JP4971029B2 - ブレーキ機構及び家庭用電気製品 - Google Patents
ブレーキ機構及び家庭用電気製品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4971029B2 JP4971029B2 JP2007132337A JP2007132337A JP4971029B2 JP 4971029 B2 JP4971029 B2 JP 4971029B2 JP 2007132337 A JP2007132337 A JP 2007132337A JP 2007132337 A JP2007132337 A JP 2007132337A JP 4971029 B2 JP4971029 B2 JP 4971029B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- sliding contact
- lid
- fixed
- contact portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 229960001716 benzalkonium Drugs 0.000 claims 1
- CYDRXTMLKJDRQH-UHFFFAOYSA-N benzododecinium Chemical compound CCCCCCCCCCCC[N+](C)(C)CC1=CC=CC=C1 CYDRXTMLKJDRQH-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 5
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 description 5
- 230000002040 relaxant effect Effects 0.000 description 5
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
前記機器本体の肩体に形成された固定摺接部と、
前記蓋体のヒンジ軸付近に配置され、前記蓋体の開放時に前記固定摺接部に、前記ヒンジ軸と直交する面で摺接する少なくとも1つのブレーキ部からなるブレーキ手段と、
を備えた家庭用電気製品において、
前記ブレーキ手段は、前記蓋体の開放初期に前記機器本体の前記固定摺接部と摺接する第1ブレーキ部と、該第1ブレーキ部と隔てて配設され前記蓋体の開放後期に前記機器本体の前記固定摺接部と摺接する第2ブレーキ部とからなり、
前記第1ブレーキ部は、前記ブレーキ手段から延びる摺接ガイド部に接続し、
前記第2ブレーキ部は、前記第1ブレーキ部に隣接する緩和部に接続し、
前記摺接ガイド部と前記第1ブレーキ部の境界および前記緩和部と前記第2ブレーキ部の境界に形成される摺接ラインが、前記固定摺接部と摺接する際に、前記固定摺接部の縁部と略一致するものである。
炊飯器2は炊飯鍋(図示せず)を着脱可能に収容する機器本体3と、該機器本体3の上端開口を開閉する蓋体4とを備える。
取り付け片17aは補強板11の上面にネジ(図示せず)を介して、弾性片18aが固定摺接部9のヒンジ軸14と直交する面と摺接するように取り付けられている。又、取り付け片17aの蓋体4の内側には補強板11に取り付けるための取り付け穴22と、蓋体4の外側にはブレーキ金具1aの位置決めをするための位置決め穴23と、の2つの穴が設けられている。
弾性片18aの第2摺接面24は、取り付け片17aから垂直に下方へ向かって延びている。又、第2摺接面24の後側には、固定摺接部9と第2摺接面24とが摺接を開始するまで弾性片18aを固定摺接部9に導くための第1摺接面25と、該第1摺接面25から機器本体3の外側へ向かって延びるように摺接ガイド部26aが形成されている。第1摺接面25と摺接ガイド部26aは第1摺接ライン27aで区切られている。第2摺接面24の下側には、緩和部20と接続する第3摺接面28が形成されており、第1ブレーキ部19aは第1摺接面25と第2摺接面24と第3摺接面28とから構成されている。
弾性片18aの緩和部20は、第3摺接面28に対して蓋体4の外側へくぼんでいる。
弾性片18aの第5摺接面29は、緩和部20から第4摺接面30を介して機器本体3の内側へ向かって下方へ延びている。緩和部20と第4摺接面30とは第2摺接ライン31により区切られている。第4摺接面30は、緩和部20と第5摺接面29との間に配設され、前方から後方へかけて下方へ傾いている。第2ブレーキ部21は第4摺接面30と第5摺接面29とからなる。第5摺接面29の下端には、補強板11との間でブレーキ金具1aを支持するため補強板11に向かって水平に延びる固定部32aが形成されている。固定部32aは、補強板11に当接している。これにより、弾性片18aは一端が取り付け片17aに固定され、他端が補強板11に支持された状態となっている。もちろん、固定部32aは、補強板11から離した構成をとることも構わない。
図3から図8を参照すると、蓋体4の閉蓋時にはブレーキ金具1aは固定摺接部9の前方に位置している(図3)。蓋体4がヒンジスプリング16の付勢力によりヒンジ軸14周りに開放を始めると共に、ブレーキ金具1aもヒンジ軸14周りに回転し、第1摺接ライン27aと固定摺接部9の縁部33とが略一致し、第1摺接面25が固定摺接部9の側面と摺接を始める。これによりブレーキ金具1aには無理な応力が作用しない。続いて第2摺接面24が固定摺接部9に摺接し、この後、第3摺接面28が固定摺接部9と摺接することで、第1ブレーキが作用する(図4)。更に蓋体4が開放すると第1ブレーキ部19aに続いて緩和部20が、固定摺接部9の側面と摺接する又は摺接を解除する(図5)。緩和部20ではブレーキ力を弱める又はブレーキ力を解除することで、ブレーキ力の作用により蓋体4が開放途中で止まるのを防止する。蓋体4が開放を続けると緩和部20に続いて、第2摺接ライン31と固定摺接部9の縁部33とが略一致し、第2ブレーキ部21の第4摺接面30が固定摺接部9の側面と摺接を始める。これによりブレーキ金具1aに無理な応力が作用しない。続いて第5摺接面29が固定摺接部9と摺接し、第2ブレーキが作用する(図6)。蓋体4が開放すると、第2ブレーキ部21の第5摺接面29が固定摺接部9の側面との間で平行に係合した状態で保持される(図7)。第5摺接面29が固定摺接部9の側面と平行に係合することで、蓋体4の開放終了後に第2ブレーキ部21は固定摺接部9の側面から均等に力を受け、無理な応力がかかることによるブレーキ金具1aの破損を防止できる(図8)。
弾性片18bの摺接ガイド部26bは、取り付け片17bから下方へ向かって延びている。
弾性片18bの第1ブレーキ部19bは第1摺接ライン27bにより摺接ガイド部26bと区切られ、摺接ガイド部26bから機器本体3の前方へ向かって水平方向に延びている。第1ブレーキ部19bの前端には、補強板11との間でブレーキ金具1bを固定するため補強板11に向かって延びる固定部32bが形成されている。
閉蓋時には、ブレーキ金具1bは固定摺接部9の前方に配置している(図9)。蓋体4がヒンジ軸14周りに開放を始めると共にブレーキ金具1bもヒンジ軸14周りに回転し、摺接ガイド部26bが固定摺接部9と摺接せずに回転する。更に蓋体4が開放すると第1摺接ライン27bと固定摺接部9の縁部33とが略一致し、第1ブレーキ部19bが固定摺接部9の側面と摺接を始める(図10)。第1ブレーキ部19bで作用するトルクにより蓋体4の開放は停止する。蓋体4が開放すると、第1ブレーキ部19bが固定摺接部9の側面と係合した状態に保持される(図11)。
3 機器本体
4 蓋体
6 肩体
9 固定摺接部
14 ヒンジ軸
17,17a,17b 取り付け片
18,18a,18b 弾性片
19,19a,19b 第1ブレーキ部
20 緩和部
21 第2ブレーキ部
27,27a,27b 第1摺接ライン
31 第2摺接ライン
Claims (4)
- 有底の胴部の上端開口縁に肩体を備えた機器本体と、一端が前記機器本体の前記肩体にヒンジ軸を介して回転可能に取り付けられると共に開放方向に弾性的に付勢された蓋体とを備える家庭用電気製品であって、
前記機器本体の肩体に形成された固定摺接部と、
前記蓋体のヒンジ軸付近に配置され、前記蓋体の開放時に前記固定摺接部に、前記ヒンジ軸と直交する面で摺接する少なくとも1つのブレーキ部からなるブレーキ手段と、
を備えた家庭用電気製品において、
前記ブレーキ手段は、前記蓋体の開放初期に前記機器本体の前記固定摺接部と摺接する第1ブレーキ部と、該第1ブレーキ部と隔てて配設され前記蓋体の開放後期に前記機器本体の前記固定摺接部と摺接する第2ブレーキ部とからなり、
前記第1ブレーキ部は、前記ブレーキ手段から延びる摺接ガイド部に接続し、
前記第2ブレーキ部は、前記第1ブレーキ部に隣接する緩和部に接続し、
前記摺接ガイド部と前記第1ブレーキ部の境界および前記緩和部と前記第2ブレーキ部の境界に形成される摺接ラインが、前記固定摺接部と摺接する際に、前記固定摺接部の縁部と略一致することを特徴とする家庭用電気製品。 - 前記ブレーキ手段の緩和部は、前記第1ブレーキ部と前記第2ブレーキ部の間に、前記蓋体の開放中期に前記第1ブレーキ部よりも弱いブレーキ力で前記機器本体の前記固定摺接部と摺接する又は前記固定摺接部と摺接せずにブレーキ力を解除することを特徴とする請求項1に記載の家庭用電気製品。
- 前記ブレーキ手段は、前記蓋体のヒンジ軸付近に取り付けられた取り付け片と、該取り付け片から延びて前記蓋体の開放時に前記固定摺接部と、前記ヒンジ軸と直交する面で摺接する弾性片とからなり、
前記弾性片は、前記取り付け片に隣接する前記第1ブレーキ部と、該第1ブレーキ部に隣接する前記緩和部と、該緩和部に隣接し、前記緩和部より強いブレーキ力を作用する前記第2ブレーキ部とを備え、
前記摺接ラインは、前記第1ブレーキ部と前記固定摺接部の縁部と最初に摺接する第1摺接ラインと、前記第2ブレーキ部と前記固定摺接部の縁部と最初に摺接する第2摺接ラインであることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用電気製品。 - 前記蓋体の開放終了時に、前記固定摺接部と前記ブレーキ手段とは平行に係合することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の家庭用電気製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007132337A JP4971029B2 (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ブレーキ機構及び家庭用電気製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007132337A JP4971029B2 (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ブレーキ機構及び家庭用電気製品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008284179A JP2008284179A (ja) | 2008-11-27 |
JP4971029B2 true JP4971029B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=40144467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007132337A Active JP4971029B2 (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ブレーキ機構及び家庭用電気製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4971029B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2780388B2 (ja) * | 1989-10-26 | 1998-07-30 | 松下電器産業株式会社 | 電気湯沸し器等の蓋体開閉装置 |
JPH0639607Y2 (ja) * | 1990-06-13 | 1994-10-19 | 象印マホービン株式会社 | 開閉蓋の制動装置 |
JP2000023835A (ja) * | 1998-07-16 | 2000-01-25 | Osaka Gas Co Ltd | 炊飯器 |
JP2003038342A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 炊飯器 |
JP3761841B2 (ja) * | 2002-06-18 | 2006-03-29 | 象印マホービン株式会社 | 炊飯器の蓋のブレーキ装置 |
JP2004033295A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Feather Safety Razor Co Ltd | 首振り式剃刀 |
-
2007
- 2007-05-18 JP JP2007132337A patent/JP4971029B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008284179A (ja) | 2008-11-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9302825B2 (en) | Electronic cigarette case | |
JP6706758B2 (ja) | 洗濯機 | |
EP3031338A1 (en) | Electronic cigarette case | |
US10309141B2 (en) | Domestic appliance and hinge of a domestic appliance | |
JP5380103B2 (ja) | 扉体の保持構造 | |
KR101716169B1 (ko) | 세탁물 처리기기 | |
JP2016187369A (ja) | 洗濯機 | |
US8256249B2 (en) | Laundry machine | |
JP5291221B2 (ja) | 家庭用電気製品 | |
JP4971029B2 (ja) | ブレーキ機構及び家庭用電気製品 | |
JP3761841B2 (ja) | 炊飯器の蓋のブレーキ装置 | |
JP2003220253A (ja) | 遊技機のガラス扉における支持機構 | |
JP5038019B2 (ja) | 金属ブレーキ機構及び家庭用電気製品 | |
KR100744767B1 (ko) | 가전제품의 도어개폐장치 | |
JP6155805B2 (ja) | 調理器 | |
JP5187971B2 (ja) | 電気機器収納用箱体 | |
JP2008264248A (ja) | 炊飯器 | |
JP4933959B2 (ja) | 蝶番 | |
JP5023278B2 (ja) | 遊技機のヒンジ構造 | |
JP5389141B2 (ja) | 光ケーブル固定金具締付け不足防止構造 | |
JP2012234043A (ja) | ヒンジ機構 | |
TWI832938B (zh) | 洗衣機 | |
JP4403450B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5205576B2 (ja) | 遊技機のガラス扉 | |
JP6870829B2 (ja) | 開閉装置並びに産業機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120403 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120405 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150413 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4971029 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |