JP5488988B2 - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機 Download PDF

Info

Publication number
JP5488988B2
JP5488988B2 JP2010088082A JP2010088082A JP5488988B2 JP 5488988 B2 JP5488988 B2 JP 5488988B2 JP 2010088082 A JP2010088082 A JP 2010088082A JP 2010088082 A JP2010088082 A JP 2010088082A JP 5488988 B2 JP5488988 B2 JP 5488988B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
opening
passage
payout
pachinko machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010088082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011217847A (ja
Inventor
一男 森岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyomaru Industry Co Ltd filed Critical Toyomaru Industry Co Ltd
Priority to JP2010088082A priority Critical patent/JP5488988B2/ja
Publication of JP2011217847A publication Critical patent/JP2011217847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488988B2 publication Critical patent/JP5488988B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、いわゆる遊技領域へ遊技球を打ち込んで遊技するパチンコ機に関するものである。
従来、遊技球を使用して遊技する一般的なパチンコ機においては、いわゆる遊技領域が前面に形成されてなる遊技盤の後方に、遊技球を貯留するための貯留タンクと、貯留タンク内の遊技球を計数しながら払い出す払出装置と、貯留タンクから払出装置を経由してパチンコ機の前面に設けられた供給皿へと遊技球を導く複数(一般的には2つ)の払出通路とからなる払い出し機構が備えられている。そして、遊技領域内を流下する遊技球が普通電動役物や大入賞装置等に設けられた入賞口へ入賞すると、所定の個数の遊技球を賞品球として、貯留タンクから供給皿へと払い出すようになっている。
また、上述したような払い出し機構には、一般的に、メンテナンス時等に貯留タンク内や払出通路内の遊技球を排出するための球抜き機構が設けられている(特許文献1)。この球抜き機構は、払出通路に開設された開口と、当該開口を開閉可能に取り付けられた球抜き弁と、開口に連通する払出通路とは独立して設けられた球抜き通路とからなる。そして、球抜き弁を操作して開口を開放し、貯留タンクや払出通路内の遊技球を球抜き通路内へ排出させることによって球抜きを行うようになっている。
特開2006−305382号公報
メンテナンス作業によっては、球抜きの途中で球抜きを停止したい場合がある。しかしながら、従来の上記球抜き機構によれば、球抜きを停止すべく開口を閉塞する方向へ球抜き弁を操作しようとした際、球抜き通路へ排出される遊技球が、払出通路を仕切る部材の開口内に露出する面と球抜き弁との間に挟まる等して邪魔となり、球抜き弁を操作しにくい、すなわち球抜きを途中で停止しにくいという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、たとえ途中であっても球抜きを確実に停止することができるパチンコ機を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技球を貯留するための貯留タンクと、該貯留タンク内の遊技球を払い出すための複数の払出通路とを備えたパチンコ機であって、前記複数の払出通路に亘り開口を形成するとともに、該開口に、前記払出通路とは別に球抜き通路を連通させ、さらに、前記開口を開閉する球抜き弁を設けるとともに、前記払出通路同士を仕切る部材の前記開口内に露出する面に、前記払出通路に沿って形成された溝である凹部を設ける一方、前記球抜き弁に前記凹部内へ嵌入可能な凸部を設けており、前記球抜き弁を作動させて前記開口を開閉する際、常に前記凸部の少なくとも一部が前記凹部内へ嵌入していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凸部が、前記溝と同方向へ延設された板状のフランジであることを特徴とする。
本発明によれば、払出通路同士を仕切る部材の開口内に露出する面に凹部を設ける一方、球抜き弁に凹部内へ嵌入可能な凸部を設けており、球抜き弁を作動させて開口を開閉する際、常に凸部の少なくとも一部が凹部内へ嵌入するように構成している。そのため、球抜き弁を操作し開口を開放させて球抜きを行っている途中で、再び球抜き弁操作し開口を閉塞しようとした際に、上記面と球抜き弁との間に遊技球が挟まりにくい。したがって、球抜きを途中で停止させる作業を確実且つ容易に行うことができ、使い勝手が良い。
また、凸部を設けたことにより、払出通路から開口を通過する際に遊技球の列が乱れにくい。したがって、球抜きの途中で球抜き弁を操作して開口を閉塞しようとする際に、開口を通過しようとする遊技球を容易且つ確実に払出通路内へ押し戻すことができ、球抜きを途中で停止させる作業を一層確実且つ容易に行うことができる。
パチンコ機を前面側から示した説明図である。 パチンコ機を後面側から示した説明図である。 カバー部材の内部を示した説明図である。 球抜き機構を備えた払出装置を示した斜視説明図である。 払出装置を後面から示した説明図である。 払出装置のA−A線断面を示した説明図である。 払出装置の分解状態を示した説明図である。 球止めレバーを示した斜視説明図である。 開口を閉塞した状態にある払出装置を示した説明図である。 開口を開放した状態にある払出装置を示した説明図である。 開口を開放した状態にある払出装置の断面を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となるパチンコ機について、図面にもとづき詳細に説明する。
(パチンコ機の説明)
図1は、パチンコ機1を前面側から示した説明図である。また、図2は、パチンコ機1を後面側から示した説明図であり、図3は、カバー部材44の内部を示した説明図である。
パチンコ機1は、遊技盤2の前面に形成された遊技領域2a内へ遊技球を打ち込み、遊技領域2a内を流下させて遊技するものであって、遊技盤2は、支持体として機能する機枠3の前面上部に、金属製のフレーム部材であるミドル枠5を介して設置されている。また、遊技盤2の前方には、ガラス板を嵌め込み設置してなる前扉4が、左端縁を軸として片開き可能に機枠3に蝶着されており、該前扉4によって閉塞される遊技盤2の前方空間が遊技領域2aとされている。
当該遊技領域2aは、遊技盤2の前面に円弧状に配設された外レール及び内レール等によって囲まれており、両レール間が遊技球を遊技領域2a内へ打ち込むための発射通路とされている。また、遊技領域2aの略中央には、「0」〜「9」の数字や絵柄等からなる「図柄」を表示するための図柄表示部6が設けられている。さらに、遊技領域2aには、遊技球が通過可能なゲート部材41、一対の爪片を開閉動作可能に備えたチューリップ式電動役物17、開閉可能な扉部材を有する大入賞装置18、多数の遊技釘42、42・・や風車43等が設置されている。
また、機枠3の前面側であって上記遊技盤2の下方には、遊技球を発射装置10へ供給するための供給皿7、及び供給皿7から溢れた遊技球を貯留するための貯留皿8が取り付けられており、どちらもミドル枠5の開放等に伴い機枠3に対して片開き可能となっている。さらに、貯留皿8の右側には、発射装置10を作動させるためのハンドル9が回動操作可能に設置されている。加えて、供給皿7の前方には、遊技者が押し込み操作可能な押しボタン16が設けられている。
さらに、前扉4の上部には、効果音や各種メッセージ等を報音する一対のスピーカ14、14が設けられており、前扉4の側部には、パチンコ機1の遊技状態等に応じて点灯・点滅する複数のLEDを備えたランプ部材15、15が設けられている。
一方、機枠3の後面側には、供給皿7へ貸球や賞品球として払い出される遊技球を貯留するための貯留タンク11、当該貯留タンク11と連結された払出装置12、払出装置12における払い出し動作を制御する払出制御装置48、及び各制御基板や装置・部材に電源電圧を供給するための電源装置49等が設置されている。また、貯留タンク11と払出装置12とを連結する通路部材13aや、払出装置12と供給皿7とを連結する通路部材13bから構成され、貯留タンク11内の遊技球を供給皿7へ払い出すための払出通路が設けられている。さらに、44は、合成樹脂製のカバー部材であって、当該カバー部材44の内部には、図柄表示部6に「図柄」を表示させるための液晶表示装置(図示せず)、遊技に係る主たる制御(たとえば、所謂「大当たり抽選」等)を実行するためのメイン制御装置20、図柄表示部6における表示動作等を制御する表示制御装置47、及び払出装置12や表示制御装置47、スピーカ14やランプ部材15等の動作を統合的に制御するサブ制御装置22等が設置されている。尚、45は、パチンコ機1をトランスに接続するためのプラグであり、46は、アースである。また、各通路部材13a、13bには、前後方向に一対の払出通路が形成されている。
以上のようなパチンコ機1では、遊技者によってハンドル9が回動操作されると、発射装置10が作動して遊技球が遊技領域2a内へ打ち込まれる。そして、遊技領域2a内を流下する遊技球がチューリップ式電動役物17へ入賞すると、メイン制御装置20にて「大当たり抽選」を行い、所謂「大当たり」である場合には、図柄表示部6に「図柄」を所定態様(たとえば、「7、7、7」等)で表示させた後、大入賞装置18の扉部材を所定回数にわたって断続的に開成させるといった所謂「大当たり状態」を生起させる。また、チューリップ式電動役物17や大入賞装置18へ遊技球が入賞すると、払出装置12が作動し、夫々対応する数の遊技球を賞品球として供給皿7へ払い出す。
(球抜き機構についての説明)
ここで、本発明の要部となる球抜き機構について、図4〜図11にもとづき説明する。
図4は、球抜き機構を備えた払出装置12を示した斜視説明図である。図5は、払出装置12を後面から示した説明図であり、図6は、払出装置12のA−A線断面を示した説明図である。図7は、払出装置12の分解状態を示した説明図である。図8は、球止めレバー31を示した斜視説明図である。図9は、開口27を閉塞した状態にある払出装置12を示した説明図であり、図10は、開口27を開放した状態にある払出装置12を示した説明図、図11は、図10と同状態における払出装置12の断面を示した説明図である。尚、本実施形態では、払出装置12の方向について、パチンコ機1への設置状態を基準として前方から見た状態で上下左右及び前後を規定している。すなわち、パチンコ機1への設置状態においてパチンコ機1の後方が払出装置12の後方となり、パチンコ機1の右方が払出装置12の右方となる。
払出装置12は、遊技球を1個ずつ払い出す払出装置本体25と、払出装置本体25を左右から覆うように組み付けられるカバー部材23、24と、貯留タンク11及び通路部材13a内の遊技球を排出するための球抜き弁30とからなる。払出装置本体25は、払出動作を行う駆動部25aが前部に、払出装置12の上面から下面にかけて連通する一対の通路部26、26が後部に夫々設けられている。各通路部26は、払出通路の一部を構成するものであって、上下方向において略中央となる部分が前方へ屈曲しており、該屈曲部の後面に開口27が形成されている。また、28は、通路部26、26同士を左右で仕切る仕切り壁であって、該仕切り壁28の後面で、開口27内に露出する位置には、後述する球止めレバー31のフランジ33が嵌入可能な凹溝29が設けられている。該凹溝29は、通路部26、26に沿って上下方向へ長く形成されている。
また、カバー部材23は払出装置本体25の右側から、カバー部材24は払出装置本体25の左側から夫々組み付けられる合成樹脂製のカバー体であって、両カバー部材23、24は略左右対称に形成されている。各カバー部材23、24の内面下部には、球抜き通路50を構成する通路壁51が上下に延設されており、カバー部材23、24を組み付けた際、通路壁51の上端が開口27の下端縁に近接し、通路壁51とカバー部材23、24の後面との間の空間が球抜き通路50となるように構成されている。また、各カバー部材23、24の後面であって、開放側(継ぎ目となる側)の端縁には切り欠き52が設けられており、カバー部材23、24を組み付けると、カバー部材23、24同士の継ぎ目において切り欠き52、52同士が対向し、球止めレバー31の操作突起34を外部に露出させるための第1の操作窓61が形成されるようになっている。さらに、各カバー部材23、24の後面の上端部には、開放側の端縁に開放する隙間54が設けられており、カバー部材23、24同士の継ぎ目において隙間54、54同士が対向し、球抜きレバー32の操作片39を外部に露出させるための第2の操作窓62が形成されるようになっている。加えて、各カバー部材23、24の内面上部には、球止めレバー31や球抜きレバー32を軸支するための軸支部53、53、及び球抜きレバー32の弾性片40を当接させるための当接壁55が設けられている。
さらに、球抜き弁30は、球止めレバー31と球抜きレバー32とから構成され、払出装置本体25の後方に取り付けられて開口27を開閉するものである。球止めレバー31は、通路部26、26の開口27と同様に湾曲し、開口27を閉塞可能な板状体であって、該湾曲板状部の前面には、前方へ突出するフランジ33が設けられている。該フランジ33は、通路部26、26に沿って(すなわち凹溝29と同方向へ)延設された板状部として形成されている。また、湾曲板状部の後面には、操作突起34が後方へ突設され、湾曲板状部の上端部には、軸部35及び軸部35から後方へ突設された係止片36が夫々設けられている。該係止片36は、球止めレバー31が開口27を閉塞する姿勢において略水平後方へ突出するように設けられている。一方、球抜きレバー32は、中央に左右方向へ延びる軸部37を備えているとともに、軸部37から下方へ突設された被係止片38と、軸部37から後方へ突設された操作片39と、軸部37から前側の上方へ延びる弾性片40とを備えている。そして、被係止片38の先端には、球止めレバー31の係止片36が係止可能な係止段部38aが設けられている。尚、被係止片38は、略垂直下方へ突出するような姿勢において係止段部38aと係止片36とが係止するように、軸部37から突設されている。
以上のような払出装置本体25、左右のカバー部材23、24、及び球抜き弁30は、球抜き弁30を払出装置本体25の後方に位置させ、その両方を覆うようにカバー部材23、24を組み付け、球抜き弁30を構成する各レバー31、32の軸部35、37を、カバー部材23、24の内面の軸支部53、53へ軸支させて組み立てられる。したがって、球止めレバー31及び球抜きレバー32は、左右方向を軸として前後へ回動可能に保持される。また、球止めレバー31の操作突起34は切り欠き25、25により形成された第1の操作窓61を介して、球抜きレバー32の操作片39は、隙間54、54により形成された第2の操作窓62を介して夫々カバー部材23、24の外方へ突出している。さらに、球止めレバー31のフランジ33は、払出装置本体25の凹溝29内に基端部まで嵌入し、球止めレバー31の係止片36の先端は、球抜きレバー32の被係止片38の係止段部38aに係止している。加えて、球抜きレバー32の弾性片40は、当接壁55の後面に当接しており、球抜きレバー32、ひいては係止機構を介して連結状態にある球止めレバー31を、開口27を閉塞する方向へ付勢している。
ここで、上述の如く組み立てられた払出装置12における球抜き作業について説明する。
通常、図9に示す如く、球止めレバー31が通路部26の開口27を閉塞した状態となっている。また、球止めレバー31の係止片36と球抜きレバー32の被係止片38とは係止状態にあり、上述の如く略水平姿勢にある係止片36の上方向への力を略垂直姿勢にある被係止片38が支えることによって球止めレバー31は開口27を閉塞した状態で維持される。ここで、メンテナンス作業を行いたい等の理由によって、貯留タンク11及び通路部材13a内の遊技球を排出したい場合には、図10や図11に示す状態まで操作片39を上方へ押し上げればよい(すなわち、球抜きレバー32を係止片36の上方向への力と弾性片40の付勢力に逆らって回動操作する)。すると、係止片36と被係止片38との係止状態が解除され、開口27よりも上方にある遊技球の重量により球止めレバー31は自然と回動し、開口27が開放される。したがって、遊技球は、開口27を介して球抜き通路50内へ流れ込んで排出されることになる。また、操作片39を押し上げた際、図11に示す如く弾性片40の当接壁55への当接位置は下方へ移動し、球抜きレバー32は押し上げ操作された姿勢(開放姿勢)のまま維持される。さらに、球止めレバー31が開口27を開放する側へ回動した際にも、フランジ33の全体が凹溝29から抜け出ることはなく、フランジ33の一部(具体的にはフランジ33の上側の先端部)は凹溝29内に嵌入した状態のままとなっている。
一方、遊技球の排出途中に、再び球止めレバー31によって開口27を閉塞したい場合には、操作突起34を押し下げればよい(すなわち、球止めレバー31を回動操作する)。すると、球止めレバー31は、開口27を閉塞する状態へ復帰し、遊技球の球抜き通路50への排出は停止される。このとき、フランジ33が凹溝29内へ嵌入した状態となっていることによって、たとえば通路部26、26間等に遊技球が挟み込まれたせず、球抜き通路50側へ移動しようとする遊技球をスムーズに通路部26内へ押し戻すことができる。また、球止めレバー31に回動操作に伴い、係止片36が被係止片38の係止段部38aに引っかかって球抜きレバー32にも力が伝わり、球抜きレバー32は上方へ移動しながら回動して自動的に図6や図7に示す閉塞姿勢へと復帰する。
(本実施形態による効果)
以上のような払出装置12を備えたパチンコ機1によれば、払出装置本体25において、仕切り壁28によって仕切られた一対の通路部26、26の仕切り壁28の後面で、且つ、開口27内に露出した位置に凹溝29を設ける一方、開口27を開閉する球止めレバー31に凹溝29内へ嵌入可能なフランジ33を設けており、球止めレバー31が開閉する際、フランジ33の少なくとも一部が常に凹溝29内へ嵌入したままの状態となるように構成している。そのため、球止めレバー31を回動させて開口27を開放させ、球抜きを行っている途中で、再び球止めレバー31を回動させて開口27を閉塞しようとした際に、仕切り壁28の後面と球止めレバー31との間等に遊技球が挟まったりしない。したがって、球抜きを途中で停止させる作業を確実且つ容易に行うことができ、使い勝手が良い。
また、フランジ33を設けたことにより、通路部26から開口27を通過する際に遊技球の列が乱れにくい。したがって、球抜きの途中で球止めレバー31を回動させて開口27を閉塞しようとする際に、開口27を通過しようとする遊技球を容易且つ確実に通路部26内へ押し戻すことができ、球抜きを途中で停止させる作業を一層確実且つ容易に行うことができる。
(本発明の変更例)
なお、本発明のパチンコ機に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、パチンコ機の全体的な構成は勿論のこと、払出装置の構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では、球抜き弁30を球止めレバー31と球抜きレバー32との2つのレバーから構成しているが、球抜き弁を1つのレバーから構成することも可能である。具体的には、球止めレバーに直接付勢部材(開口を閉塞する方向へ付勢するもの)を設け、球止めレバーを付勢力に抗して所定方向へ操作している間のみ開口が開放されるような構成等が考えられる。尚、各レバーの操作に関し、上記実施形態では回動操作としているが、スライド操作によって開口が開閉するように構成することも当然可能である。
また、上記実施形態では、払出装置本体25に通路部26を2つ設けているが、通路部が3つ以上であっても何ら問題はないし、その場合には、全ての通路部間にフランジが嵌入する凹部を設ける構成が望ましいものの、少なくとも何れか一つの通路部間にフランジが嵌入する凹部を設けるだけでも、球抜き弁の使い勝手の向上といった点において一定の効果を認めることができる。
さらに、通路部の形状や通路部に対して開口を形成する位置についても、屈曲部に限定されることはないが、屈曲部に開口を形成することで遊技球をスムーズに球抜きすることができるという効果がある。
加えて、払出通路に設ける凹部や球抜き弁に設ける凸部に係る形状についても、上記実施形態の凹溝29やフランジ33に何ら限定されることはなく、必要に応じて適宜設計変更することができる。
1・・パチンコ機、7・・供給皿、11・・貯留タンク、12・・払出装置、23・・、24・・カバー部材、25・・払出装置本体、26・・通路部(払出通路)、27。。開口、28・・仕切り壁(払出通路同士を仕切る部材)、29・・凹溝(凹部)、30・・球抜き弁、31・・球止めレバー(球抜き弁)、32・・球抜きレバー(球抜き弁)、33・・フランジ(凸部)、34・・操作突起、35・・軸部、36・・係止片、37・・軸部、38・・被係止片、39・・操作片、40・・弾性片、50・・球抜き通路、51・・通路壁、52・・切り欠き、53・・軸支部、54・・隙間、55・・当接壁、61・・第1の操作窓、62・・第2の操作窓。

Claims (2)

  1. 遊技球を貯留するための貯留タンクと、該貯留タンク内の遊技球を払い出すための複数の払出通路とを備えたパチンコ機であって、
    前記複数の払出通路に亘り開口を形成するとともに、該開口に、前記払出通路とは別に球抜き通路を連通させ、さらに、前記開口を開閉する球抜き弁を設けるとともに、
    前記払出通路同士を仕切る部材の前記開口内に露出する面に、前記払出通路に沿って形成された溝である凹部を設ける一方、前記球抜き弁に前記凹部内へ嵌入可能な凸部を設けており、
    前記球抜き弁を作動させて前記開口を開閉する際、常に前記凸部の少なくとも一部が前記凹部内へ嵌入していることを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記凸部が、前記溝と同方向へ延設された板状のフランジであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
JP2010088082A 2010-04-06 2010-04-06 パチンコ機 Expired - Fee Related JP5488988B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010088082A JP5488988B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010088082A JP5488988B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 パチンコ機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011217847A JP2011217847A (ja) 2011-11-04
JP5488988B2 true JP5488988B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=45035582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010088082A Expired - Fee Related JP5488988B2 (ja) 2010-04-06 2010-04-06 パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5488988B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018103058A (ja) * 2018-04-10 2018-07-05 株式会社大一商会 遊技機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4235265B2 (ja) * 1996-12-02 2009-03-11 株式会社サンセイアールアンドディ パチンコ球の払出装置
JP2002292048A (ja) * 2001-04-03 2002-10-08 Sanyo Product Co Ltd パチンコ機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011217847A (ja) 2011-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374573B2 (ja) 遊技機
JP2010207266A (ja) 弾球遊技機
JP2005261935A (ja) 遊技機
JP2005143799A (ja) 遊技機
JP5488988B2 (ja) パチンコ機
JP5427097B2 (ja) 遊技機
JP5887595B2 (ja) 入賞装置および遊技機
JP6709035B2 (ja) 遊技機
JP4709871B2 (ja) 弾球遊技機
JP2013192843A (ja) 弾球遊技機
JP4480691B2 (ja) 遊技機
JP2008104857A (ja) 弾球遊技機
JP5261523B2 (ja) 弾球遊技機
JP5897422B2 (ja) 遊技機
JP5574129B2 (ja) 遊技機
JP5259760B2 (ja) 弾球遊技機
JP5048527B2 (ja) 遊技機
JP5608261B2 (ja) 弾球遊技機
JP5669129B2 (ja) パチンコ機
JP5907361B2 (ja) 遊技機
JP2017176257A (ja) パチンコ機
JP4112530B2 (ja) スロットマシン
JP2017018480A (ja) パチンコ機
JP4402024B2 (ja) 遊技機
JP2009045484A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5488988

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees