JPH021062Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021062Y2 JPH021062Y2 JP16274185U JP16274185U JPH021062Y2 JP H021062 Y2 JPH021062 Y2 JP H021062Y2 JP 16274185 U JP16274185 U JP 16274185U JP 16274185 U JP16274185 U JP 16274185U JP H021062 Y2 JPH021062 Y2 JP H021062Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- fastener
- bag
- hook
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 238000009940 knitting Methods 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Slide Fasteners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は収納量に多少に応じて開口部を任意に
調節できるようにしたカバン、袋物等に関するも
のである。
調節できるようにしたカバン、袋物等に関するも
のである。
従来の技術
従来カバン、袋物等において収納量の多少に応
じて開口部を調節できるようにしたものは例えば
実公昭57−1773号公報に示すように、開口部pに
2枚の帯状片A,Bを縫着して折込襠を構成して
収納量の多少に応じて開閉するようにしたものが
知られていた。(第5図参照) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら従来のものは、開口部の構造が複
雑となり縫製に手数がかかり、また外方より折込
襠の縫着部がみえて体裁がよくなく、折込襠部に
埃等が留り易い等の問題点を有していた。
じて開口部を調節できるようにしたものは例えば
実公昭57−1773号公報に示すように、開口部pに
2枚の帯状片A,Bを縫着して折込襠を構成して
収納量の多少に応じて開閉するようにしたものが
知られていた。(第5図参照) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら従来のものは、開口部の構造が複
雑となり縫製に手数がかかり、また外方より折込
襠の縫着部がみえて体裁がよくなく、折込襠部に
埃等が留り易い等の問題点を有していた。
そこで本考案は、前記の問題点を解消して、簡
単な構造で製造に手数のかからない体裁のよい調
節自在の開口部を有するカバンを提供することを
目的としたものである。
単な構造で製造に手数のかからない体裁のよい調
節自在の開口部を有するカバンを提供することを
目的としたものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、前記の問題点を解消するため、第1
図イ,ロに示すようにカバンの少くとも一方の胴
体部1の開口部3に隣接した内周面に、雄型又は
雌型面フアスナー7を固着し、これに第2図およ
び第3図に示すように、スライドフアスナー4を
取付けた襠部に相当する所定の巾を有するフアス
ナーテープ5の少くとも一方のフアスナーテープ
5の側縁部に、雌型又は雄型面フアスナー6を設
けた口部材2,2aの雌型又は雄型面フアスナー
6を係合させて、開口部3に口部材2,2aを装
着することにより、簡単な調節構造で、製造に手
数のかからない、しかも体裁のよいカバンとした
ものである。
図イ,ロに示すようにカバンの少くとも一方の胴
体部1の開口部3に隣接した内周面に、雄型又は
雌型面フアスナー7を固着し、これに第2図およ
び第3図に示すように、スライドフアスナー4を
取付けた襠部に相当する所定の巾を有するフアス
ナーテープ5の少くとも一方のフアスナーテープ
5の側縁部に、雌型又は雄型面フアスナー6を設
けた口部材2,2aの雌型又は雄型面フアスナー
6を係合させて、開口部3に口部材2,2aを装
着することにより、簡単な調節構造で、製造に手
数のかからない、しかも体裁のよいカバンとした
ものである。
実施例
次に本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図イ,ロはいずれも本考案のカバンの側面
図であつて上端部を端面で示したものでロは開口
部の襠部の巾を広くした場合である。カバン本体
の前後は胴体部1,1となつており、開口部3に
は、スライドフアスナー4により開閉可能とした
口部材2が装着しており、カバン本体の両側面に
は襠巾を伸縮可能とした伸縮襠8が設けてある。
そして胴体部1の上端部には提手9が、また両伸
縮襠8の上方位置には着脱自在の肩掛ベルト10
が取付けてある。
図であつて上端部を端面で示したものでロは開口
部の襠部の巾を広くした場合である。カバン本体
の前後は胴体部1,1となつており、開口部3に
は、スライドフアスナー4により開閉可能とした
口部材2が装着しており、カバン本体の両側面に
は襠巾を伸縮可能とした伸縮襠8が設けてある。
そして胴体部1の上端部には提手9が、また両伸
縮襠8の上方位置には着脱自在の肩掛ベルト10
が取付けてある。
次に本考案の特徴とする口部材2について説明
する。第2図は口部材2の側面を示したもので、
口部材2の中央には開閉用のスライドフアスナー
4が設けてあり、その両側には襠部に相当する巾
を有するフアスナーテープ5があり、その左右の
フアスナーテープ5,5の側縁部に長手方向に沿
つて雌型面フアスナー6,6が設けてある。なお
この面フアスナー6はフアスナーテープ5に編成
または織成により一体に構成してもよく、また別
体に構成した面フアスナーをフアスナーテープ上
に取付けてもよい。そしてカバンの前後の胴体部
1,1の開口部3に隣接した内周面に、長手方向
にわたつて口部材2を設けた雌型面フアスナー6
と係合するところの雄型面フアスナー7を取付
け、口部材2を開口部3に装入して、口部材の雌
型面フアスナー6を胴体部の内周面に取付けた雄
型面フアスナー7と係合させてカバンの上面を蔽
つたものである。(第1図イ参照)そしてカバン
の収納量の多少によつて第1図ロに示すように口
部材に設けた面フアスナー6の係合位置を調節し
て開口部3の襠部の巾を調節するようにしたもの
である。また口部材のフアスナーテープ5のカバ
ンの側面に垂下した端部の中央は、カバン本体の
両側面に設けた伸縮襠8,8の中央部とのみ縫着
されているため、伸縮襠8も口部材2の調節に相
応して襠部の巾を伸縮することができるようにな
つている。なお口部材2および胴体部1の内周面
に設ける面フアスナー6は雄型、雌型の面フアス
ナーのどちらを設けてもよく、また第1図に示し
た実施例においては、左右のフアスナーテープ
5,5の各側縁部に面フアスナー6を設けて両方
より開口部3の襠部の巾を調節するようにした
が、第3図に示す口部材2aのように片方のフア
スナーテープの側縁部に面フアスナーを取付け
て、片方より開口部3の襠部の巾を調節するよう
にしてもよい。この時は他方のフアスナーテープ
は胴体部の開口部に縫着することになる。
する。第2図は口部材2の側面を示したもので、
口部材2の中央には開閉用のスライドフアスナー
4が設けてあり、その両側には襠部に相当する巾
を有するフアスナーテープ5があり、その左右の
フアスナーテープ5,5の側縁部に長手方向に沿
つて雌型面フアスナー6,6が設けてある。なお
この面フアスナー6はフアスナーテープ5に編成
または織成により一体に構成してもよく、また別
体に構成した面フアスナーをフアスナーテープ上
に取付けてもよい。そしてカバンの前後の胴体部
1,1の開口部3に隣接した内周面に、長手方向
にわたつて口部材2を設けた雌型面フアスナー6
と係合するところの雄型面フアスナー7を取付
け、口部材2を開口部3に装入して、口部材の雌
型面フアスナー6を胴体部の内周面に取付けた雄
型面フアスナー7と係合させてカバンの上面を蔽
つたものである。(第1図イ参照)そしてカバン
の収納量の多少によつて第1図ロに示すように口
部材に設けた面フアスナー6の係合位置を調節し
て開口部3の襠部の巾を調節するようにしたもの
である。また口部材のフアスナーテープ5のカバ
ンの側面に垂下した端部の中央は、カバン本体の
両側面に設けた伸縮襠8,8の中央部とのみ縫着
されているため、伸縮襠8も口部材2の調節に相
応して襠部の巾を伸縮することができるようにな
つている。なお口部材2および胴体部1の内周面
に設ける面フアスナー6は雄型、雌型の面フアス
ナーのどちらを設けてもよく、また第1図に示し
た実施例においては、左右のフアスナーテープ
5,5の各側縁部に面フアスナー6を設けて両方
より開口部3の襠部の巾を調節するようにした
が、第3図に示す口部材2aのように片方のフア
スナーテープの側縁部に面フアスナーを取付け
て、片方より開口部3の襠部の巾を調節するよう
にしてもよい。この時は他方のフアスナーテープ
は胴体部の開口部に縫着することになる。
また第4図に示すように胴体部1の内周面の適
所に小物入袋11を取付けておき、その上方の面
フアスナーの係合を解き手を挿入することによ
り、スライドフアスナー4を開放することなく簡
単に小物を取出すようにすることもできる。
所に小物入袋11を取付けておき、その上方の面
フアスナーの係合を解き手を挿入することによ
り、スライドフアスナー4を開放することなく簡
単に小物を取出すようにすることもできる。
なお本考案のカバンの胴体部1の内周面に取付
ける面フアスナー7の巾および口部材2に設ける
面フアスナー6の巾は、開口部3の調節する巾お
よびカバンの大きさ、種類によつて異なつてくる
ものであるが、調節しても常に係合した面フアス
ナーが必要な接合強度を保持するように夫々の巾
を決めることが必要である。
ける面フアスナー7の巾および口部材2に設ける
面フアスナー6の巾は、開口部3の調節する巾お
よびカバンの大きさ、種類によつて異なつてくる
ものであるが、調節しても常に係合した面フアス
ナーが必要な接合強度を保持するように夫々の巾
を決めることが必要である。
考案の効果
本考案は、カバンの開口部に口部材を面フアス
ナーにより装着し、面フアスナーの係合位置を変
えることにより開口部の巾を収納量の多少によつ
て調節できるようにしたため、調節構造が簡単と
なると共に、縫着手数が省略できるので製造に手
数がかからず、また調節用の折込部等がないた
め、外方よりみて体裁がよい等極めて優れた実用
的効果を有する考案である。
ナーにより装着し、面フアスナーの係合位置を変
えることにより開口部の巾を収納量の多少によつ
て調節できるようにしたため、調節構造が簡単と
なると共に、縫着手数が省略できるので製造に手
数がかからず、また調節用の折込部等がないた
め、外方よりみて体裁がよい等極めて優れた実用
的効果を有する考案である。
第1図イ,ロはいずれも本考案のカバンの側面
図、第2図は本考案の口部材の正面図、第3図は
同じく他の実施例の口部材の正面図、第4図は小
物入袋を設けたカバンの断面図、第5図は公知の
開口部に取付けた口部材の断面図である。 1……胴体部、2,2a……口部材、3……開
口部、4……スライドフアスナー、5……フアス
ナーテープ、6,7……面フアスナー、8……伸
縮襠。
図、第2図は本考案の口部材の正面図、第3図は
同じく他の実施例の口部材の正面図、第4図は小
物入袋を設けたカバンの断面図、第5図は公知の
開口部に取付けた口部材の断面図である。 1……胴体部、2,2a……口部材、3……開
口部、4……スライドフアスナー、5……フアス
ナーテープ、6,7……面フアスナー、8……伸
縮襠。
Claims (1)
- カバンの少くとも一方の胴体部1の開口部3に
隣接した内周面に、雄型又は雌型面フアスナー7
を固着し、これにスライドフアスナー4を取付け
た襠部に相当する所定巾のフアスナーテープ5の
少くとも一方のフアスナーテープ5の側縁部に、
雌型又は雄型面フアスナー6を設けた口部材2,
2aの雌型又は雄型面フアスナー6を係合させ
て、開口部3に口部材2,2aを装着したことを
特徴とするカバン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16274185U JPH021062Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16274185U JPH021062Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6270818U JPS6270818U (ja) | 1987-05-06 |
JPH021062Y2 true JPH021062Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=31090293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16274185U Expired JPH021062Y2 (ja) | 1985-10-23 | 1985-10-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH021062Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6705530B1 (ja) | 2019-05-15 | 2020-06-03 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水酸基末端ウレタンプレポリマー含有溶液とその製造方法、粘着剤、および粘着シートとその製造方法 |
-
1985
- 1985-10-23 JP JP16274185U patent/JPH021062Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6270818U (ja) | 1987-05-06 |
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