JP2780388B2 - 電気湯沸し器等の蓋体開閉装置 - Google Patents

電気湯沸し器等の蓋体開閉装置

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JP2780388B2
JP2780388B2 JP28052789A JP28052789A JP2780388B2 JP 2780388 B2 JP2780388 B2 JP 2780388B2 JP 28052789 A JP28052789 A JP 28052789A JP 28052789 A JP28052789 A JP 28052789A JP 2780388 B2 JP2780388 B2 JP 2780388B2
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lever
arc
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water heater
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政廣 横野
良行 岡部
満興 前田
英明 小林
貴代隆 森
馨 前川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、本体に蓋体を弧回動自在に取り付け、この
蓋体を閉位置でロックするロック機構と、このロックを
解除するロック解除機構とを設けた電気湯沸し器等の蓋
体開閉機構に関するものである。
従来の技術 従来この種の電気湯沸し器等の蓋体の開閉機構は、ロ
ック機構により蓋体をロックした状態でも、また、ロッ
ク解除機構により蓋体のロックを解除した後も、蓋体は
その閉位置に位置したままの状態を維持するように構成
されているものがほとんどである、つまり、蓋体を開く
時に、ロックを解除してから蓋体を持ち上げる操作のた
めに、液体を収容する容器内の蒸気が手に接して火傷等
の危険性が伴なうものであった。また、蓋体を持ち上げ
る操作をなくせるように、一部の魔法瓶においては、第
9図に示すように、蓋体30をねじりコイルばね31によっ
て開方向に付勢し、ロック部材32を押圧操作することに
よりロックを解除し、蓋体30を閉位置から開放方向に姿
勢変更させるものであった(実開昭63−88242号公
報)。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このようなねじりコイルばねの場合、
その線径、コイル径等のばらつきによって、個々のばね
の付勢力に差が生じやすく、ある器体においては、蓋体
が勢いよく開き、またある器体においては蓋体が開きき
れないといった状態になりやすかった。特に、蓋体が勢
いよく開く場合、開き終わったときの本体に与える衝撃
等により、使用者に不安感を与え、また実際に危険でも
あった。
本発明は上記課題を解決するもので、蒸気に手を接す
ることなく蓋体を開くことができ、火傷等の恐れがな
く、しかも、蓋体が開き終わった時点で円滑に停止し
て、本体に衝撃等を与えることのない、蓋体開閉装置を
容易に実現することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、本体に蓋体をヒ
ンジ部を中心として弧回動自在に取りつけ、この蓋体を
開方向に弧回動させる付勢機構を設け、前記本体のヒン
ジ部近傍に上下方向に摺動するレバーを設け、前記レバ
ーを上方に付勢するとともに、前記蓋体の一部を構成
し、蓋体の弧回動時にその回動範囲の全部あるいは一部
の範囲において前記レバーの端部と圧接しながら前記蓋
体と連動して回転する減速部材を設け、その圧接による
前記レバーの下方への移動量を前記蓋体の弧回動範囲に
おいて変化させるものである。
作用 本発明は、上記の構成により、蓋体が付勢機構により
開方向に弧回動する際に、蓋体と連動して回転する減速
部材がレバーと圧接することによる減速効果を蓋体の弧
回動範囲において変化させることにより、途中までは弧
回動方向への付勢機構による付勢力を十分に生かし、開
き終わりに際しては十分な減速効果を発揮して、蓋体が
開き終わった時点で円滑に停止させることができるので
ある。
実 施 例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第8図を参
照しながら説明する。
1は本体で、液体を収容する容器2を内包している。
3は本体1のヒンジ部4に弧回動自在に取り付けられた
蓋体である。5は蓋体3内に配されたロック部材で、第
1のスプリング6により前方に付勢されており、蓋体3
の閉位置において、前部に形成された爪部7は本体1に
形成された爪受け部8に係合しており、この状態で蓋体
3は本体1にロックされた状態になっている。9は蓋体
3内部に形成された支柱10の穴部11に嵌合する軸12を有
し、その軸12を中心として弧回動自在に取付けられたロ
ック解除つまみであり、その外部操作部13の下方に形成
された第1の突起14は、ロック部材5に形成された斜面
部15に略当接している。16は第2のスプリングで、蓋体
3を開方向に付勢している。
ロック解除つまみ9の外部操作部13を押圧操作する
と、第1の突起14がロック部材5の斜面部15に圧接する
ため、ロック部材5は第1のスプリング6の付勢に抗し
て後方に移動していく。
さらに押圧操作を続け、ロック部材5の爪部7が爪受
け部8との係合を解かれた後、押圧操作をやめて手を離
すと、第2のスプリング16の付勢力により蓋体3は所定
の位置まで弧回動するのである。
17は蓋体3に配された係止部材であり、本体1のヒン
ジ部4に設けられた第2の突起18と、上下方向に摺動
し、第3のスプリング19により上方へ付勢されたレバー
20によって挟持されている。蓋体3を本体1から外す際
にはレバー20を第3のスプリング19の付勢力に抗して下
に押し下げながら、蓋体3を上方へ持ち上げることによ
り、係止部材17が本体1のヒンジ部4より離脱する。
21は蓋体3にねじ28で固定された取付金具であり、一
端に軸受け部22を形成している。第2のスプリング16及
び係止部材17は取付金具21と、取受金具21の軸受け部22
に固定された、軸23により取付金具21に取り付けられて
いる。取付金具21の軸受け部の近傍には先端が略円弧を
なす減速部24が形成されており、レバー20の端部25と一
部を圧接させている。
第2のスプリング16は蓋体3の閉状態において第1の
腕部26で係止部材17を介して本体1の第2の突起18を第
2の腕部27で取付金具21を各々付勢しており、ロック解
除つまみ9を押圧操作してロック部材5の本体1の爪受
け部8との係合を解くことにより、取付金具21を介して
軸受け部22を回転中心として蓋体3を開方向に弧回動さ
せるのである。この時、取付金具21に形成された減速部
24の一部は、レバー20の端部25と圧接しながら蓋体3と
連動して弧回動してゆく。したがって、減速部24のレバ
ー20の端部25との圧接箇所は、蓋体3が弧回動するにつ
れて移動する。
第1図〜第3図は、取付金具21の減速部24と、レバ20
の端部25との圧接によるレバー20の下方への移動状態を
示したもので、第1図は蓋体3の閉状態、第2図は途中
の状態、第3図は蓋体3の弧回動が終了した状態のもの
である。いま、各々の状態での減速部24とレバー20の端
部25との接触点をa1,a2,a3とすると、軸受け部22中心か
らa1,a2,a3までの距離b1,b2,b3を次第に大きくなるよう
に設定してやると、蓋体3を本体1のヒンジ部4から外
した状態、即ち、減速部24とレバーの端部25とが圧接し
ない状態でのレバー20の位置からの各々の状態でのレバ
ー20の位置までの上下方向の移動量l1,l2,l3は次第に大
きくなる。それにつれて、第3のスプリング19の圧縮量
が増すので、レバー20の減速部24に対する接圧が増え、
摩擦による減速効果が大きくなる。従って、減速部24の
形状を選定することにより、蓋体3の弧回動の途中まで
は、第2のスプリング16の付勢力を十分に生かし、途中
からは十分な減速効果を発揮して、蓋体が開き終わった
時点で円滑に停止させることができるのである。
尚、本実施例では、蓋体3の回動範囲の全部におい
て、減速部24とレバー20とを圧接させているが、一部の
範囲で圧接させてもよく、また、減速部24の形成も略円
弧でなく、途中を平面状や突起状にしてもよく、また、
レバー20の移動量を逆に徐々に減らす、あるいは増減の
変化を途中に設ける等、目的に合わせて選定すればよ
く、本実施例の形状に限定されるものではない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば蓋
体を弧回動させる際に、減速部材とレバーの圧接による
レバーの移動量を変化させ、即ちレバーを上方に付勢す
る力を変化させることにより、減速部材の減速効果を、
理想的な状態に近づけることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示す取付金具の減
速部とレバーの端部との圧接によるレバーの移動状態を
示す要部説明図、第4図は同要部拡大分解斜視図、第5
図は同要部拡大縦断面図、第6図は同縦断面図、第7図
は同平面図、第8図は同斜視図、第9図は従来例を示す
縦断面図である。 4……ヒンジ部、16……第2のスプリング、17……係止
部材、18……第2の突起、19……第3のスプリング、20
……レバー、21……取付金具、22……軸受部、23……
軸、24……(取付金具の)減速部、25……(レバーの)
端部。
フロントページの続き (72)発明者 小林 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 森 貴代隆 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 前川 馨 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 41/00 304 A47J 41/02 104 A47J 27/21 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体に蓋体をヒンジ部を中心として弧回動
    自在に取りつけ、この蓋体を開方向に弧回動させる付勢
    機構を設け、前記本体のヒンジ部近傍に上下方向に摺動
    するレバーを設け、前記レバーを上方に付勢するととも
    に、前記蓋体の一部を構成し、蓋体の弧回動時にその回
    動範囲の全部あるいは一部の範囲において前記レバーの
    端部と圧接しながら前記蓋体と連動して回転する減速部
    材を設け、その圧接による前記レバーの下方への移動量
    を前記蓋体の弧回動範囲において変化させる電気湯沸し
    器等の蓋体開閉装置。
JP28052789A 1989-10-26 1989-10-26 電気湯沸し器等の蓋体開閉装置 Expired - Lifetime JP2780388B2 (ja)

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