JP5290728B2 - 不正防止部材および遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパチンコ遊技機等の遊技機に対する不正行為を防止するのに用いられる不正防止部材および遊技機に関するものである。
パチンコ遊技機等の遊技機では、遊技球が始動口等の役物に入賞することにより大当たりの抽選が行われる。そして、大当たりに当選した場合には、遊技機は、大入賞口が開放されて、多くの賞球を獲得し得る大当たり遊技状態となる。したがって、遊技機が設置されたホールでは、遊技者は、遊技機を大当たり遊技状態にすべく、遊技球を打つことで入賞による大当たりの抽選が行われるように遊技を行う。
ところで、このようなホールでは、通常の遊技をするのではなく、遊技機に生じる隙間から不正治具を侵入させて遊技機を操作する不正行為によって容易に賞球を獲得してしまうことを防止する必要がある。その対策としては、従来から種々の構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1には、パチンコ機の外枠本体の前面下部に固着された幕板の上面に、平板からなる上面カバーをビスで固着する構造が開示されている。さらに説明すると、この上面カバーの後端部を上向きに90度折り曲げることで、閉止状態の前枠の裏面側に所定高さで起立する平板状の縦壁を形成し、前枠と上面カバーとの合わせ面の隙間を塞いでいる。
特開2003−340079号公報
ここで、不正防止対策のための不正防止部材を遊技機に取り付ける場合には、遊技機を製造する段階と、すでに出荷して例えばホールに設置した後の段階と、が考えられる。したがって、製造段階での事前取り付けのみならず、出荷後の事後的な取り付け(後付け)にも対応可能な不正防止部材が求められる。
本発明は、遊技機への取り付けに関する汎用性を高めることが可能な不正防止部材および遊技機を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明が適用される不正防止部材は、外枠10と当該外枠10に開閉自在に装着される内枠20と当該内枠20に保持される遊技盤110とを備え、当該遊技盤110から排出される遊技球を機外に導くための樋部材31の下流端の位置に対応して当該内枠20の底面部材27,28に開口部29を有し、当該開口部29に、当該樋部材31により画成される第1の内部空間33以外の第2の内部空間35に連通する予め大きさが定められた隙間34が形成される遊技機100に用いられる不正防止部材40であって、本体部41と、前記本体部41に形成され、当該本体部41から一方向に延在して構成され、前記開口部29の前記隙間34から差し込まれて前記第2の内部空間35に位置すると共に前記内枠20の前記底面部材27,28の内面側に位置する延在部46と、前記本体部41に形成され、当該本体部41から前記一方向とは異なる他方向に突出する突出片42を有し、前記底面部材27,28の内面側に位置する状態で前記開口部29と係合して当該本体部41および前記延在部46を当該底面部材27,28に取り付ける爪43を当該突出片42の先端部に有する一対の爪取り付け部44と、を備え、前記本体部41は、前記底面部材27,28の前記開口部29に一対の前記爪43によって取り付けられることにより、前記内枠20の前記底面部材27,28の外面よりも奥まって位置する前記樋部材31の下流端32aと接触可能であり、一対の前記突出片42と共に当該開口部29の前記隙間34を覆い、当該隙間34からの不正治具の進入を抑制することを特徴とするものである。
ここで前記本体部41は、前記開口部29の前記隙間34から差し込み不可な形状に形成され、前記延在部46は、前記開口部29の前記隙間34から差し込み可能な形状に形成されていると共に、当該延在部46が延在する前記一方向に延びる長さが前記本体部41よりも大きいことを特徴とすることができる。また、前記一対の爪取り付け部44は、前記他方向と交差する方向である前記突出片42の高さ方向における一側に前記爪43を有し、前記本体部41は、前記高さ方向における寸法が前記延在部46よりも大きく形成されると共に、当該延在部46から当該高さ方向における前記一側とは反対の側に突出する段差形状に形成されることを特徴とすることができる。また、前記本体部は、当該本体部41から突出する前記突出片42が前記他方向に長くなるように形成される凹部45を備えることを特徴とすることができる。また、前記不正防止部材40が前記底面部材27,28の前記開口部29に取り付けられると、前記本体部41の外面が当該底面部材27,28の外面と略面一になることを特徴とすることができる。また、前記延在部46に形成され、当該延在部46の先端に行くに従って厚さが減少していくテーパー部49をさらに備えることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される遊技機は、外枠10と当該外枠10に開閉自在に装着される内枠20と当該内枠20に保持される遊技盤110とを備え、当該遊技盤110から排出される遊技球を機外に導くための樋部材31の下流端の位置に対応して当該内枠20の底面部材27,28に開口部29を有し、当該開口部29に、当該樋部材31により画成される第1の内部空間33以外の第2の内部空間35に連通する予め大きさが定められた隙間34が形成される遊技機100であって、前記遊技機100に取り付けられる不正防止部材40は、本体部41と、前記本体部41に形成され、当該本体部41から一方向に延在して構成され、前記開口部29の前記隙間34から差し込まれて前記第2の内部空間35に位置すると共に前記内枠20の前記底面部材27,28の内面側に位置する延在部46と、前記本体部41に形成され、当該本体部41から前記一方向とは異なる他方向に突出する一対の突出片42と、前記一対の突出片42の各々の先端部に形成され、前記底面部材27,28の内面側に位置する状態で前記開口部29と係合して前記本体部41および前記延在部46を当該底面部材27,28に取り付ける爪43と、を備え、前記本体部41は、前記底面部材27,28の前記開口部29に一対の前記爪43によって取り付けられることにより、前記内枠20の前記底面部材27,28の外面よりも奥まって位置する前記樋部材31の下流端32aと接触可能であり、前記一対の突出片42と共に当該開口部29の前記隙間34を覆い、当該隙間34からの不正治具の進入を抑制することを特徴とするものである。
なお、本欄における上記符号は、本発明の説明に際して例示的に付したものであり、この符号により本発明が減縮されるものではない。
本発明によれば、遊技機への取り付けに関する汎用性を高めることが可能になる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔遊技機の基本構成〕
図1は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100の概略正面図である。
同図に示す遊技機の一例としてのパチンコ遊技機100は、遊技者の指示操作により打ち出された遊技球が入賞すると賞球を払い出すように構成されたものである。このパチンコ遊技機100は、遊技球が打ち出される遊技盤110と、遊技盤110を囲む枠部材150と、を備えている。遊技盤110は、枠部材150に着脱自在に取り付けられている。
遊技盤110は、前面に、遊技球により遊技を行うための遊技領域111と、下方から発射された遊技球が上昇して遊技領域111の上部位置へ向かう通路を形成するレール部材112と、遊技領域111の右側に遊技球を案内する案内部材113と、を備えている。
本実施の形態では、遊技者により視認され易い遊技領域111の位置に、演出のための各種の画像を表示する画像表示部114が配設されている。この画像表示部114は、遊技者によるゲームの進行に伴い、例えば、図柄抽選結果(図柄変動結果)を遊技者に装飾図柄により報知したり、キャラクタの登場やアイテムの出現による予告演出を表示したりする。なお、画像表示部114としては、例えば液晶表示装置、EL表示装置、LEDドット表示装置または7セグ表示装置等による構成例が考えられる。
また、本実施の形態では、遊技盤110の前面に、各種の演出に用いられる可動役物115および盤ランプ116を備えている。可動役物115は、遊技盤110に対して可動に構成され、可動による各種の演出を行い、また、盤ランプ116は、発光することで光による各種の演出を行う。
遊技領域111には、遊技球が落下する方向に変化を与えるための図示しない遊技くぎおよび風車等が配設されている。また、遊技領域111には、入賞や抽選に関する種々の役物が所定の位置に配設されている。また、遊技領域111には、遊技領域111に打ち出された遊技球のうち入賞口に入賞しなかったものを遊技領域111の外に排出する排出口117が配設されている。
本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選(大当たり抽選)が始動する第1始動口121と、第1始動口121の下方に位置し、遊技球が入ると入賞して特別図柄抽選が始動する第2始動口122と、遊技球が通過すると普通図柄抽選(開閉抽選)が始動するゲート124と、が遊技盤110に配設されている。ここにいう第1始動口121および第2始動口122とは、予め定められた1の特別電動役物(大入賞口125)、または予め定められた1の特別図柄表示器の何れかを作動させることとなる遊技球の入賞に係る入賞口をいう。
第2始動口122は、チューリップの花の形をした一対の羽根が電動ソレノイドにより開閉すると共に点灯する普通電動役物としての電動チューリップ123を備えている。電動チューリップ123は、羽根が閉じていると、遊技球は第2始動口122へ入り難い一方で、羽根が開くと第2始動口122の入口が拡大して遊技球が第2始動口122へ入り易くなるように構成されている。そして、電動チューリップ123は、普通図柄抽選に当選すると、点灯ないし点滅しながら羽根が規定時間(例えば6秒間)および規定回数(例えば3回)だけ開く。
なお、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時に大当たりが抽選される大当たり確率が変動する場合(低確状態(例えば300分の1)から高確状態(例えば30分の1)への変動)がある。また、パチンコ遊技機100は、所定の条件下で、特別図柄抽選時の特別図柄変動時間が短縮されたり、普通図柄抽選時の当選する確率が高まったり、普通図柄抽選時の普通図柄変動時間が短縮されたり、電動チューリップ123の羽根の開時間が延長されたり、電動チューリップ123の羽根が開く回数が増えたりする(電チューサポート)場合がある。
また、本実施の形態では、入賞や抽選に関する種々の役物として、第2始動口122の下方に位置し、特別図柄抽選の結果に応じて開放する大入賞口125と、遊技球が入賞しても抽選が始動しない普通入賞口126と、が遊技盤110に配設されている。この大入賞口125は、通常は閉状態であるが特別図柄抽選の結果により所定条件(例えば30秒経過または遊技球10個の入賞)を満たすまで突出傾斜して開状態が維持されるラウンドを所定回数(例えば15回または2回)だけ繰り返す。
なお、本実施の形態では、遊技領域111に第1始動口121および第2始動口122が配設されているが、いずれか一方のみを配設する構成例や他の始動口を配設する構成例も考えられる。また、本実施の形態では、遊技領域111に大入賞口125が1つ配設されているが、大入賞口125を複数配設する構成例も考えられる。
本実施の形態では、遊技盤110の右下の位置に、抽選結果や保留数に関する表示を行う表示器130が配設されている。この表示器130の詳細は後述する。
賞球の払い出しについて説明する。第1始動口121、第2始動口122、大入賞口125および普通入賞口126に遊技球が入賞すると、遊技球が入賞した場所に応じて、1つの遊技球当たり規定個数の賞球が払い出される。その一例を示すと、第1始動口121に遊技球が入賞すると3個の賞球、第2始動口122に遊技球が入賞すると4個の賞球、大入賞口125に遊技球が入賞すると13個の賞球、普通入賞口126に遊技球が入賞すると10個の賞球がそれぞれ払い出される。なお、ゲート124を遊技球が通過したことを検出しても、それに連動した賞球の払い出しは無い。
枠部材150は、遊技者がハンドル151に触れてレバー152を時計方向に回転させる操作を行うとその操作角度に応じた打球力にて遊技球を所定の時間間隔(例えば1分間に100個)で電動発射する発射装置(不図示)を備えている。また、枠部材150は、遊技者のレバー152による操作と連動したタイミングで発射装置に遊技球を1つずつ順に供給する供給装置(不図示)と、供給装置が発射装置に供給する遊技球を一時的に溜めておく皿153(図2参照)と、を備えている。この皿153には、例えば払い出しユニットによる払出球が払い出される。
なお、本実施の形態では、皿153を上下皿一体で構成しているが、上皿と下皿とを分離する構成例も考えられる。また、発射装置のハンドル151を所定条件下で発光させる構成例も考えられる。
また、枠部材150は、発射装置のハンドル151に遊技者が触れている状態であっても遊技球の発射を一時的に停止させるための停止ボタン154と、皿153に溜まっている遊技球を箱(不図示)に落下させて取り出すための取り出しボタン155と、を備えている。
また、枠部材150は、パチンコ遊技機100の遊技状態や状況を告知したり各種の演出を行ったりするスピーカ156および枠ランプ157を備えている。スピーカ156は、楽曲や音声、効果音による各種の演出を行い、また、枠ランプ157は、点灯点滅によるパターンや発光色の違い等で光による各種の演出を行う。なお、枠ランプ157については、光の照射方向を変更する演出を行うことを可能にする構成例が考えられる。
また、枠部材150は、遊技盤110を遊技者と隔てるための透明板(不図示)を備えている。
図2は、本実施の形態に係るパチンコ遊技機100を説明する図であり、(a)は、遊技盤110の右下に配設された表示器130の一例を示す拡大図であり、(b)は、パチンコ遊技機100の部分平面図である。
パチンコ遊技機100の表示器130は、図2の(a)に示すように、第1始動口121の入賞に対応して作動する第1特別図柄表示器221と、第2始動口122の入賞に対応して作動する第2特別図柄表示器222と、ゲートの通過に対応して作動する普通図柄表示器223と、を備えている。第1特別図柄表示器221は、第1始動口121の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。第2特別図柄表示器222は、第2始動口122の入賞による特別図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。普通図柄表示器223は、遊技球がゲート124を通過することにより普通図柄を変動表示しその抽選結果を表示する。なお、本実施の形態では、第1特別図柄表示器221および第2特別図柄表示器222は、7セグ表示装置で構成され、また、普通図柄表示器223は、LED表示装置で構成されている。
また、表示器130は、第1特別図柄表示器221での保留に対応して作動する第1特別図柄保留表示器218と、第2特別図柄表示器222での保留に対応して作動する第2特別図柄保留表示器219と、普通図柄表示器223での保留に対応して作動する普通図柄保留表示器220と、を備えている。この保留について説明する。変動表示動作中(入賞1回分の変動表示が行なわれている間)にさらに他の遊技球による入賞があると、その入賞した遊技球に対する図柄の変動表示動作は、先に入賞した遊技球に対する変動表示動作が終了するまで、規定個数(例えば4個)を限度に保留される。このような保留がなされていることおよびその保留の数(未抽選数)が、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220に表示される。なお、本実施の形態では、第1特別図柄保留表示器218、第2特別図柄保留表示器219および普通図柄保留表示器220の各々は、一列に配設したLED表示装置で構成され、その点灯態様によって保留数が表示される。
パチンコ遊技機100の枠部材150は、遊技者が演出に対する入力を行うための入力装置を備えている。図2の(b)に示すように、本実施の形態では、入力装置の一例として、演出ボタン161と、演出ボタン161に隣接し、略十字に配列された複数のキーからなる演出キー162と、が枠部材150に配設されている。演出キー162は、その中央に1つの中央キーを配置し、また、中央キーの周囲に略同一形状の4つの周囲キーを配置して構成されている。遊技者は、4つの周囲キーを操作することにより、画像表示部114に表示されている複数の画像のいずれかを選ぶことが可能であり、また、中央キーを操作することにより、選んだ画像を情報として入力することが可能である。
〔枠部材の構成〕
次に、パチンコ遊技機100の枠部材150の構成について説明する。
図3は、枠部材150の構成を説明する斜視図である。
同図に示すように、枠部材150は、縦長の所謂フレーム構造である枠部材本体としての外枠10と、外枠10に開閉自在に装着される前面枠(内枠)20と、を備えている。
外枠10は、4つの金属製の枠部材である右縦枠部材11、左縦枠部材12、上横枠部材13および下横枠部材14と、外枠10の四隅に位置し、隣り合う枠部材を相互に連結する角部材15とを有する。
外枠10の前面下部には、下横枠部材14と同じ方向(横方向、左右方向)に延びる幕板16が取り付けられている。なお、幕板16の上端の縦方向の位置は、下横枠部材14の上端の縦方向の位置と略同一である。また、幕板16の前面(遊技者側の面)には、例えば社名やロゴ等を付すことで意匠的な装飾を施すことが可能である。
また、外枠10は、前面枠20が開閉する際に前面枠20と摺動する樹脂製の摺動部17を有する。より具体的には、この摺動部17は、下横枠部材14に取り付けられている。また、摺動部17は、下横枠部材14の上面に位置し、かつ、前面枠20の回転軸が位置する側とは反対側(同図での右側)に片寄って位置している。そして、摺動部17は、前面枠20の遊技盤保持枠22が閉じている状態で遊技盤保持枠22の下面と当接して前面枠20を保持する
前面枠20は、上下方向に回転軸が延びるように一側部(図1での左側部)が外枠10に取り付けられている。付言すると、前面枠20は、透明板を所定位置に保持する透明板保持枠21と、遊技盤110を所定位置に保持する遊技盤保持枠22とを備えている。そして、図3に示すように、閉めた状態の透明板保持枠21および遊技盤保持枠22を一体で外枠10に対して回転させて開けることが可能である。また、図示を省略するが、透明板保持枠21および遊技盤保持枠22を閉めた状態において、遊技盤保持枠22を単独で外枠10および遊技盤保持枠22に対して回転させて開けることが可能である。
なお、前面枠20の遊技盤保持枠22には、外枠10の右縦枠部材11と係合して前面枠20が開かないように施錠するための施錠部材23,24,25が設けられている。この施錠部材23,24,25は、パチンコ遊技機100の正面側に配設されている鍵穴158(図1参照)に不図示の鍵を差し込んで所定の方向に回転することで、連動して施錠動作および開錠動作を行う。
なお、遊技盤110の後面には、各種の基板等が取り付けられ、また、これら各種の基板等は、内部が視認可能な透明のカバー510によって覆われている。この各種の基板等について付言すると、遊技盤110の後面には、メイン基板およびサブ基板が配設されている。すなわち、遊技盤110の後面には、メイン基板として、内部抽選および当選の判定等を行う遊技制御部が構成された遊技制御基板520が配設されている。この遊技制御基板520は、開封することにより痕跡が残るように透明部材で構成されたメイン基板ケース540に密封されている。
また、サブ基板として、演出を統括的に制御する演出制御部が構成された演出制御基板530、画像および音による演出を制御する画像/音響制御部が構成された画像制御基板(不図示)、および、各種のランプおよび可動役物115による演出を制御するランプ制御部が構成されたランプ制御基板(不図示)等が配設されている。また、遊技盤110の後面には、供給された24VのAC電源をDC電源に変換して各種の基板等に出力するスイッチング電源550が配設されている。
付言すると、払出球の払い出し制御を行う払出制御部が構成された払出制御基板(不図示)と、払出制御基板により制御され、外部から補給された補給球を一時的に溜めておき、賞球の払い出しや貸し球の払い出しを行う払い出しユニット560と、が枠部材150の前面枠20に配設されている。
図4は、前面枠20の底面26を部分的に示す図である。同図の(a)は、底面26の斜視図であり、(b)は、(a)の線IVb−IVbによる断面図である。
同図に示すように、前面枠20の底面26は、スイッチング電源550(図3参照)の電源ケース部材27と、前面枠20に取り付けられたース部材28と、を含んで構成されている。
電源ケース部材27は、前面枠20の底面26において遊技機100の後ろ側に位置し、ース部材28は、底面26において遊技機100の前側に位置している。また、電源ケース部材27は、遊技球排出樋31が位置する面である内面27aを有する。この遊技球排出樋31は、遊技盤110の遊技領域111に設けられた排出口117(図1参照)に連通する樋部材である。
さらに説明すると、電源ケース部材27には、遊技機100の幅方向略中央部形成された切欠部29を有する。電源ケース部材27は、切欠部29の内周面29aを有する。なお、電源ケース部材27に切欠部29が形成されていることから、前面枠20の底面26に開口部が形成されているということもできる。
また、前面枠20の底面26には、切欠部29の位置に、遊技球排出樋31の下流端であるアウト口32が配設されている。このアウト口32は、排出口117(図1参照)から排出された遊技球を遊技機100の外に放出するためのものである。
ここで、図4の(b)から明らかなように、アウト口32の端面32aの一部は、電源ケース部材27の内面に接するように配置している。すなわち、アウト口32は、電源ケース部材27の厚さ分、奥まって位置している。
なお、電源ケース部材27とース部材28とは互いに別部材であり、各々の縁部は互いに突き当てられて取り付けられている。すなわち、仮に電源ケース部材27とース部材28のいずれかを取り外した場合には、両者は分割線36により分割されることになる。
さらに説明すると、切欠部29の位置とアウト口32の位置とが互いに一致しておらず、ずれている。このため、切欠部29における開口領域は、アウト口32からの遊技球を放出するための放出領域33と、放出領域33以外の非放出領域34と、に分けられる。
放出領域33は、遊技球排出樋31を通じて排出口117に連通する空間であり、遊技球排出樋31により画成される第1の内部空間の一例である。また、非放出領域34は、遊技機100の内部空間35(第2の内部空間の一例)に連通する隙間であり、言い換えると、第1の内部空間以外の第2の内部空間に連通する隙間の一例である。なお、この非放出領域34は、電源ケース部材27とース部材28との組み合わせによって形成される隙間である。
放出領域33は、各種の不正行為に利用され難いものの、非放出領域34は、各種の不正行為に利用されるという事態も想定される。すなわち、この非放出領域34である隙間を通じて、遊技機100の内部に不正治具(不図示)を挿入することが可能になる。本実施の形態では、かかる事態に対処すべく、そのような隙間を塞ぐための部材である不正防止部材40(図5参照)を備えている。不正防止部材40の詳細は後述する。
付言すると、同図に示すように、底面26には、不正防止部材40を取り付けるための特別な構造を有していない。すなわち、不正防止部材40は、出荷後のパチンコ遊技機100に後付けすることが可能であり、また、組み立て完成後のパチンコ遊技機100に取り付けた後に出荷することも可能である。
〔不正防止部材〕
図5は、不正防止部材40を装着した、前面枠20の底面26を部分的に示す図である。同図の(a)は、底面26の斜視図であり、(b)は、(a)の線Vb−Vbによる断面図である。
同図に示すように、不正防止部材40が底面26に装着されると、内部空間35に連通する非放出領域34(図4参照)が塞がれる。このため、非放出領域34が各種の不正行為に利用されるという事態を、不正防止部材40によって回避することができる。
同図の(b)から明らかなように、不正防止部材40を底面26に装着しても、底面26から突出せず、凹凸形状が発生しない。このため、凹凸形状を不正行為に利用されることがなく、また、前面枠20(透明板保持枠21、遊技盤保持枠22)を外枠10に対して開閉動作する際に、不正防止部材40がその開閉動作を妨げることもない。
続いて、不正防止部材40の構造について説明する。
図6は、本実施の形態に係る不正防止部材40の外観を示す斜視図である。
同図に示すように、不正防止部材40は、不正防止部材40の本体をなす本体部41と、本体部41から長さ方向の一方向(同図の奥方向)に部分的に突出する2つの突出片42と、2つの突出片42の各々の先端部にて部分的に幅広になるように張り出して形成される爪43と、を備えている。また、不正防止部材40は、2つの突出片42の各々の根元部にてえぐられて形成された凹部45を備えている。
本体部41は、底面26の非放出領域34(図4参照)を塞ぐ部分である。また、2つの突出片42は、2つの爪43の離間距離が維持されるように働く弾性部材であり、2つの爪43の離間距離を短くするようにたわませることが可能に構成されている。その上、2つの突出片42のたわむ区間が、凹部45によって長くなっている。このため、2つの突出片42は更にたわみ易くなっている。
先端部に爪43が形成されている2つの突出片42は、一対に構成され、両者の協働作用により本体部41が底面26に取り付けられる。この意味において、突出片42と爪43により、本体部41を底面26に取り付けるための爪取り付け部44が構成される。
より詳細に説明すると、爪43は、突出片42の途中から先端にわたって長さ方向に沿って形成されている。また、爪43は、高さ方向の上端に位置していることから、突出片42および爪43によって爪取り付け部44の上面44aが構成される。また、爪43は、高さ方向の下端には位置しないことから、突出片42によって爪取り付け部44の下面44bが構成される。なお、爪43が爪取り付け部44にて形成されている位置に鑑みると、爪43は突出片42の上端に形成されたリブ形状部であるということもできる。
また、不正防止部材40は、本体部41から長さ手方向の他方向(同図の手前方向)に延在する延在部46を備えている。この延在部46は、突出片42が突出している方向(一方向)とは反対の方向(他方向)に延在している。また、延在部46は、本体部41の幅方向全幅にわたって形成されている。
また、不正防止部材40は、延在部46の上面46aに形成されたリブ47を備えている。このリブ47は、延在部46の周囲縁部に形成され、また、中央部において長さ方向および幅方向に延びるように形成されている。別の見方をすると、不正防止部材40は、延在部46の上面46aに、部分的に窪んで形成されている窪み部48を備えているということもできる。なお、延在部46の下面46bは平坦であり、リブ形状や窪み形状は形成されていない。
なお、延在部46の上面46aは、爪取り付け部44の上面44aよりも高さ方向の上側に位置している。また、延在部46の下面46bは、爪取り付け部44の下面44bよりも高さ方向の下側に位置している。
また、不正防止部材40は、延在部46に形成された面取り部49を備えている。この面取り部49は、延在部46の先端部の端面の高さ寸法を減少するように形成されている。面取り部49によって、延在部46は、端面に近づくに従って高さ寸法が所定の割合で減少していく。すなわち、不正防止部材40は、底面26の非放出領域34(図4参照)へ挿入する際の挿入先端部にテーパー形状部を有する。
なお、面取り部49は、延在部46の下面46bに形成されている。また、面取り部49は、本体部41の幅方向全幅にわたって形成されている。
このように構成されている不正防止部材40において、幅方向の中心線に関して略左右対称となる形状である一方で、長さ方向および高さ方向に関して対称形状ではない。このため、不正防止部材40は、後述するように、取り付けに関する方向性を有しない。
また、爪取り付け部44の高さ方向の寸法は、延在部46の高さ方向の寸法よりも大きい。さらに説明すると、爪取り付け部44の高さ方向の寸法値は、底面26の非放出領域34(図4参照)に差し込むことができるように決定されている。その一方で、延在部46の高さ方向の寸法値は、底面26の非放出領域34に差し込むことができないように決定されている。このため、延在部46は、底面26の非放出領域34(図4参照)に差し込むことができるものの、爪取り付け部44は、底面26の非放出領域34に差し込むことができない。
また、延在部46の長さ方向の寸法は、爪取り付け部44の長さ方向の寸法よりも大きい。また、延在部46の長さ方向の寸法は、底面26の非放出領域34(図4参照)の寸法に比べて大きい。すなわち、底面26の非放出領域34(図4参照)から挿入される部分である延在部46の寸法を比較的大きくしている。その一方で、底面26の非放出領域34から挿入されない爪取り付け部44は、底面26に装着した状態で切欠部29に収まるように、比較的小さく形成されている。
次に、不正防止部材40の取り付けについて説明する。
図7〜図9は、不正防止部材40の取り付け手順を示す斜視図である。すなわち、図7の(a)、同図の(b)、図8の(a)、同図の(b)、図9の(a)および同図の(b)の順に時系列的に取り付け手順を図示している。なお、図7〜図9は、前面枠20の底面26を下から見上げた状態の斜視図である。
まず、図7の(a)に示すように、底面26の切欠部29における非放出領域34に不正防止部材40を挿入する。すなわち、不正防止部材40の延在部46を、面取り部49を前にした状態で非放出領域34に差し込む。すると、同図の(b)に示すように、延在部46が内部空間35(図4の(b)参照)に位置するようになる。このように、面取り部49は、不正防止部材40を非放出領域34に差し込む時のガイド的な役割を担っている。
ここで、本体部41および爪取り付け部44は、非放出領域34に差し込むことができないため、作業者(不図示)は、底面26を目で直接見ずに不正防止部材40の取り付け作業を行っても、取り付け誤りを防ぐことができる。また、不正防止部材40のすべてが内部空間35(図4の(b)参照)に入り込んで作業者の手から離れてしまうという事態を防ぐことができる。
そして、図8の(a)に示すように、不正防止部材40の一対の爪取り付け部44を手に持って、爪取り付け部44の相互の離間距離が短くなるように、同図の(a)に図示の矢印方向にたわませる。このようにして、一対の突出片42の各々に形成されている爪43相互の離間距離が、切欠部29の寸法よりも小さくなるようにする。
その後、同図の(b)に示すように、一対の爪43を切欠部29の内周面29aに当接させると、作業者が爪取り付け部44から手を離しても、不正防止部材40が底面26から脱落しないようになる。そして、不正防止部材40を同図の(b)に図示の矢印方向に回転させる。すると、一対の爪43が切欠部29の内周面29aに当接した状態で遊技球排出樋31の方向に近づいていく。
そして、一対の爪43が切欠部29の内周面29aよりも奥側に作業者(不図示)が手で移動すると、図9の(a)に示すように、それまで爪取り付け部44をたわませる方向に作用していた力が作用しなくなる。すると、爪取り付け部44は、同図の(a)に図示の矢印方向に移動し、突出片42が切欠部29の内周面29aに当接することになる。このときの突出片42と内周面29aとの衝突は、わずかながら感覚(クリック感)として作業者の手(不図示)に伝わる。したがって、作業者は、底面26を目で見ながら取り付け作業を行わなくても作業が円滑に進んでいることを認識することが可能になり、作業性を向上させることが可能になる。
さらに説明すると、不正防止部材40を、一対の爪43が上側に位置し、一対の突出片42が下側に位置するように非放出領域34に差し込んだ場合には、一対の爪43が切欠部29の内周面29aを乗り越えて一対の突出片42が内周面29aに当接することで、作業者にクリック感が伝わる。その一方で、不正防止部材40を逆方向にして非放出領域34に差し込んだ場合には、作業者にそのようなクリック感が伝わらない。本実施の形態では、このような観点からも、作業者は手探り状態で作業を進めることができ、作業性を向上させることが可能になる。
同図の(b)に示すように、不正防止部材40が底面26に装着されると、一対の爪43が電源ケース部材27の内面27a(図4の(b)参照)に引っ掛かることにより、不正防止部材40は底面26に固定される。
また、不正防止部材40が底面26に装着されると、本体部41が端面32a(図7の(b)参照)を隠すように位置する。そのため、不正防止部材40が不正治具によって強く押されたとしても、不正防止部材40が外れることを防止することができる。
また、不正防止部材40において、延在部46は本体部41ないし爪取り付け部44よりも長く形成されている。このため、取り付けた後に不正防止部材40がぐらつくことを防止している。
このように、上述した本実施の形態では、底面26に加工しなくても不正防止部材40を取り付けることができ、また、底面26に不正防止部材40が取り付けられることによって切欠部29における非放出領域34からの不正治具の進入を抑制することができる。
本実施の形態に係るパチンコ遊技機の概略正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ遊技機を説明する図である。 枠部材の構成を説明する斜視図である。 前面枠の底面を部分的に示す図である。 不正防止部材を装着した、前面枠の底面を部分的に示す図である。 本実施の形態に係る不正防止部材の外観を示す斜視図である。 不正防止部材の取り付け手順を示す斜視図である。 不正防止部材の取り付け手順を示す斜視図である。 不正防止部材の取り付け手順を示す斜視図である。
符号の説明
20…前面枠、26…底面、27…電源ケース部材、27a…内面、28…ース部材、29…切欠部、29a…内周面、31…遊技球排出樋、32…アウト口、32a…端面、33…放出領域、34…非放出領域、35…内部空間、40…不正防止部材、41…本体部、42…突出片、43…爪、44…爪取り付け部、46…延在部、49…面取り部、100…パチンコ遊技機

Claims (7)

  1. 外枠と当該外枠に開閉自在に装着される内枠と当該内枠に保持される遊技盤とを備え、当該遊技盤から排出される遊技球を機外に導くための樋部材の下流端の位置に対応して当該内枠の底面部材に開口部を有し、当該開口部に、当該樋部材により画成される第1の内部空間以外の第2の内部空間に連通する予め大きさが定められた隙間が形成される遊技機に用いられる不正防止部材であって、
    本体部と、
    前記本体部に形成され、当該本体部から一方向に延在して構成され、前記開口部の前記隙間から差し込まれて前記第2の内部空間に位置すると共に前記内枠の前記底面部材の内面側に位置する延在部と、
    前記本体部に形成され、当該本体部から前記一方向とは異なる他方向に突出する突出片を有し、前記底面部材の内面側に位置する状態で前記開口部と係合して当該本体部および前記延在部を当該底面部材に取り付ける爪を当該突出片の先端部に有する一対の爪取り付け部と、
    を備え、
    前記本体部は、前記底面部材の前記開口部に一対の前記爪によって取り付けられることにより、前記内枠の前記底面部材の外面よりも奥まって位置する前記樋部材の下流端と接触可能であり、一対の前記突出片と共に当該開口部の前記隙間を覆い、当該隙間からの不正治具の進入を抑制することを特徴とする不正防止部材。
  2. 前記本体部は、前記開口部の前記隙間から差し込み不可な形状に形成され、
    前記延在部は、前記開口部の前記隙間から差し込み可能な形状に形成されていると共に、当該延在部が延在する前記一方向に延びる長さが前記本体部よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の不正防止部材。
  3. 前記一対の爪取り付け部は、前記他方向と交差する方向である前記突出片の高さ方向における一側に前記爪を有し、
    前記本体部は、前記高さ方向における寸法が前記延在部よりも大きく形成されると共に、当該延在部から当該高さ方向における前記一側とは反対の側に突出する段差形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の不正防止部材。
  4. 前記本体部は、当該本体部から突出する前記突出片が前記他方向に長くなるように形成される凹部を備えることを特徴とする請求項1に記載の不正防止部材。
  5. 前記不正防止部材が前記底面部材の前記開口部に取り付けられると、前記本体部の外面が当該底面部材の外面と略面一になることを特徴とする請求項1に記載の不正防止部材。
  6. 前記延在部に形成され、当該延在部の先端に行くに従って厚さが減少していくテーパー部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の不正防止部材。
  7. 外枠と当該外枠に開閉自在に装着される内枠と当該内枠に保持される遊技盤とを備え、当該遊技盤から排出される遊技球を機外に導くための樋部材の下流端の位置に対応して当該内枠の底面部材に開口部を有し、当該開口部に、当該樋部材により画成される第1の内部空間以外の第2の内部空間に連通する予め大きさが定められた隙間が形成される遊技機であって、
    前記遊技機に取り付けられる不正防止部材は、
    本体部と、
    前記本体部に形成され、当該本体部から一方向に延在して構成され、前記開口部の前記隙間から差し込まれて前記第2の内部空間に位置すると共に前記内枠の前記底面部材の内面側に位置する延在部と、
    前記本体部に形成され、当該本体部から前記一方向とは異なる他方向に突出する一対の突出片と、
    前記一対の突出片の各々の先端部に形成され、前記底面部材の内面側に位置する状態で前記開口部と係合して前記本体部および前記延在部を当該底面部材に取り付ける爪と、
    を備え、
    前記本体部は、前記底面部材の前記開口部に一対の前記爪によって取り付けられることにより、前記内枠の前記底面部材の外面よりも奥まって位置する前記樋部材の下流端と接触可能であり、前記一対の突出片と共に当該開口部の前記隙間を覆い、当該隙間からの不正治具の進入を抑制することを特徴とする遊技機。
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