JPH0341385Y2 - - Google Patents

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JPH0341385Y2
JPH0341385Y2 JP13265081U JP13265081U JPH0341385Y2 JP H0341385 Y2 JPH0341385 Y2 JP H0341385Y2 JP 13265081 U JP13265081 U JP 13265081U JP 13265081 U JP13265081 U JP 13265081U JP H0341385 Y2 JPH0341385 Y2 JP H0341385Y2
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JP
Japan
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elastic piece
rotating body
protrusion
rotating
rotary
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JP13265081U
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JPS5837637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転つまみ等の回動体の操作装置に関
するものである。
例えばトランシーバ等の電子機器において、そ
の電源スイツチが知らない間にオン状態になつて
いてバツテリー等を浪費してしまうという問題が
あつた。このような事態を回避するために、電源
スイツチが不用意にオン状態とならないように構
成したものが種々提案されているが、従来のもの
は比較的その構成が複雑であり、部品点数も多く
なつてコスト高になつていた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、部品点数の少ない簡単な構成でもつ
て、電源スイツチ等の回動体の回動を選択的に規
制し得るようにした回動体の操作装置を提供しよ
うとするものである。
以下本考案を電子機器の電源スイツチの操作装
置に適用した実施例につき図面を参照して説明す
る。
第1図〜第4図に示すように、機器本体のシヤ
ーシ1はABS樹脂等の合成樹脂からなつており、
ほゞ円筒状をなす軸支部2がこのシヤーシ1に一
体に設けられている。この軸支部2にはポリアセ
タール樹脂等の低摩擦材からなる回動体3が回転
可能に軸支されている。回動体3は、ほゞ円筒状
に構成された本体部4を具備しており、この本体
部4の上部側面に設けられた切欠き5に回動体3
の側方へ延出する回動アーム6が一体に形成され
ている。回動体3は軸支部2の下側からこの軸支
部2に挿入されて取り付けられる。このとき回動
体3の上記回動アーム6は軸支部2に設けられた
スリツト7を挿通されてこの軸支部2の上側に配
されるようになつている。回動体3にはこの回動
アーム6が設けられた部分の下側に係合溝8が設
けられており、この係合溝8に取り付けられたワ
ツシヤ9により回動体3の抜け止めがなされてい
る。また回動体3の本体部4は、軸支部2によつ
て軸支される部分の中間部が小径部10となされ
ており、これにより軸支部2との接触面積を小さ
くしてその回転動作が円滑に行われるように配慮
されている。
回動体3の下端部にはこの回動体3の側方へ延
出する回動突出部11が一体に形成されている。
この回動突出部11の先端部の両側縁には側壁部
12が夫々一体に設けられており、これらの側壁
部12によつて形成された係合用凹部13に連結
部材14が嵌合されて配されている。この連結部
材14は、ABS樹脂等の合成樹脂からほゞ立方
体状の箱体に構成されており、この連結部材14
の上面に一体に形成された円筒状突出部15が回
動突出部11の係合用凹部13に嵌合している。
また連結部材14の下側開口にはスライドスイツ
チ16の操作子17が挿入されて取り付けられて
いる。このような構成により、例えば市販のスラ
イドスイツチを簡単に回動スイツチとして用いる
ことができる。なお図示省略したが、連結部材1
4の内側面には上下方向に延びる突条部が夫々形
成されており、これによりスライドスイツチ16
の操作子17をがたつきなく保持し得るようにな
つている。
回動体3の下端部には上記回動突出部11の反
対側に弾性片部18が一体に設けられており、こ
の弾性片部18の先端部下面にほゞ半球状の係止
突起19が設けられている。一方、シヤーシ1は
この回動体3の弾性片部18に対応する位置に一
対のかまぼこ型凸部20によつて形成された係合
用凹部21が設けられている。そして回動体3の
回転にともない、弾性片部18の弾性変形によつ
てその先端の係止突起19がかまぼこ型凸部20
を乗り越えて係合用凹部21に係脱し、これによ
りクリツク感を生ぜしめるようになされている。
回動体3の上端部には、キヤビネツト22に設
けられた挿通孔23を通じて操作摘子24が互い
に回転不能に嵌合して取り付けられている。
シヤーシ1には軸支部2の横にこのシヤーシ1
と一体に弾性片25が設けられている。この弾性
片25は回動体3の回動アーム6が丁度当接する
高さに形成されており、回動アーム6に当接して
これを係止するための係止部26が弾性片25の
先端部側面に設けられている。第2図及び第3図
に明示するように、この係止部26はその断面が
凹状の湾曲面に構成されており、一方、この係止
部26に係止される回動アーム6側面の被係止部
27は上記湾曲面にほゞ対応した凸状の湾曲面に
構成されていて、これらの湾曲面が互いに係合す
ることにより回動アーム6の被係止部27が弾性
片25の係止部26に確実に係止されるようにな
されている。弾性片25の先端部上面には円柱状
の操作用突起28が一体に設けられており、この
操作用突起28はキヤビネツト22に設けられた
挿通孔29を通じて外部に突出して配される。そ
してこの操作用突起28を押圧操作することによ
り弾性片25が上下方向に弾性変位するようにな
されている。また、第2図及び第3図に示すよう
に、キヤビネツト22の下面には突条部30が一
体に設けられており、回動アーム6に押圧された
弾性片25がこの突条部30に係止され得るよう
になされている。
以上のように構成された回動操作装置の動作を
次に説明する。
本例の装置においては、第3図に示すように、
弾性片25の操作用突起28を押圧しながらでな
いと電源スイツチをオン状態にできないようにな
つている。即ち、第2図及び第4図に実線で示す
ように、操作用突起28を押圧しないで操作摘子
24をオン位置に回動させようとすると、回動体
3の回動アーム6が弾性片25に係止され、それ
以上回動することを阻止される。このとき弾性片
25はキヤビネツト22に設けられた突条部30
に係止されてその移動を阻止されるので、回動ア
ーム6の押圧力が大きいような場合でも、弾性片
25がねじれて回動アーム6の弾性片25との係
合が外れるようなことがない。
一方、この電源スイツチをオンしたいときに
は、キヤビネツト22に突出した弾性片25の操
作用突起28を押圧した状態で操作摘子24を回
動操作すればよい。これにより、第3図に示すよ
うに、通性片25が回動アーム6の係止位置から
下方に弾性変位するので、第3図及び第4図に示
すように、電源スイツチのオン位置まで回動体3
を回転させることができる。
このように本例においては、操作用突起28を
押圧しながらでないと電源スイツチをオン状態に
できないようにしているので、操作摘子24が体
等に触れて不用意にスイツチの入つてしまうこと
が確実に防止される。また弾性片25及び操作用
突起28をシヤーシ1と一体に構成しているの
で、その構造が極めて簡単であり、部品点数も少
なくて済む。
以上本考案を一実施例につき説明したが、上記
実施例は本考案の技術的思想に基いて種々に変更
が可能である。例えば本考案は電源スイツチ以外
にも各種スイツチの操作装置に適用が可能であ
り、また上記実施例の2ポジシヨンのスイツチに
限られず、例えばオン/スタンバイ/オフ等の3
ポジシヨンのスイツチにも適用することができ
る。
以上説明したように、本考案においては、合成
樹脂基体に一体に設けた弾性片により、回動体の
回動を選択的に規制し得るようにしているので、
例えば電源スイツチ等が不用意に動作状態となつ
てバツテリー等が浪費されてしまうようなことを
防止することができる。しかもその構成が極めて
簡単であり、部品点数も少なくて済むので、低コ
ストに製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による回転操作装置
の分解斜視図、第2図は同上のオフ状態の縦断面
図、第3図は同上のオン状態の第2図と同様の縦
断面図、第4図は同上のキヤビネツトを外した状
態の平面図である。 なお図面に用いた符号において、1……シヤー
シ、2……軸支部、3……回動体、6……回動ア
ーム、25……弾性片、28……操作用突起、で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動体を取り付けるための軸支部を合成樹脂基
    体に一体に設け、かつ弾性変位可能な弾性片を前
    記合成樹脂基体に一体に設けて、前記回動体を係
    止するための係止位置と非係止位置との間で前記
    弾性片を弾性変位可能に構成し、これにより前記
    回動体の回動を選択的に規制し得るようにしたこ
    とを特徴とする回動体の操作装置。
JP13265081U 1981-09-07 1981-09-07 回動体の操作装置 Granted JPS5837637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13265081U JPS5837637U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 回動体の操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13265081U JPS5837637U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 回動体の操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5837637U JPS5837637U (ja) 1983-03-11
JPH0341385Y2 true JPH0341385Y2 (ja) 1991-08-30

Family

ID=29926173

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13265081U Granted JPS5837637U (ja) 1981-09-07 1981-09-07 回動体の操作装置

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JPS5837637U (ja) 1983-03-11

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