JPS636163Y2 - - Google Patents

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JPS636163Y2
JPS636163Y2 JP19852985U JP19852985U JPS636163Y2 JP S636163 Y2 JPS636163 Y2 JP S636163Y2 JP 19852985 U JP19852985 U JP 19852985U JP 19852985 U JP19852985 U JP 19852985U JP S636163 Y2 JPS636163 Y2 JP S636163Y2
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JP
Japan
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band
sleeve storage
sleeve
sleeves
clip
Prior art date
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Expired
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JP19852985U
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English (en)
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JPS62106912U (ja
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Publication of JPS636163Y2 publication Critical patent/JPS636163Y2/ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
  • Outer Garments And Coats (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、袖収納帯に関するものである。より
詳しくは、和服特に振袖を着用しているときに、
和服の上から着用して、和服の袖を収納する為の
袖収納帯に関するものである。
本考案は、帯の形を崩すことなく、袖を完全に
仕舞うことができ、従つて袖を汚すことなく且つ
スムースに家事手伝い等の用事をなすことができ
る袖収納帯を提供することを主目的とするもので
ある。また、本考案は、帯の形を崩すことなく、
袖と共に裾を完全に仕舞うことによつて、これら
を汚すことなく且つスムースに用便ができる袖収
納帯を提供することを副次的な目的とするもので
ある。
〔従来の技術とその問題点〕 和服特に振袖を着用しているときでも、客を所
定の場所に案内したり、接客用のお茶を沸かした
りといつた簡単な家事手伝いをしなければならな
い場合が多い。また、時には、自動車の運転等の
用事をしなけれはならない場合もある。このよう
な場合、和服特に振袖の袖は長いので、これが
床、壁、家具等に触れて汚れる恐れがあつた。ま
た、長い袖は用事をする上で邪魔になるので、思
うように動けず、スムースに家事手伝い等をなす
ことができなかつた。
また、和服着用時の大きな問題の一つとして、
用便の問題がある。一般には、用便時には袖と裾
を両脇に抱えてしやがみ、これらを片方の手で押
さえて用を足していた。従つて、不自由な動きし
かできず、また袖や裾が垂れ下がつてこれらを汚
す恐れがあつた。
従来、和服を着慣れている人は、、いずれの場
合も腰紐を用いて処理している。即ち、袖につい
てはタスキ掛けをし、一方、裾についてはからあ
げをした裾を腰紐で胴に巻きつけている。しか
し、タスキ掛けをするには技術を要し、誰でもが
簡単にできるものでもない。ましてや、着物を着
慣れていない若い女性で、タスキ掛けができる人
は皆無に近い。また、前記した裾の仕舞い方も、
狭い便所の中で、袖や裾を汚すことなく行うには
技術を要し、緊急を要する用便時に誰でもがスム
ースにできる方法ではない。
〔問題点を解決する具体的手段〕
そこで、本考案者は前記問題点を解決すべく、
種々考察を重ねた結果、振袖を着ている若い女性
が、前記したような用事をしなければならない時
や用便時にも、慌てることなく、これに対処でき
る補助具を完成するに至つたのである。それが、
本考案に係る袖収納帯である。
本考案に係る袖収納帯は、着用者の胴に一巻き
して止め具1にて固定される帯体2の左右両側に
上部を開口した袖収納袋3が設けられると共に、
前記帯体2の左右両側の下方に弾性ゴム4を介し
てクリツプ5が取りつけられたことを特徴とする
ものである。
本考案において帯体2は、着用者の胴に一巻き
できる長さを有するものである。その長さは、着
用者の胴周りによつて異なるが、一般的に言つて
90cm〜100cm程度で十分である。また、この帯体
2の幅は、特に定めはなく、着用者の背丈や好み
によつて定めればよいが、通常20cm〜30cm程度と
すればよい。
前記した帯体2は、止め具1によつて、着用者
の胴に固定されるが、その手段は種々な態様が考
えられる。止め具1の種類としては、紐、ボタ
ン、ホツク、布製フアスナー、チヤツク、クリツ
プ等がある。また、止め具1の取りつけ位置とし
ては、帯体2の両端の上部のみでも、帯体2の両
端の上下部でもよい。
帯体2には、その左右両側の脇線付近に上部を
開口した袖収納袋3が設けられている。この袖収
納袋3の下部は閉じられている場合と開口部6を
有する場合とがある。開口部6は、後述するクリ
ツプ5を引つ張り出す為に設けるものであるか
ら、その口径は小さくてよい。あまり大き過ぎる
と、収納した袖が脱落する恐れも出てくる。
本考案において用いるクリツプ5は、和装小物
類において汎用されているプラスチツクス製のも
のを使用するのが望ましい。このクリツプ5は、
帯体2の左右両側の下方に弾性ゴム4を介して取
りつけられる。例えば、第1図に示すように、下
部に開口部6を有する袖収納袋3の中に納まるよ
うにクリツプ5を取りつけておいて、必要なとき
のみ前記開口部6から引つ張り出して裾を挟持す
るようにしてもよい。また、第2図に示すよう
に、袖収納袋3の下部に開口部6を設けず、帯体
2の下端部にクリツプ5を単に取りつけておくだ
けでもよい。しかし、クリツプ5を使用する必要
があるのは、裾をからあげするときだけであり、
それ以外のときには袖収納袋3内に納まつている
方が体裁がよいので、第1図の態様の場合の方が
望ましい。
尚、第1図において、7は帯体2の上部に設け
た袋部に挿着された弾性ゴムを示す。この弾性ゴ
ム7は、帯体2を着用者の胴にフイツトさせる為
に設けたものである。第1図に示す態様における
止め具1は、帯体2の一方の端部に設けたボタン
と、他方の端部に設けたボタンホールとによつて
構成されている。また、第2図に示す態様におけ
る止め具1は、紐によつて構成されている。
〔使用方法〕
和服特に振袖を着用しているときに、家事手伝
いその他の用事をする必要が生じたときは、次の
通りにすればよい。即ち、本考案に係る袖収納帯
を、着用者の後ろから、腰部当りに当て、前で止
め具1により帯体2を着用者に固定させればよ
い。そして、左右の袖をそれぞれ袖収納袋3内に
収納すればよい。この場合、袖は、下端部から柔
らかく丸めて収納しておくことが望ましい。
一方、用便時には、前記したと同様にして袖を
仕舞つた後、裾をからあげし、その上端をクリツ
プ5で挟持すればよい。
〔効果〕
本考案は、以上の構成よりなるから、次の効果
がある。即ち、本考案に係る袖収納帯は、袖を袖
収納袋内に仕舞うことができるので、袖を汚すこ
とがなく且つスムースに家事手伝い等の用事をな
すことができる。また、用便時には、袖を前記と
同様にして袖収納袋内に仕舞うと共に、裾をクリ
ツプによつて挟持することができるので、袖及び
裾を汚すことなく且つスムースに用便ができる。
そして、本考案に係る袖収納帯は、帯体の形態を
取つているので、これを和服の上から着用しても
結んだ帯姿を崩すことがない。しかも、以上の諸
効果は、本考案に係る袖収納帯を和服の上から着
用するだけで、誰にでも得られるものであり、こ
の点が本考案の本質的な効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る袖収納帯の一実施例の一
部切欠斜視図、第2図は本考案に係る袖収納帯の
他の実施例の斜視図を示す。 図中、1……止め具、2……帯体、3……袖収
納、4……弾性ゴム、5……クリツプ、6……開
口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 着用者の胴に一巻きして止め具1にて固定さ
    れる帯体2の左右両側に上部を開口した袖収納
    袋3が設けられると共に、前記帯体2の左右両
    側の下方に弾性ゴム4を介してクリツプ5が取
    りつけられたことを特徴とする袖収納帯。 (2) 前記クリツプ5が帯体2の下端部に取りつけ
    られた実用新案登録請求の範囲第1項に記載の
    袖収納帯。 (3) 前記収納袋3がその下端部に小さな開口部6
    を有し、前記クリツプ5がその開口部6から引
    つ張り出せるように前記収納袋3の中の開口部
    6の近くに取りつけられた実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の袖収納帯。
JP19852985U 1985-12-23 1985-12-23 Expired JPS636163Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19852985U JPS636163Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19852985U JPS636163Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62106912U JPS62106912U (ja) 1987-07-08
JPS636163Y2 true JPS636163Y2 (ja) 1988-02-22

Family

ID=31159299

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JP19852985U Expired JPS636163Y2 (ja) 1985-12-23 1985-12-23

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Families Citing this family (1)

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JP2006322088A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Naoko Fujimura 和装用下ばき

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JPS62106912U (ja) 1987-07-08

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