JP5023278B2 - 遊技機のヒンジ構造 - Google Patents
遊技機のヒンジ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5023278B2 JP5023278B2 JP2006185883A JP2006185883A JP5023278B2 JP 5023278 B2 JP5023278 B2 JP 5023278B2 JP 2006185883 A JP2006185883 A JP 2006185883A JP 2006185883 A JP2006185883 A JP 2006185883A JP 5023278 B2 JP5023278 B2 JP 5023278B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge pin
- opening
- hinge
- frame
- operation member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
また、ヒンジピンは、コイルスプリングによって、開閉扉を枠体に取り付けるための取付位置に付勢してあり、操作部を操作したときには、コイルスプリングの付勢力に抗して、開閉扉を枠体に対して着脱するための着脱位置にスライドさせる(ヒンジピンの軸方向に移動させる)ことができる。これにより、ヒンジピンのスライド操作が容易で、開閉扉の着脱が容易な遊技機を構成している。
軸方向にスライド可能なヒンジピンと、
該ヒンジピンをスライド可能に支持する支持部と、
上記ヒンジピンをスライド操作するための操作部材とを有しており、
上記ヒンジピンは、その先端部を上記支持部から突出させて、上記開閉部材の開閉軸を形成するよう構成してあると共に、付勢部材によって、当該ヒンジピンの先端部が上記支持部から突出する方向に付勢されており、
上記操作部材は、その回動支点部を中心に回動操作可能であり、かつ、その一端側に上記ヒンジピンの後端側と連結する連結部を有すると共に、その他端側に当該操作部材を操作するための操作部を有しており、
上記操作部材の上記操作部を操作することによって、上記ヒンジピンの先端部を上記突出する方向とは反対方向にスライドさせるよう構成してあり、
上記開閉部材には、上記回動支点部を上記反対方向から支持する平面を有する回動受け部と、上記操作部材の上記操作部を挿入配置する挿入配置穴とが形成してあり、
該挿入配置穴には、上記開閉部材を上記枠体に配設した状態において、上記ヒンジピンの周方向に回した上記操作部材の上記操作部が嵌り込む不正防止溝が形成してあることを特徴とする遊技機のヒンジ構造にある(請求項1)。
これにより、ヒンジピンに加わる偏心荷重を効果的に減少させることができ、ヒンジピンのスライド方向(軸方向)に、操作部材の操作部の操作による荷重をより直接的に加えることができる。
上記支持部は、上記開閉部材に直接形成することができ、また、開閉部材に配設した支持部材に形成することもできる。
また、上記支持部は、上記ヒンジピンの軸方向端部をそれぞれ支持するよう一対に形成し、上記付勢部材は、ヒンジピンの外周に装着すると共に、上記一対の支持部同士の間に配置したコイルスプリングとすることができる。この場合には、付勢部材によって、ヒンジピンを上記突出する方向に付勢する状態をコンパクトな形状で容易に構成することができる。
また、上記ヒンジ構造は、枠体側に配設することもできる。
本例の遊技機1のヒンジ構造10は、図1、図2、図3に示すごとく、遊技機1における枠体11に対して、開閉部材12を開閉可能に配設するための構造である。このヒンジ構造10は、軸方向Lにスライド可能なヒンジピン3と、このヒンジピン3をスライド可能に支持する支持部材2と、ヒンジピン3をスライド操作するための操作部材4とを有している。
図3〜図6に示すごとく、本例の遊技機1は、パチンコ遊技機1である。本例の枠体11は、遊技領域を備えた遊技盤110を取り付けた前枠11であり、本例の開閉部材12は、前枠11の前面側に開閉可能に配設すると共に遊技領域を視認可能なガラス板123を設けてなるガラス扉12である。このガラス扉12は、メンテナンス性等を考慮して前枠11に対して開閉可能であると共に着脱可能に配設している。前枠11は、外枠14の前面側に配設してあると共に、パチンコ遊技を制御する各種制御装置及び各種電気部品を配設してなり、ガラス扉12は、プラスチック製の枠部121の裏側にガラス板123を配設してなる。
また、図4、図6に示すごとく、ガラス扉12は、その側部の上下に形成した開閉軸120によって開閉可能である。本例のヒンジ構造10を形成するヒンジピン3は、ガラス扉12の側部の上側に配設してあり、ヒンジピン3の軸方向(スライド方向)Lをガラス扉12の上下方向Hに向けて、この上下方向Hにスライド可能に配設したスライドヒンジピン3である。また、ヒンジピン3は、その軸方向Lを、パチンコ遊技機1における上下方向Hに向けて配設してあり、本例のヒンジピン3の先端部301は上端部を形成し、後端部302は下端部を形成する。
また、図5に示すごとく、前枠11には、ヒンジピン3の先端部301を回動可能に支持する上側の回動支持部(嵌合孔)111及び、固定ヒンジ部15を回動可能に支持する下側の回動支持部(突出ピン)112が形成してある。
支持部材2には、ヒンジピン3の軸方向端部301、302をそれぞれ支持する一対の支持部21が形成してあり、各支持部21には、ヒンジピン3を挿通させるヒンジ穴211が形成してある。
また、本例の回動支点部43は、操作部材4から外側に向けて突出形成した円柱形状を有している。
図7に示すごとく、ガラス扉12には、操作部材4の回動支点部43を回動可能に支持する回動受け部124が形成してある。そして、図1、図2に示すごとく、ヒンジピン3の先端部301を支持部材2から突出させた状態から、支持部材2へ引き込んだ状態へ移行させる過程において、操作部材4は、その回動支点部43を回動受け部124に対してパチンコ遊技機1の前後方向に若干スライドさせながら、この回動支点部43を中心に回動するよう構成してある。このようにすることで、ヒンジピンの軸方向以外に発生する力(より詳しくは軸方向と交差する方向に発生する力)を容易に吸収する(減衰させる)ことができ、ヒンジピンに作用する摩擦力をより低減させることができる。
すなわち、図3、図4に示すごとく、近年のパチンコ遊技の演出効果の拡充により、ガラス扉12の枠部121には、電飾部品等が多く配置されることにより、また、意匠効果の拡充により、ガラス扉の枠部を前面側に張り出すように形成することで、ガラス扉12の枠部121における前後方向Dの厚み寸法が大きくなる傾向にある。
これに対し、本例の操作部材4を用いれば、操作部42を長くしても、操作部材の操作部に係る力を、部材操作部の連結部からヒンジピンに対して、その軸方向へ移動させる力(スライドさせる力)として適切に伝達することができる。
それ故、ヒンジピンと支持部との間に作用する摩擦力を低減させることができ、ヒンジピンのスライド操作を円滑に行うことができる。
10 ヒンジ構造
11 前枠(枠体)
12 ガラス扉(開閉部材)
120 開閉軸
124 回動受け部
2 支持部材
21 支持部
3 ヒンジピン
301 先端部
302 後端部
35 付勢部材(コイルスプリング)
4 操作部材
41 連結部
42 操作部
43 回動支点部
L 軸方向
Claims (1)
- 遊技機における枠体に対して、開閉部材を開閉可能に配設するためのヒンジ構造であって、
軸方向にスライド可能なヒンジピンと、
該ヒンジピンをスライド可能に支持する支持部と、
上記ヒンジピンをスライド操作するための操作部材とを有しており、
上記ヒンジピンは、その先端部を上記支持部から突出させて、上記開閉部材の開閉軸を形成するよう構成してあると共に、付勢部材によって、当該ヒンジピンの先端部が上記支持部から突出する方向に付勢されており、
上記操作部材は、その回動支点部を中心に回動操作可能であり、かつ、その一端側に上記ヒンジピンの後端側と連結する連結部を有すると共に、その他端側に当該操作部材を操作するための操作部を有しており、
上記操作部材の上記操作部を操作することによって、上記ヒンジピンの先端部を上記突出する方向とは反対方向にスライドさせるよう構成してあり、
上記開閉部材には、上記回動支点部を上記反対方向から支持する平面を有する回動受け部と、上記操作部材の上記操作部を挿入配置する挿入配置穴とが形成してあり、
該挿入配置穴には、上記開閉部材を上記枠体に配設した状態において、上記ヒンジピンの周方向に回した上記操作部材の上記操作部が嵌り込む不正防止溝が形成してあることを特徴とする遊技機のヒンジ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006185883A JP5023278B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 遊技機のヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006185883A JP5023278B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 遊技機のヒンジ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008012057A JP2008012057A (ja) | 2008-01-24 |
JP5023278B2 true JP5023278B2 (ja) | 2012-09-12 |
Family
ID=39069687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006185883A Expired - Fee Related JP5023278B2 (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 遊技機のヒンジ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5023278B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008168000A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP5693416B2 (ja) * | 2011-08-08 | 2015-04-01 | 株式会社ソフイア | 遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3112635B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2000-11-27 | 日東工器株式会社 | 軸芯調整型トップピボット装置 |
JP4393796B2 (ja) * | 2003-06-11 | 2010-01-06 | 株式会社Mrd | 遊技機 |
-
2006
- 2006-07-05 JP JP2006185883A patent/JP5023278B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008012057A (ja) | 2008-01-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4524135B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP5023278B2 (ja) | 遊技機のヒンジ構造 | |
JP2002113237A (ja) | 遊技機用施錠装置 | |
JP2006223752A (ja) | 遊技機における蝶番構造 | |
JP5307432B2 (ja) | フラップ扉付キャビネット | |
JP2000135358A (ja) | パチンコ機 | |
JP4393796B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4063470B2 (ja) | パチンコ遊技機のヒンジ機構 | |
JP4895001B2 (ja) | 遊技機のヒンジ機構 | |
JP4390288B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4726946B2 (ja) | 分離型スロットマシン | |
JP5078043B2 (ja) | 遊技機のヒンジ機構 | |
JP2003181078A (ja) | 遊技機 | |
JP5307431B2 (ja) | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 | |
JP3907434B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5137044B2 (ja) | 遊技機のヒンジ機構 | |
JP4895002B2 (ja) | 遊技機のヒンジ機構 | |
JP2006136476A (ja) | 遊技機 | |
JP4322273B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009256945A (ja) | フラップ扉付キャビネット | |
JP2009160023A (ja) | 遊技機の施錠装置 | |
JP2005213759A (ja) | ドアガード装置 | |
JP2008113740A (ja) | 遊技機用丁番 | |
JP4322272B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008178744A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20081006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120424 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120502 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5023278 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |