JP5897422B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
所定の遊技媒体を用いて遊技が行なわれると共に特定条件が成立することにより遊技者に有利な特別遊技が付与されるよう構成された遊技機において、
前記遊技機を構成する第1部材(40)の一側部(47)から外方へ延出する係止部(42)と、
前記遊技機を構成すると共に前記第1部材(40)が取付けられる第2部材(30)に画成され、前記一側部(47)と反対の他側部(46)が第2部材(30)から離間した差込み姿勢に当該第1部材(40)を保持した状態で前記係止部(42)を差込み可能な差込み部(76)と、
前記第2部材(30)に設けられ、前記係止部(42)が前記差込み部(76)に差込まれた状態で、前記第1部材(40)を前記他側部(46)が前記第2部材(30)に固定される固定姿勢とした際に該係止部(42)に係止する被係止部(70)と、
前記第1部材(40)の一側部(47)に形成され、前記第2部材(30)側へ凸となる円弧状の曲面部(55)と、
前記第2部材(30)に形成され、前記差込み部(76)に前記係止部(42)が差込まれた状態で前記曲面部(55)に当接して前記第1部材(40)を回転可能に支持する当受け部(77)とを備え、
前記当受け部(77)は、前記差込み部(76)に対する前記係止部(42)の差込み方向の正面に位置すると共に、該係止部(42)を該差込み部(76)に差込むことで前記曲面部(55)が当接して嵌合可能な凹となる円弧状に形成され、
前記差込み姿勢から固定姿勢への前記第1部材(40)の回転時に、前記当受け部(77)に嵌合した前記曲面部(55)が該当受け部(77)に摺接することで該第1部材(40)の一側部(47)が前記差込み方向へ移動するのを規制して、前記係止部(42)と前記被係止部(70)との係止により該第1部材(40)が前記第2部材(30)に保持されるよう構成したことを要旨とする。
そして、凸となる円弧状の係止部が凹となる円弧状の当受け部に嵌合することで、係止部が差込み部に対して適切に位置決めされると共に保持される。そして、第1部材を差込み姿勢から固定姿勢へ回転させる際に曲面部が当受け部に摺接するから、第1部材をスムーズかつ安定的に回転させることができる。
前記係止部(42)は、前記第1部材(40)の一側部(47)に沿う方向に並んで複数設けられ、隣接する係止部(42)は互いに連設されると共に該連設部分に補強部(60)が形成され、
前記被係止部(70)は、前記差込み部(76)に沿う方向に並んで前記各係止部(42)が個別に対応するよう複数設けられ、
並んで設けられた前記係止部(42)における両端に位置する係止部(42)には、隣接する係止部(42)と反対側の端部に、当該係止部(42)から延出したリブ(57,58)が夫々形成されていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、第1部材の重量を複数の係止部および被係止部で受けるようになるから、各々の係止部および被係止部に対する負荷が軽減されて、該係止部および被係止部の変形や破損を防止し得る。特に、隣接する係止部が連設されると共に補強部およびリブを設けたことで各係止部の剛性向上が図られる。
前記第2部材(30)における差込み部(76)の差込み側に、該差込み部(76)に差込んだ前記係止部(42)に当接する規制部(78)が設けられ、
前記固定姿勢の第1部材(40)と前記第2部材(30)が対向する方向における前記規制部(78)と前記被係止部(70)との間隔(W3)は、該第1部材(40)が固定姿勢における前記係止部(42)の前記対向方向の厚み(W1)の1/2より小さく設定され、
前記第1部材(40)が前記差込み姿勢から固定姿勢へ回転する際および該第1部材が固定姿勢へ回転した状態で前記規制部(78)が前記係止部(42)に当接することで、該係止部(42)が前記差込み部(76)から離脱するのを規制するようにしたことを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、差込み部に係止部が差込まれた状態で第1部材を差込み姿勢から固定姿勢へ回転させる際に、該係止部が差込み部から離脱することが規制されるから、第2部材に対する第1部材の固定作業を簡易かつ適切に行なうことができる。そして、差込み部に係止部を差込んだ状態で、第1部材を差込み姿勢から少しだけ回転させた回転初期段階で、差込み部からの係止部の離脱を規制し得る。
前記被係止部(70)は、前記第2部材(30)から外方へ延出した基部(72)に設けられ、
前記第2部材(30)には、前記基部(72)に隣接した位置に排気孔(33A)が設けられ、
前記基部(72)は、前記排気孔(33A)よりも外方へ突出するように設けられていることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、基部により他部材が接触することで隙間が確保されて、該排気孔による排熱効果の低下を防止し得る。
実施例に係るパチンコ機Pは、図1および図2に示すように、前後に開口する矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦置き姿勢で設置される固定枠としての外枠Aの開口前面側に、遊技盤Dを着脱可能に保持する本体枠としての中枠Bが、開閉および着脱可能に組み付けられている。遊技盤Dの裏側には、所定条件の成立を契機として演出用の図柄を変動表示させて図柄変動演出を行なう図柄表示装置Hが着脱可能に配設されている。中枠Bの前面側には、遊技盤Dを透視可能に保護する装飾枠としての前枠Cが開閉可能に組み付けられると共に、該前枠Cの下方には、パチンコ球を貯留する下球皿Fが中枠Bに組み付けられる。また、前枠Cの下部位置に、パチンコ球を貯留する上球皿Eが一体的に組み付けられており、前枠Cの開閉に合わせて上球皿Eも一体的に開閉するよう構成される。更に、中枠Bの右下方位置には、該中枠Bに配設された打球発射装置Jを作動する操作ハンドルGが設けられており、該操作ハンドルGの操作により打球発射装置Jが作動することで、上球皿Eに貯留されたパチンコ球が所定間隔で1球ずつ遊技盤Dに向けて連続的に発射されるようになっている。なお実施例では、図柄表示装置Hとして、各種図柄を表示可能な液晶パネルを収容ケースに収容した液晶表示装置が採用されるが、これに限られるものではなく、ドラム式の図柄表示装置やドットマトリックス式の図柄表示装置等の各種図柄を停止および変動表示可能な従来公知の各種の表示装置も採用可能である。
中枠Bは、図2に示す如く、上側縁をなす上枠体10と、下側縁をなし、打球発射装置J等の各種遊技部品を設置する設置部として機能する合成樹脂製の下枠体11と、左側縁をなす左枠体12と、右側縁をなす右枠体13とから略矩形状に形成されている。そして外枠Aに対して中枠Bは、互いの正面左側上下に配設されたヒンジ機構14で横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、正面右側に設けられた一般的な施錠装置を利用して常には外枠Aと係合された閉鎖状態に保持される。中枠Bには、4つの枠体10,11,12,13により前後に開口する遊技盤保持部15が画成され、該遊技盤保持部15に遊技盤Dが着脱自在にセット保持される。なお、中枠Bは、上下・左右の枠体を一体で形成したものであってもよい。また、図1および図2では、遊技盤Dの前面に配設されている各種の遊技部品は、レール27を除いて図示省略してある。
前記遊技盤Dは、合板等の木製板部材の表面にセル板を配設したもの、あるいはアクリル板等の透明な合成樹脂製等からなる平板状の板部材で構成される。遊技盤Dの前面には、レール27によって遊技領域28が画成され、打球発射装置Jから発射されたパチンコ球が遊技領域28内に打ち出され、該遊技領域28内をパチンコ球が流下して遊技が行なわれる。また、遊技盤Dの前面には、図示しないが、遊技領域28内に枠状装飾部材、パチンコ球が入賞可能な始動入賞装置、特別入賞装置、普通入賞装置等の各種入賞装置および多数本の遊技釘や風車等の各種遊技部品が配設されている。また遊技盤Dの裏側には、図3および図4に示すように、図柄表示装置H、可動演出装置80および発光装置等の各種の遊技部品が配設される設置壁部31を備えた合成樹脂製の設置部材30が配設される。設置部材30の設置壁部31には前後に開口する表示窓口32が形成され、図柄表示装置Hは、表示部H1を表示窓口32に臨ませた状態で設置壁部31の後側に取付けられ、該表示窓口32および遊技盤Dに配設した枠状装飾部材の窓口を介して、表示部H1が遊技盤Dの前面側から視認し得るよう構成されている。
前記主制御基板23は、不正なプログラムが記憶されたROMを搭載した基板と交換されることを防ぐために、図3および図7に示すように、前カバー体36と後カバー体37とからなる基板ケース35に収容されて、設置部材30における設置壁部31の裏側下部(図柄表示装置Hの下側)に着脱自在に取付けられたベース部材40の裏側に取付けられる。前カバー体36および後カバー体37は、開封方向への回転が困難に形成されたネジで連結することで主制御基板23を封入した状態で保持し、該ネジによる締結部位を破壊しない限り基板ケース35の開放を阻止する構成を採用することで、該主制御基板23の不正交換を抑止するようにしている。なお、実施例では、主制御基板23を基板ケース35に収容したものを主制御装置26と指称する。
前記ベース部材(第1部材)40は、図7に示す如く、基板ケース35(主制御装置26)が取付けられるケース設置部41と、該ケース設置部41における左右方向の一端(実施例では左端)に、外側方に突出する2つの係止突部(係止部)42,42が設けられると共に、該ケース設置部41における左右方向の他端(実施例では右端)に、外側方に突出する固定部43が設けられている。これに対し、設置部材(第2部材)30における設置壁部31の後面左下には、図4、図6および図8に示すように、各係止突部42,42に対応する位置に、各係止突部42,42が各々係止可能な2つの係止受部(被係止部)70,70が形成されると共に、設置壁部31の後面における該係止受部70から右方に離間した右下には、固定部43が対応する被固定部71が設けられている。そしてベース部材40は、各係止突部42,42を各係止受部70,70に係止させると共に固定部43を被固定部71に固定具44で連結係止することで、設置部材30に位置決め固定されるようになっている。
前記ケース設置部41は、図7に示すように、基板ケース35の外縁形状、サイズに合わせて横長矩形状の平坦に形成されている。ケース設置部41の下端には、前方へ延出する下壁部45が形成され、ケース設置部41の右端には、前方へ延出すると共に該右端の下端から上下略中央まで延在する右壁部(一側部)46が形成され、ケース設置部41の左端には、前方へ延出すると共に該左端の下端から上下中央より上方まで延在する左壁部(他側部)47が形成されている。また、ケース設置部41の上端には、後方へ突出する鍔部48が形成されている。そして、ケース設置部41における左壁部47より上部分は左外方へ延長され、該延長部分の後面に前述した差込み受部50が設けられると共に、該ケース設置部41における右壁部46より上部分は右外方へ延長され、該延長部分の後面に前述した取付受部51が設けられている。なお、ケース設置部41の後面には、該ケース設置部41を全体的に覆う形状に形成された金属製の遮蔽保護板49が取付けられている。
前記各係止突部42,42は、図7、図9(a)および図10に示すように、ケース設置部41の左端に形成された左壁部47の外面に、上下方向に延在すると共に左外方へ突出した状態に形成され、該左壁部47に沿う上下方向に並んで設けられている。各係止突部42,42は、左壁部47の外面において前後中間部分から左前方へ傾斜した状態で延出形成された傾斜延出部53と、該傾斜延出部53の突出端から左壁部47と略平行で前方へ延出した中間延出部54と、該中間延出部54の前端から前方へ凸となる半円弧状に湾曲して先端が後方を向いた湾曲部(曲面部)55とを備えている。従って、湾曲部55の前面は、中間延出部54と先端間との間が設置部材30側へ凸となる半円弧状をなして上下方向に延在する曲面となっている。また、湾曲部55の後側には、後方へ開口すると共に前方へ凹んだ凹部56が形成されている。なお、実施例では、上の係止突部42および下の係止突部42は、各々の傾斜延出部53、中間延出部54および湾曲部55が上下に連設して一体化された形態となっているが、各々の傾斜延出部53、中間延出部54および湾曲部55を分離させて、各係止突部42,42を単独に形成するものであってもよい。
前記各係止受部70,70は、図4、図5、図8〜図10に示すように、設置部材30の設置壁部31における後面左下において、後方へ延出するよう設けられた基部72の右側面に、設置部材30の後面から後方へ離間した位置から右方へ延出した状態で上下方向に並んで設けられ、各係止突部42,42に各々係止するようになっている。基部72は、前述したモータカバー部33の右側に隣接して設けられると共に、該基部72の左側には複数(実施例では4つ)の補強リブ72Aが上下に離間して設けられて、右方から押された際に左方への変形が規制されるようになっている。そして、最も上の補強リブ72Aおよび上から2番目の補強リブ72Aとの間の右側に、上の係止受部70が位置し、上から3番目の補強リブ72Aと最も下の補強リブ72Aとの間の右側に、下の係止受部70が位置するようになっており、両係止受部70,70に右方から作用した外力を基部72が適切に支持するようになっている。
図9(b)および図10に示すように、各係止受部70,70における設置壁部31の後面側には、係止突部42が差込み可能な差込み部76が画成されている。この差込み部76は、固定部43が形成された右端側を設置壁部31の後面から離間させて斜めにした差込み姿勢に当該ベース部材40を保持した状態で、係止突部42における湾曲部55の差込みが可能に形成されている。また差込み部76は、ベース部材40の差込み姿勢で係止突部42が差込まれた状態で、該係止突部42が回転するのを許容するように形成されており、ベース部材40を差込み姿勢から固定姿勢への回転を可能としている。
また、設置部材30の設置壁部31の裏面には、図8、図9(b)および図10に示すように、係止突部42における湾曲部55が嵌合可能な凹となる円弧状に形成された当受け部77,77が、上下に離間して複数(実施例では2つ)形成されている。このうち、上の当受け部77は、上の係止受部70の右上方において設置壁部31の後面から後方へ突設されると共に、該後面側へ凹となる円弧状の当受け面77Aが形成され、下の当受け部77は、下の係止受部70の右下方において設置壁部31の後面から後方へ突設されると共に、該後面側へ凹となる円弧状の当受け面77Aが形成されている。上下の各当受け部77,77は、垂直軸線上に整列して位置していると共に、上の当受け部77の上面から下の当受け部77の下面までの上下方向での間隔L5は、前記上下長L2より僅かに小さく設定されている(図8)。従って、係止突部42を差込み部76に差込んだ後には、図9および図8に示すように、上の当受け部77の上方に上リブ57が位置すると共に、下の当受け部77の下方に下リブ58が位置するようになっている。
また、図9(b)および図10に示すように、設置部材30における設置壁部31の後面において、差込み部76に対する係止突部42の差込み側(差込み部76の右側)に、該差込み部76に差込んだ係止突部42当接する規制部78が設けられている。この規制部78は、上の当受け部77および右の当受け部77の右側において、設置壁部31の後面から後方へ突出するとともに上下方向に延在しており、突出端の差込み部76側に、差込み部76に差込んだ係止突部42の湾曲部55に当接する当接面78Aを備えている。そして規制部78は、差込み部76に各係止突部42,42を差込んだ状態において、ベース部材40を差込み姿勢から固定姿勢へ回転する際に当接面78Aが湾曲部55に当接することで、各係止突部42,42が差込み部76から離脱するのを規制するようになっている。
ここで、係止突部42と差込み部76との寸法関係につき、図10を引用して説明する。ベース部材40の固定姿勢において、係止突部42における湾曲部55の最も前方に突出した部分と該湾曲部55における後方を指向した先端(最後部)55Aとの前後方向での厚みW1は、差込み部76に対する係止突部42の差込み方向(図10の矢印方向)と直交する方向における係止受部70の右端と規制部78の当接面78Aとの差込み幅W2以下に設定されている。これにより、ベース部材40を差込み姿勢とした状態で、差込み方向から差込み部76に対する係止突部42の差込みが許容される。また、係止受部70の突縁部74の前端面(当接面)と、規制部78の突出端との前後方向での間隔W3は、係止突部42の湾曲部55の厚みW1より小さく設定されている。これにより、差込み部76に係止突部42を差込んだ状態で、ベース部材40を固定姿勢とした際には、係止突部42の湾曲部55に規制部78が当接するため、前述したように、差込み部76からの係止突部42,42の離脱が規制される。なお、実施例の形態では、図10から明らかなように、湾曲部55の厚みW1に対して隙間W3が半分以下であるから、差込み部76に係止突部42を差込んだ状態で、ベース部材40を差込み姿勢から少しだけ回転させた回転初期段階で、差込み部76からの係止突部42,42の離脱が規制されるようになる。
前記固定部43には、図4〜図8に示すように、固定具44が回転可能に取付けられている。この固定具44は、固定部43の後側に位置する摘み部44Aと、該固定部43の前方へ突出して被固定部71の係止孔(図示せず)に突入し、摘み部44Aを回転させることで該被固定部71に係脱可能に係合する係止部(図示せず)とを備えている。すなわち、固定部43は、ベース部材40を固定姿勢とすることで被固定部71に整合し、固定具44を係止位置に回転させることで該被固定部71に固定される。
次に、実施例に係るパチンコ機Pの作用につき説明する。
本願は前述した実施例や別実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
(1)実施例では、第1部材として、主制御装置26が取付けられるベース部材40を例示し、第2部材として、該ベース部材40が取付けられる設置部材30を例示したが、第1部材および第2部材は、ベース部材40および設置部材30に限らず、遊技機において互いに固定保持される関係にある部材も対象とすることは勿論である。
(2)実施例では、第1部材であるベース部材40に2つの係止突部42,42が設けられると共に、第2部材である設置部材30には各係止突部42,42に対応する2つの係止受部70,70が設けられた形態を例示したが、係止突部42および係止受部70の配設数は2つに限らず、1つまたは3つ以上であってもよい。
(3)実施例では、当受け部77に当接すると共に摺動する曲面部55を、左壁部47に設けられた係止突部42の一部である湾曲部とした場合を例示したが、該曲面部55は、係止突部42とは別に左壁部47に設けるようにしてもよい。なお、曲面部55の形成位置を係止突部42とは別の部位とした場合には、これに合わせて当受け部77を設ける位置も変更される。
(4)当受け部77は、凸となる円弧状の曲面部の形状に合わせて凹となる円弧状に形成したものに限らず、平坦状に形成したものであってもよい。また、当受け部77は、設置部材30における設置壁部31の裏面において差込み部76に臨む部位に設けるようにしてもよい。
(5)図14に示すように、係止突部42は、湾曲部55の先端55Aを延長形成すると共に、係止受部70は、突縁部74を右端だけに形成して該係止受部70を鉤形状として、ベース部材40を固定姿勢にした際に、湾曲部55の先端55Aが係止受部70の突縁部74の背面側へ差込まれる形態とすれば、実施例で例示した規制部78を省略することが可能である。
(6)本願が対象とする遊技機は、パチンコ球を遊技媒体として用いて遊技が行なわれるパチンコ機に限られるものではなく、アレンジボール機、スロットマシン等、 所定の遊技媒体を用いて遊技が行なわれると共に特定条件が成立することにより遊技者に有利な特別遊技が付与されるよう構成された遊技機の全てが対象とされる。
42 係止突部(係止部),46 右壁部(他側部),47 左壁部(一側部)
55 湾曲部(曲面部),57 リブ,58 リブ,60 第2中間リブ(補強部)
70 係止受部(被係止部),72 基部,76 差込み部,77 当受け部,78 規制部
W1 厚み,W3 間隔
Claims (4)
- 所定の遊技媒体を用いて遊技が行なわれると共に特定条件が成立することにより遊技者に有利な特別遊技が付与されるよう構成された遊技機において、
前記遊技機を構成する第1部材の一側部から外方へ延出する係止部と、
前記遊技機を構成すると共に前記第1部材が取付けられる第2部材に画成され、前記一側部と反対の他側部が第2部材から離間した差込み姿勢に当該第1部材を保持した状態で前記係止部を差込み可能な差込み部と、
前記第2部材に設けられ、前記係止部が前記差込み部に差込まれた状態で、前記第1部材を前記他側部が前記第2部材に固定される固定姿勢とした際に該係止部に係止する被係止部と、
前記第1部材の一側部に形成され、前記第2部材側へ凸となる円弧状の曲面部と、
前記第2部材に形成され、前記差込み部に前記係止部が差込まれた状態で前記曲面部に当接して前記第1部材を回転可能に支持する当受け部とを備え、
前記当受け部は、前記差込み部に対する前記係止部の差込み方向の正面に位置すると共に、該係止部を該差込み部に差込むことで前記曲面部が当接して嵌合可能な凹となる円弧状に形成され、
前記差込み姿勢から固定姿勢への前記第1部材の回転時に、前記当受け部に嵌合した前記曲面部が該当受け部に摺接することで該第1部材の一側部が前記差込み方向へ移動するのを規制して、前記係止部と前記被係止部との係止により該第1部材が前記第2部材に保持されるよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 前記係止部は、前記第1部材の一側部に沿う方向に並んで複数設けられ、隣接する係止部は互いに連設されると共に該連設部分に補強部が形成され、
前記被係止部は、前記差込み部に沿う方向に並んで前記各係止部が個別に対応するよう複数設けられ、
並んで設けられた前記係止部における両端に位置する係止部には、隣接する係止部と反対側の端部に、当該係止部から延出したリブが夫々形成されている請求項1記載の遊技機。 - 前記第2部材における差込み部の差込み側に、該差込み部に差込んだ前記係止部に当接する規制部が設けられ、
前記固定姿勢の第1部材と前記第2部材が対向する方向における前記規制部と前記被係止部との間隔は、該第1部材が固定姿勢における前記係止部の前記対向方向の厚みの1/2より小さく設定され、
前記第1部材が前記差込み姿勢から固定姿勢へ回転する際および該第1部材が固定姿勢へ回転した状態で前記規制部が前記係止部に当接することで、該係止部が前記差込み部から離脱するのを規制するようにした請求項1または2記載の遊技機。 - 前記被係止部は、前記第2部材から外方へ延出した基部に設けられ、
前記第2部材には、前記基部に隣接した位置に排気孔が設けられ、
前記基部は、前記排気孔よりも外方へ突出するように設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機。
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