面シート18の上部開
放端側には折返片20を内側へ折返した前面口部
21及び後面口部22を設けるように形成しても
良い。この場合、補強板10、手提紐11、係止
片15は前述と同様に取付けられる。
更に、前記各手提紐11両端の係止片15は、
各手提紐11の両端にT字状に夫々連設された硬
質の係止片15にて、各手提紐11の両端を前面
口部6及び後面口部7の左右両側外面に夫々係止
するように形成されているが、これに限らず、各
手提紐11の両端に硬質の釘又は画鋲の頭状や結
び目状等になるように夫々連設された硬質の係止
片15にて、各手提紐11の両端を前面口部6及
びに後面口部7の左右両側部外面に夫々係止する
ように形成することも可能である。
(考案の効果) 本考案は、上述のように構成したから、使用時
には、第5図及び第6図に示すように、袋本体
1,16の中に品物を入れて手に下げた際に、品
物の重みによつて、各手提紐11両端の係止片1
5が内側方へ夫々引張られ、それに伴なつて袋本
体1,16の前面シート2,17及び後面シート
3,18の前面口部6,21及び後面口部7,2
2の左右両側部が、内側方へ引張られて各補強板
10の両端部分から夫々折れ曲がり、袋本体1,
16の前面シート2,17及び後面シート3,1
8の左右両側部の内側縁の上端と下端とを結ぶ線
が正面略台形状になり、袋本体1,16の前面シ
ート2,17及び後面シート3,18の上部幅と
下部幅とが略同一になるため、従来のように袋本
体の左右の側面シートが外側方へ広がることな
く、持ち易く、且つ外観上の体裁が良好でフアツ
シヨン性に極めて優れている。
しかも、袋本体1,16の前面シート2,17
の全面口部2,21及び後面シート3,18の後
面口部7,22の左右方向中央部に別々の手提紐
11の両端側を、差通孔12,13を介して外側
から内側へ夫々差し通し、更に、この各手提紐1
1の両端側を前面口部6,21及び後面口部7,
22の左右両側部に差通孔14を介して内側から
外側へ夫々差し通し、各手提紐11の両端にT字
状等に夫々連設された硬質の係止片15にて、各
手提紐11の両端を前面口部6,21及び後面口
部7,22の左右両側部外面に夫々係止したこと
により、袋本体1,16の中に品物を入れて手に
下げた際に、品物の重みによつて、袋本体1,1
6の前面シート2,17及び後面シート3,18
の前面口部6,21及び後面口部7,22の左右
両側部のみが、別々の手提紐11両端の係止片1
5によつて内側方へ夫々引張られるため、手提紐
11で袋本体1,16の口部全体が巾着の如き引
張られて締付けられることなく、袋本体1,16
の口部の開放操作を容易にすることができる。
更に、本考案の手提袋は軟質合成樹脂製の袋本
体1,16と補強板10と手提紐11とから構成
されているため、構造簡単で、頗る安価に提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は正面図、第2図は同上のA−A矢
視線断面図、第3図は袋本体の他の実施例を示す
正面図、第4図は同上のB−B矢視線断面図、第
5図は使用状態を示す正面図、第6図は同上のC
−C矢視線断面図、第7図は従来例の正面図であ
る。 1,16……袋本体、2,17……前面シー
ト、3,18……後面シート、4,19……ガゼ
ツト折り部、5,20……折返片、6,21……
前面口部、7,22……後面口部、8……接着、
9……シール部、10……補強板、11……手提
紐、12……差通孔、13……差通孔、14……
差通孔、15……係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質合成樹脂製の袋本体の前面シート及び後面
    シートの上部開放端側に設けられた内向きの折返
    片付き前面口部及び後面口部の内部左右方向中央
    部に補強板を夫々嵌め込んで、この各補強板の両
    端部分が位置する前面口部及び後面口部の左右方
    向中央部に別々の手提紐の両端側を、差通孔を介
    して外側から内側へ夫々差し通し、更に、この各
    手提紐の両端側を前面口部及び後面口部の左右両
    側部に差通孔を介して内側から外側へ夫々差し通
    し、各手提紐の両端にT字状等に夫々連設された
    硬質の係止片にて、各手提紐の両端を前面口部及
    び後面口部の左右両側部外面に夫々係止したこと
    を特徴とする手提袋。
JP1988071994U 1988-05-31 1988-05-31 Expired JPH043962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988071994U JPH043962Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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JP1988071994U JPH043962Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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Publication Number Publication Date
JPH01177136U JPH01177136U (ja) 1989-12-18
JPH043962Y2 true JPH043962Y2 (ja) 1992-02-06

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JP1988071994U Expired JPH043962Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5372613U (ja) * 1976-11-13 1978-06-17
JPS59129741U (ja) * 1983-02-21 1984-08-31 ア−ス商会株式会社 縁結び袋

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Publication number Publication date
JPH01177136U (ja) 1989-12-18

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