JPH022247Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH022247Y2
JPH022247Y2 JP3934685U JP3934685U JPH022247Y2 JP H022247 Y2 JPH022247 Y2 JP H022247Y2 JP 3934685 U JP3934685 U JP 3934685U JP 3934685 U JP3934685 U JP 3934685U JP H022247 Y2 JPH022247 Y2 JP H022247Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
collar
steel wire
hook
hem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3934685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61154822U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3934685U priority Critical patent/JPH022247Y2/ja
Publication of JPS61154822U publication Critical patent/JPS61154822U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH022247Y2 publication Critical patent/JPH022247Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は主として家庭で毛染めをする場合に適
した毛染めカバーに関する。
(従来技術) 従来家庭や理髪店で毛染めを行なう場合は首に
巻くように上半身に布を掛けたり、汚れても良い
ように古着を着て頭髪に毛染め液をかけていた。
ところがカバー状の布や古着では、余分の毛染め
液が垂れ下がり、服や床を汚す不具合があつた。
又裾の長い布を巻いた場合は自分で毛染め液を塗
布したり乾燥中に雑誌を見たりすることはでき
ず、家庭用としては不向きであつた。なお、散髪
用毛止めカバーとしては実公昭57−30962がある。
(考案の目的) 本考案は人手を借りることなく、家庭で簡単に
毛染め作業ができるようにすることを目的として
いる。
(考案の構成) 本考案は中央部に頭を通す開口3を形成するた
めのカラー状の台襟4とその両端に接続した打合
い5,6とを備え概ね上半身をゆつたり覆う大き
さの、裾が左右に分離した防水性カバー1と、左
右の打合い5,6の重ね合わせる面に取付けた面
フアスナ21,22と、台襟両端の重ね合わせる
面に取付けた面フアスナ7,8と、カバー裾部周
縁の袋9に通した弾性に富む細い鋼線10と、鋼
線両端部に沿う方向に細長く延びたカバー裾部両
端部の保持板25,26と、両保持板の重ね合わ
せる面に取付けた面フアスナ27,28と、台襟
4から左右に離れたカバー肩部と各カバー肩部の
前方と後方のリング袋部分15を接続する吊紐1
4とを備え、吊紐14を肩に掛けた時周囲に切目
のない受溝13ができるようにした毛染めカバー
である。
(実施例) 第1図のカバー1は目の細かいさらさらした黒
系統の薄布防水布地(樹脂シート、傘地を含む)
でできたポンチヨ状の部材で、裾部は前端部(図
の手前側)において左右に分離しており、大人の
上半身をゆつたり覆う程度の大きさを備え、前見
頃部分1aと後見頃部分1bを縫目2の部分で縫
合わすことにより得ることができ、中央部に頭を
通す開口3を有する。開口3は首に直接密着する
カラー状の台襟4と、台襟4の両端部に接続した
打合い5,6で形成されており、台襟4及び打合
い5,6はカバー1と同じ素材を二重に縫合わせ
て形成することができる。台襟4の両端部の内、
内側(首側)の打合い5の上端と接続している部
分は外面に台襟4の長手方向に細長い矩形の面フ
アスナ7を備え、外側の打合い6の上端と接続し
ている台襟端部は内側(首側)に面フアスナ7と
噛合う小四角形の面フアスナ8を有する。これら
面フアスナ7,8はその周縁部分を台襟4に縫付
けることにより台襟4に取付けてあり、一方の面
フアスナ7は例えば表面に多数のループを植設
し、他方の面フアスナ8は表面に多数のフツクを
植設した構造(例えばベルクロ社製の面フアス
ナ)であり、面フアスナ7に面フアスナ8を押し
付けることにより両者を接合することができる。
打合い5,6の中間部分2箇所の対向面に互いに
噛合う1対の面フアスナ21,22,23,24
を取付けておくこともできる。
カバー1の裾部の周縁を一定幅内側に折り返
し、裾部本体に縫付けて両端の閉じた帯状の袋9
を形成し、その中に細長い焼入鋼線10を入れて
いる。この鋼線10は両手で簡単に撓ませ得る程
度、例えば1.3mm直径の焼入れ鋼線で作り、その
両端部に沿い袋9の両端部に縫付けた厚さ1mm程
度の樹脂又は皮製の保持板25,26と、各保持
板25,26の向い合う面に縫付けたフアスナ2
7,28により鋼線10の両端部を例えば80mm程
度重なる状態で接続した時、例えば直径515mm
(又は675mm)のリングが形成できるように鋼線1
0の長さが定められている(家庭用1700mm、業務
用2200mm程度)。
毛染め作業をする時、リング状カバー周縁の袋
9の部分を仮想線9′で示す垂下位置から実線で
示す如く持上げて周囲に毛染め液の受溝13を形
成するために、リング状の袋9の外周4個所に吊
紐14が部分15で縫合せてあり、吊紐14の中
間部に取付けた面フアスナ17をカバー1の台襟
4から離れた肩の部分(カバー肩部)に取付けた
面フアスナ16に噛合わせている。面フアスナ1
6は前後方向に細長く、その前端部に面フアスナ
17を接続すると受溝13の前部が低くなり、後
側に接続すると受溝13の前部が高くなる。
毛染めをする場合は面フアスナ7,8,21,
22,23,24,27,28を外してカバー1
の前側打合い5,6を全長に亙り分離し、前を開
いた状態でカバー1を上半身に肩の部分まで被
せ、台襟4が首の外周全体に密着するように面フ
アスナ7,8を噛合わせて打合い5,6を閉じ、
引続き左右の保持板25,26を持つて面フアス
ナ27,28を接合して鋼線10の両端部を所定
量重ねて接合し、環状の受溝13を形成し、打合
い5,6の中間部分の布フアスナ21,22,2
3,24を接合する。吊紐14は当初から布フア
スナ17の部分で布フアスナ16に接続しておい
てもよく、カバー1を肩に掛けた後布フアスナ1
7を布フアスナ16に接続して受溝13の姿勢を
作業しやすいように定めてもよい。このようにす
ると毛染め作業中に垂れ落ちた毛染め液は受溝1
3に入る。毛染め液を頭髪に塗布した後は数分間
そのままに保持する必要があるが、その場合打合
い5,6の上下及び中間部分の布フアスナを全部
外し、カバー1を体から捲取るように外すことも
できる。体から取外したカバー1は屋外において
受溝13内の毛染め液を排出したり、洗浄し、適
当な場所で乾かす。用済後のカバーを仕舞うに
は、打合い5,6部分のフアスナを接続し、保持
板25,26の部分で鋼線10をリング状につな
いだ状態で袋9の直径上の両端部を掴んで逆方向
に捩じり、8の字形にした状態で掴持中の両端部
を近付けて折畳むと、第2図の如く直径が概ね半
減した円盤状となるので、その状態で別に設けた
薄いケース又はバツグに収納する。
(考案の効果) (1) 吊紐14がカバー肩部の面フアスナ16に止
着されるので、台襟4の形がくずれず、首に対
する最適の密着度合を維持することができる。
即ち本考案においては、台襟4から左右に離れ
たカバー肩部に取付けた面フアスナ16と面フ
アスナ付吊紐14等を利用して鋼線10をリン
グ状に接続した時周囲に切れ目のない毛染め液
受溝13ができるようにしたので、使用中に周
囲の鋼線10やカバー本体の荷重が吊紐14に
作用しても、この荷重は台襟4から離れたカバ
ー肩部の面フアスナ16,16に作用し、台襟
4にはほとんど作用しない。従つて台襟4を緩
めるような力は作用せず、台襟4に隙間や崩れ
が生じない。
(2) 左右のカバー肩部が吊紐14よりリング状鋼
線10上の4点から引かれているため、台襟4
の左右両側に肩に適合するように隆起したカバ
ー肩部ができ、カバー肩部の布が肩(人体)に
しつくりと沿い、肩をすつぽりと覆うことがで
きて装着感もよくなり、体形に適合して安定性
が増し、作業者が周囲のリング状鋼線10部分
に多少触れても、カバー1がずれたり受溝13
の形状が大幅に変形する恐れがない。
(3) カバー肩部から前後に延びる吊紐14がリン
グ状鋼線10に対し少なくとも4個所で接続し
ているため、リング状鋼線10や受溝13の形
状の安定性が良好である。即ち別の作業者の身
体が前側(例えば打合い5,6のある側)のリ
ング状鋼線10に接触してリング状鋼線10を
後方へ押すと、リング状鋼線10の弾性と後側
の吊紐14の張力により鋼線前半部の変形移動
が阻止され、作業者が後側に回つて作業中にリ
ング状鋼線10の後部を前方へ押した場合に
は、同様に前方の吊紐14が引張部材として働
き、リング後部の移動や変形を可及的に少なく
保つことができ、常時所定形状の受溝13を保
持できる利点がある。吊紐14の数、長さも少
なくて済み、低コストにまとまる。
(4) 吊紐14の面フアスナ17とカバー肩部の面
フアスナ16の接続位置を調整できるようにす
ると、リングを上方から見て左右に細長い長円
形又は惰円形の体形に合つた形に変え、上方か
ら見た場合の受溝13の形状を体形に合せるこ
とができ、体の周囲の何れの場所においても受
溝13の幅を確保して毛染め液のこぼれを防止
することができる。
(5) 鋼線両端部に沿う方向に細長く延びたカバー
裾部両端部の保持板25,26と、両保持板の
重ね合わせる面に取付けた面フアスナ27,2
8を備えて鋼線10の両端部を接続する構造を
採用したので、接続作業が楽でワンタツチにで
きるばかりでなく、毛染め作業終了時にカバー
前端部を持上げ打合い5,6を左右に切離して
カバー1の裾を左右に開く際に面フアスナ2
7,28がワンタツチで外れ、受溝13内にこ
ぼれた余分な毛染め液をこぼすことなく受溝1
3の後部に集めることができ、作業が安全かつ
容易になる。又保持板25,26が細長いため
鋼線10の両端部を滑らかな直線状に接続する
ことができ、装着時に鋼線10の円形が怖じさ
れ作業ばかりでなく格納も容易になる。
(6) 左右の打合い5,6はカバー1の両端部を左
右に切離せるように上下にのびているため、毛
染め液を塗布した頭髪に台襟4を接触させるこ
となくカバー1を取外すことができ、仕上りが
美しくなる。
(7) 作業後は面フアスナ7,8,21〜24,2
7,28を外して受溝13の前端部を上げるこ
とにより受溝13に溜つた毛染め液を後部受溝
13に集めてこぼすことなく排出でき、取扱が
容易になる。
(8) 用済み後のカバーをしまう際、リング状の袋
の直径上の両端部を掴んで逆方向に8の字形に
捩じり、掴持中の両端部を近付けて折畳むと、
直径が1/2のコンパクトな形にワンタツチで折
畳むことができ、薄い袋などへの格納が極めて
簡単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は折畳み状態を示す斜
視図である。 1……カバー、3……開口、4……台襟、5,
6……打合い、7,8,21,22,23,2
4,27,28……面フアスナ、14……吊紐、
5,26……保持板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中央部に頭を通す開口3を形成するためのカ
    ラー状の台襟4とその両端に接続した打合い
    5,6とを備え概ね上半身をゆつたり覆う大き
    さの、裾が左右に分離した防水性カバー1と、
    左右の打合い5,6の重ね合わせる面に取付け
    た面フアスナ21,22と、台襟両端の重ね合
    わせる面に取付けた面フアスナ7,8と、カバ
    ー裾部周縁の袋9に通した弾性に富む細い鋼線
    10と、鋼線両端部に沿う方向に細長く延びた
    カバー裾部両端部の保持板25,26と、両保
    持板の重ね合わせる面に取付けた面フアスナ2
    7,28と、台襟4から左右に離れたカバー肩
    部と各カバー肩部の前方と後方のリング袋部分
    15を接続する吊紐14とを備え、吊紐14を
    肩に掛けた時周囲に切目のない受溝13ができ
    るようにした毛染めカバー。 (2) 吊紐14と肩部の重ね合わせる面が面フアス
    ナを有する実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の毛染めカバー。
JP3934685U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH022247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3934685U JPH022247Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3934685U JPH022247Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61154822U JPS61154822U (ja) 1986-09-25
JPH022247Y2 true JPH022247Y2 (ja) 1990-01-19

Family

ID=30547213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3934685U Expired JPH022247Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH022247Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU598642B2 (en) * 1988-02-29 1990-06-28 Wolfgang Arnet A drip tray

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61154822U (ja) 1986-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6145131A (en) Knotless adjustable wrap
JP6283783B1 (ja) 鞄の補助袋
JPH022247Y2 (ja)
JPS6135524Y2 (ja)
JP3223796U (ja) 洗濯ネット
JP2872897B2 (ja) 袖付き衣類用洗濯ネット
JP3058361U (ja) ハンドバックの手ひも取り付け構造
JP3049152U (ja) 被り型・エプロン
CN210901466U (zh) 一种高温防晒服
JPS636163Y2 (ja)
JP3038795U (ja) 携帯式収納用袋
JPS6219225Y2 (ja)
JPH0241123Y2 (ja)
JP3030593U (ja) フード付マント
JP3020268U (ja) バッグ組体
JPH1072702A (ja) 着衣押えベルト付き下半身用アンダーウェア
JPS6343938Y2 (ja)
JP3070386U (ja) 収納袋付き上着
JPS6338818Y2 (ja)
JPH0339442Y2 (ja)
JPS602168Y2 (ja) 被服
JPS643379Y2 (ja)
JP3087828U (ja) 手提げバッグ
JPH0429793Y2 (ja)
JP3038348U (ja) 装身バンド