JP2008168000A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体枠から前面扉を取り外すときの作業性を向上する。
【解決手段】前面扉を本体枠に取り付ける場合、操作部34を操作して操作アーム31をC方向に回転させ、上支軸25を上ガイド孔27aの内部に収容させた状態で、上支軸25を上扉支持孔21aの位置に合わせる。操作部34の操作を解除すると、上支軸25は、コイルバネ28の付勢により上方に移動して上扉支持孔21aに挿入される。前面扉を本体枠から取り外す場合には、前面扉を開放した後、操作部34を操作して操作アーム31をA方向に回転させ、操作部34を規制開口に位置させる。操作部34を規制開口に位置させると、操作アーム31をB方向に回転可能となり、操作アーム31をC方向に回転させると、上支軸25がコイルバネ28の付勢に抗して下方に移動し、上支軸25が上扉支持孔21aから抜ける。この状態で、前面扉5を本体枠3から取り外す。
【選択図】図5
【解決手段】前面扉を本体枠に取り付ける場合、操作部34を操作して操作アーム31をC方向に回転させ、上支軸25を上ガイド孔27aの内部に収容させた状態で、上支軸25を上扉支持孔21aの位置に合わせる。操作部34の操作を解除すると、上支軸25は、コイルバネ28の付勢により上方に移動して上扉支持孔21aに挿入される。前面扉を本体枠から取り外す場合には、前面扉を開放した後、操作部34を操作して操作アーム31をA方向に回転させ、操作部34を規制開口に位置させる。操作部34を規制開口に位置させると、操作アーム31をB方向に回転可能となり、操作アーム31をC方向に回転させると、上支軸25がコイルバネ28の付勢に抗して下方に移動し、上支軸25が上扉支持孔21aから抜ける。この状態で、前面扉5を本体枠3から取り外す。
【選択図】図5
Description
本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるパチンコ機等の遊技機に関するものである。
遊技場に設置される遊技機の一つとしてパチンコ機が挙げられる。パチンコ機には、パチンコ球が打ち出される遊技領域が形成された遊技盤を保持する本体枠と、遊技盤の前面を覆うガラス板を保持した前面扉と、が設けられている。前面扉は、本体枠に開閉(回転)自在に取り付けられている。また、近年では、前面扉にスピーカを取り付けたものが主流となっている。
前面扉は、下面には回転軸となる固定軸ピンが固定され、上面には、本体枠の挿入孔に挿入される挿入位置と挿入が解除される挿入解除位置との間で上下方向に移動自在な移動軸ピンが設けられている。本体枠には、固定軸ピンと移動軸ピンとが挿入される挿入孔が形成されている。移動軸ピンは、略L字状に形成され、L字状の一辺が挿入孔に挿入され、他辺は、操作可能に前面扉から露呈しており、移動軸ピンは、バネにより、挿入位置に向けて付勢されている(例えば、特許文献1参照)。
前面扉を本体枠に取り付けるときには、バネの付勢に抗して軸ピンを挿入解除位置まで移動させた状態で、固定軸ピンを本体枠の挿入孔に挿入し、前面扉を本体枠の所定の位置にセットした後、移動軸ピンから手を離す。移動軸ピンから手を離すと、移動軸ピンは、バネの付勢により挿入位置まで移動して本体枠の挿入孔に挿入される。これにより、前面扉は、移動軸ピンを回転軸として本体枠に回転自在に取り付けられる。
本体枠から前面扉を取り外すときには、バネの付勢に抗して移動軸ピンを挿入解除位置まで移動させ、移動軸ピンを本体枠の挿入孔から抜いた後に前面扉を取り外す。
特開2005−168718号公報
しかしながら、前面扉はガラス板やスピーカが取り付けられているため、その重量が重い。重量の重い前面扉の重みを軸ピンで支えているため、軸ピンと本体枠との摺動抵抗が大きくなり、本体枠から前面扉を取り外すときには、軸ピンを移動させるときの操作性が悪く、取り外し作業の作業性が悪いという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本体枠から前面扉を取り外すときの作業性を向上することができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤を保持する保持枠と、前記保持枠に回転自在に支持される前面扉とを備えた遊技機において、前記保持枠に設けられ、前記前面扉を回転自在に支持するときの軸受け孔と、前記前面扉に設けられ、前記軸受け孔に挿入される挿入位置と挿入が解除される挿入解除位置との間で上下方向に移動自在な移動軸と、前記前面扉に設けられ、前記移動軸を、上下方向に移動自在で、且つ、軸方向を中心に第1方向に回転自在に支持する移動軸支持部と、前記前面扉に前記移動軸の軸方向に直交する方向を中心に第2方向に回転自在に設けられ、前記移動軸を前記挿入位置と前記挿入解除位置との間で移動させる操作アームと、前記操作アームに設けられ、前記移動軸に連結する連結部と、前記操作アームに設けられ、前記操作アームを回転させるときに操作する操作部と、前記操作アームの前記連結部と前記操作部との間に設けられ、前記第2方向への回転中心となるアーム軸部と、前記前面扉に設けられ、前記操作アームを、前記アーム軸部を中心に前記第2方向に回転自在で、且つ、前記移動軸の軸心を中心に前記第1方向に回転自在に支持するアーム支持部と、前記前面扉に設けられ、前記移動軸を前記挿入位置に移動させたときの前記操作アームを前記第1方向に回転したときに前記第2方向に回転不能となるように係止する係止部と、を備えたことを特徴とする。なお、前記前面扉は、前記遊技盤を視認可能なガラスが取り付けられている。
また、前記移動軸を、前記挿入位置に向けて付勢する付勢手段を備えることが好ましい。
さらに、前記保持枠に設けられ、前記前面扉を閉じたときに、前記係止部により係止された前記操作アームの前記第1方向への回転を規制する回転規制部を備えることが好ましい。
また、前記前面扉に設けられ、前記操作部が挿通され、前記操作部を前記第2方向に回転可能にするとともに前記第1方向への回転を規制する規制開口と、前記規制開口に連続して形成され、前記操作部を前記第1方向に回転可能にするとともに前記第2方向に回転不能に係止する係止開口と、を備え、前記係止部を、前記係止開口から構成し、前記移動軸を前記挿入位置に移動させたときの前記操作アームを前記第1方向に回転したときに、前記操作部は前記係止開口に係止され、前記操作アームは前記第2方向に回転不能となるように係止されることが好ましい。
本発明の遊技機によれば、操作アームを第2方向に回転することにより、移動軸を、支持枠の軸受け孔に挿入される挿入位置と挿入が解除される挿入解除位置との間で上下方向に移動させることができるから、軽い力で移動軸を上下方向に移動させることができ、操作性を向上することができる。さらに、移動軸を挿入位置に移動させたときの操作アームを第1方向に回転させたときに第2方向に回転不能となるように係止部で係止するから、移動軸が挿入位置から挿入解除位置まで移動し、軸受け孔から抜けることを防止することができる。
また、付勢手段により、移動軸を挿入位置に向けて付勢するから、移動軸を軸受け孔に位置合わせした後は、操作アームから手を離すだけで、容易に移動軸を軸受け孔に挿入することができる。これにより、操作性を向上することができる。
さらに、前面扉を閉じたときには、操作アームの第1方向への回転を規制するから、より一層確実に、移動軸が軸受け孔から抜けることを防止することができる。
図1に示すように、遊技機の1実施例であるパチンコ機2は、本体枠(保持枠)3の内部に遊技盤4が配設されており、本体枠3の前面には前面扉5が開閉自在に組み付けられている。前面扉5の下方には、打球供給用の供給皿6及びパチンコ球7の打ち出し強さを調節する操作ハンドル8が設けられている。遊技盤4のパチンコ球7が打ち出される遊技領域4aの略中央には、予め定められた入賞口へパチンコ球7を入賞させるなどの所定入賞条件に基づいて遊技中に様々な図柄を液晶画面に所定時間内において変動表示させた後に停止表示させる図柄可変表示装置9が設けられている。
図柄可変表示装置9の周りには、始動入賞口10、通常入賞口11、アタッカ12、アウト口13が設けられている。また、遊技盤4の略中央には、センター役物15が設けられており、センター役物15に形成された開口15aを介して、図柄可変表示装置9を視認することができる。
遊技者は、供給皿6にパチンコ球7を投入してパチンコ球7を供給皿6内に設けられた誘導路を介して球発射装置(図示せず)へと導き、回動式の操作ハンドル8を所定量回動して球発射装置の駆動を制御することで、遊技盤4の遊技領域4aの上方に向けてパチンコ球7を打ち出す。打ち出されたパチンコ球7は遊技領域4aの上方から流下する途中で各入賞口10,11のいずれかまたはアタッカ12に入るか、あるいはアウト口13から回収される。なお、パチンコ機2の遊技領域4aに設けられている複数の釘、風車などの構造物は公知であるので説明は省略する。
前面扉5は、本体枠3の前面に開閉自在に組み付けられている。前面扉5の内側には、可視可能なガラスが取り付けられている。なお、前面扉5が閉じているロック状態であるときには、遊技者や遊技場の管理者は、ガラスを通して遊技盤4の遊技領域4aを流下していくパチンコ球7を見ることはできるが、遊技盤4にはもちろんのこと本体枠3の内部にも触れることができないようになっている。
図2に示すように、本体枠3には、前面扉5を開閉(回転)自在に支持するための上扉支持部21及び下扉支持部22が設けられている。上扉支持部21には上扉支持孔(軸受け孔)21aが、下扉支持部22には下扉支持孔22aが、それぞれ形成されている。上扉支持孔21aは、上支軸(移動軸)25(図3参照)が挿脱自在となるように上支軸25の径よりも僅かに大きく形成されている。下扉支持孔22aは、下支軸26(図3参照)が挿脱自在となるように下支軸26の径よりも僅かに大きく形成されている。また、本体枠3には、前面扉5を閉じたときに、後述する操作部34に当接し、操作アーム31のB方向(図6参照)への回転を規制するアーム回転規制リブ(回転規制部)23が形成されている。
図3、図4及び図5に示すように、前面扉5の背面視右上端部には上方に向けて突出した軸心を有する円柱状の上支軸(移動軸)25が設けられ、背面視右下端部には上支軸25の軸心と同軸状になるように下方に向けて突出した軸心を有する円柱状の下支軸26が設けられている。上支軸25は、上下方向の中心よりも上側の位置に、Cリング板29を取り付けるための取付溝25aが形成されている。また、上支軸25は、上下方向の中心よりも下側の位置に、連結ピン35が挿通される挿通孔25bが形成されている。挿通孔25bは、連結ピン35の径よりも僅かに大きい径で形成されている。
前面扉5には、上支軸25を上下方向に移動自在に支持するための断面略コ字状の移動支持板(移動軸支持部)27が取り付けられている。移動支持板27には、上支軸25の径よりも僅かに大きい径の上ガイド孔27a及び下ガイド孔27bが形成されており、上支軸25を、上ガイド孔27a及び下ガイド孔27bに挿通させると、上支軸25は、移動支持板27に上下方向に移動自在で、且つ、軸方向を中心にA方向(第1方向)に回転自在に支持される。
上支軸25を移動支持板27に取り付けるときには、上ガイド孔27aと下ガイド孔27bとの間にコイルバネ(付勢手段)28を配した状態で、上支軸25を各ガイド孔27a,27b及びコイルバネ28に挿通する。そして、上支軸25の取付溝25aに、略C字状のCリング板29を取り付ける。これにより、上支軸25は、本体枠3の上扉支持孔21aに挿入される(移動支持板27の上面から突出する)挿入位置(図5(B)参照)と、挿入が解除される(上ガイド孔27aの内部に収容される)挿入解除位置(図5(A)参照)との間で上下方向に移動自在で、且つ、コイルバネ28により上方に向けて(挿入位置に向けて)付勢された状態で、移動支持板27に取り付けられる。
上支軸25には、板状の操作アーム31が連結されている。操作アーム31は、上支軸25の軸方向に直交する方向を中心にB方向(第2方向)に回転自在に設けられている。操作アーム31は、上支軸25に連結するアーム連結部32と、B方向への回転中心となるアーム軸部33と、操作アーム31を回転させるときに操作する操作部34と、を備える。アーム軸部33は、アーム連結部32と操作部34との間に設けられている。操作アーム31は、上支軸25を挿入位置に位置させる挿入回転位置(図5(B)参照)と、上支軸25を挿入解除位置に位置させる解除回転位置(図5(A)参照)との間で、B方向に回転する。
アーム連結部32は、上支軸25を挟み込むように形成された第1連結部32a及び第2連結部32bを備え、各連結部32a,32bには、連結ピン35が挿入される取付孔32cが形成されている。取付孔32cは、連結ピン35を挿入したときに、圧入状態となる径で形成されている。連結ピン35を、第1連結部32aの取付孔32c、上支軸25の挿通孔25b、第2連結部32bの取付孔32cの順に挿入すると、上支軸25とアーム連結部32とが連結される。
アーム軸部33には、上支軸25の軸方向に直交する方向に突出した第1アーム軸33a及び第2アーム軸33bが形成されている。操作アーム31は、第1,第2アーム軸33a,33bを中心にB方向に回転するようにされている。なお、第1,第2アーム軸33a,33bに代えて、操作アーム31とは別部材のシャフトを、アーム軸部33に取り付けるようにしてもよい。
操作部34は、操作アーム31を回転させるときに操作するものであり、前面扉5の後面(規制板40の後面)から突出するように形成されている。
前面扉5には、第1アーム軸33a及び第2アーム軸33bを回転自在に支持する断面略コ字状のアーム支持板(アーム支持部)36が2個取り付けられている。アーム支持板36には、第1アーム軸33a及び第2アーム軸33bが挿入される軸挿入凹部36aが形成されている。
図5及び図6に示すように、第1アーム軸33a及び第2アーム軸33bを、各アーム支持板36の軸挿入凹部36aに挿入すると、第1,第2アーム軸33a,33bは、アーム支持板36により上下方向が位置決めされる。これにより、操作アーム31は、第1,第2アーム軸33a,33bを中心にB方向に回転自在に、アーム支持板36に支持される。また、第1,第2アーム軸33a,33bは、アーム支持板36により上下方向が位置決めされるが、前後方向及び左右方向はフリー状態であり、操作部34を、A方向に回転させると、操作アーム31は、上支軸25の軸心を中心にA方向に回転する。すなわち、操作アーム31は、A方向にも回転自在に、アーム支持板36に支持される。なお、アーム支持板36を前面扉5とは別部材として設けるのではなく、前面扉5にアーム支持板36の形状を一体的に形成するようにしてもよい。
操作アーム31の操作部34をB方向における上側に向けて(以下、C方向と称する)回転させると、上支軸25が下方に移動し、操作アーム31の操作部34をB方向における下側に向けて(以下、D方向と称する)回転させると、上支軸25が上方に移動する。上支軸25は、コイルバネ28により上方に付勢されているため、操作アーム31は、操作部34がD方向に付勢される。また、操作部34をA方向に回転させると、操作アーム31は上支軸25の軸心を中心にA方向に回転する。
図3及び図7に示すように、前面扉5の後面には、操作アーム31(操作部34)の回転(A方向及びB方向)を規制する規制板40が取り付けられる。規制板40には、操作部34が挿通される規制開口40a及び係止開口40bが形成されている。規制開口40aは、操作部34をB方向に回転可能にするとともにA方向への回転を規制するように形成されている。係止開口40bは、規制開口40aに連結して形成され、操作部34をA方向に回転可能にするとともにB方向に回転不能に係止するように形成されている。
図7(A)に示すように、操作部34が、規制板40の規制開口40aにより形成される上辺に当接すると、操作部34のC方向への回転が規制され、図7(B)に示すように、操作部34が、規制板40の係止開口40bにより形成される下辺に当接すると、操作部34のD方向への回転が規制される。操作部34のC方向への回転が規制された状態では、上支軸25は、移動支持板27の上面から突出せずに、上ガイド孔27aの内部に収容される。また、操作部34のD方向への回転が規制された状態では、上支軸25は、移動支持板27の上面から突出する。
前面扉5を本体枠3に取り付ける場合、先ず、操作部34をC方向に回転させ、上支軸25を上ガイド孔27aの内部に収容させた状態で、下支軸26を下扉支持孔22aに挿入する。次に、上支軸25を上扉支持孔21aの位置に合わせる。そして、操作部34の操作を解除すると、図7(B)に示すように、上支軸25は、コイルバネ28の付勢により上方に移動して上扉支持孔21aに挿入される。これにより、前面扉5は、本体枠3に開閉(回転)自在に取り付けられる。
上支軸25が、コイルバネ28により上方に移動されているときには、操作アーム31は、操作部34が、規制板40の係止開口40bにより形成される下辺に当接しており、A方向への回転が可能となる。図7(C)に示すように、操作部34を操作して、操作アーム31を、上支軸25の軸心を中心にA方向に回転させると、操作部34は、係止開口40bに挿入されて、B方向に回転不能となる。これにより、振動等により、操作部34がC方向に回転されて、上支軸25が上扉支持孔21aから抜けることを防止することができる。
図8に示すように、前面扉5を閉じると、操作部34が、本体枠3のアーム回転規制リブ23に当接し、操作アーム31は、A方向への回転が規制される。
次に、上記のように構成されたパチンコ機2の作用について説明を行う。前面扉5を本体枠3に取り付ける場合、先ず、操作部34を操作して操作アーム31をC方向に回転させ、上支軸25を上ガイド孔27aの内部に収容させた状態で、下支軸26を下扉支持孔22aに挿入する。次に、上支軸25を上扉支持孔21aの位置に合わせる。そして、操作部34の操作を解除すると、上支軸25は、コイルバネ28の付勢により挿入位置まで上方に移動して上扉支持孔21aに挿入される。これにより、前面扉5は、本体枠3に開閉(回転)自在に取り付けられる。上支軸25が挿入位置まで移動すると、それに伴い、操作アーム31は、挿入回転位置(図5(B)参照)までD方向に回転する。
前面扉5を本体枠3に取り付けた後、操作アーム31をA方向に回転させ、操作部34を係止開口40bに位置させる。操作部34が係止開口40bに位置されると、操作アーム31はB方向に回転不能となる。そして、前面扉5を閉じると、操作部34が本体枠3のアーム回転規制リブ23に当接して、操作アーム31のA方向への回転が規制される。
前面扉5を本体枠3から取り外す場合には、先ず、前面扉5を開放する。次に、操作部34を操作して、操作アーム31をA方向に回転させて、操作部34を規制開口40aに位置させる。操作部34を規制開口40aに位置させると、操作アーム31をB方向に回転可能となり、操作アーム31をC方向に回転させると、上支軸25がコイルバネ28の付勢に抗して下方に移動し、上支軸25が上扉支持孔21aから抜ける。この状態で、前面扉5を本体枠3から取り外す。
このように、操作部34を操作して操作アーム31をB方向に回転させることにより、上支軸25が上下方向に移動するようにしたから、軽い力で上支軸25を上下方向に移動させることができ、前面扉5の本体枠3への着脱時の操作性を向上することができる。
また、操作アーム31を、挿入回転位置に位置するときにA方向に回転させ、操作部34を係止開口40bに位置させると、操作アーム31はB方向に回転不能となるから、振動等により、操作部34がC方向に回転されて、上支軸25が上扉支持孔21aから抜ける(前面扉5が本体枠3から取り外される)ことを防止することができる。
さらに、前面扉5を閉じたときには、本体枠3のアーム回転規制リブ23により、操作アーム31のA方向への回転が規制されるから、より一層確実に、上支軸25が上扉支持孔21aから抜けることを防止することができる。
なお、上記実施形態では、操作アーム31を、前面扉5の左右方向を中心にしてB方向に回転するようにしたが、これに限定されることなく、上支軸25の軸方向(上下方向)に直交する方向を中心に回転自在であればよく、例えば、前面扉5の前後方向を中心にして回転するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、前面扉5を本体枠3に回転自在に取り付けたが、前面扉5を扉支持枠に回転自在に取り付け、この扉支持枠を本体枠3に取り付けるようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、上支軸25と操作アーム31とを、連結ピン35により連結したが、連結方法は適宜変更可能であり、例えば、上支軸25の周面に凸部を設け、この凸部の上面にアーム連結部32を載せることにより、連結するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、係止開口40bにより、操作部34をB方向に回転不能としたが、これに限定されることなく、挿入回転位置に位置する操作アーム31をA方向に回転させたときに、操作部34をB方向に回転不能とすることができればよく、例えば、断面略コ字状の挟持板により操作部34を挟み込んでB方向に回転不能とするようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、コイルバネ28により、上支軸25を挿入位置に向けて付勢するようにしたが、コイルバネ28により、上支軸25を挿入解除位置に向けて付勢するようにしてもよい。この場合には、操作アーム31をA方向に回転させて、操作部34を規制開口40aに位置させるだけで、上支軸25を上扉支持孔21aから抜くことができる。また、本体枠3に、前面扉5を閉じたときに、操作アーム31を、解除回転位置から挿入回転位置まで回転させるとともに、挿入回転位置で操作部34が規制開口40bに位置させるように回転させるガイド部を設けることが好ましい。これにより、下支軸26を下扉支持孔22aに挿入した状態で前面扉5を閉じるだけで、ガイド部により上支軸25を挿入解除位置から挿入位置まで移動させることができる。
また、上記実施形態では、本体枠3に設けたアーム回転規制リブ23により、前面扉5を閉じたときに操作アーム31のA方向への回転を規制するようにしたが、アーム回転規制リブ23に代えて、本体枠3に操作部34が挿入される開口を形成し、この開口を、操作部34が挿入されたときに操作アーム31のA方向への回転を規制する形状で形成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、遊技機としてパチンコ機2を例に挙げて説明したが、遊技媒体としてメダルを使用するスロットマシンや、遊技媒体としてパチンコ球を使用するスロットマシンなどの各種遊技機についても本発明は適用可能である。
2 パチンコ機(遊技機)
3 本体枠(保持枠)
4 遊技盤
5 前面扉
10 始動入賞口
21a 上扉支持孔(軸受け孔)
23 アーム回転規制リブ(回転規制部)
25 上支軸(移動軸)
27 移動支持板(移動軸支持部)
28 コイルバネ(付勢手段)
31 操作アーム
32 アーム連結部(連結部)
33 アーム軸部
33a 第1アーム軸
33b 第2アーム軸
34 操作部
36 アーム支持板(アーム支持部)
40 規制板
40a 規制開口
40b 係止開口
3 本体枠(保持枠)
4 遊技盤
5 前面扉
10 始動入賞口
21a 上扉支持孔(軸受け孔)
23 アーム回転規制リブ(回転規制部)
25 上支軸(移動軸)
27 移動支持板(移動軸支持部)
28 コイルバネ(付勢手段)
31 操作アーム
32 アーム連結部(連結部)
33 アーム軸部
33a 第1アーム軸
33b 第2アーム軸
34 操作部
36 アーム支持板(アーム支持部)
40 規制板
40a 規制開口
40b 係止開口
Claims (4)
- 遊技領域が形成された遊技盤を保持する保持枠と、前記保持枠に回転自在に支持される前面扉とを備えた遊技機において、
前記保持枠に設けられ、前記前面扉を回転自在に支持するときの軸受け孔と、
前記前面扉に設けられ、前記軸受け孔に挿入される挿入位置と挿入が解除される挿入解除位置との間で上下方向に移動自在な移動軸と、
前記前面扉に設けられ、前記移動軸を、上下方向に移動自在で、且つ、軸方向を中心に第1方向に回転自在に支持する移動軸支持部と、
前記前面扉に前記移動軸の軸方向に直交する方向を中心に第2方向に回転自在に設けられ、前記移動軸を前記挿入位置と前記挿入解除位置との間で移動させる操作アームと、
前記操作アームに設けられ、前記移動軸に連結する連結部と、
前記操作アームに設けられ、前記操作アームを回転させるときに操作する操作部と、
前記操作アームの前記連結部と前記操作部との間に設けられ、前記第2方向への回転中心となるアーム軸部と、
前記前面扉に設けられ、前記操作アームを、前記アーム軸部を中心に前記第2方向に回転自在で、且つ、前記移動軸の軸心を中心に前記第1方向に回転自在に支持するアーム支持部と、
前記前面扉に設けられ、前記移動軸を前記挿入位置に移動させたときの前記操作アームを前記第1方向に回転したときに前記第2方向に回転不能となるように係止する係止部と、を備えたことを特徴とする遊技機。 - 前記移動軸を、前記挿入位置に向けて付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記保持枠に設けられ、前記前面扉を閉じたときに、前記係止部により係止された前記操作アームの前記第1方向への回転を規制する回転規制部を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の遊技機。
- 前記前面扉に設けられ、前記操作部が挿通され、前記操作部を前記第2方向に回転可能にするとともに前記第1方向への回転を規制する規制開口と、
前記規制開口に連続して形成され、前記操作部を前記第1方向に回転可能にするとともに前記第2方向に回転不能に係止する係止開口と、を備え、
前記係止部を、前記係止開口から構成し、
前記移動軸を前記挿入位置に移動させたときの前記操作アームを前記第1方向に回転したときに、前記操作部は前記係止開口に係止され、前記操作アームは前記第2方向に回転不能となるように係止されることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1つ記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007004945A JP2008168000A (ja) | 2007-01-12 | 2007-01-12 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012228373A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2012228372A (ja) * | 2011-04-26 | 2012-11-22 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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JP2015039539A (ja) * | 2013-08-22 | 2015-03-02 | 株式会社竹屋 | 遊技機 |
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-
2007
- 2007-01-12 JP JP2007004945A patent/JP2008168000A/ja active Pending
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