JPH0531675Y2 - - Google Patents

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JPH0531675Y2
JPH0531675Y2 JP13396389U JP13396389U JPH0531675Y2 JP H0531675 Y2 JPH0531675 Y2 JP H0531675Y2 JP 13396389 U JP13396389 U JP 13396389U JP 13396389 U JP13396389 U JP 13396389U JP H0531675 Y2 JPH0531675 Y2 JP H0531675Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、機能選択キーを備えた表示器ユニツ
ト、特に機能選択キー付液晶表示器を備えた表示
器ユニツトに関する。
〔従来技術〕
従来、電話機に備えた液晶表示器をこれに表示
される文字、数字および記号等が見易い角度に傾
斜できるようにしたものは知られている。
この種の装置として関連するものには例えば、
実開平1−123878号公報、実開平1−123879号公
報に示すものが挙げられる。
〔考案が解決しようとする課題〕
然しながら上記従来の電話機に備えた液晶表示
器は視野角度のみの調整は可能であるが、液晶表
示器の周辺部分に液晶表示器と一体に機能選択キ
ー等を設けた場合には、キーの操作時にキーの押
下力によつて液晶表示器の傾斜角度が不用意に変
化するようになる欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去するようにしたもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の機能選択キーを備えた表示器ユニツト
は、表示器きよう体と、機能選択キーを備えた表
示器ケースと、この表示器ケースの一端を上記表
示器きよう体に対し回動自在に連結する連結手段
と、上記表示器ケースを上記表示器きよう体に対
し任意の角度位置に設定する設定手段とより成
り、上記角度設定手段は、上記表示器ケースの他
端側における弧状面上に上記表示器ケースの回動
方向に沿つて形成した鋸歯状の複数の溝と、この
溝に係合する係止ボスを一端に有し、他端に係止
解除用ツマミを有する、上記表示器きよう体に設
けられた角度調節手段とより成り、上記鋸歯状の
溝の夫々は、上記弧状面から延びる側面と、これ
より斜めに延びる斜面と、頂点とより成り、上記
係止ボスは、上記側面及び傾斜面に係合する側面
及び傾斜面を有することを特徴とする。
〔作用〕
本考案の機能選択キーを備えた表示器ユニツト
によれば、機能選択キーを操作してもその操作力
によつて液晶表示器の視野角度が変わることはな
い。
〔実施例〕
以下図面によつて本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は本考案の機能選択キーを備えた表示器
ユニツトを電話機に適用した場合の平面図であつ
て、電話機の操作面は電話機上きよう体1、液晶
表示器3、表示器上ケース4、機能キー(1),
6、機能キー(2),7、機能キー(3),8、ダ
イヤルボタン9、ふさぎ板12、表示ランプ16
等により構成され、機能キー(1),6は例えば
大型LCDの用途切替のメニユーボタン、LCD画
面の上下のおくりボタン、オートダイヤル、およ
び内線呼出等に使用される。
上記液晶表示器3と、機能キー(1),6は上
記表示器上ケース4上に配置され、この表示器上
ケース4は第3図a〜cに示すように表示器下ケ
ース5に一体に固定されて表示器ユニツト15を
形成する。
表示器ユニツト15の中には液晶表示器3の他
に機能キー(1),6の構成部品の接点ゴムなら
びにプリント基板が実装される。
平常の場合は、第2図bの実線に示すように表
示器ユニツト15の表面は電話機上きよう体1の
上面とほぼ一致するように実装される。
第3図a,bに示すように、表示器下ケース5
の一端側方には回転軸5−1が突設され、この回
転軸5−1は、第5図a,bに示すように電話機
上きよう体1に設けた表示器上ケース回転軸受部
1−3に嵌合され、回動自在に枢支される。
上記表示器下ケース5の他端側には第9図に示
すように弧状面上に上記表示器ケース5の回動方
向に沿つて鋸歯状の複数の逆転防止溝5−3が形
成されており、この各逆転防止溝5−3は、上記
表示器ユニツト15の回動により上記電話機上き
よう体1に隣接する位置になつたとき、上記電話
機上きよう体1と平行となるように上記弧状面か
ら延びる側面Gと、この側面Gから傾斜して延び
る斜面Hと、頂点Jとより成り、この逆転防止溝
5−3の1つには、上記電話機上きよう体1に隣
接する位置で電話機下きよう体2内に設けた角度
調整板10の一端に突設した表示器下ケース係止
めボス10−2が係合する。
この角度調整板10は第4図a〜cに示す様に
その中間部側面に突設した回転軸10−1を介し
て上記下きよう体2に回動自在に枢支されてお
り、上記角度調整板10の上記表示部下ケース係
止めボス10−2を設けた側と上記下きよう体2
間にはスプリング11が介挿され、上記表示器下
ケース係止めボス10−2は上記スプリング11
の弾性により常時表示器下ケース5に設けた逆転
防止溝5−3の方向に抑制され、上記逆転防止溝
5−3に係合し、その結果上記表示器ユニツト1
5が下きよう体2より不用意に浮上るのが防止さ
れ、このため電話機を壁掛用として使用しても不
用意に前方に倒れるおそれがなく、安定した状態
で使用できるようになる。
また、上記回転軸10−1の他端にはロツク解
除用ツマミ10−3が突設され、このロツク解除
用ツマミ10−3が第4図cに示すように上記下
きよう体2に形成された孔2−4から外部に突出
している。
上記表示器ユニツト15を上記電話器上きよう
体1に回動自在に取付ける時は、上記表示器下ケ
ース5に設けた回転軸5−1を第5図a,bに示
す電話機上きよう体1に形成した回転軸受1−3
に挿入する。
また、電話機上きよう体1に回動自在に枢支さ
れた表示器下ケース5は電話機上きよう体1に設
けられた表示器下ケース係止め逃げ穴1−1を通
してその内側面から外側に突出されるが、この
際、第6図に示すように表示器下ケース5の側面
に突出された上部抜け止めリブ5−2が電話機上
きよう体1に設けられた表示器下ケース係止め逃
げ穴1−1の端縁に設けた抜け止め防止リブ1−
2より大きくなつているため、この抜け止めリブ
5−2が抜け止め防止リブ1−2と係合した個所
でこれ以上表示器ユニツト15が電話機上きよう
体1より上方に抜け出ることが阻止されるように
なる。
表示器下ケース5の2つの回転軸5−1の中間
部は表示器ユニツト15の表面より見たとき穴が
あくことになるが、第3図aに示すように上記回
転軸5−1の背面側に設けたふさぎ板リブ挿入穴
5−4に、第2図aに示すようにふさぎ板12に
設けた抜止めリブ12−1を挿入し、このふさぎ
板12により目かくしをする。
次に表示器ユニツト15の角度を平常時より大
きくする場合について説明する。
平常時においては、第9図の実線に示す様に表
示器下ケース5に設けた逆転防止溝5−3と、ス
プリング11の弾性により押圧されている角度調
整板10の表示器下ケース係止めボス10−2と
が係合し表示器ユニツト15はその表面が電話機
上きよう体1の表面と一致する位置で下きよう体
2に固定されている。
表示器ユニツト15を電話機上きよう体1の表
面より上に持ち上げてその表面を傾斜せしめる場
合、即ち角度をつける場合には、第3図a,bに
示すように表示器上ケース4に設けた上部開閉様
凸状リブ4−1に指をかけ、片方の手で電話機上
ケース1を押さえて表示器ユニツト15を回転軸
5−1を中心に第2図bに示すように電話機上ケ
ース1に相対的に回動せしめる。
この場合、角度調整板10に設けた表示器下ケ
ース係止めボス10−2は第9図に示すように表
示器下ケース5の逆転防止溝5−3の斜面Hに沿
つて移動し、スプリング11の弾性力に抗して頂
点Jを越える位置に達し、上記頂点Jを通過する
とスプリング11の弾性力により次の逆転防止溝
5−3に嵌入される。
この動作をくり返し表示器ユニツト15を例え
ば第2図bに示す使用者が見やすい角度θ1やθ2
固定する。上記角度θ1〜θ2の設定は逆転防止溝5
−3の数を増すことにより微細にできることは勿
論である。
本考案の表示器ユニツトのようにその表面に機
能ボタン(1),6を有するものでは、機能ボタ
ン(1),6を操作するとき表示器ユニツト15
の表面に第9図に示すような矢印方向の力が加わ
ることになる。
表示器ユニツト15は、表示器下ケース5に設
けた逆転防止溝5−3と角度調整板10に設けた
表示器下ケース係止めボス10−2との係合によ
り固定されており、表示器ユニツト15を電話機
上きよう体1の上面に引き出して傾斜せしめると
きは、既に説明したように上記表示器下ケース係
止めボス10−2が自動的にスプリング11の力
に抗して逆転防止溝5−3から外れ、任意の位置
となり、表示器ユニツト15は任意の角度に設定
される。然しながら、表示器ユニツト15の傾斜
を少なくするような、第9図に示す矢印方向の力
を受けても、表示ユニツト15の傾斜が小さくな
ることはない。
即ち、上記のような力が加わつたとき、この力
を受ける部分は逆転防止溝5−3と表示器下ケー
ス係止めボス10−2が接する、上記電話機上ケ
ース1の表面と平行な側面Gであり、この側面G
は表示器ユニツト15のどの角度においてもスプ
リング11の作用方向と直角になつているため、
機能ボタン1,6の操作により、第9図の矢印方
向の力が表示器ユニツト15に加えられても表示
器下ケース係止めボス10−2と角度調整板10
の逆転防止溝5−3の係合が解除されることはな
く、上記角度は不変でボタン操作は支障なく行わ
れる。
表示器ユニツト15の角度を小さくする場合に
は、電話機下ケース2に設けた孔2−4より突出
している角度調整板10に設けたロツク解除用ツ
マミ10−3を、第4図cに示す矢印方向に押す
と角度調整板10は回転軸10−1を軸として回
動し、表示器下ケース係止めボス10−2がスプ
リング11を圧縮して点線の位置に移動する。こ
の結果、表示器下ケース係止めボス10−2と逆
転防止溝5−3との係合が解除されるため表示器
ユニツト15は自重により平常位置に復帰するよ
うになる。
なお、上記スプリング11は、第8図に示すよ
うにスプリング11の一端部を角度調整板10に
設けたスプリング挿入溝10−4内に挿入して固
定し、スプリング11の他端部は第4図aに示す
ように電話機下きよう体2に設けられたスプリン
グの左右抜け防止壁2−2と上部抜け止めリブ2
−3の中に挿入して配置する。
また、上記電話機下きよう体2に対する上記角
度調整板10の取り付けは、第7図に示すように
電話機下きよう体2に設けた板状の角度調整板回
転軸浮上り防止リブ2−5を点線のように傾け、
電話機下きよう体2に設けた受けリブ2−1との
間に回転軸10−1を挿入し、回転軸10−1を
弾性的に挟持することによつて行う。
〔考案の効果〕
上記のように本考案によれば、機能ボタンを液
晶表示器と一体に設けたことにより機器の使用者
の利便化が計れるとともに、機能ボタン操作によ
り表示器ユニツトの操作面に対して力が加えられ
てもこれを確実に支持して表示器ユニツトを所望
の位置にそのまま維持することが可能となる大き
な利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した電話機の構成を示す
正面図、第2図aは第1図の表示器ユニツト部分
の正面図、bは同右側面図、第3図aは表示器ユ
ニツト正面図、bは同右側面図、cは同平面図、
第4図aは角度調整板部分の正面図、dは第4図
aのA−A線断面図、cは同B−B線断面図、第
5図aは電話機上きよう体の正面図、bは第5図
aのC−C線断面図、cは電話機きよう体の平面
図、第6図は表示ユニツトと電話機きよう体との
関係説明図、第7図は回転軸部の構成説明図、第
8図はスプリングの取付方法説明図、第9図は係
止め機構部分を示す詳細図である。 1……電話機上きよう体、2……電話機下きよ
う体、3……液晶表示機、4……表示器上ケー
ス、5……表示器下ケース、5−1……回転軸、
5−2……抜け止めリブ、5−3……逆転防止
溝、6……機能ボタン(1),10……角度調整
板、10−1……回転軸、10−2……表示器下
ケース係止めボス、10−3……ロツク解除用ツ
マミ、11……スプリング、12……ふさぎ板、
15……表示器ユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示器きよう体と、機能選択キーを備えた表示
    器ケースと、この表示器ケースの一端を上記表示
    器きよう体に対し回動自在に連結する連結手段
    と、上記表示器ケースを上記表示器きよう体に対
    し任意の角度位置に設定する設定手段とより成
    り、上記角度設定手段は、上記表示器ケースの他
    端側における弧状面上に上記表示器ケースの回動
    方向に沿つて形成した鋸歯状の複数の溝と、この
    溝に係合する係止ボスを一端に有し、他端に係止
    解除用ツマミを有する、上記表示器きよう体に設
    けられた角度調節手段とより成り、上記鋸歯状の
    溝の夫々は、上記弧状面から延びる側面と、これ
    より斜めに延びる斜面と、頂点とより成り、上記
    係止ボスは、上記側面及び傾斜面に係合する側面
    及び傾斜面を有することを特徴とする機能選択キ
    ーを備えた表示器ユニツト。
JP13396389U 1989-11-20 1989-11-20 Expired - Lifetime JPH0531675Y2 (ja)

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JP2002282002A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Tokiwa Printing Inc 簡易スリッパ
JP5022560B2 (ja) * 2004-06-15 2012-09-12 株式会社環境経営総合研究所 発泡部材

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