JP4390288B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、上辺部材、下辺部材、開放側辺部材及び軸着側辺部材を備える本体枠に、遊技盤が取り付けられる前面枠を開閉可能に設け、前記本体枠に対して前記前面枠の閉止状態を維持する係止手段と、前記係止手段の係止状態を解除するために操作する解除手段と、を備えた遊技機に関する。
従来より、遊技球を遊技媒体とする弾球遊技が可能な遊技機においては、種々の遊技機能が設けられた前面枠の一側が本体枠に対して開閉可能に軸着され、前面枠を本体枠に閉止した閉止状態を維持するために、上係止部と下係止部との2カ所で係止する遊技機がある。そして、このような遊技機においては、遊技機と球貸機との微小な隙間から金属板やL字状レバー等の不正部材を差し込んで、遊技機の後方から係止部による係止を解除して前面枠を開放し、前面枠に設けた遊技機能(例えば、電気・電子部品が実装された遊技制御基板を備える遊技制御装置等)を改造するような不正が行われる可能性があるため、不正部材による係止部の解除ができないように、不正部材を係止部へ到達させないように、係止部の後方や側方を覆い得る保護具を本体枠に設け、係止部をカバーするようにした遊技機が提案されている(特許文献1を参照)。
特開2001−204942号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の発明では、前面枠と本体枠との隙間から不正部材が挿入され、係止部による係止を解除するような不正には抗することができない。
すなわち、近来は、インパクトのある遊技機の要望が多く、各メーカーが競って、前面枠に収容・固定する遊技盤に設けられる表示装置や装飾装置を大型化しており、これに伴って、前面枠の裏面側が、遊技盤とほぼ同じ幅で後方に大きく突出する形状になってしまうと、前面枠の裏面側突出量が大きい部位を避けて係止部を設けなければならないので、裏面側突出量が小さくなる前面枠上部に上係止部を、裏面側突出量が小さくなる前面枠下部に下係止部を各々設ける構造を採らざるを得なくなるが、この場合、上係止部と下係止部とが上下に大きく離隔するため、上係止部と下係止部の中間位置で前面枠を手前に強く引くと、容易に前面枠が撓んで、前面枠と本体枠との間に不正部材を挿入するに十分な隙間を生じさせ易くなり、この前面枠と本体枠に生じた隙間から挿入した不正部材によって係止部の係止を解除して前面枠を開放する不正行為が行われると、遊技制御装置等に対する改竄を防止できない。
そこで、本発明は、前面枠の裏面側突出量の大きい部位を避けて設けた上係止部と下係止部により前面枠を本体枠に係止する構造を採用しても、不正部材の挿入等による不正行為を効果的に抑止できる遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、上辺部材、下辺部材、開放側辺部材及び軸着側辺部材を備える本体枠に、遊技盤が取り付けられる前面枠を開閉可能に設け、前記本体枠に対して前記前面枠の閉止状態を維持する係止手段と、前記係止手段の係止状態を解除するために操作する解除手段と、を備えた遊技機において、前記係止手段は、前記前面枠の開放側上部に設けられる上係止部材と、前記前面枠の開放側下部に設けられる下係止部材と、前記前面枠の開放側における前記上係止部材と前記下係止部材との間に設けられる中係止部材と、前記開放側辺部材の上部に設けられ、前記前面枠の前記上係止部材が係止可能な上係止受け部材と、前記開放側辺部材の下部に設けられ、前記前面枠の前記下係止部材が係止可能な下係止受け部材と、前記開放側辺部材における前記上係止受け部材と前記下係止受け部材との間に設けられ、前記前面枠の前記中係止部材が係止可能な中係止受け部材と、を含み、前記前面枠には、前記上係止部材と前記下係止部材とに連結され、前記解除手段の解除動作に連動して、前記上係止部材を上係止受け部材から外し、下係止部材を下係止受け部材から外して非係止状態に変換させる連動部材を設け、前記中係止部材は、前記連動部材の適所に設けられ、前記前面枠の開放側に延出する係止突部を備え、前記中係止受け部材は、前記中係止部材の少なくとも開放側先端部を係止可能であって、軸着側への突出量は、前面枠において前記中係止部材の配設部位で後方に突出する前面枠裏面突出部位の回動範囲に達しないように抑制したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機において、前記上係止受け部材は、スペーサ部材を介して前記開放側辺部材に取り付けられ、前記中係止部材の軸着側への突出量と、前記スペーサ部材の軸着側への突出量を、ほぼ同じとしたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記中係止受け部材は、前記スペーサ部材と一体に形成され、前記中係止部材を係止した係止状態において中係止部材の下端よりも上方に延出する係止面を備えることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、前記請求項3に記載の発明において、前記中係止受け部材は、前記係止面の上端に連なり、前方に向って下り傾斜する誘導傾斜面を備えることを特徴とする。
請求項1に係る遊技機によれば、前記係止手段は、前記前面枠の開放側上部に設けられる上係止部材と、前記前面枠の開放側下部に設けられる下係止部材と、前記前面枠の開放側における前記上係止部材と前記下係止部材との間に設けられる中係止部材と、前記開放側辺部材の上部に設けられ、前記前面枠の前記上係止部材が係止可能な上係止受け部材と、前記開放側辺部材の下部に設けられ、前記前面枠の前記下係止部材が係止可能な下係止受け部材と、前記開放側辺部材における前記上係止受け部材と前記下係止受け部材との間に設けられ、前記前面枠の前記中係止部材が係止可能な中係止受け部材と、を含み、前記前面枠には、前記上係止部材と前記下係止部材とに連結され、前記解除手段の解除動作に連動して、前記上係止部材を上係止受け部材から外し、下係止部材を下係止受け部材から外して非係止状態に変換させる連動部材を設け、前記中係止部材は、前記連動部材の適所に設けられ、前記前面枠の開放側に延出する係止突部を備え、前記中係止受け部材は、前記中係止部材の少なくとも開放側先端部を係止可能であって、軸着側への突出量は、前面枠において前記中係止部材の配設部位で後方に突出する前面枠裏面突出部位の回動範囲に達しないように抑制したので、前面枠を開放するときに、前面枠裏面突出部位の突出量が少ない前面枠の上部と下部に設けた上係止部材と下係止部材に対応させて本体枠の開放側辺部材に設けた上係止受け部材と下係止受け部材が前面枠に干渉することはなく、また、本体枠の開放側辺部材に設けた中係止部材が前面枠に干渉することもないので、前面枠の開閉に支障を来すことはない。しかも、上係止部材と上係止受け部材からなる上係止部と、下係止部材と下係止受け部材とからなる下係止部との間に、中係止部材と中係止受け部材からなる中係止部を形成できるので、各係止部間の離隔間隔が狭くなり、閉止状態の前面枠と本体枠との間に隙間を生じさせて不正部材を挿入するような不正行為を効果的に抑止できる。
また、請求項2に係る遊技機によれば、前記上係止受け部材は、スペーサ部材を介して前記開放側辺部材に取り付けられ、前記中係止部材の軸着側への突出量と、前記スペーサ部材の軸着側への突出量を、ほぼ同じとしたので、中係止受け部材における軸着側突出量が上係止受け部材における軸着側突出量よりもかなり抑制され、前面枠裏面突出部位の突出量が大きい箇所に中係止受け部材を設けることができる。
また、請求項3に係る遊技機によれば、前記中係止受け部材は、前記スペーサ部材と一体に形成され、前面枠の閉止状態において前記中係止部材の下端よりも上方に延出する係止面を備えるので、中係止部材が前方へ移動できないように当接する係止面という単純な構成の中係止部材であっても、本体枠の開放側辺部材に直接固定されるスペーサ部材と一体であることにより、中係止受け部材による中係止部材の係止を安定して行える。
また、請求項4に係る遊技機によれば、前記中係止受け部材は、前記係止面の上端に連なり、前方に向って下り傾斜する誘導傾斜面を備えるので、開放状態の前面枠を本体枠に閉止するときには、中係止部材は誘導傾斜面に沿って係止面の後方へ誘導されることとなり、中係止部材を中係止受け部へ係止させる動作を円滑に行える。
次に、本発明に係る遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1に示すのは、弾球遊技を行える遊技機1の前面側俯瞰斜視図である。本実施形態として示す遊技機1には遊技に関連した各種機能(後に詳述)を付加し、遊技機1の一側方には、プリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加した球貸ユニット(図示を省略)を設け、球貸ユニットで借り受けた遊技球を用いて遊技機1で遊技を行えるようにした。なお、球貸ユニットが備える機能の全部もしくは一部を遊技機1に付加し、遊技機1から遊技球を貸し出すようにしても良い。
遊技機1は、額縁状の本体枠2の前面側に各種の遊技機能部が設けられた前面枠3を開閉可能に設け、該前面枠3の前面側に透明部材保持枠4と上皿ユニット5を各々開閉可能に設けた。なお、前面枠3に回動可能に取り付けられる透明部材保持枠4および上皿ユニット5の軸着側も、前面枠3の軸着側(遊技機1の正面に向かって左側)と一致させ、前面枠3,透明部材保持枠4,上皿ユニット5を開放したときに本体枠2に掛かる重量負荷を一側に集中させるものとした。なお、本実施形態に係る遊技機1においては、本体枠2に対して前面枠3の閉止状態を維持する係止手段として、上係止部,下係止部,中係止部の3箇所で係止する構造(後に詳述)を採用した。
前記透明部材保持枠4は、透明なガラスや硬質合成樹脂等よりなる透明部材4aを保持するもので、この透明部材4aを通して、その背面側に装着された遊技盤(図示省略)の遊技領域が遊技者から視認可能となる。また、透明部材保持枠4の適所には、発光演出や報知動作等に用いる装飾部材やスピーカ等を設けてある。
また、上皿ユニット5の下方に位置するよう前面枠3の下部に設ける下皿ユニット6には、上皿ユニット5の上皿貯留部51が満杯になってオーバーフローした遊技球を貯留可能な下皿貯留部61、発射操作を遊技者が行うための発射操作ハンドル62、等を設けてある。
上述した前面枠3を開閉自在に収容する本体枠2は、例えば、木製板材からなる上辺部材21、下辺部材22および軸着側辺部材たる左辺部材23、例えば、金属板を加工して形成した開放側辺部材たる右辺部材24、閉止状態の前面枠3の下部を支持する下部前面部材25を備える。なお、前面枠3を軸支する軸着部は、左辺部材23の上部および下部に各々設けてあり、本体枠2の軸着部に対して前面枠3の軸着部を上方から落とし込むようにして取り付ける構造とした。
このように、上辺部材21,左辺部材23,右辺部材24,下部前面部材25により本体枠2に形成した前後方向に貫通する収容空部に収容される前面枠3は、前面側に透明部材保持枠4,上皿ユニット5,下皿ユニット6が突出した状態になり、また裏面側には、島設備から補給される遊技球を受入れる上部貯留タンク3a、この上部貯留タンク3aに貯留されている遊技球を整列させて下流側へ案内する球整列樋3b、この球整列樋3bの下流側に接続される球排出装置3c、この球排出装置3cに対する排出制御や発射装置の制御を行う排出発射制御装置3d、当該遊技機1での遊技制御を統括的に行う主制御装置3e、各部へ所要の電源を供給する電源装置3f等の裏機構が設けられ、前面枠裏面突出部位の突出量は、本体枠2の前後幅を大きく上回る。
さらに、本実施形態に係る遊技機1の前面枠3においては、遊技釘が植設される透明な前面パネルの裏面側に、前面パネルの面積にほぼ等しい表示面を備える液晶表示装置を配置したいわゆる全面液晶式の遊技盤を固定・保持するものとしたので、前面枠3に後方へ窪むように設けた遊技盤保持凹部31の裏面開口から、広い横幅(例えば、遊技盤保持凹部31の左右幅に匹敵する横幅)の液晶収納枠3gが後方へ突出した状態となる(特に、図2を参照)。
よって、前面枠3を開閉可能に保持する本体枠2においては、前面枠裏面突出部位の回動軌跡が右辺部材24の内面に衝接することのないように構成する必要があり、本実施形態の遊技機1では、上述したように、金属板を加工して右辺部材24を形成することで、適度な強度を確保しつつ右辺部材24を薄くし、尚且つ、前面枠の開閉動作の障害とならない係止手段の構造を採用した。以下に、係止手段の詳細構造を説明する。
本実施形態に係る遊技機1においては、前面枠3の開放端側部32の裏面側に取り付けられる施錠機構部7の上部に設けた上係止部材7aと、施錠機構部7の下部に設けた下係止部材7bと、施錠機構部7における上係止部材7aと下係止部材7bとの間に設けた中係止部材7cと、本体枠2の右辺部材24の内面側上部に設けられて上係止部材7aが係止可能な上係止受け部材8aと、右辺部材24の下部に設けられて下係止部材7bが係止可能な下係止受け部材8bと、右辺部材24における上係止受け部材8aと下係止受け部材8bとの間に設けられて中係止部材7cが係止可能な中係止受け部材8cとからなる。
先ず、金属製板材を加工して形成する上係止受け部材8aは、右辺部材24の内面に固着される上スペーサ部材81を介して、相対的に本体枠2へ取り付けられるものである。このため、上係止受け部材8aは、図4に示すように、上スペーサ部材81の係止部材取付部811にネジ等の固着部材82により取り付け可能な取付板部8a1と、この取付板部8a1の前縁部から軸着側(左側)へ延出する板状の係止受け片8a2を備える。
また、上係止受け部材8aには、取付板部8a1の後縁部から開放側(右側)へ延出する板状の固定補助部8a3を設け、スペーサ部材81に上係止受け部材8aを取り付けた際には、この固定補助部8a3がスペーサ部材81の固定補助部収納部812内に収納されることで、上係止受け部材8aの係止受け片8a2に対して前後方向へ押圧する力が作用しても、固定補助部8a3が固定補助部収納部812内で前後方向の動きが規制されるため、上係止受け部材8aがガタつくことを効果的に抑制でき、スペーサ部材81への固定を強固なものとすることが可能である。
更に、上スペーサ部材81には、係止部材取付部811の下方に延出する下方延出部813を設けると共に、この下方延出部813の下部前方に延出するよう中係止受け部材8cを一体成型してある。なお、上スペーサ部材81と中係止受け部材8cは別体として設けても良いが、一体構成とすることで、本体枠2への取り付け作業を簡易化できる。
そして、下方延出部813の厚さ(右辺部材24の内面から左片23側へ突出する距離)は、係止部材取付部811よりも若干薄く設定し、中係止受け部材8cの連結部8c1の厚さも下方延出部813の厚さと同じに設定し、連結部8c1の前方端から軸着側(左辺部材23側)へ膨出する鉛直面状の係止面8c2の突出量は、概ね、上スペーサ部材81の係止部材取付部811の突出量に等しくしてある。斯くすれば、前面枠3の裏面突出部位が上スペーサ部材81に衝接することなく開閉可能な場合、中係止受け部材8cにも前面枠3の裏面突出部位に衝接することはない。
例えば、図2に示すように、上係止受け部材8aの係止受け片8a2よりも下方に位置して係止受け片8a2の軸着側端部よりも開放側に突出している液晶収納枠3gが、上スペーサ部材81の係止部材取付部811に取り付けられた取付板部8a1に当たらずに開放可能であれば、中係止受け部材8cも液晶収納枠3gに当たることはない。よって、中係止受け部材8cの軸着側(左辺部材23側)への突出量と、上スペーサ部材81の軸着側(左辺部材23側)への突出量をほぼ同じとしておけば、中係止受け部材8cにおける軸着側突出量が上係止受け部材8aにおける軸着側突出量よりもかなり抑制され、前面枠裏面突出部位の突出量が大きい箇所(例えば、液晶収納枠3gが存在する上下範囲)に中係止受け部材8cを設けることができる。
また、中係止受け部材8cには、係止面8c2の上端に連なり、前方に向って下り傾斜する誘導傾斜面8c3を設けてあり、前面枠3が閉止される際に、中係止部材7cがこの誘導傾斜面8c3に沿って係止面8c2の後方へ誘導されるようにし、中係止部材7cを中係止受け部材8cへ係止させる動作を容易に行えるようにした。また、この誘導傾斜面8c3を形成することで、必然的に係止面8c2の前側の壁厚も厚くなるので、係止面8c2による係止部材7cの係止強度を高められるという効果もある。
続いて、金属製板材を加工して形成する下係止受け部材8bは、右辺部材24の内面に固着される下スペーサ部材83を介して本体枠2へ取り付けられるものである。このため、下係止受け部材8bは、図5に示すように、下スペーサ部材83の係止部材取付部831にネジ等の固着部材により取り付け可能な取付板部8b1と、この取付板部8b1の前縁部から軸着側(左側)へ延出する板状の係止受け片8b2を備える。
また、下係止受け部材8bには、取付板部8b1の後縁部から開放側(右側)へ延出する板状の固定補助部8b3を設け、スペーサ部材83に下係止受け部材8bを取り付けた際には、この固定補助部8b3がスペーサ部材83の固定補助部収納部832内に収納されることで、下係止受け部材8bの係止受け片8b2に対して前後方向へ押圧する力が作用しても、固定補助部8b3が固定補助部収納部832内で前後方向の動きが規制されるため、下係止受け部材8bがガタつくことを効果的に抑制でき、スペーサ部材83への固定を強固なものとすることが可能である。
一方、施錠機構部7は、係止手段の係止状態を解除するために操作する解除手段としてシリンダ錠7dを備え(例えば、図6を参照)、前面枠3の前面における開放側適所に設けた鍵挿入部3hから適正なキーを挿入して回動操作することにより、上係止部,中係止部,下係止部の係止状態を解除することが可能である。なお、シリンダ錠7dは、前面枠3に設けた透明部材保持枠4を開放するために使用することも可能なように、施錠機構部7を構成してある。以下、図6〜図10に基づいて、施錠機構部7の詳細構造を説明する。
先ず、図6および図7に示す様に、前面枠3が閉止状態における施錠機構部7は、上係止部材7aの後方部に形成されて下方に突出する係止爪7a1が上係止受け部材8aの係止受け片8a2の後面に噛み込み、下係止部材7bの後方部に形成されて下方に突出する係止爪7b1が下係止受け部材8bの係止受け片8b2の後面に噛み込み、中係止部材7cの後方延出部7c1の後端より開放側(右側)へ延出する係止突部としての係止片7c2の下部が中係止受け部材8cの係止面8c2の後方に位置することで、本体枠2から前面枠3を開くことができない係止状態にある。
この図6から分かるように、上係止部7aと上係止受け部8aの係止状態、および下係止部7bと下係止受け部8bとの係止状態は、上スペーサ部材81や下スペース部材83を介して軸着側(左側)へ突出するように取り付けた上係止受け部材8aの係止受け片8a2や下係止受け部材8bの係止受け片8b2が軸着側(左側)へ大きく迫り出すこととなるために、前面枠3の裏面突出部位における突出量が大きい部位には取り付けることができないので、前面枠裏面突出部位の突出量が少ない前面枠3の上部と下部に上係止部材7aと下係止部材7bをそれぞれ設けると共に、これらに対応させて、本体枠2の右辺部材24に上係止受け部材8aと下係止受け部材8bを設けることで、上係止受け部材8aと下係止受け部材8bが前面枠3に干渉して開閉動作の障害となることを回避した。
これに加えて、中係止受け部材8cは、中係止部材7cにおける係止片7c2の少なくとも開放側(右側)先端部を係止できれば良いので、中係止受け部材8cの軸着側(左側)への突出量は低く抑えることができるので、前面枠3において中係止部材7cの配設部位で後方に突出する前面枠裏面突出部位の回動範囲に達しないように抑制しておけば、本体枠2の右辺部材24に設けた中係止受け部材8cが前面枠3に干渉して開閉動作の障害となることを回避できる。よって、前面枠裏面突出部位の突出量が大きい部位、例えば、液晶収納枠3gが存在する上下範囲に中係止部材7cを設け、これに対応させて中係止受け部材8cを設けても、前面枠3の開閉時に、液晶収納枠3gが中係止受け部材8cに衝接することを防止できる。
しかも、上係止部材7aと上係止受け部材8aからなる上係止部と、下係止部材7bと下係止受け部材8bとからなる下係止部との間に、中係止部材7cと中係止受け部材8cからなる中係止部を形成できるので、各係止部間の離隔間隔が狭くなり、閉止状態の前面枠3と本体枠2との間に隙間を生じさせて不正部材を挿入するような不正行為を効果的に抑止できる。なお、本構成例においては、上スペーサ部材81と中係止受け部材8cを一体に形成するものとし、中係止部と上係止部が比較的近接している構造としたが、これに限定されるものではなく、中係止部は、上係止部と下係止部のちょうど中間位置に設けるようにしても良い。
また、施錠機構部7が閉止状態にあるとき、その前面側に突出するように形成した第1透明部材保持枠係止部7e1,第2透明部材保持枠係止部7e2,第3透明部材保持枠係止部7e3が、透明部材保持枠4の各係止受け部に係止された状態となり、透明部材保持枠4が前面枠3に閉止された状態を保持する。
本構成例の施錠機構部7は、図8に示すように、平板状の取付部711と、該取付部711の軸着側端縁(図においては、左側端縁)より後方に延出する側方ガイド部712とからなる横断面が略L字状の取付ベース71に、各係止部材7a〜7cやシリンダ錠7d等を設けたものである。
施錠機構部7の上部に配される上係止部材7aは、前側端に近い部位の軸支部7a2が上係止支持部材72に回動自在に軸支され、この上係止支持部材72を取付ベース71の取付部711の後面上部に固着することにより、後方部に設けた係止爪7a1が揺動自在な状態で取付ベース71に保持される。
上記のようにして上係止支持部材72に軸支された上係止部材7aは、係止爪7a1と軸支部7a2の間の適所において、上連動部材73の上部に設けた駆動連結部731と連結され、上連動部材73が上方へスライド移動すると、上係止部材7aが軸支部7a2を回動中心として上方へ回動し、逆に、上連動部材73が下方へスライド移動すると、上係止部材7aが軸支部7a2を回動中心として下方へ回動する。すなわち、上連動部材73の昇降動作に連動させて、上係止部材7aの係止爪7a1が上係止受け部材8aの係止受け片8a2の後方に噛み込んだ係止状態と、上係止部材7aの係止爪7a1が上係止受け部材8aの係止受け片8a2の上縁部よりも上方に移動した非係止状態とに、相互変換させることが可能である。なお、この上連動部材73は、図示を省略したコイルスプリング等の付勢手段によって、下向きに付勢されるようにした。
また、本構成例の施錠機構部7においては、上連動部材73における駆動連結部731の下方側に延出させた延設部732の後方縁適所から後方延出部7c1を突出させ、その後方端を開放側(右側)へ屈曲させて係止片7c2とすることで、中係止部材7cを上連動部材73と一体に形成するものとした。これにより、上連動部材73の昇降動作に伴う中係止部材7cの状態変換動作は、上係止部材7aと連動することとなる。
施錠機構部7の下部に配される下係止部材7bは、前側端に近い部位の軸支部7b2が下係止支持部材74に回動自在に軸支され、この下係止支持部材74を取付ベース71の取付部711の後面下部に固着することにより、後方部に設けた係止爪7b1が揺動自在な状態で取付ベース71に保持される。
上記のようにして下係止支持部材74に軸支された下係止部材7bは、係止爪7b1と軸支部7b2の間の適所において、下連動部材75の下部に設けた駆動連結部751と連結され、下連動部材75が上方へスライド移動すると、下係止部材7bが軸支部7b2を回動中心として上方へ回動し、逆に、下連動部材75が下方へスライド移動すると、下係止部材7bが軸支部7b2を回動中心として下方へ回動する。すなわち、下連動部材75の昇降動作に連動させて、下係止部材7bの係止爪7b1が下係止受け部材8bの係止受け片8b2の後方に噛み込んだ係止状態と、下係止部材7bの係止爪7b1が下係止受け部材8bの係止受け片8b2の上縁部よりも上方に移動した非係止状態とに、相互変換させることが可能である。なお、この下連動部材75は、図示を省略したコイルスプリング等の付勢手段によって、下向きに付勢されるようにした。
上述した上連動部材73と下連動部材75に連結される中連動部材76は、縦長の金属板材を加工して形成したもので、上連結部7fを介して上連動部材73と、下連結部7gを介して下連動部材75と各々連結され、中連動部材76の昇降動作に連動させて上下連動部材75,76を上下動させることが可能である。上連結部7fは、上連動部材73の下部適所に開設した縦長のスライド孔733に、中連動部材76の上部適所に突設した上ガイドネジ761を遊嵌させたものであり、一方、下連動部7gは、下連動部材75の上部適所に開設した縦長のスライド孔752に、中連動部材76の下部適所に突設した下ガイドネジ762を遊嵌させたものである。
そして、中連動部材76は、その前縁適所から開放側(右側)に突出する薄板状の下限位置規制部763を備え、取付ベース71の取付部711の適所から後方に突出形成した規制受け部713に下限位置規制部763が上方から当接することで、図示を省略したコイルスプリング等の付勢手段によって下向きに付勢される中連動部材76は、それよりも下方にスライド移動しないように、下限位置が規制されるのである。
この中連動部材76の下限位置が規制されることで、上連動部7fにおいては、上ガイドネジ761がスライド孔733の上端に当接した位置において上連動部材73が止まり、これが常態となる。この常態においては、上連動部材73が上係止部材7aを上方へ押し上げていない状態、すなわち、係止爪7a1が上係止受け部材8aの係止受け片8a2に係止可能な状態で、尚且つ、中係止部材7cの係止片7c2が中係止受け部材8cの係止面8c2に係止可能な状態にある。
また、中連動部材76の下限位置が規制されることで、下連動部7gにおいては、下ガイドネジ762が下連動部材75のスライド孔752の上端に当接した位置において下連動部材75が止まり、これが常態となる。この常態においては、下連動部材74が下係止部材7bを上方へ引き上げていない状態、すなわち、係止爪7b1が下係止受け部材8bの係止受け片8b2に係止可能な状態にある。
上記のように中連動部材76と連結された上連動部材73を単独で上方へスライドさせて、上係止部材7aを上方回動させると共に、中係止部材7cの係止片7c2を上方へ移動させると、上係止部および中係止部を非係止状態に変換可能であるが、この移動範囲においてはスライド孔733の下端に上ガイドネジ761が当接しないために中連動部材76は上連動部材73に追随して上方へ移動することはない。
同様に、中連動部材76と連結された下連動部材75を単独で上方へスライドさせて、下係止部材7bを上方回動させると、下係止部を非係止状態に変換可能であるが、この移動範囲においてはスライド孔752の下端に下ガイドネジ762が当接しないために中連動部材76は下連動部材74に追随して上方へ移動することはない。
しかしながら、中連動部材76を上方へスライドさせると、上ガイドネジ761は上連動部材73のスライド孔733の上端に、下ガイドネジ762は下連動部材75のスライド孔752の上端に各々当接した状態であるから、上連動部材73および下連動部材75が共に追随して上方へ移動するので、上係止部材7aおよび下係止部材7bを上方回動させると共に、中係止部材7cを上方へ移動させ、3つの係止部を同時に非係止状態に変換できる。
すなわち、本構成例の施錠機構部7においては、ピアノ線等の不正部材を使って、上係止部材7aや上連動部材73、下係止部材7bや下連動部材74を上方移動させても、上係止部,中係止部,下係止部を同時に非係止状態とすることはできないので、前面枠3が不正に開放されることを効果的に防止できる。このように、本構成例の施錠機構部7においては、上連動部材73と下連動部材75と中連動部材76とからなる連動部材を介して上係止部材7aと下係止部材7bを連結することにより、中連動部材76の昇降動作に連動して上係止部材7aを上係止受け部材8aから外し、下係止部材7bを上係止受け部材8bから外して非係止状態に変換させることが可能となる。
なお、上係止部7aの連結構造を上連結部7fと同様の連結構造とし、下係止部7bの連結構造を下連結部7gと同様の連結構造とすれば、一つの連動部材で上係止部材7aと下係止部材7bを連結しても、上記の構成と同様に、上係止部材7aまたは下係止部材7bを直接回動させた場合は他方の係止部材が連動して非係止状態に変換されることはなく、連動部材を動作させたときにのみ上下係止部7a,7bが連動して非係止状態に変換されるものとなる。
上述したように、本構成例の施錠機構部7においては、中連動部材76を上方移動させることで、上係止部,中係止部,下係止部を同時に非係止状態に変換できるので、係止状態を解除するための解除手段たるシリンダ錠7dの解除操作により、中連動部材76を上方移動させれば良い。
斯くするために、施錠機構部7の解除動作部7hは、取付ベース71の取付部711へ裏面から固着ベース7d1を介して取り付けるシリンダ錠7dの後方部(鍵穴と反対側)に位置するカム板7d2と、このカム板7d2が上縁部に係合可能なように中連動部材76の適所に開設したカム受け孔764からなる。
例えば、常態にある施錠機構部7のシリンダ錠7dにキーを差し込んで(図9(a)および図10(a)を参照)、右回りに回すと、これに連動してカム板7d2も右回りに回転するので、常態においてカム板7d2の左側方部にある当接部が上向きに回転して行くことにより、カム受け孔764の上縁に当接して中連動部材76を上方へスライド移動させ、これに追随して上下連動部材73,75も上方へスライド移動し、上下係止部材7a,7bが上方回動するので、上係止部材7a,下係止部材7b,中係止部材7cの全てが非係止状態に変換される(図9(b)および図10(b)を参照)。
なお、解除操作部7hの配設位置は特に限定されるものではないが、シリンダ錠7dのカム板7d2の回動領域を軸着側(左側)に或る程度確保しなければならないので、そのための領域確保が容易な位置として、横幅の広い液晶収納枠3gよりも下方となる位置(下連結部7gの直ぐ上)に解除操作部7hを配置した。このような制限がなければ、中連動部材76の中央位置に解除操作部7hを設けるようにしても良い。
また、本構成例の施錠機構部7においては、上連動部材73および中連動部材76の軸着側(左側)に、金属製板材を加工して形成した透明部材保持枠係止部材77を配置し、透明部材保持枠係止部材77の前縁から前方へ突出形成した第1〜第3透明部材保持枠係止部7e1〜7e3を、取付ベース8に設けた第1係止部挿通孔714a,第2係止部挿通孔714b,第3係止部挿通孔714cから取付ベース71の取付部711の前面側に突出した状態とする。この施錠機構部7を前面枠3の開放端側部32の裏面に取り付けると、第1〜第3透明部材保持枠係止部7e1〜7e3が前面枠3の前側に延出した状態となり、透明部材保持枠4を閉止した際には、図示を省略したコイルスプリング等で上方へ付勢されている透明部材保持枠係止部材77の第1〜第3透明部材保持枠係止部7e1〜7e3が、透明部材保持枠4の第1〜第3係止受け部に各々係止され、透明部材保持枠4の閉止状態が保持される。
この透明部材保持枠係止部材77も、シリンダ錠7dによる解除動作で解除できるようにするため、透明部材保持枠係止部材77の適所には、シリンダ錠7dのカム板7d2が下縁部に係合可能なカム受け孔771を開設した。例えば、常態にある施錠機構部7のシリンダ錠7dにキーを差し込んで(図9(a)および図10(a)を参照)、左回りに回すと、これに連動してカム板7d2も左回りに回転するので、常態においてカム板7d2の左側方部にある当接部が下向きに回転して行くことにより、カム受け孔771の下縁に当接して透明部材保持枠係止部材77を下方へスライド移動させ、第1〜第3透明部材保持枠係止部7e1〜7e3を非係止状態に変換させる(図9(c)および図10(c)を参照)。
なお、本構成例の施錠機構部7においては、シリンダ錠7dを用いないで透明部材保持枠4を開放できるように、透明部材保持枠係止部材77の後方縁適所から開放側(取付ベース71の側方ガイド部712にぶつからない右側)に突出する透明部材保持枠開放操作部772を形成し、この透明部材保持枠開放操作部772を直接押下(図10(c)に破線矢印で示す方向へ操作)することで、第1〜第3透明部材保持枠係止部7e1〜7e3を非係止状態に変換させるものとした。また、この透明部材保持枠開放操作部772がピアノ線等の不正部材によって操作されることにより、閉止状態の前面枠3から透明部材保持枠4を開放されることを防止するため、透明部材保持枠開放不正防止カバー78を設けるものとした。
上述した第1構成例に係る施錠機構部7においては、上連動部材73に中係止部材7cを設けたことから、上連動部材73が単独で上方へスライド移動させると、上係止部材7aと中係止部材7cが共に非係止状態に変換されてしまう。そこで、図11に示す第2構成例に係る施錠機構部7′に示すように、上係止受け部材8aを上スペーサ部材81′を介して取り付け、上スペーサ部材81′とは別体とした中係止受け部材8c′を、中連動部材76に後縁から後方へ突出させた中係止部材7c′が係止可能な位置に設ける構成とすれば、上連動部材73が単独で上方へスライド移動させられても、中係止部材7c′は上方移動しないので、中係止部が非係止状態に変換されることを防げる。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明の一実施形態に係る遊技機(本体枠に対し前面枠を若干開いた状態)の前面側斜視図である。 遊技機(本体枠に対し前面枠を若干開いた状態)の裏面側斜視図である。 本体枠の前面側斜視図である。 上係止部材と中係止部材の分解斜視図である。 下係止部材の分解斜視図である。 上係止部と中係止部と下係止部が係止状態にある第1構成例の施錠機構部と上中下係止部材の斜視図である。 第1構成例の施錠機構部の斜視図である。 第1構成例の施錠機構部の分解斜視図である。 施錠機構部を側方から見た解除動作説明図である。 施錠機構部を斜め後方から見た解除動作説明図である。 上係止部と中係止部と下係止部が係止状態にある第2構成例の施錠機構部と上中下係止部材の斜視図である。
符号の説明
1 遊技機
2 本体枠
21 上辺部材
22 下辺部材
23 左辺部材
24 右辺部材
3 前面枠
7 施錠機構部
7a 上係止部材
7b 下係止部材
7c 中係止部材
7d シリンダ錠
7d2 カム板
73 上連動部材
75 下連動部材
76 中連動部材
764 カム受け孔
8a 上係止受け部材
8b 下係止受け部材
8c 中係止受け部材

Claims (4)

  1. 上辺部材、下辺部材、開放側辺部材及び軸着側辺部材を備える本体枠に、遊技盤が取り付けられる前面枠を開閉可能に設け、
    前記本体枠に対して前記前面枠の閉状態を維持する係止手段と、
    前記係止手段の係止状態を解除するために操作する解除手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記係止手段は、
    前記前面枠の開放側上部に設けられる上係止部材と、
    前記前面枠の開放側下部に設けられる下係止部材と、
    前記前面枠の開放側における前記上係止部材と前記下係止部材との間に設けられる中係止部材と、
    前記開放側辺部材の上部に設けられ、前記前面枠の前記上係止部材が係止可能な上係止受け部材と、
    前記開放側辺部材の下部に設けられ、前記前面枠の前記下係止部材が係止可能な下係止受け部材と、
    前記開放側辺部材における前記上係止受け部材と前記下係止部材との間に設けられ、前記前面枠の前記中係止部材が係止可能な中係止受け部材と、
    を含み、
    前記前面枠には、前記上係止部材と前記下係止部材とに連結され、前記解除手段の解除動作に連動して、前記上係止部材を上係止受け部材から外し、下係止部材を下係止受け部材から外して非係止状態に変換させる連動部材を設け、
    前記中係止部材は、前記連動部材の適所に設けられ、前記前面枠の開放側に延出する係止突部を備え、
    前記中係止受け部材は、前記中係止部材の少なくとも開放側先端部を係止可能であって、軸着側への突出量は、前面枠において前記中係止部材の配設部位で後方に突出する前面枠裏面突出部位の回動範囲に達しないように抑制したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記上係止受け部材は、スペーサ部材を介して前記開放側辺部材に取り付けられ、
    前記中係止部材の軸着側への突出量と、前記スペーサ部材の軸着側への突出量を、ほぼ同じとしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記中係止受け部材は、前記スペーサ部材と一体に形成され、前面枠の閉止状態において前記中係止部材の下端よりも上方に延出する係止面を備えることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記中係止受け部材は、前記係止面の上端に連なり、前方に向って下り傾斜する誘導傾斜面を備えることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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