JP3115770U - 手提げ部の握り具 - Google Patents

手提げ部の握り具 Download PDF

Info

Publication number
JP3115770U
JP3115770U JP2005005879U JP2005005879U JP3115770U JP 3115770 U JP3115770 U JP 3115770U JP 2005005879 U JP2005005879 U JP 2005005879U JP 2005005879 U JP2005005879 U JP 2005005879U JP 3115770 U JP3115770 U JP 3115770U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
grip
tape
race
detachable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005005879U
Other languages
English (en)
Inventor
洋子 加藤
Original Assignee
洋子 加藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 洋子 加藤 filed Critical 洋子 加藤
Priority to JP2005005879U priority Critical patent/JP3115770U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3115770U publication Critical patent/JP3115770U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
着脱が容易で美観に優れた手提げ部の握り具を提供する。
【解決手段】
手提げ部51に巻きつけ可能な大きさの本体10を備えた握り具1であって、前記本体10の表面カバー5の上辺部に設けられた雄側テープ31と、前記本体10の裏面カバー25の下辺部に設けられた雌側テープ2と、前記本体10の周辺の一部に突出して設けられたレース11とを備え、前記レース11は、前記雄側テープ31の近傍に設けられて前記雌側テープ2の近傍には設けられないことを特徴とする。
【選択図】 図6

Description

この考案は、例えば手提げ鞄、手提げ紙袋、手提げビニル袋などの手提げ部に取り付けて握るような手提げ部の握り具に関する。
従来、手提げ鞄、手提げ紙袋、手提げビニル袋などの手提げ部に取り付けて握るような手提げ部の握り具として、全体がナイロン製で表裏の対称端部を面ファスナで着脱可能にしたもの(特許文献1参照)、全体がスポンジ製で一端に粘着材を備えたもの(特許文献2参照)、全体がスポンジ製で表裏の対称端部を面ファスナで着脱可能にしたもの(特許文献3参照)が提案されている。
これらは、いずれも荷物の重さの軽減や手提げ部の食い込み防止などの効果が得られるものである。
しかし、いずれも全体が方形で、手提げ部に巻きつけてその一片を重合させて面ファスナあるいは粘着材で固着するため、その固着端の美観が損なわれるものであった。
一方、カバーの表裏の対称端部に面ファスナが配設され、カバーの周囲全体にレースが設けられた手提げ鞄用の提げ手カバーが提案されている(特許文献4参照)。
この手提げ鞄用の提げ手カバーは、周囲全体にレースが設けられているため、固着端がレースによって隠されて外観が損なわれないものと考えられる。
しかし、レースが周囲全体に設けられているため、鞄などの手提げ部に提げ手カバーを巻きつけようとすると、巻きつけ時の内側に存在するレースが、面ファスナに重なるなどして面ファスナの固着を妨げてしまうものであった。
従って、利用者はレースが面ファスナに重ならないように注意する必要があり、これを怠って面ファスナを固着した場合には、間にレースが挟まって面ファスナの固着面積が小さくなり、すぐに外れてしまうことが起こり得るという問題点があった。
登録実用新案第3105351号公報 登録実用新案第3004593号公報 実開平6−50524号公報 実開昭48−86002号公報
この考案は、上述の問題に鑑み、着脱が容易で美観に優れた手提げ部の握り具を提供することを目的とする。
この考案は、手提げ部に巻きつけ可能な大きさの本体を備えた手提げ部の握り具であって、一組の着脱部材の一方として前記本体の表面の一端部に設けられた一方の着脱片と、前記一組の着脱部材の他方として前記本体の裏面の他端部に設けられた他方の着脱片と、前記本体の周辺の一部に突出して設けられた装飾体とを備え、前記装飾体は、前記一方の着脱片の近傍に設けられて前記他方の着脱片の近傍には設けられないことを特徴とする。
前記一組の着脱部材は、鉤状の突起が一面についた布とパイル状の面とで構成される面ファスナ、または、鉤と受け金とで構成される鉤ホック(所謂スナップ)等、着脱可能な適宜の部材で構成することができる。
この考案の態様として、前記本体を、内部が中空で略方形のカバー体と、前記内部に収納されたクッション部材とで構成することができる。
またこの考案の態様として、前記一組の着脱部材を面ファスナとし、前記装飾体をレースとし、前記カバー体を布地として、これらを縫合して構成することができる。
またこの考案の態様として、少なくとも前記一方の着脱片を、前記本体の幅より短く形成することができる。
この考案により、着脱が容易で美観に優れた手提げ部の握り具を提供することができる。
この考案の一実施形態を以下図面と共に説明する。
図1は握り具1の縫合を説明する分解斜視図、図2は握り具1の表面を示す正面図、図3は握り具1の裏面を示す背面図、図4は握り具1の側面を示す右側面図である。
握り具1は、図1に示すように、面ファスナを構成する雌側テープ2と雄側テープ31、表面カバー5と裏面カバー25、レース11、及びクッション部材21により構成されている。
表面カバー5は、布地によって全体が長方形に形成され、4辺がいずれも同程度の幅だけ内側(図示下方)へ折り返されて縫い代(図示省略)が設けられている。そして、表面には図示省略する模様が描かれている。表面カバー5の表面の下方端部には、縫い目6に示すように下辺に沿って雌側テープ2が縫合される。この雌側テープ2は、表面カバー5の幅(左右方向の横幅)よりも短く形成されており、表面カバー5の左側に寄せることで右側に隙間を空けて縫合される。
同様に裏面カバー25は、前記表面カバー5と上下対称の形状である。すなわち、布地によって全体が前記表面カバー5と同サイズの長方形に形成され、4辺がいずれも同程度の幅だけ内側(図示上方)へ折り返されて縫い代26が設けられている。そして、裏面(縫製後に視認できる外面)には図示省略する模様が描かれている。裏面カバー25の裏面の上方端部には、上辺に沿って雄側テープ31が縫い目32に示すように縫合される。この雄側テープ31は、裏面カバー25の幅(左右方向の横幅)よりも短く形成されており、裏面カバー25の右側に寄せることで左側に隙間を空けて縫合される。
前記クッション部材21は、ウレタン素材により1cm程度の厚みで手のひらサイズの直方体に形成されている。なお、低反発ウレタンで形成することが好ましい。
このクッション部材21と、表面カバー5と裏面カバー25とにより、本体10(図2参照)が構成されている。
前記レース11は、刺繍が施された布であり、握り具1の上辺、左辺、及び右辺の三方に設けられる。すなわち、このレース11は、縫い目12が、表面カバー5の図示省略する縫い目と裏面カバー25の縫い目27との間に挟まるように3部材があわせて縫合される。
このように各部材を縫合することで、図2〜図4に示す握り具1が完成する。この握り具1は、全体が手のひらサイズの長方形であり、表面の下方には下辺に沿って雌側テープ2(図2参照)が設けられている。裏面の上方には、上辺に沿って雄側テープ31(図3参照)が設けられている。したがって、図4に示すように雌側テープ2と雄側テープ31表が表面と裏面の上下に点対称にそれぞれ配設されている。
雌側テープ2の正面視右側には、隙間A(図2参照)が設けられており、雄側テープ31の背面視右側には、隙間B(図3参照)が設けられている。従って、握り具1を使用する際に雌側テープ2と雄側テープ31とをしっかり重ねて固着しても、その左右両端部には非着部が存在することになる。
握り具1の周囲は、雌側テープ2が設けられている下辺部を除いてレース11が設けられている。このレース11と表面カバー5の表面の模様により、握り具1は、かわいらしい美観に構成されている。
以上の握り具1は、次のように使用される。
図5は握り具1を紙袋50の手提げ部51に取り付ける途中を示す斜視図であり、図6は握り具1を紙袋50の手提げ部51に取り付けた使用状態を示す斜視図である。
まず利用者は、握り具1の裏面カバー25の上下方向中央位置に紙袋50の手提げ部51を載せ、図5に示すように、この手提げ部51を載せた位置を中心にして握り具1を折り曲げる。このとき、雌側テープ2と雄側テープ31が近くに位置することになる。
そして、利用者は握り具1の上下両端をさらに曲げ、図6に示すように、雌側テープ2に雄側テープ31をしっかりと重ならせて固着させる。このとき、握り具1の上辺と下辺は、雌側テープ2を備えた下辺部が内側に巻き込まれ、その外側に上辺部が位置するように取り付けられるのであるが、下辺部にはレース11が設けられていないため、雌側テープ2と雄側テープ31の固着を容易に行うことができる。
すなわち、仮に下辺部にもレースがあったとすると、レースは本体10よりも薄く曲がりやすいため、内側に巻き込まれた下辺部のレースが外側の本体10の上辺部に押されて雌側テープ2の上に載るように折り曲げられる。そうすると、雌側テープ2に雄側テープ31を固着しようとする際に下辺部のレースが間に挟まって固着を妨げることになる。
本実施の形態では、下辺部にはレースを設けていないため、このようなことがなく、雌側テープ2と雄側テープ31との固着を容易に行うことができる。しかも、固着後は上辺部の雄側テープ31の近傍に設けたレース11が雌側テープ2と雄側テープ31の固着部分を覆い隠すため、使用時の美観に優れるという利点が得られる。
このように手提げ部51に握り具1を取り付けることで、紙袋50に入れた荷物が重く手提げ部51が細いような場合であっても、手提げ部51のクッション部材21が緩衝部材として機能するため、利用者は握り手が痛くなく快適に荷物を運ぶことができる。
また、握り具1は外面となる表面カバー5が布地で形成されているため、夏場で汗をかくような場合であっても汗を吸収することができる。これにより、握り手が汗で不快になることがなく、快適に荷物を運べる。特に手提げ部51に腕を通して肘内側にかけて紙袋50を持つ場合には、汗をかきやすい肘内側で握り具1が汗を吸収するため、非常に快適に荷物を運ぶことができる。
また、内面となる裏面カバー25が布地で形成されているため、手提げ部51に傷をつきけることがなく高級鞄にも安心して使え、さらに、握り具1によって鞄の手提げ部51に手垢がつくことや手提げ部51の色が汗で変色することも防止できる。
また、握り具1の素材が布地やウレタンで構成され、それぞれの素材も縫合によって結合されているため、握り具1は家庭で容易に洗濯できる。従って、握り具1は、汗などで汚れてもすぐに洗うことができ、清潔な状態で何度も繰り返し使用することができる。
また、握り具1は、図6に示したように2本の手提げ部51をひとまとめにして取り付けることができるため、手提げ部51に腕を通して肩にかけて荷物を運ぶ場合に、片方の手提げ部51が肩からずり落ちることを防止できる。これにより、利用者は、ずり落ちた手提げ部51を肩に掛けなおすというわずらわしさから開放され、快適に荷物を運ぶことができる。
また、レース11は本体10に比べて充分に柔らかいため、上辺部のレース11を掴むことで雄側テープ31を雌側テープ2から剥がすことが容易になる。つまり、レース11は美観を向上させるだけでなく、握り具1を手提げ部51から取り外す際の脱着用つまみとしても機能する。
また、雌側テープ2の正面視右側と雄側テープ31の正面視左側には、それぞれ隙間A,Bが形成されているため、使用時にこの隙間A,Bの部分がそれぞれ左右両側の非着部となる。このため利用者は、雌側テープ2から雄側テープ31を剥がす際に、左右いずれの非着部からでも指を入れることができ、本体10を指で掴んで剥がすことができる。これにより、年配者や手先の不自由な者であっても握り具1を手提げ部51から容易に取り外すことができる。
この考案の構成と、上述の実施形態との対応において、
この考案の他方の着脱片は、実施形態の雌側テープ2に対応し、
以下同様に、
面ファスナは、雌側テープ2および雄側テープ31に対応し、
カバー体は、表面カバー5に対応し、
本体の表面は、表面カバー5の外面に対応し、
装飾体は、レース11に対応し、
本体の裏面は、裏面カバー25の外面に対応し、
一方の着脱片は、雄側テープ31に対応するも、
この考案は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
握り具の分解斜視図。 握り具の表面を示す正面図。 握り具の裏面を示す背面図。 握り具の側面を示す右側面図。 握り具を手提げ部に取り付ける途中状態を示す斜視図。 握り具を手提げ部に取り付けた使用状態を示す斜視図。
符号の説明
1…握り具
2…雌側テープ
5…表面カバー
10…本体
11…レース
21…クッション部材
25…裏面カバー
31…雄側テープ
A,B…隙間

Claims (4)

  1. 手提げ部に巻きつけ可能な大きさの本体を備えた手提げ部の握り具であって、
    一組の着脱部材の一方として前記本体の表面の一端部に設けられた一方の着脱片と、
    前記一組の着脱部材の他方として前記本体の裏面の他端部に設けられた他方の着脱片と、
    前記本体の周辺の一部に突出して設けられた装飾体とを備え、
    前記装飾体は、前記一方の着脱片の近傍に設けられて前記他方の着脱片の近傍には設けられないことを特徴とする
    手提げ部の握り具。
  2. 前記本体を、
    内部が中空で略方形のカバー体と、
    前記内部に収納されたクッション部材とで構成した
    請求項1記載の手提げ部の握り具。
  3. 前記一組の着脱部材を面ファスナとし、
    前記装飾体をレースとし、
    前記カバー体を布地として、
    これらを縫合して構成した
    請求項2記載の手提げ部の握り具。
  4. 少なくとも前記一方の着脱片を、前記本体の幅より短く形成した
    請求項1、2または3記載の手提げ部の握り具。
JP2005005879U 2005-07-25 2005-07-25 手提げ部の握り具 Expired - Fee Related JP3115770U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005879U JP3115770U (ja) 2005-07-25 2005-07-25 手提げ部の握り具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005879U JP3115770U (ja) 2005-07-25 2005-07-25 手提げ部の握り具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3115770U true JP3115770U (ja) 2005-11-17

Family

ID=43278013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005879U Expired - Fee Related JP3115770U (ja) 2005-07-25 2005-07-25 手提げ部の握り具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3115770U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534257U (ja) * 1991-10-14 1993-05-07 積水化学工業株式会社 回転床

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0534257U (ja) * 1991-10-14 1993-05-07 積水化学工業株式会社 回転床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI527541B (zh) 幼兒背負裝置
US5337933A (en) Convertible article carrier
US9950208B2 (en) Yoga mat systems and methods
US9610472B2 (en) Yoga mats
US20120180916A1 (en) Multi-use convertible forearm purse
WO2003094655A1 (en) Utility bag
EP1332669A1 (en) A device for carrying a four-legged animal
US20170251843A1 (en) Combination napkin and bib
JP3115770U (ja) 手提げ部の握り具
JP4875210B1 (ja) ゴミ箱カバー
JPH0616499Y2 (ja) ペット犬の運搬バッグ
KR100464185B1 (ko) 분리형 판재를 갖는 가방
JP3396416B2 (ja) 身体装着体
KR200342496Y1 (ko) 분리형 판재를 갖는 가방
JP4125775B1 (ja) 傘の柄の袋
JP3229655U (ja) 傘保持具
JPH0124124Y2 (ja)
JP3212623U (ja) 肩載せ人形内に折り畳み収納可能な肩掛け用手提げ部を備えたトートバッグ
US11857484B2 (en) Crutch accessory set
KR200324172Y1 (ko) 배낭
JP3020268U (ja) バッグ組体
JP3163121U (ja) バッグ
JP3135154U (ja) 傘留め具付きカバン
US20040164108A1 (en) Infant feeding veil support
JP2579918Y2 (ja) 携帯用ざぶとん

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees