JPS5917836Y2 - たとう - Google Patents

たとう

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Publication number
JPS5917836Y2
JPS5917836Y2 JP6465082U JP6465082U JPS5917836Y2 JP S5917836 Y2 JPS5917836 Y2 JP S5917836Y2 JP 6465082 U JP6465082 U JP 6465082U JP 6465082 U JP6465082 U JP 6465082U JP S5917836 Y2 JPS5917836 Y2 JP S5917836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
sheet portion
piece
sheet part
folded
Prior art date
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Expired
Application number
JP6465082U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58167075U (ja
Inventor
秋義 松本
Original Assignee
あづま姿株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by あづま姿株式会社 filed Critical あづま姿株式会社
Priority to JP6465082U priority Critical patent/JPS5917836Y2/ja
Publication of JPS58167075U publication Critical patent/JPS58167075U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5917836Y2 publication Critical patent/JPS5917836Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はきもの等を包装してたんすに仕舞うたとう(
畳紙)に関する。
この種のたとうの代表的なものとしては、第8図に示す
ように、たとう本体20の後端辺に蓋片21を連出して
三方開口周縁部をスライド式ファスナー22で閉合する
形態のものが、例えば実公昭40−8234号公報等に
おいてよく知られている。
これで問題になるのは、たとう本体20および蓋片21
を合成樹脂繊維からなる不織布シートで形成して安価に
仕上げようとしているのに対し、スライド式ファスナー
22が高価について全体にコストアップを招く。
それにスライド式ファスナー22の雌雄構成部材をたと
う本体20と蓋片21との三方開口周縁に縫着する手間
が面倒な点である。
更には、図示する如き折り込み片23を一般に備えては
いるものの、スライド式ファスナー22の操作時にこれ
が着物をかんで傷つけるおそれがある。
そうでなくても着物を傷つけるのではないか、という不
安感を需要者に与えるところにも問題があった。
そこで、従来から例えば実公昭47−1431号公報な
どにおいて、第9図に示すようにスライド式ファスナー
を一切使用しないで、たとう本体20にきものを収納し
たのち、紐24やベルベット式ファスナー25を使用し
て蓋片21でたとう本体20の開口上面を開閉自在に閉
合する形態のものが提案されている。
しかし、紐24を縫着したり、ベルベット式ファスナー
25の雌雄構成部材を縫着する手間が面倒なうえに、部
品点数が多くて結局コスト高になるを避けられない。
きものを傷つけない、という不安感が解消されるだけで
ある。
それに、たとう本体20や蓋片21を不織布製にした場
合、ベルベット式ファスナー25の係着力が強すぎてこ
れの雌雄構成部材の縫着個所が痛みやすい。
この考案はかかる事実に着目して、高価で縫製も面倒な
スライド式ファスナーやベルベット式ファスナーを一切
使用しないで、使い勝手がよくて安価できものを傷つけ
るおそれもない、そんなたとうを提供しようとするもの
である。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、本案たとう
は第1図に示す展開状態において、左右幅L188cm
、前後長さL2が103 cm程度の方形の合成樹脂繊
維からなる不織布シート1の前後に、左右方向に走る2
本の内折れ線2,3を平行に入れて、中央に前後長さL
3が37cm程度の下面シート部4を、下面シート部4
の後方に同じく前後長さL4が37cm程度の上面シー
ト部5を下面シート部4の前方に前後長さL5が29c
m程度の折り込み片6を、それぞれ一連に形成する。
不織布シート1の左右端縁および前後端縁にバイアステ
ープ7a、7b、7C,7dを縫着する。
下面シート部4の左右端辺に内向きに折り込まれる。
同じく不織布シートからなる一対の重ね片8,8の基端
を前記バイアステープ7a、7bを介して片持ち状に縫
着する。
但し、各重ね片8は基端側の前後長さが連出端側の前後
長さよりも大きい平面台形状にして、基端側の前後が折
り込みシート部6と上面シート部5とにかかつて縫着さ
れたものとする。
符号8a、8aはこの重ね片8の前後における両シート
部5,6にラップするラップ部分を示す。
そして、上面シート部5の内面には後方の左右隅部にお
いて、幅が12cm程度の比較的広幅の不織布製帯状シ
ート片9,9を配し各シート片9の両端を上面シート部
5の後端辺と左右方向の端辺とに前記バイアステープ7
a 、7 b 、7 dを介して縫着する。
各シート片9は余裕の長さを有し、上面シート部5と各
シート片9との間に5crn程度の厚みのものが充分に
挿通できる空間10を設ける。
そして、上面シート部5には前記内折り線3に近い個所
に透明窓11を形成したものとなっている。
以上のようにした本案たとうの使用に際しては、まず下
面シート部4に対して上面シート部5、折り込みシート
部6、そして左右の重ね片8,8も外開きの展開状態に
したうえで、第2図に示す如く所定の要領で折り畳んだ
きものAを下面シート部4の上に載せ、次に左右の重ね
片8,8、折り込みシート部6、上面シート部5の順に
これらをきものAの上に折り重ねる。
そして最後に、第4図に示すように下面シート部4、折
り込みシート部6および各重ね片8がラップする左右の
各角隅部12を上面シート部5と各シート片9との間に
形成された空間10にそれぞれ差し込む。
しがるときは、通常5cnn程度に平畳みされたきもの
Aの厚みで前記角隅部12が上面シート部5と各シート
片9との間に比較的緊密状に挿通されて各角隅部12と
上面シート部5の角隅部との保合状態がよく維持され、
上面シート部5が不測に開くことはない。
また、左右の各重ね片8の前後に設けたラップ部分8a
、8aの介在により、各内折り線2,3の左右端部もよ
く塞がれ外部に通じる隙間が生じない。
また、透明窓11は折り込み片6の前端辺で塞がれるこ
とがない位置にあって、この透明窓11を介してきもの
Aの一部が外部から透視できる。
図示例の本案たとうの全容は以上のようになっているが
、細部の点については適宜設計変更可能であり、和装用
の帯を専用に収納する保存袋としてもよいし、洋服の保
存袋として使用してもよく、その場合には全体の寸法に
変更が生じることは充分に予想するところである。
また、前記シート片9は、図示例の如く帯状にしておけ
ば、前記角隅部12を挿通したのち、上面シート部5の
隅部側からつまんで角隅部12の差し込みを完全なもの
にするに便利ではあるが、例えば第7図に示すように、
各シート片9を三角形状にしてその二等辺を上面シート
部5の後方の左右の各隅部の直交辺にそれぞれ縫着し、
三角形の袋状空間10を形成するようしてもよいであろ
う。
この場合は体裁がよくなる。
その他、下面シート部4に上面シート部5、折り込みシ
ート部6、左右の各重ね片8をそれぞれまちを設けて連
設してもよいし、シート片9を含むこれら構成部材を不
織布シートに代えて他の布地からなるものとしてもよい
以上説明したように、この考案によれば、上面シート部
5の後方の左右隅部の内面にシート片9,9を付設して
、上面シート部5と各シート片9との間に形成される空
間10に、内部にきものAを収納した状態で符号12で
示す角隅部を挿通することにより、上面シート部5を閉
合状態に維持する形態としたので、構造が極めて簡単で
安価に製作でき、使い勝手もよく、きものAを傷つける
おそれや不安感も皆無であり、実用的効果大なるものと
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るたとうの展開図、第2図は本案た
とうにきものを収納する途中の状態を示す斜視図、第3
図は下面側からみた要部の斜視図、第4図はきものを完
全に収納した状態での外観斜視図、第5図は第1図にお
けるv−V線断面図、第6図は第1図におけるVI−V
I線断面図である。 第7図は本考案の別実施例を示す要部の斜視図である。 第8図と第9図はそれぞれ異なる従来例を示す斜視図で
ある。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)左右横長の下面シート部4と、下面シート部4の
    後端辺に内折り線3を介して連設される上面シート部5
    と、下面シート部4の前端辺に内折り線2を介して連設
    される折り込みシート部6と、下面シート部4の左右端
    辺に付設されて内向きに折り込まれる重ね片8,8と、
    上面シート部5の後方の左右隅部の内面側において両端
    が上面シート部5の後端辺と左右の端辺とに連結される
    シート片9,9とからなるたとう。
  2. (2)1枚の方形の合成樹脂製不織布シート1の前後に
    、左右方向に走る内折り線2,3を入れて下面シート部
    4と上面シート部5と折り込みシート部6とを一連に形
    成してなるたとう。
JP6465082U 1982-04-30 1982-04-30 たとう Expired JPS5917836Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465082U JPS5917836Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 たとう

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6465082U JPS5917836Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 たとう

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167075U JPS58167075U (ja) 1983-11-07
JPS5917836Y2 true JPS5917836Y2 (ja) 1984-05-23

Family

ID=30074667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6465082U Expired JPS5917836Y2 (ja) 1982-04-30 1982-04-30 たとう

Country Status (1)

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JP (1) JPS5917836Y2 (ja)

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JPS58167075U (ja) 1983-11-07

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